JPH0320943Y2 - - Google Patents
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- JPH0320943Y2 JPH0320943Y2 JP1982103079U JP10307982U JPH0320943Y2 JP H0320943 Y2 JPH0320943 Y2 JP H0320943Y2 JP 1982103079 U JP1982103079 U JP 1982103079U JP 10307982 U JP10307982 U JP 10307982U JP H0320943 Y2 JPH0320943 Y2 JP H0320943Y2
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- JP
- Japan
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- drive shaft
- insertion hole
- axis
- hub
- shaft insertion
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、図面に示す如くデイスクケース1
に内装されるデイスク2が中央に孔9を有する円
盤状のシート11とシート11の中央孔9の周縁
部を挾着するハブ12とからなり、ハブ12がデ
イスクケース1の駆動軸挿入窓3にのぞむ形態の
デイスクカートリツジに関し、ハブ12に設けら
れる回転駆動用の孔形状に改良を加えたものであ
る。
に内装されるデイスク2が中央に孔9を有する円
盤状のシート11とシート11の中央孔9の周縁
部を挾着するハブ12とからなり、ハブ12がデ
イスクケース1の駆動軸挿入窓3にのぞむ形態の
デイスクカートリツジに関し、ハブ12に設けら
れる回転駆動用の孔形状に改良を加えたものであ
る。
すなわち、この種のデイスクカートリツジにお
いてハブ12の中央に中央軸挿入孔22を、その
外周一箇所に駆動軸挿入孔24をそれぞれ設け、
磁気記録装置に装填したとき、磁気記録装置側の
二股状駆動軸の中央軸25と駆動軸26が中央軸
挿入孔22と駆動軸挿入孔24とにそれぞれ係入
して磁気デイスク2を回転駆動する形態を採つて
いるものがある。
いてハブ12の中央に中央軸挿入孔22を、その
外周一箇所に駆動軸挿入孔24をそれぞれ設け、
磁気記録装置に装填したとき、磁気記録装置側の
二股状駆動軸の中央軸25と駆動軸26が中央軸
挿入孔22と駆動軸挿入孔24とにそれぞれ係入
して磁気デイスク2を回転駆動する形態を採つて
いるものがある。
しかるに、中央軸25および駆動軸26は加工
精度上、一般に断面円形としているが、従来では
第1図に示す如く中央軸挿入孔22を円形とし、
この円形挿入孔22に円形中央軸25が嵌合し、
径方向に長い小判形の駆動軸挿入孔24に駆動軸
26が嵌合するものとなつている。そのため中央
軸挿入孔22と中央軸25の嵌合に当然の遊びが
あるので、この遊びの範囲内で駆動軸挿入孔24
の接触面32に対して駆動軸26が径方向に位置
ズレして接当すると、トラツクずれを生じる不具
合が認められた。これは中央軸25と駆動軸26
とがふたつの挿入孔22・24に対して2点P
1,P2で接触していることによるものである。
精度上、一般に断面円形としているが、従来では
第1図に示す如く中央軸挿入孔22を円形とし、
この円形挿入孔22に円形中央軸25が嵌合し、
径方向に長い小判形の駆動軸挿入孔24に駆動軸
26が嵌合するものとなつている。そのため中央
軸挿入孔22と中央軸25の嵌合に当然の遊びが
あるので、この遊びの範囲内で駆動軸挿入孔24
の接触面32に対して駆動軸26が径方向に位置
ズレして接当すると、トラツクずれを生じる不具
合が認められた。これは中央軸25と駆動軸26
とがふたつの挿入孔22・24に対して2点P
1,P2で接触していることによるものである。
この考案は、かかる事実に着目して磁気記録装
置側の駆動軸26がハブ12の駆動軸挿入孔24
に1点で線接触し、磁気記録装置側の中央軸25
がハブ12の中央軸挿入孔22に2点で線接触す
る3点接触形態にし、もつて磁気記録装置側の二
股状駆動軸に対するハブ12つまりデイスク2こ
れ全体の径方向への位置ズレを確実に防止するこ
とを目的とする。
置側の駆動軸26がハブ12の駆動軸挿入孔24
に1点で線接触し、磁気記録装置側の中央軸25
がハブ12の中央軸挿入孔22に2点で線接触す
る3点接触形態にし、もつて磁気記録装置側の二
股状駆動軸に対するハブ12つまりデイスク2こ
れ全体の径方向への位置ズレを確実に防止するこ
とを目的とする。
以下、その詳細を図面に基づき説明する。
第2図ないし第5図において、本案デイスクカ
ートリツジは、プラスチツク製の上下ケース1
a・1bを蓋合わせ状にして数箇所で超音波溶接
により一体結合してなる篇平な矩形のハードケー
ス型のデイスクケース1と、このデイスクケース
1に可回転に内装される磁気デイスク2とからな
る。
ートリツジは、プラスチツク製の上下ケース1
a・1bを蓋合わせ状にして数箇所で超音波溶接
により一体結合してなる篇平な矩形のハードケー
ス型のデイスクケース1と、このデイスクケース
1に可回転に内装される磁気デイスク2とからな
る。
デイスクケース1は前方寄りの略中央部に位置
する駆動軸挿入窓3と、駆動軸挿入窓3の前方に
位置して前後に長い磁気ヘツド挿入窓4と、駆動
軸挿入窓3の後方に位置する小径のインデツクス
孔5と、前方左右に位置する左右が異径の位置決
め孔6,6と、前方左右に位置してケース内に装
着の部材7,7で開閉操作されるライトプロテク
ト孔8,8とを有し、これらの窓や孔はそれぞれ
上下貫通状に透設されている。
する駆動軸挿入窓3と、駆動軸挿入窓3の前方に
位置して前後に長い磁気ヘツド挿入窓4と、駆動
軸挿入窓3の後方に位置する小径のインデツクス
孔5と、前方左右に位置する左右が異径の位置決
め孔6,6と、前方左右に位置してケース内に装
着の部材7,7で開閉操作されるライトプロテク
ト孔8,8とを有し、これらの窓や孔はそれぞれ
上下貫通状に透設されている。
磁気デイスク2は中央に設けた孔9の近傍に前
記インデツクス孔5に対応する透孔10を有する
円盤状の磁気シート11と、磁気シート11の中
央孔9の周縁部を挟着するハブ12とからなる。
記インデツクス孔5に対応する透孔10を有する
円盤状の磁気シート11と、磁気シート11の中
央孔9の周縁部を挟着するハブ12とからなる。
デイスクケース1を構成する上下ケース1a,
1bの各内面には、駆動軸挿入窓3の外周にこれ
と同心状の環状壁15,15が上下に間隔を有し
てそれぞれ対向状に突設されており、磁気デイス
ク2のハブ12はデイスクケース1内において駆
動軸挿入窓3上に位置して前記環状壁15,15
の内面でラジアル方向への遊動が接当規制されて
いる。
1bの各内面には、駆動軸挿入窓3の外周にこれ
と同心状の環状壁15,15が上下に間隔を有し
てそれぞれ対向状に突設されており、磁気デイス
ク2のハブ12はデイスクケース1内において駆
動軸挿入窓3上に位置して前記環状壁15,15
の内面でラジアル方向への遊動が接当規制されて
いる。
デイスクケース1の左右側壁16,16の外側
面には前端から後端の近傍に到るガイド溝19・
19がそれぞれ凹設形成されており、このガイド
溝19,19を利用して磁気記録装置のデイスク
ドライブに差込み挿入される。
面には前端から後端の近傍に到るガイド溝19・
19がそれぞれ凹設形成されており、このガイド
溝19,19を利用して磁気記録装置のデイスク
ドライブに差込み挿入される。
また、デイスクカートリツジの不使用時にイン
デツクス孔5及びとくに磁気ヘツド挿入窓4を介
してデイスクケース1の内部に塵埃が侵入するの
を防止する必要がある。そこで、デイスクケース
1の内部にこれら磁気ヘツド挿入窓4およびイン
デツクス孔5を開閉する上下一対のシヤツター部
材が組付けられているが、図面では省略した。
デツクス孔5及びとくに磁気ヘツド挿入窓4を介
してデイスクケース1の内部に塵埃が侵入するの
を防止する必要がある。そこで、デイスクケース
1の内部にこれら磁気ヘツド挿入窓4およびイン
デツクス孔5を開閉する上下一対のシヤツター部
材が組付けられているが、図面では省略した。
第4図ないし第6図において、磁気デイスク2
のハブ12は、別体にプラスチツク成形されて不
離一体に結合される上側のハブ構成体20と下側
のハブ構成体21とからなり、両ハブ構成体2
0,21の対向面で磁気シート11の中央孔9の
周縁部が挟着保持される。
のハブ12は、別体にプラスチツク成形されて不
離一体に結合される上側のハブ構成体20と下側
のハブ構成体21とからなり、両ハブ構成体2
0,21の対向面で磁気シート11の中央孔9の
周縁部が挟着保持される。
第6図および第7図において、このハブ12の
中央に円形の中央軸挿入孔22が上下貫通状に透
設され、該挿入孔22の外周一箇所に段付面23
を有する駆動軸挿入孔24が上下対称形に一部貫
通状態で形成されている。駆動軸挿入孔24を上
下対称形にしたのはデイスクカートリツジを上下
反転状態で使用できるようにするためである。
中央に円形の中央軸挿入孔22が上下貫通状に透
設され、該挿入孔22の外周一箇所に段付面23
を有する駆動軸挿入孔24が上下対称形に一部貫
通状態で形成されている。駆動軸挿入孔24を上
下対称形にしたのはデイスクカートリツジを上下
反転状態で使用できるようにするためである。
本考案デイスクカートリツジを磁気記録装置に
装填すると、磁気記録装置側の二股状駆動軸がハ
ブ12の中央軸挿入孔22と上下の一方の駆動軸
挿入孔24にそれぞれ係入して磁気デイスク2を
回転駆動する。
装填すると、磁気記録装置側の二股状駆動軸がハ
ブ12の中央軸挿入孔22と上下の一方の駆動軸
挿入孔24にそれぞれ係入して磁気デイスク2を
回転駆動する。
磁気記録装置側の二股状駆動軸は回転駆動され
るハブ受けに中央軸挿入孔22に係入する大径の
中央軸25と駆動軸挿入孔24に係入する小径の
駆動軸26をそれぞれ突設し、駆動軸26を上下
動自在に支持してばね部材で突出付勢し、ハブ受
けでハブ12の上下面に突出形成した円盤状の基
準面27を受け止め支持するものとなつている。
これら中央軸25および駆動軸26の横断面形状
はいづれも円形である。
るハブ受けに中央軸挿入孔22に係入する大径の
中央軸25と駆動軸挿入孔24に係入する小径の
駆動軸26をそれぞれ突設し、駆動軸26を上下
動自在に支持してばね部材で突出付勢し、ハブ受
けでハブ12の上下面に突出形成した円盤状の基
準面27を受け止め支持するものとなつている。
これら中央軸25および駆動軸26の横断面形状
はいづれも円形である。
第10図に示す原理図において、中央軸25の
中心軸つまりハブ12の中心軸をZ軸、Z軸を通
り互いに直交する二軸をX軸とY軸としたとき、
中央軸挿入孔22はZ軸と平行で共にZ軸から中
央軸25の半径と等しい距離にあつて直交するふ
たつの平面29,30と、Z軸を中心として半径
が中央軸25の半径よりも大きい円弧形の側面3
1とからなり、Y軸に関して軸対称な断面形状に
なつている。
中心軸つまりハブ12の中心軸をZ軸、Z軸を通
り互いに直交する二軸をX軸とY軸としたとき、
中央軸挿入孔22はZ軸と平行で共にZ軸から中
央軸25の半径と等しい距離にあつて直交するふ
たつの平面29,30と、Z軸を中心として半径
が中央軸25の半径よりも大きい円弧形の側面3
1とからなり、Y軸に関して軸対称な断面形状に
なつている。
駆動軸挿入孔24は円弧側面31側にあつて径
方向の外側内面がX軸とZ軸に平行な接触面32
に形成された、X軸方向に長い略矩形状になつて
いる。
方向の外側内面がX軸とZ軸に平行な接触面32
に形成された、X軸方向に長い略矩形状になつて
いる。
そして、磁気記録装置側の中央軸25と駆動軸
26を結ぶ線LがY軸に対して所定の角度θ(図
では15度)傾斜するハブ回転方向Qの上手側位置
において駆動軸26の円形外周面が駆動軸挿入孔
24の前記接触面32に外接する配置関係にあ
る。
26を結ぶ線LがY軸に対して所定の角度θ(図
では15度)傾斜するハブ回転方向Qの上手側位置
において駆動軸26の円形外周面が駆動軸挿入孔
24の前記接触面32に外接する配置関係にあ
る。
しかるときは、まず中央軸25は余裕をもつて
中央軸挿入孔22に嵌合し、駆動軸26はハブ1
2の端面12aに当つてQ方向に回転するうちに
駆動軸挿入孔24にこれまた余裕をもつて嵌合す
る。該挿入孔24に対する駆動軸26の嵌入深さ
は第7図に示す如く段付面23に接当しない程度
である。駆動軸挿入孔24に嵌入した駆動軸26
は矢印Q方向に移動してその円形外周面が接触面
32に1点P1で線接触する。これにて駆動軸2
6はハブ12すなわち磁気デイスク2に回転力F
を及ぼし、回転力FのY軸方向成分FYによつて
中央軸25の円形外周面が中央軸挿入孔22のふ
たつの平面29,30に2点P2,P3で線接触
する。したがつて、この3点P1,P2,P3の
接触により、磁気デイスク2の回転駆動中は磁気
デイスク2が径方向に位置ズレすることなく保持
される。
中央軸挿入孔22に嵌合し、駆動軸26はハブ1
2の端面12aに当つてQ方向に回転するうちに
駆動軸挿入孔24にこれまた余裕をもつて嵌合す
る。該挿入孔24に対する駆動軸26の嵌入深さ
は第7図に示す如く段付面23に接当しない程度
である。駆動軸挿入孔24に嵌入した駆動軸26
は矢印Q方向に移動してその円形外周面が接触面
32に1点P1で線接触する。これにて駆動軸2
6はハブ12すなわち磁気デイスク2に回転力F
を及ぼし、回転力FのY軸方向成分FYによつて
中央軸25の円形外周面が中央軸挿入孔22のふ
たつの平面29,30に2点P2,P3で線接触
する。したがつて、この3点P1,P2,P3の
接触により、磁気デイスク2の回転駆動中は磁気
デイスク2が径方向に位置ズレすることなく保持
される。
因に、第9図において両ハブ構成体20,21
は一方に設けた嵌合突部34と他方に設けた嵌合
孔35とで嵌合しあう関係にある。図示例では下
側ハブ構成体21の中央に前記挿入孔22を有
し、この挿入孔22の周縁から円筒状の嵌合突部
34を立上げ形成し、上側ハブ構成体20の中央
に該嵌合突部34が嵌する嵌合孔35を透設し、
両ハブ構成体20,21が嵌合状態で超音波溶着
されて一体結合される。第8図中の符号36がそ
の溶着部を示す。各ハブ構成体20,21には前
述の駆動軸挿入孔24,24が予め設けられてい
るので、これら挿入孔24,24が上下同心状に
合致するように両ハブ構成体20,21をハブ回
転方向へ位置ずれをしないように規制する必要が
ある。そのために、両ハブ構成体20,21の対
向面には第6図および第9図に示す如く凹凸嵌合
による位置決め手段が設けられている。図示例で
は、中央軸挿入孔22をはさんで駆動軸挿入孔2
4と180度対向する位置において下側ハブ構成体
21に、径方向に長くてハブ回転方向に短い長穴
37を設け、上側ハブ構成体20に、該長穴37
のハブ回転方向の対向面に内接嵌合する丸軸38
を設け、これら長穴37と丸軸38との凹凸嵌合
によつて両ハブ構成体20,21のハブ回転方向
への位置ズレを規制するものとなつている。
は一方に設けた嵌合突部34と他方に設けた嵌合
孔35とで嵌合しあう関係にある。図示例では下
側ハブ構成体21の中央に前記挿入孔22を有
し、この挿入孔22の周縁から円筒状の嵌合突部
34を立上げ形成し、上側ハブ構成体20の中央
に該嵌合突部34が嵌する嵌合孔35を透設し、
両ハブ構成体20,21が嵌合状態で超音波溶着
されて一体結合される。第8図中の符号36がそ
の溶着部を示す。各ハブ構成体20,21には前
述の駆動軸挿入孔24,24が予め設けられてい
るので、これら挿入孔24,24が上下同心状に
合致するように両ハブ構成体20,21をハブ回
転方向へ位置ずれをしないように規制する必要が
ある。そのために、両ハブ構成体20,21の対
向面には第6図および第9図に示す如く凹凸嵌合
による位置決め手段が設けられている。図示例で
は、中央軸挿入孔22をはさんで駆動軸挿入孔2
4と180度対向する位置において下側ハブ構成体
21に、径方向に長くてハブ回転方向に短い長穴
37を設け、上側ハブ構成体20に、該長穴37
のハブ回転方向の対向面に内接嵌合する丸軸38
を設け、これら長穴37と丸軸38との凹凸嵌合
によつて両ハブ構成体20,21のハブ回転方向
への位置ズレを規制するものとなつている。
なお、図示例では以上のようにしたが、これに
限られるものではなく、例えば駆動軸挿入孔24
は段付面23を有しない内外貫通状に形成されて
いてもよいし、デイスクカートリツジを反転使用
する場合には上下の端面12a,12aから駆動
軸挿入孔24をそれぞれ有底状に凹設する形態に
してもよい。
限られるものではなく、例えば駆動軸挿入孔24
は段付面23を有しない内外貫通状に形成されて
いてもよいし、デイスクカートリツジを反転使用
する場合には上下の端面12a,12aから駆動
軸挿入孔24をそれぞれ有底状に凹設する形態に
してもよい。
その他、第11図ないし第13図は本考案のそ
れぞれ異なる別実施例を示している。
れぞれ異なる別実施例を示している。
第11図に示すものは中央軸挿入孔22のY軸
をはさむふたつの面29,30をZ軸と好ましく
は平行にしたうえで凸曲面に形成してある。この
面29,30は凹曲面であつてもよく、これによ
つても上記実施例と同様の作用を期待できる。
をはさむふたつの面29,30をZ軸と好ましく
は平行にしたうえで凸曲面に形成してある。この
面29,30は凹曲面であつてもよく、これによ
つても上記実施例と同様の作用を期待できる。
第12図に示すものは中央軸挿入孔22にひと
つの平面29を形成してあり、この平面29と円
弧側面31とが2点P2,P3で中央軸25に線
接触する。
つの平面29を形成してあり、この平面29と円
弧側面31とが2点P2,P3で中央軸25に線
接触する。
第13図に示すものは駆動軸挿入孔24の接触
面32をX,Z軸と平行な平面に形成するととも
に、Y軸と軸対称形に形成した上下貫通孔にし、
中央軸挿入孔22の前記側面31を平面視多角形
状に形成したものとなつており、これによつても
上記実施例と同様の作用を期待できる。
面32をX,Z軸と平行な平面に形成するととも
に、Y軸と軸対称形に形成した上下貫通孔にし、
中央軸挿入孔22の前記側面31を平面視多角形
状に形成したものとなつており、これによつても
上記実施例と同様の作用を期待できる。
更に、中央軸挿入孔22はその内周面が正多角
形形状になつていてもよい。要は、前述の如く2
点P2,P3で中央軸22に内装すれば足りる。
形形状になつていてもよい。要は、前述の如く2
点P2,P3で中央軸22に内装すれば足りる。
以上説明したように、この考案によれば磁気記
録装置側の中央軸25と駆動軸26がハブ12の
中央軸挿入孔22と駆動軸挿入孔24にそれぞれ
余裕をもつて嵌合できるよう寸法設定したうえ
で、駆動軸26が駆動軸挿入孔24の接触面32
に1点P1で接触してデイスク2に回転力Fを及
ぼすと、この回転力FのY軸方向成分FYによつ
て中央軸挿入孔22の内面が2点P2,P3で中
央軸25の円形外周面に内接するものとした。し
たがつてP1,P2,P3の3点支持になるの
で、磁気記録装置側の駆動軸に対するデイスク2
の径方向へのズレ動き、つまりトラツクずれを簡
単な構成で有効確実に防止できる。とくに中央軸
25と駆動軸26を結ぶ線LがY軸に対して所定
の角度θで傾斜するハブ回転方向Θ上手側位置に
おいて、駆動軸26の円形外周面が駆動軸挿入孔
24の接触面32に1点P1で線接触するように
したで、駆動軸26に格別の配慮をせずとも、駆
動軸26が駆動軸挿入孔24に余裕をもつて確実
に係入するようにしたうえで、各部に生じる組付
ガタや精度不良が集積しても該駆動軸26を前記
接触面32に確実に1点接触させることができ
る。
録装置側の中央軸25と駆動軸26がハブ12の
中央軸挿入孔22と駆動軸挿入孔24にそれぞれ
余裕をもつて嵌合できるよう寸法設定したうえ
で、駆動軸26が駆動軸挿入孔24の接触面32
に1点P1で接触してデイスク2に回転力Fを及
ぼすと、この回転力FのY軸方向成分FYによつ
て中央軸挿入孔22の内面が2点P2,P3で中
央軸25の円形外周面に内接するものとした。し
たがつてP1,P2,P3の3点支持になるの
で、磁気記録装置側の駆動軸に対するデイスク2
の径方向へのズレ動き、つまりトラツクずれを簡
単な構成で有効確実に防止できる。とくに中央軸
25と駆動軸26を結ぶ線LがY軸に対して所定
の角度θで傾斜するハブ回転方向Θ上手側位置に
おいて、駆動軸26の円形外周面が駆動軸挿入孔
24の接触面32に1点P1で線接触するように
したで、駆動軸26に格別の配慮をせずとも、駆
動軸26が駆動軸挿入孔24に余裕をもつて確実
に係入するようにしたうえで、各部に生じる組付
ガタや精度不良が集積しても該駆動軸26を前記
接触面32に確実に1点接触させることができ
る。
第1図は従来例のハブの形状を原理的に示す平
面図である。第2図は本考案が対象とするデイス
クカートリツジの一例を示す外観斜視図、第3図
は一部切欠き平面図、第4図は第2図における
−線断面図、第5図は第2図におけるV−V線
断面図である。 第6図は本考案の構成部材のひとつであるハブ
の平面図、第7図は第6図における−線断面
図、第8図は第6図における−線断面図、第
9図は第6図における−線断面図、第10図
はハブの作動原理図である。 第11図と第12図はそれぞれ本考案の別実施
例を示すハブの平面図である。 第13図は本考案の更に異なる別実施例を示す
平面図である。 1……デイスクケース、2……磁気デイスク、
3……駆動軸挿入窓、4……磁気ヘツド挿入窓、
11……磁気シート、9……磁気シートの中央
孔、12……ハブ、20,21……上下のハブ構
成体、22……中央軸挿入孔、24……駆動軸挿
入孔、25……中央軸、26……駆動軸、29,
30……中央軸挿入孔の面、32……駆動軸挿入
孔の接触面。
面図である。第2図は本考案が対象とするデイス
クカートリツジの一例を示す外観斜視図、第3図
は一部切欠き平面図、第4図は第2図における
−線断面図、第5図は第2図におけるV−V線
断面図である。 第6図は本考案の構成部材のひとつであるハブ
の平面図、第7図は第6図における−線断面
図、第8図は第6図における−線断面図、第
9図は第6図における−線断面図、第10図
はハブの作動原理図である。 第11図と第12図はそれぞれ本考案の別実施
例を示すハブの平面図である。 第13図は本考案の更に異なる別実施例を示す
平面図である。 1……デイスクケース、2……磁気デイスク、
3……駆動軸挿入窓、4……磁気ヘツド挿入窓、
11……磁気シート、9……磁気シートの中央
孔、12……ハブ、20,21……上下のハブ構
成体、22……中央軸挿入孔、24……駆動軸挿
入孔、25……中央軸、26……駆動軸、29,
30……中央軸挿入孔の面、32……駆動軸挿入
孔の接触面。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 駆動軸挿入窓3と磁気ヘツド挿入窓4とを有す
るデイスクケース1にデイスク2が可回転に内装
され、 デイスク2は中央に孔9を有する円盤状のシー
ト11と該シート11の中央孔9の周縁部を挟着
するハブ12とからなり、 ハブ12の端面12aがデイスクケース1の駆
動軸挿入窓3に臨み、 ハブ12には磁気記録装置側の中央軸25が係
入する中央軸挿入孔22が中央に、磁気記録装置
側の駆動軸26が係入する駆動軸挿入孔24が中
央軸挿入孔22の外周部位にそれぞれ設けられた
デイスクカートリツジにおいて、 中央軸挿入孔22におけるハブ12の中心軸を
Z軸、Z軸を通り互いに直交する二軸をX軸とY
軸としたとき、中央軸挿入孔22はZ軸と平行で
中央軸25の円形外周面に対して内接する2個の
内接点(P2,P3)を有し、 駆動軸挿入孔24は、前記内接点(P2,P
3)と対向する側にあつて、径方向の外側内面が
X軸とZ軸に平行で駆動軸26の円形外周面が外
接する接触面32を有し、 中央軸25と駆動軸26を結ぶ線LがY軸に対
して所定の角度θで傾射するハブ回転方向Qの上
手側位置において、駆動軸26の円形外周面が駆
動軸挿入孔24の接触面32に外接する配置関係
にあり、 駆動軸26が該接触面32に1点P1で線接触
することにより、中央軸25に中央軸挿入孔22
の内接点(P2,P3)が受止め支持されるよう
にしたことを特徴とするデイスクカートリツジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10307982U JPS5910176U (ja) | 1982-07-06 | 1982-07-06 | デイスクカ−トリツジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10307982U JPS5910176U (ja) | 1982-07-06 | 1982-07-06 | デイスクカ−トリツジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5910176U JPS5910176U (ja) | 1984-01-23 |
JPH0320943Y2 true JPH0320943Y2 (ja) | 1991-05-07 |
Family
ID=30242668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10307982U Granted JPS5910176U (ja) | 1982-07-06 | 1982-07-06 | デイスクカ−トリツジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5910176U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2810037B2 (ja) * | 1987-01-30 | 1998-10-15 | 株式会社日立製作所 | ディスク |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS606938Y2 (ja) * | 1980-08-14 | 1985-03-07 | ソニー株式会社 | 記録再生用デイスクカセツト |
JPS633019Y2 (ja) * | 1980-12-16 | 1988-01-25 |
-
1982
- 1982-07-06 JP JP10307982U patent/JPS5910176U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5910176U (ja) | 1984-01-23 |
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