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JPH03148245A - 非対称2,2―ビスアリールヘキサフルオロプロパンおよびその製造法 - Google Patents

非対称2,2―ビスアリールヘキサフルオロプロパンおよびその製造法

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Publication number
JPH03148245A
JPH03148245A JP30970489A JP30970489A JPH03148245A JP H03148245 A JPH03148245 A JP H03148245A JP 30970489 A JP30970489 A JP 30970489A JP 30970489 A JP30970489 A JP 30970489A JP H03148245 A JPH03148245 A JP H03148245A
Authority
JP
Japan
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group
bisarylhexafluoropropane
asymmetric
carboxyl
same
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Granted
Application number
JP30970489A
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English (en)
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JPH062722B2 (ja
Inventor
Toshimichi Maruta
丸田 順道
Akihiro Fukui
章博 福井
Tetsuo Wada
哲夫 和田
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Central Glass Co Ltd
Original Assignee
Central Glass Co Ltd
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Publication date
Application filed by Central Glass Co Ltd filed Critical Central Glass Co Ltd
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Publication of JPH03148245A publication Critical patent/JPH03148245A/ja
Publication of JPH062722B2 publication Critical patent/JPH062722B2/ja
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  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリエーテ
ルなどの樹脂の原料モノマーまたはその中間体として有
用な非対称2.2−ビスアリールヘキサフルオロプロパ
ンおよびそれらの製造法に関する。
[従来の技術と解決しようとする課題]従来、非対称型
の2.2−ジアリールへキサフルオロプロパンおよびそ
の製造法としてはPCT出願公開明細書W O8210
2380号に示される置換基を有する非対称ジフェノー
ルがあり、(2−ヒドロキシヘキサフルオロ−2−プロ
ピル)フェノール類と置換フェノールを有機スルホン酸
の存在下に脱水縮合させて非対称ジフェノールを得てい
る。一方対称型の2.2−ジアリールへキサフルオロプ
ロパンの例としては、4−(2−ヒドロキシへキサフル
オロ−2−プロピル)トルエンとトルエンをHFの存在
下に反応させて2.2−ビス(4−トリル)へキサフル
オロプロパンを得る方法がIzv、Akad、Nauk
 5SSR,Ser、Khim、1967(3)、61
4に示されている。
これら公知の方法においては(2−ヒドロキシヘキサフ
ルオロ−2−ピロピル)芳香族化合物と他の芳香族化合
物をHFあるいは有機スルホン酸の存在下に脱水縮合さ
せて2.2−ジアリールへキサフルオロプロパンを得る
ものであるが、非対称な化合物としては、反応性の高い
フェノールどうしの組合せで得られるジフェノール類が
知られているのみであった。
また、従来、トルエンあるいはキシレンとへキサフルオ
ロアセトンをHFの存在下に反応させ、2.2−ビス(
4−メチルフェニル)へキサフルオロプロパンあるいは
2.2−ビス(3,4−ジメチルフヱニル)へキサフル
オロプロパンを得、さらに側鎖を酸化して対応するジカ
ルボン酸あるいはテトラカルボン酸を得ることは公知で
あり[Zh、Vses、Khim、0bschestv
a  im、D、1.Mendeleeva  11(
4)、469(1966)]、これらの多価カルボン酸
は、ポリイミド、ポリアミド、ポリエステル等の原料と
して有用な七ツマ−である。
他方、トリカルボン酸はポリアミドイミドのモノマーな
どとして有用であるにもかかわらず、トリメリット酸以
外のトリカルボン酸、特にヘキサフルオロプロパン等の
連結基により連結される芳香族二環性トリカルボン酸は
、従来公知でなかった。
[問題点を解決するための具体的手段]本発明者らは、
ジフェノール以外の有用な非対称2,2−ビスアリール
ヘキサフルオロプロパンの台底について鋭意検討の結果
、2−アリールヘキサフルオロ−2−プロパツールと芳
香族化合物をHFの存在下に縮合させることにより目的
とする非対称2,2−ビスアリールヘキサフルオロプロ
パンを得ることができ、本発明に到達した。
すなわち本発明は、−紋穴 (XI、X2、Xa、X5は水素、低級アルキル基、ハ
ロゲン、カルボキシル基、水酸基を表わし、x3は低級
アルキル基、フッ素、カルボキシル基、水酸基を表わす
。Y1〜Y、は水素、低級アルキル基、ハロゲン、低級
ハロアルキル基、カルボキシル基、水酸基、アミド基を
表わし、Y1〜Y、の少なくとも1つはX1〜X5と同
一ではなく、Y1〜Y、の少なくとも1つが水酸基の場
合、X1〜X、は水酸基ではない。
で示される非対称2.2−ビスアリールヘキサフルオロ
プロパンおよびその誘導体とその製造法である。
−a弐[+1で示される化合物のうちX1〜X5、Yl
〜YSがカルボキシル基でない場合には本化合物は一般
式 %式% (X t〜X5は前記と同じ、ただし、カルボキシル基
ではない、)で示される2−アリールヘキサフルオロ−
2−プロパツールと一般式(Y1〜Y5は前記と同し、
ただし、カルボキシル基ではない、)で示される芳香族
化合物をHFの存在下に脱水縮合することにより得られ
る。
また、−紋穴[1コにおいてxI−x6、Y1〜Y8の
うち少なくとも1つがカルボキシル基である化合物のば
あいには、そのカルボキシル基の位置の置換基がメチル
基である化合物を過マンガン酸カリウム−硫酸、硝酸に
より酸化するか、またはコバルト塩−マンガン塩のうち
少なくともtatiの化合物の存在下分子状酸素により
酸化することにより得ることができる。
本発明はこのようにして得られるカルボキシル基含有の
化合物のうち隣り合う位置にカルボキシル基を有する化
合物を脱水閉環して得られる一般式 (X:〜Xシ、Y:〜Y;はそれぞれ前記X1〜xs、
yt−sと同じ、ただし少なくとも1カ所の隣り合う2
つのカルボキシル基が脱水閉環したものである。)で示
される非対称2,2−ビスアリールヘキサフルオロプロ
パンも提供するものであり、隣り合うカルボキシル基を
有する一般式[1]の化合物を加熱または脱水剤により
脱水閉環することにより得られる。
本発明において一般式[■1で示される2−アリールへ
キサフルオロ−2−プロパツールとしては具体的にはア
リール基として4−ヒドロキシフェニル、4−ヒドロキ
シ−3,5−ジメチルフェニル、4−ヒドロキシ−3,
5−ジクロル、3.4−ジメチルフェニル、4−メチル
フェニル、4−フルオロフェニル、3.4−ジフルオロ
フェニル等を例示することができ、これらと反応させる
芳香族化合物[1]としてはフェノール、クレゾール、
ハロゲノフェノール、キシレン、トルエン、ベンゼン、
フルオロベンゼン、クロルベンゼン、ペンゾトリフルオ
リド、アセトアニリド、ベンゾイルアニリド等を例示す
ることができる。
縮合反応の条件として、2−了り−ルへキサフルオロ−
2−プロパツール[1のベンゼン環上に水酸基が置換さ
れる場合、HFの使用量としては5〜20倍モル、芳香
族化合物[[11]の鼠は1−1.5倍モル、反応温度
としては70〜150°Cの範囲が好ましい、ベンゼン
環上にアルキル基が置換されている場合、HFの使用量
としては10〜100倍モル、芳香族[+111の量は
1〜2倍モル、反応温度としては50〜150°Cが好
ましい。
また、ベンゼン環上にフッ素原子が置換されている場合
には、HFの使用量としては30〜100倍モル、芳香
族化合物の量としては1〜10倍モル、反応温度として
は100〜200°Cの範囲が好ましい。
本発明の化合物のうちトリカルボン酸について以下、具
体的に説明する。
本明者らは、(2−ヒドロキシヘキサフルオロ2−プロ
ピル)芳香族化合物と他の芳香族化合物をHFの存在下
に縮合させるとき、ある種の組合せにおいては、非対称
2.2−ビスアリールヘキサフルオロプロパンが容易に
合成できることを見い出したものである。
°具体的には、その合成中間体ともなる2=(4メチル
フエニル)−2−(3,4−ジメチルフェニル〉へキサ
フルオロプロパン■ および2−(4−カルボキシフェニル)−2−(3,4
−ジカルボキシフェニル)へキサフルオロプロパン■ さらにこれを脱水閉環した2−(4−カルボキシフェニ
ル)−2−(3,4−ジカルボキシフェニル)へキサフ
ルオロプロパン無水物■ である。
化合物■の製造は4−(2−ヒドロキシヘキサフルオロ
−2−プロピル)−1,2−キシレンとトルエンをHF
の存在下に反応させるかあるいは4−(2ヒドロキシへ
キサフルオロ−2−プロピル)トルエンとキシレンをH
Fの存在下に反応させることにより得られるが、4−(
2−ヒドロキシヘキサフルオロ−2−プロピル)−1,
2−キシレンとトルエンあるいは4−(2−ヒドロキシ
へキサフルオロ−2−プロビル)トルエンとキシレンの
仕込みモル比は、原料の安価なトルエンまたはキシレン
を0.5〜20モル%程度過剰に設定するのが好ましく
、20モル%より高い場合は未反応のトルエンが多く残
存するため好ましくなく、一方0.5モル%より低い場
合は、高価な4−(2−ヒドロキシヘキサフルオロ−2
−プロピル)トルエンが未反応で残存するため好ましく
ない。
HFの使用量は4−(2−ヒドロキシヘキサフルオロ−
2−プロピル)−1,2−キシレンまたは4−(2−ヒ
ドロキシへキサフルオロ−2−プロピル)トルエンに対
して10〜100倍モル量、好ましくは30〜70倍モ
ル量であり、一方反応温度は50〜200°C1好まし
くは80〜120°Cの範囲である。HFの使用量が1
0倍モル量よりも少ない場合は反応が迅速に進行せず、
一方100倍モル量よりも多い場合は反応の促進効果は
殆ど変わらず、多量のHFを使用するため経済的に不利
である。また反応温度が50°Cより低い場合はやはり
反応が迅速に進行せず、一方温度が200°Cより高い
場合は反応時の圧力が高くなるため装置等が高価になり
、さらに生成物が分解しやすくなるため好ましくない。
得られる化合物■は、常温で液体であるため、反応終了
後二層分離により分離した後、蒸留することにより、容
易に精製品を得ることができる。
化合物■は、過マンガン酸カリウム−硫酸、硝酸により
酸化するか、コバルト塩−マンガン塩のうち、少なくと
も1種類の化合物の存在下分子状酸素により酸化するこ
とにより、速やかに化合物■のトリカルボン酸に誘導す
ることができる。
過マンガン酸カリウム−硫酸または硝酸を用いた場合は
直接酸化が行われるため、酸素ガスは必要なく、例えば
硝酸の場合は濃度10〜10〇−七%のものを化合物■
に対して20倍モル以上添加すればよい、過マンガン酸
カリウム−硫酸を使用した場合の生成した酸化マンガン
の後処理のことを考えると硝酸の方が好ましい。
コバルト塩、マンガン塩を使用する場合、無機の塩でも
有機の塩でもよいが、なかでも酢酸塩または臭化物が好
ましい。この際、反応を迅速に進行させるためには、1
00〜130°Cが適当である。また反応時、助触媒と
してNaBr、 NH4Br等を同時に添加するのが好
ましい。
このようにして得られた化合物を、更に脱水閉環させる
ことにより、化合物■になるわけであるが、この場合加
熱または脱水剤を使用することにより、上記反応が進行
する。
加熱により脱水閉環を行う場合は、130 ’C以上、
好ましくは150℃以上であり、発生した水を取り除く
ためにはキシレン等を共存させて共沸により糸外に排出
することが好ましい。一方、脱水剤を使用する場合は、
酸無水物特に無水酢酸、有機カルボン酸クロライド等を
用いるのが好ましく、これらを用いることにより、単な
る加熱よりも低温で脱水閉環することができる。
得られた化合物は、カルボキシル基と無水カルボキシル
基を有する化合物であり、例えばシア稟ンと反応させる
ことにより、ポリアミドイミドとなり、耐熱性の樹脂と
して使用することができる。
[実施例] 以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発
明はかかる実施例に限定されるものではない。
実施例1 11のオートクレーブにトルエン48.3g(0,53
mol)と4−(2−ヒドロキシヘキサフルオロ−2−
プロピ7し)−1,2−キ’、t し7136g(0,
5mol)およびHF500g (251dol)を仕
込み、100″cで4時間反応させた。
冷却後、内容物を水に投入し、分離した油状物を塩化メ
チレンで抽出洗浄後、乾燥した0次に溶媒を減圧下に留
去し、粗2−〈4−メチルフェニル)−2−(3,4−
ジメチルフェニル)へキサフルオロプロパン■を170
.9g’ (GC純度: 98.5Z、収率98.8χ
)得た。上記粗精製品は、さらに蒸留することにより、
沸点108〜110 ’C/1mmHg(7)留分ヲ1
54.3g得た。
’Hnmr(CDC13)δ:2.18PpH(S、6
H,CH3X2)2.29ppm  (S、3H,C)
1.3 >  6.9−7.4ppm(7H,Ar)”
Fnmr  (CDCl2  、CFCl3  )  
δ:65.7ppm  (S、CF3×2) 実施例2 キシレンおよび4−(2−ヒドロキシヘキサフルオロ−
2−プロピル)トルエンを用いた他は実施例1と同様に
反応を行い、実施例1と同様に2−(4−メチルフェニ
ル) −2−(3,4−ジメチルフェニル)へキサフル
オロプロパン■を収率98.5Zで得た。
実施例3 100mj!の硝子製加圧反応容器に実施例1で得られ
た化合物■3.2g、30Z希硝酸50m lを加え、
180℃で3時間反応させた。
生成した結晶を濾別水洗後、乾燥し、2−(4カルボキ
シフエニル) −2−(3,4−ジカルボキシフェニル
)へキサフルオロプロパン■4.11g (純度: 9
3.OL収率94.7! >を得た。
この化合物の’Hnmr(DMSO−da )を第2図
に、IRを第3図に示す。
融点: 146.0〜14g、0°C ” Fnsr (DMSO−d@ 、 CFCl3 )
   δ: 62.8ppm(S。
CF3  X2)    IR(−COOH,1720
cm(>実施例4 冷却塔を備えたlOm 1の硝子製ナスフラスコに実施
例3で得た化合物■0.50g (1,1瓢o1)、無
水酢酸2gを加え、還流下で2時間反応させた。
無水酢酸を加熱、減圧除去し、淡黄色の固体0゜45g
■(GC純度: 99.0! 、収率: 96.I! 
>を得た。この化合物の’Hnmr(DMSO−d6 
)を第1図に、IRを第4図に示す。
融点: 136.0〜137.0″C ”Fnmr  (DMSO−da  、  CFCl3
  )  6   :62.7Pl)Ill(S、CF
IX 2)  IR[−COOH1720ca→、(−
CO)20 1800C麿→、 1870cm→] 実施例5 100mAのオートクレーブに4−(2−ヒドロキシヘ
キサフルオロ−2−プロピル)フルオロベンゼン13.
1g (0,05go+) 、7 エ/ −ル4.7 
g (0,05mol)およびHF 50g (2,5
mol)を仕込み、180°Cで3時間反応させ、実施
例1と同様に後処理し、溶媒を減圧下に留去し、メタノ
ール中で活性炭処理して白色の針状結晶として2−(4
−フルオロフェニル)−2−(4−ヒドロキシフェニル
)へキサフルオロプロパン11.7g (収率69.2
%)を得た。融点113.5−1145°C、” F 
n+ar(CDC13)δ−−64,4PPO1(8,
6F> 、 −112,4ppm(brs、 IF)実
施例6 フェノールをベンゼン15.6g (0,2mol)に
代えるほかは実施例5と同様にして180°Cで1時間
反応させ、同様に処理したのち痕留して沸点11〜11
5°C/ 12mmHgの留分として2−(7エニ)L
t)−2(4−フルオロフェニル)へキサフルオロプロ
パン6.84g (収率41.2%)を得た。1りF 
nmr(CDCICFC13)δ= −64,5Pf4
(S、6F) 、 −112,1ppm(brs、 I
H) 、’Hnmr(CDC13,TMS)δ−6,9
7ppm (d 、 d 。
J=16.511z、2H)、 7.22ppm(s、
5)1)、7.50ppm(d、d、J16.5)1z
、J=5.4Hz、2tl>[発明の効果J 本発明の化合物は、耐熱性を有するポリアミドイミド、
ポリイミド、ポリエーテル等の原料として有用な非対象
な新規化合物であり、本発明の製造法は、上記化合物を
比較的容易な方法で収率よく得ることができる工業的に
有利な方法である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例4で得られた化合物■の■rvrであ
り、第4図は、化合物■のIRである。 一方、第2図は、実施例3で得られた化合物■の’Hn
mrであり、第3図は、化合物■のrRである。 「ρれ F−’P771 第3図 (IR) 始4図 (IR) 波数 ’、cU’)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] (X_1、X_2、X_4、X_5は水素、低級アルキ
    ル基、ハロゲン、カルボキシル基、水酸基を表わし、X
    _3は低級アルキル基、フッ素、カルボキシル基、水酸
    基を表わす、Y_1〜Y_5は水素、低級アルキル基、
    ハロゲン、低級ハロアルキル基、カルボキシル基、水酸
    基、アミド基を表わし、Y_1〜Y_5の少なくとも1
    つはX_1〜X_5と同一ではなく、Y_1〜Y_5の
    少なくとも1つが水酸基の場合、X_1〜X_5は水酸
    基ではない。)で示される非対称2,2−ビスアリール
    ヘキサフルオロプロパン。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼[II] (X_1〜X_5は前記と同じ。ただし、カルボキシル
    基ではない。)で示される2−アリールヘキサフルオロ
    −2−プロパノールと一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼[III] (Y_1〜Y_5は前記と同じ。ただし、カルボキシル
    基ではない。)で示される芳香族化合物をHFの存在下
    に脱水縮合することを特徴とする請求項(1)記載の非
    対称2,2−ビスアリールヘキサフルオロプロパン[
    I ](X_1〜X_5、Y_1〜Y_5は前記と同じ。 ただし、カルボキシル基ではない。)の製造法。
  3. (3)請求項(1)記載の非対称2,2−ビスアリール
    ヘキサフルオロプロパン[ I ](X_1〜X_5、Y
    _1〜Y_5は前記と同じ。ただし、カルボキシル基で
    はなく、少なくとも1つがメチル基である。)を過マン
    ガン酸カリウム−硫酸、硝酸により酸化するか、または
    コバルト塩−マンガン塩のうち少なくとも1種類の化合
    物の存在下分子状酸素により酸化することを特徴とする
    請求項(1)記載の非対称2,2−ビスアリールヘキサ
    フルオロプロパン[ I ](X_1〜X_5、Y_1〜
    Y_5は前記と同じ。ただし、少なくとも1つがカルボ
    キシル基である。)の製造法。
  4. (4)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼[IV] (X’_1〜X’_5、Y’_1〜Y’_5はそれぞれ
    前記X_1〜X_5、Y_1〜Y_5と同じ。ただし少
    なくとも1ヵ所の隣り合う2つのカルボキシル基が脱水
    閉環したものである。)で示される非対称2,2−ビス
    アリールヘキサフルオロプロパン。
  5. (5)請求項(1)記載の非対称2,2−ビスアリール
    ヘキサフルオロプロパン[ I ](X_1〜X_5、Y
    _1〜Y_5は前記と同じ。ただし、少なくとも隣り合
    う2つのカルボキシル基を有する。)を加熱または脱水
    剤により脱水閉環することを特徴とする請求項(4)記
    載の非対称2,2−ビスアリールヘキサフルオロプロパ
    ン[IV]の製造法。
JP30970489A 1989-07-19 1989-11-29 非対称2,2―ビスアリールヘキサフルオロプロパンおよびその製造法 Expired - Lifetime JPH062722B2 (ja)

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DE19904022997 DE4022997A1 (de) 1989-07-19 1990-07-19 Asymmetrische 2,2-bisarylhexafluorpropane und verfahren zu ihrer herstellung

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JP1-187091 1989-07-19
JP18709189 1989-07-19

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JPH03148245A true JPH03148245A (ja) 1991-06-25
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200482494Y1 (ko) * 2016-01-15 2017-02-01 주식회사 이티엔커머스 청소 도구

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200482494Y1 (ko) * 2016-01-15 2017-02-01 주식회사 이티엔커머스 청소 도구

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