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JPH03295756A - 車両用空気調和機 - Google Patents

車両用空気調和機

Info

Publication number
JPH03295756A
JPH03295756A JP9963390A JP9963390A JPH03295756A JP H03295756 A JPH03295756 A JP H03295756A JP 9963390 A JP9963390 A JP 9963390A JP 9963390 A JP9963390 A JP 9963390A JP H03295756 A JPH03295756 A JP H03295756A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
cooling
cooling plate
electrical component
electrical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9963390A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Nagatsu
長津 竹雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP9963390A priority Critical patent/JPH03295756A/ja
Publication of JPH03295756A publication Critical patent/JPH03295756A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えば鉄道車両の屋根部等に据付けられる車
両用空気調和機に関する。
(従来の技術) 例えば、鉄道車両には、第10図に示すような列車用の
空気調和機1を備えている。
すなわち、この空気調和機lは、鉄道車両の屋根部等に
据付けられており、それぞれ隣接させた室内側ユニット
部2、機械室3および室外側ユニット部4から構成して
いる。上記室内側ユニット部2には、車両室内側とそれ
ぞれ連通する吸込口5および吹出口(図示せず)が形成
するとともに、これらの間を形成する通風路に室内側熱
交換器6、室内送風機(図示せず)が配設されている。
゛室外側ユニット部4には、室外側熱交換器(図示せず
)および室外側送風機7が配置され室外側空気と連通さ
れるように構成している。
機械室3には、圧縮機8と、この圧縮機8の運転を制御
する電気制御部品等が収納された電装部品箱9が配置さ
れている。
また、上記機械室3と、室内側ユニット部2とは仕切板
10により仕切られている。そして、上記構成の空気調
和機を運転すると、室内側ユニット部2においては、室
内送風機(図示せず)により吸込口5から吸込まれた車
内の空気が、仕切板10で仕切られた吸込側通風路11
から室内側熱交換器6に送られ熱交換されて矢印Aで示
すように吹出口側から室内へ導かれることで、車内の冷
房もしくは暖房が行われる。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上述のような空気調和機1においは、運転中
に機械室内の電装部品が発熱するため、従来は、電装部
品箱の表面より放熱させていた。
しかしながら、近年、空気調和機の能力制御を行う手段
として、インバータ装置を使用した圧縮機の能力制御が
行われるようになっている。この場合、インバータ装置
は、運転中に発熱するパワートランジスタ等より構成す
るため、従来の電装部品箱9と同様に機械室内に収納し
た場合、その放熱作用が不十分となるので、これらの部
品を冷却する必要が生じるようになった。
そこで、第10図に示すように、仕切板10を貫通させ
て電装部品箱9よりアルミ鋳造品のフィン12を吸込側
通風路11内に介在させ、車内からの吸込空気により吸
込ませるように構成させることを検討した。
このような構造であると、インバータ装置および電装部
品箱9を十分に効率よく冷却できる程度の大きさのフィ
ン12が必要となるため、電装部品箱9が全体的に大型
化してしまうという問題が生じた。
さらにフィン12を通風路11中に配置すると通風抵抗
が大きくなり、十分な風量を確保するために、室内送風
機或いは通風路11のいずれかを、ていた。
さらに、電装部品の温度上昇を防ぐため、電装部品箱9
内に外気を適度に流入させて空気の温度を低く保つこと
が行われていたが、この空気の流動を原因として、電装
部品箱9内の電装部品に埃や塵などが付着し、電装部品
がトラブルを生じることがあった。
本発明の目的とするところは、小型軽量であるとともに
、電装部品に対する防塵性に優れた空気調和機を提供す
ることにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段および作用)上記目的を達
成するために本発明は、圧縮機、室内側熱交換器、膨張
装置、および室外側熱交換器を順次配管接続してなる冷
凍サイクルと、吸込口と吹出口とを車室内と連通するよ
う開口し通風路内に室内側熱交換器と室内送風機を備え
た室内側ユニット部と、この室内側ユニット部の吸込側
通風路に隣接し、圧縮機運転制御用のインバータ装置等
の電装部品を収納した機械室とを備える車両用空気調和
機において、内部に前記電装部品を密封的に収納する電
気部品箱と、この電気部品箱の一部を構成し、機械室と
仕切板により仕切られて構成する室内側ユニット部の吸
込側通風路に外側面が露出し内側面に電装部品を熱転的
に固定させた冷却板と、この冷却板に形成し冷凍サイク
ルを利用して冷却板を冷却させる冷却装置とを具備した
そして、本発明は、冷却装置により冷却板を冷却し、板
インバータ装置を含み電気部品箱に収納された電装部品
を、車室内の空気の流通を妨げることなく冷却するよう
にした。
また、圧縮機、四方切換弁、室内側熱交換器、膨張装置
、および室外側熱交換等を順次配管接続してなるヒート
ポンプ式冷凍サイクルと、吸込口と吹出口とを車室内と
連通するよう開口し通風路内に室内側熱交換器と室内送
風機を備えた室内側ユニット部と、この室内側ユニット
部の吸込側通風路に隣接し、圧縮機運転制御用のインバ
ータ装置等の電装部品を収納した機械室とを倫える車両
用空気調和機において、内部に電装部品を密封的に収納
する電気部品箱と、この電気部品箱の一部を構成し、機
械室と仕切板により仕切られて構成する室内側ユニット
部の吸込側通風路に外側面が露出し内側面に電装部品を
熱転的に固定させた冷却板と、この冷却板に形成させた
冷凍サイクルを利用して冷却させる冷却装置と、暖房運
転時、冷却装置の冷却を停止させる制御装置を具備した
そして、本発明は、冷却装置により冷却板を冷却し、板
インバータ装置を含み電気部品箱に収納された電装部品
を車室内の空気の流通を妨げることなく冷却するととも
に、暖房運転時には、冷却板が吸込側通風路を流通する
空気を冷却することを防止できるようにした。
また、電気部品箱は、機械室内側を電装部品周囲を覆う
電装部品カバーにより構成するとともに、電装部品カバ
ーに冷凍サイクルを利用して冷却させる冷却装置を備え
た。
そして、本発明は、冷却装置により電装部品カバーを冷
却し、電気部品箱の内部が過度に温度上昇することを防
止できるようにした。
また、電気部品箱の冷却板の冷却装置、電装部品カバー
を冷却させる冷却装置は、冷凍サイクルの蒸発器を構成
させた冷却板用熱交換器、電装部品カバー用熱交換器に
より構成させると共に、これら熱交換器の入口と出口側
にセルフシールカップリングを介在させて、冷凍サイク
ルに着脱自在に接続させた。
そして、本発明は、着脱自在な冷却板用熱交換器と電装
部品カバー用熱交換器とにより冷却板と電装部品カバー
とを冷却するようにし、さらに、同熱交換器を取外した
際に冷凍サイクル中の冷媒が流出することを防止できる
ようにした。
そして、これらのことによって本発明は、インバータ装
置を含む電装部品を車室内の空気の流通を妨げることな
く冷却できるとともに、電装部品を電装部品カバーで覆
い空気調和機の小型軽量化および電装部品の防塵性を向
上できるようにした。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図乃至第7図に基づいて
説明する。なお、従来の技術の項で説明したものと重複
するものについては同一番号を付しその説明は省略する
第1図乃至第3図において、21は例えば鉄道車両の屋
根部等に据付けられた車両用の空気調和機である。この
空気調和機21は、その長手方向中央部に室内側ユニッ
トl!iH2を、また、長手方向両端部に室外側ユニッ
ト部4.4を、さらに室内側ユニット部2と、一方の室
外側ユニット部2との間に機械室3を配置させている。
上記室外側ユニット部4.4は、中央部に配置された室
外送風機7.7と、この室外送風機7.7を挟むよう配
置された室外側熱交換器22・・・とを備えている。そ
して、上記室外送風機7.7を運転することで、車外の
空気を室外側熱交換器22・・・に通過させて熱交換さ
せるよう構成する。
上記室内側ユニット部2は、内部に室内側熱交換器6お
よび室内送風機23等を備えている。室内側ユニット部
2の長手方向一端側の底部には、車室側に連通する吸込
口5を開口させ、その上方には機械室3との仕切板24
と室内側熱交換器6との間の空間部分で構成した吸込側
通風路11を形成させる。室内側ユニット部2の長手方
向他端側の底部には、その上方に室内送風機23のケー
シング23aの出口側を連通させ車室側に連通する吹出
口25を開口させている。そして、上記室内送風機23
を運転することで、車室内側の空気を第2図および第3
図中に矢印A・・・で示すように、吸込口5から吸込側
通風路11を通して室内側熱交換器6に導き、ここで熱
交換させた後、室内送風機23のケーシング2Ba内に
導き、吹出口25から、再び車室内側へ送風されるよう
に構成する。
上記機械室3は、圧縮機8およびインバータ装置を含む
電装部品9aを収納させた電装部品箱9を配設させると
ともに、室内側ユニット部2の吸込側通風路11側と仕
切板24により遮断している。
また、図中26は機械室3内に配置されたインバータ装
置等の電装部品9aを密封収納する容器の一部をなす冷
却板で、電装部品9aの特にインバータ装置等の放熱す
る部品が内側面に熱伝導に固定されている。この冷却板
26は、アルミ等の熱伝導の良い材料でなり、この仕切
板24の一部を成すように機械室3と吸込側通風路11
とを遮断するとともに、前記室内側ユニット部2の吸込
側通風路11に外側面27を露出させて、この表面を通
過する空気と熱交換されるよう構成させている。また、
冷却板26の外側面27には、第4図に示すように蛇行
状に配設させた、空気調和機21の冷凍サイクルの一部
を構成し蒸発器とじて作用させる冷却板用熱交換器28
を設けるとともに、蒸発用熱交換器28のパイプ端部に
は、詳細を後述するセルフシールカップリング29.2
9等を接続させている。
また、30は機械室3内に配置された電装部品9aの周
囲を覆うように収納するケース状の電装部品カバーで、
前記冷却板26とともに電装部品9aの収納容器となす
電装部品箱9を構成させている。この電装部品カバー3
0には、第5図に示すように、蛇行状に配設させた空気
調和機21の冷凍サイクルの一部を構成し蒸発器として
作用させる電装部品カバー用熱交換器用31を設けると
ともに、電装部品カバー用熱交換器31のパイプ端部に
は詳細を後述するセルフシールカップリング32.32
等を接続させている。
なお、冷却板26および電装部品カバー30に配設させ
る上記熱交換器の取付けは、バイブをそれぞれの表面に
溶着または、接着剤などの結合手段により行うか、また
は、ロールボンド式熱交換器を採用したものでも良い。
次に、第6図および第7図により、冷凍サイクルの接続
構成について説明する。第7囚において、圧縮機8、冷
房と暖房との切換弁としての四方切換弁(以下、四方弁
と称する)33、室外側熱交換器22、膨張装置として
のメインキャピラリチューブ28、室内側熱交換器5を
順次冷媒配管接続するとともに、メインキャピラリチュ
ーブ34と室内側熱交換器6の直列回路と並列に、サブ
キャビラリューブ35、冷却板用熱交換器28、第1の
電磁開閉弁36、第2の電磁開閉弁37を直列配管接続
させた第1のバイパス路38、および、上記第2の電磁
開閉弁37と並列に電装部品カバー用熱交換器31を配
管接続させた第2のバイパス路39を接続させた構成と
なっている。
また、上記冷却板用熱交換器28と電装部品カバー用熱
交換器31との入口側および出口側配管は、それぞれセ
ルフシールカップリング29.29および32.32に
より接続されており、上記熱交換器28.31の夫々を
、必要に応じて冷凍サイクルから着脱できるようになっ
ている。そして、このセルフシールカップリングにより
冷凍サイクルから上記熱交換器28.31を分離した際
に、接続口を遮断し冷凍サイクル中の冷媒が漏れるのを
防ぐ。
さらに、第6図に示すように、電装部品カバー30内に
は、内部の温度を検出するための温度センサ40が配置
されており、この温度センサ40は、あらかじめ設定さ
れた設定温度以上を検出した時に、第2の電磁開閉弁3
7を閉じ、第2のバイパス路39に冷媒を通過させるよ
うに制御するよう構成させている。したがって、冷媒は
、第7図中矢印Cに示されるような流路となる。
なお、前記四方弁33と、第1の電磁開閉弁36は、冷
房・暖房運転モードによって制御されるよう構成させて
いる。すなわち、冷房運転時は、四方弁33が室外側熱
交換器22が凝縮作用、室内側熱交換器6が蒸発作用を
するように切換えられるとともに、第1の電磁開閉弁3
6が開となり、第1のバイパス路38に冷媒を通過させ
るように制御される。したがって、冷媒は、第7図中矢
印Bに示されるような流路となる。また、暖房時には、
四方弁33が室内側熱交換器5が凝縮作用、室外側熱交
換器22が蒸発作用するように切換えられるとともに、
第1の電磁開閉弁36が閉となり、第1のバイパス路3
8に冷媒を通過させないように制御される。
次に、上記構成の作用効果を説明する。
まず、車内の冷房運転時には、室内側熱交換器6が冷却
器として作用し、室内送風機23の運転により、車内の
空気は吸込口5から吸込側通風路11に導かれ、室内側
熱交換器6により冷却され、吹出口25から車内に送ら
れて冷房が行われる。
また、この冷房運転時、冷却板26は第1の電磁開閉弁
31が開き、冷却板用熱交換器28により冷却作用が行
われるため、電装部品9aは、強制的に冷却される。ま
た、通常時電装部品カバー30の内部は、さほど高温度
にならない。従って、温度センサ40は、設定温度以下
であり、第2の電磁開閉弁37は開いており、第2のバ
イパス路39に冷媒が送られず、電装部品カバー用熱交
換器31は、冷却されない。しかし、夏の高外気温時な
どにおいては、機械室3内も比較的高温度となるため、
冷却板26での冷却作用のみでは、十分冷却がなされず
、電装部品カバー30の内部は温度上昇する。この場合
、温度センサ40は、設定温度以上となり、第2の電磁
開閉弁37が閉じるため、第2のバイパス路39に冷媒
が送られ、電装部品カバー用熱交換器31により電装部
品カバー30の内部が冷却され、電装部品9aは周囲か
ら冷却されるようになり、温度上昇を抑えることができ
る。従って、冷房運転中においては、外気温度がどの様
な条件においても、常に電気部品の温度上昇を抑え、常
に効率の良い運転を行える。
また、暖房運転時には、第1の電磁開閉弁36が閉じた
ままであるので、第1および第2のバイパス路38.3
9に冷媒が送られないため、冷却板26での強制冷却は
行われない。しかし、冷却板26の外表面27が吸込側
通風路11に露出しているため、この表面と、室内側か
ら吸込まれる比較的低温度の空気と熱交換が行われ、こ
の空気により電装部品9aの冷却作用が行われると共に
、吸込側通風路11を通過する空気が、加熱されるため
、室内側熱交換器6へ送られる空気の補助加熱作用が行
われることとなり、暖房運転効率向上が図れる。
また、電装部品9aのメンテナンスをする場合でも、セ
ルフシールカップリング29.32により、冷凍サイク
ルから分離できるため、電装部品箱を構成する冷却板2
6および電装部品カバー30を一緒に外し、点検が機能
的に行える。
さらに、前述の構成の空気調和機21では、冷凍サイク
ルに組込まれた冷却板26を電装部品9aに熱転的に連
結し、冷却板26によって電装部品9aを冷媒冷却して
いる。そして、冷却板26の冷却能力は、例えばサブキ
ャピラリチューブ35の設定を任意に行うことにより、
冷却板26の大きさにかかわらず自由に調節される。
したがって、これらのことから、空気調和機21では、
電装部品9aを十分に冷却することが可能であるととも
に、通風路11中に大きく突出する冷却フィン部を用い
て電装部品9aを空気を冷却する場合よりも、冷却板2
6と電装部品カバー30とにより構成される電装部品箱
、および空気調和機21を小型化できる。
さらに、冷却板26を通風路11中に大きく突出させる
ことなく電装部品9aを十分に冷却できるので、通風路
11が大となるとともに、通風抵抗は小となる。このた
め、小型な室内送風機および小容量な送風機用モータに
より、十分な風量を確保できる。したがって、このこと
によっても空気調和機21を小型化できる。
また、電装部品9aを電装部品カバー30により気密的
に覆っているから、インバータ装置および周囲の電装部
品を機械室3内の空気に対して遮断でき、埃や塵などの
付着を防止できる。そして、埃や塵などの付着を原因と
する上記インバータ装置等の電装部品のトラブルの発生
を防止できる。
また、電装部品カバー30を冷凍サイクルに組込み、電
装部品カバー30内の温度が所定値に達しときに電装部
品カバー30を温度低下させているから、電装部品9a
を電装部品カバー30で覆っても、電装部品カバー30
の内部空間および電装部品9aを過度に昇温させること
がない。
さらに、冷却板26を通風路11に面するよう配設して
いるから、冷却板26を車室内の空気の熱交換に利用す
ることが可能である。そして、例えば冬季の運転立上が
り時等のように一時的に大量の熱を必要とする場合に、
冷却板26を加熱器として利用し、通風路11を流通す
る空気の昇温を補助することが可能である。
なお、本発明は要旨を逸脱しない範囲で変形すことが可
能である。
そして、例えば空気調和機を第8図に示すような構成と
することが可能である。すなわち、冷却板26の内側面
上に、冷却板26の温度に応じて作動するサーモスタッ
ト41が取付けられている。
また、冷却板用熱交換器28と電装部品カバー用熱交換
器31とが、冷却板用熱交換器28を冷媒の上流側に位
置させた状態で、直列に接続されている。そして、側熱
交換器28.31は冷凍サイクルに、セルフシールカッ
プリング29.32.32を介して接続されており、別
々に或いは一緒に着脱できるようになっている。
また、上記セルフシールカップリング29.32.32
は、冷却板用熱交換器28よりも冷媒上流側の部位、側
熱交換器28.31の間の部位、および、電装部品カバ
ー用熱交換器31よりも冷媒下流側の部位にそれぞれ配
置されている。また、冷却板用熱交換器28と冷却板用
熱交換器28よりも冷媒上流側に配置されたセルフシー
ルカップリング29との間の部位には、電磁開閉弁42
が設けられている。
そして、冷却板26が所定温度に達しサーモスタット4
1がOFFすると、電磁開閉弁42が開き、冷却板用熱
交換器28および電装部品カバー用熱交換器31が作用
し、電装部品9aを冷却させる。
一方、第9図では、冷媒は流通を規制されず、冷凍サイ
クルの運転中においては常に冷却板用熱交換器28およ
び電装部品カバー用熱交換器31が作動し、電装部品9
aが冷却される。
また、43は暖房運転時、各熱交換器31.28への冷
媒流入を防止するための逆止弁である。
なお、上記した実施例においては、冷却板用熱交換器お
よび電装部品カバー用熱交換器で構成させた電装部品箱
の冷却装置は、冷凍サイクルの蒸発器の一部を構成させ
、冷媒を直接流入させるようにしたが、冷凍サイクルと
独立させたヒートパイプで構成させ、冷凍サイクルを構
成させた室内側熱交換器等の蒸発器として作用する部分
と熱交換的に配置させて冷却を行うものでもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明は、インバータ装置を含む電
装部品を、車室内の空気の流通を妨げることなく冷却で
きるとともに、電装部品を電装部品カバーで覆い空気調
和機の小型軽量化および電装部品の防塵性を向上できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本発明の一実施例を示すもので、第1
図は平面図、第2図は第1図中のD−D線に沿った断面
図、第3図は要部を一部破断して示す斜視図、第4図は
冷却板の正面図、第5図は電装部品カバーの斜視図、第
6図は冷却板と電装部品カバーの周辺を示す概略構成図
、第7図は冷凍サイクルを示す回路図、第8図および第
9図はともに変形例を示す概略構成図、第10図は従来
例の要部を一部破断して示す斜視図である。 2・・・室内側ユニット部、3・・・機械室、5・・・
吸込口、6・・・室内側熱交換器、9a・・・電装部品
、11・・・吸込側通風路、21・・・車両用空気調和
機、22・・・室外側熱交換器、24・・・仕切板、2
5・・・吹出口、26・・・冷却板、28・・・冷却板
用熱交換器、29.32・・・セルフシールカップリン
グ、30・・・電装部品カバー 31・・・電装部品カ
バー用熱交換器、34・・・メインキャピラリチューブ
(膨張装置)、33・・・四方切換弁。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)圧縮機、室内側熱交換器、膨張装置、および室外
    側熱交換器を順次配管接続してなる冷凍サイクルと、吸
    込口と吹出口とを車室内と連通するよう開口し通風路内
    に前記室内側熱交換器と室内送風機を備えた室内側ユニ
    ット部と、この室内側ユニット部の吸込側通風路に隣接
    し、圧縮機運転制御用のインバータ装置等の電装部品を
    収納した機械室とを備える車両用空気調和機において、
    内部に前記電装部品を密封的に収納する電気部品箱と、
    この電気部品箱の一部を構成し、前記機械室と仕切板に
    より仕切られて構成する室内側ユニット部の吸込側通風
    路に外側面が露出し内側面に前記電装部品を熱伝的に固
    定させた冷却板と、この冷却板に形成し前記冷凍サイク
    ルを利用して冷却板を冷却させる冷却装置とを具備した
    ことを特徴とする車両用空気調和機。
  2. (2)圧縮機、四方切換弁、室内側熱交換器、膨張装置
    、および室外側熱交換等を順次配管接続してなるヒート
    ポンプ式冷凍サイクルと、吸込口と吹出口とを車室内と
    連通するよう開口し通風路内に前記室内側熱交換器と室
    内送風機を備えた室内側ユニット部と、この室内側ユニ
    ット部の吸込側通風路に隣接し、圧縮機運転制御用のイ
    ンバータ装置等の電装部品を収納した機械室とを備える
    車両用空気調和機において、内部に前記電装部品を密封
    的に収納する電気部品箱と、この電気部品箱の一部を構
    成し、前記機械室と仕切板により仕切られて構成する室
    内側ユニット部の吸込側通風路に外側面が露出し内側面
    に前記電装部品を熱伝的に固定させた冷却板と、この冷
    却板に形成させた前記冷凍サイクルを利用して冷却させ
    る冷却装置と、暖房運転時、前記冷却装置の冷却を停止
    させる制御装置を具備したことを特徴とする車両用空気
    調和機。
  3. (3)前記電気部品箱は、機械室内側を電装部品周囲を
    覆う電装部品カバーにより構成するとともに、電装部品
    カバーに冷凍サイクルを利用して冷却させる冷却装置を
    備えたことを特徴とする請求項(1)もしくは(2)記
    載の車両用空気調和機。
  4. (4)前記電気部品箱の冷却板の冷却装置、電装部品カ
    バーを冷却させる冷却装置は、前記冷凍サイクルの蒸発
    器を構成させた冷却板用熱交換器、電装部品カバー用熱
    交換器により構成させると共に、これら熱交換器の入口
    と出口側にセルフシールカップリングを介在させて、冷
    凍サイクルに着脱自在に接続させたことを特徴とする請
    求項(3)記載の車両用空気調和機。
JP9963390A 1990-04-16 1990-04-16 車両用空気調和機 Pending JPH03295756A (ja)

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