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JPH03280834A - 蛋白濃縮物を用いた冷菓とその製造法 - Google Patents

蛋白濃縮物を用いた冷菓とその製造法

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Publication number
JPH03280834A
JPH03280834A JP2078798A JP7879890A JPH03280834A JP H03280834 A JPH03280834 A JP H03280834A JP 2078798 A JP2078798 A JP 2078798A JP 7879890 A JP7879890 A JP 7879890A JP H03280834 A JPH03280834 A JP H03280834A
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JP
Japan
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frozen
protein
gel
fat
milk
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JP2078798A
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English (en)
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JPH07110204B2 (ja
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Kimie Tamaoki
玉置 公恵
Mayumi Takeuchi
武内 真由美
Kiyoshi Takada
高田 喜代司
Hiroshi Yamane
山根 浩
Shoichi Koizumi
詔一 小泉
Tsuguaki Nishitani
紹明 西谷
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Snow Brand Milk Products Co Ltd
Original Assignee
Snow Brand Milk Products Co Ltd
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  • Confectionery (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、蛋白濃縮物を添加して凍結した冷菓とその製
造法に関する。更に詳しくはホエー蛋白質あるいは卵白
等の蛋白濃縮物の凍結ゲルを使用することにより、濃厚
でクリーミーな風味、食感を与える冷菓に関する。
(従来の技術) 一般に冷菓は、アイスクリーム類と氷菓に分類され、ア
イスクリーム類は更に乳固形分15%以上、そのうち乳
脂肪骨8%以上のものをアイスクリーム、乳固形分10
%以上、そのうち乳脂肪骨3%以上のものをアイスミル
ク、乳固形分3%以上のものをラクトアイスと分けてお
り、これにあてはまらないものを氷菓と称している。
このように、アイスクリーム類の格付けには乳脂肪の含
有率が大きなウェイトを占めている。又、乳脂肪の価格
が高いことから、ヤシ油、パーム油、パーム核油、ナタ
ネ油等の食用植物油脂で乳脂肪を代替することも多い。
(但し、アイスクリームにはチョコレート、卵黄等の定
められた脂肪以外は用いることはできないことが公正競
争規約により定められている。)更には牛脂、魚油等の
乳脂肪以外の動物油脂も用いられることがあるが、多く
はない。乳脂肪及び上記の植物油脂類は、アイスクリー
ムに特有のボディーを与え、風味を濃厚、且つ組織を滑
らかにして、オーバーラン、ドライネスに影響を与える
。乳脂肪は特有の芳香を持ち、特に良質で新鮮な乳脂肪
原料を用いた製品はすばらしく芳醇なフレーバーを発現
する。
植物油脂は、製品各々に応じた油脂の組合せが可能であ
り、且つ乳脂肪に較べてあっさりしだ口どけ、風味にで
きるという利点を有する。消費者が、乳脂肪、植物脂肪
のどちらを好むかはいちがいに言えない。
前述の如くアイスクリーム類に濃厚な風味と特有のボデ
ィーを与えるものとしては、脂肪は必須の成分とされて
いる。かき氷、アイスバー、シャーベット類等、とりわ
け、されやかな食感を求められるものを除くと、1〜2
0%の脂肪を含んでいるアイスクリーム類が多い。その
結果アイスクリーム類は一般に高カロリーとなっている
一方、アイスクリーム類が概して高脂肪、高カロリーな
ので、低脂肪で低カロリーの冷菓を得るために、ホエー
を主成分とする冷菓が開示された(特開昭61−224
939号)。しかしながら、この冷菓はジャリソとし、
口中でざらつきを怒し、また風味の点で問題があった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、ホエー蛋白質あるいは卵白等の蛋白濃縮物の
凍結ゲルを脂肪代替物として含み、凍結してなる冷菓で
ある。
ホエー蛋白濃縮物を変化させてドレッシングやマヨネー
ズに添加する発明として、特開昭63〜24857号が
あるが、ここで使用しているものは、本発明の凍結ゲル
とは組織的にも、製造法においても全く異なるものであ
る。本発明による製造法の方が簡単で且つ、より優れた
性質、特徴を賦与することができる。
また、特開昭61−224939号に開示された冷菓と
著しく異なる点は、本発明が凍結ゲルを脂肪代替物とし
て添加した冷菓を提供できることである。
本発明では、蛋白¥tm度を限外濾過、イオン交換、ゲ
ル濾過などの処理によって35〜90%にまで高めるこ
とができ、併せてホエー中の糖分や灰分を減少させて、
シャリシャリ感のない濃厚で滑らかな食感を有し、且つ
、ローカロリーなアイスクリーム等の冷菓を提供できる
本発明でいう凍結ゲルとは、ホエー蛋白質あるいは卵白
等の蛋白質を水に溶解後、得られた水溶液を蛋白質の熱
変性温度より高い温度で加熱し、次いで凍結して得るゲ
ル物質である。
好ましくは、蛋白濃縮物がホエー蛋白質由来の場合は5
〜70重量%、卵白由来の場合は0.8〜15重量%の
水溶液とし、pHを5〜9または4以下に調整後、55
〜170℃に加熱し、凍結する。この場合、蛋白濃縮物
の水溶液の濃度が前記範囲以下では、それを加熱した後
、凍結してもゲル状の保形性が得られ難く、一方前記範
囲を超えると混合や撹拌作業が困難となるので、前記範
囲が好ましい。
また蛋白濃縮物水溶液をpH5,0〜9.0もしくは4
.0以下、さらに好ましくは6.5〜8.0もしくは4
.0以下に調整する。pHが4.0より高く、5.0よ
り低い範囲では加熱時に蛋白質が凝集するため、凍結し
ても白濁を生ずるだけで組織化が起こり難くなる。また
、pHを9.0より高くすると、風味上アイスクリーム
素材として通さなくなるので、前記範囲が好ましい。
蛋白濃縮物水溶液は、55〜170℃で加熱することが
好ましい。加熱温度が55℃より低いと、加熱後凍結し
てもゲルが得られ難く、また、170℃を超えると変色
や焦げ現象が見られるので好ましくない。
蛋白濃縮物水溶液は加熱後、静置状態で凍結する。凍結
は一10℃以下が好ましく、凍結時間および凍結温度は
4〜30時間で一10℃〜−35℃にするのが好ましい
。ここでいう「静置状態での凍結」とは、蛋白濃縮物水
溶液がある程度静置された状態で凍結されることを意味
する。蛋白濃縮物水溶液を加熱後、例えばトレイに入れ
て冷凍室のコンベア上に静置した状態に保持する。
本発明に使用する蛋白濃縮物凍結ゲルは、蛋白濃縮物に
一定の加熱変性を与えたものを、凍結して得られる。加
熱変性した蛋白濃縮物水溶液を更に凍結させることに本
発明の特徴がある。この凍結によって溶液状からゲル状
に組織化することができる。溶液の凍結後は、完全凍結
状態のみならず、ゲル状態でもよい。また、凍結した水
分を洗い流すことによって、濃縮された組織状ゲルを得
ることができ、これは、単なる加熱ゲルよりも運搬に便
利である。また、冷凍のままで流通させることができる
ため、ゲルを乾燥、あるいは凍結乾燥させる必要がない
。使用する時は、単にこの凍結ゲルを解凍して使えば良
い。
凍結後にエタノール、酸もしくは凍結乾燥などによる処
理でさらに蛋白質の組織を固定化あるいは安定化する等
の操作も必要でない。
蛋白濃縮物凍結ゲルもしくは蛋白濃縮物凍結半ゲル状物
をCaイオンまたはMgイオンを含む溶液に浸漬して組
織化した蛋白質をさらに安定化させてもよく、これによ
って凍結の温度を緩やかにして製造コストを下げること
もできる。
冷菓への蛋白濃縮物凍結ゲルの添加量は、蛋白濃縮物そ
のものに含まれる蛋白質量や、ゲル化力などによって異
なるが、−船釣に製品中の蛋白濃縮物凍結ゲル添加量が
増えると、より濃厚でクリーミーな食感が得られる。し
かし、蛋白質量の低い蛋白濃縮物凍結ゲルを多量に使用
すると、製品の貯蔵中に乳糖の結晶が析出し、サンデイ
な組織となって製品価値を失う恐れがある。したがって
、製品全体の乳糖含量は製品中の水分に対し、9%を越
えないようにすることが好ましい。
本発明の冷菓には、蛋白濃縮物凍結ゲル以外に脂肪、無
脂乳固形分、糖類、乳化剤、安定剤など、アイスクリー
ム製造に通常使用される公知のものを添加することがで
きる。
脂肪は必ずしも使用しなくとも良いが、もし使用するの
であれば、乳脂肪、ヤシ油、パーム油、パーム核油、ナ
タネ油等の植物油脂および牛脂、魚油などの一種もしく
は二種以上を組み合わせて使用することができる。
無脂乳固形分にあっては、全脂粉乳、脱脂粉乳、加糖煉
乳、脱脂加糖煉乳、濃縮乳、脱脂濃縮乳、全乳、脱脂乳
等のうちから一種もしくは二種以上を組み合わせて使用
すれば良いが、脂肪の低減を目的とする本発明の趣旨か
ら、なるべく脂肪分を含まないものを用いることが好ま
しい。
Ii類にあっては蕨糖、異性化糖、水飴、ぶどう糖等の
うち、甘味度、甘味質、凍結点降下、価格等を勘′案し
て一種ないし数種の組合せを決定すれば良い。
又、乳化剤については脂肪をほとんど含まない場合には
使用しなくても良いが、レシチン、シュガーエステル、
ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪
酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル等のうち一種も
しくは二種以上を組み合わせて0.1〜1%の範囲で用
いたほうが、特にオーバーランを出した冷菓の場合、滑
らかな組織となり好ましい。
安定剤については増粘剤(ローカストビーンガム、グア
ーガム、キサンタンガム、カラヤガム、アラビアガム、
ガラティガム、トラガントガム、CMC等)、ゲル化剤
(寒天、カラギナン類、ペクチン類、ジェランガム、ゼ
ラチン等)、微結晶セルロース、リン酸塩(ポリリン酸
、メタリン酸、トリポリリン酸等)の内より選ばれた一
種もしくは二種以上を組み合わせて0.1〜3%、好ま
しくは0.2〜2%の範囲で使用することが適切である
また、希望すれば、着香料、着色料、酸味料、調味料等
を適量加えても良く、更に、果実類の果肉、果汁、ナツ
ツ類、フルーツソース類を凍結前、途中、又は凍結後に
、任意の量を加え添加することは自由である。オーバー
ランについては経済性、風味、保存性等により決定され
るが、バー型等の冷菓では0〜30%が好ましく、その
他のものは10〜120%の範囲で選択できる。
又、外観については、カップ、バー、コーン、バルク等
、種々な公知の容器に適応するもので十分である。
(発明の効果) 本発明は、蛋白濃縮物凍結ゲルを用いることによって、
■低脂肪あるいは脂肪をほとんど含まない冷菓が、高い
脂肪含量であるかのような濃厚な風味、食感を与え、■
低カロリーの、■高蛋白含量で、■新規な美味しい、■
かつ低コストの冷菓を可能にしたものである。
従って、飽食の時代に、本発明の冷菓は理想的なものと
いえる。
実施例 以下、本発明を実施例に基づき説明する。
実施例1 ■WPC(ホエー蛋白濃縮物)凍結ゲル脂肪代替物の製
造 W P C(EXPRESS FOODS社製、TYP
E 7502 、蛋白質量75%) 375gを水に溶
解し、3.000gの蛋白質溶液を得た。70℃の湯浴
中で、蛋白質溶液の液温か70℃になってから20分間
、撹拌しながら加熱した。5℃まで冷却後、−25℃で
一晩凍結させた。
5℃で解凍し、80メツシユの篩上で3倍量の水を用い
、WPC凍結ゲルを洗浄した。これをTKホモミキサー
で粉砕し、スラリー状のWPC凍結ゲル脂肪代替物を得
た。
■WPC凍結ゲ凍結ゲル脂肪代替物添加アイスクリ−ム
チ1スクリームの配合表 重量% wpc凍結ゲル        12.8グラニユー1
i            6.0ぶどう糖果糖液tN
 (Bx 75)     2.0加糖脱脂煉乳   
      10.0脱脂粉乳           
 7.0粉末水飴(DE 30)         5
.0グリセリン脂肪酸エステル    0.2安定荊′
″            0.3水        
           56.7バニラエキストラクト
      0.2* ゼラチン、ローカストビーンガ
ム、グアーガム、微結晶セルロース、カラギナン、結晶
ブドウI!(重量比65:10:10: 5 : 5 
:10)からなるアイスクリーム安定剤。
製造法 グラニユー糖、脱脂粉乳、粉末水飴、グリセリン脂肪酸
エステル、安定剤を粉末のままよく混合した後、ホモミ
キサー(特殊機化工業型)を用いて水に分散させた。こ
れにWPC凍結ゲル、ぶどう糖果糖液槽、加糖脱脂煉乳
を加え、混合撹拌しながら加温し、85℃に到達させ、
1分間保持し殺菌した後、ホモゲナイザ−(三相機械製
)を用いて150kg/cdの圧力で均質し、直ちに5
℃まで冷却した。バニラエキスラクトを添加し、エージ
ング後、ソフトクリームフリーザー(三菱重工業型)を
用い、オーバーラン60%程度に起泡凍結し、カップに
充填し、−30℃に硬化貯蔵した。
硬化したものを室温にて数分間解凍した後、食したとこ
ろ、脂肪をほとんど含んでいないにもかかわらず、市販
の脂肪を8〜10%程度含んでいる冷菓と同様な濃厚で
クリーミーな風味を呈した。更に室温で十数分間、形崩
れしない保形性を有していた。
実施例2 表2に示す配合割合の原料を使用し、力ンブ充填の冷菓
を製造した。
表2         重量% wpc凍結ゲル           5.0グラニユ
ー1!              6.0ふどう糖果
糖液1! (Bx75)        2.0加糖脱
脂煉乳            10.0脱脂粉乳  
             7.0粉末水飴(DE30
)            5.0グリセリン脂肪酸エ
ステル      0.2安定剤 (実施例工と同じ)
0.3 水                       6
4.3バニラエキストラクト         0.2
製造法 wpc凍結ゲルを、そのまま他の粉体原料と混合して添
加すること以外は、実施例1に述べた方法と同様にして
、ミックスの調合、フレーバー添加、エージング、フリ
ーザーによる起泡凍結(オーバーラン60%)、硬化貯
蔵を行った。室温にて数分間解凍した後、食したところ
、濃厚でクリーミーな風味となった。
又、室温で十数分間、形崩れしない保形性も有していた
実施例3 表3 アイスクリームの配合表 重量% wpc凍結ゲル        30.0脱脂煉乳  
          12.5グラニユー1!    
        3.5粉末水飴(DE30)    
     12.8脱脂粉乳            
5.2グリセリン脂肪酸エステル    0.2安定剤
             0.3水        
           35.2バニラエキストラクト
      0.3製造法 グラニユー糖、粉末水飴、脱脂粉乳、粉末水飴、グリセ
リン脂肪酸エステル、安定剤を粉末のままよく混合した
後、ホモミキサー(特殊機化工業製)を用いて水に分散
させた。これにWPC凍結ゲル、脱脂煉乳を加え、撹拌
しながら加温し、85℃で1分間殺菌した後、ホモゲナ
イザ−(三相機械製)を用いて150kg/ca+の圧
力で均質し、直ちに5℃まで冷却した。バニラエキスト
ラクトを添加し、エージング後、ソフトクリームフリー
ザー(三菱重工業製)を用い、オーバーラン60%程度
に起泡凍結し、カップに充填し、−30℃に硬化貯蔵し
た。
硬化したものを室温にて数分間解凍した後、食したとこ
ろ、脂肪をほとんど含んでいないにもかかわらず、市販
の脂肪を8〜10%程度含んでいる冷菓と同様な濃厚で
クリーミーな風味を呈した。更に室温で十数分間、形崩
れしない保形性を有した。
比較例I  WPC溶液添加アイスクリーム実施例1で
使用したと同様のWPC(蛋白質量75%) 375g
を水に溶解し、3,000gの蛋白質水溶液を得た。こ
の水溶液を実施例1の配合中のwpc凍結ゲルと置換し
て使用した。
比較例2  WPCゲル添加アイスクリーム実施例1で
使用したと同様のWPC(蛋白質量75%) 375g
を水に溶解し、3.000gのタンパク水溶液を得た。
この水溶液を85℃の湯浴中で20分間加熱した。
生成したゲル化物を濾過して洗浄し、WPCゲルを得た
。このWPCゲルを実施例2のWPC凍結ゲルと置換し
て使用した。
比較例3 特開昭63−24857号の「蛋白製品ベース」で得ら
れた脂肪代替素材としての蛋白性水分散コロイドを、実
施例3の配合中のwpc凍結ゲルと置換して使用した。
実施例4 卵白1 、000gを水で3倍に希釈し、3.000g
の卵白水溶液を得た。これを湯浴中で80℃で10分間
保持した。5℃で冷却後、−25℃で一晩凍結させた。
使用前に10℃で解凍し、ゲルをホモミキサーで混合し
、細粒化し、3.000gのスラリー状卵白凍結ゲル状
脂肪代替物を得た。
この卵白凍結ゲル状脂肪代替物を実施例3の配合中のW
PC凍結ゲルと置換して使用した。
実施例1〜4および比較例1〜3の結果を表4に示した
実施例1〜4で得られた冷菓は、いずれも風味や保形性
等が、比較例1〜3で得られた冷菓よりも優れていた。
表4 ○:好ましい、△:どちらでもない、 ×:好ましくない エネルギー: Kcal/100g 脂質、蛋白質、炭水化物:重量% 市販アイスクリーム:バニラブルー (7印乳業)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)脂肪代替物として、蛋白濃縮物水溶液の凍結ゲル
    を添加することを特徴とする冷菓の製造法。
  2. (2)凍結ゲルは、ホエー蛋白質を水に溶解後、得られ
    た水溶液を蛋白質の熱変性温度より高い温度で加熱し、
    次いで凍結してゲル化させて得られたものである請求項
    1記載の製造法。
  3. (3)凍結ゲルが、卵白を水に溶解後、得られた水溶液
    を蛋白質の熱変性温度より高い温度で加熱し、次いで凍
    結してゲル化させて得られたものである請求項1記載の
    製造法。
  4. (4)請求項1または2記載の製造法により得られた冷
    菓。
JP2078798A 1990-03-29 1990-03-29 蛋白濃縮物を用いた冷菓とその製造法 Expired - Lifetime JPH07110204B2 (ja)

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