[go: up one dir, main page]

JPH03165614A - 圧電部品 - Google Patents

圧電部品

Info

Publication number
JPH03165614A
JPH03165614A JP30583189A JP30583189A JPH03165614A JP H03165614 A JPH03165614 A JP H03165614A JP 30583189 A JP30583189 A JP 30583189A JP 30583189 A JP30583189 A JP 30583189A JP H03165614 A JPH03165614 A JP H03165614A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
electrodes
electrode
piezoelectric substrate
piezoelectric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30583189A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Yamamoto
隆 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP30583189A priority Critical patent/JPH03165614A/ja
Publication of JPH03165614A publication Critical patent/JPH03165614A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、共振子と一対の負荷容量からなる負荷容量内
蔵型の圧電部品に関する。
[背景技術とその問題点コ 第8図に示すものは、反転増幅器Aを用いた基本的な発
振回路の回路図であり、反転増幅器Aと帰還抵抗Rtと
共振子Xを並列に接続し、その両端を負荷容量C5−C
,+を介してアースしたものである。このような発振回
路に使用するための電子部品として、共振子の両端に負
荷容量を接続された負荷容量内蔵型の圧電部品(第6図
の破線内の部分)が従来より提供されている。
第7図に、従来の負荷容量内蔵型の圧電部品に用いられ
る振動エレメント51を示す。これはセラミック圧電基
板52の両型面中央部に互いに対向させてエネルギー閉
じ込め型の振動電極53a。
53bを形成し、これらの振動電極53a、53bから
引出したリード端子取付は用の外部引出し電極54a、
5”4bを圧電基板52の端部に配置し、各外部引出し
電極54a、54bと対向させて反対側の主面に容量型
g155a、55bを形成したものであり、各外部引出
し電極54a、54bにそれぞれリード端子を半田付け
され、両容量電[55a、55bにアース端子を半田付
けされる。そして、圧電基板52を挟んで対向する振動
電極53a、53b間に共振子Xが構成され、圧電基板
52を挟んで互いに対向した外部引出し電極54a、5
4bと容量電極55a、55bの間に負荷容量C1,C
2が構成されている。
第7図に示した振動エレメント51の製造方法には、2
通りあり、一つは第8図(a)〜(cl)に示した簡易
な製造方法であり、他は第10図(a)〜(g)に示し
た製造方法である。
第8図(a)〜(d)の製造方法は、まずセラミック被
焼成品の圧電基板52の両生面全体に蒸着等によって電
極膜56を形成しく同図(a))、この電極膜56間に
分極用電圧を印加して圧電基板52の全体に分極処理を
施す(同図(b))。この後、電極膜56の上にレジス
ト膜57を印刷して振動電極、外部引出し電極、容量電
極等を得るためのパターンを形成しく同図(C))、エ
ツチング液によって電極膜56のレジスト膜57から露
出した部分をエツチング除去し、その後レジスト膜57
を剥離させ、圧電基板52の両主面に振動電極53 a
 + 53 b−外部引出し電極54a、54b。
容量電極55a、55b等を形成し、振動エレメント6
1を製作している(同図(d))。
しかしながら、このような方法で製造された振動エレメ
ントにあっては、圧電基板の全体に分極処理を施されて
いるので、負荷容量を構成している容量電極と外部引出
し電極の間でもわずかに振動(圧電振動)を発生してお
り、リード端子を固定している半田によっても完全に振
動を抑圧することができなかった。しかも、圧電基板の
分極処理は圧電基板の全体にわたって必ずしも均一でな
く、容量電極部分が振動電極部分から離れた位置にあり
、さらに容量電極の上の半田が質量負荷として働くので
、負荷容量部分に発生する振動の共振周波数等が共振子
部分の振動の共振周波数等からずれ、第9図の周波数特
性に示すように、共振特性の最も重要な共振周波数fr
と反共振周波数faの中間にスプリアス(またはリップ
ル)Zとして表われていた。そして、このスプリアス励
振のため、例えば発振素子として動作させた場合、発振
周波数の異常変化や発振停止を起こすなど、性能を低下
させる原因となっていた。
また、第10図(a)〜(g)に示す他の製造方法は、
圧電基板52の両生面全体に蒸着等によって電極膜58
を形成しく同図(a)) 、この電極膜58の上にレジ
スト膜59を印刷して振動電極と同じパターンを形成し
く同図(b)) 、これをエツチングしてレジスト膜5
9から露出した電極膜58を除去し、レジスト膜59を
剥離させて振動電極の形成位置に分極用電極60を設け
(同図(C))、この分極用電極80に分極用電圧を印
加して圧電基板52を部分分極させる(同図(d))。
この後、分極用電極θOを除去し、再び圧電基板52の
両生面全体に蒸着等により電極膜61を形成しく同図(
e))、この電極膜61の上にレジスト膜θ2を印刷し
て振動電極、外部引出し電極、容量電極等を得るための
パターンを形成しく同図(f))、エツチング液によっ
て電極膜e1のレジスト膜82から露出した部分をエツ
チング除去し、その後レジスト膜62を剥離させ、圧電
基板52の両主面に振動電極53a、53b、外部引出
し電極54a、54b、容量電極55a、55b等を形
成し、振動エレメント51を製作している(同図(g)
)。
この第10図(a)〜(g)に示す方法によって製造す
れば、圧電基板は振動電極の箇所でのみ部分的に分極し
ており、容量電極の部分では分極していないので、負荷
容量を構成している容量電極と外部引出し電極の間で圧
電振動が起こらず、スプリアス振動が発生しないが、製
造工程が極めて増加するという問題があった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、叙上の従来例の欠点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、負荷容量内蔵型の圧電
部品において、製造工程を複雑にしている部分分極圧電
基板を用いることなく、負荷容量部分での振動に起因す
るスプリアスを除去することにある。
C課題を解決するための手段] このため、本発明の圧電部品は、共振子の両端にそれぞ
れ負荷容量を備えた負荷容量内蔵型の圧電部品であって
、圧電基板の両主面にエネルギー閉じ込め型の振動電極
を形成し、これら振動電極の近傍において圧電基板の両
主面にそれぞれ容量電極を設け、前記振動電極から引き
出した外部引出し電極と前記容量電極から引き出した外
部引出し電極を圧電基板の外縁部に配置し、両振動電極
間に共振子を構成し、一方の主面に形成された振動電極
及び容量電極により一方の負荷容量を構成し、他方の主
面に形成された振動電極及び容量電極により他方の負荷
容量を構成したことを特徴としている。
[作用コ 本発明にあっては、圧電基板の同一主面で接近して設け
られた容量電極と振動電極によって負荷容量を構成した
ので、容量電極と振動電極間に圧電振動を生じても、振
動電極間の圧電振動と同じ共振周波数及び反共振周波数
で振動が発生し、両者の振動が重畳してもスプリアス振
動として表われることがなく、全体に分極処理を施され
た圧電基板を用いても従来例のようにスプリアス振動を
生じることがない。
さらに、全体が分極した圧電基板を用いることができる
ので、製造工程が簡単となり、負荷容屋内だ型の圧電部
品を安価に製造することができる。
[実施例コ 以下、本発明の実施例を添付図に基づいて詳述する。
第1図に示すものは、振動エレメントθでありセラミッ
ク圧電基板lの表面に蒸着等の薄膜形成技術により導体
パターンを形成したものである。
すなわち、圧電基板lの両主面の中央部には、互いに対
向させて振動電極2a、2bが形成されており、振動電
極2a、2bの近傍には振動電極2a、2bを囲むよう
にして円弧状の容量電極3a。
3bが設けられている。また、圧電基板1の周辺部では
、リード部7a、7bを介して容量電極3a、sbから
引ぎ出された外部引出し電極5a。
6bが両主面で互いに対向させて配置されており、この
外部引出し電極5a、5bの両側には互いに対向しない
ようにしてリード部8a、8bを介して振動電極2a、
2bから引き出された外部引出し電極4a、4bが設け
られている。この振動エレメント6は、第8図に示した
従来例の製造方法と同様な工程を経て製造されたもので
あり、圧電基板lの全体にわたって厚み方向に分極処理
を施されている。そして、両主面の振動電極2a、2b
間に共振子Xが構成されており、同一主面の振動電極2
a、2bと容量電極3 a + 3 bによって負荷容
量C+、Czが構成されている。
この振動エレメント6には、第2図に示すように、半田
もしくは導電性接着剤によって外部引出し電[5a、5
bにアース端子θが取付けられて共通接続され、外部引
出し電極4a、4bにそれぞれリード端子10.11が
取付けられる。この後、第3図に示すように、振動電極
2a、2b及び容量電極3 a + 3 bの部分を空
洞12内に納めるようにして圧電基板1を外装樹脂13
によって被覆し、圧電部品が製作される。そして、この
圧電部品は、第6図の破線内の部分と等しい等両回路を
有する負荷容量内蔵型の圧電部品となる。
このような圧電部品にあっては、負荷容量C1+C3と
共振子Xとが近接して配置されているので、振動電極2
a、2bと容量電極3a、3b間でも、振動電極2a、
2b間と同じ共振周波数fr及び反共振周波数faで振
動し、両者の周波数特性が重畳してもスプリアスが生じ
ず、共振周波数と反共振周波数の間のスプリアスを排除
することができ、第5図に示すようにスプリアスのない
良好な周波数特性を得ることができる。また、全体が分
極した圧電基板を用いることができるので、第8図に示
したのと同様な製造方法で振動エレメントを製造するこ
とができ、製造を簡易にすることができる。
[発明の効果] 本発明によれば、負荷容量の部分で生じる振動の共振周
波数及び反共振周波数を共振子の部分の振動と等しくす
ることができ、負荷容量部分で生じる振動が共振子の周
波数特性内にスプリアス振動として表われるのを防止す
ることができ、良好な共振特性を得ることができる。し
かも、全体が分極した圧電基板を用いることができるの
で、製造工程を極めて簡単にすることができ、負荷容量
内証型の圧電部品を安価に製造することかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の振動エレメントを示す平面
図、第2図は同上の端子取付は後の斜視図、第3図は外
装樹脂によって外装された圧電部品の断面図、第4図は
同上の作用説明図、第5図は同上の圧電部品のインピー
ダンス及び位相の周波数特性を示すグラフ、第6図は発
振回路の回路図、第7図は従来の負荷容量内蔵型の圧電
部品の振動エレメントを示す斜視図、第8図(a) (
b) (c)(d)は第7図の振動エレメントの一製造
方法を示す説明図、第9図は第8図(a) (b) (
c) (d)の製造方法によって製造された振・動エレ
メントのインピーダンス及び位相の周波数特性を示すグ
ラフ、第10図(a) (b) (c) (d) (e
) (f) (g)は第7図の振動エレメントの別な製
造方法を示す説明図である。 X・・・共振子 C1,C2・・・負荷容量 1・・・圧電基板 2a、2b・・・振動電極 3a、3b・・・容量電極 4a、4b・・・外部引出し電極 5a、5b・・・外部引出し電極

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)共振子の両端にそれぞれ負荷容量を備えた負荷容
    量内蔵型の圧電部品であって、圧電基板の両主面にエネ
    ルギー閉じ込め型の振動電極を形成し、これら振動電極
    の近傍において圧電基板の両主面にそれぞれ容量電極を
    設け、前記振動電極から引き出した外部引出し電極と前
    記容量電極から引き出した外部引出し電極を圧電基板の
    外縁部に配置し、両振動電極間に共振子を構成し、一方
    の主面に形成された振動電極及び容量電極により一方の
    負荷容量を構成し、他方の主面に形成された振動電極及
    び容量電極により他方の負荷容量を構成したことを特徴
    とする圧電部品。
JP30583189A 1989-11-24 1989-11-24 圧電部品 Pending JPH03165614A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30583189A JPH03165614A (ja) 1989-11-24 1989-11-24 圧電部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30583189A JPH03165614A (ja) 1989-11-24 1989-11-24 圧電部品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03165614A true JPH03165614A (ja) 1991-07-17

Family

ID=17949899

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30583189A Pending JPH03165614A (ja) 1989-11-24 1989-11-24 圧電部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03165614A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7414497B2 (en) 2005-06-20 2008-08-19 Murata Manufacturing Co., Ltd. Piezoelectric thin-film filter

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7414497B2 (en) 2005-06-20 2008-08-19 Murata Manufacturing Co., Ltd. Piezoelectric thin-film filter

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5925968A (en) Piezoelectric vibrator, piezoelectric vibrator device having the same and circuit device having the piezoelectric vibrator device
JP3577170B2 (ja) 圧電共振子とその製造方法およびそれを用いた電子部品
JP3271517B2 (ja) 圧電共振子およびそれを用いた電子部品
JP3186510B2 (ja) 圧電共振部品及びその製造方法
US4176030A (en) Method for forming a quartz crystal vibrator
US5084647A (en) Piezoelectric filter
US5892416A (en) Piezoelectric resonator and electronic component containing same
EP0820144B1 (en) Piezoelectric resonator and electric component using the same
KR100301716B1 (ko) 압전공진자,압전공진자의주파수조정방법및압전공진자를포함하는통신기장치
JP4196641B2 (ja) 超薄板圧電デバイスとその製造方法
JPH03165614A (ja) 圧電部品
JP3266031B2 (ja) 圧電共振子およびそれを用いた電子部品
JP2743701B2 (ja) 発振回路
JP2004328701A (ja) 水晶発振器の製造方法
US6842087B2 (en) Three-terminal filter using area flexural vibration mode
JP3271541B2 (ja) 圧電共振子およびそれを用いた電子部品
JP2003273703A (ja) 水晶振動子と水晶振動子の製造方法
JPS59127413A (ja) タンタル酸リチウム振動子
JPH0435515A (ja) 表面弾性波装置
JPH03165613A (ja) 圧電部品
JP3102872B2 (ja) 超薄肉圧電振動子
JP2884568B2 (ja) 矩形状atカット水晶振動子の製造方法
EP1005152A2 (en) Piezoelectric resonator, electronic component including the resonator and communication apparatus including the component
JPH0321069Y2 (ja)
JPH04115707A (ja) 超薄板圧電共振子の電極リード構造