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JPH03226289A - 誘導電動機の速度センサレス速度推定装置 - Google Patents

誘導電動機の速度センサレス速度推定装置

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Publication number
JPH03226289A
JPH03226289A JP9018990A JP1899090A JPH03226289A JP H03226289 A JPH03226289 A JP H03226289A JP 9018990 A JP9018990 A JP 9018990A JP 1899090 A JP1899090 A JP 1899090A JP H03226289 A JPH03226289 A JP H03226289A
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JP
Japan
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slip
vector
angular velocity
calculation means
magnetic flux
Prior art date
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Application number
JP9018990A
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JPH0685638B2 (ja
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Yoichi Omori
洋一 大森
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Toyo Electric Manufacturing Ltd
Original Assignee
Toyo Electric Manufacturing Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Electric Manufacturing Ltd filed Critical Toyo Electric Manufacturing Ltd
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Publication of JPH03226289A publication Critical patent/JPH03226289A/ja
Publication of JPH0685638B2 publication Critical patent/JPH0685638B2/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、速度センサレスで誘導電動機の速度制御ある
いは速度測定に好適な速度推定の一方式に関するもので
ある。
(従来の技術) 平成元年電機学会全国大会講演論文集13−15頁の本
発明者等による[瞬時空間ベクトル理論を応用したVV
VFによる誘導電動機の速度センサレスベクトル制御」
なる論文に記載されているように、誘導電動機の速度に
比例している回転角速度ω。
は、二次鎖交磁束の回転角速度ω2から出力トルクに比
例するすへり角速度ω8を差し引いたものとして従来推
定演算していた。
第2図は誘導電動機の可変速システムで一般的な、PW
Mインバータ駆動システムに前記推定演算方式を適用し
たブロック図を示している。直流電源lより3相PWM
インバータ2を介して3相誘導電動機3に給電する。
電圧検出演算部4は誘導電動機3の各相の入力電圧V・
、V・、■、を検出し、0式 %式%) を用いて一次電圧ベクトルシ1に変換する。電流検出演
算部5はU相電流風と■相電流17とを検出し、■式 %式% を用いて一次電流ベクトル11に変換する。
磁束演算部6は、一次電圧ベクトル若と一次電流ベクト
ル11とより二次鎖交磁束ベクトルφ2を演算する。そ
の演算ブロック図を第3図に示す。
定数乗算部61.減算部62.積分部63では、一次鎖
交磁束ベクトルφ1を、■式 %式% より演算している。すなわち定数乗算部61において一
次抵抗値R1に一次電流ベクトル11を乗算し、その出
力を減算部62において一次電圧ベクトルv1から減算
し、減算部62の出力を積分部63で積分し、一次鎖交
磁束ベクトルφ、を演算している。
その後、二次変換乗算部64.aれ定数乗算部65゜減
算部66では、0式 %式% により二次鎖交磁束φ2を演算する。ここでり、は漏れ
インダクタンスであり、0式 %式% で表され、L、は一次自己インダクタンス、L2は二次
自己インダクタンス、Mは相互インダクタンスである。
すなわち、二次変換乗算部64において一次鎖交磁束ベ
クトル乙にL2/Mを乗算し、漏れ定数乗算部65にお
いて一次電流ベクトル11にLJを乗算して、減算部6
6において二次変換乗算部64の出力から漏れ定数乗算
部65の出力を減算し、二次鎖交磁束ベクトルφ2を演
算している。
第2図の磁束速度演算部7は、磁束演算部6の出カニ次
鎖交磁束ベクトルφ2から、二次鎖交磁束ベクトルの回
転角速度ω2を、0式 より演算する。ここで、φ2d+  φ2.はそれぞれ
二次鎖交磁束ベクトルφ2のd、  q各軸成分である
すべり演算部8は、二次鎖交磁束に対する誘導電動機の
回転子のすべり角速度ω3を、0式より演算する。ここ
で、11a+ I++はそれぞれ一次電流ベクトルil
のd、q各軸成分であり、R2は二次抵抗値である。
磁束速度演算部7、すべり演算部8の各出力を減算部9
で、0式 %式% の演算をして、回転子の回転角速度の、を推定演算する
ことができる。
(発明が解決しようとする課題) 前述の従来技術では、二次鎖交磁束ベクトルを演算する
過程での一次鎖交磁束ベクトルの演算において積分演算
を行っている。その積分器にドリフトがあると、低速度
域では積分器の出力においてそれが大きく増幅されて、
一次鎖交磁束ベクトルの演算誤差を生じ、その一次鎖交
磁束から演算される二次鎖交磁束ベクトルにも大きい誤
差が含まれる。従って、回転角速度ω。も当然低速にお
いては実際の回転角速度と大きく異なってくる。
また、一次鎖交磁束ベクトルの演算には一次抵抗値R,
を用いており、電動機の温度変動等によりR1が変動し
た場合にも、積分器の入力に微小の誤差か生じることに
なり、同様な理由で低速において演算された回転角速度
ωゎの誤差が増大する。
つまり、従来の方法では高速度域においてのみしか速度
を正確に推定できないわけであり、この速度推定方式に
よる推定速度を用いて誘導電動機の回転速度を制御しよ
うとすると、低速度域において速度の指令値と実速度と
の誤差が大きくなり、高精度の速度制御範囲を広く取れ
なくなる。また同様の理由によって、誘導電動機を正転
から逆転まで連続的に速度を変化させるような、いわゆ
る4象限運転か不可能である。
本発明は、このような不具合を解決するためになされた
ものである。
(課題を解決するための手段) 磁束演算部6のドリフトに起因する従来技術の問題点を
解決する手段として、従来技術における磁束演算部6の
みによる磁束演算手段の代わりに、第4図に示すような
、従来技術と等価な電圧系磁束演算部120と、演算推
定された回転角速度ω□と一次電流ベクトル11とより
磁束ベクトルを演算する電流系磁束演算部130とから
成る複合磁束演算手段を用いる。
また、一次抵抗値の変動に起因する従来技術の問題点を
解決する手段として、前述の手段と共に、第5図に示す
ように、従来技術のすべり演算部8と等価なすべり演算
部15と、二次鎖交磁束ベクトルφ2と一次電流ベクト
ル11との内積演算によりすべり角速度を得る第二すベ
リ演算部10とを具え、それら両者の出力を入力として
一次抵抗値の変動に対して安定なすべり角速度ω、を出
力するすべり補正部11から成るすべり演算手段を用い
る。
第4図に示した電圧系磁束演算部120は、0式%式% を用いて二次鎖交磁束ベクトルφ2を演算しており、こ
こでpは微分演算子である。つまり、電圧降下演算部1
21で一次抵抗と漏れインダクタンスによる電圧降下を
演算し、減算部122で一次電圧ベクトル■からこの電
圧降下を減算し、二次変換乗算部123でL2/〜(倍
した後、積分器125で積分して電圧系の二次鎖交磁束
ベクトル名を求めている。ただし、積分器125の前に
減算器124を置き積分器の入力信号から誤差増幅器1
41の出力を減算している。
電流系磁束演算部130は、誘導電動機の二次側の特性
式である[相]式 乙+ = 0 ((M/L2 )R2T7−(R2/L
2 )fz l+ jω−?21)l at・・・[相
] を用いて二次鎖交磁束ベクトルを演算しており1、−で
φ2.は二次鎖交磁束ベクトルであるが、■式で求めた
ものと区別するため脚字iを付加しである。つまり、一
次電流ベクトル11を定数乗算部134で(M/L2 
)R2倍し、積分器136の出力である二次鎖交磁束ベ
クトルφ2.を二次定数乗算器131でR2/L2倍す
ると共に、この二次鎖交磁束ベクトルφ2.と回転子の
角速度ω、n(演算値)との積を乗算器133で演算し
、その出力を位相進相器132において90°位相を進
める。これら定数乗算部134、二次定数乗算器131
及び位相進相器132の各出力が加減算器135で加算
又は減算され、積分器136へ入力される。この積分器
136の出力が電流系磁束演算部130の出力である二
次鎖交磁束ベクトル6、となる。これと電圧系磁束演算
部120の出力φ2との誤差を減算器142で演算し、
この誤差を誤差増幅器141でに倍して電圧系磁束演算
部120の積分器125へフィードバックしている。
第5図に示したすべり演算手段は、すべり演算部15が
二次鎖交磁束ベクトルφ2と一次電流ベクトル11とを
入力として、従来技術におけるすべり演算部8と同じ■
式の演算を行っており、■式におけるすべり角速度の、
をω、1として出力している。第2すべり演算部10は
同じく二次鎖交磁束ベクトルT2と一次電流ベクトル音
とを入力とし、これらφ2とl+との内積演算を用いた
0式を演算して、第二すベリ角速度ω32として出力し
ている。
すべり補正部11では、回転子の回転角速度ω。
を演算するための出力であるすべり角速度ω3と第二す
ベリ演算部10の出力である第2すべり角速度ω、2と
の差を減算部112で演算し、その出力を積分器111
で積分した後、加算部113ですべり演算部15の出力
ω11との和を演算しすべり角速度ω。
を出力する。
(作 用) まず、第4図に示した複合磁束演算手段の作用について
述べる。電流系磁束演算部130の出力である二次鎖交
磁束ベクトルφ21は、積分器136の出力であるが、
その入力に二次定数乗算器131を介してむ1が負にフ
ィードバックされているので、従来技術の問題であった
積分器のドリフトによる低周波数域での増幅された誤差
は出カニ次鎖交磁束ベクトルφ2.には含まれない。し
かし、この二次鎖交磁束ベクトルφ2Iの演算には、変
動する定数である二次抵抗値R2を含んでいるため、完
全には信用できない。よって、この二次鎖交磁束ベクト
ルT−の低周波数域における低ドリフトの利点を活かし
て、従来技術の問題点であった電圧系磁束演算部120
の積分器125のドリフトを補正するように用いている
。つまり、ドリフトにより二次鎖交磁束ベクトルrzが
誤差を含むと、電流系二次鎖交磁束ベクトルφ2.との
間に差を生じ、それが増幅されて積分器125の入力に
フィードバックされることにより、二次鎖交磁束ベクト
ルφ2のドリフトが抑制されるのである。一般に二次鎖
交磁束ベクトルφ2及びφ2.は交番量であり、その周
波数が高くなる程ドリフト補正の遅れが大きくなり、ド
リフト補正の効果が少なくなるが、それは逆に二次鎖交
磁束ベクトルφ2に対する電流系二次鎖交磁束ベクトル
φ2□の影響が薄くなることを意味する。すなわち、二
次抵抗値R2の変動に対しては二次鎖交磁束ベクトルφ
2は影響されないと言う従来の利点を損なわないことに
なる。
次に、第5図に示したすべり演算手段の作用について述
べる。すべり演算部15の出力すべり角速度ω、lは、
複合磁束演算部の一次抵抗値R1の設定が正確ならば、
二次鎖交磁束ベクトルφ2は正確であり、定常的にも過
渡的にも正確なすベリ角速度として演算されるが、一次
抵抗値R1が正確でないと、二次鎖交磁束ベクトル己に
誤差を含み、低速度になる程すべり角速度の演算誤差が
大きくなる欠点がある。しかし、第二すべり演算部10
の出力第二すべり角速度ω、2は、後述する理由で、一
次抵抗値R7の設定に誤差を含みまた二次鎖交磁束ベク
トルむに誤差を含んでいても、それによるすべり演算の
誤差は滑り演算部15の出力すべり角速度ω、1よりも
小さくなる。特にある条件を満たせば電動機の拘束状態
において一次抵抗値R1の設定に誤差を含んでも、第二
すべり角速度ω、2の演算値に誤差を生じない利点があ
る。しかし、第二すべり演算部10の出力第二すべり角
速度ω、2は過渡状態では不正確なので、すべり補正部
11によって、従来のすべり角速度の演算値であるすべ
り演算部15の出力すべり角速度ω、1に、このすべり
角速度ω、2との誤差を修正する積分器111の出力を
加えることによって、定常状態のみ第二すべり角速度ω
、2がすべり補正部11の出力すべり角速度の、と等し
くなるようにしている。このようにすることによって、
従来技術の問題点であった一次抵抗値R1の変動による
低速度域の速度推定誤差を定常的に減少することができ
、過渡状態においても従来の特性を損なわないようにす
ることができる。
以下に、第二すべり演算部10の出力である第二すベリ
角速度ω8゜が一次抵抗値R2の誤差によって定常的に
は影響され難い理由を説明する。一次抵抗値R1の設定
誤差による第二すべり角速度ω、2の発生誤差を知るた
めには、一次抵抗設定誤差AR+がある場合の実すべり
角速度の、、と第二すべり角速度の8□との関係を調べ
ればよい。
第4図における電圧系磁束演算部120の積分器125
の入力は、 p乙・L2/li((ケー(M/L 2)Lt pて−
R1て−AR3荀K(φ2−φ2.)        
   ・・・0で表される。定常状態では、一次電圧ベ
クトル式。
一次電流ベクトルlI+二次鎖交磁束ベクトルφ2及び
φ2.はすべて角周波数ω(−ω2)の正弦波と仮定で
きるので、[相]式の両辺は積分できφ2・φz、−(
1/jω)(L2/M)ΔR,i。
(1/jω)K(φ2−φ21)        ・・
・[相]となる。ここで、φ2.は実二次鎖交磁束ベク
トルを表し、■式の右辺と等しい。[相]式をφ2につ
いて解くと、 む・(b′(K+jω月 (jωφ2.−(L2/M)
J R山+にφ2+1・・・■ となる。また、[相]式の右辺を前記のごとく定常状態
の仮定で演算すると、 φ2.・(1月ω)(M/L2)R211−(R2’L
2)(1/ j ω)φ2゜+(ω1/ω)φ2.  
       ・・・[相]となり、ω=ω2としてω
イーω、−ω、を考慮してφ2.について解くと、 φ2、− fM/(14Jω1T2)l  il   
         ・・・σΦとなる。ここでT2=L
2/R2である。同様にして実二次鎖交磁束ベクトルφ
2.も、ω2、で実すべり角速度を表した場合には、 φ2.= (M/(1+jω、、’r2)l II  
    ・・・@で書き表すことができる。■、0式を
0式に代入すると、 φ2 : (1/(K+jω)) (jωM/(1+jの、、T、
>(L2/M)J R++KM/(1+jωJT2)+
  11 ・・・■となる。
ここで、むをd、  q両軸成分に分解するため演算し
整理すると、 fl −φ2.+jφ2゜・(A/C+jB/C)(i
+a+u+、)・・・@−1 となり、ここで A= 0M2(ω十ω、、T2K)(1+ω、 27’
22 )−KL2.!!IR,(1+ω、’T2”Xl
+ωi+2+T2”)+KM2(K−ωω、T2)(1
+ωg%T2”)B= 0M2(K−ωω−−T2)(
(1+ωg”T2”)+ωL2ΔR+(1+ω6′T2
す(l+ω+、”+’r2”)−KM2(ω+ω、T2
KX1+ωi、”r22)C=M(K2+ω2)(1+
ω、”T2”X1+ωtr”T2”)である。すなわち
、φ2の両軸成分φ2.。
φ2.は であり、これを0式の分子部分及び分母部分に代入する
と、 φ2d’l+a−φ2@ ’ !+a ”  ((、A/C)itd−(B/C)ita)  
it。
((A/C)t+、+(B/C)itd)  i+a=
 −(B/A)(ita”+i 、、”)= −(B/
A)il’φ2.・ l++十φ29・ ha 二f(A/C)ita −(B/C)it、) it、
it ((A/C)=  +(B/C)=l  i+a
= (A/c)(i z”+! 、、’:)= (A/
c)l+”であるため、0式は どなる。定常状態ではすへり補正部11によって、ω5
−ω、2となるので、0式右辺のω、をω、2として整
理すると、ω、2に関する3次式となるか、この式には
(1+ω5□T2)2の因数を含むため、次の実数の解
を一つたけ得ることができる。
ここで、D、  Eはそれぞれ D=M”ωω=、T2(ω十ω−、T2K)−L2  
ΔR1ω(1+ω・・2T22)E=M2ω(ω+ω、
、T2K)−L2ΔR,K(I十ω、r”rz’)であ
る。[相]式は実すべり角速度ω1.と第二すへり演算
部10の出力である第二すへり角速度ω62との関係を
示すもので、一次抵抗値設定誤差がなく、[1=0なら
ば当然なからω2.=ω、、となる。また拘束状態にお
いてもω=ω1.+ω1は成立するので、拘束状態では
ω=ω3.てあり、もしに=1/T2ならばω、2=ω
6゜となる。つまり、誘導電動機か拘束された状態にお
いては、一次抵抗値に設定誤差AR1かあっても第二す
べり角速度ω、2の演算値には誤差が含まれなくなる。
二次鎖交磁束ベクトルφ2の回転角速度ω2は定数変動
に影響され難いように演算されているので、それとすべ
り角速度ω、どの差で演算される回転子の回転角速度ω
、は正確な値を得ることかできる。
(実施例) 第1図は本発明による誘導電動機の速度センサレス速度
推定方式をインバータ駆動システムに用いた一実施例の
ブロック図であり、第2図と同一の符号は同一部分を示
す。従って第2図と同一部分の説明は省略し、第2図と
異なるブロック8′10、11.15.16についての
み詳細に説明する。
ブロック16は第4図で説明した複合系磁束演算部であ
り、電圧検出演算部4の出力である一次電圧ベクトルT
と、電流検出演算部5の出力である一次電流ベクトル!
1、及び回転子の回転角速度の演算値ω5とを入力して
、二次鎖交磁束ベクトルこを出力する。
ブロック8′は第5図で説明しだすへり演算部でおり、
電流検出演算部5の出力である一次電流ベクトルilと
、複合系磁束演算部16の出力である二次鎖交磁束ベク
トルφ2とを入力して、すべり角速度の、を演算し出力
する。その内容は第5図で説明したように、従来のすへ
り演算と同じように■式で演算したすべり角速度ω、1
を出力するす・入り演算部15と、0式の演算を行い第
二すべり角速度ω、2を出力する第二すべり演算部10
、及びすへり補正部11とで構成されている。
回転子の回転角速度ω。は減算部9において、磁束速度
演算部7の出力である磁束の回転角速度ω2から、すへ
り演算部8′の出力であるすべり角速度ω6を差し引い
たものとして演算される。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、誘導電導機の速度センサレ
ス速度推定方式において、従来技術による二次鎖交磁束
ベクトル演算手段では、低速度域で積分器のドリフトに
より二次鎖交磁束ベクトルが正確に演算されず、それに
よって演算される回転子の回転角速度も大きい誤差を含
んでいた。しかし、本発明のように二次鎖交磁束演算手
段に、電圧系磁束演算部の積分ドリフトを抑制するよう
に電流系磁束演算部を追加することによって、低速度域
でも積分ドリフトがなく正確に二次鎖交磁束ベクトルか
演算され、従って回転子の回転角速度の演算も正確とな
る。
また、一次抵抗値の変動又は設定誤差によっても、やは
り低速度域において二次鎖交磁束ベクトルか正確に演算
されなくなるか、新設した第二すベリ演算部におけるす
べり演算かその影響を従来のすべり演算方式に比べて小
さくできるので、次抵抗値変動やその設定誤差に影響さ
れ難い速度演算を実現することができる。それに加えて
、すべり補正部において定常状態と過渡状態とのすべり
演算方式をなめらかに切り換えることにより、いなかる
状態においても正確なすべり演算を行い、高精度の速度
推定が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による誘導電導機の速度センサレス速度
推定方式をインバータ駆動システムに用いた一実施例の
ブロック図、 第2図はPWMインバータ駆動システムにおける従来の
誘導電導機の速度センサレス速度推定方式の一例を示す
ブロック図、 第3図は第2図の磁束演算部のブロック図、第4図は本
発明における磁束演算部のブロック図、 第5図は本発明におけるすべり演算部のブロック図であ
る。 1・・・直流電源     2・・・3相PWMインバ
ータ3・・・3相誘導電導機  4・・・電圧検出演算
部5・・・電流検出演算部  6・・・磁束演算部7・
・・磁束速度演算部  8.8′・・・すべり演算部9
、62.66、112.122・・・減算部10・・・
第二すべり演算部 1】・・・すべり補正部   15・・・すべり演算部
16・・・複合系磁束演算部 61.134・・・定数
乗算部63・・・積分部 6=4.123・・・二次変換乗算部 65・・・漏れ定数乗算部  iti、 125.13
6・・・積分器113・・・加算部     120・
・・電圧系磁束演算部121・・・電圧降下演算部 1
24.142・・・減算器130・・・電流系磁束演算
部 131・・・二次定数乗算器 132・・・位相進相器
133・・・乗算器     135・・・加減算器1
41・・・誤差増幅器 刑 図 φ鴎 第2図 第11 図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、誘導電動機の一次電圧及び一次電流を検出して一次
    電圧ベクトル及び一次電流ベクトルを演算する検出演算
    手段と、その検出演算手段からの一次電圧ベクトルと一
    次電流、ベクトルより二次鎖交磁束ベクトルを演算する
    磁束演算手段と、その磁束演算手段からの二次鎖交磁束
    ベクトルより二次鎖交磁束ベクトルの回転角速度を演算
    する磁束速度演算手段と、前記検出演算手段からの一次
    電流ベクトルと前記磁束演算手段からの二次鎖交磁束ベ
    クトルとより二次鎖交磁束ベクトルの大きさの二乗値を
    演算してすべり角速度を演算するすべり演算手段と、前
    記磁束速度演算手段からの二次鎖交磁束ベクトルの回転
    角速度と前記すべり演算手段からのすべり角速度との差
    より回転子の回転角速度を演算する回転子角速度演算手
    段と、から成る誘導電動機の速度センサレス速度推定方
    式において、 前記回転子角速度演算手段の出力である回 転子角速度と前記検出演算手段の出力である一次電圧ベ
    クトル及び一次電流ベクトルとを入力し、電圧系及び電
    流系磁束を複合して二次鎖交磁束ベクトルを演算する複
    合磁束演算手段を構成し、前記検出演算手段からの一次
    電流ベクトルと前記複合磁束演算手段からの二次鎖交磁
    束ベクトルとよりそれらの内積を演算してすべり角速度
    を演算する第二すべり演算手段を設け、前記すべり演算
    手段の出力と前記第二すべり演算手段の出力とを入力と
    し、すべり角速度の補正をするすべり補正手段を具備す
    ることを特徴とする誘導電動機の速度センサレス速度推
    定方式。
JP2018990A 1990-01-31 1990-01-31 誘導電動機の速度センサレス速度推定装置 Expired - Lifetime JPH0685638B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018990A JPH0685638B2 (ja) 1990-01-31 1990-01-31 誘導電動機の速度センサレス速度推定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018990A JPH0685638B2 (ja) 1990-01-31 1990-01-31 誘導電動機の速度センサレス速度推定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03226289A true JPH03226289A (ja) 1991-10-07
JPH0685638B2 JPH0685638B2 (ja) 1994-10-26

Family

ID=11987013

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WO2001073448A1 (fr) * 2000-03-27 2001-10-04 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Capteur concu pour detecter l'etat de rotation d'une machine synchrone et procede de detection de l'etat de rotation d'une machine synchrone

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WO2001073448A1 (fr) * 2000-03-27 2001-10-04 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Capteur concu pour detecter l'etat de rotation d'une machine synchrone et procede de detection de l'etat de rotation d'une machine synchrone
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