JPH03246312A - 自動車用消音器 - Google Patents
自動車用消音器Info
- Publication number
- JPH03246312A JPH03246312A JP4325790A JP4325790A JPH03246312A JP H03246312 A JPH03246312 A JP H03246312A JP 4325790 A JP4325790 A JP 4325790A JP 4325790 A JP4325790 A JP 4325790A JP H03246312 A JPH03246312 A JP H03246312A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- expansion chamber
- chamber
- tube
- inlet tube
- resonance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Exhaust Silencers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、自動車用消音器に関する。
従来の技術
従来の排気系に装着され、排気吐出音を低減する自動車
用消音器としては、例えば第6図に示すようなものがあ
る(実開昭63−82015号公報)。
用消音器としては、例えば第6図に示すようなものがあ
る(実開昭63−82015号公報)。
すなわち、消音器101の外殻を筒体102と端板10
3で構成し、内部の第1拡張室104に、インレットチ
ューブ105と同軸上にインレットチューブ105の管
端側に開口する小穴106を設けた球状共鳴室107を
配置したもので、共鳴室107を球状に形成することに
よって、平板のみを用いた消音器に必要である、端板等
の構成部品に施されるビーディング加工等の処理を何等
必要とせずに、ドラミング現象による打音の発生を防止
しようとしている。
3で構成し、内部の第1拡張室104に、インレットチ
ューブ105と同軸上にインレットチューブ105の管
端側に開口する小穴106を設けた球状共鳴室107を
配置したもので、共鳴室107を球状に形成することに
よって、平板のみを用いた消音器に必要である、端板等
の構成部品に施されるビーディング加工等の処理を何等
必要とせずに、ドラミング現象による打音の発生を防止
しようとしている。
発明が解決しようとする課題
しかしながら、このような従来の自動車用消音器にあっ
ては、球状共鳴室107を配置している外側の筒体10
2および端板103は平板で構成されているため、放射
音が発生しやすい。また、共鳴室107は球状であるた
め、共鳴室107の外側部分に沿って流れる排気流の抵
抗は少ないが、他の部分では板どうしが90°に交わっ
ているので、どうしてもその部分で剥離が起こり、流れ
の抵抗が大きくなってしまうという問題点があった。
ては、球状共鳴室107を配置している外側の筒体10
2および端板103は平板で構成されているため、放射
音が発生しやすい。また、共鳴室107は球状であるた
め、共鳴室107の外側部分に沿って流れる排気流の抵
抗は少ないが、他の部分では板どうしが90°に交わっ
ているので、どうしてもその部分で剥離が起こり、流れ
の抵抗が大きくなってしまうという問題点があった。
本発明は、従来のこのような問題点に着目してなされた
もので、放射音および背圧を低減した自動車用消音器を
提供することを目的としている。
もので、放射音および背圧を低減した自動車用消音器を
提供することを目的としている。
課題を解決するための手段
このため本発明は、略球形状の共鳴室の周囲に、略球形
状の拡張室を配置するとともに、拡張室に設置したイン
レットチューブに対向させて共鳴室の首管を配設した。
状の拡張室を配置するとともに、拡張室に設置したイン
レットチューブに対向させて共鳴室の首管を配設した。
作用
インレットチューブから拡張室へ導入された排気ガスは
、拡張室及び共鳴室が滑らかな球形状をしているのでス
ムーズに流れ、アウトレットパイプから排出される。
、拡張室及び共鳴室が滑らかな球形状をしているのでス
ムーズに流れ、アウトレットパイプから排出される。
この際、拡張室は球形状をしており、大気に触れる部分
が平板でないため、排気脈動により加振されても大きく
振動せず、放射音は小さい。
が平板でないため、排気脈動により加振されても大きく
振動せず、放射音は小さい。
また、拡張室内を排気ガスはスムーズに流れるので排気
抵抗は小さい。
抵抗は小さい。
実施例
以下、本発明を図面に基づいて説明する。第1図は、本
発明の第1実施例を示す図である。
発明の第1実施例を示す図である。
まず構成を説明する。消音器lは、共鳴室2が2個の半
球体3及び4により略球形状に形成されており、該共鳴
室2を取り囲むように、拡張室5が2個の半球体6およ
び7により略球形状に形成されている。そして、該拡張
室5には、第2図に図示したような、複数個の大穴8を
穿設した穴開きバッフル9が取り付けられている。
球体3及び4により略球形状に形成されており、該共鳴
室2を取り囲むように、拡張室5が2個の半球体6およ
び7により略球形状に形成されている。そして、該拡張
室5には、第2図に図示したような、複数個の大穴8を
穿設した穴開きバッフル9が取り付けられている。
また、拡張室5には、排気ガスを拡張室5に導入するイ
ンレットチューブ10が取り付けられており、拡張室5
のインレットチューブ10取り付は部と反対側には、排
気ガスを拡張室5から排出するアウトレットチューブ1
1が配設されている。
ンレットチューブ10が取り付けられており、拡張室5
のインレットチューブ10取り付は部と反対側には、排
気ガスを拡張室5から排出するアウトレットチューブ1
1が配設されている。
また、共鳴室2には、上流からの排気ガス流に対向する
如く、インレットチューブlOに対向して首管12が取
り付けられている。
如く、インレットチューブlOに対向して首管12が取
り付けられている。
次に作用を説明する。インレットチューブ10から拡張
室5へ導入された排気ガスは、拡張室5で拡張されて消
音作用を行い、共鳴室2による共鳴により消音作用が行
われ、拡張室内をアウトレットチューブ11に向って流
れアウトレットチューブ11より排出される。
室5へ導入された排気ガスは、拡張室5で拡張されて消
音作用を行い、共鳴室2による共鳴により消音作用が行
われ、拡張室内をアウトレットチューブ11に向って流
れアウトレットチューブ11より排出される。
この際、拡張室5を半球体6及び7による球状体とした
ことにより、大気に触れる部分が平板でなくなったため
、排気脈動によりこの表皮が加振されても大きく振動す
ることがないので、大きな放射音は発生しない。
ことにより、大気に触れる部分が平板でなくなったため
、排気脈動によりこの表皮が加振されても大きく振動す
ることがないので、大きな放射音は発生しない。
また、共鳴室2の外面及び拡張室5の内面が滑らかな球
状であるため、排気ガスはスムーズに流れ剥離を起こす
部分が従来の消音器より少ないので、従来の消音器に比
べ背圧は大幅に減少している。
状であるため、排気ガスはスムーズに流れ剥離を起こす
部分が従来の消音器より少ないので、従来の消音器に比
べ背圧は大幅に減少している。
さらに球体は筒体に比較して、同一表面積で容積も大き
く取れるので、消音量が確保され、また、第3図に図示
した如く、車体13に設けられているタイヤ14を収納
するタイヤハウス15のホイール部16に配設すること
もできる等設置の自由度は高い。
く取れるので、消音量が確保され、また、第3図に図示
した如く、車体13に設けられているタイヤ14を収納
するタイヤハウス15のホイール部16に配設すること
もできる等設置の自由度は高い。
さらにまた、拡張室5が球状であるため定在波ができに
くく、消音器内の共鳴により排気音が悪化することはな
く、同じく拡張室5が球状であるために、インレットチ
ューブ10とアウトレットチューブ11の設置場所が自
由に設定できる。また、プレス加工にも有利であり、表
面積に対する体積の比率を上げることができるため、コ
スト面でも有利となっている。
くく、消音器内の共鳴により排気音が悪化することはな
く、同じく拡張室5が球状であるために、インレットチ
ューブ10とアウトレットチューブ11の設置場所が自
由に設定できる。また、プレス加工にも有利であり、表
面積に対する体積の比率を上げることができるため、コ
スト面でも有利となっている。
第4図には、本発明の第2実施例を示す。この実施例は
、前述した第1実施例の穴開きバッフル9に変えて、平
板のバッフル17を取り付け、該バッフル17にバスチ
ューブ18を配設し、また首管2】を共鳴室2内に挿入
突出させたものである。
、前述した第1実施例の穴開きバッフル9に変えて、平
板のバッフル17を取り付け、該バッフル17にバスチ
ューブ18を配設し、また首管2】を共鳴室2内に挿入
突出させたものである。
本実施例によれば、バッフル17によって拡張室が第1
拡張室19と第2拡張室20とに2分されているので、
中周波数の排気音低減効果を高めることができる。また
、共鳴室2内に首管2】が突出しているため、共鳴周波
数設定の自由度が大きくなる。
拡張室19と第2拡張室20とに2分されているので、
中周波数の排気音低減効果を高めることができる。また
、共鳴室2内に首管2】が突出しているため、共鳴周波
数設定の自由度が大きくなる。
第5図には、本発明の第3実施例を示す。この実施例は
、インレットチューブ22、およびアウトレットチュー
ブ23の拡張室5内への挿入部分をカットし、かつ首管
24の拡張室内への挿入部分をカットしたものである。
、インレットチューブ22、およびアウトレットチュー
ブ23の拡張室5内への挿入部分をカットし、かつ首管
24の拡張室内への挿入部分をカットしたものである。
なお、本実施例においてはバッフルは第1実施例と同じ
穴開きバッフル9を使用している。
穴開きバッフル9を使用している。
本実施例によれば、拡張室5内への突起物が少なくなる
ため、排気ガス流の剥離が起こる部分か少なくなり、排
気抵抗を更に低減することができる。
ため、排気ガス流の剥離が起こる部分か少なくなり、排
気抵抗を更に低減することができる。
発明の詳細
な説明してきたように構成されているので、本発明によ
れば、放射音、背圧を低減することができ、表面積に対
する体積の比率を上げることができるためコスト低減が
図れる。
れば、放射音、背圧を低減することができ、表面積に対
する体積の比率を上げることができるためコスト低減が
図れる。
また定在波が起こり難く、消音器内の共鳴による排気音
の悪化を防ぐことができる。
の悪化を防ぐことができる。
第1図は本発明の第1実施例を示す側断面図、第2図は
第1実施例の穴開きバッフルを示す平面図、第3図は本
発明に係る消音器の車体への装着部位例を示す斜視図、
第4図は本発明の第2実施例を示す側断面図、第5図は
本発明の第3実施例を示す側断面図、第6図は従来例を
示す側断面図である。 1・・・消音器、2・・共鳴室、3.4・・・半球体、
5・・・拡張室、6.7・・・半球体、8・・・大穴、
9・・・穴開きバッフル、10・・・インレットチュー
ブ、11・・・アウトレットチューブ、12・・・首管
、15・・・タイヤハウス、16・・・ホイール部、1
7・・・バッフル、18・・・パスチューブ、19・・
・第1拡張室、20・・第2拡張室、21・・・首管、
22・・・インレットチューブ、23・・・アウトレッ
トチューブ、24・・・首管。 第2図 第3図 第4図
第1実施例の穴開きバッフルを示す平面図、第3図は本
発明に係る消音器の車体への装着部位例を示す斜視図、
第4図は本発明の第2実施例を示す側断面図、第5図は
本発明の第3実施例を示す側断面図、第6図は従来例を
示す側断面図である。 1・・・消音器、2・・共鳴室、3.4・・・半球体、
5・・・拡張室、6.7・・・半球体、8・・・大穴、
9・・・穴開きバッフル、10・・・インレットチュー
ブ、11・・・アウトレットチューブ、12・・・首管
、15・・・タイヤハウス、16・・・ホイール部、1
7・・・バッフル、18・・・パスチューブ、19・・
・第1拡張室、20・・第2拡張室、21・・・首管、
22・・・インレットチューブ、23・・・アウトレッ
トチューブ、24・・・首管。 第2図 第3図 第4図
Claims (1)
- (1)自動車の排気吐出音を低減する自動車用消音器に
おいて、略球形状の共鳴室の周囲に、略球形状の拡張室
を配置するとともに、拡張室に設置したインレットチュ
ーブに対向させて共鳴室の首管を配設したことを特徴と
する自動車用消音器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4325790A JPH03246312A (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | 自動車用消音器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4325790A JPH03246312A (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | 自動車用消音器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03246312A true JPH03246312A (ja) | 1991-11-01 |
Family
ID=12658806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4325790A Pending JPH03246312A (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | 自動車用消音器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03246312A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6942061B2 (en) * | 2003-12-17 | 2005-09-13 | Jones Exhaust Systems, Inc. | Muffler for internal combustion engine |
FR2874233A1 (fr) * | 2004-08-16 | 2006-02-17 | Pauline Blain | Systeme pour attenuer les ondes sonores contenues dans les gaz ou l'air d'evacuation des moteurs thermiques ou turbines ou materiels fonctionnant a l'air comprime |
JP2008169751A (ja) * | 2007-01-11 | 2008-07-24 | Toyota Motor Corp | 排気マフラ構造 |
US20110209942A1 (en) * | 2010-02-26 | 2011-09-01 | Hisashi Uneta | Exhaust device of internal combustion engine |
US20130164643A1 (en) * | 2011-12-23 | 2013-06-27 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Silencer for reducing acoustic noise of fuel cell system |
-
1990
- 1990-02-23 JP JP4325790A patent/JPH03246312A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6942061B2 (en) * | 2003-12-17 | 2005-09-13 | Jones Exhaust Systems, Inc. | Muffler for internal combustion engine |
FR2874233A1 (fr) * | 2004-08-16 | 2006-02-17 | Pauline Blain | Systeme pour attenuer les ondes sonores contenues dans les gaz ou l'air d'evacuation des moteurs thermiques ou turbines ou materiels fonctionnant a l'air comprime |
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JP2011179346A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関の排気装置 |
US8348013B2 (en) * | 2010-02-26 | 2013-01-08 | Honda Motor Co., Ltd. | Exhaust device of internal combustion engine |
US20130164643A1 (en) * | 2011-12-23 | 2013-06-27 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Silencer for reducing acoustic noise of fuel cell system |
US8794377B2 (en) * | 2011-12-23 | 2014-08-05 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Silencer for reducing acoustic noise of fuel cell system |
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