JPH0311821Y2 - - Google Patents
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- JPH0311821Y2 JPH0311821Y2 JP2495886U JP2495886U JPH0311821Y2 JP H0311821 Y2 JPH0311821 Y2 JP H0311821Y2 JP 2495886 U JP2495886 U JP 2495886U JP 2495886 U JP2495886 U JP 2495886U JP H0311821 Y2 JPH0311821 Y2 JP H0311821Y2
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- Japan
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- plate
- electrically conductive
- electrical connection
- conductive plate
- pressing plate
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Links
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 13
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 13
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 6
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 2
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 claims description 2
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- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、リード線等の電気接続線の端部
を、電気導通板を通じて電気的に接続するのに用
いられる電気接続具に関するものである。
を、電気導通板を通じて電気的に接続するのに用
いられる電気接続具に関するものである。
一般に、斯る電気接続線を電気導通板に接続す
る場合には、共通の電気導通板に端子螺子を螺着
する雌螺子部を複数個設け、各端子螺子に電気接
続線の端部を巻き付けた後にこれをねじ込んで締
め付けることにより、端子螺子の端子用座金と電
気導通板との間に電気接続線を挟持し、電気接続
線を電気導通板に対し圧接させて電気的接続を行
なつている。
る場合には、共通の電気導通板に端子螺子を螺着
する雌螺子部を複数個設け、各端子螺子に電気接
続線の端部を巻き付けた後にこれをねじ込んで締
め付けることにより、端子螺子の端子用座金と電
気導通板との間に電気接続線を挟持し、電気接続
線を電気導通板に対し圧接させて電気的接続を行
なつている。
このような接続手段では、端子螺子における端
子用座金と電気導通板との間の個所に電気接続線
を巻き付ける必要があつて座金が邪魔になるた
め、通常は端子螺子を電気導通板から一旦取り外
してこれに電気接続線の端部を巻き付けるなど
し、その状態を保持して端子螺子を雌螺子部に螺
合し、かつ締結する手順で作業が行なわれる。し
かしながら、この端子螺子の取外しおよび取付け
時にこれを脱落し易く、極めて面倒な作業を強い
られているとともに、非常に非能率的であるた
め、例えばシーケンスコントローラやプログラム
コートローラなどのように、多数本の電気接続線
を接続する電気機器においては、その接続作業に
多大な労力と作業時間を費しているのが実状であ
る。
子用座金と電気導通板との間の個所に電気接続線
を巻き付ける必要があつて座金が邪魔になるた
め、通常は端子螺子を電気導通板から一旦取り外
してこれに電気接続線の端部を巻き付けるなど
し、その状態を保持して端子螺子を雌螺子部に螺
合し、かつ締結する手順で作業が行なわれる。し
かしながら、この端子螺子の取外しおよび取付け
時にこれを脱落し易く、極めて面倒な作業を強い
られているとともに、非常に非能率的であるた
め、例えばシーケンスコントローラやプログラム
コートローラなどのように、多数本の電気接続線
を接続する電気機器においては、その接続作業に
多大な労力と作業時間を費しているのが実状であ
る。
この考案は、このような従来の問題点に鑑みて
これを解消するためになされたものであり、この
種の接続における常套手段である端子螺子を用い
ることなく、電気接続線を、可動押付板を変位さ
せてその取付孔に挿通させるのみで、電気導通板
に確実に電気的接続を行なうことのできる電気接
続具を提供しようとしてなされたものである。
これを解消するためになされたものであり、この
種の接続における常套手段である端子螺子を用い
ることなく、電気接続線を、可動押付板を変位さ
せてその取付孔に挿通させるのみで、電気導通板
に確実に電気的接続を行なうことのできる電気接
続具を提供しようとしてなされたものである。
この考案の電気接続具は、上記課題を達成する
ために、金属材料からなり、接続板部およびこの
接続板部に対し直交する方向に一体に連続形成さ
れたガイド板部を有し、それら接続板部とガイド
板部との交差部分に挿通孔が穿設された電気導通
板と、同じく金属材料からなり、前記電気導通板
の前記接続板部に対し直交するように配設され
て、前記挿通孔に進退自在に嵌挿され、電気接続
線の取付孔が形成された本体板部を有し、前記電
気導通板に対して相対的に変位自在とされた押付
板と、この押付板の前記取付孔が前記電気導通板
によつて閉塞される方向に前記押付板を付勢する
圧縮スプリングとからなり、前記電気導通板のガ
イド板部の先端部に係止爪を形設するとともに、
前記押付板の本体板部に、前記係止爪と内周縁の
一部が係合して前記圧縮スプリングの付勢力に抗
して前記電気導通板に対する押付板の相対的な変
位を所定限度内に規制する係止孔を形成し、前記
圧縮スプリングの付勢力に抗して前記電気導通板
に対し前記押付板を相対的に変位させてその状態
で前記取付孔に電気接続板を挿通し、その圧縮ス
プリングの復元力によつて電気接続線を電気導通
板の前記接続板部と前記取付孔の内周縁との間に
圧接して電気的接続を行なうようにした構成を要
旨とするものである。
ために、金属材料からなり、接続板部およびこの
接続板部に対し直交する方向に一体に連続形成さ
れたガイド板部を有し、それら接続板部とガイド
板部との交差部分に挿通孔が穿設された電気導通
板と、同じく金属材料からなり、前記電気導通板
の前記接続板部に対し直交するように配設され
て、前記挿通孔に進退自在に嵌挿され、電気接続
線の取付孔が形成された本体板部を有し、前記電
気導通板に対して相対的に変位自在とされた押付
板と、この押付板の前記取付孔が前記電気導通板
によつて閉塞される方向に前記押付板を付勢する
圧縮スプリングとからなり、前記電気導通板のガ
イド板部の先端部に係止爪を形設するとともに、
前記押付板の本体板部に、前記係止爪と内周縁の
一部が係合して前記圧縮スプリングの付勢力に抗
して前記電気導通板に対する押付板の相対的な変
位を所定限度内に規制する係止孔を形成し、前記
圧縮スプリングの付勢力に抗して前記電気導通板
に対し前記押付板を相対的に変位させてその状態
で前記取付孔に電気接続板を挿通し、その圧縮ス
プリングの復元力によつて電気接続線を電気導通
板の前記接続板部と前記取付孔の内周縁との間に
圧接して電気的接続を行なうようにした構成を要
旨とするものである。
上記構成とした電気接続具は、電気接続線の接
続前において圧縮スプリングにより付勢されて取
付孔が電気導通板で閉塞されている押付板を、圧
縮スプリングの付勢力に抗して電気導通板に対し
相対的に変位させることにより、取付孔が露呈さ
れるので、これに電気接続線を挿通させ、その後
に押付板もしくは電気導通板への変位力を解除す
ると、圧縮スプリングの復元力により電気接続線
が押付板によつて電気導通板の接続板部に圧接さ
れ電気的に接続される。
続前において圧縮スプリングにより付勢されて取
付孔が電気導通板で閉塞されている押付板を、圧
縮スプリングの付勢力に抗して電気導通板に対し
相対的に変位させることにより、取付孔が露呈さ
れるので、これに電気接続線を挿通させ、その後
に押付板もしくは電気導通板への変位力を解除す
ると、圧縮スプリングの復元力により電気接続線
が押付板によつて電気導通板の接続板部に圧接さ
れ電気的に接続される。
以下、この考案の好ましい実施例を図面に基づ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
第1図は、4連形態としたこの考案の1実施例
を示す。同図において、電気接続線(図示せず)
を接続すべき電気導体からなる電気導通板1は、
長方形状板の短手方向の中央部が長手方向の辺に
平行な折線によつて直角に屈曲され、水平に位置
する接続板部1aと、これから鉛直に垂下するガ
イド板部1bとが形成された形状を有し、接続板
部1aとガイド板部1b間の屈曲部分に、4個の
挿通孔1cが等間隔に穿設されている。この各挿
通孔1cにそれぞれ対応して、接続板部1aのほ
ぼ中央部に下方に突出する小円筒形状の係止部1
dが形成され、かつガイド板部1bの下端から接
続板部1aに平行方向に係止爪1eが延設されて
いる。
を示す。同図において、電気接続線(図示せず)
を接続すべき電気導体からなる電気導通板1は、
長方形状板の短手方向の中央部が長手方向の辺に
平行な折線によつて直角に屈曲され、水平に位置
する接続板部1aと、これから鉛直に垂下するガ
イド板部1bとが形成された形状を有し、接続板
部1aとガイド板部1b間の屈曲部分に、4個の
挿通孔1cが等間隔に穿設されている。この各挿
通孔1cにそれぞれ対応して、接続板部1aのほ
ぼ中央部に下方に突出する小円筒形状の係止部1
dが形成され、かつガイド板部1bの下端から接
続板部1aに平行方向に係止爪1eが延設されて
いる。
この電気導通板1には同一形状の4枚の押付板
2が取り付いている。この押付板2は、電気導通
板1と同じく金属材料からなり断面逆L字形状で
あり、上端部分が前記電気導通板1の挿通孔1c
に進退自在に嵌挿された本体板部2aには、上部
にほぼ半円形状の取付孔2bが、かつ下部に前記
係止爪1eが摺接自在に嵌挿される長孔状の係止
孔2cがそれぞれ穿設されており、電気導通板1
の接続板部1aに平行に対向する底板部2dに
は、上方に突出する小円筒形状の係止部2eが形
成されている。そして、圧縮コイルスプリング3
が、その上、下端が電気導通板1の係止部1dと
押付板2の係止部2eとに嵌合して係着され、電
気導通板1と押付板2とを相互に離反方向に付勢
しており、係止爪1eが係止孔2cの上縁部に当
接する状態で保持されている。この状態時におい
て、押付板2の取付孔2bが電気導通板1のガイ
ド板部1bで閉塞されるよう位置決めされてい
る。
2が取り付いている。この押付板2は、電気導通
板1と同じく金属材料からなり断面逆L字形状で
あり、上端部分が前記電気導通板1の挿通孔1c
に進退自在に嵌挿された本体板部2aには、上部
にほぼ半円形状の取付孔2bが、かつ下部に前記
係止爪1eが摺接自在に嵌挿される長孔状の係止
孔2cがそれぞれ穿設されており、電気導通板1
の接続板部1aに平行に対向する底板部2dに
は、上方に突出する小円筒形状の係止部2eが形
成されている。そして、圧縮コイルスプリング3
が、その上、下端が電気導通板1の係止部1dと
押付板2の係止部2eとに嵌合して係着され、電
気導通板1と押付板2とを相互に離反方向に付勢
しており、係止爪1eが係止孔2cの上縁部に当
接する状態で保持されている。この状態時におい
て、押付板2の取付孔2bが電気導通板1のガイ
ド板部1bで閉塞されるよう位置決めされてい
る。
次に、上記実施例の作用を、その接続操作順序
を示す第2図ないし第4図に従つて説明する。
を示す第2図ないし第4図に従つて説明する。
第2図は、電気接続線Tを接続する前の状態を
示しており、圧縮コイルスプリング3により電気
導通板1と押付板2とが相互に離反する方向に付
勢されて係止爪1eが係止孔2cの上縁部に当接
されている。この時、押付板2の取付孔2bが電
気導通板1によりほぼ閉塞されている。
示しており、圧縮コイルスプリング3により電気
導通板1と押付板2とが相互に離反する方向に付
勢されて係止爪1eが係止孔2cの上縁部に当接
されている。この時、押付板2の取付孔2bが電
気導通板1によりほぼ閉塞されている。
そして、電気接続線Tを電気導通板1に電気的
に接続するに際しては、第3図に矢印で示すよう
に、押付板2を圧縮コイルスプリング3の付勢力
に抗して電気導通板1に近接する上方向に押圧す
ると、係止爪1eが係止孔2cに摺接して本体板
部2aがガイド板部1bにスライドしながら押付
板2が電気導通板1に対して近接方向に変位し、
取付孔2bが接続板部1aの上方に露呈するの
で、この取付孔2bに、同図に一点鎖線で示すよ
うに電気接続線Tの端部を挿通させ、その後に押
付板2への押圧力を解除する。
に接続するに際しては、第3図に矢印で示すよう
に、押付板2を圧縮コイルスプリング3の付勢力
に抗して電気導通板1に近接する上方向に押圧す
ると、係止爪1eが係止孔2cに摺接して本体板
部2aがガイド板部1bにスライドしながら押付
板2が電気導通板1に対して近接方向に変位し、
取付孔2bが接続板部1aの上方に露呈するの
で、この取付孔2bに、同図に一点鎖線で示すよ
うに電気接続線Tの端部を挿通させ、その後に押
付板2への押圧力を解除する。
従つて、押付板2が圧縮コイルスプリング3の
復元力により電気導通板1に対して離反する復帰
方向に押し戻され、取付孔2bに挿通されている
電気接続線Tが、第4図に示すように電気導通板
1の接続板部1aに押し付けられて電気的接続が
行なわれるとともに抜脱しないよう保持される。
尚、電気導通板1のガイド板部1bの上縁を、図
に示した状態よりもさらに上方へ延長して接続板
部1aの上面とほぼ同一面高さになるよう形成し
たときは、電気接続線Tは、押付板2の取付孔2
b内縁によつて接続板部1a上面とガイド板部1
b上縁とに押し付けられ屈曲してクランプされた
状態となる。この場合には、電気接続線Tにそれ
を抜脱する方向に引つ張り力が加わつたとして
も、芯線切れなどを生じることなく一層強固な抜
脱防止力が得られる。この電気接続具は、従来の
接続具のような端子螺子を有していないために、
螺子の取外しおよび取付けといつた煩雑な作業を
要せず、押付板2の押上げと取付孔2bへの電気
接続線Tの挿入の作業のみで、圧縮コイルスプリ
ング3の付勢力により電気接続線Tを電気導通板
1に圧接させて確実な電気的接続を行なうことが
できる。
復元力により電気導通板1に対して離反する復帰
方向に押し戻され、取付孔2bに挿通されている
電気接続線Tが、第4図に示すように電気導通板
1の接続板部1aに押し付けられて電気的接続が
行なわれるとともに抜脱しないよう保持される。
尚、電気導通板1のガイド板部1bの上縁を、図
に示した状態よりもさらに上方へ延長して接続板
部1aの上面とほぼ同一面高さになるよう形成し
たときは、電気接続線Tは、押付板2の取付孔2
b内縁によつて接続板部1a上面とガイド板部1
b上縁とに押し付けられ屈曲してクランプされた
状態となる。この場合には、電気接続線Tにそれ
を抜脱する方向に引つ張り力が加わつたとして
も、芯線切れなどを生じることなく一層強固な抜
脱防止力が得られる。この電気接続具は、従来の
接続具のような端子螺子を有していないために、
螺子の取外しおよび取付けといつた煩雑な作業を
要せず、押付板2の押上げと取付孔2bへの電気
接続線Tの挿入の作業のみで、圧縮コイルスプリ
ング3の付勢力により電気接続線Tを電気導通板
1に圧接させて確実な電気的接続を行なうことが
できる。
上記電気接続具は、第5図に示すような端子ケ
ース4に収容して使用に際して多数個整列させて
用いられる。即ち、端子ケース4は、電気接続線
Tの挿入孔4aと接続操作孔4bとが開口されて
いて、電気導通板1をその接続板部1aの上面が
挿入孔4aに対応するよう位置決めしてケース壁
に固定できるようになつている。この端子ケース
4に電気導通板1を固定状態にして電気接続具を
収容した後、これに電気接続線Tを電気接続する
場合は、操作棒(ねじ回しの先端部分)5を一点
鎖線で示すように接続操作孔4bに挿入し、かつ
二点鎖線で示すように操作棒5を押し下げると、
操作棒5が操作孔4bの下辺当接部を支点として
押付板2を二点鎖線で示すように押し上げること
によつて、取付孔2bが挿入孔4aに合致するの
で、電気接続線Tを、挿入孔4aをガイドとして
取付孔2bに挿入し、その後に操作棒5による押
付板2への押し上げを解除することにより、上記
したように圧縮コイルスプリング3の付勢力によ
つて電気接続線Tが電気導通板1の接続板部1a
に押し付けられる。
ース4に収容して使用に際して多数個整列させて
用いられる。即ち、端子ケース4は、電気接続線
Tの挿入孔4aと接続操作孔4bとが開口されて
いて、電気導通板1をその接続板部1aの上面が
挿入孔4aに対応するよう位置決めしてケース壁
に固定できるようになつている。この端子ケース
4に電気導通板1を固定状態にして電気接続具を
収容した後、これに電気接続線Tを電気接続する
場合は、操作棒(ねじ回しの先端部分)5を一点
鎖線で示すように接続操作孔4bに挿入し、かつ
二点鎖線で示すように操作棒5を押し下げると、
操作棒5が操作孔4bの下辺当接部を支点として
押付板2を二点鎖線で示すように押し上げること
によつて、取付孔2bが挿入孔4aに合致するの
で、電気接続線Tを、挿入孔4aをガイドとして
取付孔2bに挿入し、その後に操作棒5による押
付板2への押し上げを解除することにより、上記
したように圧縮コイルスプリング3の付勢力によ
つて電気接続線Tが電気導通板1の接続板部1a
に押し付けられる。
尚、この考案は、上記実施例に限定されるもの
ではなく、請求の範囲に基づいて種々の実施態様
が考えられるのは勿論であり、例えば、実施例で
は4連形態のものについて説明したが、共通の電
気導通板に対し任意数の押付板を設けることがで
きるのは言うまでもない。また、第6図に示すよ
うに一対の押付板12,12′を対向させて電気
導通板11にそれぞれ圧縮スプリング13を介し
て取り付けたり、第7図に示すように電気導通板
14、押付板15、圧縮スプリング16をそれぞ
れ配設し、押付板15の係止部15aに雌ネジを
螺設して端子ネジ17を螺合し、その端子ネジ1
7に電気接続線T′を接続したりするようにして
もよい。尚、第7図に示した電気接続具における
場合は、電気導通板14を押付板15に対して変
位させるようにする。さらにまた、第8図に示す
ように電気導通板18、押付板19、圧縮スプリ
ング20をそれぞれ配設し、電気導通板18の延
設部に端子ネジ21を螺合してその端子ネジに電
気接続線T′を接続したりするようにしてもよい。
その他、押付板を電気導通板に対して相対的に変
位させる手段としては、実施例以外に種々の公知
手段を採用することもできる。
ではなく、請求の範囲に基づいて種々の実施態様
が考えられるのは勿論であり、例えば、実施例で
は4連形態のものについて説明したが、共通の電
気導通板に対し任意数の押付板を設けることがで
きるのは言うまでもない。また、第6図に示すよ
うに一対の押付板12,12′を対向させて電気
導通板11にそれぞれ圧縮スプリング13を介し
て取り付けたり、第7図に示すように電気導通板
14、押付板15、圧縮スプリング16をそれぞ
れ配設し、押付板15の係止部15aに雌ネジを
螺設して端子ネジ17を螺合し、その端子ネジ1
7に電気接続線T′を接続したりするようにして
もよい。尚、第7図に示した電気接続具における
場合は、電気導通板14を押付板15に対して変
位させるようにする。さらにまた、第8図に示す
ように電気導通板18、押付板19、圧縮スプリ
ング20をそれぞれ配設し、電気導通板18の延
設部に端子ネジ21を螺合してその端子ネジに電
気接続線T′を接続したりするようにしてもよい。
その他、押付板を電気導通板に対して相対的に変
位させる手段としては、実施例以外に種々の公知
手段を採用することもできる。
以上詳述したように、この考案の電気接続具に
よると、従来のこの種の接続具の常套手段であつ
た端子螺子を除去し、圧縮スプリングにより付勢
された押付板を変位させてその取付孔に電気接続
線を挿入するだけといつた、極めて簡易でかつ迅
速な接続操作で確実な電気的接続を行なうことが
でき、そして振動によるゆるみなども防止するこ
ことができる。特にこの考案は、多数本の電気接
続線を接続するシーケンスコントローラ等の電気
機器に適用して、作業に要する労力の格段の軽減
と作業時間の大幅な短縮とを図ることができる。
よると、従来のこの種の接続具の常套手段であつ
た端子螺子を除去し、圧縮スプリングにより付勢
された押付板を変位させてその取付孔に電気接続
線を挿入するだけといつた、極めて簡易でかつ迅
速な接続操作で確実な電気的接続を行なうことが
でき、そして振動によるゆるみなども防止するこ
ことができる。特にこの考案は、多数本の電気接
続線を接続するシーケンスコントローラ等の電気
機器に適用して、作業に要する労力の格段の軽減
と作業時間の大幅な短縮とを図ることができる。
第1図はこの考案の電気接続具の1実施例の一
部分解した斜視図、第2図ないし第4図は第1図
の接続具の接続操作順序を示す切断側面図、第5
図は第1図の接続具を収容した接続装置の切断平
面図、第6図〜第8図はそれぞれこの考案の他の
実施例を示す切断側面図である。 1,11,14,18……電気導通板、2,1
2,15,19……押付板、2b……取付孔、
3,13,16,20……圧縮コイルスプリン
グ、T……電気接続線。
部分解した斜視図、第2図ないし第4図は第1図
の接続具の接続操作順序を示す切断側面図、第5
図は第1図の接続具を収容した接続装置の切断平
面図、第6図〜第8図はそれぞれこの考案の他の
実施例を示す切断側面図である。 1,11,14,18……電気導通板、2,1
2,15,19……押付板、2b……取付孔、
3,13,16,20……圧縮コイルスプリン
グ、T……電気接続線。
Claims (1)
- 金属材料からなり、接続板部およびこの接続板
部に対し直交する方向に一体に連続形成されたガ
イド板部を有し、それら接続板部とガイド板部と
の交差部分に挿通孔が穿設された電気導通板と、
同じく金属材料からなり、前記電気導通板の前記
接続板部に対し直交するように配設されて、前記
挿通孔に進退自在に嵌挿され、電気接続線の取付
孔が形成された本体板部を有し、前記電気導通板
に対して相対的に変位自在とされた押付板と、こ
の押付板の前記取付孔が前記電気導通板によつて
閉塞される方向に前記押付板を付勢する圧縮スプ
リングとからなり、前記電気導通板のガイド板部
の先端部に係止爪を形設するとともに、前記押付
板の本体板部に、前記係止爪と内周縁の一部が係
合して前記圧縮スプリングの付勢力に抗して前記
電気導通板に対する押付板の相対的な変位を所定
限度内に規制する係止孔を形成し、前記圧縮スプ
リングの付勢力に抗して前記電気導通板に対し前
記押付板を相対的に変位させてその状態で前記取
付孔に電気接続線を挿通し、その圧縮スプリング
の復元力によつて電気接続線を電気導通板の前記
接続板部と前記取付孔の内周縁との間に圧接して
電気的接続を行なうようにした電気接続具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2495886U JPH0311821Y2 (ja) | 1986-02-22 | 1986-02-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2495886U JPH0311821Y2 (ja) | 1986-02-22 | 1986-02-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPS62137564U JPS62137564U (ja) | 1987-08-29 |
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Family
ID=30824661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2495886U Expired JPH0311821Y2 (ja) | 1986-02-22 | 1986-02-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH0311821Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017110466A1 (ja) * | 2015-12-24 | 2017-06-29 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 端子金具及びコネクタ |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1986
- 1986-02-22 JP JP2495886U patent/JPH0311821Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017110466A1 (ja) * | 2015-12-24 | 2017-06-29 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 端子金具及びコネクタ |
JP2017117622A (ja) * | 2015-12-24 | 2017-06-29 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 端子金具及びコネクタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62137564U (ja) | 1987-08-29 |
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