JPH03203573A - テーパつき圧着面を有する超音波モータ - Google Patents
テーパつき圧着面を有する超音波モータInfo
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- JPH03203573A JPH03203573A JP1338253A JP33825389A JPH03203573A JP H03203573 A JPH03203573 A JP H03203573A JP 1338253 A JP1338253 A JP 1338253A JP 33825389 A JP33825389 A JP 33825389A JP H03203573 A JPH03203573 A JP H03203573A
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- Japan
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- stator
- electrostrictive
- ultrasonic motor
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- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は超音波モータに係わり、さらに詳しくは電歪公
転子型超音波モータに関する。
転子型超音波モータに関する。
[従来の技術]
従来のこの種超音波モータは、例えば本発明者の一名が
提案した先願の「重心回転型超音波モータ」 (特願昭
62−11374号)を始めとして、電歪公転子型モー
タと総称されている。電歪公転子とは超音波モータにお
いて、電気入力を回転トルクに変換するトランスデユー
サ−であり、圧電素子から構成されている。しかしなが
ら、通常の超音波振動子などに用いる圧電振動子とは異
なり、先願の「超音波回転振動子」 (特願昭62−4
1373号)、「四極回転型超音波振動子](特願昭6
2−11375号)。
提案した先願の「重心回転型超音波モータ」 (特願昭
62−11374号)を始めとして、電歪公転子型モー
タと総称されている。電歪公転子とは超音波モータにお
いて、電気入力を回転トルクに変換するトランスデユー
サ−であり、圧電素子から構成されている。しかしなが
ら、通常の超音波振動子などに用いる圧電振動子とは異
なり、先願の「超音波回転振動子」 (特願昭62−4
1373号)、「四極回転型超音波振動子](特願昭6
2−11375号)。
「電歪公転子及び単相超音波モータ」 (特願昭6.、
!88610号)などに詳述されているように、回転電
界(単相電圧を含む)によって重心が、固定された中心
の回りを回転する共振子である。この現象は先願の発明
者によって発見され、電歪公転子と名付けられた。
!88610号)などに詳述されているように、回転電
界(単相電圧を含む)によって重心が、固定された中心
の回りを回転する共振子である。この現象は先願の発明
者によって発見され、電歪公転子と名付けられた。
電歪公転子型モータは動作−電圧が低く、消費電流が少
ないのが特徴で、電池を電源としICで直接駆動するこ
ともできるので、適用範囲が広く広範な用途への実用が
期待されている。実用化は先願の「超音波モータを用い
た時計」 (特願昭62−232617号)「シー・ス
ルー・クロック」 (特願昭63−88160号)など
置時計に始まり、腕時計から指示計器、例えばスピード
・メータなど車載計器・車載電子機器、電圧計・温/湿
度計、電池駆動のポケットオーディオ機器、ビデオカメ
ラ、ワープロなどの動力源、ICカードなどデータバン
クのリーダ/ライター等データ端末用、医療機器分野へ
と広がって行くであろう。
ないのが特徴で、電池を電源としICで直接駆動するこ
ともできるので、適用範囲が広く広範な用途への実用が
期待されている。実用化は先願の「超音波モータを用い
た時計」 (特願昭62−232617号)「シー・ス
ルー・クロック」 (特願昭63−88160号)など
置時計に始まり、腕時計から指示計器、例えばスピード
・メータなど車載計器・車載電子機器、電圧計・温/湿
度計、電池駆動のポケットオーディオ機器、ビデオカメ
ラ、ワープロなどの動力源、ICカードなどデータバン
クのリーダ/ライター等データ端末用、医療機器分野へ
と広がって行くであろう。
ところで、目下実用化が加速されている置時計の場合は
、垂直に安置して用いられるので、超音波モータに必要
なトルクは重力による摩擦力が利用できる。しかしなが
らウォッチ、スピードメタなどは動きまわる腕、振動の
激しいオートバイのボディーなどにセットして利用され
るので、耐振性に優れ、しかも重力の影響によらず一定
の摩擦力による一定のトルクが出・力できる機構でなけ
ればならない。
、垂直に安置して用いられるので、超音波モータに必要
なトルクは重力による摩擦力が利用できる。しかしなが
らウォッチ、スピードメタなどは動きまわる腕、振動の
激しいオートバイのボディーなどにセットして利用され
るので、耐振性に優れ、しかも重力の影響によらず一定
の摩擦力による一定のトルクが出・力できる機構でなけ
ればならない。
圧着面が回転対称面をなす場合、圧着面の真円度を損な
うこと無く一様な圧着力が作用できたとすれば、圧着力
は回転軸に対して放射状に一様に作用していることにな
り、圧着面が回転軸に平行である限りロータもしくはス
テータ或いはその両方の圧着面の直径が膨脂もしくは収
縮せざるを得ない。一方圧着面を回転軸に対して軸対称
のテーパ状になるように構成すれば、軸に平行な加圧が
圧着面で軸に対する放射状の上の求心力に変換される。
うこと無く一様な圧着力が作用できたとすれば、圧着力
は回転軸に対して放射状に一様に作用していることにな
り、圧着面が回転軸に平行である限りロータもしくはス
テータ或いはその両方の圧着面の直径が膨脂もしくは収
縮せざるを得ない。一方圧着面を回転軸に対して軸対称
のテーパ状になるように構成すれば、軸に平行な加圧が
圧着面で軸に対する放射状の上の求心力に変換される。
このことは良く知られており、もちろん先願に於いても
圧着面同志にテーパを施してばねで予圧する、などの基
本的なアイディアは提案されていたが具体的な構成が不
確定であった。
圧着面同志にテーパを施してばねで予圧する、などの基
本的なアイディアは提案されていたが具体的な構成が不
確定であった。
[発明が解決しようとする課題]
この発明は、上記従来製品が持っていた超音波モータの
ステータとロータ間の圧着力をある程度強く一定に保と
うとすると、1)回転数が相当低下する、2)*Lみ音
が発生する、3ンステータおよびロータの圧着面の中心
線を含む中心面が同一平面から外れ、互いに交差する結
果、回転むらが生ずるなどという欠点を解決し、以って
一定回転、一定トルクを出力できる耐振性に優れた超音
波モータを提供することを目的とする。
ステータとロータ間の圧着力をある程度強く一定に保と
うとすると、1)回転数が相当低下する、2)*Lみ音
が発生する、3ンステータおよびロータの圧着面の中心
線を含む中心面が同一平面から外れ、互いに交差する結
果、回転むらが生ずるなどという欠点を解決し、以って
一定回転、一定トルクを出力できる耐振性に優れた超音
波モータを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
ロータの圧着面同志にテーパを施してばねで予圧する基
本的なアイディアを実施するための条件を見出だす実験
を行った。その結果実施例に詳述されているようにテー
パ45度のとき最善のデータが得られた。ところが意外
にもそのデータはテーパ0度でロータをステータに垂直
に圧着するよりも、圧着面にテーパを付けた方が回転数
が高くなり、45度で最大、45度を越すと再び低下す
ることを明示している。本発明はこの発見に基づいて、
耐振性に優れ、予圧しやすく作りやすい経済的な機構を
提供するものである。
本的なアイディアを実施するための条件を見出だす実験
を行った。その結果実施例に詳述されているようにテー
パ45度のとき最善のデータが得られた。ところが意外
にもそのデータはテーパ0度でロータをステータに垂直
に圧着するよりも、圧着面にテーパを付けた方が回転数
が高くなり、45度で最大、45度を越すと再び低下す
ることを明示している。本発明はこの発見に基づいて、
耐振性に優れ、予圧しやすく作りやすい経済的な機構を
提供するものである。
[実施例コ
(実施例工)
第1図は本発明に係わる岨・音波モータのテーパ付きス
テータの実施例の説明図である。ステータはPb(zr
−Ti)Ov系圧電セラミックからなる電歪公転子であ
り、(a)は単相ディスク型電歪公転子、(b)は四極
ディスク型電歪公転子の側面図、(C)は同じく四極デ
ィスク型電歪公転子正面図、(d)は四極シリンダ型電
歪公転子の側面断面図、(e)は同じく四極ディスク型
電歪公転子平面図、(f)は四極パイプ型電歪公転子の
側面断面図である。いずれもロータとの圧着面は45度
のテーパが付けられている。圧着面はディスク型では外
周面であり、シリンダ型、パイプ型では両端面である。
テータの実施例の説明図である。ステータはPb(zr
−Ti)Ov系圧電セラミックからなる電歪公転子であ
り、(a)は単相ディスク型電歪公転子、(b)は四極
ディスク型電歪公転子の側面図、(C)は同じく四極デ
ィスク型電歪公転子正面図、(d)は四極シリンダ型電
歪公転子の側面断面図、(e)は同じく四極ディスク型
電歪公転子平面図、(f)は四極パイプ型電歪公転子の
側面断面図である。いずれもロータとの圧着面は45度
のテーパが付けられている。圧着面はディスク型では外
周面であり、シリンダ型、パイプ型では両端面である。
電極の構成パタンは単相型では両型面とも非分割全面電
極、四極型では片面は非分割共通接地電極、他面は四分
割励振電極である。
極、四極型では片面は非分割共通接地電極、他面は四分
割励振電極である。
これらのテーパ付きステータを用いたモータの実施例に
沿って以下に説明する。第2′図は直径40mm、内径
15mm、厚さ2mmのディスク状四極対電歪公転子1
1の周辺部に45度のテーパ加工を施しステ−タとした
。これに整合するテーパーを施した内径を有する外径5
0mm、厚さ2.;、1 mmのリング状のスチール・
ロータ16□の内径をはめ込み、その上に中心に重り1
7をセットした直径50mm厚み1mmの真鍮板161
を固定し、重りの周面に反射マーク18を張り付は光学
式に回転数を測定できるようにした。
沿って以下に説明する。第2′図は直径40mm、内径
15mm、厚さ2mmのディスク状四極対電歪公転子1
1の周辺部に45度のテーパ加工を施しステ−タとした
。これに整合するテーパーを施した内径を有する外径5
0mm、厚さ2.;、1 mmのリング状のスチール・
ロータ16□の内径をはめ込み、その上に中心に重り1
7をセットした直径50mm厚み1mmの真鍮板161
を固定し、重りの周面に反射マーク18を張り付は光学
式に回転数を測定できるようにした。
公転手工の内径にセットした直径15mm長さ4mのピ
ン15でモータをリード線13.14.19が半田付け
されている基盤の穴に圧入した。ピンには直径18mm
厚さ0.↑mmのキャップ状のコンタクトばねが付いて
おり、これが公転子の上面全面に施された接地電極膜と
コンタクトし、基盤下面に半田付けされたリード線19
の付いたばねとコンタクトする。円板の穴に合わせて、
パターン20+ 202203204がプリントされス
ルーホール接続(123)されたリング状絶縁板12.
が張り付けられ、20.と203.20□と204がそ
れぞれリード線13、■43、で短絡されており、ピン
15が圧入されたときこれらが下面の4分割電極とコン
タクトした。リード線19を接地し、13.14に90
度位相のことなる所定周波数(約40kHz)の2相矩
形波6V;の電気信号を人力するとロータが回転し、光
学式に回転数を測定した。
ン15でモータをリード線13.14.19が半田付け
されている基盤の穴に圧入した。ピンには直径18mm
厚さ0.↑mmのキャップ状のコンタクトばねが付いて
おり、これが公転子の上面全面に施された接地電極膜と
コンタクトし、基盤下面に半田付けされたリード線19
の付いたばねとコンタクトする。円板の穴に合わせて、
パターン20+ 202203204がプリントされス
ルーホール接続(123)されたリング状絶縁板12.
が張り付けられ、20.と203.20□と204がそ
れぞれリード線13、■43、で短絡されており、ピン
15が圧入されたときこれらが下面の4分割電極とコン
タクトした。リード線19を接地し、13.14に90
度位相のことなる所定周波数(約40kHz)の2相矩
形波6V;の電気信号を人力するとロータが回転し、光
学式に回転数を測定した。
このとき予め用意されたテーパが5度づつ異なる各種の
ステータと取り替えて回転数を測定した。
ステータと取り替えて回転数を測定した。
そのデータを示した第3図から明らかなように回転数は
テーパの角度と共に増大し、45度では0度の約倍の最
大値を示し、45度を過ぎると再び減少する。しかも3
0度乃至60度では回転むらも最小になり、回転数が安
定するので、回転に伴う礼み音の発生もまったく無くな
る。これらの結果から、ステータとロータとの圧着面に
は45±t5度のテーパを施すのが最善であることが分
かった。
テーパの角度と共に増大し、45度では0度の約倍の最
大値を示し、45度を過ぎると再び減少する。しかも3
0度乃至60度では回転むらも最小になり、回転数が安
定するので、回転に伴う礼み音の発生もまったく無くな
る。これらの結果から、ステータとロータとの圧着面に
は45±t5度のテーパを施すのが最善であることが分
かった。
(実施例2)
次に自動車両用スピード・メータなどの指針を駆動する
モータとして利用した実施例を示す。・実施例1に用い
た直径40mm、内径15mm、厚さ2mmのディスク
状四極対電歪公転子2■の周辺部22に45度のテーパ
を施したステータと、これに同一テーパを施した内径を
有する外径50mm、厚さ2.1m1nのリング状のス
チール・ロータ23の内径をはめ込み、45mm、厚さ
0.05mmの燐青銅板で作った皿ばね24の外周をロ
ータ表面の溝ににはめ、中心に固定されているシャフト
25を公転子21の内径にゴムのOリング27・で圧入
固定された厚さ4mmのボール・ベアリング26の内輪
に圧入固定し、公転子から2mmだけ突き出しているボ
ール・ベアリングの外径をメータ・パネルの穴に裏から
圧入した。パネル30の表面に突き出たシャフトの先端
に指示針29をはめねじで固定しメータすなわち指針計
器を構成した。リード線28、を接地し、28□及び2
83に90度位相のことなる所定周波数(約40kll
z)の2相矩形波6vの電気信号を入力した。指針は二
定速度で時計回りに回転し、リード線28□と283へ
の入力信号を入れ替えると、指針は反時計回りに前と同
じ速度で回転した。この結果から指針の位置を指示値に
対応するように制御する手段を追加すれば、耐振性に優
れた利用価値の高い指示計器を構成できることが判明し
た。
モータとして利用した実施例を示す。・実施例1に用い
た直径40mm、内径15mm、厚さ2mmのディスク
状四極対電歪公転子2■の周辺部22に45度のテーパ
を施したステータと、これに同一テーパを施した内径を
有する外径50mm、厚さ2.1m1nのリング状のス
チール・ロータ23の内径をはめ込み、45mm、厚さ
0.05mmの燐青銅板で作った皿ばね24の外周をロ
ータ表面の溝ににはめ、中心に固定されているシャフト
25を公転子21の内径にゴムのOリング27・で圧入
固定された厚さ4mmのボール・ベアリング26の内輪
に圧入固定し、公転子から2mmだけ突き出しているボ
ール・ベアリングの外径をメータ・パネルの穴に裏から
圧入した。パネル30の表面に突き出たシャフトの先端
に指示針29をはめねじで固定しメータすなわち指針計
器を構成した。リード線28、を接地し、28□及び2
83に90度位相のことなる所定周波数(約40kll
z)の2相矩形波6vの電気信号を入力した。指針は二
定速度で時計回りに回転し、リード線28□と283へ
の入力信号を入れ替えると、指針は反時計回りに前と同
じ速度で回転した。この結果から指針の位置を指示値に
対応するように制御する手段を追加すれば、耐振性に優
れた利用価値の高い指示計器を構成できることが判明し
た。
(実施例3)
実施例1に示したモ・−夕では圧着面に45度のテーパ
を施した結果、優れた回転特性の得られたことを述べた
が、振動の激しい環境で用いると、ロータの面とステー
タの面とが常に同一平面内に納まっているのははなはだ
困難で、第7図に示した様に両者の中心面61及び62
が互いに傾くと、回転が不安定になり糺み音が発生する
。この対策が本実施例であり、第4図に示した。実施例
1に用いたのと同一サイズの電歪公転子31は周面に山
形のテーパ31、が施され、2個のリング状ロータ34
.35で挟み込むように構成し、外周が−回り大きいロ
ータ35に−回り小さい34が内接し、内接面にはねじ
が切っであるので、締め込むことができる。
を施した結果、優れた回転特性の得られたことを述べた
が、振動の激しい環境で用いると、ロータの面とステー
タの面とが常に同一平面内に納まっているのははなはだ
困難で、第7図に示した様に両者の中心面61及び62
が互いに傾くと、回転が不安定になり糺み音が発生する
。この対策が本実施例であり、第4図に示した。実施例
1に用いたのと同一サイズの電歪公転子31は周面に山
形のテーパ31、が施され、2個のリング状ロータ34
.35で挟み込むように構成し、外周が−回り大きいロ
ータ35に−回り小さい34が内接し、内接面にはねじ
が切っであるので、締め込むことができる。
2個のリングの間にばばね36が内臓されており、リン
グを捩じ込んだ際のステータとの圧着力を加減じている
。この構造を採用した結果、ロータの面′とステータの
面ステータの両者の中心面が互いに傾く事はなくなり、
耐振性が著しく向上した。
グを捩じ込んだ際のステータとの圧着力を加減じている
。この構造を採用した結果、ロータの面′とステータの
面ステータの両者の中心面が互いに傾く事はなくなり、
耐振性が著しく向上した。
しかも圧着力は2枚のロータを繋ぐばねの力で調節が可
能であり、比較的張い圧着力を一様に作用できるように
なったので、強力な回転トルクが得られた。
能であり、比較的張い圧着力を一様に作用できるように
なったので、強力な回転トルクが得られた。
さらに強力な回転トルクを要する場合には、第5図に示
す実施例のように、ロータ41の内面を45度づつ90
度の山形にテーパ研磨し、この面を45度のテーパ付き
ステータ401.40□の2枚で挟み込むように圧着す
る。2枚のステータが作る2倍のトルクが作用するので
、ロータの出力は2倍強力になる。
す実施例のように、ロータ41の内面を45度づつ90
度の山形にテーパ研磨し、この面を45度のテーパ付き
ステータ401.40□の2枚で挟み込むように圧着す
る。2枚のステータが作る2倍のトルクが作用するので
、ロータの出力は2倍強力になる。
(実施例4)
これまでに述べた実施例では、ディスク状の電歪公転子
を用いて説明したが、45度のテーパ付きステータの効
果はシリンダ型電歪公転子の場合も、パイプ状の電歪公
転子の場合も同様である。
を用いて説明したが、45度のテーパ付きステータの効
果はシリンダ型電歪公転子の場合も、パイプ状の電歪公
転子の場合も同様である。
ここではその上側を紹介する。第6図はパイプ状の電歪
公転子モータの1実施例である。パイプ状ステータ51
は外径5mm内径4mm長さ40mmの圧電セラミック
の内面全面に接地電極52が施され、外周面には4分割
電極53が施されている。
公転子モータの1実施例である。パイプ状ステータ51
は外径5mm内径4mm長さ40mmの圧電セラミック
の内面全面に接地電極52が施され、外周面には4分割
電極53が施されている。
パイプの両端面が45度の凹面状にテーパ研磨されてお
り、45度の凸面を有する独楽状のロータ55.56の
2個をパイプの両端面を挟み込むように配置し、パイプ
の中心を貫通するシャフト54でロータを串刺しするよ
うに構成する。シャフトの先端はロータ56に圧入固定
され、他端はロータ55、の中心穴に緩く通されており
、その外側から皿ばね57がねじ55□でシャフトに沿
ってロータをパイプの端面に圧着している。パイプの内
部電極に繋がる接地用リード線58と、外周面の対向面
電極同志を短絡したリード線59と60とに、90度位
相の異なる12V、36kHzの矩形波電圧を印加した
ところ、パイプの皿回し運動の原理でシャフトが勢いよ
く回転した。リード線間の位相関係をスイッチすると、
ロータは即時に逆回転した。この場合パイプの両端面を
45度の凸面状にし、凹面状に窪んだテーパ面を有する
ロータを用いても同一の効果が得られるが、モータの外
径が−回り太くなる。
り、45度の凸面を有する独楽状のロータ55.56の
2個をパイプの両端面を挟み込むように配置し、パイプ
の中心を貫通するシャフト54でロータを串刺しするよ
うに構成する。シャフトの先端はロータ56に圧入固定
され、他端はロータ55、の中心穴に緩く通されており
、その外側から皿ばね57がねじ55□でシャフトに沿
ってロータをパイプの端面に圧着している。パイプの内
部電極に繋がる接地用リード線58と、外周面の対向面
電極同志を短絡したリード線59と60とに、90度位
相の異なる12V、36kHzの矩形波電圧を印加した
ところ、パイプの皿回し運動の原理でシャフトが勢いよ
く回転した。リード線間の位相関係をスイッチすると、
ロータは即時に逆回転した。この場合パイプの両端面を
45度の凸面状にし、凹面状に窪んだテーパ面を有する
ロータを用いても同一の効果が得られるが、モータの外
径が−回り太くなる。
[発明の効果]
以上説明したように本発明では、ロータとステータ間の
圧着面を45±15度の範囲で一定の傾斜角を有するテ
ーパとする構成をとったから、1)モータの回転性能が
著しく向上するだけでなく、2)礼み音の発生がなくな
り、あるいは3)ステータもしくはロータのいづれか一
方を複数とし、■溝または山形のテーパ面を有する他方
の圧着面を挟む配置で圧着力を作用するように構成した
結果、ロータとステータ間の面煽りが無くなり、回転特
性が安定化しさらには耐震性が向上するなど実用上の顕
著な効果がある。
圧着面を45±15度の範囲で一定の傾斜角を有するテ
ーパとする構成をとったから、1)モータの回転性能が
著しく向上するだけでなく、2)礼み音の発生がなくな
り、あるいは3)ステータもしくはロータのいづれか一
方を複数とし、■溝または山形のテーパ面を有する他方
の圧着面を挟む配置で圧着力を作用するように構成した
結果、ロータとステータ間の面煽りが無くなり、回転特
性が安定化しさらには耐震性が向上するなど実用上の顕
著な効果がある。
第1図は本発明に用いた超音波モータのテーパ付きステ
ータの実施例を示す説明図、第2図は本発明によるテー
パ付きステータを用いた超音波モータを用いた超音波モ
ータの指示計器への一応用例を示す説明図、第昏図はス
テータまたはロータの圧着面を凸面または凹面状のテー
パ面に構成した実施例を示す説明図、第8図は本発明に
よるテパ付きパイプ状ステータを用いた超音波モータの
一実施例を示す説明図、第T図はステータとロータの中
心面の傾きを示す原理説明図である。 1・・・・・・・・・・・・電歪公転子、2・・・・・
・・・・・・・テーパ面3、5.6.7.8.9・・・
・・・電極、4・・・・・・・・・・・・・・・・・・
稜線11・・・・・・・・・・・・電歪公転子、12・
・・・・・・・・・・・・・・・・・基盤13、14.
19・・・・・・・・・リード線、15・・・・・・・
・・・・・・・・ピン16・・・・・・・・・・・・・
・・・・・ロータ、20・・・コンタクトパタン21・
・・・・・・・・・・・電歪公転子、22・・・・・・
・・・・・・テーパ面23、34.35.41・・・ロ
ータ、31.40.51電歪公転子48、49.50・
・・・・・リード線、52.53・・・・・・・・・・
・・電極54・・・・・・・・・・・・・・・シャフト
、55,56.64・・・・・・ロータ61、62・・
・・・・・・・・・・中心線、63・・・・・・・・・
電歪公転子た超音波モータのテーパ角度の特性に対する
影響一 の測定図、第1図は本発明によるテーパ付きステ第1図 (a) (b) (C) (e) (f) 第3図 第4図 テーパの角度 θ(0) 第2図 (a) 第5図 (b) (a) 第6図 (b) 第8図 464− 第7図
ータの実施例を示す説明図、第2図は本発明によるテー
パ付きステータを用いた超音波モータを用いた超音波モ
ータの指示計器への一応用例を示す説明図、第昏図はス
テータまたはロータの圧着面を凸面または凹面状のテー
パ面に構成した実施例を示す説明図、第8図は本発明に
よるテパ付きパイプ状ステータを用いた超音波モータの
一実施例を示す説明図、第T図はステータとロータの中
心面の傾きを示す原理説明図である。 1・・・・・・・・・・・・電歪公転子、2・・・・・
・・・・・・・テーパ面3、5.6.7.8.9・・・
・・・電極、4・・・・・・・・・・・・・・・・・・
稜線11・・・・・・・・・・・・電歪公転子、12・
・・・・・・・・・・・・・・・・・基盤13、14.
19・・・・・・・・・リード線、15・・・・・・・
・・・・・・・・ピン16・・・・・・・・・・・・・
・・・・・ロータ、20・・・コンタクトパタン21・
・・・・・・・・・・・電歪公転子、22・・・・・・
・・・・・・テーパ面23、34.35.41・・・ロ
ータ、31.40.51電歪公転子48、49.50・
・・・・・リード線、52.53・・・・・・・・・・
・・電極54・・・・・・・・・・・・・・・シャフト
、55,56.64・・・・・・ロータ61、62・・
・・・・・・・・・・中心線、63・・・・・・・・・
電歪公転子た超音波モータのテーパ角度の特性に対する
影響一 の測定図、第1図は本発明によるテーパ付きステ第1図 (a) (b) (C) (e) (f) 第3図 第4図 テーパの角度 θ(0) 第2図 (a) 第5図 (b) (a) 第6図 (b) 第8図 464− 第7図
Claims (1)
- 超音波振動をしているディスク型、シリンダー型、も
しくはパイプ型の電歪公転子からなるステータに圧着さ
れているロータに、摩擦力を介して作用する回転トルク
を利用する機構の超音波モータに於いて、圧着面と回転
軸とのなす角が45±15度の範囲の一定の角度になる
ように構成するか、もしくは圧着面が回転軸に対して4
5±15度の範囲の正負対の傾斜面を有する山形、もし
くはV溝型の形状を成す単体のステータ及び単体のロー
タで構成するか、またはステータもしくはロータのいづ
れか一方を複数とし他方を挟む配置で圧着力を作用する
ように構成したことをを特徴としたテーパつき圧着面を
有する超音波モータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1338253A JPH03203573A (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | テーパつき圧着面を有する超音波モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1338253A JPH03203573A (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | テーパつき圧着面を有する超音波モータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03203573A true JPH03203573A (ja) | 1991-09-05 |
Family
ID=18316376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1338253A Pending JPH03203573A (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | テーパつき圧着面を有する超音波モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03203573A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006187161A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Nec Tokin Corp | 超音波モーター |
JP2019162018A (ja) * | 2018-03-09 | 2019-09-19 | ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス | 軸方向のプリロードがある自己回転式圧電モーター |
-
1989
- 1989-12-28 JP JP1338253A patent/JPH03203573A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006187161A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Nec Tokin Corp | 超音波モーター |
JP2019162018A (ja) * | 2018-03-09 | 2019-09-19 | ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス | 軸方向のプリロードがある自己回転式圧電モーター |
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