JPH0293120A - スラスト磁気軸受装置 - Google Patents
スラスト磁気軸受装置Info
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- JPH0293120A JPH0293120A JP24598988A JP24598988A JPH0293120A JP H0293120 A JPH0293120 A JP H0293120A JP 24598988 A JP24598988 A JP 24598988A JP 24598988 A JP24598988 A JP 24598988A JP H0293120 A JPH0293120 A JP H0293120A
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- bearing device
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 4
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
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- Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、たとえば光偏向用モータに使用されるスラス
ト磁気軸受装置の改良に関する。
ト磁気軸受装置の改良に関する。
(従来の技術)
従来、この種のスラスト磁気軸受装置として、特開昭5
8−43421号公報および特開昭59−17019号
公報で知られるものがある。これは、第4図に示すよう
に1つの磁極を有する永久磁石からなる内側磁気リング
aと外側磁気リングbとを互いに異極が対向する状態、
かつスラスト方向にN極とS極とが交互になる状態でそ
れぞれ同数設ける構成となっている。そして、例えば、
図示のように内側磁気リングa・・を回転部祠である回
転軸Cに取付け、また、外側磁気リングb・を固定部材
であるモータハウジングd側に取付け、前記回転軸Cを
内側磁気リングa・・・と外側磁気リングb・・・とに
各1つずつ設けられたN極とS極との互いの吸引力によ
りスラスト荷重を支承する構造となっている。
8−43421号公報および特開昭59−17019号
公報で知られるものがある。これは、第4図に示すよう
に1つの磁極を有する永久磁石からなる内側磁気リング
aと外側磁気リングbとを互いに異極が対向する状態、
かつスラスト方向にN極とS極とが交互になる状態でそ
れぞれ同数設ける構成となっている。そして、例えば、
図示のように内側磁気リングa・・を回転部祠である回
転軸Cに取付け、また、外側磁気リングb・を固定部材
であるモータハウジングd側に取付け、前記回転軸Cを
内側磁気リングa・・・と外側磁気リングb・・・とに
各1つずつ設けられたN極とS極との互いの吸引力によ
りスラスト荷重を支承する構造となっている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、このような従来の構成にあっては、内側
磁気リングa・・と外側磁気リングb・・・に各1つず
つ設けられた磁極相互の吸引力のみ、すなわち、スラス
ト方向と直交する方向のみの少ない磁束により生じる磁
力でスラスト荷重を受けている。このため、スラスト荷
重の保持力が弱く、このため、十分な保持力を有するた
めには、内側磁気リングaおよび外側磁気リングbの数
を多くする必要があり、大きな占有スペースを必要とす
るだけでなくコストが高いといった問題があった。
磁気リングa・・と外側磁気リングb・・・に各1つず
つ設けられた磁極相互の吸引力のみ、すなわち、スラス
ト方向と直交する方向のみの少ない磁束により生じる磁
力でスラスト荷重を受けている。このため、スラスト荷
重の保持力が弱く、このため、十分な保持力を有するた
めには、内側磁気リングaおよび外側磁気リングbの数
を多くする必要があり、大きな占有スペースを必要とす
るだけでなくコストが高いといった問題があった。
また、衝撃的なスラスト荷重が生じた場合には、スラス
ト荷重を十分に保持できず、たとえば光偏向用モータな
どにあっては、ラジアル動圧空気軸受部にカジリなどが
生じて回転不能を起こすことがあるといった問題があっ
た。
ト荷重を十分に保持できず、たとえば光偏向用モータな
どにあっては、ラジアル動圧空気軸受部にカジリなどが
生じて回転不能を起こすことがあるといった問題があっ
た。
本発明は上記事情に着目してなされたもので、その第1
の目的とするところは、コンパクト、かつ安価な構成で
ありながら、大きなスラスト荷重の保持力が得られ、回
転部材の安定した支持状態が得られるスラスト磁気軸受
装置を提供しようとするものである。
の目的とするところは、コンパクト、かつ安価な構成で
ありながら、大きなスラスト荷重の保持力が得られ、回
転部材の安定した支持状態が得られるスラスト磁気軸受
装置を提供しようとするものである。
また、第2の目的とするところは、第1の1」的に加え
、さらに、衝撃的なスラスト荷重が生じた場合において
、スラスト荷重を柔らかく保持して正常な位置に回転部
材を自動的に復帰させることができるようにしたスラス
ト磁気軸受装置を提供しようとするものである。
、さらに、衝撃的なスラスト荷重が生じた場合において
、スラスト荷重を柔らかく保持して正常な位置に回転部
材を自動的に復帰させることができるようにしたスラス
ト磁気軸受装置を提供しようとするものである。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明は、上記第1の目的を達成すべく、第1の手段と
して環状に配置された第]の磁気部材およびこの第1の
磁気部材の外周に非接触状態かつ環状に配置された第2
の磁気部材を備え、固定部材に対し回転可能に設けられ
た可動部拐を磁気的に支承するスラスト磁気軸受装置に
おいて、前記第1の磁気部材および第2の磁気部材がそ
れぞれ単体でスラスト方向に磁力を持つ構成としたもの
である。
して環状に配置された第]の磁気部材およびこの第1の
磁気部材の外周に非接触状態かつ環状に配置された第2
の磁気部材を備え、固定部材に対し回転可能に設けられ
た可動部拐を磁気的に支承するスラスト磁気軸受装置に
おいて、前記第1の磁気部材および第2の磁気部材がそ
れぞれ単体でスラスト方向に磁力を持つ構成としたもの
である。
また、本発明は、」二足第2の目的を達成すべく、第2
の手段として第1の磁気部材および第2の磁気部材がそ
れぞれ単体でスラスト方向に磁力を持つ構成とするとと
もに、環状に配置された第1の磁気部材およびこの第1
の磁気部材の外周に非接触状態かつ環状に配置された第
2の磁気部材を備え、固定部材に対し回転可能に設けら
れた可動部材を磁気的に支承するスラスト磁気軸受装置
において、前記第1の磁気部材および第2の磁気部材の
いずれか一方の数を他方よりも多くし、その増やした磁
気部材で一定以」二のスラストが働いた時に磁気的な反
発力で押し戻す構成としたものである。
の手段として第1の磁気部材および第2の磁気部材がそ
れぞれ単体でスラスト方向に磁力を持つ構成とするとと
もに、環状に配置された第1の磁気部材およびこの第1
の磁気部材の外周に非接触状態かつ環状に配置された第
2の磁気部材を備え、固定部材に対し回転可能に設けら
れた可動部材を磁気的に支承するスラスト磁気軸受装置
において、前記第1の磁気部材および第2の磁気部材の
いずれか一方の数を他方よりも多くし、その増やした磁
気部材で一定以」二のスラストが働いた時に磁気的な反
発力で押し戻す構成としたものである。
(作用)
すなわち、本発明は第1の手段とすることにより、第1
磁気部材と第2磁気部材との間に生じる磁束量が従来の
ものに比べて多くなり、強い磁力が得られる。このため
、十分なスラスト荷重保持力が得られ磁気部材の数を減
らすことができ、コンパクト化および低安価化が可能と
なる。
磁気部材と第2磁気部材との間に生じる磁束量が従来の
ものに比べて多くなり、強い磁力が得られる。このため
、十分なスラスト荷重保持力が得られ磁気部材の数を減
らすことができ、コンパクト化および低安価化が可能と
なる。
また、第2の手段とすることにより、第1の磁気部材お
よび第2の磁気部材のいずれか一方の数の多い磁気部材
で一定以」二のスラストが働いた時に磁気的な反発力で
押し戻すことができる。このため、衝撃的なスラスト荷
重が加わった場合にスラスト荷重を柔らかく保持できる
とともに回転部材を初期の位置に復帰させることが可能
となる。
よび第2の磁気部材のいずれか一方の数の多い磁気部材
で一定以」二のスラストが働いた時に磁気的な反発力で
押し戻すことができる。このため、衝撃的なスラスト荷
重が加わった場合にスラスト荷重を柔らかく保持できる
とともに回転部材を初期の位置に復帰させることが可能
となる。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を第1図および第2図を参照し
て説明する。
て説明する。
第1図は光偏向用モータである多面体鏡モタを示し、こ
の多面体鏡モータ1は、多面体鏡2と、この多面体鏡2
を所定方向に高速回転させる駆動機構部3からなり、っ
ぎのような構成となっている。
の多面体鏡モータ1は、多面体鏡2と、この多面体鏡2
を所定方向に高速回転させる駆動機構部3からなり、っ
ぎのような構成となっている。
図中4は固定軸で、この固定軸4の下端取イ、j部は、
固定部材としてのモータハウジング5の下部フレーム6
の取付孔に嵌合され、ねじ止め等により固定されている
。さらに、固定軸4の上端取付部はカバー7の取付孔に
嵌合されねじ止め等により固定されている。
固定部材としてのモータハウジング5の下部フレーム6
の取付孔に嵌合され、ねじ止め等により固定されている
。さらに、固定軸4の上端取付部はカバー7の取付孔に
嵌合されねじ止め等により固定されている。
また、この固定軸4の非嵌合部の周面上下両端部には、
ヘリングボーン溝8.8が形成されている。
ヘリングボーン溝8.8が形成されている。
また、この固定軸4には、固定軸4の外径部との間に4
p〜8pの隙間が形成される内径寸法を有した中空円筒
上のシリンダ9が回転自在に外嵌されているとともに、
このシリンダ9にはモータロータ10、多面体鏡2、後
述するスラスト磁気軸受11の第1の磁気部材としての
永久磁石からなる内側磁気リング12、バランスリング
13が取付けられ回転部祠としての回転組立体14を構
成している。
p〜8pの隙間が形成される内径寸法を有した中空円筒
上のシリンダ9が回転自在に外嵌されているとともに、
このシリンダ9にはモータロータ10、多面体鏡2、後
述するスラスト磁気軸受11の第1の磁気部材としての
永久磁石からなる内側磁気リング12、バランスリング
13が取付けられ回転部祠としての回転組立体14を構
成している。
一方、前記カバー7には、」1記モータロータ10を囲
繞する状態に駆動コイル15を備えたモータステータ1
6が取付けられており、」二足回転組立体14を駆動す
るようになっている。
繞する状態に駆動コイル15を備えたモータステータ1
6が取付けられており、」二足回転組立体14を駆動す
るようになっている。
また、上記内側磁気リング12を囲繞する状態に、内側
磁気リング12の数より1つ多い2つの第2の磁気部材
としての永久磁石からなる外側磁気リング17a、17
bがモータハウジング5に設けられていて、上記回転組
立体14のスラスト方向の支持を行なうスラスト磁気軸
受装置11を構成している。上記外側磁気リング17a
。
磁気リング12の数より1つ多い2つの第2の磁気部材
としての永久磁石からなる外側磁気リング17a、17
bがモータハウジング5に設けられていて、上記回転組
立体14のスラスト方向の支持を行なうスラスト磁気軸
受装置11を構成している。上記外側磁気リング17a
。
17bは、モータハウジング5に形成された段付き凹陥
部18内に嵌合され接着されている。
部18内に嵌合され接着されている。
なお、内側磁気リング12および外側の磁気リング17
a、17bは、永久磁石以外でも構成可能であり、大形
のものに適用する場合には、磁性体で構成して電磁石を
利用する。なお、多面体鏡モータ1のように小型のもの
に適用する場合には、電磁石に比べ、値段が易く、構成
および制御が簡単かつ小型の永久磁石を使用することが
得策である。
a、17bは、永久磁石以外でも構成可能であり、大形
のものに適用する場合には、磁性体で構成して電磁石を
利用する。なお、多面体鏡モータ1のように小型のもの
に適用する場合には、電磁石に比べ、値段が易く、構成
および制御が簡単かつ小型の永久磁石を使用することが
得策である。
また、カバー7には、駆動コイル14と電気的に接続す
る環状のモータ駆動用回路基板19が取付けられている
。そして、駆動コイル14に通電することによりモータ
ステータ16には、回路磁界が生じ、回転組立体14が
駆動する。このとき、ヘリングボーン溝8,8の働きに
より固定軸4とシリンダ9との間の隙間に空気が流入し
てラジアル方向に空気圧が生じ、これらの部分に空気動
圧ジャーナル軸受が形成される。
る環状のモータ駆動用回路基板19が取付けられている
。そして、駆動コイル14に通電することによりモータ
ステータ16には、回路磁界が生じ、回転組立体14が
駆動する。このとき、ヘリングボーン溝8,8の働きに
より固定軸4とシリンダ9との間の隙間に空気が流入し
てラジアル方向に空気圧が生じ、これらの部分に空気動
圧ジャーナル軸受が形成される。
一方、スラスト磁気軸受装置11によって、回転組立体
14のスラスト方向が支承されることになる。これによ
り、上記回転組立体14は非接触状態で回転することが
できる。
14のスラスト方向が支承されることになる。これによ
り、上記回転組立体14は非接触状態で回転することが
できる。
つぎに、スラスト磁気軸受装置11について詳細に説明
する。なお、この実施例では回転部材としての回転組立
体14に1つの内側磁気リング12を、固定部材として
のモータハウジング5に2つの外側磁気リング17a、
17bを設けた基本構成について説明するが、この逆で
あっても実施可能である。しかし、回転部材の自重が重
くなるという欠点がある。また、磁気リング12゜17
a、17bの数は、これ以外の数であっても実施可能で
あるが、簡単かつ安価な構成で、しかも、初期位置に確
実に戻すためには1つだけ多くした方が得策である。
する。なお、この実施例では回転部材としての回転組立
体14に1つの内側磁気リング12を、固定部材として
のモータハウジング5に2つの外側磁気リング17a、
17bを設けた基本構成について説明するが、この逆で
あっても実施可能である。しかし、回転部材の自重が重
くなるという欠点がある。また、磁気リング12゜17
a、17bの数は、これ以外の数であっても実施可能で
あるが、簡単かつ安価な構成で、しかも、初期位置に確
実に戻すためには1つだけ多くした方が得策である。
前記内側磁気リング12および外側磁気リング17a、
17bは、それぞれ円周方向全体に亙って、かつスラス
ト方向に磁力が働くように2つの磁極すなわちS極とN
極を配置した構成となっている。この磁極の数は2つに
限るものでなく、スラスト方向に磁力が働けば2つ以上
であってもよいが、基本構成の2つのものについて説明
する。
17bは、それぞれ円周方向全体に亙って、かつスラス
ト方向に磁力が働くように2つの磁極すなわちS極とN
極を配置した構成となっている。この磁極の数は2つに
限るものでなく、スラスト方向に磁力が働けば2つ以上
であってもよいが、基本構成の2つのものについて説明
する。
また、第1図に詳図するように、外側磁気リング17a
、17bは互いに反発するように磁極を隣接、すなわち
、実施例ではS極が隣接するように接着された状態とな
っているとともに、」二部の外側磁気リング17aは、
内側磁気リング12と互いに吸引しあう磁極状態となっ
ており、また、下部の磁気リング17bは、内側磁気リ
ング12と互いに反発し合う磁極状態となっている。
、17bは互いに反発するように磁極を隣接、すなわち
、実施例ではS極が隣接するように接着された状態とな
っているとともに、」二部の外側磁気リング17aは、
内側磁気リング12と互いに吸引しあう磁極状態となっ
ており、また、下部の磁気リング17bは、内側磁気リ
ング12と互いに反発し合う磁極状態となっている。
そして、通常は上部の外側磁気リング17aと内側磁気
リング12との吸引作用によりスラスト荷重を支承する
ことになる。このとき、外側磁気リング1.7a、17
bと内側磁気リング]2がそれぞれ単体でスラスト方向
に磁力を持つ構成としたから、これらの間に生じる磁束
量が従来のものに比べて多くなり、強い磁力か得られる
。このため、十分なスラスト荷重保持力か得られ、安定
した支持状態か得られることになる。
リング12との吸引作用によりスラスト荷重を支承する
ことになる。このとき、外側磁気リング1.7a、17
bと内側磁気リング]2がそれぞれ単体でスラスト方向
に磁力を持つ構成としたから、これらの間に生じる磁束
量が従来のものに比べて多くなり、強い磁力か得られる
。このため、十分なスラスト荷重保持力か得られ、安定
した支持状態か得られることになる。
また、通常時には、内側磁気リング12に対向しない状
態にある下部の外側磁気リング17bにより、一定以上
のスラストか働いた時に磁気的な反発力で押し戻すこと
かできる。このため、衝撃的なスラスト荷重が加わった
場合に、スラスト荷重を柔らかく保持できるとともに回
転部材である回転組立体14を初期の位置に復帰させる
ことが可能となる。また、これにより、ラジアル動圧空
気軸受部にカジリなどが生じて回転不能を起こすことが
ない。
態にある下部の外側磁気リング17bにより、一定以上
のスラストか働いた時に磁気的な反発力で押し戻すこと
かできる。このため、衝撃的なスラスト荷重が加わった
場合に、スラスト荷重を柔らかく保持できるとともに回
転部材である回転組立体14を初期の位置に復帰させる
ことが可能となる。また、これにより、ラジアル動圧空
気軸受部にカジリなどが生じて回転不能を起こすことが
ない。
第3図は、スラスト荷重に対する保持力を示すもので、
実線か本発明のスラスト磁気軸受装置]1の場合、また
、破線が従来のスラスト磁気軸]1 受装置の場合を示す。この図からもわかるように、通常
の支持状態、すなわち、−1一部の外側磁気リング17
aと内側磁気リング]2との吸引作用によりスラスト荷
重を支承している状態においても、従来に比べ強い保持
力かあることかわかる。また、衝撃的なスラスト荷重か
生じて内側磁気リング12か下部の外側磁気リンク゛]
−7bと対向する位置に到達、すなわち、沈みmo、8
mmに到達すると反発する磁力が働い、て浮」二カか急
激に増大することを示す。
実線か本発明のスラスト磁気軸受装置]1の場合、また
、破線が従来のスラスト磁気軸]1 受装置の場合を示す。この図からもわかるように、通常
の支持状態、すなわち、−1一部の外側磁気リング17
aと内側磁気リング]2との吸引作用によりスラスト荷
重を支承している状態においても、従来に比べ強い保持
力かあることかわかる。また、衝撃的なスラスト荷重か
生じて内側磁気リング12か下部の外側磁気リンク゛]
−7bと対向する位置に到達、すなわち、沈みmo、8
mmに到達すると反発する磁力が働い、て浮」二カか急
激に増大することを示す。
なお、」二連の一実施例において、本発明のスラスト磁
気軸受装置を光偏向用モータに適用したものに付いて説
明したが、他の回転装置に適用してもよいことは勿論で
ある。
気軸受装置を光偏向用モータに適用したものに付いて説
明したが、他の回転装置に適用してもよいことは勿論で
ある。
その他、本発明は要旨を変えない範囲で種々変形実施可
能なことは勿論である。
能なことは勿論である。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明は、環状に配置された第1
の磁気部材およびこの第1の磁気部Hの外周に非接触状
態かつ環状に配置された第2の磁気部材を備え、固定部
拐に対し回転可能に設けられた可動部制を磁気的に支承
するスラスト磁気軸受装置において、前記第1の磁気部
材および第2の磁気部材がそれぞれ単体でスラスト方向
に磁力を持つ構成としたから、コンパクト、かつ安価な
構成でありながら、大きなスラスト荷重の保持力が得ら
れ、回転部材の安定した支持状態が得られるスラスI・
磁気軸受装置を提供できるといった効果を奏する。
の磁気部材およびこの第1の磁気部Hの外周に非接触状
態かつ環状に配置された第2の磁気部材を備え、固定部
拐に対し回転可能に設けられた可動部制を磁気的に支承
するスラスト磁気軸受装置において、前記第1の磁気部
材および第2の磁気部材がそれぞれ単体でスラスト方向
に磁力を持つ構成としたから、コンパクト、かつ安価な
構成でありながら、大きなスラスト荷重の保持力が得ら
れ、回転部材の安定した支持状態が得られるスラスI・
磁気軸受装置を提供できるといった効果を奏する。
また、環状に配置された第1の磁気部材およびこの第1
の磁気部材の外周に非接触状態かつ環状に配置された第
2の磁気部材を備え、固定部材に対し回転可能に設けら
れた可動部祠を磁気的に支承するスラスト磁気軸受装置
において、前記第1の磁気部材および第2の磁気部材が
それぞれ単体でスラスト方向に磁力を持つ構成とすると
ともに前記第1の磁気部材および第2の磁気部材のいず
れか一方の数を他方よりも多くし、その増やした磁気部
材で一定以−にのスラストが働いた時に磁気的な反発力
で押し戻す構成としたから、第1の効果に加え、さらに
、衝撃的なスラスト荷重が生じた場合において、スラス
ト荷重を柔らかく保持して正常な位置に回転部材を自動
的に復帰さけることができるスラスト磁気軸受装置を提
供できるといった効果を奏する。
の磁気部材の外周に非接触状態かつ環状に配置された第
2の磁気部材を備え、固定部材に対し回転可能に設けら
れた可動部祠を磁気的に支承するスラスト磁気軸受装置
において、前記第1の磁気部材および第2の磁気部材が
それぞれ単体でスラスト方向に磁力を持つ構成とすると
ともに前記第1の磁気部材および第2の磁気部材のいず
れか一方の数を他方よりも多くし、その増やした磁気部
材で一定以−にのスラストが働いた時に磁気的な反発力
で押し戻す構成としたから、第1の効果に加え、さらに
、衝撃的なスラスト荷重が生じた場合において、スラス
ト荷重を柔らかく保持して正常な位置に回転部材を自動
的に復帰さけることができるスラスト磁気軸受装置を提
供できるといった効果を奏する。
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は本発明の要部の概略的構成図、第2図は本発明
を適用した光偏向用モータの概略的縦断側面図、第3図
はスラスト磁気軸受装置のスラスト荷重とスラスト沈み
量の関係を示す図、第4図は従来のスラスト磁気軸受装
置の概略的構成図である。 11・・スラスト磁気軸受装置、12・・・第1の磁気
部材(内側磁気リング)、14・・・回転部材(回転組
立体)、17a、]、7b・・第2の磁気部材(外側磁
気リング)。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 コ4 第 図 第 図
第1図は本発明の要部の概略的構成図、第2図は本発明
を適用した光偏向用モータの概略的縦断側面図、第3図
はスラスト磁気軸受装置のスラスト荷重とスラスト沈み
量の関係を示す図、第4図は従来のスラスト磁気軸受装
置の概略的構成図である。 11・・スラスト磁気軸受装置、12・・・第1の磁気
部材(内側磁気リング)、14・・・回転部材(回転組
立体)、17a、]、7b・・第2の磁気部材(外側磁
気リング)。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 コ4 第 図 第 図
Claims (2)
- (1)環状に配置された第1の磁気部材およびこの第1
の磁気部材の外周に非接触状態かつ環状に配置された第
2の磁気部材を備え、固定部材に対し回転可能に設けら
れた可動部材を磁気的に支承するスラスト磁気軸受装置
において、前記第1の磁気部材および第2の磁気部材が
それぞれ単体でスラスト方向に磁力を持つ構成であるこ
とを特徴とするスラスト磁気軸受装置。 - (2)環状に配置された第1の磁気部材およびこの第1
の磁気部材の外周に非接触状態かつ環状に配置された第
2の磁気部材を備え、固定部材に対し回転可能に設けら
れた可動部材を磁気的に支承するスラスト磁気軸受装置
において、前記第1の磁気部材および第2の磁気部材が
それぞれ単体でスラスト方向に磁力を持つ構成であると
ともに、第1の磁気部材および第2の磁気部材のいずれ
か一方の数を他方よりも多くし、その増やした磁気部材
で一定以上のスラストが働いた時に磁気的な反発力で押
し戻す構成としたことを特徴とするスラスト磁気軸受装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24598988A JPH0293120A (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | スラスト磁気軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24598988A JPH0293120A (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | スラスト磁気軸受装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0293120A true JPH0293120A (ja) | 1990-04-03 |
Family
ID=17141815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24598988A Pending JPH0293120A (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | スラスト磁気軸受装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0293120A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5894181A (en) * | 1997-07-18 | 1999-04-13 | Imlach; Joseph | Passive magnetic bearing system |
JP2007506027A (ja) * | 2003-09-18 | 2007-03-15 | マイラケル, エルエルシー | 回転式血液ポンプ |
JP2010053947A (ja) * | 2008-08-28 | 2010-03-11 | Vacuum Products Kk | 回転部の軸受け装置及びそれを用いたポンプ |
US20140035411A1 (en) * | 2012-08-03 | 2014-02-06 | Stephen Kundel | Non-Contact Thrust Bearing Using Permanent Magnets |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61269115A (ja) * | 1985-05-24 | 1986-11-28 | Toshiba Corp | 回転体支持装置 |
-
1988
- 1988-09-30 JP JP24598988A patent/JPH0293120A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61269115A (ja) * | 1985-05-24 | 1986-11-28 | Toshiba Corp | 回転体支持装置 |
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US9371856B2 (en) * | 2012-08-03 | 2016-06-21 | Stephen Kundel | Non-contact thrust bearing using permanent magnets |
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