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JPH03275306A - オートクレーブ養生における降温方法 - Google Patents

オートクレーブ養生における降温方法

Info

Publication number
JPH03275306A
JPH03275306A JP7597290A JP7597290A JPH03275306A JP H03275306 A JPH03275306 A JP H03275306A JP 7597290 A JP7597290 A JP 7597290A JP 7597290 A JP7597290 A JP 7597290A JP H03275306 A JPH03275306 A JP H03275306A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
furnace
temperature
panel
pressure
lowered
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7597290A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2883150B2 (ja
Inventor
Masaaki Ozawa
小澤 賢明
Hidetoshi Tsushima
津島 英利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=13591664&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH03275306(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP7597290A priority Critical patent/JP2883150B2/ja
Publication of JPH03275306A publication Critical patent/JPH03275306A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2883150B2 publication Critical patent/JP2883150B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
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  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば外壁材等として使用される軽量気泡コ
ンクリート製パネルを製造するオートクレーブ養生にお
いて、含水率の低いパネルを得るための降温方法に関す
る。
〔背景技術〕
オートクレーブ養生は、第3図の通り、型枠から脱型し
て得られた複数の軽量気泡コンクリート製原版lを台車
2に載せ、この台車2を炉3内に入れることにより原版
lを炉3内に収納し、この後、炉3内にスチームを供給
することにより炉3内を所定の高温度(例えば約180
°C)、所定の高圧力(例えば約10気圧)にして行わ
れる。これにより、軽量気泡コンクリート製原版lの養
生が行われて軽量気泡コンクリート製パネル1′か製造
される。前記所定の高温度、所定の高圧力下での養生が
終了した後、炉3内へのスチームの供給は停止され、こ
の後、炉3内の圧力は大気圧まで降圧されるとともに、
温度は炉3の扉を開けることができる温度(例えば5〜
80°C)に降温され、次いで台車2が炉3から引き出
されて軽量気泡コンクリート製パネル1′の取り出しか
行われる。
炉3内の温度を炉3の扉を開けることができる前記温度
まで降温させる方性は、従来では、第3図で示す給水管
IOから水を傘状カバー11の上面に流し、これにより
炉3の内壁面に散水するものであった。
〔発明か解決しようとする課題〕
以上の従来方法によると、炉3内の温度が100℃以上
のときには、炉3内に散水された水は蒸発して水蒸気と
なるが、炉3内の温度が100°C以下まで下がると、
炉3内の各部分に結露する。
カバー11の下面に結露した水滴はパネル1′表面に落
下し、このパネル1′が濡れることになる。
炉3から取り出されたパネルl′は、断熱性を高めるた
め乾燥工程に送らて乾燥されるが、以上のようにパネル
l′の表面に水滴が付着してパネル1′か濡れていると
、充分に乾燥できず、パネル1′からの水分の除去を所
定通りに行えないため、パネルl′の断熱性が低下する
という問題が生ずる。
また、従来方法では、炉3内の温度が100°C以下に
なると、パネル1′内の水は水蒸気にならないため、パ
ネル1′の温度は気化熱によって降温しなくなり、この
ため100℃以下ではパネル1′の温度ひいては炉3内
の温度の降温速度が低下するとともに、パネル1′から
の水分の除去が充分に行われなくなってしまう。
更に、従来方法によると、給水管lOから炉3内に供給
される水は、最後には炉3やパネルl′から除去される
ものであるため、無駄な水を炉3内に供給しているとい
う問題もあった。
本発明の目的は、軽量気泡コンクリート製パネルの表面
に水滴が付着することがなく、また、炉内温度が100
℃以下になっても適切な速度でパネルの温度を降温でき
るとともに、パネルからの水分の除去を確実に行え、さ
らに、炉内に無駄な水を供給することが不要になるオー
トクレーブ養生における降温方法を提供するところにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るオートクレーブ養生における降温方法は、
軽量気泡コンクリート製原版を炉内に収納した後、炉内
にスチームを供給して所定の高温度、所定の高圧力下で
前記原版を養生することにより軽量気泡コンクリート製
パネルを製造するオートクレーブ養生において、前記所
定の高温度、所定の高圧力下での養生後、炉内を大気圧
以下まで減圧して前記パネルの温度および炉内の温度を
降温させることを特徴とするものである。
〔作用〕
炉内を大気圧以下まで減圧すると、炉内温度か100℃
以下でもパネルからの水分の蒸発が行われ、これにより
、パネルの温度、炉内の温度は気化熱により降温すると
ともに、パネルからの水分の除去が確実に行われる。大
気圧以下まで減圧する速度およびその減圧量を適宜調整
すれば、適切な降温速度を得られる。
〔実施例〕
以下に本発明の一実施例を第1図及び第2図に基づいて
説明する。以下の説明では既に説明した部材と同じ部材
には同一符号を付す。
本実施例に係る方法は、炉3内で軽量気泡コンクリート
製原版lを所定の高温度、所定の高圧力でオートクレー
ブ養生して原版lを軽量気泡コンクリート製パネル1′
とするところまでは従来方法と同じである。すなわち、
型枠から脱型して得られた多数の軽量気泡コンクリート
製原版lは台車2に載せられて炉3内に収納され、炉3
内にスチームが供給されることにより、炉3内は所定の
高温度、所定の高圧力となり、原版lの養生か行われる
第2図のtlは所定時間に亘る養生が終了したときであ
り、この時、炉3内へのスチームの供給は停止される。
第2図中、Aは炉3内の温度の変化を示し、この温度は
tlのとき前記所定の温度T1となっているが、この温
度は、t1以後、炉3からの自然放熱により自然に下が
る。
炉3内の温度がT1になったとき、即ちt2のとき、第
1図の通り炉3に接続された吸引管4により真空ポンプ
で炉3内を吸気する。この吸気はt3まて行い、炉3内
の圧力を大気圧以下、例えば(0゜1気圧)まで減圧す
る。この減圧によりパネル1′内の水分か水蒸気になる
ことか促進され、水分が水蒸気になるときの気化熱によ
りパネル1′の温度は第2図のBのように下がり、また
炉3内の温度も下がる。
このように炉3内の圧力を大気圧以下まで減圧すること
によりパネル1′からの水分の除去を有効に行なえる。
特に、炉3内の温度が100℃以下(すなわち1気圧の
もとでは水分か蒸発しない温度)になっていても、水分
の蒸発か行われるため、パネル1′からの水分の取り除
きを有効に行なえ、パネル1′の含水率は低下する。
t3まで炉3内の圧力を減圧したのち、炉3内に空気を
供給し、これにより炉3内の圧力を次第に大気圧まで戻
す。炉3内の温度が自然放熱により炉3の扉をあけるこ
とができる温度まで低下した後、この扉をあけ、台車2
の引き出しによりパネル1′を炉3内から取り出す。
以上説明したように本実施例では、従来方法と異なり、
給水管により炉3内に散水しないため、パネル1′の表
面に水滴か付着することかなく、かつ、無駄な水を炉3
内に供給することも不要となる。また、炉3内の圧力を
大気圧以下まで減圧するため、パネル1′内の水分の除
去か100°C以下でも有効に行われ、これによりパネ
ルl′の含水率を低下させることかできる。このためオ
ートクレーブ養生工程の後に行う乾燥工程の作業時間の
短縮、作業の簡略化を実現できるようになる。
さらに、炉3内の温度か100℃以上のときに炉3内を
吸引管4で吸気して大気圧以下まで減圧すれば、高温の
スチームを回収でき、この熱を次のオートクレーブ養生
の時に再利用することも可能になる。
炉3内の圧力を大気圧以下まで減圧する速度及びその減
圧量は任意に決定でき、これらを調整することにより、
パネル1′の威分村料等の条件と適合した降温速度でパ
ネルの温度、炉3内の温度を下げることができる。
なお、前記実施例では所定の高渥度、所定の高圧力下で
のオートクレーブ養生か終了したtlの後のt2から炉
3内の圧力を減圧したか、tlのときから減圧を開始し
てもよい。また、減圧を1回たけではなく2回以上行っ
てもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、炉内の圧力を大気圧以下まで減圧した
ため、炉内の温度が100℃以下になってもパネルから
の水分の除去を有効に行え、しかも、適切な降温速度を
得られ、また、炉内に給水管で水を供給しないため、パ
ネルの表面に水滴か付着することがなく、無駄な水を炉
内に供給することも不要になる。
1・・・軽量気泡コンクリート製原版、1′・・・軽量
気泡コンクリート製パネル、2・・・台車、3・・・炉
、4・・・吸引管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)軽量気泡コンクリート製原版を炉内に収納した後
    、炉内にスチームを供給して所定の高温度、所定の高圧
    力下で前記原版を養生することにより軽量気泡コンクリ
    ート製パネルを製造するオートクレーブ養生において、
    前記所定の高温度、所定の高圧力下での養生後、炉内を
    大気圧以下まで減圧して前記パネルの温度および炉内の
    温度を降温させることを特徴とするオートクレーブ養生
    における降温方法。
JP7597290A 1990-03-26 1990-03-26 オートクレーブ養生における降温方法 Expired - Lifetime JP2883150B2 (ja)

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JPH03275306A true JPH03275306A (ja) 1991-12-06
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