JPH0279462A - 半導体記憶装置 - Google Patents
半導体記憶装置Info
- Publication number
- JPH0279462A JPH0279462A JP63230955A JP23095588A JPH0279462A JP H0279462 A JPH0279462 A JP H0279462A JP 63230955 A JP63230955 A JP 63230955A JP 23095588 A JP23095588 A JP 23095588A JP H0279462 A JPH0279462 A JP H0279462A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- capacitor
- gate electrode
- bit line
- mos transistor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B12/00—Dynamic random access memory [DRAM] devices
- H10B12/30—DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
- H10B12/31—DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor
Landscapes
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Semiconductor Memories (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、半導体記憶装置に係り、特に積層型キャパシ
タ・セル構造のダイナミック型RAM(DRAM)に関
する。
タ・セル構造のダイナミック型RAM(DRAM)に関
する。
(従来の技術)
DRAMは高集積化の一途を辿り、それに伴ってキャパ
シタ面積が減少して、メモリ内容の誤読出しや放射線に
よるデータ破壊等が大きい問題になっている。この様な
問題を解決するため、キャパシタに様々な構造を持たせ
る提案がなされている。その一つが積層型キャパシタ・
セル構造である。これは、素子分離された半導体基板上
に先ずMOSトランジスタを形成し、その上を絶縁膜で
覆ってこれにコンタクト孔を開け、MOSトランジスタ
のソースまたはドレイン拡散層にコンタクトする下部キ
ャパシタ電極を形成し、更にキャパシタ絶縁膜を介して
上部キャパシタ電極を形成して、メモリセルを構成する
。
シタ面積が減少して、メモリ内容の誤読出しや放射線に
よるデータ破壊等が大きい問題になっている。この様な
問題を解決するため、キャパシタに様々な構造を持たせ
る提案がなされている。その一つが積層型キャパシタ・
セル構造である。これは、素子分離された半導体基板上
に先ずMOSトランジスタを形成し、その上を絶縁膜で
覆ってこれにコンタクト孔を開け、MOSトランジスタ
のソースまたはドレイン拡散層にコンタクトする下部キ
ャパシタ電極を形成し、更にキャパシタ絶縁膜を介して
上部キャパシタ電極を形成して、メモリセルを構成する
。
このような積層型キャパシタ・セル構造では、平面的に
はメモリセルの占有面積を増大することなく、下部キャ
パシタ電極の表面積を大きくしてキャパシタの実質的な
面積を保証することができる。
はメモリセルの占有面積を増大することなく、下部キャ
パシタ電極の表面積を大きくしてキャパシタの実質的な
面積を保証することができる。
しかし従来の積層型キャパシタ会セル構造には、更に高
集積化を進める場合に十分なキャパシタ容量を確保する
ことが難しいという問題があった。
集積化を進める場合に十分なキャパシタ容量を確保する
ことが難しいという問題があった。
例えば占有面積を大きくすることなく、キャパシタ下部
電極の表面積を大きくし、十分なキャパシタ容量を得る
ためには、下部電極の側面を有効に利用すべく、その膜
厚を少なくとも3000人という厚いものとしなければ
ならない。この様な厚い下部キャパシタ電極を微細加工
するのは困難であり、下部キャパシタ電極同士の短絡等
の原因ともなる。また従来構造では、ゲート電極上にオ
ーバーラツプするキャパシタの形成工程で誤ってゲート
電極がエツチングされるという事態も考えられ、信頼性
上も問題がある。
電極の表面積を大きくし、十分なキャパシタ容量を得る
ためには、下部電極の側面を有効に利用すべく、その膜
厚を少なくとも3000人という厚いものとしなければ
ならない。この様な厚い下部キャパシタ電極を微細加工
するのは困難であり、下部キャパシタ電極同士の短絡等
の原因ともなる。また従来構造では、ゲート電極上にオ
ーバーラツプするキャパシタの形成工程で誤ってゲート
電極がエツチングされるという事態も考えられ、信頼性
上も問題がある。
(発明が解決しようとする課題)
以上のように従来の積層型キャパシタ・セル構造では、
小さい占有面積で信頼性よく十分なキャパシタ容量を得
ることは未だ不十分であるという問題があった。
小さい占有面積で信頼性よく十分なキャパシタ容量を得
ることは未だ不十分であるという問題があった。
本発明は、この様な問題を解決した積層型キャパシタ・
セル構造のDRAMを提供することを目的とする。
セル構造のDRAMを提供することを目的とする。
[発明の構成コ
(課題を解決するための手段)
本発明にかかるDRAMは、MOSトランジスタの上に
絶縁膜を介してキャパシタが積層され、キャパシタの下
部電極が絶縁膜に開けられたコンタクト孔を介してMO
Sトランジスタのソースまたはドレイン拡散層の一方に
接続され、ビット線がMOSトランジスタのソース、ド
レイン拡散層の他方に接続される積層型キャパシタ・セ
ル構造を基本とする。この基本構造において本発明では
、ビット線とこれが接続される拡散層との間にパッド電
極を介在させる。このパッド電極は、一部MOSトラン
ジスタのゲート電極とキャパシタの下部電極のオーバー
ラツプ部にまで延在し、ゲート電極とキャパシタの下部
電極の間に挟まれるように配設される。
絶縁膜を介してキャパシタが積層され、キャパシタの下
部電極が絶縁膜に開けられたコンタクト孔を介してMO
Sトランジスタのソースまたはドレイン拡散層の一方に
接続され、ビット線がMOSトランジスタのソース、ド
レイン拡散層の他方に接続される積層型キャパシタ・セ
ル構造を基本とする。この基本構造において本発明では
、ビット線とこれが接続される拡散層との間にパッド電
極を介在させる。このパッド電極は、一部MOSトラン
ジスタのゲート電極とキャパシタの下部電極のオーバー
ラツプ部にまで延在し、ゲート電極とキャパシタの下部
電極の間に挟まれるように配設される。
(作用)
本発明の積層型キャパシタ争セル構造では、キャパシタ
下部電極がMOSトランジスタのゲート電極とビット線
コンタクト部から延在するパッド電極の積層構造の段差
を跨い配設されるから、この段差でキャパシタ面積を稼
ぐことができる。
下部電極がMOSトランジスタのゲート電極とビット線
コンタクト部から延在するパッド電極の積層構造の段差
を跨い配設されるから、この段差でキャパシタ面積を稼
ぐことができる。
従って、キャパシタとして占有面積を大きくすることな
く、大きい容量を得ることができる。しかも、キャパシ
タの下部電極を厚くすることなく大きい面積が得られる
ため、加工が容易になり、信頼性の高いDRAMが得ら
れる。また本発明の構造では、キャパシタ下部電極とゲ
ー電極の間にパッド電極があるため、このパッド電極が
ゲート電極の保護層として働き、キャパシタ形成工程で
誤ってゲート電極がエツチングされるという事態がなく
なる。
く、大きい容量を得ることができる。しかも、キャパシ
タの下部電極を厚くすることなく大きい面積が得られる
ため、加工が容易になり、信頼性の高いDRAMが得ら
れる。また本発明の構造では、キャパシタ下部電極とゲ
ー電極の間にパッド電極があるため、このパッド電極が
ゲート電極の保護層として働き、キャパシタ形成工程で
誤ってゲート電極がエツチングされるという事態がなく
なる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図(a)(b)は、本発明の一実施例のDRAMの
ビット線方向に隣接する2ビット分を示す平面図とその
A−A−断面図である。p型シリコン基板1の素子分離
絶縁膜2で囲まれた領域に、ゲート絶縁膜4を介してゲ
ート電極5が形成され、このゲート電極5に自己整合的
にソース。
ビット線方向に隣接する2ビット分を示す平面図とその
A−A−断面図である。p型シリコン基板1の素子分離
絶縁膜2で囲まれた領域に、ゲート絶縁膜4を介してゲ
ート電極5が形成され、このゲート電極5に自己整合的
にソース。
ドレイン拡散層となるn型拡散層61.6□が形成され
て、MOSトランジスタが構成されている。
て、MOSトランジスタが構成されている。
キャパシタは、n型拡散層62にコンタクトする下部電
極10とその表面にキャパシタ絶縁膜11を介して形成
された上部電極12とから構成されている。下部電極1
0は、一部MOSトランジスタのゲート電極5領域上を
覆うように、また一部フイールド領域に重なるようにパ
ターン形成されている。
極10とその表面にキャパシタ絶縁膜11を介して形成
された上部電極12とから構成されている。下部電極1
0は、一部MOSトランジスタのゲート電極5領域上を
覆うように、また一部フイールド領域に重なるようにパ
ターン形成されている。
n型拡散層61.62のうちビット線がコンタクトする
方の拡散層61には、ビット線の下地としてパッド電極
8が形成されている。このパッド電極8は、一部MO8
トランジスタのゲート電極5上を覆うように配設されて
いる。キャパシタ、の下部電極10は、ゲート電極5と
パッド電極8の積層構造の段差を越えてこれらの上にま
で延在するようにパターン形成されている。そしてビッ
ト線14は、パッド電極8を介してn型拡散層6゜に接
続されるように配設されている。
方の拡散層61には、ビット線の下地としてパッド電極
8が形成されている。このパッド電極8は、一部MO8
トランジスタのゲート電極5上を覆うように配設されて
いる。キャパシタ、の下部電極10は、ゲート電極5と
パッド電極8の積層構造の段差を越えてこれらの上にま
で延在するようにパターン形成されている。そしてビッ
ト線14は、パッド電極8を介してn型拡散層6゜に接
続されるように配設されている。
第2図〜第4図は、この実施例のDRAMの具体的な製
造工程例を説明するための図である。これらの図を参照
して製造工程例を説明する。比抵抗5Ω・1程度のp型
シリコン基板1に例えば選択酸化法により700 nm
の素子分離絶縁膜2を形成する。素子分離絶縁膜2の下
には、チャネル・ストップとなるp型層(またはp″″
型層)3を形成する。この後、必要に応じて素子領域に
しきい値制御のためのイオン注入を行なう。そして、熱
酸化によるゲート酸化膜4を10ns程度形成し、多結
晶シリコン膜を300 na+堆積し、引続きCVD酸
化膜を3001■堆積し、これらの積層膜をフォトリソ
グラフィと反応性イオンエツチング法によりバターニン
グしてゲート電極5とその上の層間絶縁膜7を同時に形
成する。次いでヒ素またはリンのイオン注入によりソー
ス、ドレインとなるn型拡散層61.62を形成する(
第2図)1、これにより、メモリセルのMOSトランジ
スタが得られる。ゲート電極4は、メモリセル配列の一
方向に連続的に配設されて、ワード線となる。
造工程例を説明するための図である。これらの図を参照
して製造工程例を説明する。比抵抗5Ω・1程度のp型
シリコン基板1に例えば選択酸化法により700 nm
の素子分離絶縁膜2を形成する。素子分離絶縁膜2の下
には、チャネル・ストップとなるp型層(またはp″″
型層)3を形成する。この後、必要に応じて素子領域に
しきい値制御のためのイオン注入を行なう。そして、熱
酸化によるゲート酸化膜4を10ns程度形成し、多結
晶シリコン膜を300 na+堆積し、引続きCVD酸
化膜を3001■堆積し、これらの積層膜をフォトリソ
グラフィと反応性イオンエツチング法によりバターニン
グしてゲート電極5とその上の層間絶縁膜7を同時に形
成する。次いでヒ素またはリンのイオン注入によりソー
ス、ドレインとなるn型拡散層61.62を形成する(
第2図)1、これにより、メモリセルのMOSトランジ
スタが得られる。ゲート電極4は、メモリセル配列の一
方向に連続的に配設されて、ワード線となる。
この後、LPCVD法による酸化膜を15OnlI!堆
積し、フォトリソグラフィと反応性イオンエツチングに
より、ビット線コンタクト部の基板面を露出させる。こ
のときゲート電極5の側壁にはおよそ1100n程度の
酸化膜31が残る。この酸化膜31は、ゲート電極5と
この後形成されるパッド電極8の短絡を防止する働きを
する。即ち、エツチング用マスクの開口が大きいもので
あっても、この酸化膜31によって実際のコンタクト部
はゲート電極5に対してセルファラインされて形成され
る。MOSトランジスタをLDD構造とすれば、ゲート
電極の側壁に絶縁膜が残されるので、ゲート電極とパッ
ド電極8の電気的分離はより確実になる。この後全面に
多結晶シリコン膜を100〜400nm堆積し、これに
ヒ素またはリンをドーピングした後、その上にCVD酸
化膜を300nm堆積する。そしてこれらの多結晶シリ
コン膜と酸化膜の積層構造をフォトリソグラフィと反応
性イオンエツチングによりパターン形成してパッド電極
8とその上の層間絶縁膜9を同時に形成する(第3図)
。パッド電極8は、ゲート電極5上まで延在するように
パターン形成される。。
積し、フォトリソグラフィと反応性イオンエツチングに
より、ビット線コンタクト部の基板面を露出させる。こ
のときゲート電極5の側壁にはおよそ1100n程度の
酸化膜31が残る。この酸化膜31は、ゲート電極5と
この後形成されるパッド電極8の短絡を防止する働きを
する。即ち、エツチング用マスクの開口が大きいもので
あっても、この酸化膜31によって実際のコンタクト部
はゲート電極5に対してセルファラインされて形成され
る。MOSトランジスタをLDD構造とすれば、ゲート
電極の側壁に絶縁膜が残されるので、ゲート電極とパッ
ド電極8の電気的分離はより確実になる。この後全面に
多結晶シリコン膜を100〜400nm堆積し、これに
ヒ素またはリンをドーピングした後、その上にCVD酸
化膜を300nm堆積する。そしてこれらの多結晶シリ
コン膜と酸化膜の積層構造をフォトリソグラフィと反応
性イオンエツチングによりパターン形成してパッド電極
8とその上の層間絶縁膜9を同時に形成する(第3図)
。パッド電極8は、ゲート電極5上まで延在するように
パターン形成される。。
次に全面にCVD酸化膜を150ns堆積し、フォトリ
ソグラフィと反応性イオンエツチングによりキャパシタ
電極コンタクト部のn型層62表面を露出させる。この
ときパッド電極8およびゲート電極5側壁に酸化膜41
が残り、これがキャパシタ電極とパッド電極8およびゲ
ート電極5との短絡防止の働きをする。すなわちこの場
合も、エツチング・マスクの開口が大きいものであって
も、実際のコンタクト部はパッド電極8に対して自己整
合されて形成される。この後多結晶シリコン膜を100
〜400 nm堆積し、これにヒ素またはリンをドーピ
ングした後、フォトリソグラフィと反応性イオンエツチ
ングによりバターニングしてキャパシタの下部電極10
を形成する。そしてLPGVDによりシリコン窒化膜を
全面に10ni程度堆積し、950℃の水蒸気雰囲気中
で30分酸化することにより、キャパシタ絶縁膜11を
形成する。次いで全面に多結晶シリコン膜を堆積り9、
これにヒ素またはリンをドーピングした後、全面にCV
D酸化膜を300 nm堆積し、これらの積層構造をフ
ォトリソグラフィと反応性イオンエツチングを行い、キ
ャパシタの上部電極12とその上の層間絶縁膜13を同
時にパターン形成する(第4図)。この後、キャパシタ
部以外の領域にあるキャパシタ絶縁膜をエツチング除去
する。このときオーバエツチングがあるとパッド電極8
上の絶縁膜9が薄くなるが、これは消失しても差支えな
い。
ソグラフィと反応性イオンエツチングによりキャパシタ
電極コンタクト部のn型層62表面を露出させる。この
ときパッド電極8およびゲート電極5側壁に酸化膜41
が残り、これがキャパシタ電極とパッド電極8およびゲ
ート電極5との短絡防止の働きをする。すなわちこの場
合も、エツチング・マスクの開口が大きいものであって
も、実際のコンタクト部はパッド電極8に対して自己整
合されて形成される。この後多結晶シリコン膜を100
〜400 nm堆積し、これにヒ素またはリンをドーピ
ングした後、フォトリソグラフィと反応性イオンエツチ
ングによりバターニングしてキャパシタの下部電極10
を形成する。そしてLPGVDによりシリコン窒化膜を
全面に10ni程度堆積し、950℃の水蒸気雰囲気中
で30分酸化することにより、キャパシタ絶縁膜11を
形成する。次いで全面に多結晶シリコン膜を堆積り9、
これにヒ素またはリンをドーピングした後、全面にCV
D酸化膜を300 nm堆積し、これらの積層構造をフ
ォトリソグラフィと反応性イオンエツチングを行い、キ
ャパシタの上部電極12とその上の層間絶縁膜13を同
時にパターン形成する(第4図)。この後、キャパシタ
部以外の領域にあるキャパシタ絶縁膜をエツチング除去
する。このときオーバエツチングがあるとパッド電極8
上の絶縁膜9が薄くなるが、これは消失しても差支えな
い。
次に、全面にCVD酸化膜を150nm堆積し、フォト
リングラフィと反応性イオンエツチングにより、ピント
線コンタクト部に開口を開ける。このときキャパシタの
上部電極12の側壁には酸化膜51が残り、この上部電
極12に対して自己整合的にビット線コンタクト部が形
成されることになる。そしてAI膜或いはモリブデン争
シリサイド膜等によるビット線14を配設する。その後
全面にCVD酸化膜15を堆積して、メモリセル部の構
造が完成する(第1図)。
リングラフィと反応性イオンエツチングにより、ピント
線コンタクト部に開口を開ける。このときキャパシタの
上部電極12の側壁には酸化膜51が残り、この上部電
極12に対して自己整合的にビット線コンタクト部が形
成されることになる。そしてAI膜或いはモリブデン争
シリサイド膜等によるビット線14を配設する。その後
全面にCVD酸化膜15を堆積して、メモリセル部の構
造が完成する(第1図)。
こうしてこの実施例によれば、ビット線コンタクト部に
パッド電極を設け、このパッド電極をMOSトランジス
タのゲート電極上に延在するようにパターン形成するこ
とにより、キャパシタの下部電極は高い段差を跨いで配
設されることになり、この結果小さい占有面積で大きい
キャパシタ容量を実現することができる。また、下部電
極を容量増大のために厚くするという必要がないから、
加工も容易であり、DRAMの歩留り、信頼性が高いも
のとなる。またこの実施例では、パッド電極8のコンタ
クト部はゲート電極5に、キャパシタの下部電極10の
コンタクト部はパッド電極8に、またビット線14のコ
ンタクト部はキャパシタの上部電極12にそれぞれセル
ファラインされて形成される。従って短絡事故等を生じ
ることがなく、セルの微細化、高集積化が図られる。
パッド電極を設け、このパッド電極をMOSトランジス
タのゲート電極上に延在するようにパターン形成するこ
とにより、キャパシタの下部電極は高い段差を跨いで配
設されることになり、この結果小さい占有面積で大きい
キャパシタ容量を実現することができる。また、下部電
極を容量増大のために厚くするという必要がないから、
加工も容易であり、DRAMの歩留り、信頼性が高いも
のとなる。またこの実施例では、パッド電極8のコンタ
クト部はゲート電極5に、キャパシタの下部電極10の
コンタクト部はパッド電極8に、またビット線14のコ
ンタクト部はキャパシタの上部電極12にそれぞれセル
ファラインされて形成される。従って短絡事故等を生じ
ることがなく、セルの微細化、高集積化が図られる。
第5図(a)(b)は、本発明の他の実施例の構造を第
1図(a)(b)に対応させて示す。この実施例では、
パッド電極8の下地に選択エピタキシャル成長によるシ
リコン層52を形成し、またキャパシタの下部電極10
の下地にも同様に選択エピタキシャルによるシリコン層
53を形成している。これらシリコン層52.53は、
パッド電極8或いはキャパシタの下部電極10からの基
板への不純物拡散により、例えば短チヤネル効果等が生
じるのを防止する働きをする。即ちこの実施例によれば
、MOSトランジスタの特性劣化が抑制される。
1図(a)(b)に対応させて示す。この実施例では、
パッド電極8の下地に選択エピタキシャル成長によるシ
リコン層52を形成し、またキャパシタの下部電極10
の下地にも同様に選択エピタキシャルによるシリコン層
53を形成している。これらシリコン層52.53は、
パッド電極8或いはキャパシタの下部電極10からの基
板への不純物拡散により、例えば短チヤネル効果等が生
じるのを防止する働きをする。即ちこの実施例によれば
、MOSトランジスタの特性劣化が抑制される。
第6図(a)(b)は、本発明の更に他の実施例の構造
を第1図(a)(b)に対応させて示す。
を第1図(a)(b)に対応させて示す。
この実施例は、MOSトランジスタ領域に溝17を形成
して、所謂コンケープ型MO8トランジスタとしている
点が異なる。この構造とすれば、パッド電極8或いはキ
ャパシタの下部電極10からチャネル領域が遠くなり、
やはりこれらの電極からの不純物拡散による短チヤネル
効果等の特性劣化を防止することができる。
して、所謂コンケープ型MO8トランジスタとしている
点が異なる。この構造とすれば、パッド電極8或いはキ
ャパシタの下部電極10からチャネル領域が遠くなり、
やはりこれらの電極からの不純物拡散による短チヤネル
効果等の特性劣化を防止することができる。
本発明はその他、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形
して実施することができる。
して実施することができる。
[発明の効果]
以上述べたように本発明によれば、ビット線コンタクト
部にパッド電極を設けることにより、占有面積を増大す
ることなくキャパシタ容量を増大した、信頼性の高いD
RAMを得ることができる。
部にパッド電極を設けることにより、占有面積を増大す
ることなくキャパシタ容量を増大した、信頼性の高いD
RAMを得ることができる。
第1図(a)(b)は本発明の一実施例のDRAMの隣
接する2ビット分を示す平面図とそのA−A−断面図、
第2図(a)(b) 〜第4図(a)(、b)はその製
造工程を説明するための図、第5図(a)(b)は他の
実施例のDRAMを第1図(a)(b)に対応させて示
す図、第6図(a)(b)は更に他の実施例のDRAM
を第1図(a)(b)に対応させて示す図である。 1・・・p型シリコン基板、2・・・素子分離絶縁膜、
3・・・p型層、4・・・ゲート絶縁膜、5・・・ゲー
ト電極、6・・・n型拡散層、8・・・パッド電極、1
0・・・キャパシタ下部電極、11・・・キャパシタ絶
縁膜、12・・・キャパシタ上部電極、14・・・ビッ
ト線、7゜9.13.15−CVD酸化膜。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
接する2ビット分を示す平面図とそのA−A−断面図、
第2図(a)(b) 〜第4図(a)(、b)はその製
造工程を説明するための図、第5図(a)(b)は他の
実施例のDRAMを第1図(a)(b)に対応させて示
す図、第6図(a)(b)は更に他の実施例のDRAM
を第1図(a)(b)に対応させて示す図である。 1・・・p型シリコン基板、2・・・素子分離絶縁膜、
3・・・p型層、4・・・ゲート絶縁膜、5・・・ゲー
ト電極、6・・・n型拡散層、8・・・パッド電極、1
0・・・キャパシタ下部電極、11・・・キャパシタ絶
縁膜、12・・・キャパシタ上部電極、14・・・ビッ
ト線、7゜9.13.15−CVD酸化膜。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
Claims (1)
- (1)半導体基板にMOSトランジスタとキャパシタか
らなるメモリセルが配列形成され、前記キャパシタは、
前記MOSトランジスタのソース、ドレイン拡散層の一
方にコンタクトして一部前記MOSトランジスタのゲー
ト電極上にまで延在する下部電極と、この下部電極表面
にキャパシタ絶縁膜を介して形成された上部電極とから
構成され、前記MOSトランジスタのソース、ドレイン
拡散層の他方にビット線が接続されて構成された半導体
記憶装置において、前記ビット線とこれが接続される拡
散層との間に、一部前記MOSトランジスタのゲート電
極とキャパシタの下部電極の間にまで延在させたパッド
電極を配設したことを特徴とする半導体記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63230955A JPH0279462A (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | 半導体記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63230955A JPH0279462A (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | 半導体記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0279462A true JPH0279462A (ja) | 1990-03-20 |
Family
ID=16915940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63230955A Pending JPH0279462A (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | 半導体記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0279462A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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