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JPH0322870Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0322870Y2
JPH0322870Y2 JP1986142499U JP14249986U JPH0322870Y2 JP H0322870 Y2 JPH0322870 Y2 JP H0322870Y2 JP 1986142499 U JP1986142499 U JP 1986142499U JP 14249986 U JP14249986 U JP 14249986U JP H0322870 Y2 JPH0322870 Y2 JP H0322870Y2
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JP
Japan
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contact
female
male
housing
contacts
Prior art date
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Expired
Application number
JP1986142499U
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English (en)
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JPS6349782U (ja
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Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986142499U priority Critical patent/JPH0322870Y2/ja
Publication of JPS6349782U publication Critical patent/JPS6349782U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0322870Y2 publication Critical patent/JPH0322870Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電気コネクタの技術分野で利用さ
れ、特に相手コネクタのコンタクトを受け入れる
ための結合開口を複数方向に設けてなる電気コネ
クタに関するものである。
(従来の技術及び問題点) 回路基板に電気コネクタを取り付ける場合、回
路基板間の間隔あるいは結線の引出し方向によつ
てコネクタの高さ寸法が制限される等の理由によ
つて、相手コネクタとの結合方向を変えたい場合
がある。
従来例えば第5図A〜Cに示されるごとく、コ
ネクタが種々の方向で基板に取りつけられるよう
になつていて、その結果結合方向を変えられると
いうものは存在している。
上記電気コネクタは第5図A〜Cに開示されて
いるように、コネクタ1,1A,1Bを構成して
いるハウジング10の複数のコンタクト保持孔1
1内にバネ性を有する板状で形成された雌コンタ
クト15,15A,15Bが保持されている。し
かしこの雌コンタクト15はハウジング10の前
方より後方に向けて傾斜しているため相手コネク
タの雄コンタクト2は、ハウジング10の前方
(図示の矢印P方向)すなわちコネクタ1の前方
のみより結合することになり、後方からの結合は
不可能とされていた。したがつつて、取付方法と
結合方向のうちの一方が第5図A,B,Cのごと
く決められると他方は自ずと定まつてしまい、そ
の選択はできない。しかしながら、最近は、コネ
クタを使用する装置の軽薄短小化に伴い、取付方
向に制限されることなく、複数の方向で相手コネ
クタと結合可能なコネクタが強く要求されるよう
になつてきており、その改善が望まれていた。
(問題点を解決するための手段及び作用) 本考案は、上述の従来の電気コネクタの有して
いた問題点を解決し、コネクタの回路基板への取
付方向の如何に関らず相手方の雄コネクタの結合
が複数方向から任意に可能とし、場合によつては
任意の複数方向から同時に可能とする電気コネク
タを提供することを目的とするものである。
上記目的達成のために本考案は、 ハウジングと、該ハウジングに配設される複数
の雌コンタクトとを備え、 ハウジングには、互に平行に延び上記雌コンタ
クトを嵌挿するための複数のコンタクト保持孔が
それぞれ貫通して設けられて両側の開口から雄コ
ンタクトの挿入が可能となつており、さらに、上
記コンタクト保持孔に対して直角に連通する雄コ
ンタクト挿入孔が設けられ、 雌コンタクトは、上記本体部のコンタクト保持
孔内にて保持される接触部を有し、該接触部は上
記雄コンタクト挿入孔に対応する位置に、上記両
側の開口からそして雄コンタクト挿入孔からの雄
コンタクトと接触可能な喉状の接触舌部を有して
いるものにおいて、 雌コンタクトは接触部に二つの接触舌部を有
し、ハウジングは上記接触舌部にそれぞれ対応す
る位置に雄コンタクト挿入孔が形成されさらに上
記雌コンタクトの挿入の際の案内のための開口溝
がコンタクト保持孔に平行かつこれと連通して設
けられている、 ことにより構成される。
かかる本考案によるならば、コネクタの回路基
板への取付方向に係わりなく、両側の開口の一方
からあるいはこれと直角方向の雄コンタクト挿入
孔から選択的に相手方の雄コンタクトの結合が可
能である。
また、これに加え、上記雌コンタクトの接触部
に複数の接触舌部を設け、ハウジングにはこれに
対応する位置に雄コンタクト挿入孔を設けている
ので、さらに選択幅が拡がると共に、複数箇所で
の雄コネクタとの結合も可能となる。
(実施例) 以下、添付図面にもとづいて本考案の実施例を
説明する。
第1図は本考案の第一実施例である。本実施例
のコネクタ3は、絶縁材料で形成されたハウジン
グ30と、バネ性を有する金属のシート材料で形
成され上記ハウジング30内に収められる雌コン
タクト40で構成されている。
上記ハウジング30には複数の貫通せるコンタ
クト保持孔32がその下方に開口溝33を有して
形成され、該開口溝の横幅は、コンタクト保持孔
32の横幅より小さくされている。該コンタクト
保持孔32は、両側の開口から後記する二つの雄
コンタクトを対向して挿入できるように対称に形
成されている。
上記ハウジング30には、さらに上方に開口す
る雄コンタクト挿入孔34Aが、一つのコンタク
ト保持孔32に対し二箇所、すなわち、コンタク
ト保持孔32に挿入される二つの雌コンタクトの
それぞれの接触部に対応する位置に設けられてい
る。上記雄コンタクト挿入孔34Aは、接続の相
手方となる雄コンタクト2を円滑に挿入かつ案内
できる形状・寸法となつており、入口部は受入を
容易をするためにテーパ部分35A有している。
雌コンタクト40は第2図A及びBによく開示
されているごとくL字状に屈曲されており、その
前方部は接触部41となつており、屈曲された後
方部は結線部46となつている。
接触部41の前端は断面が略コ字状の接触舌部
保護部42となつており、この保護部42の前部
は相手コネクタの雄コンタクト2を受け入れ易く
するため及びガイドの作用するテーパー部42′
が設けられている。参照番号42″は、該テーパ
ー部を容易に形成するための凸部であり、該凸部
42″は保護部42の強度を増加することにもな
つている。この接触舌部保護部42からは後方に
延長されて接触部41の基部44まで延びる基板
部43が設けられ、該基部44も断面が略コ字状
に形成されている。該基部44より前方には基部
44と連続して1対の接触舌部45,45が設け
られ、該接触舌部45,45はその先端部に喉部
45′を有するように内側方向に「く」字状に折
り曲げられている。接触部41の喉部45′は、
接触部41がコンタクト保持孔32に挿入された
際、ハウジング30の雄コンタクト挿入孔34A
に対応した位置、すなわち第1図では雄コンタク
ト挿入孔34A直下にくるように設定されてい
る。さらに、基板部43には、上記喉部45′に
接触した雄コンタクトが貫通する孔43′が設け
られていて、雄コンタクトの安定保持の役をも担
つている。
また、基部44,44の開放側には、雌コンタ
クト40がハウジング30のコンタクト保持孔3
2に挿入された際の抜け止めの作用となる突起部
44′,44′が設けられている。結線部46は、
第2図において基部44の近傍での折り曲げ部4
7′よりほぼ直角に折り曲げられ横方向に延びて
形成されている。
このように構成されているハウジング30に雌
コンタクトを組み込むのは次の通りの要領で行わ
れる。
ハウジング30のコンタクト保持孔32に、
両端の開口から二つの雌コンタクト40を該雌
コンタクト40の基部44の後端側からそれぞ
れ挿入する。その際、雌コンタクト40の結線
部46は、コンタクト保持孔32の下方に設け
られた開口溝33に一致させて挿入する。
すると、開口溝33から下方に突出する二つ
の雌コンタクト40の結線部46は、互にその
背面にて当接する。その際、基部44の突起部
44′,44′は、コンタクト保持孔32の上内
壁に圧入係止されることとなり二つの雌コンタ
クト40の抜け止めがなされる。
このように組立されたコネクタ3は、その後端
面に回路基板20を取り付けることとなる。その
際、下方に突出した結線部46は、回路基板20
に設けられたスルーホール21に挿入された後半
田付され固定される。このようにコネクタ3が基
板20に取り付けられた際の使用方法としては、
相手コネクタは前方または後方さらには上方より
雄コンタクトを挿入結合することが可能となるの
で、コネクタ3の一方側にてコネクタ結合のため
の空間が十分確保できない場合あるいは他の理由
で他方側から結合した場合に、他の方向からにて
挿抜することができる。
しかも、上方あるいは下方からの挿入結合は一
つのコンタクト保持孔に保持された二つの雌コン
タクトのいづれかあるいは両方に対して行うこと
ができるので、さらに選択の幅が広がる。
本実施例においては、ハウジング30のコンタ
クト保持孔32には、同一構成の雌コンタクト4
0,40が反対方向から対称に挿入されているの
で、この二つの雌コンタクトの結線部46,46
を互の背面で突き合わせることにより、互に補強
かつ位置出しがなされる。
第3図は本考案の第二実施例である。本実施例
は、前実施例の一組の雌コンタクトを一体化した
点に特徴がある。ただし、本質的な差異ではない
が、結線部46B,46Bは雌コンタクト40B
の両端側に設けられている。本実施例では、雌コ
ンタクト40Bはコンタクト保持孔32Bの一方
(図では左方)から挿入され、他方側ではコンタ
クト保持孔の奥部32B′にて当接して位置決め
されている。参照番号44B′はコンタクト保持
孔に挿入された際の抜け止め作用となる突起部で
ある。
第4図は本考案の第三実施例で、第一実施例の
改良であり、ハウジング30CをL字状に屈曲し
た形として、二つの雌コンタクト40C,40C
を互に直角な方向に保持した点に特徴がある。か
くして、前出の実施例のごとくの方向選択をして
かつ同時に二種の雄コンタクトを挿入可能とな
る。
(考案の効果) 本考案は以上のごとく、ハウジング内で保持さ
れる雌コネクタの接触部の前後から雄コンタクト
を挿入可能かつ、これに直角方向からも二位置で
雄コンタクトを挿入可能にハウジングに挿入孔を
設けることとしたので、コネクタの回路基板への
取付方向如何に拘らず、雄コンタクトの挿入方向
が適宜選択できる。したがつて、雄コンタクトの
挿入方向に制約されることなく、回路基板に対し
てのコネクタの取付方向を最も望ましい向きに決
定でき、装置の小型化取扱い易さ等が向上すると
いう効果をもたらす。さらには、上記挿入方向の
選択幅を維持しながら同時に二以上の雄コンタク
トを一つの雌コンタクトと接続させることがで
き、同一信号を二箇所以上でとり出す場合のコネ
クタを含む結線がきわめて簡単となるという効果
をもたらす。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第一実施例のコネクタの破断
斜視図、第2図は第1図にて用いられている雌コ
ネクタを示すもので、第2図Aは正面図、第2図
Bは側面図、第3図は第二実施例のコネクタの破
断斜視図、第4図は第三実施例のコネクタの破断
斜視図、第5図A〜Cは従来のコネクタを各取付
方向に示す斜視図である。 2……雄コンタクト、20……回路基板、3
0,30C……ハウジング、32,32B……コ
ンタクト保持孔、33……開口溝、34A……雄
コンタクト挿入孔、40,40B,40C……雌
コンタクト、41……接触部、45……接触舌
部、46,46B……結線部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ハウジングと、該ハウジングに配設される複
    数の雌コンタクトとを備え、 ハウジングには、互に平行に延び上記雌コン
    タクトを嵌挿するための複数のコンタクト保持
    孔がそれぞれ貫通して設けられて両側の開口か
    ら雄コンタクトの挿入が可能となつており、さ
    らに、上記コンタクト保持孔に対して直角に連
    通する雄コンタクト挿入孔が設けられ、 雌コンタクトは、上記本体部のコンタクト保
    持孔内にて保持される複数の接触部を有し、該
    接触部は上記雄コンタクト挿入孔に対応する位
    置に、上記両側の開口からそして雄コンタクト
    挿入孔からの雄コンタクトと接触可能な喉状の
    接触舌部を有しているものにおいて、 雌コンタクトは接触部に二つの接触舌部を有
    し、ハウジングは上記接触舌部にそれぞれ対応
    する位置に雄コンタクト挿入孔が形成されさら
    に上記雌コンタクトの挿入の際の案内のための
    開口溝がコンタクト保持孔に平行かつこれと連
    通して設けられている、 ことを特徴とする回路基板用電気コネクタ。 (2) 雌コンタクトはその接触部から直角に延びる
    脚状の結線部を有し、ハウジングのコンタクト
    保持孔には両側から上記雌コンタクトが対をな
    して対称的に挿入される対をなす二つの雌コン
    タクトから成り、 ハウジングは、両方の雌コンタクトの接触部
    にそれぞれ対応する位置に雄コンタクト挿入孔
    を有し、かつ上記雌コンタクトの両側からの挿
    入の際結線部の案内のための開口溝がコンタク
    ト保持孔に平行かつこれと連通して設けられて
    いることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第(1)項記載の回路基板用電気コネクタ。 (3) ハウジングは断面がL字状に形成され、その
    双方にコンタクト保持孔を有し両端の開口から
    雌コンタクトがそれぞれ挿入され、またそれぞ
    れの雌コンタクトの接触舌部に対応する位置に
    雄コンタクト挿入孔が形成されていることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の
    回路基板用電気コネクタ。
JP1986142499U 1986-09-19 1986-09-19 Expired JPH0322870Y2 (ja)

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JP1986142499U JPH0322870Y2 (ja) 1986-09-19 1986-09-19

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JP1986142499U JPH0322870Y2 (ja) 1986-09-19 1986-09-19

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JPS6349782U JPS6349782U (ja) 1988-04-04
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Families Citing this family (1)

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US7902954B2 (en) * 2009-04-09 2011-03-08 Eaton Corporation Dual sided connector block

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5224230A (en) * 1975-08-20 1977-02-23 Dainippon Toryo Co Ltd Reusing method of recovered slurry paint
JPS636693U (ja) * 1986-06-30 1988-01-18

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JPS6349782U (ja) 1988-04-04

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