JPH0261656B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0261656B2 JPH0261656B2 JP58243642A JP24364283A JPH0261656B2 JP H0261656 B2 JPH0261656 B2 JP H0261656B2 JP 58243642 A JP58243642 A JP 58243642A JP 24364283 A JP24364283 A JP 24364283A JP H0261656 B2 JPH0261656 B2 JP H0261656B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- caliper
- carrier
- disk
- pad
- brake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000002783 friction material Substances 0.000 claims description 3
- 239000000969 carrier Substances 0.000 claims 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D65/00—Parts or details
- F16D65/02—Braking members; Mounting thereof
- F16D65/04—Bands, shoes or pads; Pivots or supporting members therefor
- F16D65/092—Bands, shoes or pads; Pivots or supporting members therefor for axially-engaging brakes, e.g. disc brakes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D55/00—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
- F16D55/02—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members
- F16D55/22—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads
- F16D55/224—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads with a common actuating member for the braking members
- F16D55/225—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads with a common actuating member for the braking members the braking members being brake pads
- F16D55/226—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads with a common actuating member for the braking members the braking members being brake pads in which the common actuating member is moved axially, e.g. floating caliper disc brakes
- F16D55/2265—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads with a common actuating member for the braking members the braking members being brake pads in which the common actuating member is moved axially, e.g. floating caliper disc brakes the axial movement being guided by one or more pins engaging bores in the brake support or the brake housing
- F16D55/227—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads with a common actuating member for the braking members the braking members being brake pads in which the common actuating member is moved axially, e.g. floating caliper disc brakes the axial movement being guided by one or more pins engaging bores in the brake support or the brake housing by two or more pins
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、主として自走車両に使用する摺動
キヤリパデイスクブレーキに関する。
キヤリパデイスクブレーキに関する。
詳しくいえば、この発明は、制動さるべき部材
により動かされる回転ブレーキデイスクにまたが
る、固定位置において車両に取り付け可能なキヤ
リアと、デイスクの両側においてそれぞれキヤリ
アに装架された1対のブレーキパツドと、デイス
クにまたがり、かつデイスクの回転軸に平行な方
向にキヤリアに対して摺動するように、デイスク
の回転軸に平行な少なくとも1本の摺動案内ピン
によりキヤリアに取り付けられたキヤリパとを有
し、そのキヤリパは上記パツドの一つを直接押し
てデイスクを制動する装置を具備し、それにより
キヤリパをキヤリアに対して摺動させることによ
り上記パツドのもう一つを間接的に作動し上記の
もう一つのパツドを押してデイスクを制動するよ
うになされた摺動デイスクブレーキに関するもの
である。
により動かされる回転ブレーキデイスクにまたが
る、固定位置において車両に取り付け可能なキヤ
リアと、デイスクの両側においてそれぞれキヤリ
アに装架された1対のブレーキパツドと、デイス
クにまたがり、かつデイスクの回転軸に平行な方
向にキヤリアに対して摺動するように、デイスク
の回転軸に平行な少なくとも1本の摺動案内ピン
によりキヤリアに取り付けられたキヤリパとを有
し、そのキヤリパは上記パツドの一つを直接押し
てデイスクを制動する装置を具備し、それにより
キヤリパをキヤリアに対して摺動させることによ
り上記パツドのもう一つを間接的に作動し上記の
もう一つのパツドを押してデイスクを制動するよ
うになされた摺動デイスクブレーキに関するもの
である。
この一般型のデイスクブレーキにおいては、キ
ヤリパのデイスクにまたがる部分は支持されてい
ないことが多く、したがつて正常の使用において
もそのブレーキを取り付けてある車両に生ずる振
動を受けやすい。例えば乗用車に使用するように
設計された小型ブレーキにおいては、この振動は
大きな力をもたらさないので影響は小さい。しか
し、商用車に用いられる、さらに強力で大きなな
ブレーキにおいては、キヤリパの支持されていな
い部分の重量が大きいので、使用中の上記の振動
が支持ピンを曲げてしまい、キヤリパの適正な摺
動案内を妨げたり、極端な場合にはピンの破損を
招くことさえある。
ヤリパのデイスクにまたがる部分は支持されてい
ないことが多く、したがつて正常の使用において
もそのブレーキを取り付けてある車両に生ずる振
動を受けやすい。例えば乗用車に使用するように
設計された小型ブレーキにおいては、この振動は
大きな力をもたらさないので影響は小さい。しか
し、商用車に用いられる、さらに強力で大きなな
ブレーキにおいては、キヤリパの支持されていな
い部分の重量が大きいので、使用中の上記の振動
が支持ピンを曲げてしまい、キヤリパの適正な摺
動案内を妨げたり、極端な場合にはピンの破損を
招くことさえある。
この発明の目的は、このようなピンの曲げや破
損を極力避けることのできる摺動キヤリパデイス
クブレーキを提供することにある。
損を極力避けることのできる摺動キヤリパデイス
クブレーキを提供することにある。
この発明によれば、前述の一般型摺動キヤリパ
デイスクブレーキにおいて、上記間接的に作動さ
れるパツドとキヤリパとは、互いに係合する凹凸
形状部を有しており、該凹凸形状部の相互係合面
のそれぞれは、キヤリパに付加的な支持を与える
べく、上記ピンの長手軸に直角な方向の力を相互
に伝達する向きに配置されている。
デイスクブレーキにおいて、上記間接的に作動さ
れるパツドとキヤリパとは、互いに係合する凹凸
形状部を有しており、該凹凸形状部の相互係合面
のそれぞれは、キヤリパに付加的な支持を与える
べく、上記ピンの長手軸に直角な方向の力を相互
に伝達する向きに配置されている。
強力で大きなブレーキにおいては、比較的重い
キヤリパをキヤリアに対して動かさなくてもパツ
ドをキヤリアから半径方向に引き出せることが望
ましい。この目的のため、キヤリパの外壁にアク
セス用開口を設けるとよく、上記相互係合面のそ
れぞれは、キヤリパをキヤリアに対して移動する
ことなくパツドを上記キヤリパの開口を通してキ
ヤリアから半径方向に引き出せるような向きに配
置すると便利である。
キヤリパをキヤリアに対して動かさなくてもパツ
ドをキヤリアから半径方向に引き出せることが望
ましい。この目的のため、キヤリパの外壁にアク
セス用開口を設けるとよく、上記相互係合面のそ
れぞれは、キヤリパをキヤリアに対して移動する
ことなくパツドを上記キヤリパの開口を通してキ
ヤリアから半径方向に引き出せるような向きに配
置すると便利である。
便利で実用的な配置の一例においては、互いに
係合する凹凸形状部は、間接的に作動されるパツ
ドの裏当て板上のリブとそれに対応するキヤリパ
内の溝という形態である。このリブは、一般にパ
ツドの幅方向に関してほぼ中央に配置すると便利
である。
係合する凹凸形状部は、間接的に作動されるパツ
ドの裏当て板上のリブとそれに対応するキヤリパ
内の溝という形態である。このリブは、一般にパ
ツドの幅方向に関してほぼ中央に配置すると便利
である。
さて、この発明の実施例を添付図面を参照しつ
つ説明する。
つ説明する。
第1図において図示した摺動キヤリパデイスク
ブレーキはキヤリア1を備えており該キヤリア1
はラグ等の取り付け手段(図示せず)を有してい
る。該ラグは、キヤリア1をブレーキデイスク2
に近接する車両の固定部分の所定位置に固定する
際にボルトを通される。キヤリア1には、図中に
は見えないが、デイスクの周縁にまたがり、デイ
スク2の両側にそれぞれ配置されるブレーキパツ
ド3および4を収める凹部を形成された側方部を
連結している橋絡部を備えている。各パツドは、
金属製裏当て板6に接着または取り付けられた摩
擦材層5を備えている。制動力は、従来通りの方
式でキヤリア1に伝達される。
ブレーキはキヤリア1を備えており該キヤリア1
はラグ等の取り付け手段(図示せず)を有してい
る。該ラグは、キヤリア1をブレーキデイスク2
に近接する車両の固定部分の所定位置に固定する
際にボルトを通される。キヤリア1には、図中に
は見えないが、デイスクの周縁にまたがり、デイ
スク2の両側にそれぞれ配置されるブレーキパツ
ド3および4を収める凹部を形成された側方部を
連結している橋絡部を備えている。各パツドは、
金属製裏当て板6に接着または取り付けられた摩
擦材層5を備えている。制動力は、従来通りの方
式でキヤリア1に伝達される。
デイスクブレーキはまた、1対の摺動案内ピン
8および9によりデイスク2の回転軸に平行な方
向に動くようキヤリア1上に摺動可能に取り付け
たキヤリパ7を備えており、ピン8および9の螺
刻端はキヤリア1の穴に螺着され、一方、ピンの
長さの残りの大部分はキヤリパ7の穴10A内に
はまつており、上述のようにキヤリパ7が摺動す
るときの支持面となる。穴の開口端は栓10Bで
塞がれている(この図には穴10Aおよび栓10
Bの各1個のみを示す)。変形例として、ピンの
端部をキヤリパ7に固定し、ピンの支持部をキヤ
リア1の対応する穴に挿入することも可能であ
る。摺動するキヤリパ7と固定されたキヤリア1
の間の密封は、それぞれひだ状のブーツ8A,9
Aにより行い、ピンの露出部を囲う。
8および9によりデイスク2の回転軸に平行な方
向に動くようキヤリア1上に摺動可能に取り付け
たキヤリパ7を備えており、ピン8および9の螺
刻端はキヤリア1の穴に螺着され、一方、ピンの
長さの残りの大部分はキヤリパ7の穴10A内に
はまつており、上述のようにキヤリパ7が摺動す
るときの支持面となる。穴の開口端は栓10Bで
塞がれている(この図には穴10Aおよび栓10
Bの各1個のみを示す)。変形例として、ピンの
端部をキヤリパ7に固定し、ピンの支持部をキヤ
リア1の対応する穴に挿入することも可能であ
る。摺動するキヤリパ7と固定されたキヤリア1
の間の密封は、それぞれひだ状のブーツ8A,9
Aにより行い、ピンの露出部を囲う。
ここに述べる実施態様においては、ピン8およ
び9が摺動可能に収められているキヤリパ7の部
分に、1対の油圧アクチユエータ11が設けられ
ており、該アクチユエータ11のピストン12
が、隣接するパツド4の裏当て板6を直接押圧す
るようになされている。作動液がアクチユエータ
11に導入されると、ピストン12は、隣接する
パツド4を直接押してデイスク2にブレーキをか
ける。キヤリパ7はアーム7Aを有しており、該
アーム7Aは、デイスク2の周縁を抱きかかえる
ように延びている。キヤリパ7の別の部分7Bが
デイスク面と平行に延び、その一端がもう一つの
ブレーキパツド5の裏当て板6に接している。ア
ーム7Aは、この部分7Bと連結する。パツド4
の作動は反作用を生じてキヤリパ7をピン8およ
び9上で摺動させ、キヤリパ7の部分7Bの動き
により、隣接するパツド5はデイスク2に押し付
けられることになる。
び9が摺動可能に収められているキヤリパ7の部
分に、1対の油圧アクチユエータ11が設けられ
ており、該アクチユエータ11のピストン12
が、隣接するパツド4の裏当て板6を直接押圧す
るようになされている。作動液がアクチユエータ
11に導入されると、ピストン12は、隣接する
パツド4を直接押してデイスク2にブレーキをか
ける。キヤリパ7はアーム7Aを有しており、該
アーム7Aは、デイスク2の周縁を抱きかかえる
ように延びている。キヤリパ7の別の部分7Bが
デイスク面と平行に延び、その一端がもう一つの
ブレーキパツド5の裏当て板6に接している。ア
ーム7Aは、この部分7Bと連結する。パツド4
の作動は反作用を生じてキヤリパ7をピン8およ
び9上で摺動させ、キヤリパ7の部分7Bの動き
により、隣接するパツド5はデイスク2に押し付
けられることになる。
アーム7Aはピン8および9の支持面を越えて
かなりの長さ突出しており、そのためこのアーム
7Aおよび部分7Bは、どちらかといえば支持さ
れていない状態で、通常のブレーキ使用中にブレ
ーキに発生する振動の影響を受けやすい。商用車
用の強力で大きなブレーキにおいては、ブレーキ
の、この支持されていない部分は、かなりの重量
であることがあり、その場合、上述の振動はピン
8および9を変形させ、それにより、その上をキ
ヤリパ7が正常に摺動するのを妨げ、極端な場合
にはピンを破損させる。
かなりの長さ突出しており、そのためこのアーム
7Aおよび部分7Bは、どちらかといえば支持さ
れていない状態で、通常のブレーキ使用中にブレ
ーキに発生する振動の影響を受けやすい。商用車
用の強力で大きなブレーキにおいては、ブレーキ
の、この支持されていない部分は、かなりの重量
であることがあり、その場合、上述の振動はピン
8および9を変形させ、それにより、その上をキ
ヤリパ7が正常に摺動するのを妨げ、極端な場合
にはピンを破損させる。
このようなキヤリパ7の突出した部分すなわち
オーバーハング部に付加的な支持を与えるため、
間接的に作動されるパツド5とキヤリパ7とに互
いに係合する凹凸形状部を設ける。まず、間接的
に作動するパツド5の裏当て板6上には、ピン8
および9の長手軸に直角に延びるリブ15(第2
図)を形成する。リブ15は、キヤリパ7の部分
7Bの隣接面内に成形されてリブ15に対応する
溝の形状をした凹所16内に受けられ、リブ15
の両側面15Aは、凹所16の対向面としつくり
係合する。リブ15の両側面15Aとそれに対応
する凹所16の対向面とは、ピン8,9の長手軸
に直角な方向の力を相互に伝達する向きに配置さ
れた相互係合面となる。
オーバーハング部に付加的な支持を与えるため、
間接的に作動されるパツド5とキヤリパ7とに互
いに係合する凹凸形状部を設ける。まず、間接的
に作動するパツド5の裏当て板6上には、ピン8
および9の長手軸に直角に延びるリブ15(第2
図)を形成する。リブ15は、キヤリパ7の部分
7Bの隣接面内に成形されてリブ15に対応する
溝の形状をした凹所16内に受けられ、リブ15
の両側面15Aは、凹所16の対向面としつくり
係合する。リブ15の両側面15Aとそれに対応
する凹所16の対向面とは、ピン8,9の長手軸
に直角な方向の力を相互に伝達する向きに配置さ
れた相互係合面となる。
この配置は、第3図に示すように、ブレーキB
がデイスク2の周縁上においてデイスク2の円周
の最高点から離れた位置に設けられるときに採用
される。この配置では、ピン8および9はほぼ垂
直な面内に並列された状態となる。キヤリパ7の
支持されない部分が受ける、第3図でみて上下方
向(ピン8,9の長手軸に直角な方向)の振動に
よつて生じる力は、リブ15の側面15Aの一方
または双方に伝達され、さらにキヤリア1に伝達
される。このように、振動によつて生じた力がキ
ヤリパ7の凹所16からパツド5のリブ15へと
相互係合面を介して伝えられ、さらにキヤリア1
に伝達されることにより、ピン8および9が振動
による大きな力ないしモーメントを受けて変形ま
たは破損する危険は、実際上、最小となる。
がデイスク2の周縁上においてデイスク2の円周
の最高点から離れた位置に設けられるときに採用
される。この配置では、ピン8および9はほぼ垂
直な面内に並列された状態となる。キヤリパ7の
支持されない部分が受ける、第3図でみて上下方
向(ピン8,9の長手軸に直角な方向)の振動に
よつて生じる力は、リブ15の側面15Aの一方
または双方に伝達され、さらにキヤリア1に伝達
される。このように、振動によつて生じた力がキ
ヤリパ7の凹所16からパツド5のリブ15へと
相互係合面を介して伝えられ、さらにキヤリア1
に伝達されることにより、ピン8および9が振動
による大きな力ないしモーメントを受けて変形ま
たは破損する危険は、実際上、最小となる。
また、リブ15の側面15Aおよび凹所16の
対向面は、キヤリパ7をキヤリア1に対して移動
することなく、パツド5を隣接するキヤリパ7の
開口部20を通して取り外せるように、パツド5
の、デイスク半径方向への摺動を可能とする向き
に配置されている。このパツドの取り外しは、ま
ず、キヤリパ7および裏当て板6の上部を貫通し
上記開口部を横切る従来の保持ピン17を取り外
して行われる。
対向面は、キヤリパ7をキヤリア1に対して移動
することなく、パツド5を隣接するキヤリパ7の
開口部20を通して取り外せるように、パツド5
の、デイスク半径方向への摺動を可能とする向き
に配置されている。このパツドの取り外しは、ま
ず、キヤリパ7および裏当て板6の上部を貫通し
上記開口部を横切る従来の保持ピン17を取り外
して行われる。
たいていの場合、リブは1本で十分であるが、
複数のリブとそれに対応する複数の溝を各パツド
に関して設けることもできる。
複数のリブとそれに対応する複数の溝を各パツド
に関して設けることもできる。
この発明は、支持が十分でないキヤリパの部分
に発生する振動力に対抗する簡単、安価、かつ便
利な手段を提供するものであり、リブ15はパツ
ドの裏当て板6の一部をシヤーリングすることに
より比較的容易に成形できることは理解されよ
う。パツドは手のないものが便利であり、直接作
動するパツド上のリブ15は1対のピストン12
間に位置付けられるのが便利であることもわか
る。
に発生する振動力に対抗する簡単、安価、かつ便
利な手段を提供するものであり、リブ15はパツ
ドの裏当て板6の一部をシヤーリングすることに
より比較的容易に成形できることは理解されよ
う。パツドは手のないものが便利であり、直接作
動するパツド上のリブ15は1対のピストン12
間に位置付けられるのが便利であることもわか
る。
このように、本発明によれば、摺動案内ピンに
よる支持に加えて、支持が十分でないキヤリパ部
分に、ピンの長手軸に直角な方向の力に対する付
加的な支持を与えることができるので、振動力に
よるピンの曲げや破損の危険性は大きく減じられ
る。
よる支持に加えて、支持が十分でないキヤリパ部
分に、ピンの長手軸に直角な方向の力に対する付
加的な支持を与えることができるので、振動力に
よるピンの曲げや破損の危険性は大きく減じられ
る。
第1図はこの発明の摺動キヤリパデイスクブレ
ーキの一形式の部分断面平面図である。第2図は
第1図のデイスクブレーキに使用するブレーキパ
ツドの一形式の斜視図である。第3図はデイスク
ブレーキ使用の一配置例をブレーキデイスクと関
連して略図的に図示したものである。 1:キヤリア、2:ブレーキデイスク、3,
4:ブレーキパツド、5:摩擦材層、6:裏当て
板、7:キヤリパ、8,9:ピン、8A,8B:
ブーツ、10:螺刻端、10A:穴、10B:
栓、11:油圧アクチユエータ、12:ピスト
ン、15:リブ、15A:リブの側面、16:凹
所、17:保持ピン、20:開口部。
ーキの一形式の部分断面平面図である。第2図は
第1図のデイスクブレーキに使用するブレーキパ
ツドの一形式の斜視図である。第3図はデイスク
ブレーキ使用の一配置例をブレーキデイスクと関
連して略図的に図示したものである。 1:キヤリア、2:ブレーキデイスク、3,
4:ブレーキパツド、5:摩擦材層、6:裏当て
板、7:キヤリパ、8,9:ピン、8A,8B:
ブーツ、10:螺刻端、10A:穴、10B:
栓、11:油圧アクチユエータ、12:ピスト
ン、15:リブ、15A:リブの側面、16:凹
所、17:保持ピン、20:開口部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 制動されるべき部材により動かされる回転ブ
レーキデイスクにまたがる、固定位置において車
両に取り付け可能なキヤリアと、デイスクの両側
においてそれぞれキヤリアに装架された1対のブ
レーキパツドと、デイスクにまたがり、かつデイ
スクの回転軸に平行な方向にキヤリアに対して摺
動するように、デイスクの回転軸に平行な少なく
とも1本の摺動案内ピンによりキヤリアに取り付
けられたキヤリパとを有し、そのキヤリパは上記
パツドの一つを直接押してデイスクを制動する装
置を具備し、それによりキヤリパをキヤリアに対
して摺動させることにより上記パツドのもう一つ
を間接的に作動し、上記のもう一つのパツドを押
してデイスクを制動するようになされている、摺
動キヤリパデイスクブレーキにおいて、上記間接
的に作動されるパツドとキヤリパとは、互いに係
合する凹凸形状部を有しており、該凹凸形状部の
相互係合面のそれぞれは、キヤリパに付加的な支
持を与えるべく、上記ピンの長手軸に直角な方向
の力を相互に伝達する向きに配置されている、摺
動キヤリパデイスクブレーキ。 2 キヤリパはその外壁にアクセス用開口を備
え、上記相互係合面のそれぞれは、キヤリパをキ
ヤリアに対して移動することなくパツドを上記キ
ヤリパの開口部を通してキヤリアから半径方向に
引き出せるような向きに配置されている特許請求
の範囲第1項に記載のブレーキ。 3 上記の互いに係合する凹凸形状部は、間接的
に作動されるパツド上のリブとそれに対応するキ
ヤリパ内の溝という形態である特許請求の範囲第
1項または第2項に記載のブレーキ。 4 上記のリブは、上記パツドの幅方向に関して
ほぼ中央に配置されている特許請求の範囲第3項
に記載のブレーキ。 5 各パツドは、摩擦材のライニングを取り付け
た裏当て板を具備し、間接的に作動されるパツド
上の凹凸形状部はその裏当て板上にある特許請求
の範囲第1項ないし第4項のいずれかに記載のブ
レーキ。 6 上記の凹凸形状部は、ほぼ長方形の断面を有
している特許請求の範囲第1項ないし第5項のい
ずれかに記載のブレーキ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB8236747 | 1982-12-24 | ||
GB8236747 | 1982-12-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59133836A JPS59133836A (ja) | 1984-08-01 |
JPH0261656B2 true JPH0261656B2 (ja) | 1990-12-20 |
Family
ID=10535227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58243642A Granted JPS59133836A (ja) | 1982-12-24 | 1983-12-23 | 摺動キヤリパデイスクブレ−キ |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4606438A (ja) |
JP (1) | JPS59133836A (ja) |
BR (1) | BR8307076A (ja) |
DE (1) | DE3346479A1 (ja) |
FR (1) | FR2538483B1 (ja) |
IN (1) | IN159774B (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19931024C1 (de) | 1999-07-06 | 2001-04-19 | Lucas Ind Plc | Scheibenbremse und Bremsbelag dafür |
GB0414108D0 (en) * | 2004-06-24 | 2004-07-28 | Meritor Heavy Vehicle Braking | A brake assembly |
DE102006034766B3 (de) * | 2006-07-27 | 2008-01-17 | Knorr-Bremse Systeme für Nutzfahrzeuge GmbH | Scheibenbremse, insbesondere für ein Nutzfahrzeug sowie Bremsbelag für eine Scheibenbremse |
DE102007019429B4 (de) * | 2007-04-25 | 2009-01-02 | Knorr-Bremse Systeme für Nutzfahrzeuge GmbH | Scheibenbremse, insbesondere für ein Nutzfahrzeug |
DE102007024578B3 (de) * | 2007-05-25 | 2008-11-06 | Wabco Radbremsen Gmbh | Scheibenbremse, insbesondere für Nutzfahrzeuge |
JP5845153B2 (ja) * | 2012-08-06 | 2016-01-20 | Kyb株式会社 | キャリパブレーキ装置 |
US8540061B1 (en) | 2012-08-17 | 2013-09-24 | Bendix Spicer Foundation Brake Llc | Disc brake pad mounting and retention system and method |
US8973720B2 (en) | 2012-08-17 | 2015-03-10 | Bendix Spicer Foundation Brake Llc | Disc brake pad mounting and retention system and method |
US8973240B2 (en) | 2012-08-17 | 2015-03-10 | Bendix Spicer Foundation Brake Llc | Disc brake pad mounting and retention system and method |
US8960381B2 (en) | 2012-08-17 | 2015-02-24 | Bendix Spicer Foundation Brake Llc | Disc brake pad mounting and retention system and method |
US8544614B1 (en) | 2012-08-17 | 2013-10-01 | Bendix Spicer Foundation Brake Llc | Disc brake pad mounting and retention system and method |
DE102014107401A1 (de) * | 2014-05-26 | 2015-11-26 | Knorr-Bremse Systeme für Nutzfahrzeuge GmbH | Scheibenbremse, Bremssattel und Bremsbelagsatz für eine Scheibenbremse |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5321368A (en) * | 1976-08-12 | 1978-02-27 | Toyota Motor Corp | Assembly structure of outer pad in movable-calliper type disk brake |
JPS56160437A (en) * | 1980-05-13 | 1981-12-10 | Nissan Motor Co Ltd | Disc brake |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3042152A (en) * | 1957-04-01 | 1962-07-03 | Dunlop Rubber Co | Fluid actuated disc brakes and housings and friction elements therefor |
DE1555699A1 (de) * | 1965-04-13 | 1969-05-14 | Ernst Heinkel Ag | Bremsbelag einer Scheibenbremse |
US3390744A (en) * | 1966-10-19 | 1968-07-02 | Hotel Statler Hilton | Self-energizing disc brake |
US3486589A (en) * | 1968-08-15 | 1969-12-30 | Goodyear Tire & Rubber | Brake lining fastener |
FR2079804A5 (ja) * | 1970-02-13 | 1971-11-12 | Ferodo Sa | |
US3930564A (en) * | 1970-05-15 | 1976-01-06 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Disc brakes for vehicles |
IT1005453B (it) * | 1973-02-21 | 1976-08-20 | Ferodo Sa | Freno a disco particolarmente per veicolo automobile |
ES201534Y (es) * | 1973-03-20 | 1976-02-01 | Alfred Teves, Gmbh | Mejoras introducidas en frenos de disco. |
JPS5736835Y2 (ja) * | 1976-06-23 | 1982-08-13 | ||
GB1548220A (en) * | 1976-10-20 | 1979-07-04 | Girling Ltd | Disc brakers for vehicles |
ZA7966B (en) * | 1978-01-21 | 1980-02-27 | Girling Ltd | Disc brakes |
JPS54155073U (ja) * | 1978-04-19 | 1979-10-27 | ||
US4341289A (en) * | 1978-09-25 | 1982-07-27 | Lucas Industries Limited | Disc brakes |
JPS5712130A (en) * | 1980-06-26 | 1982-01-22 | Aisin Seiki Co Ltd | Pin-slide type disc brake |
GB2093934B (en) * | 1981-03-03 | 1985-01-30 | Lucas Industries Ltd | Improvements relating to the construction of pin sliding calipers |
FR2517398B1 (fr) * | 1981-11-30 | 1986-08-22 | Dba | Frein a disque a etrier monte coulissant |
-
1983
- 1983-12-16 US US06/562,066 patent/US4606438A/en not_active Expired - Fee Related
- 1983-12-20 FR FR838320350A patent/FR2538483B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1983-12-22 DE DE19833346479 patent/DE3346479A1/de not_active Withdrawn
- 1983-12-22 BR BR8307076A patent/BR8307076A/pt not_active IP Right Cessation
- 1983-12-23 IN IN240/MAS/83A patent/IN159774B/en unknown
- 1983-12-23 JP JP58243642A patent/JPS59133836A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5321368A (en) * | 1976-08-12 | 1978-02-27 | Toyota Motor Corp | Assembly structure of outer pad in movable-calliper type disk brake |
JPS56160437A (en) * | 1980-05-13 | 1981-12-10 | Nissan Motor Co Ltd | Disc brake |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3346479A1 (de) | 1984-06-28 |
IN159774B (ja) | 1987-06-06 |
FR2538483B1 (fr) | 1990-02-02 |
US4606438A (en) | 1986-08-19 |
BR8307076A (pt) | 1984-07-31 |
FR2538483A1 (fr) | 1984-06-29 |
JPS59133836A (ja) | 1984-08-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6056930B2 (ja) | スポツトタイプデイスクブレ−キ用ブレ−キシユ−支持装置 | |
JPH0261656B2 (ja) | ||
US7316301B2 (en) | Brake caliper | |
JPH026927B2 (ja) | ||
US4392559A (en) | Disc brake having slidably mounted caliper with friction pad supporting member provided thereon | |
US4350229A (en) | Disc brake having a slidably supported caliper | |
JPH01224531A (ja) | ディスクブレーキ | |
JPH031627Y2 (ja) | ||
GB2132293A (en) | Sliding caliper disc brake | |
JPS6216508Y2 (ja) | ||
JPH0247775Y2 (ja) | ||
JP2587547Y2 (ja) | ディスクブレーキ | |
JPS6238030Y2 (ja) | ||
US4220225A (en) | Disc brake | |
US4360080A (en) | Caliper brake structure to facilitate changing of brake elements | |
JPS6216507Y2 (ja) | ||
JPS6230586Y2 (ja) | ||
JPH0138350Y2 (ja) | ||
KR100771041B1 (ko) | 디스크 브레이크 | |
JPH09329162A (ja) | ディスクブレーキ装置 | |
JP2576888Y2 (ja) | ディスクブレーキ用シム | |
JPH1030659A (ja) | ディスクブレーキ装置 | |
JPH0538252Y2 (ja) | ||
JPS585141Y2 (ja) | デイスクブレ−キ | |
JPS6233459B2 (ja) |