JPH03295472A - オーディオ信号のピークホールド回路 - Google Patents
オーディオ信号のピークホールド回路Info
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- JPH03295472A JPH03295472A JP9892790A JP9892790A JPH03295472A JP H03295472 A JPH03295472 A JP H03295472A JP 9892790 A JP9892790 A JP 9892790A JP 9892790 A JP9892790 A JP 9892790A JP H03295472 A JPH03295472 A JP H03295472A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、ピークホールド回路に関し、詳しくは、あ
る一定期間における入力信号のピーク電圧値を保持する
ピークホールド回路において、これをリセットした時の
タイミングと入力信号との関係でピークホールド用コン
デンサに不要な電荷がチャージされるような誤動作を防
止し、リセットのタイミングを自由に設定することがで
きるようなピークホールド回路に関する。
る一定期間における入力信号のピーク電圧値を保持する
ピークホールド回路において、これをリセットした時の
タイミングと入力信号との関係でピークホールド用コン
デンサに不要な電荷がチャージされるような誤動作を防
止し、リセットのタイミングを自由に設定することがで
きるようなピークホールド回路に関する。
[従来の技術]
従来、■C化に適したピークホールド回路の一例として
、第3図に示すような回路を挙げることができる。
、第3図に示すような回路を挙げることができる。
第3図は、入力段に設けられた差動アンプ10とこの出
力を受け、ピークホールド用のコンデンサ12を負荷と
するエミッタフォロアの出力用トランジスタ11とから
なるピークホールド回路であって、トランジスタ11の
エミッタ出力(その出力端子11a)側を差動アンプ1
0の逆相側に全帰還している。そして、リセット期間中
のコンデンサ12の放電路がその両端子にコレクタとエ
ミッタとが接続されたリセット用のスイッチングトラン
ジスタ13により形成され、リセット回路がこのトラン
ジスタ13とこれをを“0N10FF”させるスイッチ
回路14とにより設けられている。コンデンサ12のピ
ークホールド電圧は、バッファアンプ(BF)15を介
して取出される。
力を受け、ピークホールド用のコンデンサ12を負荷と
するエミッタフォロアの出力用トランジスタ11とから
なるピークホールド回路であって、トランジスタ11の
エミッタ出力(その出力端子11a)側を差動アンプ1
0の逆相側に全帰還している。そして、リセット期間中
のコンデンサ12の放電路がその両端子にコレクタとエ
ミッタとが接続されたリセット用のスイッチングトラン
ジスタ13により形成され、リセット回路がこのトラン
ジスタ13とこれをを“0N10FF”させるスイッチ
回路14とにより設けられている。コンデンサ12のピ
ークホールド電圧は、バッファアンプ(BF)15を介
して取出される。
なお、コンデンサ12の出力側に対して反対側の端子と
トランジスタ13のエミッタとは、ともにバイアスライ
ン19に接続されていて、その電圧V REFがリセッ
トの際のコンデンサ12の初期電圧値になる。
トランジスタ13のエミッタとは、ともにバイアスライ
ン19に接続されていて、その電圧V REFがリセッ
トの際のコンデンサ12の初期電圧値になる。
なお、ここでは、差動アンプ10の電流源10bの基京
側の端子が接地電位となっているので、バイアスライン
19の電圧V REFは、これより2Vf(ただし、I
Vfは、トランジスタの順方向時ド電圧)高い電圧とす
る。
側の端子が接地電位となっているので、バイアスライン
19の電圧V REFは、これより2Vf(ただし、I
Vfは、トランジスタの順方向時ド電圧)高い電圧とす
る。
この種のピークホールド回路は、トランジスタ13を“
OFF”状態にして差動アンプ10の入力端子10aに
入力信号を受け、ある一定期間後にリセット信号により
コンデンサ12の電圧を放電させて、リセット信号まで
の一定期間の入力信号の電圧レベルのピーク値をリセッ
ト信号手前のタイミングでコンデンサ12からバッファ
アンプ15を介して取出す。その後、リセット信号によ
りスイッチ回路14を“ON”させ、これによりトラン
ジスタ13を“ON″させてコンデンサ12に記憶した
電圧値をディスチャージさせ、その電圧を初期値V R
EFに設定する。次にスイッチ回路J4を“OFF”さ
せることでリセットを解除し、再び初期電圧からピーク
ホールドを開始する。
OFF”状態にして差動アンプ10の入力端子10aに
入力信号を受け、ある一定期間後にリセット信号により
コンデンサ12の電圧を放電させて、リセット信号まで
の一定期間の入力信号の電圧レベルのピーク値をリセッ
ト信号手前のタイミングでコンデンサ12からバッファ
アンプ15を介して取出す。その後、リセット信号によ
りスイッチ回路14を“ON”させ、これによりトラン
ジスタ13を“ON″させてコンデンサ12に記憶した
電圧値をディスチャージさせ、その電圧を初期値V R
EFに設定する。次にスイッチ回路J4を“OFF”さ
せることでリセットを解除し、再び初期電圧からピーク
ホールドを開始する。
[解決しようとする課題]
しかし、前記のような回路にあっては、第2図に示すよ
うに、リセット信号17(同図(b)参照)が発生し、
このとき入力信号16(同図(a)参照)がバイアスラ
イン19の電圧V REFより低いときには、差動アン
プ10のトランジスタQl側が“OFF”し、トランジ
スタQ2側が“ON”しているので、コンデンサ12の
ホールド電圧は、電圧V REFはぼ一致し、入力信号
16が電圧VREFを越え、トランジスタ13のON抵
抗により生じる電位+IVsat分より高くなったとき
には、コンデンサ12の出力11a側の電位は、強制的
にバイアスライン19の電圧V REFから電位+IV
sat分だけ高い電圧に固定される。
うに、リセット信号17(同図(b)参照)が発生し、
このとき入力信号16(同図(a)参照)がバイアスラ
イン19の電圧V REFより低いときには、差動アン
プ10のトランジスタQl側が“OFF”し、トランジ
スタQ2側が“ON”しているので、コンデンサ12の
ホールド電圧は、電圧V REFはぼ一致し、入力信号
16が電圧VREFを越え、トランジスタ13のON抵
抗により生じる電位+IVsat分より高くなったとき
には、コンデンサ12の出力11a側の電位は、強制的
にバイアスライン19の電圧V REFから電位+IV
sat分だけ高い電圧に固定される。
その結果、リセット期間において、入力信号が+方向の
電圧状態にあるときにはコンデンサ12の電圧は、+I
Vsat分だけ高い電位に固定されてピークホールドさ
れている。このときには、差動アンプ10は、入力信号
に対して不平衡状態となり、この不平衡状態のときには
トランジスタ13による吸込み電流1がリセットにより
そのベース入力側の電流IINのほぼβ倍の電流(βは
トランジスタI3の電流増幅率)となっている。
電圧状態にあるときにはコンデンサ12の電圧は、+I
Vsat分だけ高い電位に固定されてピークホールドさ
れている。このときには、差動アンプ10は、入力信号
に対して不平衡状態となり、この不平衡状態のときには
トランジスタ13による吸込み電流1がリセットにより
そのベース入力側の電流IINのほぼβ倍の電流(βは
トランジスタI3の電流増幅率)となっている。
この電流値は、通常、ピークホールド回路の能カー杯の
値となるので、この状態でリセットが解除され、トラン
ジスタ13が“OFF”すると、流れていた吸込み電流
Iにより帰還系の動作が安定する前にコンデンサ12に
不要な電荷がチャージされてしまう。すなわち、第4図
に示すように、リセットが解除され、リセット信号17
がHIGHレベルからLOWレベルに立下がったタイミ
ングでオーバシュート18が発生してピークを保持する
コンデンサ12の電圧レベルが正しい値を保持しなくな
る。
値となるので、この状態でリセットが解除され、トラン
ジスタ13が“OFF”すると、流れていた吸込み電流
Iにより帰還系の動作が安定する前にコンデンサ12に
不要な電荷がチャージされてしまう。すなわち、第4図
に示すように、リセットが解除され、リセット信号17
がHIGHレベルからLOWレベルに立下がったタイミ
ングでオーバシュート18が発生してピークを保持する
コンデンサ12の電圧レベルが正しい値を保持しなくな
る。
この発明は、このような従来技術の問題点を解決するも
のであって、リセットタイミングにかかわらずピークホ
ールド用コンデンサに正確な電圧値を保持することがで
きるピークホールド回路を提供することを目的とする。
のであって、リセットタイミングにかかわらずピークホ
ールド用コンデンサに正確な電圧値を保持することがで
きるピークホールド回路を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段コ
このような目的を達成するためのこの発明のピークホー
ルド回路の構成は、入力段に差動アンプを汀し、出力側
の負荷としてピークホールド用のコンデンサが設けられ
、出力側の電圧がこの出力と逆相の前記差動アンプの入
力側に全帰還されるピークホールド回路において、コン
デンサの両端子に定電流の放電回路を接続し、この放電
回路をリセット信号に応じてリセット期間の間動作させ
るものである。
ルド回路の構成は、入力段に差動アンプを汀し、出力側
の負荷としてピークホールド用のコンデンサが設けられ
、出力側の電圧がこの出力と逆相の前記差動アンプの入
力側に全帰還されるピークホールド回路において、コン
デンサの両端子に定電流の放電回路を接続し、この放電
回路をリセット信号に応じてリセット期間の間動作させ
るものである。
[作用]
このように、リセット状態のときに定電流回路により決
定される一定電流を流してピークホールド用のコンデン
サの電荷をこれに応じて放電させるようにしているので
、リセット状態のときに入力信号があってもこの入力信
号に対してピークホールド回路が動作するときには、通
常のボルテージフォロアとなり、入力側の差動アンプが
不平衡状態になることはないので、リセット中において
入力信号に対して動作しているときにも入力信号に追従
する出力をピークホールド用のコンデンサ側に発生させ
ることができる。したがって、リセットが解除されたと
きには、その電圧からピークホールドを開始できる。
定される一定電流を流してピークホールド用のコンデン
サの電荷をこれに応じて放電させるようにしているので
、リセット状態のときに入力信号があってもこの入力信
号に対してピークホールド回路が動作するときには、通
常のボルテージフォロアとなり、入力側の差動アンプが
不平衡状態になることはないので、リセット中において
入力信号に対して動作しているときにも入力信号に追従
する出力をピークホールド用のコンデンサ側に発生させ
ることができる。したがって、リセットが解除されたと
きには、その電圧からピークホールドを開始できる。
その結果、リセットが解除されても入力信号の変化に対
して途切れることなくピークホールドができ、かつ、リ
セット期間中にアンプ側の能カー杯に電流が流れること
がなく、また、不平衡状態とならないために、リセット
が解除されたタイミングでオーバシュートが発生しない
。
して途切れることなくピークホールドができ、かつ、リ
セット期間中にアンプ側の能カー杯に電流が流れること
がなく、また、不平衡状態とならないために、リセット
が解除されたタイミングでオーバシュートが発生しない
。
そこで、ピークホールド用コンデンサに不要な電荷がチ
ャージされる誤動作が防止でき、しかも、リセットのタ
イミングを自由に設定できる。
ャージされる誤動作が防止でき、しかも、リセットのタ
イミングを自由に設定できる。
[実施例]
以下、この発明の一実施例について図面を参照して詳細
に説明する。
に説明する。
第1図は、この発明を適用したピークホールド回路のブ
ロック図であり、第2図は、そのリセット動作を説明す
るためのタイミングチャートである。なお、第1図に示
す回路と同等なものは、同一の符号で示す。
ロック図であり、第2図は、そのリセット動作を説明す
るためのタイミングチャートである。なお、第1図に示
す回路と同等なものは、同一の符号で示す。
第1図において、1は、リセット回路であって、リセッ
ト回路1は、電流ミラー接続された第1及び第2のトラ
ンジスタQ3.Q4と、トランジスタQ4のコレクタに
スイッチ回路2を介して接続された定電流回路3(その
電流値I)とからなり、トランジスタQ4は、ダイオー
ド接続され、そのエミッタがバイアスライン19に接続
されている。
ト回路1は、電流ミラー接続された第1及び第2のトラ
ンジスタQ3.Q4と、トランジスタQ4のコレクタに
スイッチ回路2を介して接続された定電流回路3(その
電流値I)とからなり、トランジスタQ4は、ダイオー
ド接続され、そのエミッタがバイアスライン19に接続
されている。
また、定電流回路3の他の端子は、バイアスライン19
より高い電圧のバイアスライン4に接続されている。そ
こで、スイッチ回路2が“ON”したときには定電流回
路3の電流■がトランジスタQ4に供給される。
より高い電圧のバイアスライン4に接続されている。そ
こで、スイッチ回路2が“ON”したときには定電流回
路3の電流■がトランジスタQ4に供給される。
トランジスタQ3は、コンデンサ12の出力(出力端子
11a)側にそのコレクタが接続され、バイアスライン
19側にそのエミッタが接続されていて、第3図に示す
トランジスタ13と同様にコンデンサ12に対して放電
路を形成するトランジスタであるが、放電の際にそこに
流れる電流が従来の場合と相違する。
11a)側にそのコレクタが接続され、バイアスライン
19側にそのエミッタが接続されていて、第3図に示す
トランジスタ13と同様にコンデンサ12に対して放電
路を形成するトランジスタであるが、放電の際にそこに
流れる電流が従来の場合と相違する。
すなわち、トランジスタQ4は、スイッチ回路2がリセ
ット信号17を受けて“ON”したときに定電流回路3
からの電流Iと同じ電流値をトランジスタQ3のコレク
ターエミッタ間に流し、トランジスタQ3に定電流1分
の吸込みを動作をさせる制御をする。その結果、第2図
(a)の実線と点線で示すような入力信号16が加えら
れ、第2図の(b)で示すタイミングでリセット信号1
7が発生したとすれば、そのHIGHレベルの期間にス
イッチ回路2が“ON”動作し、これによりトランジス
タQ4が“ON”状態となってトランジスタQ3に吸込
み電流Iが流れ、出力端子11a側とコンデンサ12に
充電された電荷による電流とが電流Iとしてバイアスラ
イン19に流込み、放電が行われる。
ット信号17を受けて“ON”したときに定電流回路3
からの電流Iと同じ電流値をトランジスタQ3のコレク
ターエミッタ間に流し、トランジスタQ3に定電流1分
の吸込みを動作をさせる制御をする。その結果、第2図
(a)の実線と点線で示すような入力信号16が加えら
れ、第2図の(b)で示すタイミングでリセット信号1
7が発生したとすれば、そのHIGHレベルの期間にス
イッチ回路2が“ON”動作し、これによりトランジス
タQ4が“ON”状態となってトランジスタQ3に吸込
み電流Iが流れ、出力端子11a側とコンデンサ12に
充電された電荷による電流とが電流Iとしてバイアスラ
イン19に流込み、放電が行われる。
このときコンデンサ12の電圧は、電流Iとともに低下
し、入力信号16がバイアスライン19の電圧VREF
以下となっている期間の間は、従来と同様に差動アンプ
10のトランジスタQ2側が“ON”しているので、コ
ンデンサ12が保持する電圧5は、リセット信号17の
立上がりに対応してバイアスライン19の電圧V RE
Fに維持される。そして、入力信号16が電圧VREF
を越えると、ピークホールド回路1は、トランジスタQ
3が負荷に挿入されたボルテージ・フォロアとして動作
し、入力信号16の電圧に追従する。さらに、入力信号
16の電圧が上がると、ピークホールド回路1は、定電
流Iの電流源を負荷とするボルテージフォロアとなって
動作するため、コンデンサ12のホールド電圧5は、こ
のときにも入力信号16の電圧に追従して第2図(a)
のごとくなる。
し、入力信号16がバイアスライン19の電圧VREF
以下となっている期間の間は、従来と同様に差動アンプ
10のトランジスタQ2側が“ON”しているので、コ
ンデンサ12が保持する電圧5は、リセット信号17の
立上がりに対応してバイアスライン19の電圧V RE
Fに維持される。そして、入力信号16が電圧VREF
を越えると、ピークホールド回路1は、トランジスタQ
3が負荷に挿入されたボルテージ・フォロアとして動作
し、入力信号16の電圧に追従する。さらに、入力信号
16の電圧が上がると、ピークホールド回路1は、定電
流Iの電流源を負荷とするボルテージフォロアとなって
動作するため、コンデンサ12のホールド電圧5は、こ
のときにも入力信号16の電圧に追従して第2図(a)
のごとくなる。
このようにコンデンサ12の電圧5が入力信号に追従す
る状態でリセットが解除され、リセット信号17がLO
Wレベルになると、トランジスタQ4が“OFF”し、
トランジスタQ3が“OFF″するので、そのままピー
クホールド回路1はピークホールド動作に復帰する。
る状態でリセットが解除され、リセット信号17がLO
Wレベルになると、トランジスタQ4が“OFF”し、
トランジスタQ3が“OFF″するので、そのままピー
クホールド回路1はピークホールド動作に復帰する。
このように、ピークホールド回路1は、リセットが解除
され、リセット信号17が立下がったタイミングで本来
のピークホールド動作に戻るので、第2図に示すように
、リセットが解除されても連続的にピークホールド状態
に移る。したがって、従来のようなオーバシュートが発
生しない。
され、リセット信号17が立下がったタイミングで本来
のピークホールド動作に戻るので、第2図に示すように
、リセットが解除されても連続的にピークホールド状態
に移る。したがって、従来のようなオーバシュートが発
生しない。
なお、入力信号16が負側にあるときにリセットが解除
されるときには、コンデンサ12の電圧がバイアスライ
ン19の電圧になっているので、オーバシュートのよう
な問題は生じない。
されるときには、コンデンサ12の電圧がバイアスライ
ン19の電圧になっているので、オーバシュートのよう
な問題は生じない。
この第2図に示すタイミングチャートから理解できるよ
うに、リセット信号17のリセットタイミングに影響を
受けることな(、リセットが解除された時点でコンデン
サ12は、入力信号に応答してピークホールドを行うこ
とができる。その結果、リセット信号の“0N10FF
”のタイミングに関係なく、また、レベルを誤って保持
することもほとんど牛しない。
うに、リセット信号17のリセットタイミングに影響を
受けることな(、リセットが解除された時点でコンデン
サ12は、入力信号に応答してピークホールドを行うこ
とができる。その結果、リセット信号の“0N10FF
”のタイミングに関係なく、また、レベルを誤って保持
することもほとんど牛しない。
この種のピークボールド回路は、特に、IC化に適して
いて、例えば、オーディオ回路のスペクトルアナライザ
におけるフィルタの後に配置されるピークホールド回路
に用いることができる。
いて、例えば、オーディオ回路のスペクトルアナライザ
におけるフィルタの後に配置されるピークホールド回路
に用いることができる。
ところで、実施例では、電源か+Veeの場合の回路を
示しているが、これは、負電源の場合であってもよく、
この場合にはトランジスタの形がP型とN型と逆転して
もよい。したがって、ピークホールド用コンデンザに接
続されるリセット回路のトランジスタにおけるフレフタ
とエミッタとは相対的なものである。
示しているが、これは、負電源の場合であってもよく、
この場合にはトランジスタの形がP型とN型と逆転して
もよい。したがって、ピークホールド用コンデンザに接
続されるリセット回路のトランジスタにおけるフレフタ
とエミッタとは相対的なものである。
また、実施例では、トランジスタQ3に電流ミラー接続
されるトランジスタQ4は、ダイオード接続されている
が、必ずしもダイオード接続されるものに限定されるも
のではなく、チャージ用コンデンザの両端子に接続され
、リセット信号に応じて定電流が流せる回路であればよ
い。
されるトランジスタQ4は、ダイオード接続されている
が、必ずしもダイオード接続されるものに限定されるも
のではなく、チャージ用コンデンザの両端子に接続され
、リセット信号に応じて定電流が流せる回路であればよ
い。
また、バイアスライン19の電圧を実施例では、差動ア
ンプ10の電流源の基準電位より2Vf高くしているが
、これは、設計に応じて決定されるものであって、発明
の要件ではない。
ンプ10の電流源の基準電位より2Vf高くしているが
、これは、設計に応じて決定されるものであって、発明
の要件ではない。
[発明の効果コ
以上の通り、この発明にあっては、リセット状態のとき
に定電流回路により決定される−・定電流を流してピー
クホールド用のコンデンサの電荷をこれに応じて放電さ
せるようにしているので、リセット状態のときに入力信
号があってもこの入力(ハリに対してピークボールド回
路が動作するときには、通常のボルテージフォロアとな
り、入力側〕差動アンプが不平衡状態になることはない
ので、リセット中において入力信号に対して動作してい
るときにも入力信号に追従する出力をピークホールド用
のコンデンサ側に発生させることができる。
に定電流回路により決定される−・定電流を流してピー
クホールド用のコンデンサの電荷をこれに応じて放電さ
せるようにしているので、リセット状態のときに入力信
号があってもこの入力(ハリに対してピークボールド回
路が動作するときには、通常のボルテージフォロアとな
り、入力側〕差動アンプが不平衡状態になることはない
ので、リセット中において入力信号に対して動作してい
るときにも入力信号に追従する出力をピークホールド用
のコンデンサ側に発生させることができる。
したがって、リセットが解除されたときには、その電圧
からピークホールドを開始できる。
からピークホールドを開始できる。
その結果、リセットが解除されても入力信号の変化に対
して途切れることなくピークホールドができ、かつ、リ
セット期間中にアンプ側の能力−・杯に電流が流れるこ
とがなく、また、不平衡状態とならないために、リセッ
トが解除されたタイミングでオーバシュートが発生しな
い。
して途切れることなくピークホールドができ、かつ、リ
セット期間中にアンプ側の能力−・杯に電流が流れるこ
とがなく、また、不平衡状態とならないために、リセッ
トが解除されたタイミングでオーバシュートが発生しな
い。
第1図は、この発明を適用したピークボールド回路のブ
ロック図、第2図は、そのリセット動作を説明するため
のタイミングチャート、第3図は、従来のピークホール
ド回路のブロック図、第4図は、そのリセット動作を説
明するためのタイミングチャートである。 1・・・ピークホールド回路、2.14・・・スイ、ソ
チ回路、3・・・定電流回路、4.19・・・バイアス
ライン、5・・・ホールド電圧、10・・・差動アンプ
、11・・・出力用トランジスタ、12・・・コンデン
サ、13・・・スイッチトランジスタ、 15・・・バッファアンプ。
ロック図、第2図は、そのリセット動作を説明するため
のタイミングチャート、第3図は、従来のピークホール
ド回路のブロック図、第4図は、そのリセット動作を説
明するためのタイミングチャートである。 1・・・ピークホールド回路、2.14・・・スイ、ソ
チ回路、3・・・定電流回路、4.19・・・バイアス
ライン、5・・・ホールド電圧、10・・・差動アンプ
、11・・・出力用トランジスタ、12・・・コンデン
サ、13・・・スイッチトランジスタ、 15・・・バッファアンプ。
Claims (1)
- (1)入力段に差動アンプを有し、出力側の負荷として
ピークホールド用のコンデンサが設けられ、前記出力側
の電圧がこの出力と逆相の前記差動アンプの入力側に全
帰還されるピークホールド回路において、前記コンデン
サの両端子に定電流の放電回路を接続し、この放電回路
をリセット信号に応じてリセット期間の間動作させるこ
とを特徴とするピークホールド回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2098927A JPH07104370B2 (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | オーディオ信号のピークホールド回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2098927A JPH07104370B2 (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | オーディオ信号のピークホールド回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03295472A true JPH03295472A (ja) | 1991-12-26 |
JPH07104370B2 JPH07104370B2 (ja) | 1995-11-13 |
Family
ID=14232764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2098927A Expired - Fee Related JPH07104370B2 (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | オーディオ信号のピークホールド回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07104370B2 (ja) |
Cited By (4)
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---|---|---|---|---|
EP0582289A1 (en) * | 1992-08-04 | 1994-02-09 | Nec Corporation | Transistor circuit for holding peak/bottom level of signal |
US6480311B1 (en) | 1997-09-18 | 2002-11-12 | Sharp Kabushiki Kaisha | Peak-hold circuit and an infrared communication device provided with such a circuit |
JP2008172311A (ja) * | 2007-01-09 | 2008-07-24 | Oki Electric Ind Co Ltd | ピークホールド回路とこれを用いた信号強度検出回路 |
JP2008211375A (ja) * | 2007-02-23 | 2008-09-11 | Eudyna Devices Inc | 電子回路 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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