JPH03173384A - モータの回転速度制御装置における脱調防止装置 - Google Patents
モータの回転速度制御装置における脱調防止装置Info
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- JPH03173384A JPH03173384A JP1311221A JP31122189A JPH03173384A JP H03173384 A JPH03173384 A JP H03173384A JP 1311221 A JP1311221 A JP 1311221A JP 31122189 A JP31122189 A JP 31122189A JP H03173384 A JPH03173384 A JP H03173384A
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- Control Of Electric Motors In General (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この発明は、モータ制御装置における脱調防止装置に関
し、特に、モータの回転速度をPWM信号によって制御
するモータの回転速度制御装置における脱調防止装置に
関するものである。
し、特に、モータの回転速度をPWM信号によって制御
するモータの回転速度制御装置における脱調防止装置に
関するものである。
〈発明の背景〉
モータの回転速度制御装置として、PWM (パルス幅
変調)信号によって制御するようにしたものがある。
変調)信号によって制御するようにしたものがある。
このような回転速度制御装置は、たとえば複写機等の原
稿読取装置における光学系駆動用のDCサーボモータ制
御装置に採用されている。
稿読取装置における光学系駆動用のDCサーボモータ制
御装置に採用されている。
光学系駆動用のサーボモータ制御装置においては、特に
・、光学系の移動に伴ない摩擦抵抗等が変化してモータ
負荷が変動しても、追従性よくサーボモータを一定速度
に保ち、光学系を一定速度で移動させ′る必要がある。
・、光学系の移動に伴ない摩擦抵抗等が変化してモータ
負荷が変動しても、追従性よくサーボモータを一定速度
に保ち、光学系を一定速度で移動させ′る必要がある。
従来は、サーボモータを一定速度に保?ために、目標速
度と実際の検出速度との速度差に比例した電圧によって
PWM信号を得る比例制御が行われていた。
度と実際の検出速度との速度差に比例した電圧によって
PWM信号を得る比例制御が行われていた。
ところが、従来の比例制御では、実際の検出速度から目
標速度までモータ速度を増加させる場合の加速度が、目
標速度の大小によって変わり、目標速度が大きい程加速
度が小さく、目標速度に達するまでの時間が長くなり、
追従性が良くないという欠点があった。
標速度までモータ速度を増加させる場合の加速度が、目
標速度の大小によって変わり、目標速度が大きい程加速
度が小さく、目標速度に達するまでの時間が長くなり、
追従性が良くないという欠点があった。
より具体的に説明を−する。
モータに電圧Vを加えた時の運動方程式は、般に、次式
で表される。
で表される。
RaGD2.堕L+xEa。
375KT dt
−V−Ra(Io+TBt、/Kv) −(1)
となる。
となる。
但し、
Ra:アマチュア抵抗〔Ω]
KT二トルク定数[kgm/A ]
KE:誘起電圧定数[V/rpm]
lo:無負荷電流[A]
GD2 :負荷とモータによる慣性モーメント[kgi
2] T、、:摺動負荷[kga ] n:回転速度[rpm] である。
2] T、、:摺動負荷[kga ] n:回転速度[rpm] である。
これをnについて解くと、t−0でn = N pなら
ば、 KE また、 d n 375 KT dt RaGD” KE となる。
ば、 KE また、 d n 375 KT dt RaGD” KE となる。
この式より、サンプリングした速度がNの時に、電圧V
を加えた時間の加速度aは、 NP−N、t−0を代入することにより、RaGD2 ところで、目標速度をNOxサンプリングした速度をN
1その差をΔNとした場合、通常の比例制御によって、 V−にΔN−K (No −N) を印加した場合の加速度aは、 V = K ΔN 、 N −N o−ΔNを式(4)
に代入することにより求められ次式で表される。
を加えた時間の加速度aは、 NP−N、t−0を代入することにより、RaGD2 ところで、目標速度をNOxサンプリングした速度をN
1その差をΔNとした場合、通常の比例制御によって、 V−にΔN−K (No −N) を印加した場合の加速度aは、 V = K ΔN 、 N −N o−ΔNを式(4)
に代入することにより求められ次式で表される。
375KTKFニ
ー
− (N−ΔN)1
375KTKE
RaGD2
X ( (K/KE +.1 ) ΔN−”Noで
与えられる。
与えられる。
・・・ (4)
Ra( 1 o ’+’Ts”t, / It ) )
・KE ・・・ (5) この弐″より、ΔNが同じ値であっても、目標速度N。
・KE ・・・ (5) この弐″より、ΔNが同じ値であっても、目標速度N。
が大きければ加速度iが小さく、N.が小さいとaが大
きくなってしまうことがわかる。
きくなってしまうことがわかる。
そこで、本出願人は、指令速度(目標速度)と実際の検
出速度との速度差を求めるとともに、指令速度と検出速
度との位相差を求め、速度差による速度制御を位相差に
よって補正することにより、追従性よくモータを制御で
きる装置を開発した。
出速度との速度差を求めるとともに、指令速度と検出速
度との位相差を求め、速度差による速度制御を位相差に
よって補正することにより、追従性よくモータを制御で
きる装置を開発した。
〈発明が解決しようとする課題〉
ところで、たとえば、複写機の原稿読取装置における光
学系駆動用DCサーボモータは、原稿を読取るために照
明装置、ミラーなどを駆動する。
学系駆動用DCサーボモータは、原稿を読取るために照
明装置、ミラーなどを駆動する。
モータと照明装置およびモータとミラーとは、たとえば
、ロッド、ワイヤなどを含む動力伝達機構によって連結
されている。これらの動力伝達機構におけるロッドの表
面状態、ロッドへの潤滑油の供給状態、ワイヤの引っ張
り方向等の変化および温度や湿度変化などによって、モ
ータに負荷変動が生じる。
、ロッド、ワイヤなどを含む動力伝達機構によって連結
されている。これらの動力伝達機構におけるロッドの表
面状態、ロッドへの潤滑油の供給状態、ワイヤの引っ張
り方向等の変化および温度や湿度変化などによって、モ
ータに負荷変動が生じる。
本願出願人が開発した上記モータの回転速度制御装置に
よれば、この種の負荷変動が生じると指令速度と検出速
度との位相差が検出され、位相差成分に基づいて速度制
御信号が修正され、モータ回転速度を速やかに指令速度
に追従させることができる。
よれば、この種の負荷変動が生じると指令速度と検出速
度との位相差が検出され、位相差成分に基づいて速度制
御信号が修正され、モータ回転速度を速やかに指令速度
に追従させることができる。
ところが、検出された位相差成分に基づいて速度制御信
号を修正している状態においても、引続登指令速度と検
出速度との位相ずれ状態が継続している場合には、指令
速度に対して検出速度が徐々にずれていくいわゆる速度
ドリフト状態になる。
号を修正している状態においても、引続登指令速度と検
出速度との位相ずれ状態が継続している場合には、指令
速度に対して検出速度が徐々にずれていくいわゆる速度
ドリフト状態になる。
そして、この速度ドリフト状態が一定時間以上続くと脱
調が生じる。脱調が生じると、正常な複写ができず、た
とえば文字が間伸びしたり、縮んだりした状態でコピー
されてしまう。
調が生じる。脱調が生じると、正常な複写ができず、た
とえば文字が間伸びしたり、縮んだりした状態でコピー
されてしまう。
上述のような速度ドリフト状態が生じる場合は、通常、
光学系の動力伝達機構等になんらかの異常が生じている
ことが多い。
光学系の動力伝達機構等になんらかの異常が生じている
ことが多い。
そこで、この発明は、脱調が生じる前に異常を検出して
モータを停止させ、モータが脱調状態になるのを未然に
防止できるモータの回転速度制御装置における脱調防止
装置を提供することを目的とする。
モータを停止させ、モータが脱調状態になるのを未然に
防止できるモータの回転速度制御装置における脱調防止
装置を提供することを目的とする。
く課題を解決するための手段〉
この発明は、速度指令信号と速度検出信号との速度差お
よび位相差に基づいて、モータの回転速度が指令速度に
等しくなるよう、モータをフィードバック制御するモー
タの回転速度制御装置における脱調防止装置であって、
所定タイミングごとに、速度指令信号と速度検出信号と
の位相差が、予め定められた脱調判別用範囲を越えたか
否かを判別する判別手段、判別手段によって位相差が脱
調判別用範囲を越えたと判別された場合に、位相差が脱
調判別用範囲を越えた状態が、予め定められた脱調判別
用時間継続するか否かを監視する監視手段、ならびに監
視手段によって、位相差が脱調判別用範囲を越えた状態
が、脱調判定用時間継続したと認められた時に、モータ
停止信号を出力する停止信号出力手段を備えていること
を特徴とするものである。
よび位相差に基づいて、モータの回転速度が指令速度に
等しくなるよう、モータをフィードバック制御するモー
タの回転速度制御装置における脱調防止装置であって、
所定タイミングごとに、速度指令信号と速度検出信号と
の位相差が、予め定められた脱調判別用範囲を越えたか
否かを判別する判別手段、判別手段によって位相差が脱
調判別用範囲を越えたと判別された場合に、位相差が脱
調判別用範囲を越えた状態が、予め定められた脱調判別
用時間継続するか否かを監視する監視手段、ならびに監
視手段によって、位相差が脱調判別用範囲を越えた状態
が、脱調判定用時間継続したと認められた時に、モータ
停止信号を出力する停止信号出力手段を備えていること
を特徴とするものである。
く作用〉
所定タイミングごとに、速度指令信号と速度検出信号と
の位相差が、予め定められた脱調判別用範囲を越えたか
否かが判別される。
の位相差が、予め定められた脱調判別用範囲を越えたか
否かが判別される。
位相差が脱調判別用範囲を越えたと判別された場合には
、位相差が脱調判別用範囲を越えた状態が、予め定めら
れた脱調判別用時間継続するか否かが監視される。
、位相差が脱調判別用範囲を越えた状態が、予め定めら
れた脱調判別用時間継続するか否かが監視される。
そして、位相差が脱調判別用範囲を越えた状態が、脱調
判定用時間継続したと認められたときに、モータ停止信
号が出力され、モータは停止される。
判定用時間継続したと認められたときに、モータ停止信
号が出力され、モータは停止される。
〈実施例〉
以下には、この発明の一実施例として、複写機の光学系
(照明ユニットおよび反射ミラー)駆動用のDCサーボ
モータの駆動制御回路に適用する場合を例にとって説明
をする。
(照明ユニットおよび反射ミラー)駆動用のDCサーボ
モータの駆動制御回路に適用する場合を例にとって説明
をする。
第1図は、複写機の光学系を駆動するためのDCサーボ
モータの駆動制御回路の構成例を示すブロック図である
。この制御回路は、DCサーボモータへの印加電圧とし
てP WM (pulse width IIIodu
latlon)信号を使用する回路になっている。
モータの駆動制御回路の構成例を示すブロック図である
。この制御回路は、DCサーボモータへの印加電圧とし
てP WM (pulse width IIIodu
latlon)信号を使用する回路になっている。
このDCサーボモータ10は永久磁石フィールド形であ
って、ドライバ部11によって回転駆動され、光学系1
7を移動させる。
って、ドライバ部11によって回転駆動され、光学系1
7を移動させる。
サーボモータ10の回転軸にはロータリエンコーダ12
が連結されている。ロータリエンコーダ12は、既に公
知の通り、サーボモータ10が予め定める微小角度回転
するごとに回転パルスを出力するものである。この実施
例のロータリエンコーダ12は、サーボモータ10が1
回転することによりたとえば200個の回転パルスを出
力する。
が連結されている。ロータリエンコーダ12は、既に公
知の通り、サーボモータ10が予め定める微小角度回転
するごとに回転パルスを出力するものである。この実施
例のロータリエンコーダ12は、サーボモータ10が1
回転することによりたとえば200個の回転パルスを出
力する。
また、ロータリエンコーダ12の回転パルスには、少な
くともA相の回転パルスおよびB相の回転パルスが含ま
れていて、両回転パルスは等しい数(モータ1回転当た
りたとえば200個)で、かつ互いに位相が90度ずれ
たパルスになっている。
くともA相の回転パルスおよびB相の回転パルスが含ま
れていて、両回転パルスは等しい数(モータ1回転当た
りたとえば200個)で、かつ互いに位相が90度ずれ
たパルスになっている。
ロータリエンコーダ12から出力される回転パルスは、
エンコーダ信号入力部13へ与えられる。
エンコーダ信号入力部13へ与えられる。
エンコーダ信号入力部13は、後に詳述するように、ロ
ータリエンコーダ12から与えられる回転パルスに基づ
いて、サーボモータ10の回転を検出するための回路で
ある。エンコーダ信号入力部13の検出出力は制御部1
4へ与えられる。
ータリエンコーダ12から与えられる回転パルスに基づ
いて、サーボモータ10の回転を検出するための回路で
ある。エンコーダ信号入力部13の検出出力は制御部1
4へ与えられる。
制御部14は、この回路全体を制御する中枢であって、
指令速度と検出されたモータの実際の回転速度との差を
算出する速度差算出処理、速度指令信号と速度検出信号
との位相差を算出する位相差算出処理、速度差および位
相差に基づいてモータ回転速度が指令速度と等しくなる
ようにモータ10を制御するための制御処理、モータ負
荷変動によってモータが脱調となるのを防止するための
脱調防止処理等を行う。
指令速度と検出されたモータの実際の回転速度との差を
算出する速度差算出処理、速度指令信号と速度検出信号
との位相差を算出する位相差算出処理、速度差および位
相差に基づいてモータ回転速度が指令速度と等しくなる
ようにモータ10を制御するための制御処理、モータ負
荷変動によってモータが脱調となるのを防止するための
脱調防止処理等を行う。
制御部14には、後述する制御動作の際に用いられるメ
モリやタイマが含まれている。
モリやタイマが含まれている。
制御部14には、また、動作指令信号および指令速度が
与えられる。指令速度は、複写機本体の制御部(図示せ
ず)からの速度指令クロックが速度指令信号人力部15
へ与えられて信号処理され、制御部14へ与えられるよ
うになっている。この詳細については後述する。
与えられる。指令速度は、複写機本体の制御部(図示せ
ず)からの速度指令クロックが速度指令信号人力部15
へ与えられて信号処理され、制御部14へ与えられるよ
うになっている。この詳細については後述する。
制御部14は、これら各入力信号に基づいて演算処理を
実行し、PWMデータを算出してPWMユニット16へ
与えると共に、前述したドライバ部11ヘドライバ部駆
動信号を与える。
実行し、PWMデータを算出してPWMユニット16へ
与えると共に、前述したドライバ部11ヘドライバ部駆
動信号を与える。
PWMユニット16は、与えられるPWMデータに基づ
いてPWM信号のパルス幅(出力デユーティ)を変化さ
せるためのユニットである。PWMユニット16から出
力されるPWM信号によってサーボモータ10の回転速
度が制御される。また、ドライバ部駆動信号は、サーボ
モータ10の回転方向を決めたり、ブレーキングしたり
する。
いてPWM信号のパルス幅(出力デユーティ)を変化さ
せるためのユニットである。PWMユニット16から出
力されるPWM信号によってサーボモータ10の回転速
度が制御される。また、ドライバ部駆動信号は、サーボ
モータ10の回転方向を決めたり、ブレーキングしたり
する。
ところで、サーボモータ10を所望の速度で正確に回転
させるためには、前提として、サーボモータ10の回転
速度を正確に検出する必要がある。
させるためには、前提として、サーボモータ10の回転
速度を正確に検出する必要がある。
そこで、この駆動制御回路では、エンコーダ信号入力部
13の構成を第2図のようにし、かつ制御部14による
信号読出しを工夫して、正確な速度検出が行えるように
されている。
13の構成を第2図のようにし、かつ制御部14による
信号読出しを工夫して、正確な速度検出が行えるように
されている。
第2図を参照して説明すると、エンコーダ信号入力部1
3は、ロークリエンコーダ12から出力されるA相の回
転パルス(これが、速度検出パルスとなる。)が与えら
れるエツジ検出回路131を備えている。エツジ検出回
路131は、与えられる回転パルス、つまり速度検出パ
ルスの立ち上りエツジを検出して、その検出出力を導出
する。
3は、ロークリエンコーダ12から出力されるA相の回
転パルス(これが、速度検出パルスとなる。)が与えら
れるエツジ検出回路131を備えている。エツジ検出回
路131は、与えられる回転パルス、つまり速度検出パ
ルスの立ち上りエツジを検出して、その検出出力を導出
する。
エンコーダ信号人力部13は、また、与えられる基準ク
ロックをアップカウントするたとえば16ビツト構成の
フリーランニングカウンタ133と、キャプチャレジス
タ134とを備えている。
ロックをアップカウントするたとえば16ビツト構成の
フリーランニングカウンタ133と、キャプチャレジス
タ134とを備えている。
キャプチャレジスタ134は、エツジ検出回路131の
エツジ検出出力をキャプチャ信号とし、該キャプチャ信
号をトリガとしてフリーランニングカウンタ133のカ
ウント数を読取保持するものである。
エツジ検出出力をキャプチャ信号とし、該キャプチャ信
号をトリガとしてフリーランニングカウンタ133のカ
ウント数を読取保持するものである。
なお、基準クロックは、第1図に示す回路全体の動作タ
イミングの基準となる基準クロックであり、回路がマイ
クロコンピュータで構成されている場合はマシンクロッ
クが利用される。
イミングの基準となる基準クロックであり、回路がマイ
クロコンピュータで構成されている場合はマシンクロッ
クが利用される。
また、そのような基準クロックがない場合、基準クロッ
ク発生回路を設けてもよい。
ク発生回路を設けてもよい。
エンコーダ信号入力部13は、さらに、アップダウン検
出部135およびアップダウンカウンタ136を備えて
いる。アップダウン検出部135は、A相のエツジ検出
出力が与えられた時にB相の回転パルスのレベルを判断
し、B相の回転パルスがハイレベルかローレベルかによ
って、サーボモータ10(第1図)が正転しているか逆
転しているかを判別するものである。アップダウンカウ
ンタ136は、アップダウン検出部135の判別出力に
基づいて、エツジ検出回路131の検出出力をアップカ
ウントまたはダウンカウントするものである。
出部135およびアップダウンカウンタ136を備えて
いる。アップダウン検出部135は、A相のエツジ検出
出力が与えられた時にB相の回転パルスのレベルを判断
し、B相の回転パルスがハイレベルかローレベルかによ
って、サーボモータ10(第1図)が正転しているか逆
転しているかを判別するものである。アップダウンカウ
ンタ136は、アップダウン検出部135の判別出力に
基づいて、エツジ検出回路131の検出出力をアップカ
ウントまたはダウンカウントするものである。
次に、第2図の回路の動作説明をする。
キャプチャレジスタ134の内容は、キャプチャ信号、
すなわち速度検出パルスによって更新されていく。また
、アップダウンカウンタ136は、エツジ検出信号数、
言い換えれば速度検出パルス数をカウントする。
すなわち速度検出パルスによって更新されていく。また
、アップダウンカウンタ136は、エツジ検出信号数、
言い換えれば速度検出パルス数をカウントする。
それゆえ、所定のサンプル時間Δτ内において、アップ
ダウンカウンタ136で、回転パルスがn個カウントさ
れ、その間にフリーランニングカウンタ133でカウン
トされる基準パルスのカウント数を計測すれば、それに
基づいて回転数Nを算出することができる。つまり、回
転数Nは、・・・ (6) で算出することができる。
ダウンカウンタ136で、回転パルスがn個カウントさ
れ、その間にフリーランニングカウンタ133でカウン
トされる基準パルスのカウント数を計測すれば、それに
基づいて回転数Nを算出することができる。つまり、回
転数Nは、・・・ (6) で算出することができる。
ここに、
基準クロックの周波数をf [Hz]、サーボモータ
10が1回転することによりロータリエンコーダ12か
ら出力されるA相の回転パルス数をC[pprl、 今回のサンプルタイミング時のキャプチャレジスタ13
4の内容をCPT、。
10が1回転することによりロータリエンコーダ12か
ら出力されるA相の回転パルス数をC[pprl、 今回のサンプルタイミング時のキャプチャレジスタ13
4の内容をCPT、。
前回のサンプルタイミング時のキャプチャレジスタ13
4の内容をCPT、、、 とする。
4の内容をCPT、、、 とする。
ところで、式(6)は、基準クロック周波数fと回転パ
ルス数Cとが定数であるから、N−−1Δ ・・・(
7) A CPT、−CPT、l X 但し、A:LX60 X : CPT、−CPTfi−1 となる。
ルス数Cとが定数であるから、N−−1Δ ・・・(
7) A CPT、−CPT、l X 但し、A:LX60 X : CPT、−CPTfi−1 となる。
第3図は、制御部14がキャプチャレジスタ134およ
びアップダウンカウンタ136の内容をサンプル時間Δ
tごとに読出して回転数Nを算出するための制御動作を
表わすフローチャートである。
びアップダウンカウンタ136の内容をサンプル時間Δ
tごとに読出して回転数Nを算出するための制御動作を
表わすフローチャートである。
なお、サンプル時間Δtは、
Δt≧CPTfi−CPTfi、 ・・・(8
)を満足する適当な時間が設定されている。
)を満足する適当な時間が設定されている。
次に、第2図および第3図を参照して説明をする。
制御部14は、内部タイマが一定のサンプル時間Δtに
達するごとに(ステップS1)、タイマをリセットしく
ステップS2)、キャプチャレジスタ134およびアッ
プダウンカウンタ136の内容を読出す(ステップS3
)。
達するごとに(ステップS1)、タイマをリセットしく
ステップS2)、キャプチャレジスタ134およびアッ
プダウンカウンタ136の内容を読出す(ステップS3
)。
そして、読出したキャプチャレジスタ134のカウント
数CPT、からメモリにストアされている前回読出した
キャプチャレジスタ134のカウント数CPT、、を減
じて1サンプル時間Δを内の基準クロック数Xを求めた
後、CPT、をメモリにストアする(ステップS4)。
数CPT、からメモリにストアされている前回読出した
キャプチャレジスタ134のカウント数CPT、、を減
じて1サンプル時間Δを内の基準クロック数Xを求めた
後、CPT、をメモリにストアする(ステップS4)。
また、読出したアップダウンカウンタ136のカウント
数UDC,からメモリにストアされている前回読出した
アップダウンカウンタ136のカウント数U D Ca
−1を減じて1サンプル時間Δを内の回転パルス数を求
めた後、UDC,をメモリにストアする(ステップS5
)。
数UDC,からメモリにストアされている前回読出した
アップダウンカウンタ136のカウント数U D Ca
−1を減じて1サンプル時間Δを内の回転パルス数を求
めた後、UDC,をメモリにストアする(ステップS5
)。
その後、上述した式(6)に基づいて、サーボモータ1
0の回転数Nを求める(ステップS6)。
0の回転数Nを求める(ステップS6)。
次に、速度指令信号入力部15について詳しく説明をす
る。
る。
第4図は、速度指令信号入力部15の具体的な構成例を
示すブロック図である。速度指令信号人力部15には、
速度指令クロックのたとえば立ち上がりエツジを検出す
るためのエツジ検出回路151と、フリーランニングカ
ウンタ152と、キャプチャレジスタ153と、アップ
カウンタ154とが含まれている。
示すブロック図である。速度指令信号人力部15には、
速度指令クロックのたとえば立ち上がりエツジを検出す
るためのエツジ検出回路151と、フリーランニングカ
ウンタ152と、キャプチャレジスタ153と、アップ
カウンタ154とが含まれている。
フリーランニングカウンタ152は、与えられる基準ク
ロックをアップカウントするたとえば16ビツト構成の
カウンタである。このフリーランニングカウンタ152
は、前述したエンコーダ信号入力部13のフリーランニ
ングカウンタ133と共用してもよい。
ロックをアップカウントするたとえば16ビツト構成の
カウンタである。このフリーランニングカウンタ152
は、前述したエンコーダ信号入力部13のフリーランニ
ングカウンタ133と共用してもよい。
キャプチャレジスタ153は、エツジ検出回路151の
エツジ検出出力をキャプチャ信号とし、該キャプチャ信
号をトリガとしてフリーランニングカウンタ152のカ
ウント数を読取保持するものである。
エツジ検出出力をキャプチャ信号とし、該キャプチャ信
号をトリガとしてフリーランニングカウンタ152のカ
ウント数を読取保持するものである。
アップカウンタ154は、エツジ検出回路151の出力
パルスをアップカウントするためのものである。
パルスをアップカウントするためのものである。
この回路の動作は、次の通りである。
装置本体側、たとえば複写機本体の制御側マイクロコン
ビ二一夕から出力される速度指令クロックはエツジ検出
回路151へ与えられ、立ち上がりエツジが検出される
。エツジ検出回路151の出力はキャプチャ信号として
フリーランニングカウンタ152へ与えられるので、キ
ャプチャレジスタ153の内容は、速度指令クロックの
立ち上がりエツジに応答して更新されて行く。よって、
あるエツジ検出信号に基づいてキャプチャレジスタ15
3の内容を読出し、次のエツジ検出信号に基づいてキャ
プチャレジスタ153の内容を読出して、その差を求め
れば、速度指令クロック1周期におけるフリーランニン
グカウンタ152のカウント数を計測することができる
。つまり、目標となる回転速度データ(指令速度データ
)を得ることができる。
ビ二一夕から出力される速度指令クロックはエツジ検出
回路151へ与えられ、立ち上がりエツジが検出される
。エツジ検出回路151の出力はキャプチャ信号として
フリーランニングカウンタ152へ与えられるので、キ
ャプチャレジスタ153の内容は、速度指令クロックの
立ち上がりエツジに応答して更新されて行く。よって、
あるエツジ検出信号に基づいてキャプチャレジスタ15
3の内容を読出し、次のエツジ検出信号に基づいてキャ
プチャレジスタ153の内容を読出して、その差を求め
れば、速度指令クロック1周期におけるフリーランニン
グカウンタ152のカウント数を計測することができる
。つまり、目標となる回転速度データ(指令速度データ
)を得ることができる。
なおこの実施例では、キャプチャレジスタ153の内容
が更新されるごとに、更新後のカウント数と更新前のカ
ウント数との差のカウント数を求めるというやり方では
なく、より検出精度を向上させるために、エンコーダ信
号入力部13におけるキャプチャレジスタ153のカウ
ント数読出しと同様の読出方法がとられている。
が更新されるごとに、更新後のカウント数と更新前のカ
ウント数との差のカウント数を求めるというやり方では
なく、より検出精度を向上させるために、エンコーダ信
号入力部13におけるキャプチャレジスタ153のカウ
ント数読出しと同様の読出方法がとられている。
すなわち、制御部・14は、所定のサンプル時間Δtご
とにキャプチャレジスタ153の内容およびアップカウ
ンタ154の内容を読出し、キャプチャレジスタ153
における今回読出したカウント数と前回読出したカウン
ト数との差を求め、それを7ツプカウンタにおける今回
読出したカウント数から前回読出したカウント数との差
で割算することで、速度指令クロック1周期内における
より正確な基準クロック数を求めるようにしている。
とにキャプチャレジスタ153の内容およびアップカウ
ンタ154の内容を読出し、キャプチャレジスタ153
における今回読出したカウント数と前回読出したカウン
ト数との差を求め、それを7ツプカウンタにおける今回
読出したカウント数から前回読出したカウント数との差
で割算することで、速度指令クロック1周期内における
より正確な基準クロック数を求めるようにしている。
そして、指令速度と、モータ10の検出回転数Nとによ
って、両者の速度差ΔNが求められる。
って、両者の速度差ΔNが求められる。
第5図は、制御部14による速度指令クロックと速度検
出パルスとの位相差算出処理手順を示している。
出パルスとの位相差算出処理手順を示している。
まず、エンコーダ信号入力部13のエツジ検出回路13
1によって速度検出パルスの立上りが検出される′と(
ステップ511)、フリーランニングカウンタ133の
カウント値が読込まれ、その値が位相比較値PDT、と
じて記憶される(ステップ512)。フリーランニング
カウンタ133は、モータ制御開始時から基準クロック
のカウントを開始しているので、位相比較値PDT、の
値は、モータ制御開始時から今回のパルス立上り検出時
点までの時間に応じた値となる。
1によって速度検出パルスの立上りが検出される′と(
ステップ511)、フリーランニングカウンタ133の
カウント値が読込まれ、その値が位相比較値PDT、と
じて記憶される(ステップ512)。フリーランニング
カウンタ133は、モータ制御開始時から基準クロック
のカウントを開始しているので、位相比較値PDT、の
値は、モータ制御開始時から今回のパルス立上り検出時
点までの時間に応じた値となる。
次に、位相基準値PP1.が、次式により計算されかつ
記憶される(ステップ513)。
記憶される(ステップ513)。
PP 1. =PP I(II−1) +SPD
・・・(9)ここで、 P P I (@−1) :前回記憶された位相基準
値SPD :速度指令クロック1周期間の基準クロ
ック数SPD (SPDは固定 値である。) である。
・・・(9)ここで、 P P I (@−1) :前回記憶された位相基準
値SPD :速度指令クロック1周期間の基準クロ
ック数SPD (SPDは固定 値である。) である。
ただし、P P r(、−11の初期値は、零であるた
め、上記ステップS11で、モータ制御開始後第1回目
の速度検出パルスの立上りが検出されたときに対応する
位相基準値PP1.の値は、SPDとなる。
め、上記ステップS11で、モータ制御開始後第1回目
の速度検出パルスの立上りが検出されたときに対応する
位相基準値PP1.の値は、SPDとなる。
この後、位相差PHDTが次式により算出されかつ記憶
される(ステップ514)。
される(ステップ514)。
SPD
そして、以上の処理が繰返される。すなわち、速度検出
信号の立上りが検出されるごとに(ステップ511)、
フリーランニングカウンタ133のカウント値の読込み
および位相比較値PDT。
信号の立上りが検出されるごとに(ステップ511)、
フリーランニングカウンタ133のカウント値の読込み
および位相比較値PDT。
の更新(ステップ512)、位相基準値PPI。
の計算および更新(ステップ813)ならびに位相差P
HDTの算出(ステップ514)が繰返し行われる。
HDTの算出(ステップ514)が繰返し行われる。
モータ制御開始後、ステップSllで、第2回目の速度
検出パルスの立上りが検出されたときには、ステップ3
13で算出される位相基準値PPl7の値は2SPDと
なり、第3回目の速度検出パルスの立上りが検出された
ときには3SPDとなる。つまり、ステップ313で算
出される位相基準値PP1.の値は、モータ制御開始時
から今回の速度検出パルス立上り時点までの間に出力さ
れた速度検出パルス総数とSPDとの積値になる。
検出パルスの立上りが検出されたときには、ステップ3
13で算出される位相基準値PPl7の値は2SPDと
なり、第3回目の速度検出パルスの立上りが検出された
ときには3SPDとなる。つまり、ステップ313で算
出される位相基準値PP1.の値は、モータ制御開始時
から今回の速度検出パルス立上り時点までの間に出力さ
れた速度検出パルス総数とSPDとの積値になる。
SPDは、速度指令クロックの周期に応じた固定値であ
るから、ステップS13で算出される位相基準値PPI
、の値は、モータ制御開始時から今回立上りが検出され
た速度検出パルスに対応する速度指令クロックの立上が
り時点までの時間に応じた値となる。
るから、ステップS13で算出される位相基準値PPI
、の値は、モータ制御開始時から今回立上りが検出され
た速度検出パルスに対応する速度指令クロックの立上が
り時点までの時間に応じた値となる。
そして、モータ制御開始時から今回の速度検出パルスの
立上り検出時点までの時間に応じた値(位相比較値PD
T、)と、モータ制御開始時から今回立上りが検出され
た速度検出パルスに対応する速度指令クロックの立上が
り時点までの時間に応じた値(位相基準値PP1.)と
の差を、速度指令クロックの周期に応じた値(SPD)
で除することにより、位相差PHDTが求められている
。よって、速度指令クロックと速度検出パルスとの位相
差が、速度指令クロック1周期分以上である場合でも、
その位相差PHDTが正確に検出される。
立上り検出時点までの時間に応じた値(位相比較値PD
T、)と、モータ制御開始時から今回立上りが検出され
た速度検出パルスに対応する速度指令クロックの立上が
り時点までの時間に応じた値(位相基準値PP1.)と
の差を、速度指令クロックの周期に応じた値(SPD)
で除することにより、位相差PHDTが求められている
。よって、速度指令クロックと速度検出パルスとの位相
差が、速度指令クロック1周期分以上である場合でも、
その位相差PHDTが正確に検出される。
次に、制御部14から出力されるPWMデータの算出方
法について説明する。
法について説明する。
サーボモータ10の回転速度を指令速度に追従させるた
めにサーボモータ10に出力すべき電圧VOは、速度差
ΔNによる制御電圧を■1、位相差PHDTによる補正
電圧をV2とすると、次式%式% (11) 位相差PHDTによる補正電圧V2は、予め定められた
補正電圧V2の最大値をαとすると、次のようにして求
められる。
めにサーボモータ10に出力すべき電圧VOは、速度差
ΔNによる制御電圧を■1、位相差PHDTによる補正
電圧をV2とすると、次式%式% (11) 位相差PHDTによる補正電圧V2は、予め定められた
補正電圧V2の最大値をαとすると、次のようにして求
められる。
(a)位相差が1周期より小さい場合
(−1<PHDT<+1)
V2−αφPHDT ・・・(12)(
b)位相差が1周期以上でありかつ速度検出パルスが速
度指令クロックより進んでいる場合(PHDT≦−1) V2−−α ・・・(13)(C
)位相差が1周期以上でありかつ速度検出パルスが速度
指令クロックより遅れている場合(PHDT≧+1) V2−+α ・・・(14)
従って、位相差PHDTと、補正電圧v2との関係は、
第6図に示されるようになる。
b)位相差が1周期以上でありかつ速度検出パルスが速
度指令クロックより進んでいる場合(PHDT≦−1) V2−−α ・・・(13)(C
)位相差が1周期以上でありかつ速度検出パルスが速度
指令クロックより遅れている場合(PHDT≧+1) V2−+α ・・・(14)
従って、位相差PHDTと、補正電圧v2との関係は、
第6図に示されるようになる。
なお、速度差ΔNによる制御電圧V1は、次式%式%
(15)
Ra:アマチュア抵抗[Ωコ
KT二トルク定数[kg 1m/^]
KE:誘起電圧定数[V/rpm]
IO=無負荷電“流[、A ]
GD2 :負荷とモータによる慣性モーメント[kg
m2] TsL:摺動負荷[kgm ] である。
m2] TsL:摺動負荷[kgm ] である。
制御部14は、サーボモータ10の回転速度を検出しく
第3図のステップS6)、指令速度との速度差ΔNを算
出するごとに、または位相差PHDTを算出(第5図の
ステップ514)するごとに、上記式(11) 〜(1
5) ニ基づイテ、VOを算出して、これに応じたPW
Mデータを出力する。このPWMデータは、PWMユニ
ット16に送られ、ドライバ部11を介して、サーボモ
ータ10が制御される。
第3図のステップS6)、指令速度との速度差ΔNを算
出するごとに、または位相差PHDTを算出(第5図の
ステップ514)するごとに、上記式(11) 〜(1
5) ニ基づイテ、VOを算出して、これに応じたPW
Mデータを出力する。このPWMデータは、PWMユニ
ット16に送られ、ドライバ部11を介して、サーボモ
ータ10が制御される。
第7図は、PWMユニット16の具体的な構成例を示す
ブロック図であり、第8図はPWMユニット16の動作
を説明するためのタイミングチャートである。
ブロック図であり、第8図はPWMユニット16の動作
を説明するためのタイミングチャートである。
PWMユニット16には、セット信号発生部161と、
PWMデータレジスタ162と、ダウンカウンタ163
とRSフリップフロップ164とが備えられている。
PWMデータレジスタ162と、ダウンカウンタ163
とRSフリップフロップ164とが備えられている。
セット信号発生部161は、一定の周期ごとにセット信
号を発生するものである。このセット信号発生部161
はたとえばリングカウンタで構成されており、一定数の
基準クロックを計数するごとにセット信号を発生するよ
うにされている。
号を発生するものである。このセット信号発生部161
はたとえばリングカウンタで構成されており、一定数の
基準クロックを計数するごとにセット信号を発生するよ
うにされている。
PWMデータレジスタ162は、制御部14から与えら
れるPWMデータを保持するためのものである。制御部
14から与えられるPWMデータとは、前述した式(1
1)によって求められた電圧データである。すなわち、
式(15)の電圧V1を位相差データPHDTによる補
正電圧v2で補正した電圧vOである。このPWMデー
タは、PWMユニット16から出力されるPWM出力信
号のデユーティを決めるのに用いられる。
れるPWMデータを保持するためのものである。制御部
14から与えられるPWMデータとは、前述した式(1
1)によって求められた電圧データである。すなわち、
式(15)の電圧V1を位相差データPHDTによる補
正電圧v2で補正した電圧vOである。このPWMデー
タは、PWMユニット16から出力されるPWM出力信
号のデユーティを決めるのに用いられる。
ダウンカウンタ163は、PWM基準クロック(この実
施例では、PWM基準クロックは、エンコーダ信号入力
部13や速度指令信号人力部15で用いられる基準クロ
ックが共用されている。)が与えられごとにダウンカウ
ントをし、設定された数を計測するとリセット信号を出
力するものである。
施例では、PWM基準クロックは、エンコーダ信号入力
部13や速度指令信号人力部15で用いられる基準クロ
ックが共用されている。)が与えられごとにダウンカウ
ントをし、設定された数を計測するとリセット信号を出
力するものである。
PWMユニット16の動作は次のようになる。
セット信号発生部161からセット信号が出力されると
、PWMデータレジスタ162の内容、つまり制御部1
4から与えられたPWMデータが、ダウンカウンタ16
3にセットされ、また、セット信号によってフリップフ
ロップ164がセットされる。従って、フリップフロッ
プ164の出力、つまりPWM信号はハイレベルとなる
。
、PWMデータレジスタ162の内容、つまり制御部1
4から与えられたPWMデータが、ダウンカウンタ16
3にセットされ、また、セット信号によってフリップフ
ロップ164がセットされる。従って、フリップフロッ
プ164の出力、つまりPWM信号はハイレベルとなる
。
次に、ダウンカウンタ163はPWM基準クロックに基
づいてダウンカウントを行い、設定されたカウント値が
「0」になると、フリップフロップ164ヘリセツト信
号を与える。よって、フリップフロップ164の出力は
ローレベルに反転する。
づいてダウンカウントを行い、設定されたカウント値が
「0」になると、フリップフロップ164ヘリセツト信
号を与える。よって、フリップフロップ164の出力は
ローレベルに反転する。
この結果、PWMユニット16からは、PWMデータレ
ジスタ162で保持された値、つまり式(11)で算出
された電圧データでデユーティが決められ、PWM信号
が導出される。
ジスタ162で保持された値、つまり式(11)で算出
された電圧データでデユーティが決められ、PWM信号
が導出される。
第9図は、制御部14による脱調防止処理手順を示して
いる。
いる。
この処理は、位相差検出処理で速度指令クロックと速度
検出パルスとの位相差PHDTが検出されるごとに行わ
れる。すなわち、位相差PHDTの検出タイミングと同
じく、時間Δtごとに行われる。
検出パルスとの位相差PHDTが検出されるごとに行わ
れる。すなわち、位相差PHDTの検出タイミングと同
じく、時間Δtごとに行われる。
位相差PHDTが検出されると、その位相差の絶対値I
PHDT lが脱調判別値Yより小さいか否かが判別
される(ステップ521)。脱調判別値Yはあらかじめ
実験などにより定められ、この実施例では「1」に定め
られている。したがって、このステップS21では、位
相差の絶対値IPHDTIが「1」より小さいか否かが
判別される。
PHDT lが脱調判別値Yより小さいか否かが判別
される(ステップ521)。脱調判別値Yはあらかじめ
実験などにより定められ、この実施例では「1」に定め
られている。したがって、このステップS21では、位
相差の絶対値IPHDTIが「1」より小さいか否かが
判別される。
位相差の絶対値I PHDT Iが脱調判別値Y(−1
)以上の場合には(ステップS21でNO)、脱調判別
用カウンタの内容Kが「1」インクリメントされ(ステ
ップ522)、脱調判別用カウンタの内容Kが、脱調判
別用時間Tに対応する値Zを越えたか否かが判別される
(ステラ・ブ523)脱調判別用時間Tに対応する値Z
はあらかじめ実験などにより定められ、この実施例では
「10」に定められている。したがって、このステップ
S23では、脱調判別用カウンタの内容Kが「10」を
越えたか否かが判別される。
)以上の場合には(ステップS21でNO)、脱調判別
用カウンタの内容Kが「1」インクリメントされ(ステ
ップ522)、脱調判別用カウンタの内容Kが、脱調判
別用時間Tに対応する値Zを越えたか否かが判別される
(ステラ・ブ523)脱調判別用時間Tに対応する値Z
はあらかじめ実験などにより定められ、この実施例では
「10」に定められている。したがって、このステップ
S23では、脱調判別用カウンタの内容Kが「10」を
越えたか否かが判別される。
脱調判別用カウンタの内容Kが脱調判別用時間Tに対応
する値Zを越えた場合には、異常信号が出力され(ステ
ップ524)、この処理は終了される。
する値Zを越えた場合には、異常信号が出力され(ステ
ップ524)、この処理は終了される。
この異常信号に基づいて、サーボモータ10などの複写
機の複写動作を行うための機器が強制的に停止させられ
るとともに、光学系に異常が発生したことを、たとえば
、異常表示灯など点灯させることによって操作者に知ら
せる。操作者は、この報知により、サービスマン等の専
門家を呼んで異常箇所の点検修理をしてもらうことにな
る。
機の複写動作を行うための機器が強制的に停止させられ
るとともに、光学系に異常が発生したことを、たとえば
、異常表示灯など点灯させることによって操作者に知ら
せる。操作者は、この報知により、サービスマン等の専
門家を呼んで異常箇所の点検修理をしてもらうことにな
る。
脱調判別用カウンタの内容Kが脱調判別用時間Tに対応
する値Z以下の場合には、今回の処理は終了し、次に位
相差PHDTが算出されるまで待つ。
する値Z以下の場合には、今回の処理は終了し、次に位
相差PHDTが算出されるまで待つ。
また、上記ステップ21で、位相差の絶対値PHDT
lが脱調判別値Yより小さい場合には、脱調判別用カウ
ンタの内容Kをリセット、すなわちに−0としくステッ
プ525)、今回の処理は終了される。
lが脱調判別値Yより小さい場合には、脱調判別用カウ
ンタの内容Kをリセット、すなわちに−0としくステッ
プ525)、今回の処理は終了される。
以上の処理が、位相差PHDTが算出されるごとに行わ
れるので、算出された位相差の絶対値PHDT lが脱
調判別値Y(ここでは「1」)以上であるとの判別が、
脱調判別用時間Tに対応するlaZ (ここではrlO
J)より大きな回数(つまり、ここでは「11」回忌上
)連続した場合に、ステップS13でYESとなり、異
常信号が出力される。
れるので、算出された位相差の絶対値PHDT lが脱
調判別値Y(ここでは「1」)以上であるとの判別が、
脱調判別用時間Tに対応するlaZ (ここではrlO
J)より大きな回数(つまり、ここでは「11」回忌上
)連続した場合に、ステップS13でYESとなり、異
常信号が出力される。
つまり、位相差の絶対値I PHDT lが脱調判別値
Y以上である状態が、脱調判別用時間Tよりも長い時間
にわたって継続した場合に、異常信号が出力される。
Y以上である状態が、脱調判別用時間Tよりも長い時間
にわたって継続した場合に、異常信号が出力される。
なお、サーボモータ10の回転速度がドリフト状態に至
った後、ドリフト状態を解消できずに脱調してしまう臨
界値が実験などにより予め求め、脱調判別値Yおよび脱
調判別用時間Tが決められている。
った後、ドリフト状態を解消できずに脱調してしまう臨
界値が実験などにより予め求め、脱調判別値Yおよび脱
調判別用時間Tが決められている。
従って、上記処理により、モータ10か脱調状態になる
前に、複写動作が停止されるので、複写すべき文字が量
体びしたり縮んだりしてコピーされることを未然に防止
できる。
前に、複写動作が停止されるので、複写すべき文字が量
体びしたり縮んだりしてコピーされることを未然に防止
できる。
この発明は、複写機の光学系制御用に限らず、ファクシ
ミリ装置の読取装置制御用モータや、その他の一般的な
モータ制御回路に採用できる。
ミリ装置の読取装置制御用モータや、その他の一般的な
モータ制御回路に採用できる。
また、この発明は、PWM信号以外で印加電圧を算出す
る場合にも適用できる。
る場合にも適用できる。
〈発明の効果〉
この発明は、以上のように構成されているので、脱調が
生じる前に異常を検出してモータを停止させることがで
き、従って、モータが脱調状態になるのを未然に防止で
きる。
生じる前に異常を検出してモータを停止させることがで
き、従って、モータが脱調状態になるのを未然に防止で
きる。
第1図は、この発明の実施例が適用された光学系駆動用
DCサーボモータの駆動制御回路の電気的構成を示すブ
ロック図である。 第2図は、この発明の実施例に係る光学系駆動用DCサ
ーボモータの回転速度検出装置の電気的構成を示す回路
ブロック図である。 第3図は、この発明の実施例における回転速度検出処理
手順を表わすフローチャートである。 第4図は、速度指令信号入力部の具体的な構成例を示す
ブロック図である。 第5図は、この発明の実施例における位相差検出処理理
手順を表わすフローチャートである。 第6図は、位相差PHDTと位相差に基づく補正電圧V
1との関係を表わすグラフである。 第7図は、PWMユニットの具体的な電気的t74成を
示すブロック図である。 第8図は、PWMユニットの動作を表わすタイミングチ
ャートである。 第9図は、この発明の実施例における脱調防11−処理
手順を表わすフローチャートである。 図において、10・・・DCサーボモータ、11・・ド
ライバ部、12・・・ロークリエンコーダ、13・・・
エンコーダ信号入力部、14・・・制御部、15・・・
速度指令信号人力部、16・・・PWMユニット、を示
す。 第 2 図 574− 第3 図 第 7 図 第 因 第 図 第 図
DCサーボモータの駆動制御回路の電気的構成を示すブ
ロック図である。 第2図は、この発明の実施例に係る光学系駆動用DCサ
ーボモータの回転速度検出装置の電気的構成を示す回路
ブロック図である。 第3図は、この発明の実施例における回転速度検出処理
手順を表わすフローチャートである。 第4図は、速度指令信号入力部の具体的な構成例を示す
ブロック図である。 第5図は、この発明の実施例における位相差検出処理理
手順を表わすフローチャートである。 第6図は、位相差PHDTと位相差に基づく補正電圧V
1との関係を表わすグラフである。 第7図は、PWMユニットの具体的な電気的t74成を
示すブロック図である。 第8図は、PWMユニットの動作を表わすタイミングチ
ャートである。 第9図は、この発明の実施例における脱調防11−処理
手順を表わすフローチャートである。 図において、10・・・DCサーボモータ、11・・ド
ライバ部、12・・・ロークリエンコーダ、13・・・
エンコーダ信号入力部、14・・・制御部、15・・・
速度指令信号人力部、16・・・PWMユニット、を示
す。 第 2 図 574− 第3 図 第 7 図 第 因 第 図 第 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、速度指令信号と速度検出信号との速度 差および位相差に基づいて、モータの回 転速度が指令速度に等しくなるよう、モ ータをフィードバック制御するモータの 回転速度制御装置における脱調防止装置 であって、 所定タイミングごとに、速度指令信号 と速度検出信号との位相差が、予め定め られた脱調判別用範囲を越えたか否かを 判別する判別手段、 判別手段によって位相差が脱調判別用 範囲を越えたと判別された場合に、位相 差が脱調判別用範囲を越えた状態が、予 め定められた脱調判別用時間継続するか 否かを監視する監視手段、 ならびに、監視手段によって、位相差 が脱調判別用範囲を越えた状態が、脱調 判別用時間継続したと認められた時に、 モータ停止信号を出力する停止信号出力 手段、を備えているモータの回転速度制 御装置における脱調防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1311221A JPH03173384A (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | モータの回転速度制御装置における脱調防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1311221A JPH03173384A (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | モータの回転速度制御装置における脱調防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03173384A true JPH03173384A (ja) | 1991-07-26 |
Family
ID=18014558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1311221A Pending JPH03173384A (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | モータの回転速度制御装置における脱調防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03173384A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018161352A (ja) * | 2017-03-27 | 2018-10-18 | 株式会社平和 | 遊技機 |
-
1989
- 1989-11-30 JP JP1311221A patent/JPH03173384A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018161352A (ja) * | 2017-03-27 | 2018-10-18 | 株式会社平和 | 遊技機 |
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