JPH03194000A - 壁紙の製造方法 - Google Patents
壁紙の製造方法Info
- Publication number
- JPH03194000A JPH03194000A JP33296989A JP33296989A JPH03194000A JP H03194000 A JPH03194000 A JP H03194000A JP 33296989 A JP33296989 A JP 33296989A JP 33296989 A JP33296989 A JP 33296989A JP H03194000 A JPH03194000 A JP H03194000A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- wiping
- wiped
- wallpaper
- wall paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は壁紙の製造方法に関し、詳しくはワイピング工
程を有する壁紙の製造方法に関する。
程を有する壁紙の製造方法に関する。
従来、ワイピング加工を施した壁紙は、ダブリングシー
トを用いて製造されている。その製造は、一般に着色ポ
リ塩化ビニルシート上に印刷を施こし、その上に透明ポ
リ塩化ビニルフィルムを貼り合せると同時にエンボス加
工し、次いで該フィルム上の凹部にインキを付与してワ
イピングを行なうことによりなされる。
トを用いて製造されている。その製造は、一般に着色ポ
リ塩化ビニルシート上に印刷を施こし、その上に透明ポ
リ塩化ビニルフィルムを貼り合せると同時にエンボス加
工し、次いで該フィルム上の凹部にインキを付与してワ
イピングを行なうことによりなされる。
しかしながら、前記の方法のごとく、シートと同種の材
質からなる透明フィルムをラミネートした場合には、壁
紙が必要以上に硬くなりすぎ、また施工上の効率も悪く
、さらに耳つり現象もしばしば発生するといった欠点が
現れる。これを避けるため、透明フィルムのシートへの
ラミネートをナクシて直接塩ビシートヘワイピングした
としても、ワイピングインキの溶剤への攻撃により印刷
絵柄が溶解してしまいワイピング加工を阻害することと
なる。これらの問題に対しその解決が望まれていた。
質からなる透明フィルムをラミネートした場合には、壁
紙が必要以上に硬くなりすぎ、また施工上の効率も悪く
、さらに耳つり現象もしばしば発生するといった欠点が
現れる。これを避けるため、透明フィルムのシートへの
ラミネートをナクシて直接塩ビシートヘワイピングした
としても、ワイピングインキの溶剤への攻撃により印刷
絵柄が溶解してしまいワイピング加工を阻害することと
なる。これらの問題に対しその解決が望まれていた。
したがって本発明の目的は、すぐれた意匠性を有する壁
紙を簡易かつ安定して製造する方法を提供することにあ
る。
紙を簡易かつ安定して製造する方法を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段]
本発明者は前記課題を解決すべく鋭意検討した結果・本
発明の目的が下記手段により達成されることを見出した
。
発明の目的が下記手段により達成されることを見出した
。
すなわち、本発明は、裏打紙上に塗設された熱可塑性相
、脂層に印刷を行なった後エンボス加工を施こし、さら
にエンボス凹部にインキをワイピングする壁紙の製造方
法において、上記インキが溶剤系インキ又は水性インキ
であることを特徴とする壁紙の製造方法、に関する。
、脂層に印刷を行なった後エンボス加工を施こし、さら
にエンボス凹部にインキをワイピングする壁紙の製造方
法において、上記インキが溶剤系インキ又は水性インキ
であることを特徴とする壁紙の製造方法、に関する。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明に使用されるワイピングのためのインキは、溶剤
系インキ又は水性インキである。
系インキ又は水性インキである。
溶剤系インキとは、インキを構成する顔料、ベヒクル等
を希釈するために有機溶剤が用いられるものであり、こ
の場合、ワイピングインキが接触する熱可塑性樹脂層中
の溶剤をアタックすることのない溶剤が選択される。
を希釈するために有機溶剤が用いられるものであり、こ
の場合、ワイピングインキが接触する熱可塑性樹脂層中
の溶剤をアタックすることのない溶剤が選択される。
また、本発明において使用される水性インキは、希釈剤
として水が用いられるものであり、それに使用されるベ
ヒクルが、基材への密着性、着色剤の分散性、良好なド
クター切れ、及び架橋可能であることが好ましい。好ま
しい樹脂としては、アクリル、塩化ビニル、酢酸ビニル
、エポキシ、エチル酢酸ビニル共重合体、酢酸ビニル・
アクリル共重合体、アクリル・スチレン共重合体、ビニ
リデン等を主体とするエマルジョン、NBR樹脂系ラテ
ックス、SBR樹脂系ラテックス、水溶性アクリル樹脂
等があげられる。
として水が用いられるものであり、それに使用されるベ
ヒクルが、基材への密着性、着色剤の分散性、良好なド
クター切れ、及び架橋可能であることが好ましい。好ま
しい樹脂としては、アクリル、塩化ビニル、酢酸ビニル
、エポキシ、エチル酢酸ビニル共重合体、酢酸ビニル・
アクリル共重合体、アクリル・スチレン共重合体、ビニ
リデン等を主体とするエマルジョン、NBR樹脂系ラテ
ックス、SBR樹脂系ラテックス、水溶性アクリル樹脂
等があげられる。
前記裏打紙としては、難燃加工を施した、米坪50〜1
00g/rrf程度の紙であり、その他年織布、天然又
は合成繊維等があげられる。とくに好ましいのは水酸化
アルミニウム紙(無機分が80%以上の防火検定合格品
)である。
00g/rrf程度の紙であり、その他年織布、天然又
は合成繊維等があげられる。とくに好ましいのは水酸化
アルミニウム紙(無機分が80%以上の防火検定合格品
)である。
熱可塑性樹脂層を形成する樹脂は、塩化ビニル、酢酸ビ
ニル、ポリエチレン等が好ましく使用される。なお、核
層は発泡剤を含有しないことが好ましい。層厚は50〜
200μm程度が好ましい。
ニル、ポリエチレン等が好ましく使用される。なお、核
層は発泡剤を含有しないことが好ましい。層厚は50〜
200μm程度が好ましい。
前記樹脂層に施こされる印刷に使用されるインキは、そ
の後に行なうエンボス加工に影響されないもの、すなわ
ち、樹脂層への密着性、耐熱変色性にすぐれるものが望
まれ、そのためにベヒクルとして塩化ビニル、アクリル
等の樹脂が好ましく使用される。
の後に行なうエンボス加工に影響されないもの、すなわ
ち、樹脂層への密着性、耐熱変色性にすぐれるものが望
まれ、そのためにベヒクルとして塩化ビニル、アクリル
等の樹脂が好ましく使用される。
次に本発明の工程を第1図を参照しながら説明する。
まず、裏打紙1上に熱可塑性樹脂層2が設けられる(第
1図イ)。次に、熱可塑性樹脂N2上に印刷インキ3が
任意の絵柄、及び模様を描いて印刷される(第1図口)
。上記印刷は、公知の種々の方法が適用できる。とくに
グラビア印刷法が一般的であり好ましく用いられる。樹
脂層表面に印刷が付された後、エンボス加工が施こされ
凹凸が付与される(第1図ハ)。エンボス加工は通常使
用される方法がいずれも適用でき、温度及び圧力を調節
しながらなされる。
1図イ)。次に、熱可塑性樹脂N2上に印刷インキ3が
任意の絵柄、及び模様を描いて印刷される(第1図口)
。上記印刷は、公知の種々の方法が適用できる。とくに
グラビア印刷法が一般的であり好ましく用いられる。樹
脂層表面に印刷が付された後、エンボス加工が施こされ
凹凸が付与される(第1図ハ)。エンボス加工は通常使
用される方法がいずれも適用でき、温度及び圧力を調節
しながらなされる。
次いで、さきのエンボス加工で形成された凹部にワイピ
ングのためのインキが供給される(第1図二)。ワイピ
ングは公知の種々の方法によりなされる。ワイピングイ
ンキ4を凹部にのみ存在させるために、好ましくはドク
ターブレード法により凸部に塗設されたワイピングイン
キは凹部を満たすよう集められ、あるいは樹脂層表面外
へかき落される。
ングのためのインキが供給される(第1図二)。ワイピ
ングは公知の種々の方法によりなされる。ワイピングイ
ンキ4を凹部にのみ存在させるために、好ましくはドク
ターブレード法により凸部に塗設されたワイピングイン
キは凹部を満たすよう集められ、あるいは樹脂層表面外
へかき落される。
ワイピング工程を経て得られる壁紙は、さらにその表面
保護のため、透明又は半透明の保護N5の設けられるこ
とがとくに好ましい(第1図ホ)。
保護のため、透明又は半透明の保護N5の設けられるこ
とがとくに好ましい(第1図ホ)。
保護層5を構成する材質としては、アクリルポリオール
、ポリエステルポリオール等のウレタン系樹脂が好まし
く、また表面艶調整のためのマット剤、表面物性向上の
ためのイソシアネート等が適宜添加される。
、ポリエステルポリオール等のウレタン系樹脂が好まし
く、また表面艶調整のためのマット剤、表面物性向上の
ためのイソシアネート等が適宜添加される。
以下に本発明を実施例により説明する。
裏打紙(難燃処理済) rWK7ONRDs」(興人
■製70g/rr?)上に下記組成の樹脂層(厚さ14
0μm)を塗設した。
■製70g/rr?)上に下記組成の樹脂層(厚さ14
0μm)を塗設した。
上記樹脂層上に印刷インキrNWPJ (昭和イク工
業所製)を用い絵柄をグラビア印刷法により印刷した。
業所製)を用い絵柄をグラビア印刷法により印刷した。
得られたシート表面に金属製エンボスロール(エツチン
グ版にクロムメツキを施したもの)を熱圧しエンボス加
工を行なった。次いで、下記組成のワイピングインキを
表面に塗設し、その後ドクターブレードにてワイピング
インキを表面凹部にのみ残存させ乾燥・硬化させ、壁紙
を得た。この結果、得られた壁紙は、精密な絵柄が保持
されたものであり、絵柄印刷面上に本実施例のように直
接ワイピングを施こす簡便な方法によってもすぐれた意
匠性を有する壁紙の得られることが確認された。
グ版にクロムメツキを施したもの)を熱圧しエンボス加
工を行なった。次いで、下記組成のワイピングインキを
表面に塗設し、その後ドクターブレードにてワイピング
インキを表面凹部にのみ残存させ乾燥・硬化させ、壁紙
を得た。この結果、得られた壁紙は、精密な絵柄が保持
されたものであり、絵柄印刷面上に本実施例のように直
接ワイピングを施こす簡便な方法によってもすぐれた意
匠性を有する壁紙の得られることが確認された。
さらに、ワイピングを施こした壁紙表面にワイピングN
o、18(3分艷、昭和インク工業所製)を用いて透明
保護層(3g/rrr)を設けた。
o、18(3分艷、昭和インク工業所製)を用いて透明
保護層(3g/rrr)を設けた。
これにより壁紙の表面物性が顕著に向上し、かつ保存性
、耐候性の向上することが確認された。
、耐候性の向上することが確認された。
本発明の方法により、精密な絵柄もしくは模様が損なわ
れることなくすぐれた意匠性を有する壁紙が簡便かつ安
定して製造される。さらに、透明又は半透明の保護層を
設けることにより耐傷性、保存性、耐候性等に優れる壁
紙が得られる。
れることなくすぐれた意匠性を有する壁紙が簡便かつ安
定して製造される。さらに、透明又は半透明の保護層を
設けることにより耐傷性、保存性、耐候性等に優れる壁
紙が得られる。
第1図は本発明の製造工程を示す各層の断面図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、裏打紙上に塗設された熱可塑性樹脂層に印刷した後
エンボス加工を施こし、さらにエンボス凹部にインキを
ワイピングする壁紙の製造方法において、上記インキが
溶剤系インキ又は水性インキであることを特徴とする壁
紙の製造方法。 2、前記インキをワイピングした後、透明又は半透明の
保護層を塗設する請求項1に記載の壁紙の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33296989A JPH03194000A (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 壁紙の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33296989A JPH03194000A (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 壁紙の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03194000A true JPH03194000A (ja) | 1991-08-23 |
Family
ID=18260845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33296989A Pending JPH03194000A (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 壁紙の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03194000A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004037545A1 (en) * | 2002-10-28 | 2004-05-06 | Lg Chem, Ltd. | Wall paper having 3-dimensional exterior view and method for preparing the same |
-
1989
- 1989-12-25 JP JP33296989A patent/JPH03194000A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004037545A1 (en) * | 2002-10-28 | 2004-05-06 | Lg Chem, Ltd. | Wall paper having 3-dimensional exterior view and method for preparing the same |
CN100337841C (zh) * | 2002-10-28 | 2007-09-19 | Lg化学株式会社 | 具有三维外观的墙纸及其制备方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2045651C (en) | Process for manufacturing plastic siding panels with outdoor weatherable embossed surface | |
US5203941A (en) | Process for manufacturing plastic siding panels with outdoor weatherable embossed surfaces | |
JP3954157B2 (ja) | 装飾シート及びその製造方法 | |
US4759982A (en) | Transfer graphic article with rounded and sealed edges and method for making same | |
JPH053590B2 (ja) | ||
KR860000462B1 (ko) | 전사지(轉寫紙) 및 이것을 사용한 화장재(化粧材)의 제조법 | |
KR101133696B1 (ko) | 음각 및 양각 문양 조각 효과를 갖는 열전사필름 및 그 제조방법 | |
JPH03194000A (ja) | 壁紙の製造方法 | |
JP3252438B2 (ja) | 化粧シートの製造方法 | |
JP2006239967A (ja) | 転写シート | |
JPH0410932A (ja) | 模様シート及びその製造方法 | |
AU593625B2 (en) | Clear coat definition control | |
CA2107846A1 (en) | Composite for in-mold transfer printing and decoration and process for in-mold printing and decoration of molded plastic or rubber articles therewith | |
JP3089957B2 (ja) | 化粧シート及びその製造方法 | |
KR900002727Y1 (ko) | 입체무늬 합성수지 시이트 | |
JPH0539583A (ja) | 部分蒸着化粧シートの製造方法 | |
JP4043534B2 (ja) | エンボス同調化粧シ−トの製造方法 | |
JP3507162B2 (ja) | 化粧シ−ト | |
GB2301693A (en) | Transferable signs | |
KR20020080690A (ko) | 다색효과를 갖는 부분증착 열전사필름과 그 제조방법 | |
JP2005246720A (ja) | 化粧シート | |
JP2849432B2 (ja) | 絵付きブラインド及びその製造方法 | |
CA2198203C (en) | Plastic siding panels with outdoor weatherable embossed surfaces | |
JPH0114479Y2 (ja) | ||
JPS6327299A (ja) | 装飾用材料とその製造方法 |