JPH03231848A - 農業用塩化ビニル系樹脂フイルム - Google Patents
農業用塩化ビニル系樹脂フイルムInfo
- Publication number
- JPH03231848A JPH03231848A JP2028037A JP2803790A JPH03231848A JP H03231848 A JPH03231848 A JP H03231848A JP 2028037 A JP2028037 A JP 2028037A JP 2803790 A JP2803790 A JP 2803790A JP H03231848 A JPH03231848 A JP H03231848A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- resin film
- algae
- polyvinyl chloride
- vinyl chloride
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- Pending
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- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野1
本発明は農業用塩化ビニル系樹脂フィルムに関する。更
に詳しくは屋外での展張時に起こる藻類の発生に伴った
透明性の低下を防止した農業用塩化ビニルJ[脂フィル
ムに関する。
に詳しくは屋外での展張時に起こる藻類の発生に伴った
透明性の低下を防止した農業用塩化ビニルJ[脂フィル
ムに関する。
[従来の技術J
近年、施設園芸の拡大に伴い、施設面積が増加し、農業
用塩化ビニルPS!!II脂フィルムはいろいろな地域
で使用されることが多くなってきた。それに伴って使わ
れる環境が多様化してきた為、ハウス内外の環境条件が
比較的高温多湿になり、塩化ビニル系0(脂フィルムを
展張しであるハウスの外面ないし内面に藻類が繁茂して
太陽光線の透過を閉害する外、フィルムの機械的強度を
低下させる事例も多くなってきた。
用塩化ビニルPS!!II脂フィルムはいろいろな地域
で使用されることが多くなってきた。それに伴って使わ
れる環境が多様化してきた為、ハウス内外の環境条件が
比較的高温多湿になり、塩化ビニル系0(脂フィルムを
展張しであるハウスの外面ないし内面に藻類が繁茂して
太陽光線の透過を閉害する外、フィルムの機械的強度を
低下させる事例も多くなってきた。
一般的に藻類は地表水中に存在する微生物で、葉緑素を
有しているので光合成能力をもち、表面は粘着性の物質
でおおわれていることが多いので、フイルムトの藻の発
生を物理的、機械的に防+L したり、発生したものを
除去するのは困難である。
有しているので光合成能力をもち、表面は粘着性の物質
でおおわれていることが多いので、フイルムトの藻の発
生を物理的、機械的に防+L したり、発生したものを
除去するのは困難である。
従来藻類が発生したフィルムから藻類を除去するには、
物理的にこすりとるか、乾燥させて自然に剥れ落ちるの
を待つ方法しかないのであるが、大型の施設ハウス等で
は、いずれの方法も作業が困難である。膜薄するために
、化学薬品例えば、次亜塩素酸ソーダ水溶液を使用すれ
ばi類を殺すことは可能であるが、死んだ藻類をフィル
ム−Lより取り除く作業は必要であり、かつ膜薄効果の
持続性は永く期待できない。
物理的にこすりとるか、乾燥させて自然に剥れ落ちるの
を待つ方法しかないのであるが、大型の施設ハウス等で
は、いずれの方法も作業が困難である。膜薄するために
、化学薬品例えば、次亜塩素酸ソーダ水溶液を使用すれ
ばi類を殺すことは可能であるが、死んだ藻類をフィル
ム−Lより取り除く作業は必要であり、かつ膜薄効果の
持続性は永く期待できない。
[発明が解決しようとする課題1
本発明者らは、かかる状況にあって、屋外での展張によ
って起こる藻類の発生に伴った透明性の低下を防II−
シ、防藻効果の持続性にも優れた農業用塩化ビニル系樹
脂フィルムを提供することを目的として鋭意検討した結
果本発明を完成するに至ったものである [課題を解決するための手段] しかして、本発明の要旨とするところは、軟質塩化ビニ
ル系樹脂フィルムの片面又は両面に、珪素原子に直結す
る加水分解性基を有するシラン化合物[Alと特定のア
クリル系樹脂[B]と有機窒素系防藻削EC]の3成分
を主成分とする組成物の被膜が加熱処理のもとで形成さ
れてなる農業用塩化ビニル系n4Nフイルムに存する。
って起こる藻類の発生に伴った透明性の低下を防II−
シ、防藻効果の持続性にも優れた農業用塩化ビニル系樹
脂フィルムを提供することを目的として鋭意検討した結
果本発明を完成するに至ったものである [課題を解決するための手段] しかして、本発明の要旨とするところは、軟質塩化ビニ
ル系樹脂フィルムの片面又は両面に、珪素原子に直結す
る加水分解性基を有するシラン化合物[Alと特定のア
クリル系樹脂[B]と有機窒素系防藻削EC]の3成分
を主成分とする組成物の被膜が加熱処理のもとで形成さ
れてなる農業用塩化ビニル系n4Nフイルムに存する。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明において塩化ビニル系樹脂とは、ポリ塩化ビニル
のほか、塩化ビニルが主成分を占める共重合体をいう。
のほか、塩化ビニルが主成分を占める共重合体をいう。
塩化ビニルと共重合しうる単量体化合物としては、塩化
ビニリデン、エチレン、プロピレン、アクリロニトリル
、マレイン酸、イタコン酸、アクリル酸、メタクリル酸
、酢酸ビニル等があげC1れる。これら塩化ビニル系樹
脂は、乳化重合法、懸濁重合法、溶液重合法、塊状重合
法等の従来公知の製造法のうも、いずれの方法によって
製造されたものであってもよい。
ビニリデン、エチレン、プロピレン、アクリロニトリル
、マレイン酸、イタコン酸、アクリル酸、メタクリル酸
、酢酸ビニル等があげC1れる。これら塩化ビニル系樹
脂は、乳化重合法、懸濁重合法、溶液重合法、塊状重合
法等の従来公知の製造法のうも、いずれの方法によって
製造されたものであってもよい。
に記基体となる塩化ビニル系樹脂には、柔軟性を付与す
るために、この樹脂tooit部に対して、20〜60
重量部の可塑剤が配合される。可塑剤の配合量を一ヒ記
範囲とすることにより、目的の塩化ビニル系樹脂フィル
ムに、すぐれた柔軟性と機械的性質を付与させることが
できる。
るために、この樹脂tooit部に対して、20〜60
重量部の可塑剤が配合される。可塑剤の配合量を一ヒ記
範囲とすることにより、目的の塩化ビニル系樹脂フィル
ムに、すぐれた柔軟性と機械的性質を付与させることが
できる。
可塑剤としては、例えば、ノーn−オクチル7タレート
、ノー2−エチルへキシル7タレート、ノベンジル7タ
レート、ノドデシル7タレート、ノドデシル7タレート
、ノドデシル7タレート等の7タル酸誘導体; ノオク
チル7タレー1等のイン7タル酸誘導体; ノー11−
ブチルアノベート、ノオクチルアノベート等の7ジビン
酸誘導体;ノー11−ブチルマレート等のマレイン酸i
4 体;Fリ−ロープチルシトレート等のクエンWl誘
導体;モ/ブチルイタコネート等のイタコン酸誘導体;
プチルオレエーF等のオレイン酸誘導体;グリセリンモ
/リシル−ト等のリシ/−ル酸誘導体;その他、トリク
レジルホスフェート、トリキシレニルホスフェート等の
有機リン酸エステル、エポキシ化大豆油、エポキシ樹I
Il?系可塑剤等があげられる。
、ノー2−エチルへキシル7タレート、ノベンジル7タ
レート、ノドデシル7タレート、ノドデシル7タレート
、ノドデシル7タレート等の7タル酸誘導体; ノオク
チル7タレー1等のイン7タル酸誘導体; ノー11−
ブチルアノベート、ノオクチルアノベート等の7ジビン
酸誘導体;ノー11−ブチルマレート等のマレイン酸i
4 体;Fリ−ロープチルシトレート等のクエンWl誘
導体;モ/ブチルイタコネート等のイタコン酸誘導体;
プチルオレエーF等のオレイン酸誘導体;グリセリンモ
/リシル−ト等のリシ/−ル酸誘導体;その他、トリク
レジルホスフェート、トリキシレニルホスフェート等の
有機リン酸エステル、エポキシ化大豆油、エポキシ樹I
Il?系可塑剤等があげられる。
また、前記塩化ビニル系樹脂には、上記可塑剤のほかに
、必要に応じて、成形用の合成樹脂に通常配合される公
知の樹脂添加物、例えば、滑剤、熱安定剤、紫外線吸収
剤、酸化防止剤、安定化助剤、帯電防止剤、防食剤、無
W1フィラー、着色剤等を配合することができる。
、必要に応じて、成形用の合成樹脂に通常配合される公
知の樹脂添加物、例えば、滑剤、熱安定剤、紫外線吸収
剤、酸化防止剤、安定化助剤、帯電防止剤、防食剤、無
W1フィラー、着色剤等を配合することができる。
本発明に係るフィルムに配合しうる滑剤、熱安定剤、な
いし酸化防11−削としては、例えばポリエチレンワッ
クス、ビスアマイド系化合物、流動ノ(ラフイン、有機
7オスフアイト化合物、β−ノケ)7化合4&I、ピペ
リノン系のヒングードアミン化合物等があげられる。
いし酸化防11−削としては、例えばポリエチレンワッ
クス、ビスアマイド系化合物、流動ノ(ラフイン、有機
7オスフアイト化合物、β−ノケ)7化合4&I、ピペ
リノン系のヒングードアミン化合物等があげられる。
以1−の各pa樹脂添加物は、それぞれIM又は数種を
組み合わせて使用することができる。
組み合わせて使用することができる。
上記各種樹脂添加物の添加量は、フィルムの性質を悪化
させない範囲、通常は基体の塩化ビニル系樹脂100重
量部に対して、10重量部以下の範囲で選ぶことができ
る。
させない範囲、通常は基体の塩化ビニル系樹脂100重
量部に対して、10重量部以下の範囲で選ぶことができ
る。
フィルムの基体となる塩化ビニル系樹脂に、前記可塑剤
、更に他の樹脂添加物を配合するには、各々必要量秤量
し、リボンブレングー、バンバリーミキサ−、スーパー
ミキサーその他従来から知られている配合機、混合機を
使用すればよい。
、更に他の樹脂添加物を配合するには、各々必要量秤量
し、リボンブレングー、バンバリーミキサ−、スーパー
ミキサーその他従来から知られている配合機、混合機を
使用すればよい。
このようにして得られた樹脂組成物をフィルム化するに
は、それ自体公知の方法、例えば溶融押出成形法(T−
グイ法、イン7レーシ3ン法を含む)、カレンダー成形
法、溶液流延法等によればよい。
は、それ自体公知の方法、例えば溶融押出成形法(T−
グイ法、イン7レーシ3ン法を含む)、カレンダー成形
法、溶液流延法等によればよい。
本発明の農業用塩化ビニル果樹WIフィルムは、その片
面または両面に、シラン化合物と特定のアクリル果樹脂
、そして有機窒素系防藻削を主成分とする被膜が、加熱
処理のもとで形成されている。
面または両面に、シラン化合物と特定のアクリル果樹脂
、そして有機窒素系防藻削を主成分とする被膜が、加熱
処理のもとで形成されている。
本発明で使用するシラン化合物とは、珪素原子に直結す
る加水分解性基を有するものである。
る加水分解性基を有するものである。
具体的には、アミノメチルトリエトキシシラン、N−β
−アミノエチルアミノメチルトリメトキシシラン、γ−
アミノプロピルトリメトキシシラン、N−()リメトキ
シシリルプaビル)−エチレンノアミン、N−(ジメF
キシメチルンリルプロピル)−エチレンノアミン等の7
ミ/アルキルフルコキンシラン; γ−グリシドキシプ
ロビルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロビル
メチルノ/Fキシシラン、β−(3,4−二ポキンシク
ロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、β−(3,4
−エボキシシクロヘキシル)エチルメチルノメトキシシ
ラン等のエポキシアル斗ルフルコキシシラン; γ−メ
ルカプトプロピルトリメトキンシラン、γ−フルカプト
プロピルメチルジメトキシシラン等のフルヵプトアルキ
ルフルコキシシラン:テトラメトキシシラン、テトラエ
トキシシラン、テトラブトキシシラン、トリメトキシネ
オペントキシシラン、ジメトキシノネオベントキシシラ
ン等のテトラアルコキシシラン; メチルトリメトキシ
シラン、メチルトリエトキシシラン、エチルトリメトキ
シシラン、エチルトリエトキシシラン等のフルキルトリ
フルコキシシラン; ノメチルノメトキシシラン、ジメ
チルノエトキシシラン等のジアルキルジアルコキシシラ
ン: γ−クロロプロピルトリメトキシシラン、3.3
.3− )リクロロプロビルトリメトキシシラン等のハ
ロゲン化アルキルアルフキシンラン; メチルトリアセ
トキンシラン、ンメチルジアセトキシシラン等のフルキ
ルアシロキシシラン; トリメトキシシラン、トリエト
キシシラン等のヒドロシラン化合物;ビニルトリメトキ
シシラン、ビニルエトキシシラン、ビニルトリス(β−
メトキシエトキシ)シラン、アリフレトリエトキシシラ
ン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルトリメトキシシ
ラン、γ−(メタ)7クリロキシプロビルトリエトキン
ンラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルメチルジメ
トキシシラン等の不飽和基含有シラン化合物の単量体も
しくは重合体、さらにはその加水分解物を挙げることが
できる。
−アミノエチルアミノメチルトリメトキシシラン、γ−
アミノプロピルトリメトキシシラン、N−()リメトキ
シシリルプaビル)−エチレンノアミン、N−(ジメF
キシメチルンリルプロピル)−エチレンノアミン等の7
ミ/アルキルフルコキンシラン; γ−グリシドキシプ
ロビルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロビル
メチルノ/Fキシシラン、β−(3,4−二ポキンシク
ロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、β−(3,4
−エボキシシクロヘキシル)エチルメチルノメトキシシ
ラン等のエポキシアル斗ルフルコキシシラン; γ−メ
ルカプトプロピルトリメトキンシラン、γ−フルカプト
プロピルメチルジメトキシシラン等のフルヵプトアルキ
ルフルコキシシラン:テトラメトキシシラン、テトラエ
トキシシラン、テトラブトキシシラン、トリメトキシネ
オペントキシシラン、ジメトキシノネオベントキシシラ
ン等のテトラアルコキシシラン; メチルトリメトキシ
シラン、メチルトリエトキシシラン、エチルトリメトキ
シシラン、エチルトリエトキシシラン等のフルキルトリ
フルコキシシラン; ノメチルノメトキシシラン、ジメ
チルノエトキシシラン等のジアルキルジアルコキシシラ
ン: γ−クロロプロピルトリメトキシシラン、3.3
.3− )リクロロプロビルトリメトキシシラン等のハ
ロゲン化アルキルアルフキシンラン; メチルトリアセ
トキンシラン、ンメチルジアセトキシシラン等のフルキ
ルアシロキシシラン; トリメトキシシラン、トリエト
キシシラン等のヒドロシラン化合物;ビニルトリメトキ
シシラン、ビニルエトキシシラン、ビニルトリス(β−
メトキシエトキシ)シラン、アリフレトリエトキシシラ
ン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルトリメトキシシ
ラン、γ−(メタ)7クリロキシプロビルトリエトキン
ンラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルメチルジメ
トキシシラン等の不飽和基含有シラン化合物の単量体も
しくは重合体、さらにはその加水分解物を挙げることが
できる。
加水分解物は、例えば、酸ないしアルカリ触媒存在下、
加水分解性基を有するシラン化合物にアルコール併用系
にて水を添加することによって合成されるものであって
、加水分解性基を有するシラン化合物に対して当量以上
の水を添加すると完全に加水分解したアルコール性のシ
リカゾルないしシリカゾル、シロキサン系複合物が得ら
れ、当量に満たない水を添加した場合には、その比率に
応じた部分加水分解物が調製される。
加水分解性基を有するシラン化合物にアルコール併用系
にて水を添加することによって合成されるものであって
、加水分解性基を有するシラン化合物に対して当量以上
の水を添加すると完全に加水分解したアルコール性のシ
リカゾルないしシリカゾル、シロキサン系複合物が得ら
れ、当量に満たない水を添加した場合には、その比率に
応じた部分加水分解物が調製される。
これらシラン化合物の中で、特に一般式(R’0)ss
i[O8i<0R2)2] <OR’)(式中、R〜R
3は、各々、同−又は異なるアルキル基、アリール基、
アルキル7リール基、アリールフルキル基、7リーaキ
シアルキル基、又はアルキロキシアルキル基を表わし、
nはO又は正の整数を表わす、)で示されるテトラアル
フキジシランの単量体らしくは重合体、さらには加水分
解性基を加水分解して得た化合物が好ましい。その中で
特にR’へ・R2が各々、同−又は異なる炭素原子数4
以下のアルキル基で示される化合物が好適である。
i[O8i<0R2)2] <OR’)(式中、R〜R
3は、各々、同−又は異なるアルキル基、アリール基、
アルキル7リール基、アリールフルキル基、7リーaキ
シアルキル基、又はアルキロキシアルキル基を表わし、
nはO又は正の整数を表わす、)で示されるテトラアル
フキジシランの単量体らしくは重合体、さらには加水分
解性基を加水分解して得た化合物が好ましい。その中で
特にR’へ・R2が各々、同−又は異なる炭素原子数4
以下のアルキル基で示される化合物が好適である。
これらシラン化合物は、単独で用いても、又は2M以ト
の併用でも差支えない。
の併用でも差支えない。
本発明におけるアクリル系#4II′ffとは、(〆り
)アクリル酸アルキルエステル類の単量体単独、又はこ
れとアルケニルベンゼン類単量体との潰今物、及び共重
合しうるa,β−エチレン性不飽和単量体とを通常の重
合条件に従って重合させて得られるものである。
)アクリル酸アルキルエステル類の単量体単独、又はこ
れとアルケニルベンゼン類単量体との潰今物、及び共重
合しうるa,β−エチレン性不飽和単量体とを通常の重
合条件に従って重合させて得られるものである。
本発明で用いられる(メタ)アクリル酸フルキルエステ
ル類としては、例えばアクリル酸メチルエステル、アク
リル酸エチルエステル、アクリル酸−ロープロピルエス
テル、アクリル酸イソプロピルエステル、アクリル酸−
n−ブチルエステル、アクリル酸−2−エチルヘキシル
エステル、アクリル酸デシル、メタクリル酸メチルエス
テル、メタクリル酸エチルエステル、/タクリル酸−n
−プロピルエステル、メタクリル酸イソプロピルエス
テル、メタクリル酸−〇−ブチルエステル、メタクリル
酸−2−エチルヘキシルエステル、メタクリル酸デシル
などが挙げられ、一般には、フルキル基の炭素数が1−
、20個のアクリル酸アル年ルエステル及び/又はアル
キル基の炭素数が1′・・20個の7タクリル酸アルキ
ルエステルが使用される。
ル類としては、例えばアクリル酸メチルエステル、アク
リル酸エチルエステル、アクリル酸−ロープロピルエス
テル、アクリル酸イソプロピルエステル、アクリル酸−
n−ブチルエステル、アクリル酸−2−エチルヘキシル
エステル、アクリル酸デシル、メタクリル酸メチルエス
テル、メタクリル酸エチルエステル、/タクリル酸−n
−プロピルエステル、メタクリル酸イソプロピルエス
テル、メタクリル酸−〇−ブチルエステル、メタクリル
酸−2−エチルヘキシルエステル、メタクリル酸デシル
などが挙げられ、一般には、フルキル基の炭素数が1−
、20個のアクリル酸アル年ルエステル及び/又はアル
キル基の炭素数が1′・・20個の7タクリル酸アルキ
ルエステルが使用される。
本発明で用いられるアルケニルベンゼン類として1.t
lMえばスチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエ
ンなどが挙げられる。
lMえばスチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエ
ンなどが挙げられる。
この上うなアルケニルベンゼン類と、(メタ)アクリル
酸アルキルエステル類との単量体混合物を用いる場合に
は、a、β−エチレン性不飽和単量体のイナ用量によっ
ても異なるが、通常(メタ)アクリル酸アルキルエステ
ル類の使用割合を10重量%以1−とするのがよい。
酸アルキルエステル類との単量体混合物を用いる場合に
は、a、β−エチレン性不飽和単量体のイナ用量によっ
ても異なるが、通常(メタ)アクリル酸アルキルエステ
ル類の使用割合を10重量%以1−とするのがよい。
本発明のアクリル系樹脂を得るために用いる共重合しう
るその他のa、β−エチレン性不飽和単量体としては、
例えばアクリル酸、メタクリル酸、マレインFIL’、
!水マレイン酸、7マル酸、クロトン酸、イタコン酸
等のa、β−エチレン性不飽和カルボン酸類; エチ
レンスルホン酸のようなα。
るその他のa、β−エチレン性不飽和単量体としては、
例えばアクリル酸、メタクリル酸、マレインFIL’、
!水マレイン酸、7マル酸、クロトン酸、イタコン酸
等のa、β−エチレン性不飽和カルボン酸類; エチ
レンスルホン酸のようなα。
β−エチレン性不飽和スルホン酸類; 2−アクリルア
ミ)’−2−メチルプロパン酸; a,β−エチレン性
不飽和ホスホン酸類; アクリロニトリル類; アクリ
ルアマイド類: アクリル酸又はメタクリル酸のアミ7
エステル類; アクリル酸又はメタクリル酸のグリシツ
ルエステル類; アクリル酸又は7タクリル酸塩類など
がある。これら単量体は、単独で用いても、又は2種以
上併用でもよい。
ミ)’−2−メチルプロパン酸; a,β−エチレン性
不飽和ホスホン酸類; アクリロニトリル類; アクリ
ルアマイド類: アクリル酸又はメタクリル酸のアミ7
エステル類; アクリル酸又はメタクリル酸のグリシツ
ルエステル類; アクリル酸又は7タクリル酸塩類など
がある。これら単量体は、単独で用いても、又は2種以
上併用でもよい。
本発明のアクリル系樹脂の製造に当って用いられる重合
開始剤としては、例えば過硫酸アンモニウム、過硫酸カ
リウムなどの過硫酸塩; アセチルパーオキサイド、過
酸化ベンゾイルなどの有機過酸化物などが挙げられる。
開始剤としては、例えば過硫酸アンモニウム、過硫酸カ
リウムなどの過硫酸塩; アセチルパーオキサイド、過
酸化ベンゾイルなどの有機過酸化物などが挙げられる。
これらは、単量体の住込み合計量に対して0.1〜10
鳳量%の範囲で使用される。
鳳量%の範囲で使用される。
アクリル系樹脂は、塊状重合法、溶液重合法、懸濁重合
法、乳化重合法等、いずれの重合法によっても製造する
ことができる。得られたアクリル系樹脂には、さらに例
えば塩化ビニル/酢酸ビニル系01脂、塩化ビニル系樹
脂、セルロースエーテル等の化合物を添加して用いるこ
とがで終る。
法、乳化重合法等、いずれの重合法によっても製造する
ことができる。得られたアクリル系樹脂には、さらに例
えば塩化ビニル/酢酸ビニル系01脂、塩化ビニル系樹
脂、セルロースエーテル等の化合物を添加して用いるこ
とがで終る。
本発明で使用する有機窒素系防藻削[C1としては、シ
ラン化合物[Al中のシラ7−ル基、アルコキシ基等の
加水分解性基と化学的に結合するもの、ないし親和性を
有するものであって、例えば、2−(4−チアゾリル)
−ベンズイミグゾール、2−メトキシカルボニルアミ/
−ベンズイミグゾール等のイミグゾール誘導体; 3
,4.5−)リプロムサリチルアニリド等の7ニリド誘
導体; 3−トーJフルオロメチルー4,4゛−ジクロ
ル−N、N’−ノクロルーN、N’−ビフェニル尿素等
の尿素誘導体; N−メチルノチオカルバミンW&ア
ンモニウム、テトラデシルジメチルペンシルアンモニウ
ムクロリド等のアンモニウム誘導体; 2.3.5
。
ラン化合物[Al中のシラ7−ル基、アルコキシ基等の
加水分解性基と化学的に結合するもの、ないし親和性を
有するものであって、例えば、2−(4−チアゾリル)
−ベンズイミグゾール、2−メトキシカルボニルアミ/
−ベンズイミグゾール等のイミグゾール誘導体; 3
,4.5−)リプロムサリチルアニリド等の7ニリド誘
導体; 3−トーJフルオロメチルー4,4゛−ジクロ
ル−N、N’−ノクロルーN、N’−ビフェニル尿素等
の尿素誘導体; N−メチルノチオカルバミンW&ア
ンモニウム、テトラデシルジメチルペンシルアンモニウ
ムクロリド等のアンモニウム誘導体; 2.3.5
。
6−テトラクロロー4(メチルスルホニル)ピリジン等
のピリジン誘導体; 2−7チルチオー4−terL−
ブチルアミ/−6−シクロプロピル−アミノ−S−トリ
アノン等のトリ7ノン誘導体; N。
のピリジン誘導体; 2−7チルチオー4−terL−
ブチルアミ/−6−シクロプロピル−アミノ−S−トリ
アノン等のトリ7ノン誘導体; N。
N−ツメチル−N’−(フルオロノクロロメチルチオ)
−N’−フェニルスルファミド等のN −/N Gアル
キルチオ系誘導体: N−(フルオロノクロロメチル
チオ)−7タルイミド、N−1,1,2,2−テトラク
ロルエチルチオテトラヒドロ7タルイミド等の7タルイ
ミド誘導体: 2,4.5.6−チトラクロロイソ7
タロ二トリル等のニトリル誘導体;2−(4−チオシア
ノメチルチオ)ベンゾチアゾール等のベンゾチアゾール
誘導体;4−1jメチルシリルベンノル7ミン等の4−
1!!換ベンノルアミン誘導体; テトラメチルチウラ
ムジスルフィド等のジチオカーバメイト誘導体を挙げる
ことができる。これら有機窒素系防藻削は単独で用いて
も、又は2種以上併用しても差支えない、又、さらに必
要があれば、例えばパラクロロメタキシレ/−ル等の有
機窒素系以外の防藻剤を同時に用いてら構わない。
−N’−フェニルスルファミド等のN −/N Gアル
キルチオ系誘導体: N−(フルオロノクロロメチル
チオ)−7タルイミド、N−1,1,2,2−テトラク
ロルエチルチオテトラヒドロ7タルイミド等の7タルイ
ミド誘導体: 2,4.5.6−チトラクロロイソ7
タロ二トリル等のニトリル誘導体;2−(4−チオシア
ノメチルチオ)ベンゾチアゾール等のベンゾチアゾール
誘導体;4−1jメチルシリルベンノル7ミン等の4−
1!!換ベンノルアミン誘導体; テトラメチルチウラ
ムジスルフィド等のジチオカーバメイト誘導体を挙げる
ことができる。これら有機窒素系防藻削は単独で用いて
も、又は2種以上併用しても差支えない、又、さらに必
要があれば、例えばパラクロロメタキシレ/−ル等の有
機窒素系以外の防藻剤を同時に用いてら構わない。
シラン化合物[A]とアクリル系樹脂[13]との配合
割合は、[A]N[B]が重量比で20対1ないし1対
15の割合であるのが好ましい、シラン化合物[A]の
割合が上記の範囲以十であると、フィルムに形成されt
こ被膜が脆いものとなり、基材との密着性に乏しく、剥
離しやすくなる。又、アクリル系01脂[B]の割合が
1−記の範囲以l−であると、防藻性の効果がきわがっ
て発現しにくくなる。従って中でも特に、[A1対[B
1が15対1ないし1対10の範囲であるのがよい。
割合は、[A]N[B]が重量比で20対1ないし1対
15の割合であるのが好ましい、シラン化合物[A]の
割合が上記の範囲以十であると、フィルムに形成されt
こ被膜が脆いものとなり、基材との密着性に乏しく、剥
離しやすくなる。又、アクリル系01脂[B]の割合が
1−記の範囲以l−であると、防藻性の効果がきわがっ
て発現しにくくなる。従って中でも特に、[A1対[B
1が15対1ないし1対10の範囲であるのがよい。
有機窒素系防藻削[C1の配合量は、シラン化合物[A
1に対して有形成分あたり重量比で[へ1対rcIAr
loo対1ないし100訃j70の範囲であるのが望ま
しい。有機窒素系防藻削[C1の割合が1−記の範囲以
1−であると、フィルムに形成された被膜の透明性が低
下する一方、基材との密着性に乏しく、剥離しやすくな
る。又、有機窒素系防藻削[C1の割合が上記の範囲以
下であると十分な防藻効果が発揮し難くなる。中でも特
に、[A1討rc1が100討5ないし100対50の
範囲であるのが好ましい。
1に対して有形成分あたり重量比で[へ1対rcIAr
loo対1ないし100訃j70の範囲であるのが望ま
しい。有機窒素系防藻削[C1の割合が1−記の範囲以
1−であると、フィルムに形成された被膜の透明性が低
下する一方、基材との密着性に乏しく、剥離しやすくな
る。又、有機窒素系防藻削[C1の割合が上記の範囲以
下であると十分な防藻効果が発揮し難くなる。中でも特
に、[A1討rc1が100討5ないし100対50の
範囲であるのが好ましい。
上記組成物には必要に応じて更に液状分散媒が配合され
る。カーする液状分散媒としては、メチルアルコール、
エチルアルコール、イソプロピルアルコール等の一価ア
ルコール類; エチレングリコール、ノエチレングリ
コール、グリセリンなどの多価アルコール類; ジベ
ンノルアルコールなどの環式アルコール類; セロソル
ブアセテート類; 酢酸エステル類; 脂肪族炭化水素
類; 芳香族炭化水素類; 脂環式炭化水素類; ケト
ン類などが挙げられる。
る。カーする液状分散媒としては、メチルアルコール、
エチルアルコール、イソプロピルアルコール等の一価ア
ルコール類; エチレングリコール、ノエチレングリ
コール、グリセリンなどの多価アルコール類; ジベ
ンノルアルコールなどの環式アルコール類; セロソル
ブアセテート類; 酢酸エステル類; 脂肪族炭化水素
類; 芳香族炭化水素類; 脂環式炭化水素類; ケト
ン類などが挙げられる。
これら液状分散媒は単独で用いても併用してもよいが、
被膜組成物の分散安定性、フィルム表面に塗布した後の
濡れ性、液状分散媒除去の難易、経済性を勘案して決め
るのが好ましい。
被膜組成物の分散安定性、フィルム表面に塗布した後の
濡れ性、液状分散媒除去の難易、経済性を勘案して決め
るのが好ましい。
−1−記組酸物には更に必要に応じて、少量の酸ないし
アルカリ、消泡剤、界面活性剤、滑剤、帯電防止剤、可
塑剤、酸化防止剤、架橋剤、紫外線吸収剤、光安定剤、
造膜助剤、増結剤、顔料、顔料分散剤、無機フィラーな
どの慣用の添加剤を混合することができる。
アルカリ、消泡剤、界面活性剤、滑剤、帯電防止剤、可
塑剤、酸化防止剤、架橋剤、紫外線吸収剤、光安定剤、
造膜助剤、増結剤、顔料、顔料分散剤、無機フィラーな
どの慣用の添加剤を混合することができる。
上記被覆組成物を塗布し軟質塩化ビニル系樹脂フィルム
表面に被膜を形成するには、公知の各種方法が適用され
る。例えば、溶液状態で被膜を形成する場合は、ドクタ
ーブレードフート法、グラビアロールコート法、エヤナ
イフコート法、リバースロールフート法、デイツプフー
ト法、ハケ塗り法、スプレィコート法、バーコード法、
ナイフコート法などそれ自体公知の如何なる方法によっ
てもよい。
表面に被膜を形成するには、公知の各種方法が適用され
る。例えば、溶液状態で被膜を形成する場合は、ドクタ
ーブレードフート法、グラビアロールコート法、エヤナ
イフコート法、リバースロールフート法、デイツプフー
ト法、ハケ塗り法、スプレィコート法、バーコード法、
ナイフコート法などそれ自体公知の如何なる方法によっ
てもよい。
又、溶液状態とせずt記被覆組成物を単独の被膜として
形成する場合には、共押出し法、押出しコーティング法
、押出しラミネート法、ラミネート法が用いられる。
形成する場合には、共押出し法、押出しコーティング法
、押出しラミネート法、ラミネート法が用いられる。
上記被覆組成物に由来する被膜は、軟質塩化ビニル系樹
脂フィルム表面に、加熱処理のもとで形成される。加熱
処理によりシラン化合物とアクリル系樹脂は化学的に結
合するため被膜は強固で汚染物質に対してバリアー性に
優れたものとなり藻類の付着及び繁茂が抑制される。さ
らに、加熱処理によりシラン化合物と有機窒素系防藻削
においても、化学的な結合が生起するか、ないし両者の
親和性が強まる為に有機窒素系防藻削が被膜表面から溶
出する恐れはなく防藻効果は長期間にわたって持続する
。被膜形成法として、塗布方式を用いた場合の加熱処理
方法としては、例えば、熱風加熱法、赤外線加熱法、遠
赤外線加熱法等があるが、加熱処理効率、安全性を勘案
すれば熱風加熱法が右利である。この場合の温度条件は
50・IX、 200℃の範囲とし、時間は10秒−、
a O分の開で選ぶのがよい。
脂フィルム表面に、加熱処理のもとで形成される。加熱
処理によりシラン化合物とアクリル系樹脂は化学的に結
合するため被膜は強固で汚染物質に対してバリアー性に
優れたものとなり藻類の付着及び繁茂が抑制される。さ
らに、加熱処理によりシラン化合物と有機窒素系防藻削
においても、化学的な結合が生起するか、ないし両者の
親和性が強まる為に有機窒素系防藻削が被膜表面から溶
出する恐れはなく防藻効果は長期間にわたって持続する
。被膜形成法として、塗布方式を用いた場合の加熱処理
方法としては、例えば、熱風加熱法、赤外線加熱法、遠
赤外線加熱法等があるが、加熱処理効率、安全性を勘案
すれば熱風加熱法が右利である。この場合の温度条件は
50・IX、 200℃の範囲とし、時間は10秒−、
a O分の開で選ぶのがよい。
軟質塩化ビニル系樹脂フィルム表面に加熱処理のもとで
形成された被膜の付着量は、0.1^・10g/鹸2の
範囲とするのが好ましい。0.1g/−2より少ないと
、軟質塩化ビニル系樹脂フィルム中の可塑剤の表面移行
を防止する効果が不充分である。また、10g7m2以
−Lであると、被覆量が多過ぎて、経済的に不利となり
、フィルム自体の機械的強度が低下することがある。し
たがって、通常は、0.5〜7g/m2の範囲が最も好
ましい。
形成された被膜の付着量は、0.1^・10g/鹸2の
範囲とするのが好ましい。0.1g/−2より少ないと
、軟質塩化ビニル系樹脂フィルム中の可塑剤の表面移行
を防止する効果が不充分である。また、10g7m2以
−Lであると、被覆量が多過ぎて、経済的に不利となり
、フィルム自体の機械的強度が低下することがある。し
たがって、通常は、0.5〜7g/m2の範囲が最も好
ましい。
なお、ト記被覆組成物を被覆する前に、軟質塩化ビニル
系tj(脂フィルムの表面を予め、アルコールまたは水
で洗浄したり、プラズマ放電処理、あるいはコロナ放電
処理したり、他の塗料あるいはプライマーを下塗りする
等の前処理を施しておいてもよい。
系tj(脂フィルムの表面を予め、アルコールまたは水
で洗浄したり、プラズマ放電処理、あるいはコロナ放電
処理したり、他の塗料あるいはプライマーを下塗りする
等の前処理を施しておいてもよい。
本発明に係る農業用塩化ビニル系樹脂フィルムを実際に
農業用に使用するにあたっては、被膜が片面のみに形成
されているときは、この被膜の設けられた側をハウスま
たはトンネルの外側となるようにして使用する。
農業用に使用するにあたっては、被膜が片面のみに形成
されているときは、この被膜の設けられた側をハウスま
たはトンネルの外側となるようにして使用する。
以下、本発明を天施例にもとづいて詳細に説明するが、
本発明はその要胃を超えない限り、以下の例に限定され
るものではない。
本発明はその要胃を超えない限り、以下の例に限定され
るものではない。
天施例1−=、5、比較例1へ26
基一体フイーーールー仝Q−遡−製
ポリ塩化ビニル(P=14001 100重@部ノオク
チル7タレート 50 〃トリフレノルホス
フェート 5エビフート828(エポキシ化
合物、 米国シェル社製商品名) 1Ba/Zn系複
合安定剤 1.5 〃ステアリン酸バリウム
(安定剤) 0.2//ステアリン酸亜鉛
0.4 〃ンルビタンモ/ラウレート
1.5 〃2.4−ジヒドロキシベンゾ7エ7ン 0.
3 〃よりなる樹脂組成物を準備し、スーパーミ+サー
″rlO分開撹拌混合したのち、180℃に加温したミ
ルロール上で混練し、厚さ0.15曽曽の基体フィルム
を調製した。
チル7タレート 50 〃トリフレノルホス
フェート 5エビフート828(エポキシ化
合物、 米国シェル社製商品名) 1Ba/Zn系複
合安定剤 1.5 〃ステアリン酸バリウム
(安定剤) 0.2//ステアリン酸亜鉛
0.4 〃ンルビタンモ/ラウレート
1.5 〃2.4−ジヒドロキシベンゾ7エ7ン 0.
3 〃よりなる樹脂組成物を準備し、スーパーミ+サー
″rlO分開撹拌混合したのち、180℃に加温したミ
ルロール上で混練し、厚さ0.15曽曽の基体フィルム
を調製した。
ア り−!−−41ノへ1軒」田コリ」−一シ■製造例
1′u4 温度計、撹拌機、還流冷却器および原材料添加用ノズル
を備えた反応器に、イソプロピルアルコール100重@
部、過酸化ベンゾイル1.0重量部及び第1表に示した
各単量体の混合物100重fj#部を仕込み、窒素が大
気流中で撹拌しつつ、80℃で3時間更に過酸化ベンゾ
イルを0.5重量部添加して反応を約3時間、同温度で
継続してアクリル系樹脂Aへ7Dを得た。
1′u4 温度計、撹拌機、還流冷却器および原材料添加用ノズル
を備えた反応器に、イソプロピルアルコール100重@
部、過酸化ベンゾイル1.0重量部及び第1表に示した
各単量体の混合物100重fj#部を仕込み、窒素が大
気流中で撹拌しつつ、80℃で3時間更に過酸化ベンゾ
イルを0.5重量部添加して反応を約3時間、同温度で
継続してアクリル系樹脂Aへ7Dを得た。
1膜の形成
第2表に示した種類及び量のシラン化合物とアクリル系
樹脂と有機窒素系防藻削をそれぞれ配合し、これに固形
分が20重量%となるようにイソプロピルアルコールを
加え、被覆組成物を得た。
樹脂と有機窒素系防藻削をそれぞれ配合し、これに固形
分が20重量%となるようにイソプロピルアルコールを
加え、被覆組成物を得た。
衾前記の方法で調製した基体フィルムの片面に、ト記被
覆組成物を、#5バーコーターを用いて、各々塗布した
。塗布したフィルムを130°Cのオーブン中に3公開
保持して、溶剤を揮散させると同時に、熱処理を行った
。ただし、比較例6にあっては、被覆組成物を塗布後、
加熱処理せず、自然乾燥にて溶媒を揮散させた。得られ
た各フィルムの被膜の量は約2g/m2であった。
覆組成物を、#5バーコーターを用いて、各々塗布した
。塗布したフィルムを130°Cのオーブン中に3公開
保持して、溶剤を揮散させると同時に、熱処理を行った
。ただし、比較例6にあっては、被覆組成物を塗布後、
加熱処理せず、自然乾燥にて溶媒を揮散させた。得られ
た各フィルムの被膜の量は約2g/m2であった。
フィル4−の−評価
以下の方法においてフィルムの性能を評価し、その結果
を第3表に示す。
を第3表に示す。
■ 被膜の柔軟性
各フィルムを、幅5c曽、長さ15c輸に切断し、長さ
方向に対して直角の方向に、2c−の間隔で交互に折り
返した。この状態で、−トがら2Kgの荷重をかけ、1
5°Cに保持した恒温槽内に24時間放置した。ついで
、荷重をとり、フィルムの折り目をのばして、被膜の外
観を肉眼で観察した。
方向に対して直角の方向に、2c−の間隔で交互に折り
返した。この状態で、−トがら2Kgの荷重をかけ、1
5°Cに保持した恒温槽内に24時間放置した。ついで
、荷重をとり、フィルムの折り目をのばして、被膜の外
観を肉眼で観察した。
結果を、第3表に示す。この試験での評価基準は、次の
とおりである。
とおりである。
◎・・・折り目部分の被膜に変化が全く認められないも
の。
の。
△・・・折り目部分の被膜に、クラックが認められるも
の。
の。
×・・・折り目部分の被膜に、クラックが著しく認めら
れるもの。
れるもの。
■ 屋外展張試験
11種類のフィルムを、:2重県−芯部の試験圃場に設
置した屋根型ハウス(間口31−1奥行き5輪、棟高1
.5+*、屋根勾配30度)に、被膜を設けた面をハウ
スの外側にしで被覆し、昭和62年5月から平成1年4
月までの2年間展張試験を行った。
置した屋根型ハウス(間口31−1奥行き5輪、棟高1
.5+*、屋根勾配30度)に、被膜を設けた面をハウ
スの外側にしで被覆し、昭和62年5月から平成1年4
月までの2年間展張試験を行った。
展張したフィルムについて、以下の方法により、フィル
ムの防藻性と防塵性について定期的に評価した6その結
果を第3表に示した。
ムの防藻性と防塵性について定期的に評価した6その結
果を第3表に示した。
防藻性・・・藻の発生状況を肉眼でa察したもの。
評価基準は、次のとおりである。
◎・・・表面に藻類の発生が認められないもの。
○・・・表面にわずかに藻類の発生が認められるもの。
Δ・・・表面にがなり藻類の発生が認められるもの。
×・・・全面に藻類が発生し、繁茂しているもの。
防塵性・・・次式により算出した値を意味する。
本渡長555−μにおける直光線透過率(日立製作所製
、EPS−2U型使用) 測定結果の表示は、次のとおりとした。
、EPS−2U型使用) 測定結果の表示は、次のとおりとした。
◎・・・展張後の光線透過率が展張前の90%以上のも
の6 0・・・展張後の光線透過率が展張前の70′す89%
の範囲のもの。
の6 0・・・展張後の光線透過率が展張前の70′す89%
の範囲のもの。
△・・・展張後の光線透過率が展張前の50′\・69
%の範囲のもの。
%の範囲のもの。
× ・ ・
・展張後の光線透過率が展張前の50%未満のもの。
第
3
表
「発明の効果1
本発明は次のような効果を奏し、その農業−ヒの利用価
値は極めて大である。
値は極めて大である。
(1)本発明に係る農業用塩化ビニル系樹脂フィルムは
、屋外に長期間展張されても、防藻性の低下、防塵性の
低下の度合が少なく長期間の使用に耐える。
、屋外に長期間展張されても、防藻性の低下、防塵性の
低下の度合が少なく長期間の使用に耐える。
(2)本発明に係る農業用塩化ビニルPS樹脂フィルム
は、その基材フィルム表面に形成された被膜が基体フィ
ルムとの密着性に優れ、かつ可透性に富んでいるので、
被膜は剥離しにくく長期間の使用に耐える。
は、その基材フィルム表面に形成された被膜が基体フィ
ルムとの密着性に優れ、かつ可透性に富んでいるので、
被膜は剥離しにくく長期間の使用に耐える。
Claims (1)
- (1)軟質塩化ビニル系樹脂フィルムの片面または両面
に、珪素原子に直結する加水分解性基を有するシラン化
合物[A]とアクリル酸或いはメタクリル酸のアルキル
エステル類から選ばれる単量体、又はこれとアルケニル
ベンゼン類単量体との混合物、及び共重合しうるa,β
−エチレン性不飽和単量体とを重合させて得られるアク
リル系樹脂[B]と有機窒素系防藻削[C]の3成分を
主成分とする組成物の被膜が加熱処理のもとで形成され
てなる農業用塩化ビニル系樹脂フィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2028037A JPH03231848A (ja) | 1990-02-07 | 1990-02-07 | 農業用塩化ビニル系樹脂フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2028037A JPH03231848A (ja) | 1990-02-07 | 1990-02-07 | 農業用塩化ビニル系樹脂フイルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03231848A true JPH03231848A (ja) | 1991-10-15 |
Family
ID=12237540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2028037A Pending JPH03231848A (ja) | 1990-02-07 | 1990-02-07 | 農業用塩化ビニル系樹脂フイルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03231848A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8918011B2 (en) | 2011-11-09 | 2014-12-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Unit and image forming apparatus |
US9817338B2 (en) | 2011-11-09 | 2017-11-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Cartridge and unit with port for injection molding resin member |
-
1990
- 1990-02-07 JP JP2028037A patent/JPH03231848A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8918011B2 (en) | 2011-11-09 | 2014-12-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Unit and image forming apparatus |
US9817338B2 (en) | 2011-11-09 | 2017-11-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Cartridge and unit with port for injection molding resin member |
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