JPH03239784A - 摩擦材組成物及び該組成物を用いた摩擦材の製造法 - Google Patents
摩擦材組成物及び該組成物を用いた摩擦材の製造法Info
- Publication number
- JPH03239784A JPH03239784A JP3814190A JP3814190A JPH03239784A JP H03239784 A JPH03239784 A JP H03239784A JP 3814190 A JP3814190 A JP 3814190A JP 3814190 A JP3814190 A JP 3814190A JP H03239784 A JPH03239784 A JP H03239784A
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- Japan
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- fibers
- friction material
- binder
- mineral
- disc brake
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は自動車などの制動に用いられるディスクブレー
キパッド、ブレーキライニング等の摩擦材組成物及び該
組成物を用いた摩擦材の製造法に関する。
キパッド、ブレーキライニング等の摩擦材組成物及び該
組成物を用いた摩擦材の製造法に関する。
(従来の技術)
例えば自動車などの制動装置としてディスクブレーキが
使用され、その摩擦材としてディスクブレーキパッドが
使用されている。
使用され、その摩擦材としてディスクブレーキパッドが
使用されている。
現在のディスクブレーキパッド、%に非アスベスト系デ
ィスクブレーキパッドの主流は、スチール繊維を50〜
65重量%含有するセミメタリック系ディスクブレーキ
パッドである。このセミメタリックディスクブレーキパ
ッドは、特にオートマチック車に装着した場合、停止及
び発進時にグー音と称する異音が発生し、さらに制動時
に生じる摩耗粉にようホイール汚れがある。このため最
近は、金属繊維の含有率がよう少ない新規な材質の開発
が進められている。
ィスクブレーキパッドの主流は、スチール繊維を50〜
65重量%含有するセミメタリック系ディスクブレーキ
パッドである。このセミメタリックディスクブレーキパ
ッドは、特にオートマチック車に装着した場合、停止及
び発進時にグー音と称する異音が発生し、さらに制動時
に生じる摩耗粉にようホイール汚れがある。このため最
近は、金属繊維の含有率がよう少ない新規な材質の開発
が進められている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながらディスクブレーキパッドの強度上の問題が
あるため極端に金属繊維を減らすことができない。この
ためディスクロータとディスクブレーキパッドに合資れ
る金属繊維との凝着現象によう発生するものと考えられ
る異音を防止することができないのが現状である。
あるため極端に金属繊維を減らすことができない。この
ためディスクロータとディスクブレーキパッドに合資れ
る金属繊維との凝着現象によう発生するものと考えられ
る異音を防止することができないのが現状である。
本発明は上記の事情に鑑みて、異音を防止ないしは減少
させるための摩擦材組成物及び該組成物を用いた摩擦材
の製造法を提供することを目的とするものである。
させるための摩擦材組成物及び該組成物を用いた摩擦材
の製造法を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段)
本発明は金属繊維、有機繊維、無機繊維及び結合剤を含
み、かつ全組成物中に黒鉛を2〜10重!#係及び層間
で劈開し易い板状構造の鉱物を1〜25重+i悌含有せ
しめてなる摩擦材組成物に関し。
み、かつ全組成物中に黒鉛を2〜10重!#係及び層間
で劈開し易い板状構造の鉱物を1〜25重+i悌含有せ
しめてなる摩擦材組成物に関し。
さらに上記の摩擦材組成物を混合した後加熱加圧成形し
9次いで焼成する摩擦材の製造法に関する。
9次いで焼成する摩擦材の製造法に関する。
本発明に釦いて金属繊維としては、銅繊維、黄銅繊維、
スチール繊維等が用いられ、有機繊維としては、アラミ
ド繊維、フェノール繊維等が用いられ、また無機繊維と
しては、ケイ酸カルシウム繊維、アルミナ・シリカ繊維
等が用いられる。
スチール繊維等が用いられ、有機繊維としては、アラミ
ド繊維、フェノール繊維等が用いられ、また無機繊維と
しては、ケイ酸カルシウム繊維、アルミナ・シリカ繊維
等が用いられる。
これらの繊維は、全組成物中に金属繊維が20重量多以
下、有機繊維及び無機繊維が40重重量板下含有するこ
とが好ましい。
下、有機繊維及び無機繊維が40重重量板下含有するこ
とが好ましい。
結合剤としては、フェノール樹脂、メラミン樹脂等の熱
硬化性樹脂が用いられる。
硬化性樹脂が用いられる。
層間で劈開し易い板状構造の鉱物としては、マイカ、バ
ーミキュライト等が用いられ、これらは全組成物中に1
〜25重量優重量金含有ことが必要とされ、1重fi%
未満では異音が大きくなるという欠点が生じ、25重f
fi%を越えると機械的強度が低下するという欠点が生
じる。
ーミキュライト等が用いられ、これらは全組成物中に1
〜25重量優重量金含有ことが必要とされ、1重fi%
未満では異音が大きくなるという欠点が生じ、25重f
fi%を越えると機械的強度が低下するという欠点が生
じる。
黒鉛は、全組成物中に2〜10M11%含有させること
が必要とされ、2重量t%未満であるとディスクブレー
キパッド及びディスクロータの寿命が著しく低下し、1
0重量優を越えると異音が大きくなるという欠点が生じ
る。
が必要とされ、2重量t%未満であるとディスクブレー
キパッド及びディスクロータの寿命が著しく低下し、1
0重量優を越えると異音が大きくなるという欠点が生じ
る。
本発明の摩擦材組成物は、上記成分の他に必要に応じ硫
酸バリウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、アル
ミナ、シリカ等の無機充填剤、カーボンブラック、フリ
クションダスト、コークス等の摩擦調整剤などが用いら
れる。
酸バリウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、アル
ミナ、シリカ等の無機充填剤、カーボンブラック、フリ
クションダスト、コークス等の摩擦調整剤などが用いら
れる。
摩擦材組成物の混合方法、加熱加圧成形条件については
特に制限はなく、従来公知の方法で行うものとする。
特に制限はなく、従来公知の方法で行うものとする。
(実施例)
以下本発明の詳細な説明する。
実施例1〜4.比較例1
第1表に示す成分を配合し、混合機により均一に混合し
たのち電気オーブン中で82.5±2.5℃で2時間乾
燥し、その後粉砕して成形粉とし2次いでタブレットを
形成し、その後温度15z5士2、.5℃、圧力500
kg/cm2の条件で5分熱圧成形し、さらに200
℃で5時間焼成してディスクブレーキパッドを得た。
たのち電気オーブン中で82.5±2.5℃で2時間乾
燥し、その後粉砕して成形粉とし2次いでタブレットを
形成し、その後温度15z5士2、.5℃、圧力500
kg/cm2の条件で5分熱圧成形し、さらに200
℃で5時間焼成してディスクブレーキパッドを得た。
次に本発明になる摩擦材組成物を用いたディスクブレー
キパッドと従来(比較例1)のディスクブレーキパッド
とを実際の車に装着し、異音の発生状態の比較試験を行
った。その結果を第2表に示す。な釦第2表において、
ならし走行1001an後とあるのは制度初速度60k
m/時間、減速度0、3 Gで2回/lkmの比率でブ
レーキをかけ10〇−走行した後測定したものであり、
fた水濡れ後というのはディスクブレーキパッド及び相
手材ディスクに充分水をかけ、その1130分間放置し
た後測定したものである。
キパッドと従来(比較例1)のディスクブレーキパッド
とを実際の車に装着し、異音の発生状態の比較試験を行
った。その結果を第2表に示す。な釦第2表において、
ならし走行1001an後とあるのは制度初速度60k
m/時間、減速度0、3 Gで2回/lkmの比率でブ
レーキをかけ10〇−走行した後測定したものであり、
fた水濡れ後というのはディスクブレーキパッド及び相
手材ディスクに充分水をかけ、その1130分間放置し
た後測定したものである。
異音レベル5段階
5、 4. 3. 2. 1
小 犬
試験条件
0テスト車:2000ccオ一トマチツク車0車両総重
量:1600kg 0ブレ一キ型式:コレットタイプ (シリンダ面積28au”) Oディスパラド面積: 50 cm” 第2表から明らかなように本発明になる摩擦材組成物を
用いたディスクブレーキパッドは、従来のディスクブレ
ーキパッドに比較して異音の小さいことがわかる。
量:1600kg 0ブレ一キ型式:コレットタイプ (シリンダ面積28au”) Oディスパラド面積: 50 cm” 第2表から明らかなように本発明になる摩擦材組成物を
用いたディスクブレーキパッドは、従来のディスクブレ
ーキパッドに比較して異音の小さいことがわかる。
本発明ではディスクブレーキパッドに適用した場合につ
いて説明したが、ブレーキライニングなどの他の摩擦材
についても同様の効果が得られる。
いて説明したが、ブレーキライニングなどの他の摩擦材
についても同様の効果が得られる。
(発明の効果)
本発明によれば、異音を防止ないしは減少させた摩擦材
を得ることができ、また上記の効果を有する摩擦材を提
供する摩擦材組成物を得ることができる。
を得ることができ、また上記の効果を有する摩擦材を提
供する摩擦材組成物を得ることができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、金属繊維、有機繊維、無機繊維及び結合剤を含み、
かつ全組成物中に黒鉛を2〜10重量%及び層間で劈開
し易い板状構造の鉱物を1〜25重量%含有せしめてな
る摩擦材組成物。 2、請求項1記載の摩擦材組成物を混合した後加熱加圧
成形し、次いで焼成することを特徴とする摩擦材の製造
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3814190A JPH03239784A (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 摩擦材組成物及び該組成物を用いた摩擦材の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3814190A JPH03239784A (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 摩擦材組成物及び該組成物を用いた摩擦材の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03239784A true JPH03239784A (ja) | 1991-10-25 |
Family
ID=12517139
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3814190A Pending JPH03239784A (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 摩擦材組成物及び該組成物を用いた摩擦材の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03239784A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09194822A (ja) * | 1996-01-22 | 1997-07-29 | Nissan Motor Co Ltd | 湿式摩擦材 |
JP2008143937A (ja) * | 2006-12-06 | 2008-06-26 | Akebono Brake Ind Co Ltd | ノンアスベスト系摩擦材 |
CN103629281A (zh) * | 2013-11-15 | 2014-03-12 | 宁国飞鹰汽车零部件股份有限公司 | 一种陶瓷型公交车用高性能盘式刹车片及其制备方法 |
KR20170097645A (ko) | 2014-12-12 | 2017-08-28 | 닛신보 브레이크 가부시키가이샤 | 마찰재 |
-
1990
- 1990-02-19 JP JP3814190A patent/JPH03239784A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09194822A (ja) * | 1996-01-22 | 1997-07-29 | Nissan Motor Co Ltd | 湿式摩擦材 |
JP2008143937A (ja) * | 2006-12-06 | 2008-06-26 | Akebono Brake Ind Co Ltd | ノンアスベスト系摩擦材 |
CN103629281A (zh) * | 2013-11-15 | 2014-03-12 | 宁国飞鹰汽车零部件股份有限公司 | 一种陶瓷型公交车用高性能盘式刹车片及其制备方法 |
KR20170097645A (ko) | 2014-12-12 | 2017-08-28 | 닛신보 브레이크 가부시키가이샤 | 마찰재 |
US10865844B2 (en) | 2014-12-12 | 2020-12-15 | Nisshinbo Brake, Inc. | Friction material |
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