JPH0322012B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0322012B2 JPH0322012B2 JP57015872A JP1587282A JPH0322012B2 JP H0322012 B2 JPH0322012 B2 JP H0322012B2 JP 57015872 A JP57015872 A JP 57015872A JP 1587282 A JP1587282 A JP 1587282A JP H0322012 B2 JPH0322012 B2 JP H0322012B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- sealing
- glass
- mold
- bulb
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 42
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 39
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 34
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 2
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 2
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- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J9/00—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
- H01J9/40—Closing vessels
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は環形けい光ランプにおけるステムの封
止工程と、この封止部に節部を成形する工程のを
連続して行う封止方法に関する。
止工程と、この封止部に節部を成形する工程のを
連続して行う封止方法に関する。
通常環形けい光ランプを製造するには、内面に
けい光被膜を被着した直状のガラスバルブの両端
に、電極を備えたステムを封止し、この封止部に
型を用いて節部を形成し、しかるのちこの節部を
把持して上記ガラスバルブを加熱軟化せしめて彎
曲成形を行う。上記節部は環状に曲成する場合の
把持用引掛り部となるものである。
けい光被膜を被着した直状のガラスバルブの両端
に、電極を備えたステムを封止し、この封止部に
型を用いて節部を形成し、しかるのちこの節部を
把持して上記ガラスバルブを加熱軟化せしめて彎
曲成形を行う。上記節部は環状に曲成する場合の
把持用引掛り部となるものである。
ところで上記のごとき環形けい光ランプの製造
においては、封止部に節部を成形するに先立つ
て、ステムを直状ガラスバルブの端部に封止しな
ければならないが、従来におけるステム封止方法
は以下に示す2通りの方法が採用されていた。
においては、封止部に節部を成形するに先立つ
て、ステムを直状ガラスバルブの端部に封止しな
ければならないが、従来におけるステム封止方法
は以下に示す2通りの方法が採用されていた。
その1つは第1図A,Bに示されるようなカー
レツト方式と称されるもので、ガラスバルブ1の
端部より軸方向に沿う中央部へ数10mm進入した位
置にステムガラス2を、マウントホルダ3によつ
て挿入させ、このステムガラス2のフレア部4に
対向するバルブ1外周を封止用バーナ5で加熱軟
化させるものであり、このものはバーナ5により
バルブ1を加熱軟化させるとガラス管の性質にも
とづき当該加熱部のバルブ径が縮小されてフレア
部4に溶融封着し、このときフレア部4よりも下
方にあるカーレツト部6は自重によつて封止部分
から落下切断されるものである。このカーレツト
方式は封止工程が簡単であるが、カーレツト部6
にもとづくガラス材料の損失が大きい不具合があ
る。
レツト方式と称されるもので、ガラスバルブ1の
端部より軸方向に沿う中央部へ数10mm進入した位
置にステムガラス2を、マウントホルダ3によつ
て挿入させ、このステムガラス2のフレア部4に
対向するバルブ1外周を封止用バーナ5で加熱軟
化させるものであり、このものはバーナ5により
バルブ1を加熱軟化させるとガラス管の性質にも
とづき当該加熱部のバルブ径が縮小されてフレア
部4に溶融封着し、このときフレア部4よりも下
方にあるカーレツト部6は自重によつて封止部分
から落下切断されるものである。このカーレツト
方式は封止工程が簡単であるが、カーレツト部6
にもとづくガラス材料の損失が大きい不具合があ
る。
また他の方法として第2図A,Bに示されるバ
ツトシール方式と称されるものが知られている。
このものは予めガラスバルブ1の端部をエンドフ
オーミングして縮径させておき、このエンドフオ
ーミング部20に、ステムガラス2のフレア部4
をマウントホルダ3によつて外方から当接させ、
この当接部分をバーナ21によつて加熱軟化する
ことにより封止する方法であり、この方法は材料
損失を生じないが、予めエンドフオーミングして
おく必要から作業工程の増大を招く不具合があ
る。
ツトシール方式と称されるものが知られている。
このものは予めガラスバルブ1の端部をエンドフ
オーミングして縮径させておき、このエンドフオ
ーミング部20に、ステムガラス2のフレア部4
をマウントホルダ3によつて外方から当接させ、
この当接部分をバーナ21によつて加熱軟化する
ことにより封止する方法であり、この方法は材料
損失を生じないが、予めエンドフオーミングして
おく必要から作業工程の増大を招く不具合があ
る。
したがつて上記いづれの方法であつても材料ロ
スもしくは加工工程ロスを生じる欠点があつた。
スもしくは加工工程ロスを生じる欠点があつた。
一方、環形けい光ランプの場合にはすでに述べ
た通り、封止工程後に、この封止端部に節部を形
成する。この節部を成形する方法としてすでに本
出願人は「特公昭53−27592号公報」に開示され
た方法を提案し、この方法を採用している。この
公報記載の方法は封止部を型に被冠し、この型と
バルブとを相対的に移動させて封止部をバルブ軸
方向に1mm〜10mm圧縮させて該封止部の肉厚を増
大させておき、しかるのちバルブ内部の圧力をバ
ルブ外部より増大させて封止部を型内に内拡させ
て節部を形成するものである。このような方法に
おいては、封止部の肉厚を増大させるために型に
より封止部を押圧しているが、型をバルブ軸方向
へ移動させる機構は複雑になる不具合がある。
た通り、封止工程後に、この封止端部に節部を形
成する。この節部を成形する方法としてすでに本
出願人は「特公昭53−27592号公報」に開示され
た方法を提案し、この方法を採用している。この
公報記載の方法は封止部を型に被冠し、この型と
バルブとを相対的に移動させて封止部をバルブ軸
方向に1mm〜10mm圧縮させて該封止部の肉厚を増
大させておき、しかるのちバルブ内部の圧力をバ
ルブ外部より増大させて封止部を型内に内拡させ
て節部を形成するものである。このような方法に
おいては、封止部の肉厚を増大させるために型に
より封止部を押圧しているが、型をバルブ軸方向
へ移動させる機構は複雑になる不具合がある。
本発明はこのような事情にもとづきなされたも
ので、その目的とするところは、従来のごときカ
ーレツト方式にもとづく材料損失やバツトシール
方式による封止工程の増加を解消した封止工程を
採用し、この封止工程時に該封止部に肉溜り(厚
肉部)を設け、型による節部成形工程が簡単に行
えて型の駆動構造も簡素化する環形けい光ランプ
の封止方法を提供しようとするものである。
ので、その目的とするところは、従来のごときカ
ーレツト方式にもとづく材料損失やバツトシール
方式による封止工程の増加を解消した封止工程を
採用し、この封止工程時に該封止部に肉溜り(厚
肉部)を設け、型による節部成形工程が簡単に行
えて型の駆動構造も簡素化する環形けい光ランプ
の封止方法を提供しようとするものである。
すなわち本発明は、予め所定長に切断されてい
る直状ガラスバルブの開口端よりも若干中央寄り
に位置するようにステムガラスのフレア部を挿入
し、このフレア部よりもさらに中央寄りに位置す
るガラスバルブをバーナにより加熱軟化せしめて
縮径し、該バーナをバルブの開口端側に移動させ
てフレア部に対向するバルブを縮径せしめてフレ
ア部を溶着封止するようにし、ガラスバルブが予
め所定長に切断されていることからバルブの材料
損失が生じないとともに、バルブが加熱されて軟
化した場合に縮径する性質を利用するから予め端
部加工の必要がなくて封止が簡単に行えることに
なり、かつ上記封止中においてバルブの開口縁を
溶融することによつてバルブの開口縁のガラス材
料を封止部に集めて封止部に肉溜りを形成し、し
かるのち型を被冠させて封止部を膨出成形させる
ようにし、型によつて格別に肉溜りを作る必要が
ないので型の移動機構が簡単になるようにしたこ
とを特徴とする。
る直状ガラスバルブの開口端よりも若干中央寄り
に位置するようにステムガラスのフレア部を挿入
し、このフレア部よりもさらに中央寄りに位置す
るガラスバルブをバーナにより加熱軟化せしめて
縮径し、該バーナをバルブの開口端側に移動させ
てフレア部に対向するバルブを縮径せしめてフレ
ア部を溶着封止するようにし、ガラスバルブが予
め所定長に切断されていることからバルブの材料
損失が生じないとともに、バルブが加熱されて軟
化した場合に縮径する性質を利用するから予め端
部加工の必要がなくて封止が簡単に行えることに
なり、かつ上記封止中においてバルブの開口縁を
溶融することによつてバルブの開口縁のガラス材
料を封止部に集めて封止部に肉溜りを形成し、し
かるのち型を被冠させて封止部を膨出成形させる
ようにし、型によつて格別に肉溜りを作る必要が
ないので型の移動機構が簡単になるようにしたこ
とを特徴とする。
以下本発明の一実施例を第3図以下の図面にも
とづき説明する。
とづき説明する。
第3図以下は封止および節部成形の順にもとづ
き示す断面図であるが、各図において左半分は当
該工程の成形前の状態、右半分は当該工程の成形
後の状態をそれぞれ示す。
き示す断面図であるが、各図において左半分は当
該工程の成形前の状態、右半分は当該工程の成形
後の状態をそれぞれ示す。
図中30は直状ガラスバルブであり、予めラン
プ長よりも若干長い寸法に切断され、内面に図示
しないがけい光体被膜を塗着してある。なお上記
若干長い寸法とは、第3図のl1にほぼ相当する。
プ長よりも若干長い寸法に切断され、内面に図示
しないがけい光体被膜を塗着してある。なお上記
若干長い寸法とは、第3図のl1にほぼ相当する。
31はステムガラスであり、電極32をリード
線33,33によつて支持している。ステムガラ
ス31のフレア部34は、ガラスバルブ30の内
径より小径をなしている。なお35は第6図、第
7図に示される排気管である。
線33,33によつて支持している。ステムガラ
ス31のフレア部34は、ガラスバルブ30の内
径より小径をなしている。なお35は第6図、第
7図に示される排気管である。
このようなステムガラス31はマウントホルダ
36に支持されて上記ガラスバルブ30の端部に
挿入される。この場合第3図に示される通り、フ
レア部34はバルブ30の開口縁30aよりもバ
ルブ中央側に向つて寸法l1だけ内側に位置され
る。この寸法l1は後述する肉溜り部の肉厚を決定
するのに大切な寸法であり、バルブ径およびフレ
ア径等によつて多小の差はあるが、4±2mm程度
が好ましい。
36に支持されて上記ガラスバルブ30の端部に
挿入される。この場合第3図に示される通り、フ
レア部34はバルブ30の開口縁30aよりもバ
ルブ中央側に向つて寸法l1だけ内側に位置され
る。この寸法l1は後述する肉溜り部の肉厚を決定
するのに大切な寸法であり、バルブ径およびフレ
ア径等によつて多小の差はあるが、4±2mm程度
が好ましい。
第4図に示すバーナ40は、ラングバーナであ
り、バルブ30の外方を包囲するような環状をな
しており、内周面には周方向に等間隔を存して炎
孔41…を有している。バーナ40は図示しない
適宜な駆動手段によりバルブ30の軸方向に沿つ
て移動可能となつており、第3図のごときセツテ
イングが終了すると第4図のごとき位置に移動さ
れる。第4図におけるバーナ位置とは、炎孔41
…が、バルブ30の開口縁30aよりも中央側に
寸法L1だけ寄つた位置であり、この寸法L1は前
記l1よりも大きくて、炎孔41…がフレア部34
よりもさらにバルブ中央寄りに位置される場所で
ある。第4図の位置におけるバーナ40は当初バ
ルブ壁を弱火で予熱し、しかるのち強火により管
壁を加熱軟化して右半分に示されるごとく当該管
壁が若干縮径されるまで加熱する。なおガラス管
は管壁を加熱軟化すると縮径(絞り)変形される
性質がある。
り、バルブ30の外方を包囲するような環状をな
しており、内周面には周方向に等間隔を存して炎
孔41…を有している。バーナ40は図示しない
適宜な駆動手段によりバルブ30の軸方向に沿つ
て移動可能となつており、第3図のごときセツテ
イングが終了すると第4図のごとき位置に移動さ
れる。第4図におけるバーナ位置とは、炎孔41
…が、バルブ30の開口縁30aよりも中央側に
寸法L1だけ寄つた位置であり、この寸法L1は前
記l1よりも大きくて、炎孔41…がフレア部34
よりもさらにバルブ中央寄りに位置される場所で
ある。第4図の位置におけるバーナ40は当初バ
ルブ壁を弱火で予熱し、しかるのち強火により管
壁を加熱軟化して右半分に示されるごとく当該管
壁が若干縮径されるまで加熱する。なおガラス管
は管壁を加熱軟化すると縮径(絞り)変形される
性質がある。
このようにしてフレア部34よりもバルブ中央
寄りの管壁を縮径すると、バーナ40を管端方向
へ移動させて炎孔41…がフレア部34と対向す
る場所に位置させる。この状態が第5図に示され
ており、炎孔41はバルブ30の開口縁30aか
ら寸法L2だけ中央寄りに位置され、寸法L2は、
とりもなおさず前記l1と等しい。第5図の状態で
バルブ30を加熱軟化させると、フレア部34と
対向する管壁が縮径されて右半分に示したように
フレア部34と溶着される。この場合、管壁の縮
径状態は、第4図に示された縮径開始部分から溶
着封止部50に亘り連続して緩やかに縮径され、
局部的に急激な縮径はない。
寄りの管壁を縮径すると、バーナ40を管端方向
へ移動させて炎孔41…がフレア部34と対向す
る場所に位置させる。この状態が第5図に示され
ており、炎孔41はバルブ30の開口縁30aか
ら寸法L2だけ中央寄りに位置され、寸法L2は、
とりもなおさず前記l1と等しい。第5図の状態で
バルブ30を加熱軟化させると、フレア部34と
対向する管壁が縮径されて右半分に示したように
フレア部34と溶着される。この場合、管壁の縮
径状態は、第4図に示された縮径開始部分から溶
着封止部50に亘り連続して緩やかに縮径され、
局部的に急激な縮径はない。
しかしてこのような手順により封止工程が終了
されるものであるが封止部50には第6図の左半
分に示されたように端部側に開口縁30aが未だ
残つた形となつている。したがつてバーナ40を
第5図の状態から必要に応じてさらにバルブ端部
方向に移動させるかもしくは第5図の位置に停止
したままで開口縁30aを加熱する。するとこの
開口縁30aは溶融されて封止部50内に侵入さ
れてしまう。つまり、残留していた開口縁30a
分のガラス材料は封止部50に吸収され、この結
果封止部50は右半分で示すように肉溜りを生じ
て厚肉部51となる。
されるものであるが封止部50には第6図の左半
分に示されたように端部側に開口縁30aが未だ
残つた形となつている。したがつてバーナ40を
第5図の状態から必要に応じてさらにバルブ端部
方向に移動させるかもしくは第5図の位置に停止
したままで開口縁30aを加熱する。するとこの
開口縁30aは溶融されて封止部50内に侵入さ
れてしまう。つまり、残留していた開口縁30a
分のガラス材料は封止部50に吸収され、この結
果封止部50は右半分で示すように肉溜りを生じ
て厚肉部51となる。
第6図の右半分のごとき厚肉部51が得られる
とバーナ40の炎を弱火にしてこのバーナ40は
第7図のように図示下方へ移動させておく。次に
上記厚肉部51が未だ軟化状態にあるうちに、型
70をセツトする。型70は図示の左右に分割さ
れる分割タイプであり、矢印A,B方向に移動さ
せることにより互に衝合され、封止部50を覆
う。なおこのとき、マウントホルダ36は図示下
方へ逃がす。
とバーナ40の炎を弱火にしてこのバーナ40は
第7図のように図示下方へ移動させておく。次に
上記厚肉部51が未だ軟化状態にあるうちに、型
70をセツトする。型70は図示の左右に分割さ
れる分割タイプであり、矢印A,B方向に移動さ
せることにより互に衝合され、封止部50を覆
う。なおこのとき、マウントホルダ36は図示下
方へ逃がす。
型70で封止部50を覆つたのち、たとえばバ
ルブ30内に加圧空気を送り込んでバルブ内の圧
力を外圧に対して相対的に増大させる。すると、
未だ軟化状態にある封止部50は型70の内面に
内拡される。この結果、第7図の右半分に示され
るように型60の内面形状に合致した節部80が
成形される。上記内拡に際しては厚肉部51のガ
ラス材料が引張られるから、節部80における肉
厚はほぼ均等になる。
ルブ30内に加圧空気を送り込んでバルブ内の圧
力を外圧に対して相対的に増大させる。すると、
未だ軟化状態にある封止部50は型70の内面に
内拡される。この結果、第7図の右半分に示され
るように型60の内面形状に合致した節部80が
成形される。上記内拡に際しては厚肉部51のガ
ラス材料が引張られるから、節部80における肉
厚はほぼ均等になる。
このような方法によると、直状ガラスバルブ3
0は予め所定長(製品長さ+2l1にほぼ等しい)
に切断されているので、従来のカーレツト方式
(第1図)のもののようにガラス材料の無駄使い
がなく、材料費が安価になる。また、バルブ30
は外周方からバーナ40により加熱軟化されて縮
径される性質を利用してフレア部34と封着され
るものであるため、従来のバツトシール方式(第
2図)のように予めエンドフオーミングしておく
必要がなく、よつて工程が削減される。
0は予め所定長(製品長さ+2l1にほぼ等しい)
に切断されているので、従来のカーレツト方式
(第1図)のもののようにガラス材料の無駄使い
がなく、材料費が安価になる。また、バルブ30
は外周方からバーナ40により加熱軟化されて縮
径される性質を利用してフレア部34と封着され
るものであるため、従来のバツトシール方式(第
2図)のように予めエンドフオーミングしておく
必要がなく、よつて工程が削減される。
そしてガラスバルブ30とフレア部34との封
止時もしくは引続いて、開口縁30aの溶融を行
つて封止部50に厚肉部51を成形するので、前
述の特許公報に記載されているような型による肉
厚部の製造が不要になる。このため型70は第7
図で示すように、矢印A,B方向もしくは逆方向
への往復動だけですみ、型70の駆動が容易にな
り移動機構が、たとえばシリンダー等の簡単な手
段で往復動させるように構成することができる。
止時もしくは引続いて、開口縁30aの溶融を行
つて封止部50に厚肉部51を成形するので、前
述の特許公報に記載されているような型による肉
厚部の製造が不要になる。このため型70は第7
図で示すように、矢印A,B方向もしくは逆方向
への往復動だけですみ、型70の駆動が容易にな
り移動機構が、たとえばシリンダー等の簡単な手
段で往復動させるように構成することができる。
上記封止部50の厚肉部51は、第3図に示さ
れたl1の部分に相当するガラス材料によつて形成
されるものであり、よつてこのl1の寸法を制御す
れば厚肉部51の肉厚を規制することができる。
なお、厚肉部51を作る場合、バーナ40は第5
図の位置に停止したままで厚肉部51が成形され
る場合もあるが、開口縁30aが大きく突出され
る場合、つまりl1が大きい場合にはバーナ40を
第6図のような位置に移動させるようにしてもよ
く、また第5図の位置と第6図の位置との間でバ
ーナ40を往復動させてもよい。
れたl1の部分に相当するガラス材料によつて形成
されるものであり、よつてこのl1の寸法を制御す
れば厚肉部51の肉厚を規制することができる。
なお、厚肉部51を作る場合、バーナ40は第5
図の位置に停止したままで厚肉部51が成形され
る場合もあるが、開口縁30aが大きく突出され
る場合、つまりl1が大きい場合にはバーナ40を
第6図のような位置に移動させるようにしてもよ
く、また第5図の位置と第6図の位置との間でバ
ーナ40を往復動させてもよい。
以上詳述したように本発明方法によれば、従来
のカーレツト方式のようなガラスチユーブの無駄
がなく、材料損失が防止されるとともに、バツト
シール方式等のごとく予めエンドフオーミングす
る必要もないのでエンドフオーミング工程を省略
することができる。加えてガラスバルブにステム
ガラスのフレア部を封止すると同時もしくは引続
いてバルブの開口縁により封止部に厚肉部を成形
することができる。このため型により厚肉部を成
形する必要がなく、型の移動は分割型を開閉させ
るだけですむので型の移動機構が簡単になる。し
かも厚肉部は開口縁のフレア部からの突出量l1に
よつて調整できるので厚肉部の制御が容易であ
る。
のカーレツト方式のようなガラスチユーブの無駄
がなく、材料損失が防止されるとともに、バツト
シール方式等のごとく予めエンドフオーミングす
る必要もないのでエンドフオーミング工程を省略
することができる。加えてガラスバルブにステム
ガラスのフレア部を封止すると同時もしくは引続
いてバルブの開口縁により封止部に厚肉部を成形
することができる。このため型により厚肉部を成
形する必要がなく、型の移動は分割型を開閉させ
るだけですむので型の移動機構が簡単になる。し
かも厚肉部は開口縁のフレア部からの突出量l1に
よつて調整できるので厚肉部の制御が容易であ
る。
第1図A,Bおよび第2図A,Bは従来方法を
説明するもので、第1図AHBはカーレツト方法
の説明図、第2図A,Bはバツトシール方法の説
明図である。第3図ないし第7図は本発明の一実
施例を示し、工程順に示した説明図である。 30……ガラスバルブ、31……ステムガラ
ス、32……電極、34……フレア部、40……
バーナ、50……封止部、51……厚肉部、70
……型、80……節部。
説明するもので、第1図AHBはカーレツト方法
の説明図、第2図A,Bはバツトシール方法の説
明図である。第3図ないし第7図は本発明の一実
施例を示し、工程順に示した説明図である。 30……ガラスバルブ、31……ステムガラ
ス、32……電極、34……フレア部、40……
バーナ、50……封止部、51……厚肉部、70
……型、80……節部。
Claims (1)
- 1 予め所定長さに切断されている直状ガラスバ
ルブの端部にステムガラスを挿入してこのステム
ガラスのフレア部を上記ガラスバルブの開口端よ
り若干中央寄りに位置させ、上記バルブの上記フ
レア部よりもさらに中央寄りの位置をバーナで加
熱してバルブを縮径させ、かつこのバーナを順次
開口端側に向つて移動させることによりバルブと
フレア部を溶融封止しかつ開口端を溶融すること
により上記封止部に肉溜りを形成し、しかるのち
上記封止部に型を被冠してバルブ内圧力をバルブ
外圧力に対し相対的に増大させることによりこの
封止部を上記型内に内拡させて節部を成形するよ
うにしたことを特徴とする環形けい光ランプの封
止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1587282A JPS58133740A (ja) | 1982-02-03 | 1982-02-03 | 環形けい光ランプの封止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1587282A JPS58133740A (ja) | 1982-02-03 | 1982-02-03 | 環形けい光ランプの封止方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58133740A JPS58133740A (ja) | 1983-08-09 |
JPH0322012B2 true JPH0322012B2 (ja) | 1991-03-26 |
Family
ID=11900885
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1587282A Granted JPS58133740A (ja) | 1982-02-03 | 1982-02-03 | 環形けい光ランプの封止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58133740A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01235127A (ja) * | 1988-03-14 | 1989-09-20 | Mitsubishi Electric Corp | 管球の封止方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5861542A (ja) * | 1981-10-07 | 1983-04-12 | Nec Home Electronics Ltd | 管球の封止方法 |
-
1982
- 1982-02-03 JP JP1587282A patent/JPS58133740A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5861542A (ja) * | 1981-10-07 | 1983-04-12 | Nec Home Electronics Ltd | 管球の封止方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58133740A (ja) | 1983-08-09 |
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