JPH03134354A - 電動式調節装置 - Google Patents
電動式調節装置Info
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- JPH03134354A JPH03134354A JP25203990A JP25203990A JPH03134354A JP H03134354 A JPH03134354 A JP H03134354A JP 25203990 A JP25203990 A JP 25203990A JP 25203990 A JP25203990 A JP 25203990A JP H03134354 A JPH03134354 A JP H03134354A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D7/00—Steering linkage; Stub axles or their mountings
- B62D7/06—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins
- B62D7/14—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering
- B62D7/15—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels
- B62D7/1581—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels characterised by comprising an electrical interconnecting system between the steering control means of the different axles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D7/00—Steering linkage; Stub axles or their mountings
- B62D7/06—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins
- B62D7/14—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering
- B62D7/148—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering provided with safety devices
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- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、特に、自動車のりャホイール調節用の電動式
調節位置に関するものである。
調節位置に関するものである。
[従来の技術]
自動車、特に乗用車のりャホイールのかじ取り用のこの
種の調節装置を介して、リヤホイールは、フロントホイ
ールのかじ取り角に依存して制御される。これにより、
低速域では、車両の最小旋回半径が縮少され、高速域で
は、方向安定性が、特に車線変更時に明らかに高められ
る。公知のりャホイールかじ取り用調節装置は、機械式
又は電気・液圧式である。
種の調節装置を介して、リヤホイールは、フロントホイ
ールのかじ取り角に依存して制御される。これにより、
低速域では、車両の最小旋回半径が縮少され、高速域で
は、方向安定性が、特に車線変更時に明らかに高められ
る。公知のりャホイールかじ取り用調節装置は、機械式
又は電気・液圧式である。
[課題を解決するための手段]
特許請求の範囲第1項記載の特徴を有する本発明による
電動式調節装置は、次の利点を有している。すなわち、
駆動ロッドの連接棒リンク点とクランク旋回点相互の配
置が偏心的で、中心を外れているため、かつまた減速ギ
ヤの慣性モーメントが極めて小さい値であるため、リヤ
ホイール調節に必要な動力性や調節力を単一の電動モー
タで調節可能な点である。このため、動力の要求値を予
め設定しておけば、搭載給電源を利用することができる
。この根拠は、特に次の点にある。すなわち、駆動ロッ
ドに作用する連接棒垂直力、それも駆動ロッドのしゅう
動方向と直角の方向に作用する垂直力を低減させ、調節
行程自体の直線状の区域を小さいクランク半径にて達成
できるよう設計し、構成されていることにする。連接棒
の垂直力が比較的小さいので、駆動ロッドの滑り支承部
内の摩擦力が低減される。また、クランク半径が比較的
小さいため、クランク伝動部での減速比が大きくなり、
その前方に位置するギヤ段のパックラッシが無視しつる
ほどの小さい値となり、必要とされるモータのモーメン
トも、より小さい値となる。駆動ロッドの軸方向遊びに
対する、ギヤに由来する遊びの影響は、大幅に低減され
、このことが、自動車の走行挙動には大きな利点となる
。
電動式調節装置は、次の利点を有している。すなわち、
駆動ロッドの連接棒リンク点とクランク旋回点相互の配
置が偏心的で、中心を外れているため、かつまた減速ギ
ヤの慣性モーメントが極めて小さい値であるため、リヤ
ホイール調節に必要な動力性や調節力を単一の電動モー
タで調節可能な点である。このため、動力の要求値を予
め設定しておけば、搭載給電源を利用することができる
。この根拠は、特に次の点にある。すなわち、駆動ロッ
ドに作用する連接棒垂直力、それも駆動ロッドのしゅう
動方向と直角の方向に作用する垂直力を低減させ、調節
行程自体の直線状の区域を小さいクランク半径にて達成
できるよう設計し、構成されていることにする。連接棒
の垂直力が比較的小さいので、駆動ロッドの滑り支承部
内の摩擦力が低減される。また、クランク半径が比較的
小さいため、クランク伝動部での減速比が大きくなり、
その前方に位置するギヤ段のパックラッシが無視しつる
ほどの小さい値となり、必要とされるモータのモーメン
トも、より小さい値となる。駆動ロッドの軸方向遊びに
対する、ギヤに由来する遊びの影響は、大幅に低減され
、このことが、自動車の走行挙動には大きな利点となる
。
駆動ロッドを電動操作式にすることにより、更に、上位
のエレクトロニクスを介して、他の値、たとえば車両走
行速度、横風、エンジン制御等々により、リヤホイール
の調整に影響を与えることができる。これにより、車両
の走行挙動が著しく改善される。
のエレクトロニクスを介して、他の値、たとえば車両走
行速度、横風、エンジン制御等々により、リヤホイール
の調整に影響を与えることができる。これにより、車両
の走行挙動が著しく改善される。
特許請求の範囲第2項以下に記載の諸措置により、第1
項記載の電動式調節装置の、有利な別の構成や改善策が
可能である。
項記載の電動式調節装置の、有利な別の構成や改善策が
可能である。
車両の搭載給電源に対する負荷を更に低減するため、本
発明の有利な実施形式によれば、効率を考慮して、セル
フロック作用をもたないギヤが用いられ、駆動ロッド用
の付加的錠止装置が備えられている。この錠止機構によ
り、調節装置に故障が生じた場合、駆動ロッドのしゅう
動が、外部の、たとえばリヤホイールを介して導入され
る力の作用によって阻止される。
発明の有利な実施形式によれば、効率を考慮して、セル
フロック作用をもたないギヤが用いられ、駆動ロッド用
の付加的錠止装置が備えられている。この錠止機構によ
り、調節装置に故障が生じた場合、駆動ロッドのしゅう
動が、外部の、たとえばリヤホイールを介して導入され
る力の作用によって阻止される。
錠止機構の複数実施例は、請求の範囲の他の項に記載さ
れているが、どの実施形式も、錠止機構が、直接に駆動
ロッドに作用し、電動モータと駆動ロッドとの間に生じ
ることのある付加的な故障の可能性が防止される長所を
有している。故障の場合は、錠止機構の応動が行なわれ
たことを表示により、ドライバーに報知するのがよい。
れているが、どの実施形式も、錠止機構が、直接に駆動
ロッドに作用し、電動モータと駆動ロッドとの間に生じ
ることのある付加的な故障の可能性が防止される長所を
有している。故障の場合は、錠止機構の応動が行なわれ
たことを表示により、ドライバーに報知するのがよい。
車両は、最寄りの整備工場まで危険なく運転を続けるこ
とができる。車両の走行挙動は、もっばら、錠止機構に
より不活動化された、リヤホイールのかじ取りにもとづ
いて行なわれる。ちつばらフロントホイールによりかじ
取りされる車両の場合と同じ走行挙動となる。
とができる。車両の走行挙動は、もっばら、錠止機構に
より不活動化された、リヤホイールのかじ取りにもとづ
いて行なわれる。ちつばらフロントホイールによりかじ
取りされる車両の場合と同じ走行挙動となる。
[実施例]
次に、本発明を図示の複数実施例につき説明する:
第1図には縦断面で、第2図には部分平面図で示したの
は、たとえば乗用車のリヤホイールを調節する電動式調
節位置である。この装置は、ケーシング10内を軸方向
にしゅう動可能に支承された駆動ロッド11、すなわち
スライダ・クランク駆動部12の従動部と、この駆動部
12を作動させる電動モータ13とを有している。
は、たとえば乗用車のリヤホイールを調節する電動式調
節位置である。この装置は、ケーシング10内を軸方向
にしゅう動可能に支承された駆動ロッド11、すなわち
スライダ・クランク駆動部12の従動部と、この駆動部
12を作動させる電動モータ13とを有している。
皿ばね14,15により両しゅう動方向に制限されてい
る駆動ロッド11のしゅう動運動は、駆動ロッド11の
端部に配置されたリンクヘッド16.17を介してタイ
ロッド18.19へ伝えられる。タイロッド18.19
は、また、リヤホイール(図示せず)に作用し、リヤホ
イールに相応のかじ取り角を生ぜしめる。
る駆動ロッド11のしゅう動運動は、駆動ロッド11の
端部に配置されたリンクヘッド16.17を介してタイ
ロッド18.19へ伝えられる。タイロッド18.19
は、また、リヤホイール(図示せず)に作用し、リヤホ
イールに相応のかじ取り角を生ぜしめる。
スライダ・クランク駆動部12は、更に、連接棒20と
、旋回中心21を中心として旋回可能で扇形の、外歯2
3を有するクランク・ディスク22とを有している。連
接棒20は、端側のリンク点24では運動ロッド11に
、また、リンク点25ではクランク・ディスク22に、
それぞれリンク結合している。そのさい、リンク点24
は、駆動ロッド11の縦軸線26上にあり、他方、旋回
中心21は、縦軸線26から直角方向に間隔をおいて配
置されている。リンク点24の区域では、運動ロッド1
1は、ばね負荷されたスライドリング27.28により
側部が案内されるので、駆動ロッド11のしゅう動方向
に直角に作用する連接棒の垂直力による、駆動ロッド1
1の横ぶれが防止される。減速ギヤ30の従動ギヤ29
は外歯23と噛合っている。減速ギヤ30は、ここでは
平歯車として構成され、その付属ギヤが回転不能に電動
モータ13の従動軸に取付けられている。減速ギヤ30
は、2段構成とされている。可逆モータ13の回転によ
り、クランク・ディスク22は、第2図に実線で示した
中央位置から、破線で示した左右の終位置へ旋回する。
、旋回中心21を中心として旋回可能で扇形の、外歯2
3を有するクランク・ディスク22とを有している。連
接棒20は、端側のリンク点24では運動ロッド11に
、また、リンク点25ではクランク・ディスク22に、
それぞれリンク結合している。そのさい、リンク点24
は、駆動ロッド11の縦軸線26上にあり、他方、旋回
中心21は、縦軸線26から直角方向に間隔をおいて配
置されている。リンク点24の区域では、運動ロッド1
1は、ばね負荷されたスライドリング27.28により
側部が案内されるので、駆動ロッド11のしゅう動方向
に直角に作用する連接棒の垂直力による、駆動ロッド1
1の横ぶれが防止される。減速ギヤ30の従動ギヤ29
は外歯23と噛合っている。減速ギヤ30は、ここでは
平歯車として構成され、その付属ギヤが回転不能に電動
モータ13の従動軸に取付けられている。減速ギヤ30
は、2段構成とされている。可逆モータ13の回転によ
り、クランク・ディスク22は、第2図に実線で示した
中央位置から、破線で示した左右の終位置へ旋回する。
そのさい、駆動ロッド11のしゅう動運動に利用される
のは、クランク・ディスク旋回域のうち、連接棒20と
クランク・ディスク22との間のリンク点25が、縦軸
線26の、クランク旋回点21とは反対の側に位置する
旋回域のみである。電動モータ13の起動は、車両のフ
ロントホイールのかじ取り角に依存して行なわれる。上
位のエレクトロニクスにより、別の値、たとえば車速又
は横風を、この起動データに加えてもよい。
のは、クランク・ディスク旋回域のうち、連接棒20と
クランク・ディスク22との間のリンク点25が、縦軸
線26の、クランク旋回点21とは反対の側に位置する
旋回域のみである。電動モータ13の起動は、車両のフ
ロントホイールのかじ取り角に依存して行なわれる。上
位のエレクトロニクスにより、別の値、たとえば車速又
は横風を、この起動データに加えてもよい。
減速ギヤ30は、セルフロック作用を有していない。そ
の代りに、たとえば、車両搭載給電源、電動モータ、制
御エレクトロニクスのいずれかの故障により調節装置が
不調になった場合に、外部からリヤホイールに作用する
変位力により駆動ロッド11がしゅう動せしめられて、
車両のかじ取り挙動が不安定になることのないように配
慮せねばならない。錠止機構32は、そのために設けら
れており、直接に駆動ロッド11に作用し、もっばら故
障時に動作するようにされている。
の代りに、たとえば、車両搭載給電源、電動モータ、制
御エレクトロニクスのいずれかの故障により調節装置が
不調になった場合に、外部からリヤホイールに作用する
変位力により駆動ロッド11がしゅう動せしめられて、
車両のかじ取り挙動が不安定になることのないように配
慮せねばならない。錠止機構32は、そのために設けら
れており、直接に駆動ロッド11に作用し、もっばら故
障時に動作するようにされている。
分かり易くするために、第1図、第2図には錠止機構3
2は記載しなかったが、その作用点は記載しである。こ
の作用点は、駆動ロッド11に設けられた突起ストッパ
33により形成されている。錠止機構32は、駆動ロッ
ド11上に、突起ストッパ33のほかに、ケーシングl
Oに取付けたリンク結合ギヤ34を有している。このギ
ヤは、2つの旋回レバー35,36.2つのカップラ3
7,38、リンクピン39、駆動部40から成っている
。この運動部40は、リンクピン39を、第4図に破線
で示した第1の終位置へ導くために用いる。2腕の旋回
レバー35.36は、空間的に定置されたビン41.4
2に旋回可能に支承されていて、それぞれ一方の端部の
ところに、双方のカップラ3738が、それぞれリンク
結合している。カップラ37.38は、回転可能にリン
クピン39のところに保持されている。旋回レバー35
゜36は、その自由端部のところに、互いに向い合った
接触ジョー43.44を保持している。
2は記載しなかったが、その作用点は記載しである。こ
の作用点は、駆動ロッド11に設けられた突起ストッパ
33により形成されている。錠止機構32は、駆動ロッ
ド11上に、突起ストッパ33のほかに、ケーシングl
Oに取付けたリンク結合ギヤ34を有している。このギ
ヤは、2つの旋回レバー35,36.2つのカップラ3
7,38、リンクピン39、駆動部40から成っている
。この運動部40は、リンクピン39を、第4図に破線
で示した第1の終位置へ導くために用いる。2腕の旋回
レバー35.36は、空間的に定置されたビン41.4
2に旋回可能に支承されていて、それぞれ一方の端部の
ところに、双方のカップラ3738が、それぞれリンク
結合している。カップラ37.38は、回転可能にリン
クピン39のところに保持されている。旋回レバー35
゜36は、その自由端部のところに、互いに向い合った
接触ジョー43.44を保持している。
これらの接触ジョー43.44は、リンクピンの第1終
位置(破線で示す)では、駆動ロッド11が両方向へ移
動できるだけの間隔を、突起ストッパ33に対して取り
、リンクピンの第2の終位置(実線で示す)では、突起
ストッパ33に両側から摩擦接続式に当付けられる。リ
ンク結合ギヤ34は、次のように構成されている。すな
わち、リンクピン39の第2の終位置では、双方のカッ
プラ37.38が、死点位置をとり、この死点位置では
、突起ストッパ33を介して接触ジョー43.44に及
ぼされる押圧力が、旋回レバー35.36とカップラ3
7゜38とを介して、リンクピン39のところに第2の
最終位置方向に作用する変位力を生じさせる。これによ
り、錠止機構32が、外部から作用する力により開かれ
ることが自動的に阻止される。この結果、錠止機構32
を“施錠位置”に付加的にロックする必要がなくなる。
位置(破線で示す)では、駆動ロッド11が両方向へ移
動できるだけの間隔を、突起ストッパ33に対して取り
、リンクピンの第2の終位置(実線で示す)では、突起
ストッパ33に両側から摩擦接続式に当付けられる。リ
ンク結合ギヤ34は、次のように構成されている。すな
わち、リンクピン39の第2の終位置では、双方のカッ
プラ37.38が、死点位置をとり、この死点位置では
、突起ストッパ33を介して接触ジョー43.44に及
ぼされる押圧力が、旋回レバー35.36とカップラ3
7゜38とを介して、リンクピン39のところに第2の
最終位置方向に作用する変位力を生じさせる。これによ
り、錠止機構32が、外部から作用する力により開かれ
ることが自動的に阻止される。この結果、錠止機構32
を“施錠位置”に付加的にロックする必要がなくなる。
リンクピン39の駆動部40は、引張りばね45とロッ
ク・ユニット46とから成る。引張りばね45は、リン
クピン39に作用し、これを第2の終位置方向へ引張ろ
うとし、ロック・ユニット46は、リンクピン39を第
1の終位置に保持し、任意に、かつ(又は)故障時に解
離可能である(第5図)。ロック・ユニット46が解離
されると、直ちに、引張りばね45がリンクピン39を
第2の終位置へ引張る。この位置で、接触ジョー43.
44は、突起ストッパ33に摩擦接続の形式で密接し、
駆動ロッド11は、直接ケーシングlOのところに、移
動せずに固定される。ロック・ユニット46は、磁石ポ
ット48、励磁コイル49、電磁石50を有する電磁石
47を備えている。電磁石50は、リンクピン39と固
定結合されている。電磁石47が励磁されると、電磁石
50は、引張りばね45の引張力に抗して磁石ポット4
8に接触する。励磁が終ると、リンク連結ギヤ34は、
引張りばね45の力により自由に引張られる。駆動ロッ
ド11のしゅう動位置に応じて、引張りばね45は、い
ずれかの旋回レバー35又は36を、接触ジョー43又
は44を介して突起ストッパ33に当付ける。いま、外
部の力が、中央位置の方向で駆動ロッド11に作用した
とすれば、摩擦接続により密接している旋回レバー35
又は36は、引張ばね45の作用の結果、駆動ロッド1
1のしゅう動運動に従う。
ク・ユニット46とから成る。引張りばね45は、リン
クピン39に作用し、これを第2の終位置方向へ引張ろ
うとし、ロック・ユニット46は、リンクピン39を第
1の終位置に保持し、任意に、かつ(又は)故障時に解
離可能である(第5図)。ロック・ユニット46が解離
されると、直ちに、引張りばね45がリンクピン39を
第2の終位置へ引張る。この位置で、接触ジョー43.
44は、突起ストッパ33に摩擦接続の形式で密接し、
駆動ロッド11は、直接ケーシングlOのところに、移
動せずに固定される。ロック・ユニット46は、磁石ポ
ット48、励磁コイル49、電磁石50を有する電磁石
47を備えている。電磁石50は、リンクピン39と固
定結合されている。電磁石47が励磁されると、電磁石
50は、引張りばね45の引張力に抗して磁石ポット4
8に接触する。励磁が終ると、リンク連結ギヤ34は、
引張りばね45の力により自由に引張られる。駆動ロッ
ド11のしゅう動位置に応じて、引張りばね45は、い
ずれかの旋回レバー35又は36を、接触ジョー43又
は44を介して突起ストッパ33に当付ける。いま、外
部の力が、中央位置の方向で駆動ロッド11に作用した
とすれば、摩擦接続により密接している旋回レバー35
又は36は、引張ばね45の作用の結果、駆動ロッド1
1のしゅう動運動に従う。
駆動ロッド11の中央位置近くでは、カップラ37.3
8が、死点位置から出て、旋回レバー35.36のとこ
ろのストッパ51に密接する、運動ロッド11は、これ
により、そのしゅう動運動の中央位置に固定され、それ
以上の移動は阻止される。故障の場合は、したがって、
すヤホイールが、基本位置に保持され、走行方向に対す
る斜め位置くクラブ・ステアリング)が生じることはな
い。
8が、死点位置から出て、旋回レバー35.36のとこ
ろのストッパ51に密接する、運動ロッド11は、これ
により、そのしゅう動運動の中央位置に固定され、それ
以上の移動は阻止される。故障の場合は、したがって、
すヤホイールが、基本位置に保持され、走行方向に対す
る斜め位置くクラブ・ステアリング)が生じることはな
い。
車両のエンジンを切った場合に搭載電源の負荷を軽減す
るため、ロック・ユニット46は、更に、空間的に固定
された旋回軸52を中心として旋回可能の、つめ歯54
を有するつめ53と、リンク結合ギヤ34のところに、
この実施例では保磁石50のところに配置された切欠き
55とを有し、この切欠き内につめ歯54が係止される
。つめ53は、つめ歯54が切欠き55から外れる方向
に、脚付きばね56により負荷されている。付加的な小
さな電磁石57は、励磁のさいには、脚付きばね56の
力に抗してつめ53が旋回し、つめ歯54を切欠き55
に係合させることができるように配置されている。電磁
石47.57は、自動車のコントローラに接続されてい
る。その場合、電磁石57は、コントローラ(点火)が
切られるさい、短時間、通電される。通電されると、つ
め53を引付け、つめ歯54が切欠き55に係止される
。コントローラが開かれると、電磁石47は、無電流に
なる。リンク結合ギヤ34は、引張りばね45のばね力
を受けてリンクピン39の第2終位置の方向へ動き、切
欠き55がつめ歯54に係合する。この段階で、小電磁
石57には、同じように通電が断たれる。これにより、
つめ53のつめ歯54が、ばね45の引張力により切欠
き55から出されるのみでなく、つめ歯54と切欠き5
5との接触傾斜面54a、55aが重なり合う。傾斜面
54a、55aは、引張りばね45の引張り方向とは逆
の方向へ傾斜が高まるようになっている。接触傾斜面5
4a、55aは第6図に拡大して示しである。つめ歯5
4と切欠き55は、したがって、いわゆる負角αをなし
ている。コントローラが再び閉じられると、電磁石47
は、再び励磁され、保磁石50を引付け、つめ歯54は
、切欠き55から解離する。つめ53は、脚付きばね5
6の作用で旋回し、つめ歯54が切欠き55から出る。
るため、ロック・ユニット46は、更に、空間的に固定
された旋回軸52を中心として旋回可能の、つめ歯54
を有するつめ53と、リンク結合ギヤ34のところに、
この実施例では保磁石50のところに配置された切欠き
55とを有し、この切欠き内につめ歯54が係止される
。つめ53は、つめ歯54が切欠き55から外れる方向
に、脚付きばね56により負荷されている。付加的な小
さな電磁石57は、励磁のさいには、脚付きばね56の
力に抗してつめ53が旋回し、つめ歯54を切欠き55
に係合させることができるように配置されている。電磁
石47.57は、自動車のコントローラに接続されてい
る。その場合、電磁石57は、コントローラ(点火)が
切られるさい、短時間、通電される。通電されると、つ
め53を引付け、つめ歯54が切欠き55に係止される
。コントローラが開かれると、電磁石47は、無電流に
なる。リンク結合ギヤ34は、引張りばね45のばね力
を受けてリンクピン39の第2終位置の方向へ動き、切
欠き55がつめ歯54に係合する。この段階で、小電磁
石57には、同じように通電が断たれる。これにより、
つめ53のつめ歯54が、ばね45の引張力により切欠
き55から出されるのみでなく、つめ歯54と切欠き5
5との接触傾斜面54a、55aが重なり合う。傾斜面
54a、55aは、引張りばね45の引張り方向とは逆
の方向へ傾斜が高まるようになっている。接触傾斜面5
4a、55aは第6図に拡大して示しである。つめ歯5
4と切欠き55は、したがって、いわゆる負角αをなし
ている。コントローラが再び閉じられると、電磁石47
は、再び励磁され、保磁石50を引付け、つめ歯54は
、切欠き55から解離する。つめ53は、脚付きばね5
6の作用で旋回し、つめ歯54が切欠き55から出る。
これにより錠止機構32が動作せしめられる。故障時、
たとえば搭載電源の故障時に、電磁石47の励磁が停止
すると、引張りばね45は、リンク連結ギヤ34を、第
4図の実線で示した、運動ロッド11の錠止位置へ導く
。
たとえば搭載電源の故障時に、電磁石47の励磁が停止
すると、引張りばね45は、リンク連結ギヤ34を、第
4図の実線で示した、運動ロッド11の錠止位置へ導く
。
システムの故障後、錠止機構32を再び解くには、整備
工場で、リンクピン39を工具を用いて処置せねばなら
ない。リンクピン39は、そのさい、引張りばね45の
ばね力に抗して移動せしめられ、小電磁石57の短時間
の励磁により、つめ53のつめ歯54が、切欠き55に
係止され、リンク連結ギヤ34が機械式にロックされる
ようにする。
工場で、リンクピン39を工具を用いて処置せねばなら
ない。リンクピン39は、そのさい、引張りばね45の
ばね力に抗して移動せしめられ、小電磁石57の短時間
の励磁により、つめ53のつめ歯54が、切欠き55に
係止され、リンク連結ギヤ34が機械式にロックされる
ようにする。
第3図に示した、自動車リヤホイール用の調節装置は、
第1図及び第2図のそれと、次の点で異なっている。す
なわち、駆動ロッド11のしゅう動運動が、タイロッド
18.19には伝えられず、ロッド11の片側が、かじ
取りボルスタ58に作用している。このかじ取りボルス
タにより、リヤホイールのかじ取り角が制御される。駆
動ロッド11の自由端部には、ストッパフランジ59が
設けられ、皿ばね14と協働して、ロッド11の一方の
方向へのしゅう動運動を制限している。
第1図及び第2図のそれと、次の点で異なっている。す
なわち、駆動ロッド11のしゅう動運動が、タイロッド
18.19には伝えられず、ロッド11の片側が、かじ
取りボルスタ58に作用している。このかじ取りボルス
タにより、リヤホイールのかじ取り角が制御される。駆
動ロッド11の自由端部には、ストッパフランジ59が
設けられ、皿ばね14と協働して、ロッド11の一方の
方向へのしゅう動運動を制限している。
第7図から第13図には、錠止機構32の別の実施例が
示しである。第7図と第8図の場合は、駆動ロッド11
が形状接続式に、また第9図から第13図の実施例の場
合は摩擦接続式に、それぞれ錠止位置に保持される。
示しである。第7図と第8図の場合は、駆動ロッド11
が形状接続式に、また第9図から第13図の実施例の場
合は摩擦接続式に、それぞれ錠止位置に保持される。
第7図と第8図の錠止機構32の場合、駆動ロッド11
は、止め突起61が形状接続式に係合する切欠き60を
有している。切欠き60と止め突起61は、そのさい、
次のように配置されている。すなわち、ロッド11がそ
の中央位置にあるときにのみ、止め突起61が切欠きに
落ち込むようにし、こうすることにより、錠止機構32
の動作時には、第4図と第5図の場合同様に、車両のリ
ヤホイールが、走行方向に対し斜め位置を取らないよう
に、配置されている第7図の錠止機構12の場合、止め
突起61は止め部材63に設けられている。止め部材6
3は、ケーシング10に固定された旋回軸62を中心と
して旋回可能である。止め部材63は、脚付きばね64
により、止め突起61が切欠き60に係止される方向に
負荷を受けている。運転中は、止め部材63は、ロック
・ユニット46′により解離位置に保持され、この位置
では、止め突起61は切欠き60から外されている。ロ
ック・ユニット46′は、スライド片65と電磁石66
とを有している。電磁石66の励磁のさい、スライド片
65は解放され、止め部材66の止め突起61が、脚付
きばね64の作用により駆動ロッド11に押付けられる
。いま、外部の力によりロッド11が、その中央位置へ
動かされると、止め突起61が切欠き60に係止される
。止め部材63は、ばね負荷されたロック67により固
定される。
は、止め突起61が形状接続式に係合する切欠き60を
有している。切欠き60と止め突起61は、そのさい、
次のように配置されている。すなわち、ロッド11がそ
の中央位置にあるときにのみ、止め突起61が切欠きに
落ち込むようにし、こうすることにより、錠止機構32
の動作時には、第4図と第5図の場合同様に、車両のリ
ヤホイールが、走行方向に対し斜め位置を取らないよう
に、配置されている第7図の錠止機構12の場合、止め
突起61は止め部材63に設けられている。止め部材6
3は、ケーシング10に固定された旋回軸62を中心と
して旋回可能である。止め部材63は、脚付きばね64
により、止め突起61が切欠き60に係止される方向に
負荷を受けている。運転中は、止め部材63は、ロック
・ユニット46′により解離位置に保持され、この位置
では、止め突起61は切欠き60から外されている。ロ
ック・ユニット46′は、スライド片65と電磁石66
とを有している。電磁石66の励磁のさい、スライド片
65は解放され、止め部材66の止め突起61が、脚付
きばね64の作用により駆動ロッド11に押付けられる
。いま、外部の力によりロッド11が、その中央位置へ
動かされると、止め突起61が切欠き60に係止される
。止め部材63は、ばね負荷されたロック67により固
定される。
コントローラを切った場合に搭載電源の負荷軽減のため
、第4図、第5図のロック・ユニット46と同じように
、このロック・ユニット46′も、つめ歯54を有する
つめ53と小電磁石57を備えている。つめ53は、ス
ライド片65の自由端部のところで、つめ歯54を切欠
き55に係合させており、脚付きばね56により、つめ
歯54がスライド片65のしゅう動距離外に位置するよ
うに負荷されている。小電磁石57の励磁により、つめ
53は、第4図、第5図の場合同様、脚付きばね56の
ばね力に抗して旋回し、つめ歯54が、スライド片65
の切欠き55内に係合し、電磁石66が励磁した場合に
、スライド片65がしゅう動するのを阻止する。
、第4図、第5図のロック・ユニット46と同じように
、このロック・ユニット46′も、つめ歯54を有する
つめ53と小電磁石57を備えている。つめ53は、ス
ライド片65の自由端部のところで、つめ歯54を切欠
き55に係合させており、脚付きばね56により、つめ
歯54がスライド片65のしゅう動距離外に位置するよ
うに負荷されている。小電磁石57の励磁により、つめ
53は、第4図、第5図の場合同様、脚付きばね56の
ばね力に抗して旋回し、つめ歯54が、スライド片65
の切欠き55内に係合し、電磁石66が励磁した場合に
、スライド片65がしゅう動するのを阻止する。
第7図の錠止機構12を再び解く場合は、整備工場で、
適当な工具を用いて、止め部材63を、脚付きばね64
のばね力に抗して、かつまたスライド片65を押しずら
して、旋回させ、つめ歯54がスライド片65の切欠き
55に落ち込むようにする。小電磁石57には、錠止機
構32を引張り上げる間に給電される。
適当な工具を用いて、止め部材63を、脚付きばね64
のばね力に抗して、かつまたスライド片65を押しずら
して、旋回させ、つめ歯54がスライド片65の切欠き
55に落ち込むようにする。小電磁石57には、錠止機
構32を引張り上げる間に給電される。
第8図の錠止装置32の場合、止め突起6Iを保持する
止め部材63′が、駆動ロッド11のしゅう動方向に直
角に移動可能に案内されている。ロック・ユニツl−4
6’は、ソレノイド・プランジャ69と、このプランジ
ャ用の戻しばね70とを有する電磁石68から成ってい
る。このソレノイド・プランジャ69が、止め部材63
′を形成している。調節装置の作動中、ソレノイド・プ
ランジャ69は、第8図に示した解離位置に、戻しばね
70の力に抗して、電磁石68により保持されている。
止め部材63′が、駆動ロッド11のしゅう動方向に直
角に移動可能に案内されている。ロック・ユニツl−4
6’は、ソレノイド・プランジャ69と、このプランジ
ャ用の戻しばね70とを有する電磁石68から成ってい
る。このソレノイド・プランジャ69が、止め部材63
′を形成している。調節装置の作動中、ソレノイド・プ
ランジャ69は、第8図に示した解離位置に、戻しばね
70の力に抗して、電磁石68により保持されている。
駆動ロッド11は、自由にしゅう動運動が可能である。
電磁石が励磁されなくなると、止め突起61は、戻しば
ね70の作用によりロッド11に押付けられ、ロッド1
1が中央位置に来ると、切欠き60内へ係止される。錠
止機構32を解(には、相応に強力な電磁石68の場合
、電磁石68に通電する。
ね70の作用によりロッド11に押付けられ、ロッド1
1が中央位置に来ると、切欠き60内へ係止される。錠
止機構32を解(には、相応に強力な電磁石68の場合
、電磁石68に通電する。
第9図から第13図の錠止機構32の場合、作動時には
駆動ロッド11を摩擦接続式に保持する。これらの錠止
機構は、すべて、駆動ロッド11のところに空間的に固
定された対応円錐体71と、ロッドllに摩擦接続式に
当付けられる締付は円錐体74と、ロック・ユニット4
6#とを有している。対応円錐体71は、駆動ロッド1
1と協働して、締付はギャップ72を制限している。締
付は円錐体74は、ロッド11の軸線方向で締付はギャ
ップ72内へ圧縮ばね73によりそう入可能であり、ロ
ック・ユニット461は、任意に、かつ(又は)故障時
にレリーズ可能である。ロック・ユニット46′は、錠
止機構32が非動作状態のさいは、締付は円錐体74を
、圧縮ばね73の力に抗して締付はギャップ72内に保
持し、円錐体74が、対応円錐体71の締付は円錐面7
5にも、駆動ロッド11にも余り強く押付けられないよ
うにする。錠止機構32を動作させる場合は、ロック・
ユニット46′がレリーズされ、締付は円錐体74は、
圧縮ばね73により締付はギャップ72内へ押込まれ、
円錐面75とロッド11との間で、くさび締めし、ロッ
ド11を摩擦接続式に保持する。これにより、故障時に
は、駆動ロッド11が、リヤホイールの瞬間かじ取り位
置に錠止される。駆動ロッドは、その位置に直ちに固定
され、第4図から第8図の場合とは異なり、中央位置に
来なくとも不動にされる。
駆動ロッド11を摩擦接続式に保持する。これらの錠止
機構は、すべて、駆動ロッド11のところに空間的に固
定された対応円錐体71と、ロッドllに摩擦接続式に
当付けられる締付は円錐体74と、ロック・ユニット4
6#とを有している。対応円錐体71は、駆動ロッド1
1と協働して、締付はギャップ72を制限している。締
付は円錐体74は、ロッド11の軸線方向で締付はギャ
ップ72内へ圧縮ばね73によりそう入可能であり、ロ
ック・ユニット461は、任意に、かつ(又は)故障時
にレリーズ可能である。ロック・ユニット46′は、錠
止機構32が非動作状態のさいは、締付は円錐体74を
、圧縮ばね73の力に抗して締付はギャップ72内に保
持し、円錐体74が、対応円錐体71の締付は円錐面7
5にも、駆動ロッド11にも余り強く押付けられないよ
うにする。錠止機構32を動作させる場合は、ロック・
ユニット46′がレリーズされ、締付は円錐体74は、
圧縮ばね73により締付はギャップ72内へ押込まれ、
円錐面75とロッド11との間で、くさび締めし、ロッ
ド11を摩擦接続式に保持する。これにより、故障時に
は、駆動ロッド11が、リヤホイールの瞬間かじ取り位
置に錠止される。駆動ロッドは、その位置に直ちに固定
され、第4図から第8図の場合とは異なり、中央位置に
来なくとも不動にされる。
これによって、調節装置の故障と駆動ロッド11の錠止
との間の時間に、臨界的な走行状態が発生することがな
い。
との間の時間に、臨界的な走行状態が発生することがな
い。
第9図の錠止機構32内のロック・ユニット46′は、
落としラッチ76を有しており、このラッチ76は、駆
動ロッド11のしゅう動方向と直角方向に移動可能に配
置され、始動円錐体71と、締付は円錐体74のつば7
7との間に支えられている。落としラッチ76は、電磁
石78のソレノイド・プランジャを形成している。電磁
石78は、励磁のさい、戻しばね79の力に抗して落と
しラッチ76を押込める。その場合、落としラッチ76
は、対応円錐体71と締付は円錐体74とに支えられて
、図示の位置を占める。ロック・ユニット46′をレリ
ーズするには、電磁石78の励磁を中止し、落としラッ
チ76を、戻しばね79により締付は円錐体74のつば
77のところから引き外す。これにより、締付は円錐体
74は解放され、圧縮ばね73により締付はギャップ7
2内へ押込まれ、駆動ロッド11を摩擦接続式に(さび
締めする。錠止機構を解くには、この場合もまた、整備
工場で工具を直接に締付は円錐体74の端側に当て、円
錐体74を押戻すようにする。こうして、電磁石78を
励磁させると、落としラッチ76が再びつば77の前に
落ち、圧縮ばね73の力に抗して、締付は円錐体74を
保持する。
落としラッチ76を有しており、このラッチ76は、駆
動ロッド11のしゅう動方向と直角方向に移動可能に配
置され、始動円錐体71と、締付は円錐体74のつば7
7との間に支えられている。落としラッチ76は、電磁
石78のソレノイド・プランジャを形成している。電磁
石78は、励磁のさい、戻しばね79の力に抗して落と
しラッチ76を押込める。その場合、落としラッチ76
は、対応円錐体71と締付は円錐体74とに支えられて
、図示の位置を占める。ロック・ユニット46′をレリ
ーズするには、電磁石78の励磁を中止し、落としラッ
チ76を、戻しばね79により締付は円錐体74のつば
77のところから引き外す。これにより、締付は円錐体
74は解放され、圧縮ばね73により締付はギャップ7
2内へ押込まれ、駆動ロッド11を摩擦接続式に(さび
締めする。錠止機構を解くには、この場合もまた、整備
工場で工具を直接に締付は円錐体74の端側に当て、円
錐体74を押戻すようにする。こうして、電磁石78を
励磁させると、落としラッチ76が再びつば77の前に
落ち、圧縮ばね73の力に抗して、締付は円錐体74を
保持する。
第10図による錠止機構32の場合、ロック・ユニット
46′は、対応円錐体71から切離され、単一腕の旋回
レバー80を介して締付は円錐体74に作用する。旋回
レバー80は、ロッド11のしゅう動方向に対して直角
に延びる旋回軸81を中心として旋回可能に支承され、
締付は円錐体74の後側のつば82に接している。旋回
レバー80の自由端部は、落としラッチ76に接してい
る。落としラッチ76は、また、電磁石78により、戻
しばね79の力に抗して保持される6旋回レバー80が
、電磁石78の励磁によって落としラッチ76から離れ
ると、締付は円錐体74が、旋回レバー80を連行しな
がら締付はギャップ72内へ押込まれる。錠止機構3z
を解くには、旋回レバー80を、第10図で見て時計回
り方向に旋回させ、次いで、電磁石78の励磁により落
としラッチ76が引入れられる。この位置では、旋回レ
バー80は、記号83で示したストッパに密接している
。
46′は、対応円錐体71から切離され、単一腕の旋回
レバー80を介して締付は円錐体74に作用する。旋回
レバー80は、ロッド11のしゅう動方向に対して直角
に延びる旋回軸81を中心として旋回可能に支承され、
締付は円錐体74の後側のつば82に接している。旋回
レバー80の自由端部は、落としラッチ76に接してい
る。落としラッチ76は、また、電磁石78により、戻
しばね79の力に抗して保持される6旋回レバー80が
、電磁石78の励磁によって落としラッチ76から離れ
ると、締付は円錐体74が、旋回レバー80を連行しな
がら締付はギャップ72内へ押込まれる。錠止機構3z
を解くには、旋回レバー80を、第10図で見て時計回
り方向に旋回させ、次いで、電磁石78の励磁により落
としラッチ76が引入れられる。この位置では、旋回レ
バー80は、記号83で示したストッパに密接している
。
第11図から第13図による錠止機構32の場合、締付
は円錐体74を外し位置へ戻す自動戻しユニットが備え
られている。
は円錐体74を外し位置へ戻す自動戻しユニットが備え
られている。
第11図の戻しユニット84は、運動ロッド11上を軸
方向に移動可能に案内されるねじスピンドル85と、こ
のねじスピンドル85と噛合うギヤ86と、このギヤ8
6を作動する電動モータ(ここには図示せず)とを有し
ている。
方向に移動可能に案内されるねじスピンドル85と、こ
のねじスピンドル85と噛合うギヤ86と、このギヤ8
6を作動する電動モータ(ここには図示せず)とを有し
ている。
ねじスピンドル85は、端側か、締付は円錐体74の端
面と密接しており、ギヤ86は、ここでは、多段平歯歯
車として構成されている。台形ねじ山を有するねじスピ
ンドル85のトルクに対する突張りは、対応円錐体71
のところの記号87の個所で行なわれる。錠止機構32
を解くには、電磁石を励磁し、ねじスピンドル85が、
圧縮ばね73を圧縮しながら締付は円錐体74を締付は
ギャップ72から押出し、電磁石78の励磁とともに落
としラッチ76が、つば77の前に落ちる。次いで、電
動モータの回転方向が逆転され、ねじスピンドル85は
、出発位置へ戻される。この結果、締付は円錐体74は
自由となり、妨げられずに軸方向に移動できる。その他
の点では、第11図の錠止機構は、第9図のそれと変ら
ない。
面と密接しており、ギヤ86は、ここでは、多段平歯歯
車として構成されている。台形ねじ山を有するねじスピ
ンドル85のトルクに対する突張りは、対応円錐体71
のところの記号87の個所で行なわれる。錠止機構32
を解くには、電磁石を励磁し、ねじスピンドル85が、
圧縮ばね73を圧縮しながら締付は円錐体74を締付は
ギャップ72から押出し、電磁石78の励磁とともに落
としラッチ76が、つば77の前に落ちる。次いで、電
動モータの回転方向が逆転され、ねじスピンドル85は
、出発位置へ戻される。この結果、締付は円錐体74は
自由となり、妨げられずに軸方向に移動できる。その他
の点では、第11図の錠止機構は、第9図のそれと変ら
ない。
第12図の錠止機構32の場合、戻しユニット84′は
、既に第10図のところで説明した旋回レバー80に作
用する。旋回レバー80は、締付は円錐体74の後部の
肩82に密接しており、締付は円錐体74を、圧縮ばね
73の力に抗して移動させることができる。戻しユニッ
ト84′は、トグルレバー88を有し、このレバー88
は、一端が、記号89のところに固定的かつ、駆動ロッ
ド11のしゅう動方向に対して直角に支承され、他端が
、記号90の個所で旋回レバー80のところにリンク結
合しているトグルレバー88は、トグルリンク9Iをス
ピンドルナツト92に密接させており、スピンドルナツ
ト92は、この場合には平歯車伝動部93を介して電動
モータにより駆動されるスピンドル99にねじ付は可能
である。スピンドルナツト92のトルクに対する突張り
は、記号94の個所である。スピンドルナツト92への
トグルリンク91の摩擦接続式の接触は、圧縮ばね73
により生ぜしめられる。圧縮ばね73は、締付は円錐体
74の肩82と旋回レバー80を介してトグルレバー8
8に作用する。簡略化のため図示されていないロック・
ユニット46′は、トグルレバー88のトグルリンク9
1とスピンドルナツト92との間に配置されている。そ
のさい、落としラッチは、スピンドルナツト92とトグ
ルリンク91の間で支えられる。
、既に第10図のところで説明した旋回レバー80に作
用する。旋回レバー80は、締付は円錐体74の後部の
肩82に密接しており、締付は円錐体74を、圧縮ばね
73の力に抗して移動させることができる。戻しユニッ
ト84′は、トグルレバー88を有し、このレバー88
は、一端が、記号89のところに固定的かつ、駆動ロッ
ド11のしゅう動方向に対して直角に支承され、他端が
、記号90の個所で旋回レバー80のところにリンク結
合しているトグルレバー88は、トグルリンク9Iをス
ピンドルナツト92に密接させており、スピンドルナツ
ト92は、この場合には平歯車伝動部93を介して電動
モータにより駆動されるスピンドル99にねじ付は可能
である。スピンドルナツト92のトルクに対する突張り
は、記号94の個所である。スピンドルナツト92への
トグルリンク91の摩擦接続式の接触は、圧縮ばね73
により生ぜしめられる。圧縮ばね73は、締付は円錐体
74の肩82と旋回レバー80を介してトグルレバー8
8に作用する。簡略化のため図示されていないロック・
ユニット46′は、トグルレバー88のトグルリンク9
1とスピンドルナツト92との間に配置されている。そ
のさい、落としラッチは、スピンドルナツト92とトグ
ルリンク91の間で支えられる。
そうすることで、トグルリンク91は、スピンドルナツ
ト92から分離され、落としラッチを引出したのち、ス
ピンドルナツトの方向へ自由に運動する。これにより、
締付は円錐体74は、締付はギャップ12内へ、より深
く入り込むことが可能となる。
ト92から分離され、落としラッチを引出したのち、ス
ピンドルナツトの方向へ自由に運動する。これにより、
締付は円錐体74は、締付はギャップ12内へ、より深
く入り込むことが可能となる。
第13図の戻しユニット84′の場合、トグルレバー8
8の電動式の駆動は、電磁式の行程動作に代えられてい
る。トグルレバー88は、そのトグルリンク91を単一
腕の旋回レバー95に密接している。旋回レバーの定置
旋回軸9Gは、駆動aラド11のしゅう動方向と直角の
方向に向けられている。旋回レバー95の自由端部は、
トグルレバー88を介して、端側が電磁石98のソレノ
イド・プランジャ97に押付けられている。電磁石98
を励磁させると、旋回レバー95は、第13図に示した
位置に保持される。この位置では、旋回レバー95は、
下方へ押下げられ、それにより、旋回レバー80を介し
て締付は円錐体74が、対応円錐体71の円錐面75と
駆動ロッド11とから外れた位置に保持される。電磁石
98の励磁が切られると、ソレノイド・プランジャ97
が、図示されていない戻しばねにより、第13図で上方
へ脱出する。これにより、旋回レバー80も解放され、
締付は円錐体74が、締付はギャップ72内へ深く進入
する。同じく図示されていないロック・ユニット46′
は、トグルリンク91と旋回レバー95との間に配置さ
れており、トグルリンク91は、その場合、落としラッ
チを介して旋回レバー95に支えられている。
8の電動式の駆動は、電磁式の行程動作に代えられてい
る。トグルレバー88は、そのトグルリンク91を単一
腕の旋回レバー95に密接している。旋回レバーの定置
旋回軸9Gは、駆動aラド11のしゅう動方向と直角の
方向に向けられている。旋回レバー95の自由端部は、
トグルレバー88を介して、端側が電磁石98のソレノ
イド・プランジャ97に押付けられている。電磁石98
を励磁させると、旋回レバー95は、第13図に示した
位置に保持される。この位置では、旋回レバー95は、
下方へ押下げられ、それにより、旋回レバー80を介し
て締付は円錐体74が、対応円錐体71の円錐面75と
駆動ロッド11とから外れた位置に保持される。電磁石
98の励磁が切られると、ソレノイド・プランジャ97
が、図示されていない戻しばねにより、第13図で上方
へ脱出する。これにより、旋回レバー80も解放され、
締付は円錐体74が、締付はギャップ72内へ深く進入
する。同じく図示されていないロック・ユニット46′
は、トグルリンク91と旋回レバー95との間に配置さ
れており、トグルリンク91は、その場合、落としラッ
チを介して旋回レバー95に支えられている。
第1図は自動車のリヤホイールの電動式調節装置の縦断
面図、第2図は第1図の調節装置の平面図で、電動モー
タを除去し、ケーシングは一部のみを示した図、第3図
は調節装置の別の実施例の縦断面図、第4図は第1図と
第2図の調節装置内の錠止機構を示した平面図、第5図
は第4図のV−v線断面図、第6図は第5図の記号■の
部分の拡大図、第7図、第8図、第9図、第10図、第
11図、第12図、第13図は、それぞれ第1図と第2
図の調節装置の錠止機構の別の実施例を略伝した側面図
である。 10・・・ケーシング、11・・・駆動ロッド、13・
・・電動モータ、16.17・・・リンクヘッド、18
.19・・・タイロッド、20・・・連接棒、21・・
・回転中心、22・・・クランク・ディスク、24・・
・リンク点、26・・・縦軸線、27.28・・・スラ
イドリング、29・・・従動歯車、30・・・減速ギヤ
、32・・・錠止機構、33・・・突起ストッパ、34
・・・リンク結合ギヤ、35.36・・・旋回レバー
37.38・・・カップラ、39・・・リンクピン、4
142・・・ビン、43.44・・・接触ジョー、46
・・・ロック・ユニット、47・・・電磁石、48・・
・磁石ポット、49・・・励磁コイル、5o・・・電磁
石、53・・・つめ、54・・・つめ歯、55・・・切
欠き、56・・・脚付きばね、57・・・電磁石、54
a、55a・・・傾斜面、60・・・切欠き、61・・
・止め突起、62・・・旋回軸線、63・・・止め部材
、65・・・スライド片、68・・・電磁石、69・・
・ソレノイド・プランジャ、70・・・戻しばね、71
・・・対応円錐体、72・・・締付はギャップ、73・
・・圧縮ばね、74・・・締付は円錐体、75・・・円
錐面、76・・・落としラッチ、77・・・つば、78
・・・電磁石、79・・・戻しばね、80・・・掛け外
しレバーないし旋回レバー、82・・・つば、83・・
・ストッパ、84・・・戻しばね、85・・・ねじスピ
ンドル、91・・・トグルレバー 92・・・スピンド
ルナツト、93・・・平歯車伝動部、95・・・旋回レ
バー 96・・・旋回軸線97・・・ソレノイド・プラ
ンジャ、98・・・電磁石、99・・・従動スピンドル
面図、第2図は第1図の調節装置の平面図で、電動モー
タを除去し、ケーシングは一部のみを示した図、第3図
は調節装置の別の実施例の縦断面図、第4図は第1図と
第2図の調節装置内の錠止機構を示した平面図、第5図
は第4図のV−v線断面図、第6図は第5図の記号■の
部分の拡大図、第7図、第8図、第9図、第10図、第
11図、第12図、第13図は、それぞれ第1図と第2
図の調節装置の錠止機構の別の実施例を略伝した側面図
である。 10・・・ケーシング、11・・・駆動ロッド、13・
・・電動モータ、16.17・・・リンクヘッド、18
.19・・・タイロッド、20・・・連接棒、21・・
・回転中心、22・・・クランク・ディスク、24・・
・リンク点、26・・・縦軸線、27.28・・・スラ
イドリング、29・・・従動歯車、30・・・減速ギヤ
、32・・・錠止機構、33・・・突起ストッパ、34
・・・リンク結合ギヤ、35.36・・・旋回レバー
37.38・・・カップラ、39・・・リンクピン、4
142・・・ビン、43.44・・・接触ジョー、46
・・・ロック・ユニット、47・・・電磁石、48・・
・磁石ポット、49・・・励磁コイル、5o・・・電磁
石、53・・・つめ、54・・・つめ歯、55・・・切
欠き、56・・・脚付きばね、57・・・電磁石、54
a、55a・・・傾斜面、60・・・切欠き、61・・
・止め突起、62・・・旋回軸線、63・・・止め部材
、65・・・スライド片、68・・・電磁石、69・・
・ソレノイド・プランジャ、70・・・戻しばね、71
・・・対応円錐体、72・・・締付はギャップ、73・
・・圧縮ばね、74・・・締付は円錐体、75・・・円
錐面、76・・・落としラッチ、77・・・つば、78
・・・電磁石、79・・・戻しばね、80・・・掛け外
しレバーないし旋回レバー、82・・・つば、83・・
・ストッパ、84・・・戻しばね、85・・・ねじスピ
ンドル、91・・・トグルレバー 92・・・スピンド
ルナツト、93・・・平歯車伝動部、95・・・旋回レ
バー 96・・・旋回軸線97・・・ソレノイド・プラ
ンジャ、98・・・電磁石、99・・・従動スピンドル
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、電動式調節装置において、電動モータ(13)と調
節部材との間に、電動モータ(13)により駆動される
クランク(22)と、軸方向にしゅう動可能の、調節部
材に直接的、又は間接的に作用する駆動ロッド(11)
と、クランク(22)及び駆動ロッド(11)にリンク
結合された連接棒(20)とを有するスライダクランク
駆動部(12)が配置され、更に、連接棒(20)と駆
動ロッド(11)との間のリンク点(24)は、駆動ロ
ッド(11)の縦軸線(26)上に位置し、クランク(
22)の旋回中心(21)は、縦軸線(26)から横方
向に間隔をおいて位置しており、更にまた、駆動ロッド
(11)のしゅう動運動に利用される区域は、クランク
(22)の旋回区域のうち、連接棒(20)とクランク
(22)との間のリンク点(25)が、縦軸線(26)
の、クランク旋回中心(21)とは反対の側に位置する
旋回区域に限られており、更に、電動モータ(13)と
クランク(22)との間に、有利には多段減速ギヤ装置
(30)が間そうされていることを特徴とする電動式調
節装置。 2、前記減速ギヤ装置(30)がセルフロック作用を有
していず、かつまた、駆動ロッド(11)に作用する錠
止機構(32)が備えられており、この錠止機構(32
)が、任意に、かつまた(もしくは)故障時にレリーズ
され、駆動ロッド(11)を錠止可能であることを特徴
とする請求項1記載の電動式調節装置。 3、前記錠止機構(32)が、駆動ロッド(11)上に
、有利には駆動ロッド(11)のしゅう動距離の中間に
配置された突起ストッパ(33)と、2つの2腕旋回レ
バー(35、36)、旋回レバー(35、36)の各レ
バー端部にリンク結合された2つのカップラ(37、3
8)、軸方向にしゅう動可能な、カップラ(37、38
)を旋回可能に保持するリンクピン(39)を備えた、
空間的に固定配置されているリンク結合ギヤ(34)と
、リンクピン(39)のところに、第1の終位置から第
2の終位置にリンクピンが移動するときに作用する駆動
部(40)とを有しており、更に、旋回レバー(35、
36)は、その自由端部の、向い合つた側に接触ジョー
(43、44)を保持し、これらの接触ジョーが、リン
クピン(34)の終位置では、突起ストッパ(33)に
対し、駆動ロッド(11)の両方向しゅう動運動を可能
にする間隔を保っており、かつ、また、リンクピン(3
9)の第2の終位置では、突起ストッパ(33)の両側
に密接することを特徴とする請求項2記載の電動式調節
装置。 4、リンクピン(39)の第2の終位置において、突起
ストッパ(33)に接触ジョー(43、44)が接触す
ることにより、双方のカップラ(37、38)が死点位
置を決め、この死点位置では、突起ストッパ(33)を
介して接触ジョー(43、44)に働く押圧力が、第2
の終位置の方向へ作用する移動力をリンクピン(39)
のところに生じさせるように、リンク結合ギヤ(34)
が構成されていることを特徴とする請求項3記載の電動
式調節装置。 5、リンクピン(39)用の駆動部(40)が、リンク
ピン(39)の第2終位置方向へ作用するばね力を有す
るばね(45)と、第1の終位置にリンクピン(39)
を保持するロック・ユニット(46)とを有し、このユ
ニット(46)が任意に、かつ(又は)故障の場合にレ
リーズ可能であることを特徴とする請求項3又は4記載
の電動式調節装置。 6、ロック・ユニット(46)が、磁石ポット(48)
、励磁コイル(49)、保磁石(50)を備えた電磁石
(47)を有しており、この電磁石(47)の磁石ポッ
ト(48)と励磁コイル(49)とは、空間的に固定配
置され、同じく電磁石(47)の保磁石(50)はリン
クピン(39)と固定結合されていることを特徴とする
請求項5記載の電動式調節装置。 7、錠止機構(32)が、駆動ロッド(11)の、有利
にはしゅう動距離の中央に形成された切欠き(60)と
、この切欠き(60)内へ形状接続式に係止可能で、係
止方向にばね負荷された止め部材(63、63′)に設
けられた止め突起(61)と、止め部材(63、63′
)を、止め突起(61)と切欠き(60)との解離位置
に保持するロック・ユニット(46′)とを有し、この
ユニット(46′)が、任意に、かつ(又は)故障時に
レリーズ可能であることを特徴とする請求項2記載の電
動式調節装置。 8、止め部材(63)が、空間的に固定された旋回軸(
62)を中心として旋回可能に配置されており、ロック
・ユニット(46)が電磁操作式のスライド片(65)
を有し、このスライド片(65)は、電磁石(66)が
励磁されると、止め部材(63)を、そのばね負荷に抗
して、止め突起(61)と切欠き(60)とを解離位置
に保持することを特徴とする請求項7記載の電動式調節
装置。 9、ロック・ユニット(46、46′)が、空間的に固
定された旋回軸(52)を中心として旋回可能の、つめ
歯(54)を有するつめ(53)と、リンク結合ギヤ(
34)ないしスライド片(65)に設けられたつめ歯係
止用切欠き(55)とを有しており、更に、つめ(53
)が、つめ歯(54)を切欠き(55)から外す方向に
ばね負荷されており、更にまた、短時間励磁可能の第2
の電磁石(57)が設けられており、この電磁石が、励
磁のさい、つめ(53)を、ばね力に抗して、つめ歯(
54)が切欠き(55)に係止するまで旋回させること
を特徴とする請求項5から8までのいずれか1項記載の
電動式調節装置。 10、つめ歯(54)と切欠き(55)とは、その係止
位置では、接触傾斜面(54a、55a)を介して重な
る状態となり、これらの接触傾斜面は、リンクピン(3
9)が第2終位置へ移動する方向、ないしスライド片(
65)が止め部材(63)を解放する方向とは逆方向に
傾斜が高まることを特徴とする請求項9記載の電動式調
節装置。 11、第1の電磁石(66)が、自動車のコントローラ
に接続され、第2の電磁石(67)が、コントローラの
開放により、短時間、スイッチオンされることを特徴と
する請求項9又は10記載の電動式調節装置。 12、止め部材(63′)が、駆動ロッド(11)の縦
軸線(26)に対し軸方向に移動可能に案内され、更に
、ロック・ユニット(46′)が、止め部材(63′)
により形成されるソレノイド・プランジャを備えた電磁
石(68)を有しており、この電磁石が、励磁のさい、
ソレノイド・プランジャを、止め突起(61)と切欠き
(60)の解離位置に保持することを特徴とする請求項
7記載の電動式調節装置。 13、錠止機構(32)が、締付けギャップ(72)を
残して駆動ロッド(11)のところに配置された、空間
的に固定されている対応円錐体(71)と、駆動ロッド
(11)の軸線方向に、移動ばね(73)を介して締付
けギャップ(72)内へそう入可能の、駆動ロッド(1
1)に摩擦接続式に当付けられる締付け円錐体(74)
と、この円錐体(74)を、対応円錐体(71)と駆動
ロッド(11)の解離位置に保持するロック・ユニット
(46″)を有しており、このユニットは、任意に、か
つ(又は)故障時には、レリーズ可能であることを特徴
とする請求項2記載の電動式調節装置。 14、ロック・ユニット(46″)が、締付け円錐体(
74)の移動方向と直角に移動可能に配置された落とし
ラッチ(76)、それも、対応円錐体(71)と締付け
円錐体(74)のつば(77)との間に支えられた落し
ラッチ(76)と、励磁のさいには落としラッチ(76
)を、つば(77)と対応円錐体(71)とを介して保
持する電磁石(78)と、電磁石(78)が励磁される
と、落としラッチ(76)をつば(77)を介して解離
するための、落としラッチに作用するばね(79)とを
有していることを特徴とする請求項13の電動式調節装
置。 15、ロック・ユニット(46″)が、締付け円錐体(
74)の移動方向と直角に配置された、軸方向に移動可
能に案内される落としラッチ(76)と、締付け円錐体
(74)の移動方向に旋回可能の掛け外しレバー(80
)、それも締付け円錐体移動方向と直角に延びる肩(8
2)のところに、かつまたそのレバー端部を介して落と
しラッチ(76)のところに密接している掛け外しレバ
ー(80)と、励磁時には落としラッチ(76)を掛け
外しレバー(80)と係合させる電磁石(78)と、こ
の電磁石(78)が無電流時には落としラッチ(76)
を掛け外しレバー(80)から引離すための、落としラ
ッチ(76)に作用するばね(79)とを有しているこ
とを特徴とする請求項13記載の電動式調節装置。 16、戻しユニット(84、84′、84″)が、締付
け円錐体(74)を、対応円錐体(71)と駆動ロッド
(11)との解離位置へ戻すために備えられ、その解離
位置でロック・ユニット(46″)を活性化可能である
ことを特徴とする請求項13から15までのいずれか1
項記載の電動式調節装置。 17、戻しユニット(84)が、駆動ロッド(11)上
を軸方向に移動可能に案内された、締付け円錐体(74
)に密接するねじスピンドル(85)と、このねじスピ
ンドル(85)と噛合うギヤ(86)と、このギヤ(8
6)を駆動する電動モータとを有することを特徴とする
請求項16記載の電動式調節装置。 18、戻し装置(84)が、締付け円錐体(74)の移
動方向へ旋回可能の戻しレバー(80)、それも、締付
け円錐体(74)の移動方向と直角に延びるつば(82
)に密接している戻しレバー(80)と、レバー端部に
リンク結合されたトグルレバー(88)とを有しており
、このトグルレバーが、他端を旋回可能に支承され、そ
のトグルリンク(91)が、トグルレバー(88)の旋
回方向へ、旋回を起動しつつ移動可能であることを特徴
とする請求項16記載の電動式調節装置。 19、トグルレバー(88)が、そのトグルリンク(9
1)を、締付け円錐体(74)の移動ばね(73)のば
ね力によりスピンドルナット(92)に密接させ、この
スピンドルナットは、電動モータにより駆動可能のスピ
ンドル(99)にねじ込み可能かつ軸方向に移動可能に
案内されていることを特徴とする請求項18記載の電動
式調節装置。 20、トグルレバー(88)が、そのトグルリンク(9
1)を、締付け円錐体(74)の移動ばね(73)のば
ね力により旋回レバー(95)に密接させ、旋回レバー
(95)は、そのレバー端部を電磁石(98)の接極子
(97)に密接させており、更に、電磁石(98)は、
励磁のさいには、移動ばね(73)の力に抗してトグル
レバーの伸び方向へ旋回レバーを旋回させることを特徴
とする請求項18記載の電動式調節装置。 21、ロック・ユニット(46″)が、トグルレバー(
88)のトグルリンク(91)とスピンドルナット(9
2)ないし旋回レバー(95)との間に配置されている
ことを特徴とする請求項19又は20記載の電動式調節
装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3931847.8 | 1989-09-23 | ||
DE19893931847 DE3931847A1 (de) | 1989-09-23 | 1989-09-23 | Elektromotorische verstellvorrichtung |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03134354A true JPH03134354A (ja) | 1991-06-07 |
Family
ID=6390074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25203990A Pending JPH03134354A (ja) | 1989-09-23 | 1990-09-25 | 電動式調節装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0419925A1 (ja) |
JP (1) | JPH03134354A (ja) |
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DE (1) | DE3931847A1 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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DE4204123A1 (de) * | 1992-02-12 | 1993-08-19 | Rexroth Mannesmann Gmbh | Hinterradlenkvorrichtung |
JPH0811728A (ja) * | 1994-06-29 | 1996-01-16 | Nippon Seiko Kk | 電動式パワーステアリング装置 |
DE102008040670A1 (de) * | 2008-07-24 | 2010-01-28 | Zf Friedrichshafen Ag | Elektromagnetische Stellvorrichtung |
DE102019209895A1 (de) * | 2019-07-04 | 2021-01-07 | Robert Bosch Gmbh | Lenksystem für ein Fahrzeug |
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---|---|---|---|---|
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GB8529601D0 (en) * | 1985-12-02 | 1986-01-08 | Lotus Group Plc | Vehicle with front & rear wheel steering |
DE3543009A1 (de) * | 1985-12-05 | 1987-06-11 | Jordan Elektromotoren Gmbh | Lenkeinrichtung fuer ein fahrzeug |
JPH01106777A (ja) * | 1987-10-20 | 1989-04-24 | Isuzu Motors Ltd | 舵角比制御機構 |
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-
1990
- 1990-09-04 CS CS904296A patent/CS429690A3/cs unknown
- 1990-09-11 EP EP19900117445 patent/EP0419925A1/de not_active Withdrawn
- 1990-09-25 JP JP25203990A patent/JPH03134354A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3931847A1 (de) | 1991-04-04 |
EP0419925A1 (de) | 1991-04-03 |
CS429690A3 (en) | 1992-02-19 |
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