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JPH0295359A - 機械式のアテローム除去装置 - Google Patents

機械式のアテローム除去装置

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Publication number
JPH0295359A
JPH0295359A JP63247261A JP24726188A JPH0295359A JP H0295359 A JPH0295359 A JP H0295359A JP 63247261 A JP63247261 A JP 63247261A JP 24726188 A JP24726188 A JP 24726188A JP H0295359 A JPH0295359 A JP H0295359A
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JP
Japan
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mechanical
removal device
catheter
guide wire
blood
Prior art date
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Application number
JP63247261A
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English (en)
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Samuel Shiber
サミュエル・シバー
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Original Assignee
Individual
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Publication date
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Publication of JPH0295359A publication Critical patent/JPH0295359A/ja
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Publication of JP2604440B2 publication Critical patent/JP2604440B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Surgical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、人の血管内に挿入して、血管内の閉塞部をリ
モート操作によって切除するための機械式のアテローム
除去装置(mechanicalatherectom
y systeml に係る。
(従来の技術) 年をとるにつれて、はとんどの人は、脂肪や繊維質、固
化沈着物によって動脈硬化をきたし、血液循環障害を患
うようになる。こうした動脈硬化患部の閉塞部に血液の
凝固物が堆積し、血流の流れをさらに減少させたり血流
を止めてしまうことがある。このような状態が心筋をつ
かさどっている環状動脈に生じると、いわゆる心臓発作
の自覚症状が現われる。現在のところ、そうした閉塞部
は血管の移植によってバイパスさせたり、バルーンの付
いたカテーテルを使用する血管形成手術(angiop
lastyl により治療されている。前述のバルーン
の付いたカテーテルは案内ワイヤをたどりながら動脈系
を通じて閉塞部まで挿入され、バルーンを膨張させて閉
塞部の管腔を拡張することが行なわれている。こうした
治療法の問題点は、動脈壁を損傷したり時には動脈を破
裂させてしまう点にある。症例によっては治療効果が期
待できない6また、凹凸のある管腔ができてしまう、閉
塞物質を血管系の外に取り出すことができなかったり、
血管系内の流れに乗って閉塞物質が流されてしまうこと
もある。心臓発作時に血管形成手術を行なうと、血液の
凝固物小片が剥がれて下流に流れていき、危険な合併症
を起こすこともある。
(課題を解決するための手段) 本発明の目的は、血管系内に皮膚を経由して体外からま
たは手術に平行して体内より血管系に導入して血管系の
閉塞部を切除できる、機械式のアテローム除去装置に使
われる可撓性のあるトルク伝達回転カテーテルを提供す
ることにある0回転カテーテルは案内ワイヤをたどって
挿入し、この案内ワイヤの廻りを回転させることができ
る。また、基部端に固定しであるモーターから先端に取
り付けたブレードまで回転力およびトルクを伝達するこ
とができる。
本発明の他の目的は、体外に血液の凝固物等の閉塞物質
を確実に取り出して滑らかな管腔を形成し、血管の壁を
傷付けることのない可撓性のある回転カテーテルを提供
することにある。
本発明の別の目的は、心臓発作の状況下で使用して速や
かに閉塞部の開通を図り、また動脈硬化の疾患箇所を再
発しないように整形できる装置を提供することにある。
可撓性のある回転カテーテルの直径は、約1mm(ミリ
メートル)までのものに作れるようにしておく必要があ
り、遠い位置にある細い血管まで届きまたこうした血管
に挿入できるだけの充分な長さを備えている。好ましく
は、この機械式のアテローム除去装置を使用する治療方
法は従来の血管形成手術に似ており、熟練した医療スタ
ッフであれば難なく利用することができる。
回転カテーテルは可撓性がありながらトルクを伝達する
ことができ、遠く離れた血管内、例えば環状動脈内の閉
塞部まで皮膚を通して体外から挿入し、血管内の閉塞部
の治療を行なうにあたり、環状動脈系に見られる急激な
方向転換箇所を含む曲がりくねった動脈経路にも充分に
対応することができる。
本発明のこれらの目的並びに他の目的は、以下の説明並
びに添付図面から明らかになる。
(実施例) 第1図は、人の広径部の大腿部動脈11に皮膚を通じて
体外から機械式のアテローム除去装置10を挿入し、こ
のアテローム除去装置の先端を動脈系に沿って案内して
環状動脈の治療箇所まで送り込んだ状態を示す、機械式
のアテローム除去装置lOの全体図である。
第2図は、装置10の基部端13と先端14の拡大断面
図である。先端は、患部の環状動脈12内に挿入される
(図面を通じ、同じ参照番号を用いて同じ箇所を表わし
ている)、この患部のアテローム性動脈硬化閉塞部15
には血液凝固物15°が付着している。なお、機械式の
アテローム除去装置IOの中間部分は想像線16により
表わされている。
装置lOは、先端の一部にオーガー(augerl18
の形成された可撓性のある案内ワイヤ17を備えている
。案内ワイヤは、人の血管系を通じて挿入できるように
作られている。
可撓性のある回転カテーテル19は、縦方向のチャンネ
ル21を形成した壁20を備えている。
このカテーテル19は回転可能であり、また案内ワイヤ
17に沿ってスライドすることができる。
チューブ状ブレード22が回転カテーテル19の先端に
取り付けられている。チューブ状ブレード22はスルー
ホール23を形成しており、このスルーホールからチャ
ンネル21にかけて連続通路を形作り、閉塞物質をスル
ーホール内に取り込むことができる。
モーター24は中空のテーバシャフト25を備えている
。このテーバシャフト25は、嵌合いテーバ装着部30
を介して可撓性のある回転カテーテルの基部端に接続さ
れ、回転カテーテルを案内ワイヤの周囲で回転させるこ
とができる。
回転カテーテルは、スリーブ26を通じて血管系に挿入
される。このスリーブはそのまま残しておいて、動脈壁
と回転カテーテルが接触するのを防止したり、患部にコ
ントラスト流体および/または洗浄流体を供給するのに
利用することもできる。スリーブ26は必要な形に成形
してお(ことができ、またカテーテルの案内体として用
いたり、血管系を通じて治療箇所までアテローム除去装
置を送り込むのに伴い挿入操作を手助けすることもでき
る。ポート27はスリーブの先端を通じて流体を供給す
るために設けてあり、またシール31がスリーブの基部
端から流体が漏洩するのを防いでいる。
回転ジヨイント28はボート29を備えている。このポ
ート29は中空のシャフト25を通じてチャンネル21
に連結されており、ボート29を用いて患部に流体を供
給したり、チャンネル21内に負圧を作り出して閉塞物
質をチャンネル内に吸い込むこともできる。案内ワイヤ
は、回転ジヨイント28の端部に形成された狭い嵌合ホ
ールをスライド可能に通り抜けている。
第3図は、第1の実施例の回転カテーテル33を示して
いる。この回転カテーテル33は、例えば、第2図に示
すような環状動脈にできた閉塞部の除去に伴い、トルク
を伝達し且つ曲がった状態を維持しながら回転カテーテ
ルを直径方向に安定化させる手段を備えている。直径方
向安定化手段は、ストリップ35の形態をしたトルク伝
達手段により互いに連結されている一連のフープ部材(
hoopl  34の構造をしている。これらフープ3
4とストリップ35を適宜組み合わせて回転カテーテル
の骨組みが作られ、この骨組みに可視性のあるプラスチ
ック壁38を型成形してチャンネル39が形作られてい
る。
第4図は、ステンレススチール製の薄板等の平坦なシー
ト材料を型抜き成形して作られた素材を示している。こ
の素材は、傾斜ストリップ35により互いに連結された
横方向ストリップ34゛を備えている。後続の加工過程
で横方向ストリップ34゛は曲げられ、これら横方向ス
トリップの端部を接合するかまたは溶接して直径方向に
剛性のあるフープを形成している。第5図に示すように
、ストリップ34°の端部は傾斜線40に沿って当接し
た状態に接合され、連結箇所でフープが局部的に二重の
厚みにならないようにしている。
第3図に示すようにフープを僅かに湾曲した断面にする
ことで、フープの剛性を高めることができる。薄いスト
リップ35は容易に変形するが一方向に限られており、
また第3図に示すように、これらストリップは円を三等
分した位置に配列され、3つずつの連続したフープが小
型のユニバーサルジヨイントとして機能する構成が取り
入れられている。従って、回転力およびトルクを伝達し
ながらいずれの方向にも曲がることができる。
製造過程の途中で、素材が第4図に示すように平坦なま
まの時期に、工具やダイスを用いて素材に加工を施し、
比較的簡単に歯51とパドル52を形成することができ
る。パドル52は、矩形スロット53を当該矩形スロッ
トの三辺に沿って切断し、切断されていない残された第
4の側辺の廻りで素材を内向きに曲げることにより形成
することができる。パドル52は、スルーホールに入る
切断した閉塞物質を静止したオーガーの廻りで回転させ
、閉塞物質を回転カテーテル33内に取り込み易くして
いる。またパドル自身を傾斜させることにより、閉塞物
質を回転カテーテル33内に送り込む傾斜壁として機能
させることもできる。
回転カテーテルを通じて伝達されるトルクは、当該回転
カテーテルに沿って力の摩擦損失量が増えていくため、
先端から離れるにつれて漸進的にトルク伝達量を増やす
必要があり、これに合わせて回転カテーテルのトルク伝
達能力を高めることが望ましい。第4図に示すように、
回転カテーテルの直径が拡大する一方で横方向ストリッ
プ36と縦方向ストリップ37はそれぞれ長くそして広
く作られ(第3図参照)、これに伴ってトルク伝達能力
も大きくされている(以下の説明では、小さい直径と大
きい直径のカテーテル部分は、それぞれネック部分およ
びシャフト部分と呼ばれている)。
第8図は、第2の実施例の回転カテーテル88を示して
いる。この回転カテーテル88のフープ部材は、間隔を
拡げる巻線部分42を介して互いに連結された密接する
複数の巻線41からできている。密接する巻線41を互
いにろう付けして、直径方向の安定性を高めることもで
きる。間隔を拡げる巻線部分42は、一方のフープから
別のフープにトルクを伝達する働きをしている。
デユープ状の歯付きブレード43は、(以下に説明する
)骨組みの先端にろう付けされている。回転カテーテル
88は、ブレード43から地点44に向けて下向きに延
びているネック部分を備えている。前記地点44の位置
で回転カテーテルは直径が膨張し、トルク伝達能力の大
きなシャフト部分45を形成している。
巻#i41.42および(シャフト部分の巻線の延長部
分である)巻線48は骨組みを形作っている。可撓性の
あるプラスチック壁46がこの骨組みを覆って形成され
、回転カテーテルの構造体を構成すると共に内部にチャ
ンネル49を形作っている。連続するワイヤからなる第
2の実施例の骨組みによれば、回転カテーテルの取扱い
が容易になりまた簡単に製造することができる。しかも
、箇々のフープ部材を用いて回転カテーテルの直径を安
定化することができる。この例では、プラスチック壁自
体もトルクを伝達する役割を果たしている。
第10図は、第3の実施例の回転カテーテル111を示
している。この例では、直径方向の安定化を図り且つト
ルクを伝達するための手段が、回転方向に巻かれたくす
なわち、螺旋体が静止した状態の下で、第10図の矢印
66で示した回転方向に螺旋体のコイルが回転カテーテ
ルの基部端から先端に向けて先送りされている)螺旋体
61から構成されている。そうした螺旋体は、モーター
24が矢印66の方向に回転カテーテル111を駆動す
るのに伴って、直径方向に拡がろうとする。これに対し
、回転方向とは逆向きに巻かれた第2の螺旋体62は収
縮しようとし、その結果、第1の螺旋体61の膨張を抑
えて第2の螺旋体がトルクを伝達し易くしている。
可撓性のあるプラスチック壁63は回転カテーテル11
1のチャンネル69をシールし、基部端に加えられる負
圧や液体を先端まで供給することができる。これとは別
に、薄いプラスチック層を螺旋体に挾んで、螺旋体間の
摩擦を極力少なくすることもできる。
螺旋体を第10図に示すように平坦なリボン材料から作
る場合には、流体を効果的にシールする壁は構成できな
いが、プラスチック層63がなくても切断した閉塞部の
小片を機械的に取り込む役割は充分に果たすことができ
る。従って、回転カテーテルを通じた流体の搬送や吸引
を行なわなくてもよい場合には、プラスチック層63を
省略して回転カテーテルの可撓性を高めなり壁厚を薄く
することもできる。あるいは、螺旋体を構成するのに使
用したリボンに薄い潤滑コーティングを施し、螺旋体同
志の摩擦および螺旋体とこの螺旋体を取り囲む周囲壁と
の間の摩擦をできる限り少なくするようにもできる。
チューブ状ブレード64は螺旋体61と62の一体部分
として構成され、またこれら螺旋体の先端に位置する数
本のコイルは互いにろう付けされ研磨されている。
第13図は、第4の実施例の回転カテーテル113を示
す一部断面図である。この例では、直径方向の安定化を
図り且つトルクを伝達するための手段が、回転方向に巻
かれた(すなわち、螺旋体が静止した状態の下で、第1
3図の矢印77で示した回転方向に螺旋体のコイルが回
転カテーテルの基部端から先端に向けて先送りされてい
る)螺旋体71から構成されている。そうした螺旋体は
、モーターが矢印77の方向に回転カテーテル113を
駆動するのに伴って、直径方向に拡がろうとする。これ
に対し、可視性のある壁73の形態をした外側拘束部材
はそうした膨張を抑える(壁の断面を表わす斜線には同
じ太さの実線を用い、埋め込まれたコード76が不鮮明
にならないようにしである)0例えば、ナイロン繊維や
アラミド繊維から作られているコードの形態をした周囲
拘束手段76により、壁の拘束作用を補強しである。前
記周囲拘束手段76は螺旋体71の直径方向の膨張を拘
束するが、縦軸線に沿った壁の延び、すなわち第1図お
よび第2図に示すような壁の曲がりはほとんど拘束する
ことがない。壁73は流体通路79を形成している。
チューブ状ブレード74は螺旋体7■の一体部分として
構成され、またこれら螺旋体の先端に位置する数本のコ
イルは互いにろう付けされ研磨されている。
本発明によれば、医師達にとって、心臓発作のような緊
急事態に速やかに効果的に対処できる方法が得られる。
こうした心臓発作は、アテローム性動脈硬化患部に柔ら
かな鮮血凝固物の閉塞部ができて起こることが最近わか
ってきた。現在のところ、濃いゼリー状をした鮮血凝固
物が患部に付着している場合には、血管成形手術を行な
うかどうかの判断が難しい、血管成形手術により血液凝
固物の一部が剥れたり取れたりして下流側に流され、治
療のさらに困難な箇所や往復方向の血液循環の行なわれ
ていない箇所に新たな動脈閉塞部のできてしまうことが
ある(元の閉塞部であった治療中の患部閉塞部では、往
復方向の血液循環が回復することもある)。現在のとこ
ろ、血管形成手術を行なった後に、血液凝固物を溶解さ
せる幾つかの投薬治療法が試みられてきている。これに
対し、本発明は血液凝固物の分離除去のみならずアテロ
ーム性動脈硬化患部の治療も行なうことができ、投薬治
療では期待できない迅速な措置を行なえまた投薬治療に
伴う出血等のリスクを回避することができる。
血管12のアテローム性動脈硬化患部に形成された、柔
らかい血液凝固物15°からなる閉塞部を除去するため
の方法は、 血管内に案内ワイヤ17を挿入し、この案内ワイヤを閉
塞部15に形成された血液凝固物15゛に向けて前進さ
せる段階と、 基部端13および先端14を持ち、先端に固定されたチ
ューブ状ブレード22を備えている可撓性のある回転カ
テーテル19を案内ワイヤに沿って血管内に挿入する段
階と、 先端14を前進させて血液凝固物15゛に機械的に係合
させて取り除くと共に、ボート29に負圧を加えて血液
凝固物15′をスルーホール33内に吸い込む段階と、 チューブ状ブレード22を前進送りし、アテローム性動
脈硬化患部の閉塞部L5に回転係合させて周縁を切断す
る段階と、 血液凝固物、アテローム性動脈硬化患部および可撓性の
ある回転カテーテル19を血管12から取り出す段階と
を備えている。
(発明の効果) 注目すべき点は、チューブ状ブレードによれば能率のよ
い作業を行なうことができ、閉塞物質を粉砕する従来の
機械装置に用いられているブレードに比べて、必要とす
るエネルギー量は少なくて済む。この点をはつきりさせ
るために具体的に説明すると、チューブ状ブレード22
が周囲を切断して、外径が3mm、内径(管腔)が1m
m、長さが10mmの大きさの閉塞部を摘出する場合、
切り出す必要のあるチューブ状ブレード22の規模はほ
ぼ100立方mmである。例えば、Auth氏の米国特
許筒4.445.509号に示されている従来のブレー
ドを用いて同じ閉塞部を1mmX1lmmX1rnの大
きさにわたって取り崩していく場合には、この従来ブレ
ードによって切断される量はほぼ3800立方mmにも
なるにうした多量の切除には自ずから多くの人力エネル
ギーを必要とし、また動脈を損傷する危険性も大きくな
る。さらに、本発明による可撓性のある回転カテーテル
の中空構造を用いれば、閉塞物質を効果的に切断しなが
らこの切断した閉塞物質を内部に取り込むことができ都
合がよい。
本発明は前述の実施例に基づいて説明してきたが、発明
の精神並びに請求の範囲から逸脱することなく如何よう
にも変更しまた置き換えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、人の環状動脈にできた閉塞部に挿入する、機
械式のアテローム除去装置の全体図を示している。この
機械式のアテローム除去装置は、鼠径部から皮膚を経て
血管系に挿入され、この血管系を通じ除去を予定してい
る閉塞患部まで送り込まれる。 第2図は、機械式のアテローム除去装置の基部端と先端
の断面図を示しており、また当該アテローム除去装置の
先端は環状動脈の閉塞箇所まで挿入された状態にある。 各装置要素の位置関係は、第1図に示した装置の各装置
要素の位置関係に等しい。作図上の制約から、機械式の
アテローム除去装置と回転カテーテルを構成する各セグ
メントは第2図では省略されており、装置の中央部分は
想像線で表わされている。 第3図は、第1の実施例の回転カテーテルの一部断面図
である。 第4図は、丸めて第3図に示したチューブに仕上げる以
前の平坦な状態にある、第1の実施例の回転カテーテル
の骨組み部材を示している。 第5図は、第3図の5−5線に沿って見た第1の実施例
の端面図である。 第6図は、第3図の6−6線に沿って見た第1の実施例
の断面図である。 第7図は第3図の線7−7に沿って見た第1の実施例の
断面図、 第8図は回転カテーテルの第2の実施例の部分断面図、 第9図は第8図の線9−9に沿って見た第2の実施例の
断面図、 第1θ図は回転カテーテルの第3の実施例の断面図、 第11図は第10図の線11−11に沿って見た第3の
実施例の断面図、 第12図は第11図の線12−12に沿って見た第3の
実施例の断面図、 第13図は回転カテーテルの第4の実施例の断面図、 第14図は第13図の線14−14に沿って見た第4の
実施例の断面図、 第15図は第14図の線15−15に沿って見た第4の
実施例の断面図である。 IO・・・機械式のアテロームの除去装置11・・・人
の大腿部動脈 l 2 ・ l 3. 15 ・ l 7 ・ 18 ・ l 9. 20 ・ 21 ・ 22 ・ 23 ・ 24 ・ 25 ・ 26 ・ 27 ・ 28 ・ 29 ・ 30 ・ 3 l ・ 34 ・ ・・患部の環状動脈 14・・・装置の基部端と先端 ・・アテローム性動脈硬化閉塞部 ・・案内ワイヤ ・・案内ワイヤ先端のオーガー 33.88.111.113・・・ 回転カテーテル ・回転カテーテルの壁 ・壁により形成されたチャンネル ・カテーテル先端のチューブ状ブレード・チューブ状ブ
レードのスルーホール ・モーター ・中空のテーパーシャフト ・カテーテル挿入用のスリーブ ・流体供給用のボート ・回転ジヨイント ・回転ジヨイントのボート ・嵌合いテーパ装着部 ・スリーブのシール ・フープ部材 35、36、37 ・ ・ ・プラスチック壁 ・チャンネル ・チューブ状ブレード ・パドル ・矩形スロット ・ストリップ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、人の血管内に挿入して、血管内の閉塞部をリモート
    操作によって切除するための機械式のアテローム除去装
    置にして、 前記血管内に挿入することのできる可撓性のある案内ワ
    イヤと、 チャンネルを形成し、また先端および基部端を備え、前
    記案内ワイヤを覆って回転可能に配置されしかも当該案
    内ワイヤに沿ってスライド可能な可撓性のある回転カテ
    ーテルと、前記先端に装着され、連続する通路を前記チ
    ャンネルと共に形成しているスルーホールを備え、当該
    スルーホール内に取り込んだ閉塞物質を前記可撓性のあ
    るカテーテル内に送り込むことのできるチューブ状ブレ
    ードと、 前記可撓性のある回転カテーテルの基部端にあって、こ
    の可撓性のある回転カテーテルおよび前記チューブ状ブ
    レードを案内ワイヤの廻りで回転させるためのカップリ
    ング手段と、 前記可撓性のある回転カテーテルに組み込まれている、
    直径方向の安定化を図るための手段およびトルクを伝達
    するための手段とを備えている機械式のアテローム除去
    装置。 2、請求項1に記載の機械式のアテローム除去装置にお
    いて、前記回転カテーテルを直径方向に安定化させるた
    めの前記手段が、前記トルク伝達手段により互いに連結
    された一連のフープ部材を含む機械式のアテローム除去
    装置。 3、請求項2に記載の機械式のアテローム除去装置にお
    いて、前記フープ部材は、ストリップにより互いに連結
    されている丸味を付けられたストリップからなる機械式
    のアテローム除去装置。 4、請求項2に記載の機械式のアテローム除去装置にお
    いて、前記フープ部材は、間隔を拡げた巻線により互い
    に連結されている密接する巻線からなる機械式のアテロ
    ーム除去装置。 5、請求項1に記載の機械式のアテローム除去装置にお
    いて、直径方向の安定化を図るための前記手段が、回転
    方向に巻かれた螺旋体と、当該螺旋体の膨張を拘束する
    外側部材とを有し、また前記螺旋体は可撓性のある回転
    カテーテルを通じて伝達されるトルクの少なくとも一部
    を伝える働きをしている機械式のアテローム除去装置。 6、請求項5に記載の機械式のアテローム除去装置にお
    いて、前記外側拘束部材が反回転方向に巻かれた螺旋体
    を含む機械式のアテローム除去装置。 7、請求項5に記載の機械式のアテローム除去装置にお
    いて、前記外側拘束部材が可撓性のある壁を含む機械式
    のアテローム除去装置。 8、請求項7に記載の機械式のアテローム除去装置にお
    いて、前記可撓性のある壁が周囲拘束手段を備えている
    機械式のアテローム除去装置。 9、請求項1に記載の機械式のアテローム除去装置にお
    いて、前記チューブ状ブレードが、前記可撓性のある回
    転カテーテルを直径方向に安定化させるための前記手段
    の一体部分である機械式のアテローム除去装置。 10、請求項1に記載の機械式のアテローム除去装置に
    おいて、前記チューブ状ブレードが、トルクを伝達する
    ための前記手段の一体部分である機械式のアテローム除
    去装置。 11、人の血管から柔らかい血液凝固物を取り除くため
    の方法にして、 前記血管内に案内ワイヤを挿入し、当該案内ワイヤを前
    記血液凝固物に向けて前進させる段階と、 先端および基部端を備えている可撓性のある回転カテー
    テルを前記案内ワイヤに沿って血管内に挿入し、前記先
    端を前進させて血液凝固物に機械的に係合させて取り除
    くと共に、前記基部端に負圧を加えてこの血液凝固物を
    前記先端内に吸い込む段階と、 前記血液凝固物を除去して、回転カテーテルを血管から
    取り出す段階とを有している血液凝固物の除去方法。 12、請求項11に記載の血液凝固物の除去方法におい
    て、前記案内ワイヤの少なくとも一部分がオーガーとし
    て形作られている血液凝固物の除去方法。 13、人の血管のアテローム性動脈硬化患部に形成され
    た、柔らかい血液凝固物からなる閉塞部を除去するため
    の方法にして、 前記血管内に案内ワイヤを挿入し、当該案内ワイヤを前
    記血管凝固物に向けて前進させる段階と、 基部端および先端を持ち、当該先端に固定されたチュー
    ブ状ブレードを備えている可撓性のある回転カテーテル
    を前記ワイヤに沿って血管内に挿入する段階と、 前記先端を前進させて血液凝固物に機械的に係合させて
    取り除くと共に、前記基部端に負圧を加えてこの血液凝
    固物を前記先端内に吸い込む段階と、 前記チューブ状ブレードを回転させながら前進送りし、
    前記アテローム性動脈硬化患部の周囲を切断してこの患
    部を取り込む段階と、 前記血液凝固物、アテローム性動脈硬化患部および前記
    カテーテルを血管から取り出す段階とを有している血液
    凝固物からなる閉塞部の除去方法。 14、請求項13に記載の血液凝固物からなる閉塞部の
    除去方法において、前記案内ワイヤの少なくとも一部分
    がオーガーとして形作られている血液凝固物からなる閉
    塞部の除去方法。 15、人の血管に挿入して、血管内の閉塞部をリモート
    操作によって切除するための機械式のアテローム除去装
    置にして、 前記血管内に挿入することのできる可撓性のある案内ワ
    イヤと、 チャンネルを形成し、また先端および基部端を備え、前
    記案内ワイヤを覆って回転可能に配置されしかも当該案
    内ワイヤに沿ってスライド可能な可撓性のある回転カテ
    ーテルと、前記先端に装着され、取り込んだ閉塞物質を
    受け入れることのできる連続通路を限定する内壁を前記
    チャンネルと共に形成しているスルーホールを備え、こ
    の内壁が連続通路内に閉塞物質を引き込み易くする傾斜
    面手段を備えているようなチューブ状ブレードと、 前記可撓性のある回転カテーテルの基部端にあって、こ
    の可撓性のある回転カテーテルおよび前記チューブ状ブ
    レードを案内ワイヤの廻りで回転させるためのカップリ
    ング手段とを有している機械式のアテローム除去装置。 16、請求項15に記載の機械式のアテローム除去装置
    において、前記可撓性のある回転カテーテルがスリーブ
    内に回転可能に配置されている機械式のアテローム除去
    装置。 17、請求項15に記載の機械式のアテローム除去装置
    において、前記可撓性のある回転カテーテルが回転方向
    に巻かれた螺旋体を含む機械式のアテローム除去装置。 18、請求項17に記載の機械式のアテローム除去装置
    において、前記可撓性のある回転カテーテルがスリーブ
    内に回転可能に配置されている機械式のアテローム除去
    装置。 19、請求項17に記載の機械式のアテローム除去装置
    において、拘束部材が前記螺旋体を取り囲み、直径方向
    の膨張を拘束している機械式のアテローム除去装置。 20、請求項19に記載の機械式のアテローム除去装置
    において、前記拘束部材が反回転方向に巻かれた螺旋体
    から構成されている機械式のアテローム除去装置。 21、請求項19に記載の機械式のアテローム除去装置
    において、前記拘束部材は可撓性のある壁から構成され
    ている機械式のアテローム除去装置。 22、請求項21に記載の機械式のアテローム除去装置
    において、前記可撓性のある壁が周囲拘束手段を備えて
    いる機械式のアテローム除去装置。
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