JPH028272A - 光ファイバー用コーティング組成物 - Google Patents
光ファイバー用コーティング組成物Info
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- JPH028272A JPH028272A JP15693388A JP15693388A JPH028272A JP H028272 A JPH028272 A JP H028272A JP 15693388 A JP15693388 A JP 15693388A JP 15693388 A JP15693388 A JP 15693388A JP H028272 A JPH028272 A JP H028272A
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- meth
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、光伝送用光ファイバーのコーティングに適
当な組成物に関する。
当な組成物に関する。
光学ガラスファイバーはガラスの表面に散在する微小な
傷が起点となって破断する。これは光ファイバーとして
致命的な欠陥となりうるので、これを防(ための何等か
のコーティングが必要である。
傷が起点となって破断する。これは光ファイバーとして
致命的な欠陥となりうるので、これを防(ための何等か
のコーティングが必要である。
光ファイバー用コーテイング材としては、従来シリコー
ン樹脂が使われていたが、紫外線硬化型コーテイング材
はシリコーン樹脂よりも高生産性、高性能化が期待でき
るため、シリコーン樹脂の代替品として最近数多く開発
されてきている。
ン樹脂が使われていたが、紫外線硬化型コーテイング材
はシリコーン樹脂よりも高生産性、高性能化が期待でき
るため、シリコーン樹脂の代替品として最近数多く開発
されてきている。
コーテイング材に対する要求性能としては硬化時間が短
く、生成塗膜の強伸度が良好なことなどがあげられ、こ
れらの要求を満たすべく種々の提案がなされている。中
でも、特開昭60−181170、同61−26536
、同61−291611、同62−30640、同62
−30641 、同62−30642にはウレタンアク
リレートおよびウレタンメタクリレート (以下、「ア
クリレート」および「メタクリレート」を併せて「(メ
タ)アクリレート」という。)を主成分として用いるコ
ーティング材料が提案されており、これらの提案におい
ては、硬化物の伸度と強靭性とのバランスを良好に保つ
ため、ポリウレタンポリ (メタ)アクリレートを合成
する際のポリオール成分について種々検討されている。
く、生成塗膜の強伸度が良好なことなどがあげられ、こ
れらの要求を満たすべく種々の提案がなされている。中
でも、特開昭60−181170、同61−26536
、同61−291611、同62−30640、同62
−30641 、同62−30642にはウレタンアク
リレートおよびウレタンメタクリレート (以下、「ア
クリレート」および「メタクリレート」を併せて「(メ
タ)アクリレート」という。)を主成分として用いるコ
ーティング材料が提案されており、これらの提案におい
ては、硬化物の伸度と強靭性とのバランスを良好に保つ
ため、ポリウレタンポリ (メタ)アクリレートを合成
する際のポリオール成分について種々検討されている。
しかしながら、光ファイバーとして長期間持続する信頼
性を得るためには、強靭性と伸度とのバランスを保つだ
けでは不十分で、二次的な環境試験後の種々の物性が満
足できるものでなければならない。しかるに上述のこれ
までに提案されている硬化性材料では、二次的な環境試
験後の諸物性、特に、熱水中に長時間浸漬後(例えば、
80℃の熱水中に1ケ月浸漬後)の諸物性が劣化すると
いう問題があることが解ってきた。
性を得るためには、強靭性と伸度とのバランスを保つだ
けでは不十分で、二次的な環境試験後の種々の物性が満
足できるものでなければならない。しかるに上述のこれ
までに提案されている硬化性材料では、二次的な環境試
験後の諸物性、特に、熱水中に長時間浸漬後(例えば、
80℃の熱水中に1ケ月浸漬後)の諸物性が劣化すると
いう問題があることが解ってきた。
本発明の目的は、上記のような技術の現状に鑑み、特に
熱水中に長時間浸漬後の諸物性に優る光ファイバー保護
コーティングとして有用な組成物を提供するにある。
熱水中に長時間浸漬後の諸物性に優る光ファイバー保護
コーティングとして有用な組成物を提供するにある。
上記目的は、ポリオール成分としてビスフェノール系の
特定のポリオールを用いたポリウレタンポIJ (%
&)M +J v−t−を主材とし、用い、。とによっ
て達成されることを見出し、本発明の完成に至った。
特定のポリオールを用いたポリウレタンポIJ (%
&)M +J v−t−を主材とし、用い、。とによっ
て達成されることを見出し、本発明の完成に至った。
すなわち、本発明は、(a)ポリオール成分としてのビ
スフェノール系アルキレンオキサイド付加物にジイソシ
アネート化合物とヒドロキシル基含有アクリレートまた
はヒドロキシル基含有メタクリレートとを反応させて得
られるポリウレタンポリアクリレートまたはポリウレタ
ンポリメタクリレート、(b)1分子中に重合性二重結
合を1個有する化合物、および(c)光重合開始剤を含
んでなり、(a) / (b)重量比が20/80〜9
5/ 5であり、(c)の量が組成物重量に基づき0.
1〜10重量%であることを特徴とする光ファイバー用
コーティング組成物を提供する。
スフェノール系アルキレンオキサイド付加物にジイソシ
アネート化合物とヒドロキシル基含有アクリレートまた
はヒドロキシル基含有メタクリレートとを反応させて得
られるポリウレタンポリアクリレートまたはポリウレタ
ンポリメタクリレート、(b)1分子中に重合性二重結
合を1個有する化合物、および(c)光重合開始剤を含
んでなり、(a) / (b)重量比が20/80〜9
5/ 5であり、(c)の量が組成物重量に基づき0.
1〜10重量%であることを特徴とする光ファイバー用
コーティング組成物を提供する。
本発明に使用する(a)成分としてのポリウレタンポリ
(メタ)アクリレートは、ポリオール成分としてのビ
スフェノール系アルキレンオキサイド付加物とジイソシ
アネート化合物とヒドロキシル基含有(メタ)アクリレ
ートとを反応させて得られる。ポリオール成分として用
いられるビスフェノール系アルキレンオキサイド付加物
としては次式(n) R。
(メタ)アクリレートは、ポリオール成分としてのビ
スフェノール系アルキレンオキサイド付加物とジイソシ
アネート化合物とヒドロキシル基含有(メタ)アクリレ
ートとを反応させて得られる。ポリオール成分として用
いられるビスフェノール系アルキレンオキサイド付加物
としては次式(n) R。
(式中、R,、R2は水素またはメチル基であり、R,
、R4はアルキレン基であり、nは1〜10の整数であ
る。) で表わされる化合物が挙げられる。このような化合物の
具体例としては2,2−ビス〔4(2−ヒドロキシエト
キシ)フェニル〕プロパン、2.2−ビス〔4(2−ヒ
ドロキシエトキシエトキシ)フェニル〕プロパン、2.
2−ビス〔4(2−ヒドロキシプロポキシ)フェニル〕
プロパン、2゜2−ビス〔4(2−ヒドロキシプロポキ
シプロポキシ)フェニル〕プロパン等が挙げられる。
、R4はアルキレン基であり、nは1〜10の整数であ
る。) で表わされる化合物が挙げられる。このような化合物の
具体例としては2,2−ビス〔4(2−ヒドロキシエト
キシ)フェニル〕プロパン、2.2−ビス〔4(2−ヒ
ドロキシエトキシエトキシ)フェニル〕プロパン、2.
2−ビス〔4(2−ヒドロキシプロポキシ)フェニル〕
プロパン、2゜2−ビス〔4(2−ヒドロキシプロポキ
シプロポキシ)フェニル〕プロパン等が挙げられる。
上記ポリオール成分と反応させるジイソシアネート化合
物としては、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメ
タンジイソシアネート、ナフタレンジイソシアネート、
イソホロンジイソシアネート、ビス(イソシアネートメ
チル)シクロヘキサン、ジシクロヘキシルメタン−4,
4′−ジイソシアネート、1.6−ヘキサンジイソシア
ネート、ジフェニルメタン−4,4′−ジイソシアネー
ト等が挙げられる。
物としては、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメ
タンジイソシアネート、ナフタレンジイソシアネート、
イソホロンジイソシアネート、ビス(イソシアネートメ
チル)シクロヘキサン、ジシクロヘキシルメタン−4,
4′−ジイソシアネート、1.6−ヘキサンジイソシア
ネート、ジフェニルメタン−4,4′−ジイソシアネー
ト等が挙げられる。
ヒドロキシル基含有(メタ)アクリレートとしては、2
−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロ
キシプロピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブ
チル(メタ)アクリレートなどの化合物が挙げられる。
−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロ
キシプロピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブ
チル(メタ)アクリレートなどの化合物が挙げられる。
中でも、硬化物の強度と伸度のバランスの点からジシク
ロヘキシルメタン−4,4′−ジイソシアネートが最も
好ましい。
ロヘキシルメタン−4,4′−ジイソシアネートが最も
好ましい。
上記の原料からポリウレタンポリ (メタ)アクリレー
ト(a)を合成する方法としては、これまでの公知の合
成法を採用することができる。各成分の反応量比として
はポリオール成分ジイソシアネート化合物比が0.3
/ 1.0〜0.9 / 1.0であることが好ましく
、この残イソシアネートに対して等モルのヒドロキシル
基含有(メタ)アクリレートを反応させればよい。この
反応性比の範囲外では粘度が高くなりすぎて作業性が悪
くなったり、80℃の耐熱水性試験後のブリードアウト
物が多くなったり強伸度等の物性が低下したりして好ま
しくない。
ト(a)を合成する方法としては、これまでの公知の合
成法を採用することができる。各成分の反応量比として
はポリオール成分ジイソシアネート化合物比が0.3
/ 1.0〜0.9 / 1.0であることが好ましく
、この残イソシアネートに対して等モルのヒドロキシル
基含有(メタ)アクリレートを反応させればよい。この
反応性比の範囲外では粘度が高くなりすぎて作業性が悪
くなったり、80℃の耐熱水性試験後のブリードアウト
物が多くなったり強伸度等の物性が低下したりして好ま
しくない。
本発明の組成物において、1分子中に重合性(b)は、
コーティング適性を与えるために配合される。
コーティング適性を与えるために配合される。
このような化合物(b)の具体例二重結合を1個以上有
する化合物としては、テトラヒドロフルフリル(メタ)
アクリレート、ヒドロキシフェニルCメタ)アクリレー
ト、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、イソデシ
ル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレー
ト、ベンジル(メタ)アクリレート、イソボロニル(メ
タ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレー
ト、ジシクロペンタジェニル(メタ)アクリレート、2
−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、4−ヒドロ
キシブチル(メタ)アクリレート、α−ビニルピロリド
ン、テトラヒドロフルフリルアルコールとε−カプロラ
クタム付加物との合成物は(メタ)アクリロイル基を導
入した化合物2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート
、下記構造式(Ill)で表わされる化合物等が挙げら
れる。中でも、強伸度のバランスの点から下記構造式(
II)で表わされる化合物が最も好ましい。
する化合物としては、テトラヒドロフルフリル(メタ)
アクリレート、ヒドロキシフェニルCメタ)アクリレー
ト、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、イソデシ
ル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレー
ト、ベンジル(メタ)アクリレート、イソボロニル(メ
タ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレー
ト、ジシクロペンタジェニル(メタ)アクリレート、2
−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、4−ヒドロ
キシブチル(メタ)アクリレート、α−ビニルピロリド
ン、テトラヒドロフルフリルアルコールとε−カプロラ
クタム付加物との合成物は(メタ)アクリロイル基を導
入した化合物2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート
、下記構造式(Ill)で表わされる化合物等が挙げら
れる。中でも、強伸度のバランスの点から下記構造式(
II)で表わされる化合物が最も好ましい。
Cut@Cl−CMOCzH4)TO−CH2Cl(C
IOs)−(CHI)! −Cu5 (III)(式中
、nは1または2である。) 本発明の組成物において、ポリウレタンポリ(メタ)ア
クリレート(a)と1分子中に重合性二重結合を有する
化合物(b)との比率は20/80〜9515(重量比
)であり、この範囲を外れると80℃の耐熱水性後のブ
リートアウト物が多くなったり、強伸度が低下したりし
て、光ファイバー用としては不満足なものとなる。
IOs)−(CHI)! −Cu5 (III)(式中
、nは1または2である。) 本発明の組成物において、ポリウレタンポリ(メタ)ア
クリレート(a)と1分子中に重合性二重結合を有する
化合物(b)との比率は20/80〜9515(重量比
)であり、この範囲を外れると80℃の耐熱水性後のブ
リートアウト物が多くなったり、強伸度が低下したりし
て、光ファイバー用としては不満足なものとなる。
本発明の組成物において使用される光重合開始剤の具体
例としては、2,2−ジメトキシ−2フエニルアセトフ
エノン、アセトフェノン、ベンゾフェノン、キサントン
、フルオレノン、ベンズアルデヒド、アントラキノン、
3−メチルアセトフェノン、4−クロロベンゾフェノン
、4−4’−ジアミノベンゾフェノン、ベンゾインプロ
ピルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンジルジ
メチルケタール、1−(4−イソプロピルフェニル)−
2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン1−オン、2−ヒ
ドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オ
ン、チオキサントン、カンファーキノン、2−メチル−
1−(4(メチルチオ)フェニル〕−2−モルホリノ−
プロパン−1−オン等が挙げられる。
例としては、2,2−ジメトキシ−2フエニルアセトフ
エノン、アセトフェノン、ベンゾフェノン、キサントン
、フルオレノン、ベンズアルデヒド、アントラキノン、
3−メチルアセトフェノン、4−クロロベンゾフェノン
、4−4’−ジアミノベンゾフェノン、ベンゾインプロ
ピルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンジルジ
メチルケタール、1−(4−イソプロピルフェニル)−
2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン1−オン、2−ヒ
ドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オ
ン、チオキサントン、カンファーキノン、2−メチル−
1−(4(メチルチオ)フェニル〕−2−モルホリノ−
プロパン−1−オン等が挙げられる。
これらの光重合開始剤は、単独でもまたは二種以上を任
意の割合で組合せて使用することもできる。その使用量
は通常、組成物重量に基づき、0.1〜10重量%、好
ましくは1〜5重量%である。
意の割合で組合せて使用することもできる。その使用量
は通常、組成物重量に基づき、0.1〜10重量%、好
ましくは1〜5重量%である。
本発明の組成物には、更に必要に応じて、重合性上ツマ
−1例えば、ポリプロレングリコールジ(メタ)アクリ
レート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、トリメチロールプロパントリ (メタ)アクリレー
ト等の多官能(メタ)アクリレート化合物及びエポキシ
ポリ (メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)ア
クリレート等の化合物を配合することができる。また、
所望により、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリブ
タジェン樹脂、シリコーン樹脂等の変性樹脂およびシリ
コーン系添加剤、フッ素系添加荊等の添加剤も使用でき
る。
−1例えば、ポリプロレングリコールジ(メタ)アクリ
レート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、トリメチロールプロパントリ (メタ)アクリレー
ト等の多官能(メタ)アクリレート化合物及びエポキシ
ポリ (メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)ア
クリレート等の化合物を配合することができる。また、
所望により、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリブ
タジェン樹脂、シリコーン樹脂等の変性樹脂およびシリ
コーン系添加剤、フッ素系添加荊等の添加剤も使用でき
る。
以下、実施例について本発明の組成物を具体的に説明す
る。実施例中、部は重量部を意味する。
る。実施例中、部は重量部を意味する。
実施例1
攪拌機、冷却器および温度計を付した21の四ツ目フラ
スコにジシクロヘキシルメタン−4,4′−ジイソシア
ネート264.8g (1モル)、ポリエチレングリコ
ール(2−エチルヘキシル)エーテルアクリレート30
7.1 g、重合禁止剤としてメチルエチルハイドロキ
ノン1.02g、および触媒としてジブチル錫ジラウレ
ート0.20gを仕込み、フラスコ内の温度を40℃に
昇温してから、ポリエチレングリコールエーテルアクリ
レート100 gにビスフェノールAポリプロピレング
リコールエーテル287.7g (0,8モル)を溶解
したモノマーを滴下ロートから滴下し、内温を徐々に6
5℃に昇温し、計4時間かけて反応させた。さらに、7
0°Cに昇温してから、2−ヒドロキシエチルアクリレ
ート58.1g (0,5モル)を滴下ロートから30
分かけて滴下し、さらに75℃に昇温し、NC0価が9
8%以上になるまで反応させてポリウレタンポリアクリ
レートを得た。なお、ポリエチレングリコールエーテル
アクリレートの量は全体の40重量%とした。
スコにジシクロヘキシルメタン−4,4′−ジイソシア
ネート264.8g (1モル)、ポリエチレングリコ
ール(2−エチルヘキシル)エーテルアクリレート30
7.1 g、重合禁止剤としてメチルエチルハイドロキ
ノン1.02g、および触媒としてジブチル錫ジラウレ
ート0.20gを仕込み、フラスコ内の温度を40℃に
昇温してから、ポリエチレングリコールエーテルアクリ
レート100 gにビスフェノールAポリプロピレング
リコールエーテル287.7g (0,8モル)を溶解
したモノマーを滴下ロートから滴下し、内温を徐々に6
5℃に昇温し、計4時間かけて反応させた。さらに、7
0°Cに昇温してから、2−ヒドロキシエチルアクリレ
ート58.1g (0,5モル)を滴下ロートから30
分かけて滴下し、さらに75℃に昇温し、NC0価が9
8%以上になるまで反応させてポリウレタンポリアクリ
レートを得た。なお、ポリエチレングリコールエーテル
アクリレートの量は全体の40重量%とした。
次に、反応生成物70部に希釈剤としてポリエチレング
リコールエーテルアクリレート30部および光重合開始
剤として1−(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒド
ロキシ2−メチルプロパン1−オン4部を配合し、混合
熔解して粘度9620cP(25℃)の光ファイバー用
コーティング組成物を得た。
リコールエーテルアクリレート30部および光重合開始
剤として1−(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒド
ロキシ2−メチルプロパン1−オン4部を配合し、混合
熔解して粘度9620cP(25℃)の光ファイバー用
コーティング組成物を得た。
得られたコーティング組成物をブリキ板上に1.0■l
厚に塗布し、水銀ランプ160W / cm 2本を用
いコンベア速度5m/win ワンパス、リフレクタ−
高さl0C11の条件で紫外線を照射し、硬化させた。
厚に塗布し、水銀ランプ160W / cm 2本を用
いコンベア速度5m/win ワンパス、リフレクタ−
高さl0C11の条件で紫外線を照射し、硬化させた。
硬化被膜のショア硬度、ならびに80℃の熱水処理後の
重量減、ゲル分率および強伸度を測定した結果を表−■
に示す。
重量減、ゲル分率および強伸度を測定した結果を表−■
に示す。
実施例2
実施例1と同様の方法で、ジシクロヘキシルメタン−4
,4′−ジイソシアネートに対してビスフェノールAポ
リプロピレングリコールエーテルをモル比で3=2の割
合で反応させ、また、希釈剤としてのポリエチレングリ
コール(2−エチルヘキシル)エーテルアクリレートを
全体の40重量%とじてポリウレタンポリアクリレート
を得た。
,4′−ジイソシアネートに対してビスフェノールAポ
リプロピレングリコールエーテルをモル比で3=2の割
合で反応させ、また、希釈剤としてのポリエチレングリ
コール(2−エチルヘキシル)エーテルアクリレートを
全体の40重量%とじてポリウレタンポリアクリレート
を得た。
次に、実施例1と同様の配合で上記ポリウレタンポリア
クリレートを混合溶解し、粘度2210cP(25℃)
の光フアイバ用コーティング組成物を得た。
クリレートを混合溶解し、粘度2210cP(25℃)
の光フアイバ用コーティング組成物を得た。
実施例1と同様にコーティング組成物の硬化および評価
を行った。結果を表−■に示す。
を行った。結果を表−■に示す。
実施例3
実施例1と同様の方法で、ジシクロヘキシルメタン−4
,4′−ジイソシアネートに対してビスフェノールAポ
リプロピレングリコールエーテルをモル比で2:1の割
合で反応させ、また、希釈剤としてのポリエチレングリ
コール(2−エチルヘキシル)エーテルアクリレートを
全体の30重量%にしてポリウレタンポリアクリレート
を得た。
,4′−ジイソシアネートに対してビスフェノールAポ
リプロピレングリコールエーテルをモル比で2:1の割
合で反応させ、また、希釈剤としてのポリエチレングリ
コール(2−エチルヘキシル)エーテルアクリレートを
全体の30重量%にしてポリウレタンポリアクリレート
を得た。
次に、実施例1と同様の配合で上記ポリウレタンポリア
クリレートを混合溶解し、粘度3740cP(25℃)
の光ファイバ用コーティング組成吻を得た。
クリレートを混合溶解し、粘度3740cP(25℃)
の光ファイバ用コーティング組成吻を得た。
実施例1と同様にコーティング組成物の硬化および評価
を行った。結果を表−■に示す。
を行った。結果を表−■に示す。
比較例1
実施例1と同様の方法で、ジシクロヘキシルメタン−4
,4′−ジイソシアネートに対してビスフェノールAポ
リプロピレングリコールエーテルをモル比で1 : 0
.95の割合で反応させ、また、希釈剤ポリエチレング
リコール(2−エチルヘキシル)エーテルアクリレート
は全体の40重量%としてポリウレタンポリアクリレー
トを得たが、このものは高粘度のため使用できなかった
。
,4′−ジイソシアネートに対してビスフェノールAポ
リプロピレングリコールエーテルをモル比で1 : 0
.95の割合で反応させ、また、希釈剤ポリエチレング
リコール(2−エチルヘキシル)エーテルアクリレート
は全体の40重量%としてポリウレタンポリアクリレー
トを得たが、このものは高粘度のため使用できなかった
。
比較例2
実施例1と同様にして得られたポリウレタンポリアクリ
レート17部にポリエチレングリコールエーテルアクリ
レート83部および重量開始剤として1−(4−イソプ
ロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパ
ン−1−オン4部を配合し、混合溶解して粘度500c
P(25℃)の光ファイバー用コーティング組成物を得
た。
レート17部にポリエチレングリコールエーテルアクリ
レート83部および重量開始剤として1−(4−イソプ
ロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパ
ン−1−オン4部を配合し、混合溶解して粘度500c
P(25℃)の光ファイバー用コーティング組成物を得
た。
実施例1と同様にコーティング組成物の硬化および評価
を行った。結果を表−■に示す。
を行った。結果を表−■に示す。
比較例3
攪拌器、冷却器および温度計を付した21の四つロフラ
スコにジシクロヘキシルメタン−4,4′−ジイソシア
ネート1モル、重合禁止剤としてメチルエチルハイドロ
キノン1.02 g 、触媒としてジブチル錫ジラウレ
ート0.20 gを仕込み、フラスコ内の温度を40℃
に昇温してから、ビスフェノールAポリプロピレングリ
コールエーテル0.5モルを溶解したモノマーを徐々に
昇温させ、滴下ロートから2時間かけて滴下し、計4時
間かけて反応トから30分かけて滴下し、さらに75℃
に昇温し、NC0価が98%以上になるまで反応させて
ポリウレタンポリアクリレートを得た。
スコにジシクロヘキシルメタン−4,4′−ジイソシア
ネート1モル、重合禁止剤としてメチルエチルハイドロ
キノン1.02 g 、触媒としてジブチル錫ジラウレ
ート0.20 gを仕込み、フラスコ内の温度を40℃
に昇温してから、ビスフェノールAポリプロピレングリ
コールエーテル0.5モルを溶解したモノマーを徐々に
昇温させ、滴下ロートから2時間かけて滴下し、計4時
間かけて反応トから30分かけて滴下し、さらに75℃
に昇温し、NC0価が98%以上になるまで反応させて
ポリウレタンポリアクリレートを得た。
次に、反応生成物98部に希釈剤としてポリエチレング
リコール(2−エチルヘキシル)エーテルアクリレート
2部および重合開始剤として1−(4−イソプロピルフ
ェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−
オン4部を配合し、混合溶解して粘度100000cP
以上(測定不可)の組成物を得たが、高粘度のため使用
できなかった。
リコール(2−エチルヘキシル)エーテルアクリレート
2部および重合開始剤として1−(4−イソプロピルフ
ェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−
オン4部を配合し、混合溶解して粘度100000cP
以上(測定不可)の組成物を得たが、高粘度のため使用
できなかった。
比較例4
実施例1と同様の方法でジシクロヘキシルメタン−4,
4′−ジイソシアネートに対してビスフェノールAポリ
プロピレングリコールエーテルをモル比で1:0.2の
割合で反応させ、また、希釈剤ポリエチレングリコール
(2−エチルヘキシル)エーテルアクリレートは全体の
30重量%になるようにしてポリウレタンポリアクリレ
ートを得た。
4′−ジイソシアネートに対してビスフェノールAポリ
プロピレングリコールエーテルをモル比で1:0.2の
割合で反応させ、また、希釈剤ポリエチレングリコール
(2−エチルヘキシル)エーテルアクリレートは全体の
30重量%になるようにしてポリウレタンポリアクリレ
ートを得た。
次に、実施例1と同様の配合で混合溶解し、粘度?20
cPの光フアイバ用コーティング組成物を得た。
cPの光フアイバ用コーティング組成物を得た。
実施例1と同様にコーティング組成物の硬化および評価
を行った。結果を表−■に示す。
を行った。結果を表−■に示す。
表−■
*1)JISに−7113に従い、2号ダンベルを使用
、引張速度50mm / min (25℃)で測定(
発明の効果〕 本発明のコーティング組成物は、80℃の熱水中に長期
間浸漬してもブリードアウトが少なく、また、強伸度の
性能においても劣化がなく、光ファイバー用保護コーテ
ィング組成物として優れている。
、引張速度50mm / min (25℃)で測定(
発明の効果〕 本発明のコーティング組成物は、80℃の熱水中に長期
間浸漬してもブリードアウトが少なく、また、強伸度の
性能においても劣化がなく、光ファイバー用保護コーテ
ィング組成物として優れている。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、(a)ポリオール成分としてのビスフェノール系ア
ルキレンオキサイド付加物にジイソシアネート化合物と
ヒドロキシル基含有アクリレートまたはヒドロキシル基
含有メタクリレートとを反応させて得られるポリウレタ
ンポリアクリレートまたはポリウレタンポリメタクリレ
ート、 (b)1分子中に重合性二重結合を1個有する化合物、
および (c)光重合開始剤を含んでなり、(a)/(b)重量
比が20/80〜95/5であり、(c)の量が組成物
重量に基づき0.1〜10重量%であることを特徴とす
る光ファイバー用コーティング組成物。 2、(a)成分が下記式〔 I 〕で表わされるジシクロ
ヘキシルメタン−4,4′−ジイソシアネート▲数式、
化学式、表等があります▼〔 I 〕 と下記一般式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕 (式中、R_1およびR_2は水素またはメチル基、R
_3およびR_4はアルキレン基、nは1〜10の整数
である。) で表わされるビスフェノール系アルキレンオキサイド付
加物とヒドロキシル基含有アクリレートとを反応させて
得られるポリウレタンポリアクリレートであって、〔
I 〕/〔II〕モル比が1/0.3〜1/0.9である特
許請求の範囲第1項記載の光ファイバー用コーティング
組成物。 3、(b)成分が下記式〔III〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、nは1〜5の整数である。) で表わされる化合物である特許請求の範囲第1項または
第2項記載の組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15693388A JPH028272A (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | 光ファイバー用コーティング組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15693388A JPH028272A (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | 光ファイバー用コーティング組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH028272A true JPH028272A (ja) | 1990-01-11 |
Family
ID=15638525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15693388A Pending JPH028272A (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | 光ファイバー用コーティング組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH028272A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6866934B2 (en) | 2002-03-13 | 2005-03-15 | Nisshinbo Industries, Inc. | Carbodiimide-containing hardening type reactive particles, process for producing the same, and use of the same |
US7258921B2 (en) | 2002-08-09 | 2007-08-21 | Nisshinbo Industries, Inc. | Composite particle with a carbodiimide resin layer and a process for producing the same |
US7387832B2 (en) | 2002-09-19 | 2008-06-17 | Nisshinbo Industries, Inc. | Flat particles and process for production thereof |
-
1988
- 1988-06-27 JP JP15693388A patent/JPH028272A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6866934B2 (en) | 2002-03-13 | 2005-03-15 | Nisshinbo Industries, Inc. | Carbodiimide-containing hardening type reactive particles, process for producing the same, and use of the same |
US7258921B2 (en) | 2002-08-09 | 2007-08-21 | Nisshinbo Industries, Inc. | Composite particle with a carbodiimide resin layer and a process for producing the same |
US7387832B2 (en) | 2002-09-19 | 2008-06-17 | Nisshinbo Industries, Inc. | Flat particles and process for production thereof |
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