JPH03204111A - 小径厚肉鋼管の製造方法及び装置 - Google Patents
小径厚肉鋼管の製造方法及び装置Info
- Publication number
- JPH03204111A JPH03204111A JP34275189A JP34275189A JPH03204111A JP H03204111 A JPH03204111 A JP H03204111A JP 34275189 A JP34275189 A JP 34275189A JP 34275189 A JP34275189 A JP 34275189A JP H03204111 A JPH03204111 A JP H03204111A
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- Japan
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- pipe
- thickness
- diameter
- outer diameter
- squeezing roll
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は焼準または熱間仕上の鋼管の肉厚を増加させる
ための加工技術に関する。
ための加工技術に関する。
[従来の技術]
従来の熱間押し込み加工による肉厚を増加させる加工技
術例としては特開平01−0442]]があり、該明細
書には第3図にみられるような増肉加工方法か記載され
ている。これによると素管1を移動端4てダイス内に押
し込みながら加熱コイル8で誘導加熱する。ダイス7内
には外径絞り部9を有しているため、誘導加熱された部
分は軸方向の圧縮を受けて容易に増肉し、小径厚肉管2
を得る。
術例としては特開平01−0442]]があり、該明細
書には第3図にみられるような増肉加工方法か記載され
ている。これによると素管1を移動端4てダイス内に押
し込みながら加熱コイル8で誘導加熱する。ダイス7内
には外径絞り部9を有しているため、誘導加熱された部
分は軸方向の圧縮を受けて容易に増肉し、小径厚肉管2
を得る。
この際、素管1は外側に膨らもうとするが、素管lの外
周はセラミックス製のダイス7てカバーされているので
座屈しないで加工できる。
周はセラミックス製のダイス7てカバーされているので
座屈しないで加工できる。
また、簡便な方法として第4図に示すような冷間にて絞
り用のダイスに押し込み増肉させる方法か公知である。
り用のダイスに押し込み増肉させる方法か公知である。
さらに第5図に示すような絞りロールを数多く並べて、
熱間または冷間て、これを通 スことにより縮径増肉さ
せる方法も公知である。
熱間または冷間て、これを通 スことにより縮径増肉さ
せる方法も公知である。
[発明が解決しようとする課題]
特開平01−044211の例は、加熱装置が必要であ
り設備費が高くなる。また冷間にて絞りダイスに押し込
む従来方法は、鋼管の加工硬化により押し込み力が大き
くなるため管軸方向の座屈または偏肉が生じやすく、−
度に大きな加工率が取れない。通常、機械構造用等の鋼
管は熱間または焼準仕上げの鋼管が多い。このような鋼
管は降伏点が低いのて特に座屈しやすい。したがって所
定の厚肉管を得るためには何回かの押し込みが必要とな
り、加工費か高くなる。また、絞りロールを数多く並へ
てこわを通すことにより縮径増肉させる方法は設備費が
高くなる。
り設備費が高くなる。また冷間にて絞りダイスに押し込
む従来方法は、鋼管の加工硬化により押し込み力が大き
くなるため管軸方向の座屈または偏肉が生じやすく、−
度に大きな加工率が取れない。通常、機械構造用等の鋼
管は熱間または焼準仕上げの鋼管が多い。このような鋼
管は降伏点が低いのて特に座屈しやすい。したがって所
定の厚肉管を得るためには何回かの押し込みが必要とな
り、加工費か高くなる。また、絞りロールを数多く並へ
てこわを通すことにより縮径増肉させる方法は設備費が
高くなる。
本発明は上記の課題を解決し、設備費を安くし、経済的
な小径厚肉鋼管製造方法と装置を提供しようとするもの
である。
な小径厚肉鋼管製造方法と装置を提供しようとするもの
である。
[課題を解決するための手段]
本発明の要旨は、焼準または熱間仕上の鋼管を絞りロー
ルによって予め5%以上の縮径加工を施した後に絞りダ
イス内に冷間にて押し込むことにより増肉加工すること
を特徴とする厚肉管の製造方イ去、および 焼準または熱間仕上の鋼管を押し込む押し込み装置と、
駆動する絞りロールと、絞り用のダイスとからなる厚肉
管の製造装置 にある。
ルによって予め5%以上の縮径加工を施した後に絞りダ
イス内に冷間にて押し込むことにより増肉加工すること
を特徴とする厚肉管の製造方イ去、および 焼準または熱間仕上の鋼管を押し込む押し込み装置と、
駆動する絞りロールと、絞り用のダイスとからなる厚肉
管の製造装置 にある。
以下に本発明を第1図に基いて詳細に説明する。
焼準または熱間仕上の鋼管である素管1を、図にない駆
動装置により回転する絞りロール5によって、冷間にて
5%以上の外径絞り加工を行った後、ライス3内に押し
込み装置4により押し込み、外径を減少させると同時に
肉厚を増加させて小径厚肉管2を得る。絞りロール5は
1スタンド以上の1断面内に3〜40−ルを配した一般
的な絞りロールであり、1スタンド当り数%の外径絞り
が可能である。この外径絞り加工により素管1は増肉と
ともに加工硬化する。したがって次に配置したダイス3
に押し込む際の座屈を防止できるため、1回当りの加工
による増肉率を大きくできる。なお、カイトロール6は
素管1をガイドし、座屈を防止する。
動装置により回転する絞りロール5によって、冷間にて
5%以上の外径絞り加工を行った後、ライス3内に押し
込み装置4により押し込み、外径を減少させると同時に
肉厚を増加させて小径厚肉管2を得る。絞りロール5は
1スタンド以上の1断面内に3〜40−ルを配した一般
的な絞りロールであり、1スタンド当り数%の外径絞り
が可能である。この外径絞り加工により素管1は増肉と
ともに加工硬化する。したがって次に配置したダイス3
に押し込む際の座屈を防止できるため、1回当りの加工
による増肉率を大きくできる。なお、カイトロール6は
素管1をガイドし、座屈を防止する。
第2図はロールの外径絞り率と最大増肉率の関係を示す
実験値である。絞りロール5により5%以上の加工率を
与えることにより1回当りの増肉率はほぼ2倍になって
いる。しかし、絞りロール5の数をあまり増やしても最
大増肉率への効果は小さくなるのて、設備費との兼ね合
いて絞りロールの加工率を決定すべきである。次に実施
例を示す。
実験値である。絞りロール5により5%以上の加工率を
与えることにより1回当りの増肉率はほぼ2倍になって
いる。しかし、絞りロール5の数をあまり増やしても最
大増肉率への効果は小さくなるのて、設備費との兼ね合
いて絞りロールの加工率を決定すべきである。次に実施
例を示す。
[実施例]
金属管1: 材質 JIS規格STKM12A寸法 外
径φ34.0〜114.3mm肉厚 4.0〜10.0
m[I+ 絞りロール: 30−ルタイプ、2スタンド外径絞り率
5〜15% ダイス: 材質 超硬 形状 ダイス半角 20゜ 押し込み装置ご 最大荷重 100Ton最大速度 3
0m 7分 潤滑油二 市販冷間引き抜き油をダイス3の入口で塗
布 小径厚肉管: 寸法 外径φ25.O〜J39.1mm
肉厚 5.0〜13.[1mm 本発明の原理は、焼準または熱間仕上げのために降伏点
か小さくなっている素管1を増肉加工を行う際に、ダイ
ス押し込み時の座屈防止のために予め5%以上の縮径加
工を、加工か容易な絞りロールによって行うことである
。したがって、本発明の方法は同一ライン上で行った方
が能率上望ましいが、別ラインても従来の方法に比較す
ると効果が大きい。
径φ34.0〜114.3mm肉厚 4.0〜10.0
m[I+ 絞りロール: 30−ルタイプ、2スタンド外径絞り率
5〜15% ダイス: 材質 超硬 形状 ダイス半角 20゜ 押し込み装置ご 最大荷重 100Ton最大速度 3
0m 7分 潤滑油二 市販冷間引き抜き油をダイス3の入口で塗
布 小径厚肉管: 寸法 外径φ25.O〜J39.1mm
肉厚 5.0〜13.[1mm 本発明の原理は、焼準または熱間仕上げのために降伏点
か小さくなっている素管1を増肉加工を行う際に、ダイ
ス押し込み時の座屈防止のために予め5%以上の縮径加
工を、加工か容易な絞りロールによって行うことである
。したがって、本発明の方法は同一ライン上で行った方
が能率上望ましいが、別ラインても従来の方法に比較す
ると効果が大きい。
[発明の効果]
以上説明した本発明によれば、特別に加熱装置または多
くの絞りロールを必要゛とせず、冷間て比較的大きな縮
径増肉加工が得られるので、設備費が安い、表面肌がき
れい、能率が良い等の利点がある。また最後に精度の良
いダイス7を通すので外径精度の良い鋼管が得られる。
くの絞りロールを必要゛とせず、冷間て比較的大きな縮
径増肉加工が得られるので、設備費が安い、表面肌がき
れい、能率が良い等の利点がある。また最後に精度の良
いダイス7を通すので外径精度の良い鋼管が得られる。
第1図は本発明の実施例を示す断面図、第2図は本発明
のロール外径絞り率の最大増肉率に及ぼす効果を示す実
験値、第3図、第4図および第5図は従来の加工方法の
一例を示す断面図である。 !・・・素管、2・・・小径厚肉管、3・・・ダイス、
4・・・押し込み装置、5・・・絞りロール、6・・・
ガイドロール、7・・・ダイス、8・・・加熱コイル、
9・・・絞り部、10 11・・・絞りロール
のロール外径絞り率の最大増肉率に及ぼす効果を示す実
験値、第3図、第4図および第5図は従来の加工方法の
一例を示す断面図である。 !・・・素管、2・・・小径厚肉管、3・・・ダイス、
4・・・押し込み装置、5・・・絞りロール、6・・・
ガイドロール、7・・・ダイス、8・・・加熱コイル、
9・・・絞り部、10 11・・・絞りロール
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、焼準または熱間仕上の鋼管を絞りロールによって予
め5%以上の縮径加工を施した後に絞りダイス内に冷間
にて押し込むことにより増肉加工することを特徴とする
厚肉管の製造方法。 2、焼準または熱間仕上の鋼管を押し込む押し込み装置
と、駆動する絞りロールと、絞り用のダイスとからなる
厚肉管の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34275189A JPH03204111A (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 小径厚肉鋼管の製造方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34275189A JPH03204111A (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 小径厚肉鋼管の製造方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03204111A true JPH03204111A (ja) | 1991-09-05 |
Family
ID=18356215
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34275189A Pending JPH03204111A (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 小径厚肉鋼管の製造方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03204111A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004091823A1 (ja) * | 2003-04-11 | 2004-10-28 | Jfe Steel Corporation | 高寸法精度管とその製造方法および製造装置 |
CN100366354C (zh) * | 2003-04-11 | 2008-02-06 | 杰富意钢铁株式会社 | 高尺寸精度管的制造方法和制造装置 |
US8319969B2 (en) | 2008-02-13 | 2012-11-27 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Color detector having area scaled photodetectors |
US8330955B2 (en) | 2008-02-12 | 2012-12-11 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Color detector |
-
1989
- 1989-12-29 JP JP34275189A patent/JPH03204111A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004091823A1 (ja) * | 2003-04-11 | 2004-10-28 | Jfe Steel Corporation | 高寸法精度管とその製造方法および製造装置 |
CN100366354C (zh) * | 2003-04-11 | 2008-02-06 | 杰富意钢铁株式会社 | 高尺寸精度管的制造方法和制造装置 |
US8330955B2 (en) | 2008-02-12 | 2012-12-11 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Color detector |
US8319969B2 (en) | 2008-02-13 | 2012-11-27 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Color detector having area scaled photodetectors |
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