JPH026851A - 触媒担体およびその製造方法 - Google Patents
触媒担体およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH026851A JPH026851A JP63156830A JP15683088A JPH026851A JP H026851 A JPH026851 A JP H026851A JP 63156830 A JP63156830 A JP 63156830A JP 15683088 A JP15683088 A JP 15683088A JP H026851 A JPH026851 A JP H026851A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aluminum
- layer
- stainless steel
- porous body
- catalyst carrier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000003054 catalyst Substances 0.000 title claims abstract description 20
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 8
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 33
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims abstract description 32
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 31
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 claims abstract description 21
- PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N Nickel Chemical compound [Ni] PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 19
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 claims abstract description 17
- 239000000956 alloy Substances 0.000 claims abstract description 17
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 claims abstract description 17
- 229910052759 nickel Inorganic materials 0.000 claims abstract description 7
- 229910000640 Fe alloy Inorganic materials 0.000 claims abstract description 6
- CYUOWZRAOZFACA-UHFFFAOYSA-N aluminum iron Chemical compound [Al].[Fe] CYUOWZRAOZFACA-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 6
- 230000035699 permeability Effects 0.000 claims abstract description 6
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 30
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 30
- 238000007747 plating Methods 0.000 claims description 25
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 17
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 7
- NPXOKRUENSOPAO-UHFFFAOYSA-N Raney nickel Chemical class [Al].[Ni] NPXOKRUENSOPAO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 5
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 3
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 abstract description 11
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 51
- 239000000463 material Substances 0.000 description 23
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 16
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 10
- 239000010953 base metal Substances 0.000 description 6
- 238000005275 alloying Methods 0.000 description 3
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 3
- KRHYYFGTRYWZRS-UHFFFAOYSA-N Fluorane Chemical compound F KRHYYFGTRYWZRS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 235000019687 Lamb Nutrition 0.000 description 1
- GRYLNZFGIOXLOG-UHFFFAOYSA-N Nitric acid Chemical compound O[N+]([O-])=O GRYLNZFGIOXLOG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 239000002253 acid Substances 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N iron Substances [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 229910017604 nitric acid Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002244 precipitate Substances 0.000 description 1
- 239000000047 product Substances 0.000 description 1
- 238000000746 purification Methods 0.000 description 1
- 238000007788 roughening Methods 0.000 description 1
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 description 1
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
- Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、自動車および工場等から排出される燃焼排ガ
スを浄化するための浄化触媒用の金属製触媒担体および
その製造方法に関するものである。
スを浄化するための浄化触媒用の金属製触媒担体および
その製造方法に関するものである。
(従来の技術)
従来、金属製触媒担体として、アルミニウム含有フェラ
イト系ステンレス鋼を箔とし、箔を熱処理することによ
りその表面にアルミナウィスカーを形成させて担体とし
て使用する技術が、特開昭56−96.726号公報に
開示されている。この技術では、高温に耐えるステンレ
ス鋼を使用するとともに、その表面にアルミナウィスカ
ーが存在するため、ウォッシュコートとしてT−AI!
203等の触媒を担持させたときアルミナウィスカーが
くさびの役目をして、r −A 120s等からなるウ
ォッシュコート層と金属製触媒担体との間で強固な結合
を達成することができる。
イト系ステンレス鋼を箔とし、箔を熱処理することによ
りその表面にアルミナウィスカーを形成させて担体とし
て使用する技術が、特開昭56−96.726号公報に
開示されている。この技術では、高温に耐えるステンレ
ス鋼を使用するとともに、その表面にアルミナウィスカ
ーが存在するため、ウォッシュコートとしてT−AI!
203等の触媒を担持させたときアルミナウィスカーが
くさびの役目をして、r −A 120s等からなるウ
ォッシュコート層と金属製触媒担体との間で強固な結合
を達成することができる。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら特開昭56−96.726号公報で開示さ
れた触媒担体では、担体の基体をなすアルミニウム含有
フェライト系ステンレスの箔とアルミナウィスカーとの
間の結合が、化学的な結合ではなく物理的な結合のみに
より達成されているため、ステンレス箔とアルミナウィ
スカーとの間の結合力の安定性に問題があった。
れた触媒担体では、担体の基体をなすアルミニウム含有
フェライト系ステンレスの箔とアルミナウィスカーとの
間の結合が、化学的な結合ではなく物理的な結合のみに
より達成されているため、ステンレス箔とアルミナウィ
スカーとの間の結合力の安定性に問題があった。
また、基体としてのフェライト系ステンレス鋼はアルミ
ニウムを含有しているため、その塑性加工性が著しく低
下して、箔にするために非常に手間のかかる問題もあっ
た。
ニウムを含有しているため、その塑性加工性が著しく低
下して、箔にするために非常に手間のかかる問題もあっ
た。
本発明の目的は上述した課題を解消して、触媒担体を構
成する金属基材とアルミナ薄層との間の強固な結合を達
成できるとともに、塑性加工性の低下もない触媒担体お
よびその製造方法を提供しようとするもである。
成する金属基材とアルミナ薄層との間の強固な結合を達
成できるとともに、塑性加工性の低下もない触媒担体お
よびその製造方法を提供しようとするもである。
(課題を解決するための手段)
本発明の触媒担体は、少な(ともTi0.2〜0.8重
潰%(以下、wt%と記す)およびCO9旧〜0,5W
(%を含有するステンレス鋼またはニッケル基合金から
なる基体の表面にA l−0−Ti−C結合で強固に接
着したアルミナ薄層をアルミ鉄合金層又はアルミニッケ
ル合金層を介して、少なくとも一方向に通気性を有する
多孔体に形成したことを特徴とするものである。
潰%(以下、wt%と記す)およびCO9旧〜0,5W
(%を含有するステンレス鋼またはニッケル基合金から
なる基体の表面にA l−0−Ti−C結合で強固に接
着したアルミナ薄層をアルミ鉄合金層又はアルミニッケ
ル合金層を介して、少なくとも一方向に通気性を有する
多孔体に形成したことを特徴とするものである。
また、本発明の触媒担体の製造方法は、少なくともTi
を0.2〜0.8wt%およびCを0.01〜0.5w
t%を含有するステンレス鋼またはニッケル基合金から
金属条を作製し、金属条の表面にアルミニウムメッキを
施し、メッキ後の金属条を圧延した後、圧延した金属条
を一方向に通気性を有するコルゲート状の多孔体とし、
その後多孔体に対し600〜1000℃で10分間以上
の熱処理を実施して金属条よりなる多孔体の表面にA
j2−0−Ti−C結合で強固に被着されたアルミナ薄
層を形成することを特徴とするものである。
を0.2〜0.8wt%およびCを0.01〜0.5w
t%を含有するステンレス鋼またはニッケル基合金から
金属条を作製し、金属条の表面にアルミニウムメッキを
施し、メッキ後の金属条を圧延した後、圧延した金属条
を一方向に通気性を有するコルゲート状の多孔体とし、
その後多孔体に対し600〜1000℃で10分間以上
の熱処理を実施して金属条よりなる多孔体の表面にA
j2−0−Ti−C結合で強固に被着されたアルミナ薄
層を形成することを特徴とするものである。
(作 用)
上述した構成において、基体となるステンレス鋼または
ニッケル基合金中に所定遣のTIおよびCを含有させて
いるため、熱処理することによりその表面に設けたアル
ミニウムメッキが酸化されるコトによりアルミ鉄合金あ
るいはアルミニッケル合金層を介して形成されるアルミ
ナ薄層が、金属中のTiおよびCと反応し界面に強固な
Al−0−Ti−C結合を形成でき、金属基材とアルミ
ナ薄層との間に化学的な結合による強固な接合を達成で
きる。
ニッケル基合金中に所定遣のTIおよびCを含有させて
いるため、熱処理することによりその表面に設けたアル
ミニウムメッキが酸化されるコトによりアルミ鉄合金あ
るいはアルミニッケル合金層を介して形成されるアルミ
ナ薄層が、金属中のTiおよびCと反応し界面に強固な
Al−0−Ti−C結合を形成でき、金属基材とアルミ
ナ薄層との間に化学的な結合による強固な接合を達成で
きる。
また、基体中にアルミナウィスカーを生成させるための
Alを添加しなくても基材上に形成したアルミニウムメ
ッキ層を熱処理することによりアルミナウィスカーと同
等以上の性能を有する化学的に結合されたアルミナ薄層
を生成しているため、塑性加工性が低下することもない
。
Alを添加しなくても基材上に形成したアルミニウムメ
ッキ層を熱処理することによりアルミナウィスカーと同
等以上の性能を有する化学的に結合されたアルミナ薄層
を生成しているため、塑性加工性が低下することもない
。
さらに、本発明のようにアルミニウムメッキを実施する
場合は、アルミナ等をコーティングする場合に比べて、
メッキ面を粗面にする等の前処理の必要がないため、工
程を簡単にすることができる。なお、アルミニウムメッ
キ層を熱処理しているため、アルミニウムメッキ層とス
テンレス鋼またはNi基合金からなる基体との間にアル
ミニウムの基体中への拡散によりアルミ鉄合金層あるい
はアルミニッケル合金層が発生するが、この厚さは40
μm以下で接着性に影響を与えることはない。
場合は、アルミナ等をコーティングする場合に比べて、
メッキ面を粗面にする等の前処理の必要がないため、工
程を簡単にすることができる。なお、アルミニウムメッ
キ層を熱処理しているため、アルミニウムメッキ層とス
テンレス鋼またはNi基合金からなる基体との間にアル
ミニウムの基体中への拡散によりアルミ鉄合金層あるい
はアルミニッケル合金層が発生するが、この厚さは40
μm以下で接着性に影響を与えることはない。
T1およびCの添加量を限定する理由は以下の通りであ
る。まず、下限については、後述する実施例から明らか
なようにTiの含有率が0.2wt%未満またはCの含
有率が0.Q1wt%1wt%未満場合は、アルミナ層
のはく離がみられたためである。これは、TiとCの添
加量が少ないため十分なAl−〇−T iC結合ができ
ないためと考えられる。また、Cの含有率が0.5wt
%を超えると、基材金属とアルミナ層の界面にカーボン
の析出が起きて脆くはく離し易くなる。さらに、Tiの
含有率が0.8wt%を超えると、熱処理の繰り返しに
よりTi−C結合層の厚さが増加し、その結合の硬さの
ために厚くなるとはく離し易くなる。以上の理由からT
1を0.2〜0.8wt%、Cを0.01〜0.5 w
t%と限定した。
る。まず、下限については、後述する実施例から明らか
なようにTiの含有率が0.2wt%未満またはCの含
有率が0.Q1wt%1wt%未満場合は、アルミナ層
のはく離がみられたためである。これは、TiとCの添
加量が少ないため十分なAl−〇−T iC結合ができ
ないためと考えられる。また、Cの含有率が0.5wt
%を超えると、基材金属とアルミナ層の界面にカーボン
の析出が起きて脆くはく離し易くなる。さらに、Tiの
含有率が0.8wt%を超えると、熱処理の繰り返しに
よりTi−C結合層の厚さが増加し、その結合の硬さの
ために厚くなるとはく離し易くなる。以上の理由からT
1を0.2〜0.8wt%、Cを0.01〜0.5 w
t%と限定した。
なお、Crの含有量については、Cを0.12wt%に
限定した場合、焼鈍状態における強度がlQwt%未満
では所望する引張強度が得られず、一方25wt%を超
えても著しい強度の改善が得られないので、Crの含有
量は10〜25wt%の範囲が好ましい。
限定した場合、焼鈍状態における強度がlQwt%未満
では所望する引張強度が得られず、一方25wt%を超
えても著しい強度の改善が得られないので、Crの含有
量は10〜25wt%の範囲が好ましい。
熱処理条件としては、600℃未満の温度では合金化に
非常に長い時間を必要としまた十分な密着力が得られな
いので実用的でない。一方、1000℃を超えると急激
なアルミ鉄合金層あるいはアルミニッケル合金層への合
金化のために合金層のはく離が起きてしまう。また、熱
処理時間は10分未満であると合金化が十分でなく、A
l−0−Ti−C結合が十分生成せず強度の向上が認
められない。従って、熱処理条件は600〜1000℃
の範囲で10分間以上と限定した。
非常に長い時間を必要としまた十分な密着力が得られな
いので実用的でない。一方、1000℃を超えると急激
なアルミ鉄合金層あるいはアルミニッケル合金層への合
金化のために合金層のはく離が起きてしまう。また、熱
処理時間は10分未満であると合金化が十分でなく、A
l−0−Ti−C結合が十分生成せず強度の向上が認
められない。従って、熱処理条件は600〜1000℃
の範囲で10分間以上と限定した。
さらに、アルミニウムメッキ層の厚さは、後述する実施
例かられかるように、10μmを超えると、熱膨張差の
影響を受けてはく離しやすくなる。
例かられかるように、10μmを超えると、熱膨張差の
影響を受けてはく離しやすくなる。
方、1μm未満のアルミニウムメッキ層は作製すること
が非常に難しい。そのため、アルミニウムメッキ層の厚
さは1〜10μmの範囲であると好ましい。
が非常に難しい。そのため、アルミニウムメッキ層の厚
さは1〜10μmの範囲であると好ましい。
以下、本発明の各構成要件の好ましい態様について、さ
らに詳細に説明する。
らに詳細に説明する。
(1)基体について
(a) 基体形状の好ましい態様としては、以下の第
1表に示すものが考えられる。
1表に示すものが考えられる。
第 1 表
(b) ステンレス鋼の組成範囲(単位はすべてwt
%とする) 以下の第2表に示す必須成分および添加元素からなる組
成である必要がある。
%とする) 以下の第2表に示す必須成分および添加元素からなる組
成である必要がある。
第2表
第3表
そのうち、好ましいステンレス鋼として、以下の第3表
に示す組成のものがあげられる。
に示す組成のものがあげられる。
(C) Ni基合金の組成範囲(単位はすべてwt%
とする) 以下の第4表に示す主成分および添加元素からなる組成
である必要がある。
とする) 以下の第4表に示す主成分および添加元素からなる組成
である必要がある。
第4表
第
表
そのうち、好ましいNi基合金として、以下の第5表に
示す組成の合金があげられる。
示す組成の合金があげられる。
(2)多孔体の形状について
以下の第6表に示すように、各基材に対して好ましい多
孔体の形状が存在する。
孔体の形状が存在する。
第6表
(3) アルミニウムメッキ層について主成分が3Q
wt%以上の金属アルミニウムからなり、後述する実施
例から明らかなようにその厚さは1〜10μmであると
好ましい。
wt%以上の金属アルミニウムからなり、後述する実施
例から明らかなようにその厚さは1〜10μmであると
好ましい。
アルミニウムメッキ層は、溶融アルミメッキ法等の従来
公知の方法により形成することができる。
公知の方法により形成することができる。
(4)^f−0−Ti−C結合層について600〜10
00℃で10分間以上の熱処理後、基体金属とアルミナ
薄層の界面に0.5μm以下の人!−DTi−Cの結合
層が存在する。これは基体金属中のTi原子が加熱によ
り表面層に拡散しTiCを形成し、金属基体中のCとア
ルミナ薄層中の0原子をTi原子が介在することで結び
付けAj!−0−Ti −C結合層を形成し強固な化合
結合をするためである。
00℃で10分間以上の熱処理後、基体金属とアルミナ
薄層の界面に0.5μm以下の人!−DTi−Cの結合
層が存在する。これは基体金属中のTi原子が加熱によ
り表面層に拡散しTiCを形成し、金属基体中のCとア
ルミナ薄層中の0原子をTi原子が介在することで結び
付けAj!−0−Ti −C結合層を形成し強固な化合
結合をするためである。
(実施例)
上述したように、本発明のへl−0−Ti−C結合を達
成するには、少なくともTi0.2〜0.3wt%およ
びCO8旧〜0.5wt%を含有するステンレス鋼また
はニッケル基合金からなる所定組成の基材の表面にアル
ミニウムメッキを施した後600〜1000℃で10分
間以上の所定の熱処理を実施すれば得られるが、実際に
製品に応用する場合は以下に示す方法が好適である。
成するには、少なくともTi0.2〜0.3wt%およ
びCO8旧〜0.5wt%を含有するステンレス鋼また
はニッケル基合金からなる所定組成の基材の表面にアル
ミニウムメッキを施した後600〜1000℃で10分
間以上の所定の熱処理を実施すれば得られるが、実際に
製品に応用する場合は以下に示す方法が好適である。
第1図は本発明の触媒担体の製造方法の一例を示すフロ
ーチャートである。第1図に示すフローチャートでは、
金属条からコルゲート状のハニカム担体を作製する例を
示している。まず、前述の所定組成の金属条を作製する
。条を作製する方法は圧延等の従来から公知の方法を使
用できる。次に、得られた金属条の表面に所定厚さのア
ルミニラムメッキを施した後、圧延して金属箔とする。
ーチャートである。第1図に示すフローチャートでは、
金属条からコルゲート状のハニカム担体を作製する例を
示している。まず、前述の所定組成の金属条を作製する
。条を作製する方法は圧延等の従来から公知の方法を使
用できる。次に、得られた金属条の表面に所定厚さのア
ルミニラムメッキを施した後、圧延して金属箔とする。
得られた金属箔をコルゲート状の箔とするとともに、コ
ルゲート状の箔と平面状の金属箔とを交互に重ねて巻き
回しハニカム状基材を作製する。得られたハニカム状基
材に対して所定の熱処理を実施して、アルミニウムメッ
キ層をアルミナ薄層とするとともに基体金属とアルミナ
薄層の界面にAl0−Ti−C結合層を形成させ、同時
に形成されるアルミ鉄合金層あるいはアルミニッケル合
金層をも含有し、少なくとも一方向に通気性を有するハ
ニカム状の触媒担体を得ている。
ルゲート状の箔と平面状の金属箔とを交互に重ねて巻き
回しハニカム状基材を作製する。得られたハニカム状基
材に対して所定の熱処理を実施して、アルミニウムメッ
キ層をアルミナ薄層とするとともに基体金属とアルミナ
薄層の界面にAl0−Ti−C結合層を形成させ、同時
に形成されるアルミ鉄合金層あるいはアルミニッケル合
金層をも含有し、少なくとも一方向に通気性を有するハ
ニカム状の触媒担体を得ている。
以下、基体とアルミナ薄層との間の結合について、実際
の例について説明する。
の例について説明する。
実施例
まず、基体となる金属条を作製するため、真空溶解炉中
にて以下の第7表および第8表に示す所定組成に調合し
たステンレス鋼またはNi基合金を溶解して約3kgの
インゴットを作った。得られた所定組成のインゴットに
対して熱間圧延加工後冷間圧延加工と焼鈍を繰り返すこ
とより約l mmの厚さの金属条とした。得られた金属
条を100 X 500mmに切断し試験用基材とした
。
にて以下の第7表および第8表に示す所定組成に調合し
たステンレス鋼またはNi基合金を溶解して約3kgの
インゴットを作った。得られた所定組成のインゴットに
対して熱間圧延加工後冷間圧延加工と焼鈍を繰り返すこ
とより約l mmの厚さの金属条とした。得られた金属
条を100 X 500mmに切断し試験用基材とした
。
次にアルミニウムメッキを以下の手順で実施した。まず
、メッキ用アルミニウムとして、溶融アルミニウムメッ
キを行うためにSiを3wt%含有したアルミニウムを
準備した。次に、基材金属の前処理として、10%硝酸
、2%フッ酸の混合酸溶液中にて基材を約10分間処理
後水洗した。前処理した基材金属を準備したアルミニウ
ム融液中に浸漬後、ガスワイプにより付着量の調整を行
った。溶融メッキを行った基材を圧延することによりさ
らにメッキ厚を調整し、試験用基材として100mm角
に切断した。メッキの厚さはいずれも5μmになるよう
調整した。
、メッキ用アルミニウムとして、溶融アルミニウムメッ
キを行うためにSiを3wt%含有したアルミニウムを
準備した。次に、基材金属の前処理として、10%硝酸
、2%フッ酸の混合酸溶液中にて基材を約10分間処理
後水洗した。前処理した基材金属を準備したアルミニウ
ム融液中に浸漬後、ガスワイプにより付着量の調整を行
った。溶融メッキを行った基材を圧延することによりさ
らにメッキ厚を調整し、試験用基材として100mm角
に切断した。メッキの厚さはいずれも5μmになるよう
調整した。
その後、アルミニウムメッキ層を形成した金属基材に対
して熱処理を実施した。熱処理はメッキされた金属基材
を800℃の電気炉中で30分間加熱することにより実
施した。
して熱処理を実施した。熱処理はメッキされた金属基材
を800℃の電気炉中で30分間加熱することにより実
施した。
特性を評価するため、得られた試験体に対して、900
℃の電気炉中に自動で出し入れする装置を使用して加熱
冷却による熱衝撃試験を行った。試験サイクルは900
℃15分間と室温45分間との間の500サイクルとし
、試験体の表面状態を肉眼にて観察した。基材がステン
レス鋼である結果を第7表およびN1基合金である結果
を第8表に示す。
℃の電気炉中に自動で出し入れする装置を使用して加熱
冷却による熱衝撃試験を行った。試験サイクルは900
℃15分間と室温45分間との間の500サイクルとし
、試験体の表面状態を肉眼にて観察した。基材がステン
レス鋼である結果を第7表およびN1基合金である結果
を第8表に示す。
第 7 表の1
第
表の2
第
表の1
第
表の3
第
表の2
表の3
第9表の結果から、アルミニウムメッキ層の厚さは10
μm以下であると好ましいことがわかる。
μm以下であると好ましいことがわかる。
基材としてステンレス鋼の結果を示す第7表およびN1
基合金の結果を示す第8表より、本発明のTIおよびC
の組成範囲を満たす例では熱衝撃試験によりまったく異
常がなかったのに対し、TiまたはCの組成範囲が本発
明の組成範囲を満たさない例では一部はく離が生じるこ
とがわかる。
基合金の結果を示す第8表より、本発明のTIおよびC
の組成範囲を満たす例では熱衝撃試験によりまったく異
常がなかったのに対し、TiまたはCの組成範囲が本発
明の組成範囲を満たさない例では一部はく離が生じるこ
とがわかる。
また、上述した実施例のうち本発明の組成範囲を満たす
ステンレス鋼およびNi基合金の基材に対して、アルミ
ニウムメッキ層の厚さを変化させて同様に熱衝撃試験を
実施した。結果を第9表に示す。
ステンレス鋼およびNi基合金の基材に対して、アルミ
ニウムメッキ層の厚さを変化させて同様に熱衝撃試験を
実施した。結果を第9表に示す。
さらに、上述した実施例のうち本発明の組成範囲を満た
すステンレス鋼及びニッケル基合金基材に対して、50
0〜1100℃の温度にて種々の時間熱処理後、顕微鏡
にて断面観察を行い熱処理条件について調べた。なお、
このときアルミニウムメッキ層の厚さはすべて5μmと
した。結果を第10表に示す。
すステンレス鋼及びニッケル基合金基材に対して、50
0〜1100℃の温度にて種々の時間熱処理後、顕微鏡
にて断面観察を行い熱処理条件について調べた。なお、
このときアルミニウムメッキ層の厚さはすべて5μmと
した。結果を第10表に示す。
第10表
第10表の結果から、熱処理条件は600〜1000℃
で10分以上である必要があることがわかる。
で10分以上である必要があることがわかる。
また上述の実施例中の組成Ti:0.580. C:
0.042゜Cr:19.0. S :0,03. M
o:1.00. Ni+11.0. Fe:残部よりな
るステンレス鋼基材に5μmのアルミメッキを行い、9
00℃、 10分間熱処理したものをオージェ分析する
と第2図のようになり、表面酸化物層と合金層の界面近
くでTi、 Cの濃度が高< 10−T i−C結合
が出来ていることを示している。
0.042゜Cr:19.0. S :0,03. M
o:1.00. Ni+11.0. Fe:残部よりな
るステンレス鋼基材に5μmのアルミメッキを行い、9
00℃、 10分間熱処理したものをオージェ分析する
と第2図のようになり、表面酸化物層と合金層の界面近
くでTi、 Cの濃度が高< 10−T i−C結合
が出来ていることを示している。
(発明の効果)
以上の説明から明らかなように、本発明の触媒担体およ
びその製造方法によれば、金属基体中に所定量のTiお
よびCを含有させているため、金属基体とアルミナ薄層
間に化学的で強固なA、12−O−TiC結合層を形成
でき、基体とアルミナ薄層間の強固な接合を達成できる
。また、基体中にアルミナウィスカーを生成させるため
のAlを添加せず、アルミニウムメッキ層を熱処理する
ことによりアルミナ薄層を生成しているため、塑性加工
性も低下することもなく、簡単な工程で所定の少なくと
も一方向に通気性を有する触媒担体を得ることができる
。
びその製造方法によれば、金属基体中に所定量のTiお
よびCを含有させているため、金属基体とアルミナ薄層
間に化学的で強固なA、12−O−TiC結合層を形成
でき、基体とアルミナ薄層間の強固な接合を達成できる
。また、基体中にアルミナウィスカーを生成させるため
のAlを添加せず、アルミニウムメッキ層を熱処理する
ことによりアルミナ薄層を生成しているため、塑性加工
性も低下することもなく、簡単な工程で所定の少なくと
も一方向に通気性を有する触媒担体を得ることができる
。
第1図は本発明の触媒担体の製造方法の一例を示すフロ
ーチャート、 第2図は本発明の触媒担体のオージェ分析の結果を示す
説明図である。 第1 図
ーチャート、 第2図は本発明の触媒担体のオージェ分析の結果を示す
説明図である。 第1 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、少なくともTi0.2〜0.8wt%およびC0.
01〜0.5wt%を含有するステンレス鋼またはニッ
ケル基合金からなる基体の表面にAl−O−Ti−C結
合で強固に接着したアルミナ薄層をアルミ鉄合金層又は
アルミニッケル合金層を介して、少なくとも一方向に通
気性を有する多孔体に形成したことを特徴とする触媒担
体。 2、少なくともTi0.2〜0.8wt%およびC0.
01〜0.5wt%を含有するステンレス鋼またはニッ
ケル基合金から金属条を作製し、金属条の表面にアルミ
ニウムメッキを施し、メッキ後の金属条を圧延した後、
圧延した金属条を一方向に通気性を有するコルゲート状
の多孔体とし、その後多孔体に対し600〜1000℃
で10分間以上の熱処理を実施して金属条よりなる多孔
体の表面にAl−O−Ti−C結合で強固に被着された
アルミナ薄層を形成することを特徴とする触媒担体の製
造方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63156830A JPH026851A (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | 触媒担体およびその製造方法 |
US07/288,424 US4931421A (en) | 1988-06-27 | 1988-12-22 | Catalyst carriers and a method for producing the same |
EP88312431A EP0348575B1 (en) | 1988-06-27 | 1988-12-30 | Catalyst carriers and a process for producing the same |
KR1019880018033A KR930006686B1 (ko) | 1988-06-27 | 1988-12-30 | 촉매담체 및 그의 제조방법 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63156830A JPH026851A (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | 触媒担体およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH026851A true JPH026851A (ja) | 1990-01-11 |
Family
ID=15636282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63156830A Pending JPH026851A (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | 触媒担体およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH026851A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001087652A (ja) * | 1999-09-24 | 2001-04-03 | Cataler Corp | 排ガス浄化用金属担体触媒 |
-
1988
- 1988-06-27 JP JP63156830A patent/JPH026851A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001087652A (ja) * | 1999-09-24 | 2001-04-03 | Cataler Corp | 排ガス浄化用金属担体触媒 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH026856A (ja) | 触媒担体およびその製造方法 | |
FI82844B (fi) | Oxidationsbestaendig metallfolie baserad pao jaern och foerfarande foer dess framstaellning. | |
US5366139A (en) | Catalytic converters--metal foil material for use therein, and a method of making the material | |
JP5062985B2 (ja) | 加工性に優れた高Al含有鋼板及びその製造方法 | |
US5980658A (en) | Catalytic converters-metal foil material for use herein, and a method of making the material | |
KR930006686B1 (ko) | 촉매담체 및 그의 제조방법 | |
JPH0555594B2 (ja) | ||
JPH026851A (ja) | 触媒担体およびその製造方法 | |
JPH026850A (ja) | 触媒担体およびその製造方法 | |
JPS6342356A (ja) | 耐酸化性に優れたFe−Cr−高Al系合金とその製造方法 | |
JP3030927B2 (ja) | 高温耐食部材およびその製造方法 | |
JPH0313559A (ja) | 高Al含有フエライト系ステンレス鋼板またはその成形品の製造法 | |
JPH0199647A (ja) | 自動車排ガス触媒担体用箔、担体およびその製造法 | |
JPH0480746B2 (ja) | ||
JPH01287243A (ja) | Mn、Nbを含有するTi−Al系金属間化合物とその製造方法 | |
US20020012601A1 (en) | Catalytic converters-metal foil material for use therin, and a method of making the material | |
JPH05140766A (ja) | 希土類元素またはイツトリウムの添加物を含む、アルミニウム被覆した鉄−クロムホイル | |
JPH02254145A (ja) | 溶融めっき鋼板の製造方法 | |
JPH01159384A (ja) | Fe−Cr−Al系合金箔 | |
JPH0451225B2 (ja) | ||
JPH07113118A (ja) | 耐酸化性に優れたFe−Cr−Al合金箔の製造方法 | |
JPS63447A (ja) | 高減衰能を有する溶融めつき鋼材とその製造方法 | |
JPH04218682A (ja) | シート状またはワイヤ状のヒーター材およびその製造方法 | |
JP2000119072A (ja) | 窒化硅素と炭素鋼の接合方法 | |
JPS6342347A (ja) | 酸化スケ−ルの耐剥離性に優れたFe−Cr−Al系合金の製造方法 |