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JPH0268111A - 改良された圧力スイング吸着法 - Google Patents

改良された圧力スイング吸着法

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Publication number
JPH0268111A
JPH0268111A JP63204896A JP20489688A JPH0268111A JP H0268111 A JPH0268111 A JP H0268111A JP 63204896 A JP63204896 A JP 63204896A JP 20489688 A JP20489688 A JP 20489688A JP H0268111 A JPH0268111 A JP H0268111A
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JP
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bed
pressure
gas
adsorption
feed
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Application number
JP63204896A
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English (en)
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JPH06170B2 (ja
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Dale A Lagree
デイル・アーノルド・ラグリー
Frederick Wells Leavitt
フレデリック・ウェルズ・レビット
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Union Carbide Corp
Original Assignee
Union Carbide Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=27426565&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH0268111(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Priority claimed from US07/139,207 external-priority patent/US4810265A/en
Priority to CA000574054A priority Critical patent/CA1325182C/en
Priority to DE3887986T priority patent/DE3887986T2/de
Priority to ES88113011T priority patent/ES2050682T3/es
Priority to EP88113011A priority patent/EP0354259B1/en
Application filed by Union Carbide Corp filed Critical Union Carbide Corp
Priority to JP63204896A priority patent/JPH06170B2/ja
Publication of JPH0268111A publication Critical patent/JPH0268111A/ja
Publication of JPH06170B2 publication Critical patent/JPH06170B2/ja
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/02Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols by adsorption, e.g. preparative gas chromatography
    • B01D53/04Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols by adsorption, e.g. preparative gas chromatography with stationary adsorbents
    • B01D53/047Pressure swing adsorption
    • B01D53/0476Vacuum pressure swing adsorption
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
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    • C01B13/00Oxygen; Ozone; Oxides or hydroxides in general
    • C01B13/02Preparation of oxygen
    • C01B13/0229Purification or separation processes
    • C01B13/0248Physical processing only
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    • B01D2256/00Main component in the product gas stream after treatment
    • B01D2256/12Oxygen
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B01D2257/00Components to be removed
    • B01D2257/10Single element gases other than halogens
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B01D2259/00Type of treatment
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    • B01D2259/402Further details for adsorption processes and devices using two beds
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
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    • B01D2259/40Further details for adsorption processes and devices
    • B01D2259/403Further details for adsorption processes and devices using three beds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
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    • C01B2210/0062Water

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  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 庄J二L0困」し1野 本発明はそれ程容易には吸着し得ない成分及び一層容易
に吸着し得る成分を分離することに関する。より詳細に
は、本発明は圧力スイング吸着処理加工を用いた該ガス
分離に関する。
良1立亘逝 高純度ガス流は、多くの化学加工、製油所、金属生産及
びその他の産業用途において、種々の目的に用いられる
ことがよくある。例えば、高純度酸素は種々の産業、例
えば、化学化工、製鋼所、製紙工場において及び鉛及び
ガラス生産作業において用いられる。このような多くの
用途では、酸素的90〜93%の範囲の純度を約100
.000ft’/時間(2,800m’/時間)までの
流量で必要とする。酸素及び窒素が空気分離についての
種々の既知の技法で得ることができるのは言うまでもな
い、圧力スイング吸着(PSA)加工は、種々の用途に
おける、特に、掻低温空気分離プラントを使用すること
が経済的に実行し得ない比較的小さい寸法の運転におけ
る該空気分離用に特に適している。
PSAプロセスでは、一層容易に吸着し得る成分及びそ
れ程容易には吸着し得ない成分を含有する供給ガス混合
物を一層容易に吸着し得る成分を一層高い吸着圧におい
て選択吸着することができる吸着剤床に通すのが普通で
ある0次いで、床を一層低い脱着圧に降圧して一層容易
に吸着し得る成分を脱着し及び床から取り去った後に、
追加量の供給ガス混合物を床に導入し、そのようにして
循環吸着−脱着操作を床において続ける。このよりなP
SA加工は多床系で行うのが普通であり、PSA加ニジ
−ケンスを循環ベーシスで用いる各々の床を吸着系の他
の床におけるかかる加ニジーケンスの実施に相関させる
。高純度の酸素製品を空気のそれ程容易には吸着し得な
い成分として回収するためにデザインしたPSA系では
、各々の吸着剤床は通常窒素を一層容易に吸着し得る成
分として選択吸着することができる吸着剤材料を収容し
、次いで、床の圧力を一層高い吸着圧レベルから一層低
い脱着圧に下げて、窒素を床から脱着させて取り去る。
PSA−酸素及びその他のかかる加工では、資本経費を
低減し及び信頼性を増大させることを達成するために、
デザイン、加工、輸送及び設備費用を最少にすることが
望ましい、このような目的は、吸着剤インベントリ−1
吸着剤容器、関連したタンク、バルブ、圧縮用設備、プ
ロセンライン等の運転部品の数及び寸法を最少にするP
SAプロセス及び系を用いることによって最も良く達成
される。PSA系の運転に伴う費用は、生産する単位製
品当りに必要とする動力が少ないプロセスを使用するこ
とによって最少にする。このようなプロセスは、圧縮設
備において低い圧縮比を用いることを可能にしながら、
供給空気からの酸素の高い回収率を示す。
PSA技法を空気分離操作に適用して酸素を生産するた
め種々の加工アプローチが開発されてきた。かかる1つ
のアプローチでは、製品回収による昇圧吸着:製品回収
のための並流降圧;均圧及びパージ付与の目的;並流降
圧、パージ及び再加圧を含む加ニジーケンスにおいて3
床系を採用する。このプロセスは大気の脱着圧および5
0psia (3,5kg/cm”A)程の一層高い吸
着圧で動作する。このアプローチを用いて空気分離によ
り酸素を有効に回収することができるが、(1)相対的
に高い供給圧縮機比を必要とするため、運転費が高い;
(2)所定の製品流量についての吸着剤インベントリ−
もまた比較的多い=(3)プロセス及び付随する系が必
ず複雑になり及び大きい寸法のプラントに関しては11
.パッケージ問題をも経験する。
別の従来技術のアプローチは、吸着、排気及び再加圧工
程を含む加ニジーケンスにおいて3つの吸着剤床を用い
ることを含む、その加ニジーケンスは、代表的には、本
質的に大気へ減圧レベルで動作し、3つの工程は等しい
期間からなる。排気或は減圧脱着を約2.9 psia
 (0,20kg/cm”A)で行ない、再生した床を
約15.4 psia (1,08kg/cm”A)に
再加圧して定圧供給、吸着及び酸素製品回収工程をこの
一層高い吸着プロセスレベルで行なう、このアプローチ
は主に大気以下の圧力領域で行なわれるので、必要とす
る動力消費は上記の大気アプローチの場合よりも有意に
減少する。しかしながら、この動力減少は吸着剤インベ
ントリ−要求量が一層多くなるという犠牲の下で達成さ
れ、吸着剤材料及び収容する容器についての資本経費を
鋭く増大させることが認められる。このアプローチでは
、系の寸法要求が加えられることにより、パッケージン
グもまた一層困難になる。
別の3床PSA−酸素系では、過圧レベル〜減圧レベル
で動作する6エ程加ニジ−ケンスを採用する。このアプ
ローチに含まれる加工工程は、(1)供給空気及び製品
ガスの一部による4psia(0,3kg/cm”A)
から13psia (0,91kg/cm”A)への床
の再加圧、(2)供給空気により圧力を13psia(
0,91kg/cm”A)から22 psia (1,
5kg/cm”A)に上げる昇圧吸着、(3)床の均圧
、それに関連して22 psia (1,5kg/cm
”A)から13.5 psia (0,949kg/c
m”A)への圧力低下、(4)  13.5psia 
(0,949kg/cm”A)から12.5 psia
 (0,879kg/cm”A) ヘのそれ以上のわず
かな圧力低下によるパージの供給、(5)  12.5
psia (0,879kg/cm”A)から7psi
a(0、49kg/cm”A)への排気及び(e)  
7 psia (0,49kg/cm”A)から4 p
sia (0,28kg/cm”A)への圧力低下によ
る床パージを含む。このアプローチは、全サイクル時間
約3分間、各々約30秒の工程を用い、主に減圧下で動
作することによって、動力消費を最少にするように努め
るが、また、このような利点は、加工を更に複雑にし及
び吸着剤、要求量を追加する犠牲の下で達成されること
が認められる。
上記から、圧力スイング吸着技法を用いて空気から酸素
を生産することはよく知られており、及びかかる目的の
ために異なるプロセス工程の種々の組合せが用いられて
きたことを認めるものと思う。すなわち、床の均圧、空
気及び/又は製品再加圧、製品回収を有する昇圧吸着、
定圧吸着、床降圧、排気及び低圧パージが種々のプロセ
ス配置で採用される。それで郵、特に空気分離によって
高純度の酸素を回収するために、向上したPSA加エア
プローチを開発する必要が依然当分針にある。特に、現
在利用可能なアプローチに比べて総括費用が低減したP
SAプロセス及び系であって、加工を簡単にし、資本経
費を減少し、寸法要求を低減し、同時にバッキング特性
を向上させることができるものを採用することが望まし
い。
よって、発明の目的は向上したPSAプロセスを提供す
るにある。
発明の別の目的は空気分離によって高純度の酸素を回収
する向上したPSAプロセスを提供するにある。
発明の別の目的は資本経費が有利な程に低く、動力消費
が他の商業PSAアプローチと同様であるか或はそれよ
り良好なPSAプロセスを提供するにある。
これらや他の目的を心に留めて、発明を本明細書以降に
詳細に説明し、発明の新規な特徴を特に特許請求の範囲
に指摘する。
1豆二星1 発明のPSA方法は、(1)特有の均圧工程による一層
低い脱着圧からの再加圧、(2)種々の実施態様におけ
る供給ガスによるそれ以上の再加圧、(3)該特有の均
圧特徴による降圧、(4)大気以下の脱着圧への排気を
含む新規な加ニジーケンスを含み、また好ましい実施態
様で該脱着圧におけるパージ工程も採用する。均圧工程
は床間を一部であって完全にでなく均圧にする程に実施
する。発明の実施において、供給ガスから高純度の製品
、例えば空気分離の際の高純度酸素製品を簡便に及び経
済的に回収する。
l且旦1鳳皇立j 発明の目的は、−1低い大気以下の脱着圧〜一層高い大
気圧より高い吸着圧で動作し及び簡単であるが独特の加
工工程の組合せを加入したPSA方法を用いることによ
って達成する。このような工程及び作業条件により所望
のガス分離操作を簡単な、資本経費の少ない方法で実施
することが可能になり、使用する吸着剤床の寸法は有利
なことに小さく、従来技術の系に比べて欝いパッケージ
ング特性を与える。動力消費は、望ましいことに、減圧
脱着条件を用いる従来技術の系と同様であるか、或はそ
れより良好である程に、少ない。
発明を本明細書中、特に空気を分離して酸素リッチ流及
び窒素に冨んだ流れにすることに関して説明する。しか
し、発明の方法は、−成分がガス混合物の内のそれ程容
易には吸着し得ない成分を構成し及び別の成分がガス混
合物の内の一層容易に吸着し得る成分を構成する、任意
の源からの他の供給ガス混合物に関して用い得ることを
認めるものと思う。使用する吸着剤が一層容易に吸着し
得る成分を選択的に吸着することができ、それ程容易に
は吸着し得ない成分が優先的に吸着剤の床を通過し及び
床の製品端から回収されることはもち論である。
発明の好ましい実施態様では、加ニジーケンスは上述し
たパージを含むSつのプロセス工程を含み、有利には供
給ガス再加圧を別々の再加圧及び昇圧吸着工程に細分化
し及び定圧吸着工程と組合せる。吸着系における各々の
床は、循環ベーシスで、本明細書中及び特許請求の範囲
に記載する新規な加工工程の組合せを含む加ニジーケン
スを受ける。
発明は、好ましい実施態様では2床系で行ない、供給ガ
スを各々の床に交替で通し、及び各々の床で加ニジーケ
ンスを一つの床における並流降圧−均圧工程が池床の部
分再加圧−均圧工程と同時に起るように行なう、しかし
、以降に更に詳細に示す通りに、発明はその好ましい2
床の実施態様に限定されず、3床又はそれ以上の原糸で
実施してよいが、このような操作は2床系における発明
の実施程には望ましくないのが普通である。
排気及びパージした後のその一層低い大気以下の脱着圧
の床から始めて、発明の好ましい実施態様の加ニジーケ
ンスは、ガスを床に導入して床の圧力を一層低い脱着圧
から一層低い中間圧レベルに上げる部分均圧工程から始
まる。そのように導入するガスは吸着系における別の床
の製品端から放出されたガスを含み、該床は初め一層高
い圧力、例えば系の一層高い吸着圧レベルにある。ガス
を一つの床から別の床に通すことを、以降更に検討する
通りに床間な完全にでなく一部均圧にする程の期間続け
る。このような部分均圧に次いで、再加圧を受ける床を
2つの別々の加工工程で供給ガスによって更に再加圧す
る。
供給ガスを用いる第1の再加圧工程では、供給ガスを床
の供給端に通し、床の反対、或は製品端からガスを放出
しない、こうして、供給ガスの導入は床の圧力を、部分
均圧の間に到達した一層低い中間圧レベルから一層高い
中間圧レベルに上昇させる。この再加圧工程に昇圧吸着
工程を続けて圧力を更に該一層高い中間圧レベルからそ
の一層高い吸着圧に上げる。このように更に再加圧する
ために、追加の供給ガスを床の供給端に通し、他方、そ
れ程容易には吸着し得ない成分を同時に床の製品端から
、代表的には製品ガスとして排出している。供給ガスを
床に加える速度、供給ガスの一層容易に吸着しつる成分
の床における吸着速度、それ程容易には吸着し得ない成
分の排出速度を、当分野で知られている通りに、それ程
容易には吸着し得ない成分を床の製品端から排出させて
いながら床内の圧力レベルが増大し続けるように調節す
る。
床をその一層高い吸着圧に再加圧することを完了したの
に次いで、供給ガスを床の製品端に通すことを、いわゆ
る定圧吸着工程においてこの圧力で続ける0本明細書中
に記載する好ましい実施態様のこの工程中、一層容易に
吸着し得る成分を床の中に通す間吸着させ、他方、追加
量のそれ程容易には吸着し得ない成分を同時に床の製品
端から追加の製品ガスとして排出する。
上述した通りの製品ガス回収に続いて、供給ガスを床に
通すことを中止し、ガスを床の製品端から放出すること
によって床を一層高い吸着圧から中間圧に並流降圧する
。放出されたガスを、初めに一層低い圧力の系内の別の
床、例えば上述した通りの一層低い脱着圧の床の製品端
に通す、均圧にするために並流降圧して他の床に通すこ
とを、床間な完全にでなく一部均圧にする程の期間続け
る。空隙ガスの純度は、並流降圧工程を完了する際に、
それ程容易には吸着し得ない成分に関して落ちるのが認
められる。
本明細書中で説明している好ましい実施態様に、床を中
間圧レベルから一層低い大気以下の脱着圧に向流降圧す
ることを続ける。この工程の間、前の原料導入工程の間
に吸着されるようになった一層容易に吸着し得る成分は
脱着されるようになり及び床の供給端から放出される。
この向流降圧工程の間、或は直前の並流降圧工程の間に
供給ガスを床に通さない0発明の向流降圧工程が、適し
た真空ポンプ或はその他の真空発生手段を用いて行なう
排気工程を含み、床の圧力を中間圧レベルから系の一層
低い大気以下の脱着圧に下げることは理解されるものと
思う、上述した再加圧工程を開始する前に、一層容易に
吸着し得る成分を床から一層完全に除き、こうして床を
一層完全に再生するために、床を好ましくは排気工程に
続いてパージして前に吸着された及び/又は粒子間空隙
内に存在する追加量の一層容易に吸着し得る成分を床の
供給端から取り去る。このようなパージは、系内の床の
製品端から放出されるそれ程容易には吸着し得ない成分
の一部を床の製品端にパージガスとして通すことによっ
て達成され、床はバ−ジ工程の間に本質的に一層低い大
気以下の脱着圧にある。
パージ工程の完了に続いて、上述した加ニジーケンスを
循環ベーシスで繰り返し、部分再加圧、昇圧吸着及び定
圧吸着工程の間に追加量の供給ガスを床に通す。供給ガ
スの内のそれ程容易には吸着し得ない成分から成る純度
の一層高い製品ガスが発明の実施において簡便に及び経
済的に得られる0発明の好ましい実施態様では、上述し
たパージ工程を採用して吸着剤の効率及び容量を増大さ
せるが、また、パージ工程を加ニジーケンスに組入れな
いで加ニジーケンスを実施し及び所望の製品純度を達成
することも可能であることに注意すべきである。例えば
、非常に深い真空を用いる場合、パージ工程を省くのが
簡便であるかもしれない。しかし、通常、パージ工程は
、発明の循環プロセスにおいて用いると吸着剤床の吸着
容量及びローディング容量差を増大させるので、本質的
ではないが、極めて望ましいことは理解されるものと思
う。
上述した通りに、発明の並流降圧−均圧工程は、かかる
工程が通常採用される慣用の圧力スイング吸着加工の場
合と異なり完全には実施せず、むしろ、特異に、完全な
均圧よりもむしろ部分均圧として実施する。このため、
並流降圧均圧工程は、再加圧する床と降圧する床の間の
差圧が通常約1〜約10 psi (0,07〜0.7
kg/cm2)又はそれ以上になるように終る。該差圧
は約2〜約9psi(0,14〜0.63kg/cm2
)の範囲であるのが好ましく、約3〜約5 psi(0
,21〜0.35kg/cm2)の範囲であるのが最も
好ましい、対照して、当分野で用いられる完全均圧は、
それでも、付随するバルブ或は同様の設備の実際の動作
特性によって、あるわずかな差圧、例えば約0.5 p
si (0,035kg/cm2)までの差を有し得る
。しかしながら、発明の部分均圧は、全均圧からのこの
ような付随して起きる最少の変化量を構成するのでなく
、床間の全均圧を本質的に完了する前のよく考慮し、計
画した均圧工程の中止と認められるものと思う0発明の
実施において、このような部分均圧は、発明の好ましい
実施態様で、それ程容易には吸着し得ない成分製品ガス
の回収を有意に損失しないで、ガス分離操作の吸着剤要
求量を有利に減少させることがわかる。
上述した通りに、発明は空気、原料空気の内のそれ程容
易には吸着し得ない成分を構成する所望の酸素、原料空
気の内の一層容易に吸着し得る成分を構成する窒素から
酸素を回収する特に有利な方法を提供する1発明の実施
は、通常好ましい2床吸着系において、下記の表によっ
て例示することができる: IE↑ R1,P、A、  A  EL  EVAC,
EVAC,P2 ε↓EVAC,EVAC,P  IJ
  R1,P、A、  Aこの表において、Eは一層高
い吸着圧の定圧吸着工程を完了した床と一層低い大気以
下の脱着圧でパージした床との間の並流降圧一部分均圧
工程を表わし;Rは部分均圧の間に到達した一層低い中
間圧から供給空気を床の供給端に通すことによって一層
高い中間圧に再加圧することを表わし、1、 P、 A
、は供給空気を床の供給端に通し及び酸素を床の製品端
から抜き出し、床内の圧力は一層高い中間圧から一層高
い吸着圧に上昇する昇圧吸着工程を表わし;Aは供給空
気を床の供給端に導入し、酸素、すなわちそれ程容易に
は吸着し得ない成分を床の製品端から排出することによ
る一層高い吸着圧における定圧吸着工程を表わし:EV
AC,は床の供給端から窒素、すなわち一層容易に吸着
し得る成分を放出し、それで床の圧力を部分均圧の間に
到達した中間圧レベルから一層低い大気以下の脱着圧に
下げることによる減圧下での床の向流降圧を表わし:P
は本質的に該−暦低い脱着圧における床のパージを表わ
し、製品酸素ガスの一部を系から回収する0表のサイク
ルチャートに例示する2床吸着系における発明の実施の
実際例では、床1は初めパージに続いて一層低い大気以
下の圧力3.5 psia (0,25kg/cm”A
)にあり及び工程Eにおいて床2から通すガスによって
部分再加圧し、それで該床の圧力を11.8psi(0
,830kg/cm2)に上げ、該工程Eは9秒から成
る。9秒の期間にわたって実施する工程Rでは、床を供
給空気で再加圧して14.7 psia (1,03k
g/cm”A)にする。
工程!、 P、 A、は20秒間実施し、その時間中、
供給空気を床に通し及び製品酸素を床から抜き出し、床
の圧力はおよそ一層高い吸着圧レベルである2 1.5
 psia(1,51kg/cm”A)に上昇する。供
給空気を床1に通すことを工程A中7秒の期間続け、そ
の期間の間に、床の圧力は一層高い吸着圧22.5ps
ia(1,58kg/cm”A)で安定になった。床1
は、次いで、並流降圧一部分均圧工程Eによって全サイ
クルの内の降圧段階を始める。該工程Eは該床1を再加
圧する間と同じ9秒の期間実施する。部分均圧工程の間
、床内の圧力を、該部分均圧工程によって再加圧する際
に達する1 1.8 psia(0,830kg/cm
”A)に対比して、該22.5 psia (1,58
kg/cm”A)から13.8 psia (0,97
0kg/cm’A)に下げる。これより、本具体例では
、発明の部分均圧工程を床間の差圧2 psi (0,
14kg/cm2)で終える。排気工程を29秒の期間
にわたって実施し、その内の初めの9秒は床2における
工程Rに対応し、残り20秒は該床2における1、 P
、 A、工程に対応する。床1におけるEVAC,工程
の第1部分の間に、床1内の圧力を13.8 psia
 (0,970kg/am”A)から9.8psia(
0,69kg/cがA)に下げ、該圧力を床1における
EVAC,工程の残りの20秒の経過にわたって更に約
3.7 paia(0,26kg/cm”A)に下げる
。次いで、床を酸素製品ガスで7秒間パージし、その時
間の間に床1内の圧力は一層低い脱着圧レベル3.5 
psia(0,25kg/cがA)に達する。
表における実例でわかる通りに、床2は床1と同じ加ニ
ジーケンスを同じ個々の工程時間及び同じ全サイクル時
間、すなわち90秒間受ける。床1が再加圧及び定圧吸
着を受ける間、床2は降圧及びパージを受け、吸着系に
おいて連続操作を実施するので、逆になり、及び各々の
床は追加の供給空気なR,1,P、 A、及びA工程の
間に系に通して加ニジーケンスを繰り返す。
具体例において、並流降圧一部分均圧工程、すなわち、
工程Eは、大気圧より低い最終圧力、すなわち、降圧す
る床について13.8 psia(0,970kg/c
m”A)になったことがわかるものと思う。発明の例に
おいて及び他の応用において、この圧力条件は、該工程
Eによって床をすでに減圧条件に下げているので、その
結果法の排気工程がそれ程エネルギー集約的にならない
点で有利である。また、容器を他の容器、すなわち工程
Eにおける容器から取り出す酸素ガス、或は他のそれ程
容易には吸着し得ない成分によって加圧することは、こ
の酸素を製品中に保留し、系の効率を向上させる働きを
することにも注目すべきである。このような部分均圧工
程が無ければ、空隙ガスとして存在する酸素は続く降圧
工程において失われることになる0部分均圧工程は、ま
た、プロセスの平均吸着圧を上げ、それにより吸着剤の
容量を増大させる働きをする。実際上、部分均圧工程は
、降圧している床を並流降圧する際に放出される空隙ガ
スの酸素純度が落ち、均圧になっている床間の差圧が上
述した通りになり及びしばしば部分均圧化した床が大気
圧より低くなるまで、続けるのが普通である0発明の新
規な方法におけるかかる部分均圧は、上述した通りに系
の吸着剤要求量を減少させることが認められ及び酸素回
収率を通常低下させるが、使用する流量及び圧力レベル
は動力消費の減少を通常実現させるものである。
当業者であれば、上記の2床系は上述した極めて望まし
い酸素回収用空気分離について好ましいが、その他の応
用或は条件が発明を2より多くの床を有する系において
用いることを示し得ることを認めるものと思う、すなわ
ち、上述し及び表に例示した加ニジーケンスを3床系に
おいて採用することができる。このような実施態様では
、部分均圧による再加圧を受ける床は、系内の2番目に
大きい数の床から放出されたガスを受は入れることにな
る。これより、床lは床3から放出されるガスを受は入
れ、床2は4番目の床、すなわち、循環3床系における
床1からガスを受は入れ、床3は第5番目の床、すなわ
ち該循環系における床2からガスを受は入れることにな
る0発明の全体の範囲内に入るその他の実施態様では、
かかる3床運転を、それ程望ましいとは言えないが、部
分均圧、昇圧吸着、排気及びパージを含み、加工サイク
ルも、また各々の床が排気及びパージに続いてか或は吸
着に続いて、全サイクルの内の次の再加圧或は降圧段階
を開始する前に分離している期間を含む加ニジーケンス
で実施することができる。
当業者であれば、本明細書中に記載する通りの方法の細
部において変更及び変更態様を特許請求の範囲に記載す
る通りの発明の広い範囲から逸脱しないでなし得ること
を認めるものと思う。すなわち、床を再加圧するための
供給空気の導入は、吸着剤容器が均圧用ガスを受は入れ
る際に始まってよい、この場合、均圧用ガスを容器及び
床の製品端に置いて加え及び供給空気を床の供給端に導
入して、容器を同時に両端で再加圧する。これは供給圧
縮機の利用を最大にする働きをするが、また、均圧にな
っている床から移送されるガスが少なくなるため、酸素
或はその他の製品回収を低下させる傾向にある。
また、床を部分均圧によって再加圧するのに続いて、該
一層高い吸着圧の定圧吸着工程において追加の供給ガス
を床の供給端に通し或は通さないで、床を更に再加圧し
て圧力を部分均圧する間に達した一層低い中間圧から床
の一層高い吸着圧に上げることも発明の範囲内である。
このような実施態様では、床を次いで並流降圧一部分均
圧工程において中間圧に並流降圧し及び次いで一層容易
に吸着し得る成分、例えば窒素を床の供給端から排気物
或は副生物として放出して向流降圧し、パージし或はパ
ージしないで圧力は一層低い大気以下の圧力レベルに達
する(全ては発明の好ましい実施態様に関して前に説明
した通りである)。このような一実施態様で、表の工程
Rに相当にする再加圧工程において、供給ガスを床の供
給端に通して圧力を一層低い中間圧から一層高い吸着圧
に上げる。こうして、供給ガスによるかかる再加圧を、
再加圧する間に酸素或はその他のそれ程容易には吸着し
得ない成分を床の製品端から排出しないで行なう。従っ
て、この実施態様では、昇圧吸着工程を採用しない、し
かし、定圧吸着工程において、追加の空気或はその他の
供給ガスを一層高い吸着圧の床の供給端に通し、酸素或
はその他のそれ程容易には吸着し得ない成分を床の製品
端から製品ガスとして排出する0発明の別の実施態様で
は、初めの供給ガス再加圧を採用せず、上記昇圧吸着工
程を用いて圧力を一層低い中間圧レベルから一層高い吸
着圧に上げる。こうして、供給ガスを床の供給端に加え
るのと同時に、酸素或はその他のそれ程容易には吸着し
得ない成分を床の製品端から製品ガスとして排出する。
一層低い中間圧レベルからのかかる再加圧を前の供給ガ
ス再加圧工程無しで、単に昇圧吸着工程によってのみ達
成する所定の応用では、製品ガスの所望の生産な該昇圧
吸着工程の間に達成することができるので、今加ニジー
ケンスから定圧吸着工程を省いてよい。さもなくば、か
かる加工別法は、全て発明の好ましい実施態様の加工工
程に関して前に説明した通りにして実施することができ
る。排気して一層低い大気以下の脱着圧にするのに続く
パージ工程が通常好ましい。
表1に例示する好ましい実施態様及びその他の実施態様
において、部分均圧工程の間に供給ガスを供給ガス圧縮
機の中に通したり或は供給ガスがこの工程の間に排気の
ために用いる真空ポンプを通過したりしないことを認め
るものと思う、よって、圧縮機ベントバルブ及び真空吸
込バルブを設け、該バルブを部分均圧工程の間開け、そ
れで供給圧縮機及び真空ポンプをこの期間中行き止まら
せないようにする。また、所望ならば、吸着系への空気
或はその他の供給ガスを予備乾燥してよいことに注意す
べきである。しかし、特有の乾燥配置は発明のPSA方
法の一部を形成しない、供給ガスを予備乾燥しないなら
ば、吸着剤床の前端は乾燥域として作用し及びそれ自体
本質的に主要なガス分離に寄与しない。このような場合
、有効な分離域は、よって、床の全体長さより幾分短い
何にしても、乾燥域は床の全体長の50%未満を構成す
るのが普通である。
発明の実施において、吸着剤床に用いる吸着剤材料は、
一層容易に吸着し得る成分及びそれ程容易には吸着し得
ない成分を含有する供給ガス混合物から一層容易に吸着
し得る成分を選択的に吸着することができる任意の適し
た、入手可能な吸着剤にすることができる。酸素をそれ
程容易には吸着し得ない成分として回収することを望む
空気分離用途では、空気の内の一層容易に吸着し得る成
分として窒素を吸着する選択性を示す種々の市販吸着剤
を採用してよい0例えば、よく知られているモレキュラ
ーシーブ、例えば5A及び13X材料を簡便に用いるこ
とができる。供給ガスを予備乾燥しない場合、上述した
乾燥域において用いる吸着剤は水選択性を示す任意の吸
着剤にするのがよい、該5A及び13Xモレキユラーシ
ーブ、シリカ、アルミナはかかる材料の代表的な例であ
る。従って、吸着剤床は複合材料、すなわち1つのタイ
プより多くの吸着剤を用いた床にし得ることを認めるも
のと思う、しかしながら、系を簡素化するためには、床
は単一タイプの吸着剤で構成されるのが好ましい、当業
者であれば、また、発明の実施において達成する性能レ
ベルは、採用する特定の吸着剤の吸着特性によって影響
を受け、改良された吸着剤が発明の利点に寄与すること
は自明であることを認めるものと思う。
発明を実施するために用いる吸着系に製品ガスパージタ
ンクを入れるのが通常好ましい、昇圧吸着工程の間、製
品ガス、例えば酸素を、簡便には周囲よりわずかに高い
圧力に保ったかかる製品パージタンクに通すのが便利で
ある。該昇圧吸着工程の後者の部分の間、床から抜き出
す製品ガスの一部を第2吸着剤床用或は2より多くの床
を有する系では別の床用のパージガスとして用いるのが
便利であることが認められる。製品パージタンクは、ま
た、部分均圧工程の間に1つの床から別の床に通す製品
ガスを小部公費は入れるのが望ましい、このようなガス
の一部は適当なチエツクバルブを通って進み及び該パー
ジタンクの圧力によって調節される。所望ならば、チエ
ツクバルブを背圧調節器に変えてよく、この場合、製品
ガスは、部分均圧工程の間でなく、一層高い吸着圧レベ
ルにおいてのみ製品ガス排出ラインに及び製品パージタ
ンクに送出される。この後者の場合、平均の製品圧力は
上昇し及び系からの製品流れは一層断続的になるが、系
の総括性能は他の実施態様と同様なままになる。
表の例示した実施態様の実施では、長さ6フイート(1
,8m)及び直径2インチ(5cm)の2つの吸着剤床
に、ユニオンカーバイドコーポレーションが供給するモ
レキュラーシーブ5.7ポンド(2,6kg)を充填し
た。上述した通りに、運転圧力はパージ工程について3
.5 psia (0,25kg/cがA)から吸着工
程の最終における2 2.5 psia (1,58k
g/am”A)に変わった。上述した全サイクル時間1
.5分を用いて、系は純度90.1%の酸素を生成する
ことができた。供給空気から回収した酸素の量は56%
であった。
発明の好ましい実施態様の実施において及び種々の加工
の別法において用いる運転条件は、便宜的及び変更自在
なものであることはわかると思う、任意の特定の最終使
用者の応用に伴う束縛、例えば製品圧力、動力消費、製
品純度等は、酸素の総括生産費を最少にさせ得るように
容易に適応させることができる。こうして、発明の方法
により、吸着剤インベントリ−要求量、プロセスの複雑
性及び付随する系の部品を最少にして高純度の酸素を簡
便に生産することが可能になる。相対的に低い圧縮比を
用いることができ及び発明の実施において得ることがで
きる酸素或はその他の製品回収レベルにより、運転費は
望ましいことに安い、これらの全ての理由から、発明は
PSA分野において、特に経済的な真空サイクルプロセ
スにおける高純度酸素の望ましい生産に関し有意な進歩
を表わす。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、それ程容易には吸着し得ない成分及び一層容易に吸
    着し得る成分を含有する供給ガス混合物を、該一層容易
    に吸着し得る成分を選択的に吸着することができる少な
    くとも2つの吸着剤床を有する吸着系において分離する
    圧力スイング吸着方法であって、各々の床は下記を含む
    処理加工シーケンスを循環ベーシスで受ける方法: (a)脱着させた後でガスを床の製品端に導入し、それ
    によって床の圧力を一層低い大気以下の脱着圧から一層
    低い中間圧レベルに上げ、該ガスは初めに一層高い圧力
    の系内の別の床の製品端から放出されたものであり、か
    かるガスの通過を床間を完全でなく一部均圧にする程の
    期間続け、(b)供給ガスを床の供給端に通して床の圧
    力を一層低い中間圧レベルから一層高い中間圧レベルに
    上げ、 (c)一層高い中間圧レベルから一層高い吸着圧レベル
    に再加圧するために追加の供給ガスを床の供給端に通し
    、同時にそれ程容易には吸着し得ない成分を床の製品端
    から製品ガスとして排出し、(d)追加の供給ガスを一
    層高い吸着圧の床の供給端に導入し、同時に追加のそれ
    程容易には吸着し得ない成分を床の製品端から追加の製
    品ガスとして排出し、 (e)空隙ガスを床の製品端から放出させて床を一層高
    い吸着圧から中間圧に並流降圧し、該放出させたガスを
    初めに一層低い圧力の系内の別の床の製品端に通し、か
    かるガスの通過を床間を完全にでなく一部均圧にする程
    の期間続け、並流降圧工程の完了時に、それ程容易には
    吸着し得ない成分中の該空隙ガスの純度は落ち、 (f)一層容易に吸着し得る成分を床の供給端から放出
    して床を向流降圧し、床の圧力を中間圧レベルから一層
    低い大気以下の脱着圧に下げ、(g)工程(a)−(f
    )を循環ベーシスで繰り返し、工程(b)、(c)及び
    (d)の間に追加の供給ガスを床に通し、それで、それ
    程容易には吸着し得ない成分を含む高純度製品ガスを供
    給ガスから簡便に及び経済的に回収する。 2、系内の床の製品端から放出されたそれ程容易には吸
    着し得ない成分の一部を床の製品端に一層低い脱着圧の
    パージガスとして通すことによって、工程(f)の後の
    床をパージして一層容易に吸着し得る成分の追加量を床
    の供給端から取り出すことを含む特許請求の範囲第1項
    記載の方法。 3、前記吸着系が2つの吸着剤床を収容する特許請求の
    範囲第2項記載の方法。 4、前記吸着系が3つの吸着剤床を収容する特許請求の
    範囲第2項記載の方法。 5、供給ガス混合物が空気を含み、それ程容易には吸着
    し得ない成分が酸素を含み、前記一層容易に吸着し得る
    成分が窒素を含む特許請求の範囲第1項記載の方法。 6、供給ガス混合物が空気を含み、それ程容易には吸着
    し得ない成分が酸素を含み、前記一層容易に吸着し得る
    成分が窒素を含む特許請求の範囲第3項記載の方法。 7、前記部分均圧を完了する際の前記床間の圧力差が1
    〜10psi(0.07〜0.7kg/cm^2)であ
    る特許請求の範囲第1項記載の方法。 8、前記圧力差が2〜9psi(0.1〜0.6kg/
    cm^2)である特許請求の範囲第7項記載の方法。 9、前記圧力差が3〜5psi(0.2〜0.4kg/
    cm^2)である特許請求の範囲第8項記載の方法。 10、前記供給ガスが空気を含み、それ程容易には吸着
    し得ない成分が酸素を含み、前記一層容易に吸着し得る
    成分が窒素を含む特許請求の範囲第7項記載の方法。 11、前記吸着系が2つの吸着剤床を含み、及び系内の
    床の製品端から放出されたそれ程容易には吸着し得ない
    成分の一部を床の製品端に一層低い脱着圧のパージガス
    として通すことによって、脱着工程(f)の後の各々の
    床をパージして一層容易に吸着し得る成分の追加量を床
    の供給端から取り出すことを含む特許請求の範囲第10
    項記載の方法。 12、前記圧力差が1〜10psi(0.07〜0.7
    kg/cm^2)である特許請求の範囲第11項記載の
    方法。 13、前記圧力差が2〜9psi(0.1〜0.6kg
    /cm^2)である特許請求の範囲第11項記載の方法
    。 14、前記圧力差が3〜5psi(0.2〜0.4kg
    /cm^2)である特許請求の範囲第13項記載の方法
    。 15、それ程容易には吸着し得ない成分を含有する供給
    ガス混合物を、一層容易に吸着し得る成分を選択的に吸
    着することができる少なくとも2つの吸着剤床を有する
    吸着系において分離する圧力スイング吸着方法であって
    、各々の床は下記を含む処理加工シーケンスを循環ベー
    シスで受ける方法: (a)脱着させた後にガスを床の製品端に導入して床の
    圧力を一層低い大気以下の脱着圧から一層低い中間圧レ
    ベルに上げ、該ガスは初めに一層高い圧力の系内の別の
    床から放出されたものであり、かかるガスの通過を床間
    を完全にでなく一部均圧にする程の期間続け、 (b)供給ガスを床の供給端に通して床の圧力を一層低
    い中間圧レベルから床の一層高い中間圧レベルに上げ、
    追加の供給ガスを該一層高い吸着圧の床の供給端に通し
    或は通さず、 (c)空隙ガスを床の製品端から放出させて床を一層高
    い吸着圧から中間圧に並流降圧し、該放出させたガスを
    初めに一層低い圧力の系内の別の床の製品端に通し、か
    かるガスの通過を床間を完全にでなく一部均圧にする程
    の期間続け、並流降圧工程の完了時に、それ程容易には
    吸着し得ない成分中の該空隙ガスの純度は落ち、 (d)一層容易に吸着し得る成分を床の供給端から放出
    して床を向流降圧し、床の圧力を中間圧レベルから一層
    低い大気以下の脱着圧に下げ、(e)工程(a)−(d
    )を循環ベーシスで繰り返し、工程(b)の間に追加の
    供給ガスを床に通し、それで、それ程容易には吸着し得
    ない成分を含む高純度製品ガスを供給ガスから簡便に及
    び経済的に回収する。 16、系内の床の製品端から放出されたそれ程容易には
    吸着し得ない成分の一部を床の製品端に一層低い脱着圧
    のパージガスとして通すことによって、工程(d)の後
    の床をパージして一層容易に吸着し得る成分の追加量を
    床の供給端から取り出すことを含む特許請求の範囲第1
    5項記載の方法。 17、前記吸着系が2つの吸着剤床を収容する特許請求
    の範囲第16項記載の方法。 18、前記吸着系が3つの吸着剤床を収容する特許請求
    の範囲第16項記載の方法。 19、供給ガス混合物が空気を含み、それ程容易には吸
    着し得ない成分が酸素を含み、前記一層容易に吸着し得
    る成分が窒素を含む特許請求の範囲第15項記載の方法
    。 20、供給ガス混合物が空気を含み、それ程容易には吸
    着し得ない成分が酸素を含み、前記一層容易に吸着し得
    る成分が窒素を含む特許請求の範囲第16項記載の方法
    。 21、工程(b)において供給ガスを床の供給端に通す
    ことを、工程(a)においてガスを床の製品端に導入す
    ることと同時に行なう特許請求の範囲第20項記載の方
    法。 22、それ程容易には吸着し得ない成分を床の製品端か
    ら製品ガスとして排出し、同時に供給ガスを床の供給端
    に加えることを含み、床における添加、排出及び吸着の
    速度が床の圧力を一層高い吸着圧に上昇させるようなも
    のである特許請求の範囲第16項記載の方法。 23、前記吸着系が2つの吸着剤床を収容する特許請求
    の範囲第22項記載の方法。 24、前記吸着系が3つの吸着剤床を収容する特許請求
    の範囲第22項記載の方法。 25、前記部分均圧を完了する際の床間の圧力差が1〜
    10psi(0.07〜0.7kg/cm^2)である
    特許請求の範囲第22項記載の方法。 26、前記圧力差が2〜9psi(0.1〜0.6kg
    /cm^2)である特許請求の範囲第25項記載の方法
    。 27、前記圧力差が3〜5psi(0.2〜0.4kg
    /cm^2)である特許請求の範囲第26項記載の方法
    。 28、工程(b)において供給ガスを床の供給端に通す
    ことを、再加圧する間に床の製品端からそれ程容易には
    吸着し得ない成分を排出しないで行ない、及び工程(c
    )より前に追加の供給ガスを一層高い吸着圧の床の供給
    端に通し及びそれ程容易には吸着し得ない成分を床の製
    品端から製品ガスとして排出することを含む特許請求の
    範囲第16項記載の方法。 29、前記吸着系が2つの吸着剤床を収容する特許請求
    の範囲第28項記載の方法。 30、前記吸着系が3つの吸着剤床を収容する特許請求
    の範囲第28項記載の方法。 31、前記部分均圧を完了する際の前記床間の圧力差が
    1〜10psi(0.07〜0.7kg/cm^2)で
    ある特許請求の範囲第28項記載の方法。 32、前記圧力差が2〜9psi(0.1〜0.6kg
    /cm^2)である特許請求の範囲第31項記載の方法
    。 33、前記圧力差が3〜5psi(0.21〜0.35
    kg/cm^2)である特許請求の範囲第31項記載の
    方法。
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