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JPH0296596A - テイコプラニン化合物のn↑1↑5,n↑1↑5―ジアルキル誘導体の製造方法 - Google Patents

テイコプラニン化合物のn↑1↑5,n↑1↑5―ジアルキル誘導体の製造方法

Info

Publication number
JPH0296596A
JPH0296596A JP1182760A JP18276089A JPH0296596A JP H0296596 A JPH0296596 A JP H0296596A JP 1182760 A JP1182760 A JP 1182760A JP 18276089 A JP18276089 A JP 18276089A JP H0296596 A JPH0296596 A JP H0296596A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alkyl
acid
compound
formula
phenyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1182760A
Other languages
English (en)
Inventor
Adriano Malabarba
アドリアーノ・マラバルバ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gruppo Lepetit SpA
Original Assignee
Gruppo Lepetit SpA
Lepetit SpA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Gruppo Lepetit SpA, Lepetit SpA filed Critical Gruppo Lepetit SpA
Publication of JPH0296596A publication Critical patent/JPH0296596A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D498/00Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D498/22Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms in which the condensed system contains four or more hetero rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K9/00Peptides having up to 20 amino acids, containing saccharide radicals and having a fully defined sequence; Derivatives thereof
    • C07K9/006Peptides having up to 20 amino acids, containing saccharide radicals and having a fully defined sequence; Derivatives thereof the peptide sequence being part of a ring structure
    • C07K9/008Peptides having up to 20 amino acids, containing saccharide radicals and having a fully defined sequence; Derivatives thereof the peptide sequence being part of a ring structure directly attached to a hetero atom of the saccharide radical, e.g. actaplanin, avoparcin, ristomycin, vancomycin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00

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  • Biophysics (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Communicable Diseases (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は下式: 式中で R1及びR2は、独立して(C+〜C,)アルキル、(
Ct〜C7)シクロアルキル、シアノ−(C。
〜C5)アルキル;フェニル−(01〜C、)フルキル
を表わし、ここでフェニル基は、場合によっては、オル
ト、メタ及び/又はパラ位において(C+−C4)アル
キル、ニトロ、ハロゲン、(01〜C,)アルコキシ及
びフェニルによって置換されていてもよい; Aは水素又は−N[(C9〜Cl2)脂肪族アシル1ベ
ーターD−2−デオキシ−2−アミノ−グルコピラノシ
ルを表わし: Bは水素又はN−アセチル−ベーターD−2−デオキン
ー2−アミノグルコピラノシルを表わし: Mは水素又はアルファーD−マンノピラノンルを表わし
: 但しBはAとMが同時に水素である場合にのみ水素を表
わす、 を有するティコプラニン化合物のN 15−ジアルキル
誘導体及びその付加塩を製造するための方法にして: 出発物質として選択した式■ ■ 式中でR3はHであり且つR4はH又は(C+〜CI□
)アルキル、(C4〜C7)シクロアルキル、7アノー
(C+〜CS)アルキル;フェニル−(C。
〜Ct)アルキルを表わし、ここでフェニル基は場合に
よってはオルト、メタ及び/又はバラ位において(Ct
−Ct)アルキル、ニトロ、ハロゲン、(C8〜C1)
アルコキシ及ヒフェニルから選択した1〜3の基によっ
て置換されていてもよい、 の化合物を、有機極性溶剤中で、4容量の水で希釈した
、取得した混合物の試料が2.5〜4のpHを示すよう
な強度及び量の有機酸の存在において、カルボニル化合
物と、次いで水素化はう素アルカリ金属と反応させるこ
とによる還元的アルキル化によって、製造するだめの該
方法に関するものである。
本発明を要約すれば、過剰のカルボニル化合物と適当な
酸の存在における水素化はう素アルカリ金属の添加を特
徴とする、ティコプラニン化合物のR16,Nl6−ジ
アルキル誘導体を選択的に製造するための改良方法であ
る。
ティコプラニンは、同化できる炭素、窒素及び無機塩源
を含有する培地中で菌株アクチノプラネス ティコマイ
セチフス(A ctinoplanes teicho
myceticus )新種ATCC31121を培養
することによって取得することができる、かつてはティ
コマイシンと呼ばれた、抗生物質の国際的非所有権名称
(INN)である(米国特許第号4,239゜751号
参照)。
上記の特許中に記載した手順によれば、ティコマイシン
A1、A2及びA、を含有する抗生物質複合体を、分離
した醗酵液から、適当な水に不溶性の有機溶媒による抽
出及び−船釣な手順による抽出溶媒からの沈殿によって
、回収する。
単離した抗生物質複合体の主要因子であるティコマイシ
ンA2を、次いで、セファデックス■上のカラムクロマ
トグラフィーによって他の因子から分離する。
英国特許第2121401号は、抗生物質ティコマイシ
ンA2が実際には5種の密接に関連する共産する主成分
の混合物であることを開示している。
ティコプラニンA2(以前のティコマイシンA2)主成
分1,2.3.4及び5は、R1及びR2が水素であり
、Aが−N [(CIO−C11)脂肪族アシル1ベー
ターD−2−デオキシ−2−アミノ〜グルコピラノ/ル
を表わし、BがN−アセチル−ベーターD−2−デオキ
シー2−アミノ−グルコピラノシルを表わし、Mがアル
ファーD−マンノピラノシルを表わしている場合の、先
の式(I)によって表わすことができる。
さらに詳細には、ティコプラニンA2成分l中では[(
C1o−C1l)−脂肪族アシル1置換基は、Z−4−
デセノイルを表わし、ティコプラニンA2成分2中では
8−メチル−ノナノイルを表わし、ティコプラニンA2
成分3中ではデカノイルを表わし、ティコプラニンA2
成分4中では8−メチルデカノイルを表わし、ティコプ
ラニンA2成分5中では9−メチルデカノイルを表わす
ヨーロッパ特許出願公開番号第306645号は、ベー
ターD−2−デオキシー2−アミノ−グルコピラノシル
部分の脂肪族アシル基が6−メチルオクタノイル(化合
物A又はR34)又はn−ノナノイル基(化合物B又は
R53)である場合のティコプラニン化合物の製造を記
している。
m17回クロマトグラフィーに関する国際シンポジウム
、ウィーン、1988年9月25〜30日、1こお(す
るザノールら1こよって与えられl二パテイコプラニン
の小量成分のHPLCによる単離と構造決定″と題する
報文中では、他の二つのティコプラニン化合物(R5I
及びR32)が記されている。
該化合物はベーターD−2−デオキシー2−アミノ−グ
ルコピラノシル部分の脂肪族アシル部分が、それぞれ、
メチル−ウンデカノイルとドデカノイルであることを特
徴としている。
糖部分が存在している場合には、それらは、すべてO−
グルコシド結合によってティコプラニン核に結合してい
る。
加うるに、ティコプラニン、その純粋因子又は該因子類
のいずれかの何らかの割合における混合物を、一つ又は
二つの糖部分の選択的加水分解によって、単位抗生生成
物に転換することが可能であることが認められている。
それらは抗生物質L17054及び抗生物質し1704
6と命名され、それぞれ、ヨーロッパ特許明細書公開番
号第119575号及びヨーロッパ特許明細書公開番号
第119574号中に記されている。
抗生物質L17054の生産のための好適加水分解条件
は、一般に、70〜90℃の温度の0゜5N塩酸を用い
て15〜90分というものである。
抗生物質L17054は、R1とAが水素を表わし、B
がN−アセチル−ベーターD−2−デオキシー2−アミ
ノーグルコビラノンルを表わし、MはアルファーD−マ
ンノピラノシルを表わし、ここで糖部分がO−グリコシ
ド結合によってペプチド核に結合している場合の、前記
式1によって表わされる。
抗生物質L17046の製造のための好適加水分解条件
は、1〜3N塩酸を用いて、50〜90°Cの温度にお
いて一般には30〜60分の反応時間というものである
抗生物質L17046は、R1、A及びMが水素原子を
表わし、且つBがN−アセチル−ベータD−2−デオキ
シー2−アミノグルコピラノシルであり、ここで、糖部
分がO−グリコシド結合によってペプチド核に結合して
いる場合の、前記式■によって表わされる。
ヨーロッパ特許明細書公開番号第301247号は、デ
マンノシルテイコプラニン誘導体、すなわち、AとBが
水素とは異なるものであり且つMが水素である場合の式
Iの化合物を記している。
ティコプラニン化合物の全糖部分の完全な選択的開裂は
、抗生物質L17392又はデグルコテイコプラニンと
呼ばれ且つRIR2、A、B及びMがそれぞれ個々に水
素原子を表わしている場合の前記式Iによって表わされ
る、アグリコン分子を与える。この選択的加水分解プロ
セスは、コロツバ特許明細書公開番号第146053号
中に記されている。
同一の構造式を有する物質はヨーロッパ特許明細書公開
番号第0090578号中に開示され、抗生物質A41
030因子Bと命名されている。
この物質は、適当な培地中の菌株ストレプトマイセス 
ビルジニアエ(S treptomyces virg
inae)NRRL  12525又はストレプトマイ
セスビルジニアエNRRL l 5156の醗酵、単離
、精製及び抗生物質A41030、少なくとも7因子の
抗生物質複合体、抗生物質因子Bを包含する、その成分
への分離から成る、微生物学的方法によって取得するこ
とができる。
上記の全化合物、すなわち、ティコプラニン、ティコプ
ラニンA2複合体、ティコプラニンA2成分11ティコ
プラニンA2成分2、ティコプラニンA2成分3、ティ
コプラニンA2成分4、ティコプラニンA2成分5、抗
生物質L17054、抗生物質L17046、抗生物質
L17392、化合物A又はR33及び化合物B又はS
R4、RSl、R52、ヨーロッパ特許明細書出願番号
第301247号のデマンノシルテイコプラニン誘導体
及び何らかの割合におけるそれらのいずれかのa合物が
、本発明のアルキル誘導体の製造のための適当な出発物
質である。
本明細書中で、“′ティコプラニン化合物″又は′°テ
ィコプラニン出発物質°′は、上記の出発物質のいずれ
かの一つ、すなわち、米国特許第4.239.751号
に従って取得したようなティコプラニン、その精製物、
ティコプラニンA2複合体、R1が水素であり、Aが水
素又は−N[(C,〜Cl2)脂肪族アシル]−ベータ
ーD−2−デオキシ−2−アミノ−グルコピラノシルで
あり、Bが水素又はN−アセチル−ベーターD−2−デ
オキンー2−アミノ−グルコピラノシルを表わし、Mが
水素又はアルファD−マンノピラノシルを表わし、但し
BはAとMが同時に水素である場合にのみ水素を表わす
ことができる場合の、前記式Iの化合物、その塩又は任
意の割合のそれらの混合物を指示するために用いる。
本明細書中で用いる場合に、“アルキル′°の用語は、
単独で又は他の置換基との組合わせとして、直鎖及び枝
分れ炭化水素基の両者を包含し;−層特定的には、”(
C1〜C,)アルキル″は、たとえばメチル、エチル、
フロビル、■−メチルエチル、ブチル、l−メチルプロ
ピル、l、l−ジメチルエチル、ペンチル、■−メチル
ブチル、2−メチルブチル、1−ヘキシル、2−ヘキシ
ル、3−ヘキシル、3.3−ジメチル−1−ブチル、4
−メチル−1−ペンチル及び3−メチル−1−ペンチル
のような1〜6炭素原子の直鎖又は枝分れ脂肪族炭化水
素鎖を表わし一同様に“(c l= C4)アルキル″
は上記のものと同様な1〜4炭素原子の直鎖又は枝分れ
炭化水素鎖を表わす。
゛ハロゲン原子の用語は、塩素、臭素及びよう素から選
択したハロゲン原子を表わす。
本発明の化合物は酸および塩基官能基を含有し且つ“内
部塩″に加えて、通常の手順に従って酸及び塩基付加塩
を形成することができる。
本明細書及び特許請求の範囲に対して、“内部塩″は、
゛4非塩”又は“非付加塩″形態の定義に含まれる。
好適な付加塩は製薬学的に許容できる酸及び/又は塩基
付加塩である。
“製薬学的に許容できる酸及び/又は塩基付加塩″とい
う用語は、生物学上、製造上及び処方上の観点から、製
薬上の実施及び動物成長促進における使用に適合する酸
及び/又は塩基による塩類を意味する。
式Iの化合物の代表的且つ適切な酸付加塩は、たとえば
塩酸、臭化水素酸、硫酸、りん酸、酢酸、トリフルオロ
酢酸、トリクロロ酢酸、こはく酸、くえん酸、アスコル
ビン酸、乳酸、マレイン酸、フマル酸、バルミチン酸、
コール酸、パモン酸、粘液酸、グルタミン酸、しょうの
う酸、グルタル酸、グリコール酸、アスコルビン酸、フ
タル酸、酒石酸、ラウリン酸、ステアリン酸、サリチル
酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、ソルビン
酸、ピクリン酸、安息香酸、けい皮酸などの酸類のよう
な有機酸及び無機酸の両者との標準的な反応によって生
成する塩類及びリシン、アルギニン、アスパルギン、グ
ルタミン、ヒスチジン、セリン、メチオニン、ロイシン
などようなアミノ酸との塩類を包含する。
これらの塩基の典型的な例は、たとえば、水酸化ナトリ
ウム、カリウム及びカルシウムのようなアルカリ金属又
はアルカリ土類金属水酸化物;及び、たとえばメチルア
ミン、ジメチルアミン、トリエチルアミン及びピコリン
のような有機脂肪族、脂環式又は芳香族アミンである。
本発明の方法によって製造した化合物の好適グループは
、式I中でR1及びR2が独立して(01〜Cl2)ア
ルキル、(C4〜C1)シクロアルキル、シアノ−(C
+〜C2)アルキル、フェニル(C+〜CS)アルキル
、ここで、フェニル部分は場合によってはメチル、ニト
ロ、フロモ、クロロ、ヨード又はメトキシから選択した
l又は2の置換基によって置換しである、を表わしてい
る場合の式Iの化合物によって表わされる。
本発明の方法によって製造される化合物の別の好適なグ
ループは、式I中でR1及びR2が独立して、あるいは
R1及びR2が共に(C+〜C4)アルキルを表わし且
つAlB及びMが前記のとおりである場合の弐■の化合
物によって表わされる。
本発明の方法によって製造、することができる、その他
の好適なグループの化合物は式I中でR1及びR2が独
立して(C1〜C4)アルキルを表わし且つA、B、及
びMが水素原子を表わしている場合の式■の化合物であ
る。
本発明の方法によって製造される好適化合物は式■中で
A、B及びMが前記の糖部分を表わすか又はAlB及び
Mが水素原子を表わしている場合の式Iの化合物である
。この方法によって製造される他の好適化合物は式I中
で、A、B及びMが前記の糖部分を表わし且つN[(C
s−Cl2)脂肪族アシル]−置換基が8−メチルノナ
ノイルを表わしている場合の式■の化合物である。
本発明の方法によって製造することができるその他の好
適な化合物は以下のものである:R1及びR2がメチル
である式Iの化合物。
R1及びR8がエチルである式■の化合物。
R1(又はR2)がメチルであり且つR”(又はRりが
エチルである式Iの化合物。
本発明の遊離アミノ又は非塩化合物の相当する付加塩へ
の転換、及びその逆、すなわち、本発明の化合物の付加
塩の非塩または遊離アミノ形態への転換は、通常の技術
的習熟の範囲内であって、本発明中に包含される。
たとえば、式Iの化合物は非塩形態を水性の溶剤中に溶
解し且つモル的に僅かに過剰の選択した酸又は塩基を添
加することによって相当する酸又は塩基付加塩に変換す
ることができる。
かくして得た溶液又は懸濁液を次いで凍結乾燥して所望
の塩を回収する。場合によっては凍結乾燥の代りに、有
機溶媒による抽出、分離した有機層の小容量への濃縮、
及び非溶媒による沈殿によって、最終の塩を回収するこ
とができる。
最終の塩が非塩形態を溶解する有機溶剤中に不溶である
場合には、非塩形態の有機溶剤溶液から、理論量又はモ
ル的に僅かに過剰の選択した酸又は塩基の添加後に、濾
過によってそれを回収することができる。
非塩形態は、相当する酸又は塩基塩を水性の溶剤中に溶
解し、次いでそれを中和して非塩形態を遊離させること
により、調製することができる。
次いで、それをたとえば有機溶剤による抽出によって回
収し、又は選択した酸又は塩基を添加し且つ先と同様に
処理することによって、他の塩基又は酸付加塩に転換す
ることができる。
中和後に脱塩を必要とするときは、通常の脱塩操作を使
用すればよい。
たとえば、調節した細孔のポリデキストラン樹脂(たと
えばセファデックスL H20)又はシラン化ンリカゲ
ルによるカラムクロマトグラフィーを便宜に使用するこ
とができる。
望ましくない塩を水溶液で溶離したのち、水及び極性又
は非極性有機溶剤の混合物の線形グラジェント又は段階
的グラジェント、たとえば50:50アセトニトリル/
水から約100%のアセトニトリルまで、を用いて所望
の生成物を溶出する。
この分野で公知のように、製薬学的に許容できる酸(塩
基)又は製薬学的に許容されない酸(塩基)のいずれか
による塩の形成を、便宜的な精製手段として用いること
ができる。
塩の形成及び単離後に、式Iの化合物の塩形層を相当す
る非塩又は製薬学的に許容できる塩Iこ変換することか
できる。
場合によっては、式Iの化合物の酸付加塩は、水及び親
水性溶剤中の溶解性が比較的高く且つ増大した化学的安
定性を有している。
しかしながら、式Iの化合物及びその塩の性質の類似性
にかんがみて、式■の化合物の生物学的活性に関しての
言及は、その製薬学的に許容できる塩に対しても当ては
まり、またその逆も同様である。
本発明の方法によって製造した化合物は、主としてダラ
ム陽性菌に対して活性な半合成抗菌剤として、又は成長
促進剤として、有用である。
本発明の目的は、ティコプラニン化合物の対称又は非対
称N口、N ′′−ジアルキル誘導体を良好な収率で選
択的に取得するための方法である。
事実として公知であるように、置台水素化物又は適当な
還元剤により、過剰のカルボニル化合物の存在において
、シック塩基を選択的に還元する場合に、最終品金物は
通常は七ノーアルキル誘導体どジ−アルキル誘導体の両
者を含有する。該混合物中で、ジ−アルキル誘導体を良
好な収率で取得することかできるが、それを七ノーアル
キル成分から分離することは、きわめて厄介である。
われわれは、高い転化速度、きわめて高い収率及び副反
応の不在と共に、高い選択率を有するという利点を有す
る、ティコプラニン化合物からのジ−アルキル誘導体の
製造方法を見出した。その上、本発明の方法は、恐らく
は、たとえば脱塩のような通常の精製工程後に所望の化
合物を与えることができ、かくして、たとえば分取HP
LCのような、複雑で費用のかかる精製処理を必要とし
ない、簡単且つ迅速な″ワンポンド′反応プロセスを可
能とする。
該方法は、有機極性プロトン溶剤中における、ティコプ
ラニン化合物、すなわち、式■中でR1がI]であり且
つR′が■(又は(C+〜Cl2)アルキル、(Ct〜
C7)シクロアルキル、シアノ−(CI−CI)アルキ
ル;フェニル−(C3〜C4)アルキル、ここでフェニ
ル基は場合によってはオルト、メタ及び/又はバラ位に
おいて(C+〜C4)アルキル、ニトロ、ブロモ、クロ
ロ、ヨード、(01〜C2)アルコキン及びフェニルか
ら選択した1〜3の基によって置換しである、である場
合の式■の化合物の懸濁液に対して、4容量の水で希釈
した、取得した混合物の試料が2.5〜4のpHを示す
ような強度及び量の有機酸の存在において、前記置換基
R1及びR2と同一の炭素骨格を有するカルボニル化合
物のモル的に過剰な量を添加し、該モル的に過剰な量は
ティコプラニン出発物質に対して少なくとも30倍の量
であり、核酸は、さらな、反応条件下に、ティコプラニ
ン部分のNISアミノ基との反応においてカルボニル化
合物反応成分の競争相手となる還元生成物を生じること
ができないことを特徴とし、次いで、生成した混合物を
0〜60°Cの温度において水素化はう素アルカリ金属
と反応させることから成っている。
有機極性プロトン溶剤としては、1〜4炭素原子を有す
るアルキルアルコールが好適である。
場合によっては、特定の場合に、反応の過程でティコプ
ラニン出発物質を完全に溶解するために少量の極性非プ
ロトン共溶剤、たとえば、N、N−ジメチルホルムアミ
ド、l、3−ジメチル−3,4゜5.6−テ]・ラヒド
ロ−2(l H)−ピラミドン(DMPU)、ジメチル
スルホキシド、を添加することができる。
還元剤としては水素化はう素アルカリ金属を使用し、そ
の中でも水素化はう素ナトリウムが好適なものであるが
、水素化シアノはう素カリウム及びナトリウムをも具合
よく使用することができる。
温度は30〜40°Cに保つことが好ましい。
ティコプラニンに対しての反応物のモル的に過剰な量1
ま、アルデヒド又はケトン番二ついて、30〜300倍
の範囲が好ましい。
本発明におい使用する有機酸は、還元剤を添加する前に
、反応混合物の試料を4容量の水に添加するときに2.
5〜4のpHを示すような強度を有することによって特
徴的である。その上、核酸は反応過程で望ましくない妨
害を行なわないものでなければならない。このことは、
使用する還元剤(NaBH,など)によって還元されて
はならないことが好ましく、あるいは、反応が生じると
しても、その反応の生成物が出発物質として選んだカル
ボニル化合物の競争相手とはならないということを意味
する。
本明細書及び特許請求の範囲中で用いる場合の“競争相
手″という用語は、′°シッフ塩基″と同様な結合をも
つアミノ基に結合することができ且つ続いてアルキル部
分へと還元させることができる基を意味するが、しかし
核層は出発物質として使用するカルボニル化合物とは異
なっている。かくして、本発明の好適実施形態において
、カルボニル化合物としてアルデヒドを用いるときは、
使用が好ましい適当な酸は該アルデヒドに相当するカル
ボン酸、たとえばホルムアルデヒドはぎ酸、アセトアル
デヒドにおいては酢酸などである。出発物質としてケト
化合物を用いる場合には、好適な酸は、!二とえばパラ
トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸などのような(
C,〜Ca)アルキルスルホン酸及ヒ(c a〜C,。
)アリールスルホン酸の中から選ぶことができる。使用
する酸の景は、たとえば、使用するティコプラニン出発
物質及びカルボニル化合物のような種々の要因に依存す
るが、通常はティコプラニンに対して5〜20倍のモル
的に過剰な酸を用いるときに望ましいpHが得られる。
本発明の方法に対する出発物質として使用することがで
きる七ノーアルキル誘導体は、種々のアルキル化方法に
従って製造することができる。
たとえば、それらはティコプラニン化合物を、本出願人
によるヨーロッパ特許明細書公開番号第2 7 6 7
 4 Clに従って、塩基の存在においてハロゲン化ア
ルキルと反応させることによって製造することができる
該モノアルキル誘導体は、本出願人により1988年7
月18日に出願した、英国特許願第8817052、7
号の優先横を主張する共願するヨーロッパ特許明細書中
に記すような還元的アルキル化によって製造することも
できる。
該七ノーアルキル出発物質の製造のための好適方法は、
アルキル部分が最終生成物中のR1又はR2の所望の意
義に相当する“アルキル基であり且つハロゲンが好まし
くは塩素、臭素又はよう素、もつとも好ましくは臭素又
は塩素である場合の、ハロゲン化あるきるR”X又はR
”Xによるアルキル化として表わされる。
この反応は、たとえば、トリエチルアミン、トリメチル
アミン、トリーブチルアミン、重炭酸ナトリウム又はカ
リウムなどのような、中等の強度の有機又は無機塩基の
存在において室温において生じる。
反応媒体は、たとえば、有機アミド、アルキルエーテル
、グリコール及びポリオールのエーテル、ホスホルアミ
ド、スルホキシド及び芳香族化合物、たとえば、ジメチ
ルホルムアミド、ジメトキシエタン、ヘキサメチルホス
ホルアミド、ジメチルスルホキシド、ベンゼン、トルエ
ン及びそれらの混合物のような、少なくとも部分的に出
発物質を可溶化することができる有機溶剤をも包含する
ことが好ましい。
この溶剤は低い含水量(一般に約5%以下)を有してい
なければならない。
ハロゲン化アルキル及び出発ティコプラニン誘導体は、
良好な収率で七ノーアルキル誘導体を取得するためには
、はぼ等モルの割合で、又はハロゲン化アルキルを僅か
にモル的に過剰に使用することが好ましい。
前記にように、反応はほぼ室温において生じるので一般
に外部的な加熱は必要ではないが、反応を40〜70°
Cの温度で行なうこともできる。
出発反応成分として使用するカルボニル化合物は、置換
基R1及び/又はR2と同一の炭素骨格を有し且つN”
−ティコプラニン部分に結合させることを所望する炭素
原子上にオキソ基を有しているものである。
熟練した技術者は所望のティコプラニンのN”N”ジア
ルキル誘導体を取得するために用いるべき有用なカルボ
ニル化合物を容易に見出すことができる。たとえば所望
のN ”、N ”ジアルキル置換基R1及びR2が同一
であり且つ二つのCHCH2CH3基を表わすときは、
出発物CH。
質として使用する相当するオキソアルキル化合物は、メ
チルエチルケトン、CHs  CC2H5、諺 である。
ティコプラニンのN1′原子に結合するアルキル基が異
なっている場合には、前記の方法の中の一つに従ったN
 I Sモノアルキル誘導体を製造し、次いで該誘導体
を出発物質として使用することが必要である。
かくして、たとえば、 CHCH2CHs及びCH。
CHCH3が、それぞれ、R1とR2に対する所CH。
望の置換基であるときは、ティコプラニン化合物を塩基
の存在においてCH,−CH−CH,と反応r させ、次いで、それによって取得したN”七ノアルキル
生成物とCHi  CCHz CHsとを、本■ 発明に従って、適当な酸と還元剤の存在において反応さ
せる。
式IのN ”、N ”−ジアルキル化合物の糖部分を選
択的に除去することによって、同一の一般式を有する異
なる化合物に変換することができる。
たとえば、式■中でA%B及びMが前記のような糖部分
を表わしている場合のN Is、 N 15−ジアルキ
ル化合物は、強い濃厚な水性の有機酸中における制御し
た酸加水分解によって、BとMが前記と同様であり且つ
Aが水素である相当する化合物に変換することができる
この場合の濃有機酸は75〜95%の濃度における水性
のトリフルオロ酢酸であることが好ましく、温度は10
〜50°Cであることが好ましい。
好適な加水分解条件は室温において約90%のトリフル
オロ酢酸によって表わされる。
反応時間は他の特定の反応条件に依存するか、いずれに
しても、反応はTLC又は好ましくはHPLC方法によ
って監視することができる。
類似の選択的加水分解は、ヨーロッパ特許明細書公開番
号第146822号中に記されている。
同様に、式■中でA%B及びMが前記のような糖部分を
表わすか又はAが水素を表わし且つBとMが前記のよう
な糖部分を表わしている場合の式IのN ”、N 1′
−ジアルキル化合物は、室温において液体である、エー
テル、ケトン及びそれらの混合物から選んだ極性非プロ
トン溶剤の存在における強酸による選択的加水分解によ
って、AとMが水素を表わし且つBが前記のような糖部
分を表わしている相当する式■の化合物に変換させるこ
とができる。
この場合の加水分解条件は、室温において、たとえばジ
メトキシエタンのようなエーテルの存在における濃鉱酸
の使用によって表わされる。
反応過程はTLC又は好ましくはHPLCによって監視
することができる。類似の選択的加水分解はヨーロッパ
特許明細書公開番号第175100号中に記されている
本発明の別の実施形態によれば、式■中でAlB及びM
が前記のような糖部分を表わしている式IのN I S
 、 r(I 6−ジアルキル化合物、式I中でAが水
素を表わし且つBとMが前記の糖部分を表わしている式
IのN l % 、 N l 6−ジアルキル化合物、
又は式I中でAとMが水素を表わし且つBが前記のよう
な糖部分を表わしている式■のN ′6.N ”−ジア
ルキル化合物は、反応温度において液体である脂肪族酸
及びアルファーハロゲン化脂肪族酸;反応温度において
水と僅かに混合する脂肪族及び脂環式アルカノール;反
応温度において水と僅かに混合する液体である、フェニ
ル部分が場合によっては(CI−C4)アルキル、(C
I−Ct)アルコキシ又はハロ残基を有していてもよい
、フェニル置換低級アルカノール;及び反応温度で液体
であるベーターポリ−ハロゲン化低級アルカノールから
選択した有機プロトン溶剤中で:強鉱酸、強有機酸及び
水素型にある強酸性カチオン交換樹脂から選択した、溶
剤と相溶する、強酸の存在において、20〜100°C
の温度で行なう選択的加水分解によって、A、B及びM
が水素原子を表わしている式■の相当するアルキル化合
物へと変換化することができる。
この場合には、好適加水分解条件は、65〜85℃の温
度の、トリフルオロエタノールのようなハロアルカノー
ル中の、たとえば塩酸のような、鉱酸の使用によって表
わされる。
類似の物質に対する同様な選択的加水分解条件はヨーロ
ッパ特許明細書公開番号第146053号に記されてい
る。
驚くべきことに、2,5〜4(前記にようにして測定す
るときに)のpHを有する有機酸の存在におけるアルキ
ル化還元の遂行は、最終生成物の収率を適切に増大させ
ることが可能である。
たとえば、式■中でAが−N[(C1〜C1,)脂肪族
アシル]−ベーターD−2−デオキシ−2−アミノ−グ
ルコピラノシルであり、BがN−アセチル−ベーターD
−2−デオキシー2−アミノ−グルコピラノシルであり
、MがアルファーD−マンノピラノシルであり、R1が
!]であり且つR2がC2H7である式Iのティコプラ
ニン化合物から出発することによって、カルボニル化合
物としてしホルムアルデヒドを、水素化はう素アルカリ
金属としてN a B H4を用いることにより、取得
するNI 5 、 N l 5メチル工チル誘導体の収
率は約60%となる(ヨーロッパ特許明細書公開番号第
276740号、43頁、実施例11参照)。
NaBH,を添加する前に適当な量のぎ酸の存在におい
て行なう以外は同様な反応を繰返すことによって、後記
の実施例2におけるように、N口N”メチルエチル誘導
体の収率は約93%となる。
下表(第1表)中に本発明の代表的な化合物の構造式を
示す: HPLC分析 下表(vg2表)は本発明の方法に、しって製造するこ
とができる化合物の代表的な例の1Rを示す。
分析はUV検出器(254nm)を備えたHPLCヒュ
ーレットーバツカード1084m1を用いて行なった。
カラム: リクロソーフ゛RP−8メルり(シラン化シリカゲル5
ミクロメートル)を充填しI;ステンレス鋼ブリ力うム
リクロカート及びそれに続くリクロソーブRP−8(7
ミクロメードル)によるハイバーリクロカート力ラム(
2,5cm)プリパケット。
流速:1.5m(2/分 注入M:30ミクロリットル 溶離剤 溶液A : CH,CN/NaH,P○、(0,02M
)、5 / 95 (v/v) 溶液B : CH,CN/NaHzPO,(0,02M
)、75 / 25 (v/v) グラジェントプロフィル: 分:    0 40 45 48 55 56A中の
%B84060658 第2表 (HP L C分析) 化合物番号     t llt t/ t * L1
73921          2g、13−29.0
3車−29,761,8832t54−33.12木 
        2.15418゜11       
1.20 デグルコテイコ プラニン(標準)    15.30        
 1.00本比の計算のt;めに用いたピーク。
下表(第3表)は本発明の方法によって製造することが
できる代表的な化合物の酸−塩基滴定の結果を示す。こ
の分析はメチルセロソルブ[F]/!120.4 / 
1 (V/V)中で行なう。試料(10ミクロモル)を
約20m12中に溶解し、次いでO,OINのHCl2
(2mQ)を加えたのち、その混合物を同一溶剤混合物
中のO,OIN  NaOHで滴定する。
第3表 隨膓】i鼾1 化合物    塩形前     りKI  I)K21
      HCQ      4.8  6.9ヌジ
ヨール中でパーキン−エルマー580分光計により記録
した、本発明の方法によって製造することができる数種
の化合物のもつとも顕著な赤外バンド(cm−’ )を
下表に示す。
ユニカム5P500分光光度計を用いで記録した、本発
明の方法によって製造することができる数種の代表的な
化合物の紫外−可視スペクトルデータを下表に示す(ラ
ムダ極大、nm):第5表(統) 溶剤 化合物 化合物 番号 番号 メタノール 0.1N HCQ りん酸塩緩衝液 りん酸塩緩衝液 0.1N KOH pH7,4 pH9,0 第6表は20 mg/ mQの試料濃度で20°Cにお
いてDMSO−D、中でブルーカーAM250分光計に
より250MHzで得たH’−NMRデータを示す(内
部基準:TMS、 δ=O,OOppm)。
本発明の方法によって製造した化合物の抗菌作用は標準
的な寒天希釈試験によって試験管内(invitro)
で実証することができる。
ぶどう状球菌と連鎖球菌の増殖のために、それぞれ、イ
ソセンシテスト流体培養基(オキソイド)とトッド−ヒ
ユーイツト流体培養基(デイフコ)を用いる。培養物を
希釈することによって最終接種材料を約10’集落形成
単位/mQ (CF U/mQ)とする。最低抑制濃度
(MIC)は、37°Cにおいて18〜24時間の培養
後に認めうる増殖を示さない最低濃度とみなす。式■の
代表的な化合物の試験管内抗菌性試験の結果を第7表に
示す。
■、アリオリら、ジャーナルオブアンチビオチツクス1
9,511 (1976)に記載の方法によってS、ピ
オゲネスL49で実験的に感染させたマウス中の生体内
試験(il  vivo)における本発明の方法によっ
て製造した各化合物のED、。値(mg/kg)I;t
、皮下投与テ0.17〜5.0m g / k gの範
囲、主として0.17−1.25m g / k g、
及び経ロチ170〜300mg/k g又はそれ以上で
ある。
前記の抗菌作用にかんがみて、本発明によって製造した
化合物は、人間医学及び獣医学において用いる抗菌製剤
の活性成分として、該活性成分に対して感応する病原菌
によって生じる感染症の予防と治療に対して効果的に使
用することができる。
このような処置において、これらの化合物は、そのまま
で、又は任意の割合の混合物の形態で、あるいは製薬学
的に許容できる公知の基剤又は賦形剤と混合した製薬組
成物として使用することができる。
本発明の方法によって製造した化合物は経口的、局所的
又は非経口的に投与することができるが、非経口的な投
与が好ましい。
投与の方法に依存して、これらの化合物は種々の投与形
態に処方することができる。
経口投与のための製剤はカプセル、錠剤、液剤又は懸濁
剤の形態とすることができるが、それらは公知の方法に
よって調製することができる。
本発明の方法に従って製造した化合物は一般に、好まし
くは1日当り2〜4回の投与に分割した、体重1kg当
り約0.5〜約30mgの活性成分から成る投与量にお
いて有効である。特に望ましい組成物は単位当り約20
乃至約300mgを含有する投与単位の形態として調製
したものである。
本発明の方法によって製造した化合物は、医薬としての
それらの活性のほか、好ましくは通常の基剤又は飼料と
混合して、動物の生長促進剤として使用することができ
る。
以下の実施例は本発明をさらに例証するが、それを制限
するものとみなしてはならない。
実施例1 化合物1の製造 1OOrrlQのメタノール中の2g(約1ミリモル)
のティコプラニンA2複合体の撹拌した懸濁液に、4 
mQC約53ミリモル)の40%(重量による)の冷却
した水性ホルムアルデヒドと0−4 mff(約7ミリ
モル)の無水ぎ酸を加える。生成する透明な溶液を30
°Cに加温して0.54g(約15ミリモル)の水素化
はう素ナトリウムを、35〜40°Cの反応温度を保ち
ながら、分割して加える。30分後に、1.25mα(
約20ミリモル)の氷酢酸を室温において加え、40°
Cにおいて減圧下に溶剤を蒸発させる。残留物を100
n+Qの水中に再溶解し、水中のloogのシラン化シ
リカゲル(0,06〜0.2mm;メルク社)のカラム
の上端に加える。そのカラムを、30f)mf2の水、
次いで300mffのアセトニトリル;水2 : 8(
V/V)混合物、300m(2のアセトニトリル:水1
 : l(V/V)混合物、及び最後に氷酢酸1 : 
l(V/V)でpH3,0に調節したlQのアセトニト
リル:水混合物で展開し、その間200mQずつの画分
を集め、それをHPLCによって監視する。
純粋な表題の化合物を含有するそれらの画分を一緒にし
、生成する混合物の40°Cにおける減圧・化の濃縮後
に、約30m12の乾燥ブタノール懸濁液を取得するの
に十分なブタノールを加える。70mQのエチルエーテ
ルを添加し、分離する固体を濾過によって集め、30m
12のエチルエーテルで洗浄し、室温において減圧下に
終夜乾燥して、酢酸塩として、1.9gの表題の化合物
を取得する。
実施例2 化合物2の製造 式■中でR1がHであり且つR2がCz Hsである5
gの式Iを有する化合物の200mQのメタノール中に
おける撹拌した溶液に対して、室温において5 mf2
(約66ミリモル)の40%(重量による)水性ホルム
アルデヒドと0 、5 mQ(約0.8ミリモル)の無
水ぎ酸を加え、その後に、反応混合物を32〜37°C
に保ちながら、5.4g(約146ミリモル)の水素化
はう素ナトリウムを分割して加える。
20分後に、10m(2(約160ミリモル)の氷酢酸
を加え、生じた溶液を35°Cにおいて減圧下に蒸発乾
固する。残留物を実施例1に記すような逆相カラムクロ
マトグラフィーによって精製して、酢酸塩として、4.
74g(93%)の標題の化合物を取得する。
式中でR1がHであり且つR2がCH,である場合の式
■の化合物とアセトアルデヒドを出発物質として使用す
る以外は上記の手順に従って、化合物2をも良好な収率
(91%)で製造することができる。
実施例3 化合物3の製造 100m12のメタノール中の2gC約1ミリモル)の
ティコプラニンA2複合体の撹拌懸濁液に対して4 m
(1(約0.11モル)のアセトアルデヒドと0゜6 
m(i(約10ミリモル)の氷酢酸を加え、その後に反
応混合物を30°Cに加温し、温度を35〜40°Cに
保ちながら0.74g(約20ミリモル)の水素化はう
素ナトリウムを分割して加える。60分後に、1.9m
12(約30ミリモル)の氷酢酸を室温で加え、生じる
溶液を前記のようにして処理して、酢酸塩として、標題
の化合物1.88g(81%)を取得する。
実施例4 化合物4及び5の製造 150m(2のメタノール中の2.5g(約2ミリモル
)のデグルコテイコプラニンの撹拌懸濁液に対して、0
.25ミリモルの適当なアルデヒド(ホルムアルデヒド
又はアセトアルデヒド)及び20ミリモルの相当するカ
ルボン酸を室温で加える。次いで、1.3g(約35ミ
リモル)の水素化はう素ナトリウムを30〜35°Cで
滴下する。30分後に、反応混合物を濃塩酸でpH3に
調節し、300m12の水:n−ブタノールl : 1
(V/V)混合物を激しい撹拌下に加える。有機層を分
離し、100m+2の水で洗い、次いで40℃において
減圧下に50mQI:ia縮する。250mQのエチル
エーテルを加えると固体が分離し、それを濾過によって
集め、IN塩酸でpH3に調節した200m12の水ニ
アセトニトリル8:2(v/v)混合物中に再溶解する
生じる溶液を水中の200gのシラン化シリカ−ゲル(
0,06〜0.2mm;メルク社)のカラムの上端に負
荷する。
カラムを250m(+の水、次いで250m(2の水ニ
アセトニトリル8:2(v/v)混合物、500m(2
の水ニアセトニトリルl : I(V/V)、最後に7
50m(2のアセトニトリル:0.05N塩酸1:l(
v/V)混合物で展開し、その間、1oon+12ずつ
の画分を集める。純粋な標題の化合物を含有する両分を
一緒にしたのち、十分なブタノールを添加することによ
り、生成する混合物の真空下の45°Cにおける濃縮後
に、約40mQの乾燥ブタンール溶液(又は懸濁液)を
取得する。エチルエーテル(160mQ)を加え、沈殿
する固体を濾過によって集/)、loomQのエチルエ
ーテルで洗い、室温で真空中において終夜乾燥して二塩
酸塩として標題の化合物を取得する。
実施例5 化合物6の製造 式I中においてA、B、M及びR1が水素原子であり且
つR2がメチルである、20g(約16ミリモル)の式
Iの化合物の600m12のメタノール中における撹拌
溶液に対して、6 m(2(約170ミリモル)のアセ
トアルデヒドと1−5 m(2(約17ミリモル)の氷
酢酸を加える。60分後に20g(約320ミリモル)
の水素化シアノはう素ナトリウムを30°Cで加える。
次いで反応混合物を氷酢酸によってpH5とし、溶剤を
減圧下に45°Cで蒸発させ、残留物を実施例4中で既
述したようにしてクロマトグラフィーにかけて、二塩酸
塩として、標題の化合物19g(89%)を得る。
式■中でR1がHであり、R2がC2H,である式Iの
化合物から出発することにより、下記の手順に従って、
化合物6を製造することもできる。
flf、水2.2.2−トリフルオロエタノール中の0
゜5M  HCQ溶液溶液30中Q中g(約lミリモル
)の化合物lの撹拌懸濁液を80°Cで12時間加熱し
、その間連続的に無水HCQを吹込む。室温への冷却後
に、反応混合物を濾過し、集めた固体を20Qmffの
H20/CH3CN、85/15中に溶解する。生じた
溶液を200gのシラン化シリカ−ゲル(0,06〜0
.2mm;メルク社)のカラム上に負荷し、次いでそれ
を10%から50%までの0゜001N  HCQ中の
CH,CNの線形グラジェントによって200m12/
hの流速で10時間にわたって展開し、その間に10m
Qずつの両分を集める。
純粋(HPLC)な標題化合物を含有する両分を一緒に
して、減圧下に40°Cで溶剤を蒸発させて、塩酸塩と
して。Ig(収率約98%)の化合物6を得る。
実施例6 ティコプラニン出発物質としてティコプラニンA2因子
2(2g)を用いるほかは本質的に実施例1に記した手
順に従かうことによって、酢酸塩として、化合物7を得
る。
実施例7 ティコプラニン出発物質としてティコプラニンA2因子
2(2g)を用いるほかは本質的に実施例2に記した手
順に従かうことによって、酢酸塩として、化合物8を得
る。
実施例8 ティコプラニン出発物質としてティコプラニンA2因子
2(2g)を用いるほかは本質的に実施例3に記した手
順に従かうことによって、酢酸塩として、化合物9を得
る。
本発明の主な特徴および態様を記すと次のとおりである
1、下式: 式中で R1及びR1は、独立して(C+〜Ct)アルキル、(
04〜C7)シクロアルキル、シアン(C1〜aX)ア
ルキル;フエ、ニル−(C+〜C4)アルキルを表わし
、ここでフェニル基は、場合によっては、オルト、メタ
及び/又はパラ位において(CI−C+)アルキル、ニ
トロ、ハロゲン、(01〜C1)アルコキシ及ヒフェニ
ルによって置換されていてもよい; Aは水素又は−N[(Cl−Cl2)脂肪族アシル]ベ
ーターD−2−デオキシ−2−アミノ−グルコピラノシ
ルを表わし; Bは水素又はN−アセチル−ベーターD−2デオキシー
2−アミノグルコピラノシルを表わし; Mは水素又はアルファーD−マンノピラノンルを表わし
; 但しBはAとMが同時に水素である場合にのみ水素を表
わす、 を有するティコプラニン化合物のN I S 、 N 
l ’−ジアルキル誘導体及びその付加塩を製造するた
めの還元的アルキル化方法にして: a) 有機極性プロトン溶剤中の、ティコプラニン化合
物、すなわち、式■ ■ 式中でR3はHであり且つR4はH又は(C+〜C1□
)アルキル、(C4〜C7)シクロアルキル、シアノ−
(01〜C3)アルキル;フェニル−(C+〜C1)ア
ルキルを表わし、ここでフェニル基は、場合によっては
、オルト、メタ及び/又はパラ位において(C□〜Ca
)アルキル、ニトロ、ハロゲン、(Ct〜C1)アルコ
キシ及びフェニルから選択した1〜3の基によって置換
されていてもよい、 の化合物の懸濁液に対して、4容量の水で希釈しt;、
取得した混合物の試料が2.5〜4のpHを示すような
強度及び量の有機酸の存在において、モル的に過剰な量
のカルボニル化合物を添加し、該ノJルポニル化合物は
面記置換基R1及びR2と同一の炭素骨格を有し且つそ
のオキソ基はティコプラニン部分のNl5−アミノ基に
結合すべき炭素原子上にあり、該モル的に過剰な量はテ
ィコプラニン出発物質に対して少なくとも30倍の量で
あり、核酸は反応条件下にティコプラニン部分のNl5
−アミノ基との反応においてカルボニル化合物の競争相
手となる還元生成物を生じることはできないことを特徴
とし、次いで b) かくして生じた混合物を0〜60°Cの温度にお
いて水素化はう素アルカリ金属と反応させる、 ことを特徴とする、該製造方法。
2、カルボニル化合物はアルデヒドであり且つ有機酸は
相当するカルボン酸である、上記lに記載の方法。
3、カルボニル化合物はケトンであり且つ有機酸は(C
+〜Ca)アルキルスルホン酸及び(CS〜C+o)ア
リールスルホン酸から選択する、上記lに記載の方法。
4、有機酸はメタンスルホン酸及びパラトルエンスルホ
ン酸から選択する、上記3に記載の方法。
5、極性プロトン溶剤は1〜4炭素原子を有するアルカ
ノールである、上記1,2.3又は4に記載の方法。
6、アルカノールはメタノールである、上記5に記載の
方法。
7、温度は30〜40°Cの範囲である、上記112.
3.4又は5に記載の方法。
8、カルボニル化合物のモル的に過剰な量はティコプラ
ニン出発物質に対して30〜300倍である、上記1.
2.3.4又は5に記載の方法。
9、さらに、有機酸はティコプラニン出発物質に対して
モル的に5〜20倍の過剰量にあることを特徴とする、
上記112.3.4又は5に記載の方法。
10、水素化はう素アルカリ金属は水素化はう素ナトリ
ウム、水素化シアノはう素カリウム又は水素化シアノは
う素ナトリウムから選択する、上お11 2. 3. 4. 5又は9に記載の方法。
手 続 祈ff 正 L4(自発) 平成1年9月14日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下式: ▲数式、化学式、表等があります▼ I 式中で R^1及びR^2は、独立して(C_1〜C_4)アル
    キル、(C_4〜C_7)シクロアルキル、シアノ−(
    C_1〜C_3)アルキル;フェニル−(C_1〜C_
    4)アルキルを表わし、ここでフェニル基は、場合によ
    つては、オルト、メタ及び/又はパラ位において(C_
    1〜C_4)アルキル、ニトロ、ハロゲン、(C_1〜
    C_4)アルコキシ及びフェニルによつて置換されてい
    てもよい; Aは水素又は−N[(C_9〜C_1_2)脂肪族アシ
    ル]−ベータ−D−2−デオキシ−2−アミノ−グルコ
    ピラノシルを表わし; Bは水素又はN−アセチル−ベータ−D−2−デオキシ
    −2−アミノグルコピラノシルを表わし; Mは水素又はアルファ−D−マンノピラノシルを表わし
    ; 但しBはAとMが同時に水素である場合にのみ水素を表
    わす、 を有するテイコプラニン化合物のN^1^5,N^1^
    5−ジアルキル誘導体及びその付加塩を製造するための
    還元的アルキル化方法にして: a)有機極性プロトン溶剤中の、テイコプラニン化合物
    、すなわち、式II ▲数式、化学式、表等があります▼II 式中でR^3はHであり且つR^4はH又は(C_1〜
    C_1_2)アルキル、(C_4〜C_7)シクロアル
    キル、シアノ−(C_1〜C_3)アルキル;フエニル
    −(C_1〜C_4)アルキルを表わし、ここでフェニ
    ル基は、場合によつては、オルト、メタ及び/又はパラ
    位において(C_1〜C_4)アルキル、ニトロ、ハロ
    ゲン、(C_1〜C_4)アルコキシ及びフェニルから
    選択した1〜3の基によつて置換されていてもよい、 の化合物の懸濁液に対して、4容量の水で希釈した、取
    得した混合物の試料が2.5〜4のpHを示すような強
    度及び量の有機酸の存在において、該カルボニル化合物
    は前記置換基R^1及びR^2と同一の炭素骨格を有し
    且つそのオキソ基はテイコプラニン部分のN^1^5−
    アミノ基に結合すべき炭素原子上にあり、該モル的に過
    剰な量はテイコプラニン出発物質に対して少なくとも3
    0倍の量であり、該酸は反応条件下にテイコプラニン部
    分のN^1^5−アミノ基との反応においてカルボニル
    化合物の競争相手となる還元生成物を生じることはでき
    ないことを特徴とし、次いで b)かくして生じた混合物を0〜60℃の温度において
    水素化ほう素アルカリ金属と反応させる、 ことを特徴とする、製造方法。
JP1182760A 1988-07-18 1989-07-17 テイコプラニン化合物のn↑1↑5,n↑1↑5―ジアルキル誘導体の製造方法 Pending JPH0296596A (ja)

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