JPH0293275A - アイランド型冷蔵陳列キャビネット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、冷蔵陳列キャビネット、特に、エアカーテン
付アクセス開口を有するアイランド型冷蔵陳列キャビネ
ットに関する。

〔従来の技術〕

典型的な冷蔵陳列ケースは、品質、即ち食用価値の低下
を防ぐために冷蔵されねばならない食料品を陳列するた
め内部陳列スペースを有するキャビネットで成る。典型
的なものでは、そのような冷蔵陳列ケースは２つの型が
ある０両方の型は一般的には、陳列される食料品をつが
んたり取り出したりしながら内部陳列スペースの空気を
冷却する手段を有する。

〔発明が解決しようとする課題〕

第１型の冷蔵陳列キャビネットは典型的なものでは、可
動ドア等によりカバーされるアクセス開口を有する。こ
のドアは一般に、１個以上の熱絶縁ガラス板で成る透明
部分を有する。このドアは、冷蔵陳列ケースの外部の空
気と陳列スペースの内部で冷却された冷却空気との混合
を防ぎ、陳列スペースの冷却空気に対して周囲空気が温
める影響を最少銀にする。しかしながら、これらの冷蔵
陳列ケースは典型的には、スーパーマーケットや雑貨店
におかれ、ドアを頻繁に開かねばならないので、ドアに
より空気の混合を防ぐ効果は、幾分制限されてしまう、
さらに、冷蔵キャビネットの内部陳列スペースから食料
品を取り出す人はドア部材を開閉しなければならず、そ
のドア部材はしばしば重くて汲い難い、この設計はさら
に、多数の部品を必要とし、その結果、ユニフトの費用
や保守費も高くつ（という欠点がある。

第２の典型的な冷蔵陳列ケースは、冷蔵キャビネット内
に形成された内部陳列スペースへのアクセス開口を備え
た少くとも１つの壁を有するキャビネットを含む、この
アクセス開口には、典型的には、これらのアクセス開口
を横切って配置された少くとも１個のエアカーテンを有
し、そのエアカーテンはアクセス開口の１側にある出口
からアクセス開口の反対側にある入口へ流れる。このエ
アカーテンは所与の温度と速度をもつ空気層を、比較的
具なる温度と速度をもつ空気で境界したものとして形成
される。このエアカーテンは厚みが例えば５〜１Ｏｃｓ
（２〜４インチ）あり、速度は毎秒６１〜４１１ｃｍ（
２〜１３．５フイート）である。

エアカーテンが通過しなければならない距離によって、
そのエアカーテンはしばしば、周囲空気の移入によりそ
の境界が質の低下をきたすことが判った。さらに、この
エアカーテンはしばしば、周囲の空気がより高温であっ
て、エアカーテンの空気中に含まれる以上に、等量の空
気当りの水蒸気量を多く含む時、周囲空気から望ましく
ないほどの湿気を含む、また、そのエアカーテンは、そ
れが移動しなければならない距離に比例して質の低下や
湿気の混入が増えてしまう。

この湿気の混入や質の低下を最少量にするために講じる
典型的な方法は、それぞれのエアカーテンの層が同一方
向へ平行に隣接して流れるように多数エアカーテンを同
時に導くことである。この形にすると、外部エアカーテ
ンが主に周囲の空気に露されるので、それが過度の湿気
を混入したエアカーテンとなるので、内部エアカーテン
は周囲空気や湿気を比較的少量しか混入しないことにな
る。このエアカーテン中の空気はそれからキャビネット
内の導管へ再び流入し、冷却蒸発器を通って所望の温度
に冷却される。

横断流エアカーテン法の欠点は、過度の湿気を混入した
エアカーテン中の空気が冷却蒸発器に過度の湿気を付着
させるということである。これは除霜の必要性をさらに
増すので、冷蔵キャビネット内へ注入される熱量が増し
、冷却負荷が増大し、それに従って費用が高（なり、逆
に効率は低下する。この問題は、多数個の蒸発器を備え
ることにより、或いは異なる冷却蒸発器を通って流れを
交互に導くためにキャビネット内に切換え自在な空気導
管を備えることによって種々のシステムで処理されてき
た。しかしながら、このようなシステムは、構成部品の
数を増やし、保守の必要を増加させ、キャビネットの費
用を高くし、構造を複雑化させてしまった。そしてこれ
らのシステムのどれも、満足な最短長さのエアカーテン
にし、同時に、冷蔵隔室に含まれる食料品へ消費者の手
が届き易くするために最大幅のアクセス開口を有するよ
うにする問題を解決することはできなかった。

従って、前述の事を念頭におきながら、本発明の目的は
、キャビネットのアクセス開口の寸法を最大にするため
多層で成る単一エアカーテンを有するアイランド型冷ａ
ｍ列キャビネットを提供することである。

本発明のもうひとつの目的は、湿気を最少量しか混入し
ないようにアクセス開口を横切って最短距離だけ伸長す
る、低速エアカーテンを有する、アイランド型冷蔵陳列
キャビネットを提供することである。

本発明のさらにもうひとつの目的は、簡単な空気流回路
を有する上記キャビネットを提供することである。

本発明のさらにもうひとつの目的は、比較的簡単で安価
な構造のアイランド型冷蔵陳列キャビネットを提供する
ことである。

本発明のさらにもうひとつの目的は、内部に含まれた冷
却システムを除霜する簡単な手段をキャビネットに備え
たアイランド型冷蔵陳列キャビネットを提供することで
ある。

本発明のもうひとつの目的は、操作と保守が簡単なキャ
ビネットを提供することである。

本発明のこれらの目的及びその他の目的は次の好ましい
実施例の説明と添付図面から明らかとなるであろう。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、内部陳列スペースと、頂部壁と、複数の外壁
と、内部冷却システムとを有するアイランド型冷蔵陳列
キャビネットである。気流回路は、陳列キャビネット内
で、内部陳列スペースがら複数の地点で空気を受入れる
ために二叉に分岐された戻り空気導管により形成され、
その分岐導管は、陳列キャビネットの頂壁に隣接して配
置された第１ルーバーと、その第１ルーバーとは反対の
キャビネットの頂壁に隣接して配置された第２ルーバー
とへ空気を導く、この戻り空気導管と、分岐導管とは、
分岐導管を通って空気を強送するために戻り空気導管と
分岐導管との間に配置された１個以上のファンにより、
流体で連絡する。第１及び第２ルーバーは共に平坦で、
対向状に配置され、２つの対向成分で成る多層の単一エ
アカーテンを生じさせる。エアカーテンのこれらの対向
成分は、陳列キャビネットの頂壁にあるアクセス開口の
ほぼ中心で共にぶつかり、内部陳列スペースへ引き込ま
れ、それからファンにより戻り空気導管へ強送される。

かくして、周囲の空気と湿気を最少量しか混入しないよ
うに比較的短距離を低速で流れるような２つの部分成分
で成る単一エアカーテンを備えるように、空気回路を形
成する。この冷却システムは、空気が分岐導管を通って
ルーバーへ流れる時、その空気を冷却するため分岐導管
に配置された蒸発器を少くとも１個、有する。

〔実施例〕

アイランド型冷蔵陳列キャビネットが第１図に全体を符
号１０で示されている。キャビネット１゜は矩形をなし
、頂壁２０と、４個の側壁２２と底壁２４とを有する。

頂壁には、アクセス開口３゜が形成されている。アクセ
ス開口３ｏは矩形をなし、４つの側部３２を有し、それ
らの側部３２はそれぞれの側壁２２に平行をなすが、側
壁より寸法が小さい、かくして、例えば、側壁２２によ
って形成されるキャビネット１ｏの外側寸法が１．５Ｘ
２．４　ｍ　（５ｘ　８フイート）だとすれば、アクセ
ス開口壁３２の寸法は、１．２　Ｘ　２．３．、ｌ（４
Ｘ　７．５　フィート）となる。その冷蔵陳列キャビネ
ットの側壁２２の高さは７１〜１０　ｌｅａ　（２８〜
４０インチ）の範囲内にあって、その陳列キャビネット
１０の傍に立った人がアクセス開口３０へ容易に到達で
きるようになっている。側壁はまた、発泡絶縁体２６で
絶縁されており、かくして、外壁２０゜２２．２４から
の熱移動を減らすことによりキャビネット１０の熱効率
を増強するように仕組まれている。

陳列キャビネット１０はさらに、内部陳列スペース４０
を有する。この陳列スペース４０は４つの側壁４２と、
内側底部パネル４４とによって形成される。内側壁４２
の寸法はアクセス開口壁３２の寸法に対応する。内側底
部パネル４４は底壁２４と頂壁２０とに平行をなし、頂
壁２０から３０〜６６ｃｍ（１２〜２６インチ）の範囲
内で成る深さまでキャビネット１０内に窪みを作る。内
部陳列スペース４０から気流を連絡させるために、内側
壁４２には、多数の戻り空気孔４６、好ましくは、一連
の孔、又は伸長スロットが形成される。

内側壁４２と側壁２２との間に形成されたスペースには
、中間側部パネル５２があって、これは互いに平行で間
隔をおいて位置する。中間底部パネル５４は底部パネル
４４とキャビネット１０の底壁２４とに対して間隔をお
いた平行関係に配置される。中間側部パネル５２と中間
底部パネル５４とが接続することにより、内側壁４２と
、内側底部パネル４４と、中間側部パネル５２と、中間
底部パネル５４との間に戻り空気導管６０を形成する。

戻り空気導管６０は戻り空気孔４６を通って内部陳列ス
ペース４０と気流で連絡している。

中間側部パネル５２と、中間底部パネル５４と、側壁２
２と、キャビネット底壁２４とが共働して、二叉分岐空
気供給導管を形成する。戻り空気導管６０から分岐導管
６２まで気流で連絡するために、中間底部パネル５４に
少（とも１個の孔６４が形成される。

キャビネット１０をより詳細に示した第２図を参照すれ
ば、二又分岐導管６２が流路６２ａと６２ｂとを有する
事が判る。その分岐導管部分６２ａは側壁２２ａと中間
側部パネル５２ａとの共働により形成され、分岐導管部
分６２ｂは側壁２２ｂと中間側部パネル５２ｂとによっ
て形成される。第１蒸発器７０ａが分岐導管部分６２ａ
に配置され、第２蒸発器７０ｂが第２分岐導管部分６２
ｂに配置されるので、空気がその分岐導管６２を通過す
る時、それは蒸発器７０を通過し、冷却される０分岐導
管６２の各部分はキャビネット１００頂壁２０まで伸長
し、ルーパー８０の所で終わる。各ルーパー０は、水平
管部材、又は、水平平坦部材としての複数の間隔をおい
て位置する平行羽根８２で成る０分岐導管部分６２ａを
終結させるルーパー８０ａは、分岐導管部分６２ｂを終
結させるルーパー８０ｂと共通面にある。

中間底部パネル孔６４内には、横断流ファン９０が回転
可能に配設されるので、空気が戻り空気導管６０から引
き込まれ、それを分岐供給空気導管６２へ送る。横断流
ファン９０は電気モーター９２に接続し、それによって
回転駆動され、この電気モーター９２は順次、支持構造
体９４により、キャビネット１０の底部２４に固定され
る。ファン９０を複数個、設置することもでき、その場
合、各ファンは専用の駆動用電気モーター９２を有し、
それに対応して中間底部パネル６４も複数個、形成する
。ファン９０を複数個、設置すると、冷蔵陳列キャビネ
ソ）１０の操作上の信鎖性が改善され、電気モーター９
２が１個、或いは数個、故障しても気流を連続的に流動
させることができる。

さらに、所望であればその対応する電気モーター９２に
よりファン９０を１個以上、選択的に駆動させるために
、コントローラー（図示せず）を使用することもできる
。

ファン９０．電気モーター９２．支持構造９４の構造及
び詳細についてはこれ以上詳述しない。

なぜなら、それらはこの技術分野で周知のことであり、
しかも、本発明を理解する上で不可欠ではないからであ
る。しかしながら、横断流ファン９０は一般に、軸に固
定された複数の羽根、即ちプレイドを有する。ファン９
０の軸は順次、電気モーター９２のローターに固定され
、その電気モーター９２は、所望により単相、又は三相
にすることができる。支持構造９４は１枚以上の鋼機、
又はアルミニウム板で適切に形成され、溶接、又はねじ
によりモーター９２とキャビネ７）１０に取付けられる
。

操作時、電気モーター９２が駆動され、ファン９０が回
転し、空気が内部陳列スペース４０から戻り空気孔を通
って、内側壁４２と中間側部パネル５２とで形成される
戻り空気導管６０へ引き込まれる。ファン９０はそれか
ら空気を中間底部パネル孔６４を遣って分岐供給空気導
管の分岐部６２ａ、６２ｂへ送る０分岐導管部分６２ａ
へ送られた空気は蒸発器７０ａを通りそこで冷却され、
それからルーパー８０ｂへ対向した平坦層の形でルーパ
ー８０３から排出される。その時、分岐導管部分６２ｂ
へ送られた空気は、蒸発器７０ｂを通り、そこで冷却さ
れ、それからルーパー８０ａに対向する平坦層の形でル
ーパー８０ｂから排出される。この２つの対向する平坦
層の各々は、そこで生じる単一エアカーテンの一部と成
り、それは内部陳列スペース４０内へ引きこまれ、この
サイクルのはじめに引き込まれた空気に置きかえられ、
同時に、その中の食料品を冷却する。

いくつかの図面に同一部品を示す時には、理解し易いよ
うに、同一符号で示す、さらに混乱しないように全ての
符号を全ての図面に記しているわけではないので、特定
の図面を見る場合にも、他の全ての図面と見比べること
により、明細書の理解に役立ててほしい、同一特徴の部
品をその部品の変形実施例を示す図面に示す場合には、
同一符号に、明細書の当該実施例に対応する接尾数字を
つけて示した。その接尾数字は実施例の理解を助けるた
めのものであって、その価値や好ましい順序を示すもの
ではない。

第１実施例を第３図に示す、この場合、それぞれの分岐
導管部分６２ａ−１と６２ｂ−１に、少くとも２個の遠
心ファン９０ａ−１，９０ｂ−１を配設する。遠心ファ
ン９０ａ−１はキャビネットの外側壁２２ａ−１とキャ
ビネットの底壁２４＝１との接合部に形成された分岐導
管６２ａ−１のコーナーに配設され、遠心ファン９０ｂ
−１はキャビネットの外側壁２２ｂ−１とキャビネット
の底壁２４−１との接合部によって形成される分岐導管
６２ｂ−１のコーナーに配設される。導管６２−１には
、パンフル２７−１が配設されており、それによって空
気をファン９０−１引き込ませ、導管６２−１内の空気
が逆流するのを防ぐ。

パンフル２７−１は中間底部パネル５４−１と同一平面
にある。

遠心ファン９０ａ−１，９０ｂ−１には、か（して、外
側ｒ、１２２−ｔに形成されたアクセスパネル２９−１
から容易に接近できる。ファン９０−１が操作時に故障
した場合、他方のファン９０−■によりキャビネット１
０−１内へ連続的に気流を生じさせ、故障したファン９
０−１の保守を完了する間、キャビネット１０−１内の
温度を維持できる。キャビネット１０−１の操作は好ま
しい実施例のそれと他の全ての点で事実上等しい。

第４図は本発明のもうひとつの実施例をキャビネット１
０−２で示す、このキャビネット１０−２は２個の主た
る空気戻りスロット１００−２を有し、片方の主たる空
気戻りスロット１００ａ−２はルーパー８０ａ−２に隣
接して内側壁４２ａ−２に形成され、第２の主たる空気
戻りスロット１００ｂ−２はルーパー８０ｂ−２に隣接
して内側壁４２ｂ−２に形成される。これらの主たる空
気戻りスロット１００−２は、内部陳列スペース４０−
２が満されている時、キャビネット１０−２の空気戻り
能力を増強する。キャビネット１〇−２の操作はその他
の全ての点で好ましい実施例のそれに事実上等しい。

陳列キャビネット１０−３の第３のもうひとつの実施例
を第５図に示す、この実施例は中間底部パネル孔６４−
３に直接隣接して配置された単一の蒸発器７０−３を有
する。ファン９０−３は好ましい実施例の場合と同様に
孔６４−３に配置されるが、電気モーター９２−３とそ
の支持構造９４−３は内部底部パネル４４から、或いは
中間底部パネル５４（図示せず）から垂下する。

壕作時、単一の蒸発器７０−３は中間底部パネル孔６４
−３を通って送りこまれる空気を冷却し、気流を分岐導
管６２ａ−３へ分流する。これは、キャビネ７）１０　
３の部品の数を減らし、製造費を軽減すると共に、操作
時の好ましい実施例と同一効果を上げる点で単一蒸発器
７０−３を利用する効果を生しさせる。

第６図は本発明を実施するキャビネット１０に使用する
のに通した典型的な冷蔵システムを概略的に示す、蒸発
器７０はコンプレッサー７２と流体で連絡しており、こ
のコンプレッサーは、ア発器７０からの冷媒を圧縮し、
その冷媒を少くともＩＩのコンデンサー７３へ導く、コ
ンデンサー７３内で冷媒から熱が奪われる時、冷媒は気
体から液体へ変わり、コンデンサー７３から膨張弁７４
へ流れる。膨張弁７４において、冷媒は膨張し、それか
ら冷媒を平行に流動させるように配置された蒸発器７０
ａ、７０ｂへ送られる。各蒸発器７０を通って流れる流
れを選択的に妨げるために、それぞれの各蒸発器７０ａ
、７０ｂに、閉止弁７５が接続する。閉止弁７５　ａ、
　　７５　ｂを作動させるために、冷却システムには、
コントローラー７６を備える。閉止弁７５が閉鎖して流
れない状態にある時、蒸発器７０ａ、７０ｂはファン９
０の作動により空気が蒸発器へ弾送されることによって
除霜される。

前述のような冷却システムが典型的に、多数個の同様の
冷蔵キャビネットに共通して作用するコンデンサー７３
及びコンプレッサー７２ランクをキャビネット１０から
隔った所に備えている場合、蒸発器７０とその蒸発器７
０を接続する配管（図示せず）の一部だけを、キャビネ
ット１０に配設するだけでよい、そのような裾付けにつ
いては、この技術分野でよく知られているので、これ以
上詳述しない。

好ましい実施例において、蒸発器７０の除霜は、冷却シ
ステムが作動していない時、又は閉止弁７５が閉じてい
て冷媒を流動させない時、ファン９０を単に作動させる
だけでよい、これは、例えば冷凍食品を陳列する場合の
ように、陳列キャビネソ）１０を低温にする場合、最も
適する０例えば肉類を陳列する場合のように、陳列キャ
ビネット１０を中等度の温度にする場合、冷媒が蒸発器
７０ａだけ、又は７０ｂだけを通って交互に流動するの
を防ぐために、弁７５ａ、７５ｂを交互に閉鎖すること
によって蒸発器７０ａ、７０ｂの除霜を行う、かくして
、ファン９０が作動する時、気流が蒸発器７０を通り、
その蒸発器内で冷媒流が妨げられることによって、蒸発
器７０が除霜される。

第３図に示すもうひとつの実施例において、蒸発器７０
ａを除霜させるためにファン９０ａを選択的に作動させ
て、ファン９０ｂを非作動状態にお（ことにより、除霜
を更に強化する。蒸発器７０ｂの除霜は、ファン９０ｂ
を作動させ、ファン９０ａを非作動状態に保持すること
によって同様に行うことができる。

冷却システムが非作動状態にある時、ファン９０の操作
によって蒸発器７０の除霜が行われ、閉止弁７５ａ、７
５ｂ及びコントローラー７６は本発明の操作にとって必
要ではなくてむしろ、それは蒸発器７０ａ、７０ｂを除
霜する効果的な方法を示すためのものであることは理解
されるであろう。

蒸発器７Ｑａ、７０ｂの除霜を効果的に行う他の方法は
、冷却システムの技術に熟達した人々にとって容易に明
らかであろう。

〔発明の効果〕

本発明はその構造と操作が簡単であるという効果を提供
することは明らかである。本発明は又、多層で成るエア
カーテンは、ルーパー８０３から８０ｂへ、或いはその
逆へ流れる単一エアカーテンに比べて周囲の空気や湿気
を取り込む量が比較的少いために、操作も経済的である
。この事は、除霜の必要性を減らし、１サイクル当りの
相対的な操作時間を長くする。本発明の冷蔵陳列ケース
の設計は比較的まっすぐに作られているけれども、これ
は従来の技術にまさる実質的効果を与えることは明らか
である。

本発明の好ましい実施例は、特許請求の範囲の範囲内で
種々変形できることはこの技術に熟達した人々にとって
明らかである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施したアイランド型冷蔵陳列ケース
の斜視図であって、一部切除して示す図、第２図は第１
図の冷蔵陳列キャビネットの好ましい実施例の横断面図
、 第３図は第１図の冷蔵陳列キャビネットのもうひとつの
実施例の横断面図、 第４図は本発明の冷蔵陳列キャビネ７）のさらにもうひ
とつの実施例の横断面図、 第５図は本発明の冷蔵陳列キャビネ７）の第３実施例の
横断面図、 第６図は本発明の冷蔵陳列キャビネ７）に使用するのに
適した冷却システムの概略図である。 〔符　　号　　の　　説　　明〕 １０・・・アイランド型冷蔵陳列キャビネット３０・・
・アクセス開口　　　４０・・・内部陳列スペース４６
・・・戻り空気孔　　　　６０・・・戻り空気導管６２
・・・二又分岐導管 ６２ａ、６２ｂ・・・分岐導管部分 ７０ａ　、　７０ｂ・・・蒸発器　　　８０・・・ルー
バー８２・・・複数の間隔をおいて位置する平行羽根９
０・・・横断流ファン　　　９２・・・電気モーター９
４・・・支持構造 １００−２・・・空気戻りスロット ７２・・・コンプレッサー　　７３・・・コンデンサー
７４・・・膨張弁　　　　　　７５・・・閉止弁特許出
願人　アメリカンスタンダード ＦＩＧ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、内部陳列スペースを内部に有し、さらに頂壁を有し
   、そこを貫通してアクセス開口を有するキャビネットと
   、 少くとも２個の対向した共に平らな収斂気流を前記アク
   セス開口へ強制的に排出させる手段と、前記気流は前記
   アクセス開口を横切って多層で成る単一エアカーテンを
   生じさせることで成る、アイランド型冷蔵陳列キャビネ
   ット。 ２、前記気流を強制的に排出させる手段はさらに、前記
   キャビネットに配設された二又分岐導管を含むことを特
   徴とする請求項１に記載のアイランド型冷蔵陳列キャビ
   ネット。 ３、前記分岐導管はさらに、平行に間隔をおいた関係に
   ある２つの排出ルーバーを含み前記各ルーバーは、前記
   対向する、共に平らな収斂気流の１つを排出する事を特
   徴とする請求項２に記載のアイランド型冷蔵陳列キャビ
   ネット。 ４、前記各ルーバーは前記アクセス開口のそれぞれの側
   に配置されていることを特徴とする請求項３に記載のア
   イランド型冷蔵陳列キャビネット。 ５、前記気流を強制的に排出させる手段はさらに、前記
   導管に配置され、モーターで駆動されるファン要素を含
   むことを特徴とする請求項４に記載のアイランド型冷蔵
   陳列キャビネット。 ６、前記キャビネットはさらに、前記内部陳列スペース
   から前記導管へ戻り空気を送る手段を含むことを特徴と
   する請求項５に記載のアイランド型冷蔵陳列キャビネッ
   ト。 ７、戻り空気を送る前記手段はさらに、次のものを含む
   、即ち、 前記内部陳列スペースを形成する複数の内壁と、その内
   壁には複数の戻り空気孔が貫通して形成されている事と
   、 前記キャビネットに形成され、前記戻り空気孔と流体で
   連絡している戻り空気導管と、その戻り空気導管は、前
   記分岐導管と流体で連絡するために孔を有する事とを更
   に含むことを特徴とする請求項６に記載のアイランド型
   冷蔵陳列キャビネット。 ８、外部頂壁と、底壁と、前壁と後壁とを有し、さらに
   貫通気流孔を有する内壁により形成された内部陳列スペ
   ースを有するキャビネットと、前記外部頂壁は前部分と
   、後部分と、前記内部陳列スペースへ届くためのアクセ
   ス開口とを有する事と、第１導管と第２導管とを形成す
   るため前記内壁と前記外壁との間に間隔をおいた関係に
   ある分離部材と、前記第２導管は第１及び第２分岐部を
   有し、前記分離部材はさらに前記第１導管から前記第２
   分岐導管へ気流を流動させる孔を有する事と、前記第１
   導管から前記第２導管へ空気を送りこむ手段と、 前記導管の少くとも１本内の空気を冷却する手段と、 少くとも２つの対向して共に平らな収斂気流を前記アク
   セス開口へ導く手段と、前記気流は前記頂部孔を横切っ
   て多層で成る単一エアカーテンを発生させる事とで成る
   、アイランド型冷蔵陳列キャビネット。 ９、前記第２導管の各前記分岐部はさらに、前記対向し
   た共に平らな収斂気流の片方を排出させる排出ルーバー
   を含むことを特徴とする請求項８に記載のアイランド型
   冷蔵陳列キャビネット。 １０、前記各ルーバーは他方の前記ルーバーとは反対側
   の、前記アクセス開口のそれぞれの側に配置されている
   事を特徴とする請求項９に記載のアイランド型冷蔵陳列
   キャビネット。 １１、前記空気冷却手段はさらに次のもので成る、即ち
   、 前記第２導管の第１分岐部にある第１冷媒蒸発器と、 前記第２導管の第２分岐部にある第２冷媒蒸発器と、 前記蒸発器と流体で連絡する冷媒コンプレッサーと、 前記コンプレッサーから冷媒を受入れる冷媒コンデンサ
   ーと、 前記コンデンサーからの凝縮冷媒を受入れ、膨張冷媒を
   前記第１及び第２蒸発器へ導く膨張装置とで成ることを
   特徴とする請求項１０に記載のアイランド型冷蔵陳列キ
   ャビネット。 １２、前記空気冷却手段はさらに、前記冷媒蒸発器の１
   つを選択的に除霜させる制御システムを含むことを特徴
   とする請求項１１に記載のアイランド型冷蔵陳列キャビ
   ネット。 １３、前記空気を強送させる手段はさらに、前記第１導
   管と前記第２導管との間で前記孔に配置されたモーター
   駆動式ファン要素を含むことを特徴とする請求項１２に
   記載のアイランド型冷蔵陳列キャビネット。 １４、空気を強送する前記手段はさらに、前記第２導管
   の各分岐部に配置されたモーター駆動式ファン要素を含
   むことを特徴とする請求項１２に記載のアイランド型冷
   蔵陳列キャビネット。 １５、外側頂壁と、前壁と、後壁と、底壁とを有し、気
   流孔を有する内壁により形成された内部陳列スペースを
   さらに有するキャビネットと、前記外側頂壁は前部分と
   、後部分と、前記内部陳列スペースへ届くアクセス開口
   とを有する事と、前記前壁、後壁及び底部外壁に沿って
   伸長する二又分岐導管と、前記導管は、前記内部陳列ス
   ペースから前記分岐導管へ気流を流動させる孔を有する
   事と、 前記分岐導管を通って空気を強送させる手段と、前記導
   管で空気を冷却する手段と、 前記導管の第１分岐部に流体で接続した第１ルーバーと
   、前記第１ルーバーは、前記頂壁の前記後部分へ向って
   前記アクセス開口内へ第１の平らなエアカーテンを排出
   する事と、前記導管の第２分岐部に流体で接続した第２
   ルーバーと、その第２ルーバーは、前記頂部壁の前記前
   部分へ向って前記アクセス開口内へ第２の平らなエアカ
   ーテンを排出する事と、前記第１エアカーテンと、前記
   第２エアカーテンは共に平面をなし、対向していて、前
   記アクセス開口に、多層で成る単一エアカーテンを形成
   する事とで成る、アイランド型冷蔵陳列キャビネット。 １６、前記空気冷却手段はさらに、次のもので成る、即
   ち、 前記第２導管の第１二又分岐部にある第１冷媒蒸発器と
   、 前記第２導管の第２分岐部にある第２冷媒蒸発器と、 前記蒸発器と流体で連絡した冷媒コンプレッサーと、 前記コンプレッサーから冷媒を受入れる冷媒コンデンサ
   ーと、 前記コンデンサーから凝縮冷媒を受入れ、膨張冷媒を前
   記第１及び第２蒸発器へ導く膨張装置とで成ることを特
   徴とする請求項１０に記載のアイランド型冷蔵陳列キャ
   ビネット。１７、前記空気冷却手段はさらに、前記冷媒
   蒸発器の１つを選択的に除霜させる制御システムで成る
   ことを特徴とする請求項１６に記載のアイランド型冷蔵
   陳列キャビネット。 １８、前記空気強送手段はさらに、前記第１導管と前記
   第２導管との間で前記孔に配置されたモーター駆動式フ
   ァン要素を含むことを特徴とする請求項１７に記載のア
   イランド型冷蔵陳列キャビネット。 １９、前記空気強送手段はさらに、前記第２導管の各分
   岐部に配置されたモーター駆動式ファン要素を含むこと
   を特徴とする請求項１７に記載のアイランド型冷蔵陳列
   キャビネット。 ２０、外側前壁と、後壁と、底壁と、内部陳列スペース
   とを有し、さらに、前記内部陳列スペースへ届くための
   アクセス開口を有するキャビネットと、そのキャビネッ
   トはさらに、前記前壁、後壁、底部外壁に沿った二又分
   岐導管を有する事と、前記内部陳列スペースから前記分
   岐導管まで気流を生じさせる手段と、 前記アクセス開口にあるエアカーテンと、前記エアカー
   テンは、前記分岐導管の第１分岐部に流体で接続した第
   １排出部と、前記分岐導管の第２分岐部に流体で接続し
   た第２排出部とにより一つの面に排出される事と、前記
   第２排出部は前記第１排出部へ向って空気を導くために
   間隔をおいた平行関係に配置されている事とで成る、ア
   イランド型冷蔵陳列キャビネット用気流回路。 ２１、前記内部陳列スペースから気流を生じさせる手段
   はさらに、次のものを含む、即ち、 前記二又分岐導管と流体で連絡するための戻り空気孔を
   有し、前記キャビネットに配置された戻り空気導管と、 前記内部陳列スペースから前記戻り空気導管へ流体で連
   絡するため孔を有する複数の内部壁と、前記空気孔に配
   置されたモーター駆動式ファン要素とを含むことで成る
   ことを特徴とする請求項２０に記載のアイランド型冷蔵
   キャビネット用気流回路。