JPH029344A - 花形のチヨコレート菓子とその製法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明；ま新規なチョコレート菓子に関するものである
。

従来、チョコレートの成形は、ポリカーボネート製や金
属製等の成形型にテンパリングした流動状のチョコレー
トを充填し、冷却固化させて型抜きするので、逆テーパ
ーのある形のものは成形することができず、バラ、ダリ
ャ、ボタンその他の花の形に成形しようとするときには
、花弁も噺めて短くしなければならず、それらの反り返
った微妙な曲面も出せないから、全体にノッペリとした
変化に乏しいものしかできなかった。そこで、奇麗なも
のケ作るために、プラスチックチョコレート（プラチョ
コ）が用いられることがある。こ、つブラチョコは、テ
ンバリングしたチョコレートニ同温とした水飴とシロッ
プ（水を用いることもある）の混合物金混ぜてバットに
流し冷却して、未だ柔らかさが残っていて指で押しｔ跡
が残る程１度の固さにしたもので、これを花の色に合わ
せて適宜の色：て、音色し、ローラーで薄く延ばしてか
ら充分：て手で揉んで柔らかくシ、複雑な曲面を有する
花弁ヲー攻づつ作り、これを組合わせ連結一体化して花
に仕上げている。このプラチョフによるものでは、美く
しい形の花を作ることができるけれども、全てが手作り
の、いわゆる職人芸による細工物であるので、大量生産
はできないし、飾りとして使用されるもので、見て奇麗
ではあっても食べては余り美味しくないという欠点があ
る。

本発明は、高伸縮性、弾性かつ適度の保形性を有する成
形型を用い、外方に拡開する複数の花弁を持った花形の
美くしい形でかつ美味しいチョコレート菓子を、容易か
つ大量的に得ようとするものである。

以下実施例について述べれば、成形される花形のチョコ
レートには複数の花弁があり、これらが外方に向って張
出し拡がっている。図示するパラの花は、花弁（１）が
何枚も折り重なり、各花弁も先端部（２）からや＼深く
切れ込んで、曲り、反り返る復雑な曲面（３）が、随所
に逆テーパ一部（４）を含みつつ、立体感のあるきれい
な形に表われている。この場合、花の種類によっては、
かく片、葉、茎なども含めた花形にしたり、一種または
数種の花を集めて花束状のものにしたりすることもでき
る。

第ｑ図のものはアジサイ、第５図は菊の花形にしたもの
である。

こうしたチョコレート菓子を製造する場合、成形型を使
用するが、この型は、天然ゴムラテックス、シリコンゴ
ム、ウレタンゴム、ブタジェンゴムその他の高い伸縮性
、弾性を有する弾性材料を使用し、成形しようとする花
の形と同型の原型をこの弾性材料の液状体中に浸漬した
り、原型にこの液状体を塗布したり、シート状の弾性材
￥＋を熱等により変形させ原型に添着させたりして、高
伸縮性と適度の保形性を有するものにするとよい。

この成形型（５）の開口部（６）の縁には耳部（７）が
設けである。

チョコレート菓子を作るときは、上記成形型の耳部等を
適宜固定（８）　Ｌ　（第６図）、例えば、クリーム色
のパラはホワイトチョコレートヲ、赤色、桃色、黄色等
のパラはホワイトチョコレートに赤色、桃色、黄色等の
着色剤を加え、菊花は同じく黄色、紫色等の着色料を添
加するなどして、花の種ＴＩｉなどに応じて適宜の色彩
にしたチョコレート全、テンパリングし、デポジッター
や絞り袋で開口部（６）から型の中に充填し、必要なら
ば適宜工了−抜きし、クーリングトンネルや冷蔵庫等の
中に入れて冷却、固化させる。その後、耳部（７）ヲ持
ち開口部（６）を拡げるよってして型の反対側から突き
出すようにすれば、成形されたものは無理なく押出され
て＃ＩＭし、拡がった花弁がきれいに表われたチョコレ
ート菓子が得られる。この場合、型に入れたチョコレー
トが固まる前に、開口部よりプラスチック隋（９）や金
属棒などを押入して固化させると棒材のものとなる。第
３図のものはこれを使って花束（１０にしたものである
。また、型にチョコレートを充填し・た後で、その一部
を取出して固めれば、シェルタイブやホロウタイプのも
のが得られるから、このままでもよいし、更に中に別種
のチョコレート、ナツツペーストその他のセンターを詰
めることができる〇 この成形のときに、例えば天然ゴムラテックスで作った
型を使用すると、固化、成形されたチョコレートの表面
が第消し状態となるので、いかにも自然な感じの雅趣に
豊んだ花の形態を有するチーｌ：ｆｆレート菓子を得る
ことができる。このチョコレート菓子は花のほか建物、
乗物その他各種の形態のものに広く適用することができ
る。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示し、第７図及び第２図は斜面
図、第３図は花束の斜面図、第≠図及び第５図は他の例
の斜面図、第６図は成形時の断面図である。 （１）は花弁、（３）は曲面、（５）は成形型、（６）
は開口部、（７）は耳部、（９）はプラスチック棒特許
出願人　ハンター製菓株式会社 第 図 第 図 第 図 ／／ 汗・ 第５ 図 第４ 図 第６ 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、適宜の色彩を有するチョコレート材料により成形型
   によつて成形され、実質的に外方に向つて展張拡開する
   互いに同体な複数の花弁を有する花体を備える花形のチ
   ョコレート菓子。 ２、上記花体の表面は艶消し状態に形成されている請求
   項１記載の花形のチョコレート菓子。 ３、高伸縮性、弾性でかつ適度の保形性を有する弾性材
   料で形成され、花体の基部に当る部分を開口部とし該基
   部から伸びて開口部より大きく拡がる花弁部分を有する
   花体の薄肉成形型を設け、この型の上記開口部よりチヨ
   コレート材料を充填し、冷却固化し、上記型を伸張変形
   させて成形体を取出す花形のチョコレート菓子の製造法
   。