JPH0314051Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0314051Y2 JPH0314051Y2 JP14301484U JP14301484U JPH0314051Y2 JP H0314051 Y2 JPH0314051 Y2 JP H0314051Y2 JP 14301484 U JP14301484 U JP 14301484U JP 14301484 U JP14301484 U JP 14301484U JP H0314051 Y2 JPH0314051 Y2 JP H0314051Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pedestal
- board
- heat sink
- electronic component
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、トランジスタ等の帯熱する電子部品
を放熱板にあてがい配置して基板に半田付け固定
するところの電子部品の取付構造に関するもので
ある。
を放熱板にあてがい配置して基板に半田付け固定
するところの電子部品の取付構造に関するもので
ある。
従来の技術
従来、トランジスタ等の帯熱する電子部品1を
基板に取付ける場合(第4図参照)、熱伝導性が
良好で熱放散効率のよい銅、真鍮等で形成した放
熱板2にビス等で固定することによりあてがい配
置することが一般に行われまた、放熱板2は電子
部品1と同様に基板の板面上にビス止めや半田付
け等で固定されているのが通常である。
基板に取付ける場合(第4図参照)、熱伝導性が
良好で熱放散効率のよい銅、真鍮等で形成した放
熱板2にビス等で固定することによりあてがい配
置することが一般に行われまた、放熱板2は電子
部品1と同様に基板の板面上にビス止めや半田付
け等で固定されているのが通常である。
考案が解決しようとする問題点
然し、この電子部品の取付構造では放熱板が基
板上の面積を比較的大きく占有するものであるた
め、例えば導電パターン等を形成する際に妨げと
なつて導電パターンを迂回させねばならないこと
がある。また、電子部品を放熱板にあてがい配置
する際にビス止め等の極めて手間の掛る作業が必
要であり、しかも放熱板2としてアルミ板等の半
田付け不可能な金属板材で形成したものを用いる
ときには脚部4,4を半田付け可能な異種金属で
形成して基板に半田付け固定し或いは基板の裏面
から螺入するビス等でねじ止め固定する如き面倒
な手間も必要とされている。
板上の面積を比較的大きく占有するものであるた
め、例えば導電パターン等を形成する際に妨げと
なつて導電パターンを迂回させねばならないこと
がある。また、電子部品を放熱板にあてがい配置
する際にビス止め等の極めて手間の掛る作業が必
要であり、しかも放熱板2としてアルミ板等の半
田付け不可能な金属板材で形成したものを用いる
ときには脚部4,4を半田付け可能な異種金属で
形成して基板に半田付け固定し或いは基板の裏面
から螺入するビス等でねじ止め固定する如き面倒
な手間も必要とされている。
問題点を解決するための手段
本考案に係る電子部品の取付構造においては、
耐熱変形性の良好な電気絶縁性樹脂で形成した台
座を介して電子部品並びに放熱板を基板に取付け
るものであり、その台座に放熱板を植立固定し、
この放熱板と台座の立上り部との間にトランジス
タ等の帯熱する電子部品を挾込んで放熱板に電子
部品をあてがい配置し、更に台座を基板の板面上
に載置すると共に台座より下方に突出する電子部
品のリード線を基板に挿入して半田付け固定する
ように構成されている。
耐熱変形性の良好な電気絶縁性樹脂で形成した台
座を介して電子部品並びに放熱板を基板に取付け
るものであり、その台座に放熱板を植立固定し、
この放熱板と台座の立上り部との間にトランジス
タ等の帯熱する電子部品を挾込んで放熱板に電子
部品をあてがい配置し、更に台座を基板の板面上
に載置すると共に台座より下方に突出する電子部
品のリード線を基板に挿入して半田付け固定する
ように構成されている。
作 用
この電子部品の取付構造では、放熱板を占有面
積の小さな台座で基板の板面から浮かせて取付
け、また放熱板を台座で支持することにより台座
を介して基板に取付けるため放熱板としてアルミ
板等の半田付け不可能なものを用いても簡単に装
着できしかも電子部品を放熱板と台座の立上り部
との間で挾持するだけであるから容易に確実なあ
てがい配置を行い得るようになる。
積の小さな台座で基板の板面から浮かせて取付
け、また放熱板を台座で支持することにより台座
を介して基板に取付けるため放熱板としてアルミ
板等の半田付け不可能なものを用いても簡単に装
着できしかも電子部品を放熱板と台座の立上り部
との間で挾持するだけであるから容易に確実なあ
てがい配置を行い得るようになる。
実施例
以下、第1〜3図を参照して説明すれば次の通
りである。
りである。
この実施例では、トランジスタ等の帯熱する電
子部品10のアルミ板等の放熱板11にあてがい
配置して基板12に取付けることが行われてい
る。その取付けにあたり、電子部品10並びに放
熱板11は台座13を介して基板12に装着する
ようにされている。
子部品10のアルミ板等の放熱板11にあてがい
配置して基板12に取付けることが行われてい
る。その取付けにあたり、電子部品10並びに放
熱板11は台座13を介して基板12に装着する
ようにされている。
この台座13はポリアセタール樹脂、ポリアミ
ド樹脂の如き熱変形に強い絶縁樹脂で形成したも
のであり、その背面側には放熱板11の下端辺を
嵌挿する切欠部13aが形成されている。この切
欠部13aに対しては放熱板11と一体成形した
舌片状の脚部11aを差込むことにより、放熱板
11を台座13に植立固定できるようになつてお
り、放熱板11の抜け防止として台座13に設け
られた突起13dと放熱板11の脚部11aに設
けられた穴11bとを嵌合できるようになつてい
る。また、放熱板11に切起しを設け、台座に穴
を設けて嵌合するようにしてもよい。台座13の
中間辺には電子部品10のリード線10aを挿入
可能なスリツト13bが設けられ、そのスリツト
13bの前側には放熱板11との間で電子部品1
0を挾込み支持する立上り部13cが台座13の
本体と一体に成形されている。この台座13に対
し、電子部品10はリード線10aをスリツト1
3bに挿入して下方に突出し、また切欠13aに
差込み装着する放熱板11で立上り部13cとの
間に挾込み支持することにより組付けるようにで
きる。
ド樹脂の如き熱変形に強い絶縁樹脂で形成したも
のであり、その背面側には放熱板11の下端辺を
嵌挿する切欠部13aが形成されている。この切
欠部13aに対しては放熱板11と一体成形した
舌片状の脚部11aを差込むことにより、放熱板
11を台座13に植立固定できるようになつてお
り、放熱板11の抜け防止として台座13に設け
られた突起13dと放熱板11の脚部11aに設
けられた穴11bとを嵌合できるようになつてい
る。また、放熱板11に切起しを設け、台座に穴
を設けて嵌合するようにしてもよい。台座13の
中間辺には電子部品10のリード線10aを挿入
可能なスリツト13bが設けられ、そのスリツト
13bの前側には放熱板11との間で電子部品1
0を挾込み支持する立上り部13cが台座13の
本体と一体に成形されている。この台座13に対
し、電子部品10はリード線10aをスリツト1
3bに挿入して下方に突出し、また切欠13aに
差込み装着する放熱板11で立上り部13cとの
間に挾込み支持することにより組付けるようにで
きる。
このように組立てた電子部品10並びに放熱板
11は、台座13を基板12の板面上に載置した
電子部品10のリード線10aを基板12に挿入
してリード線10aの軸突端に半田溶着すれば基
板12に取付けることができる。
11は、台座13を基板12の板面上に載置した
電子部品10のリード線10aを基板12に挿入
してリード線10aの軸突端に半田溶着すれば基
板12に取付けることができる。
なお、一枚の放熱板11に対しては一つの電子
部品10をあてがい配置するのみならず、相対的
に横長な放熱板11を用いるときには複数個の電
子部品10,10……を並べてあてがい装着する
こともできる。この場合でも、台座13,13…
…を介して放熱板11を取付けるため、基板12
の占有面積は台座13,13……の下端面範囲に
相当する極めて小さい面積で足りる。また、台座
13は電子部品10の形状に対応して各種形態に
変更可能であり、しかも電子部品10や放熱板1
1と一体にモールド成形するようにしてもよい。
部品10をあてがい配置するのみならず、相対的
に横長な放熱板11を用いるときには複数個の電
子部品10,10……を並べてあてがい装着する
こともできる。この場合でも、台座13,13…
…を介して放熱板11を取付けるため、基板12
の占有面積は台座13,13……の下端面範囲に
相当する極めて小さい面積で足りる。また、台座
13は電子部品10の形状に対応して各種形態に
変更可能であり、しかも電子部品10や放熱板1
1と一体にモールド成形するようにしてもよい。
考案の効果
以上の如く、本考案に係る電子部品の取付構造
に依れば、基板の板面上で台座を介して放熱板を
取付けるため基板の占有面積を節減でき、また放
熱板を基板に直接取付けないでよいところから実
装作業を極めて簡単にし、更に電子部品の台座の
立上り部と放熱板との間で挾持するだけて放熱板
に密にあてがい固定できるようになる。
に依れば、基板の板面上で台座を介して放熱板を
取付けるため基板の占有面積を節減でき、また放
熱板を基板に直接取付けないでよいところから実
装作業を極めて簡単にし、更に電子部品の台座の
立上り部と放熱板との間で挾持するだけて放熱板
に密にあてがい固定できるようになる。
第1図は本考案に係る電子部品の取付構造を示
す側面図、第2図aは同取付構造で用いる台座の
斜視図、第2図bは同取付構造で用いる放熱板の
一例を示す一部抽出斜視図、第3図は別の実施例
に係る電子部品の取付構造を示す斜視図、第4図
は従来例の一例に係る電子部品の取付構造を示す
説明図である。 10:電子部品、10a:リード線、11:放
熱板、12:基板、13:台座、13c:立上り
部。
す側面図、第2図aは同取付構造で用いる台座の
斜視図、第2図bは同取付構造で用いる放熱板の
一例を示す一部抽出斜視図、第3図は別の実施例
に係る電子部品の取付構造を示す斜視図、第4図
は従来例の一例に係る電子部品の取付構造を示す
説明図である。 10:電子部品、10a:リード線、11:放
熱板、12:基板、13:台座、13c:立上り
部。
Claims (1)
- 耐熱変形性の良好な電気絶縁した樹脂で形成し
た台座に放熱板を植立固定し、その放熱板と台座
の立上り部との間にトランジスタ等の帯熱する電
子部品を挾込み支持し、この台座を基板の板面上
に載置すると共に、台座より下方に突出する電子
部品のリード線を基板に挿入して半田付け固定し
たことを特徴とする基板に対する電子部品の取付
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14301484U JPH0314051Y2 (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14301484U JPH0314051Y2 (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6157562U JPS6157562U (ja) | 1986-04-17 |
JPH0314051Y2 true JPH0314051Y2 (ja) | 1991-03-28 |
Family
ID=30701327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14301484U Expired JPH0314051Y2 (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0314051Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4625774B2 (ja) * | 2006-02-17 | 2011-02-02 | コーセル株式会社 | 電子部品の短絡防止スペーサ |
JP4995866B2 (ja) * | 2009-05-20 | 2012-08-08 | コーセル株式会社 | 電子部品の取付構造とその取付方法 |
JP5067437B2 (ja) * | 2010-03-19 | 2012-11-07 | 株式会社安川電機 | 電子部品の実装構造、該実装構造を用いた電力変換装置、および電子部品の実装方法 |
-
1984
- 1984-09-21 JP JP14301484U patent/JPH0314051Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6157562U (ja) | 1986-04-17 |
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