JPH0252845A - ウエブ巻き戻し方法及び装置 - Google Patents
ウエブ巻き戻し方法及び装置Info
- Publication number
- JPH0252845A JPH0252845A JP20212888A JP20212888A JPH0252845A JP H0252845 A JPH0252845 A JP H0252845A JP 20212888 A JP20212888 A JP 20212888A JP 20212888 A JP20212888 A JP 20212888A JP H0252845 A JPH0252845 A JP H0252845A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- web
- tension
- roller
- coil
- nip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ウェブの巻き戻す終了間際及びウェブの終端
が巻戻し軸を離れた後でもウェブの送り出しに一定の張
力を維持することができるようにしたウェブ巻き戻し方
法及び装置に関するものである。
が巻戻し軸を離れた後でもウェブの送り出しに一定の張
力を維持することができるようにしたウェブ巻き戻し方
法及び装置に関するものである。
例えばPS版の製造ラインでは、アルミニウムウェブを
一定速度で搬送しながら表面検査やウェブのカール修正
、あるいは感光材料の塗布処理等が行われる。このよう
な処理を行う間にウェブに弛みがでると、一定の張力を
前提としている処理については条件が変化し、またウェ
ブが搬送ライン内でスリップしたり、不要な接触等を起
こしたりして品質が不安定になるおそれがある。このた
め、従来からウェブを巻き戻す送出コイルのトルりを調
節することによって搬送ライン内のウェブの張力を一定
に維持するようにしている。
一定速度で搬送しながら表面検査やウェブのカール修正
、あるいは感光材料の塗布処理等が行われる。このよう
な処理を行う間にウェブに弛みがでると、一定の張力を
前提としている処理については条件が変化し、またウェ
ブが搬送ライン内でスリップしたり、不要な接触等を起
こしたりして品質が不安定になるおそれがある。このた
め、従来からウェブを巻き戻す送出コイルのトルりを調
節することによって搬送ライン内のウェブの張力を一定
に維持するようにしている。
このように、巻戻しコイルのトルクを制御して一定の張
力を維持しようとする場合、送出コイル上のウェブの残
量が減ってくると、送出コイルの回転を1lfiffす
るだけでは一定の張力を与えることができなくなる。し
たがって、特に終端間際ではウェブの張力が急激に低く
なり、又ウェブの終端が巻戻し軸を離れると全く張力を
維持できなくなるという問題がある。このため、従来で
は特開昭60−244750号公報で知られるような、
ウェブ巻厚検出器が用いられている。この巻厚検出器は
送出コイル上でのウェブの巻厚を正確に測定し、その巻
厚が一定値(例えば数周分程度)に達したときに搬送ラ
インを停止させる。そして、ウェブを一旦ニンプローラ
で保持してからニップローラと送出コイルの間でウェブ
を切断するようにしている。ウェブを切断した後には、
数周分のウェブが残ったまま送出コイルを新たなものと
交換し、新たなウェブの先端を搬送ライン内のウェブの
終端に接合し、再び送出コイルのトルクを調節しながら
搬送ラインの運転を再開させる。
力を維持しようとする場合、送出コイル上のウェブの残
量が減ってくると、送出コイルの回転を1lfiffす
るだけでは一定の張力を与えることができなくなる。し
たがって、特に終端間際ではウェブの張力が急激に低く
なり、又ウェブの終端が巻戻し軸を離れると全く張力を
維持できなくなるという問題がある。このため、従来で
は特開昭60−244750号公報で知られるような、
ウェブ巻厚検出器が用いられている。この巻厚検出器は
送出コイル上でのウェブの巻厚を正確に測定し、その巻
厚が一定値(例えば数周分程度)に達したときに搬送ラ
インを停止させる。そして、ウェブを一旦ニンプローラ
で保持してからニップローラと送出コイルの間でウェブ
を切断するようにしている。ウェブを切断した後には、
数周分のウェブが残ったまま送出コイルを新たなものと
交換し、新たなウェブの先端を搬送ライン内のウェブの
終端に接合し、再び送出コイルのトルクを調節しながら
搬送ラインの運転を再開させる。
(発明が解決しようとする課題〕
ところが上記手法を用いた場合には、送出コイルにウェ
ブを数周分残したまま交換するため、残されたウェブは
ロスとなってしまう。さらに、残ったウェブをコイルの
巻芯から取り外し、これを廃棄処分しなくてはならない
が、こうした作業はオペレータが処理しているため、ラ
インの稼働効率も悪くしているのが実情である。
ブを数周分残したまま交換するため、残されたウェブは
ロスとなってしまう。さらに、残ったウェブをコイルの
巻芯から取り外し、これを廃棄処分しなくてはならない
が、こうした作業はオペレータが処理しているため、ラ
インの稼働効率も悪くしているのが実情である。
本発明はこのような従来技術の欠点を解決するためにな
されたもので、ウェブそのものの損失をなくすとともに
オペレータの作業工程を削減し、ウェブ搬送ラインの稼
働効率を向上させることができるウェブ巻き戻し方法及
び装置を提供することを目的とする。
されたもので、ウェブそのものの損失をなくすとともに
オペレータの作業工程を削減し、ウェブ搬送ラインの稼
働効率を向上させることができるウェブ巻き戻し方法及
び装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために、送出コイル上でウ
ェブが所定の残量まで減少した時点で、送出コイルから
巻き戻されたウェブをニップローラとパスローラとの間
で挟持し、これらのローラの少なくとも一方によりウェ
ブに張力を加えることによって搬送ラインに対して一定
の張力を維持するようにしたものである。
ェブが所定の残量まで減少した時点で、送出コイルから
巻き戻されたウェブをニップローラとパスローラとの間
で挟持し、これらのローラの少なくとも一方によりウェ
ブに張力を加えることによって搬送ラインに対して一定
の張力を維持するようにしたものである。
また、上記方法の実現に際しては、送出コイル上のウェ
ブ残量が一定値になったことを検出する検出器と、この
検出器からの信号によって作動してパスローラとの間に
ウェブを挟持するニップローラと、前記パスローラもし
くはニップローラの少なくともいずれかの回転に負荷を
与える負荷供給手段とからウェブ巻き戻し装置を構成す
るようにしたものである。
ブ残量が一定値になったことを検出する検出器と、この
検出器からの信号によって作動してパスローラとの間に
ウェブを挟持するニップローラと、前記パスローラもし
くはニップローラの少なくともいずれかの回転に負荷を
与える負荷供給手段とからウェブ巻き戻し装置を構成す
るようにしたものである。
上記によれば、送出コイル上のウェブの残量が所定値ま
で減少し、巻戻しコイルのトルク制御だけでは補正しき
れない、終端間際のウェブ張力変動及びウェブ終端が巻
戻し軸を離れた後のウェブの張力変動を、送出コイルか
ら巻き戻されたウェブにニップローラとパスローラとを
介して制動を与えることによって補正できるようになり
、搬送ライン内のウェブ張力を通常運転時と同様にほぼ
一定に保つことが可能となる。
で減少し、巻戻しコイルのトルク制御だけでは補正しき
れない、終端間際のウェブ張力変動及びウェブ終端が巻
戻し軸を離れた後のウェブの張力変動を、送出コイルか
ら巻き戻されたウェブにニップローラとパスローラとを
介して制動を与えることによって補正できるようになり
、搬送ライン内のウェブ張力を通常運転時と同様にほぼ
一定に保つことが可能となる。
以下、図面にしたがって本発明の一実施例について説明
する。
する。
本発明を用いたウェブ巻き戻し装置の一例を概略的に示
した第1図において、長尺のウェブ10を巻回してなる
送出コイル11は、モータ12によってトルクが制御さ
れ、モータ12の制動トルクに対応してウェブ10の張
力が決まる。送出コイル11から巻き戻されたウェブ1
0は、ホトセンサー等からなる終端検出器13.パスロ
ーラ14.15を経由し、さらに張力検出用のローラ群
16を経てデカーラ17に達している。なお、前記ロー
ラ群16は張力検出器18と協同し、後述するようにこ
のウェブ搬送ラインにおけるウェブ10の張力変動を検
出する。また、デカーラ17は、ウェブ10がもってい
るカーリング習性を取り除く作用を行う。搬送ラインの
下流には、モー夕20によって一定の回転速度で駆動さ
れる一対の送りローラ22が設けられている。
した第1図において、長尺のウェブ10を巻回してなる
送出コイル11は、モータ12によってトルクが制御さ
れ、モータ12の制動トルクに対応してウェブ10の張
力が決まる。送出コイル11から巻き戻されたウェブ1
0は、ホトセンサー等からなる終端検出器13.パスロ
ーラ14.15を経由し、さらに張力検出用のローラ群
16を経てデカーラ17に達している。なお、前記ロー
ラ群16は張力検出器18と協同し、後述するようにこ
のウェブ搬送ラインにおけるウェブ10の張力変動を検
出する。また、デカーラ17は、ウェブ10がもってい
るカーリング習性を取り除く作用を行う。搬送ラインの
下流には、モー夕20によって一定の回転速度で駆動さ
れる一対の送りローラ22が設けられている。
送出コイル11のウェブ巻厚は、巻厚検出器24によっ
て監視されている。巻厚検出器24は、例えば前記公報
記載のもののように、送出コイル11の表面の位置変化
を充電検出して巻厚データを得るものである。ニップロ
ーラ25は、ニップ装置26が作動したときにはパスロ
ーラ15に圧着し、ウェブ10を両ローラ間に挟持する
。パスローラ15にはブレーキ装置28が接続されてお
り、パスローラ15の回転に制動を与えることができる
ようになっている。なお、ブレーキ装置28としては、
摩擦ブレーキ等の他、送出コイル11と同様にモータを
用いることも可能である。
て監視されている。巻厚検出器24は、例えば前記公報
記載のもののように、送出コイル11の表面の位置変化
を充電検出して巻厚データを得るものである。ニップロ
ーラ25は、ニップ装置26が作動したときにはパスロ
ーラ15に圧着し、ウェブ10を両ローラ間に挟持する
。パスローラ15にはブレーキ装置28が接続されてお
り、パスローラ15の回転に制動を与えることができる
ようになっている。なお、ブレーキ装置28としては、
摩擦ブレーキ等の他、送出コイル11と同様にモータを
用いることも可能である。
モータ12.20の駆動は、各々モータ駆動回路30.
31を介してコントローラ32によって管制される。ま
た、ニップ装置26もコントローラ32からの信号によ
って作動制御される。コントローラ32には、巻厚検出
器24からの巻厚データ、終端検出器13からの検出信
号、張力検出器18からの張力データが入力される。
31を介してコントローラ32によって管制される。ま
た、ニップ装置26もコントローラ32からの信号によ
って作動制御される。コントローラ32には、巻厚検出
器24からの巻厚データ、終端検出器13からの検出信
号、張力検出器18からの張力データが入力される。
コントローラ32には稼働に先立ってプリセット操作さ
れるライン速度設定器33.張力設定器34、巻厚デー
タ設定器35がそれぞれ接続されている。ライン速度設
定器33には高速用vI。
れるライン速度設定器33.張力設定器34、巻厚デー
タ設定器35がそれぞれ接続されている。ライン速度設
定器33には高速用vI。
中速用v3.低速用v3の3つの速度データが設定され
、巻厚データ設定器35にはに+、kzの2つの巻厚デ
ータが設定される。
、巻厚データ設定器35にはに+、kzの2つの巻厚デ
ータが設定される。
上記のウェブ送り出し装置の作用につき、第2図のタイ
ミングチャートを参照して説明する。
ミングチャートを参照して説明する。
通常の稼働時には、ライン速度設定器33で設定された
速度データ■、によりモータ駆動回路30がコントロー
ラ32を介して制御され、送りローラ22によってウェ
ブ10は高速で搬送される。
速度データ■、によりモータ駆動回路30がコントロー
ラ32を介して制御され、送りローラ22によってウェ
ブ10は高速で搬送される。
この間に張力変動は、張力検出器18を介してコントロ
ーラ32に入力され、コントローラ32はモータ駆動回
路31によりモータ12の制動トルクを制御する。すな
わち、ウェブ10が送りローラ22によって一定の速度
V、で搬送されている状態下でモータ12の制動トルク
を制御し、送出コイル11からのウェブ10の張力を調
節することによって、モータ12をブレーキとして用い
ることができ、搬送ラインの張力を張力設定器34の設
定値にしたがい一定に維持することができる。
ーラ32に入力され、コントローラ32はモータ駆動回
路31によりモータ12の制動トルクを制御する。すな
わち、ウェブ10が送りローラ22によって一定の速度
V、で搬送されている状態下でモータ12の制動トルク
を制御し、送出コイル11からのウェブ10の張力を調
節することによって、モータ12をブレーキとして用い
ることができ、搬送ラインの張力を張力設定器34の設
定値にしたがい一定に維持することができる。
このようにして一定の張力を維持しながらウェブ10を
搬送し、デカーラ17を通過させることにより、ウェブ
10のもっているカーリング習性が良好に矯正され、例
えば送りローラ22の下流に設けられた表面検査処理や
感材塗布処理も安定して行うことができるようになる。
搬送し、デカーラ17を通過させることにより、ウェブ
10のもっているカーリング習性が良好に矯正され、例
えば送りローラ22の下流に設けられた表面検査処理や
感材塗布処理も安定して行うことができるようになる。
通常稼働を継続してゆく過程で、送出コイル11の巻厚
は巻厚検出器24で監視されているが、その巻厚かに、
(10周程度)になったことが検出されると、コントロ
ーラ32はモータ駆動回路30に制御信号を出力し、こ
の結果ライン速度は中速(v2)に切り換えられる。ラ
イン速度が中速になったところで、コントローラ32か
らニップ装置26に作動信号が出力され、ニップローラ
25がパスローラ15に圧着しウェブ10を挟持する。
は巻厚検出器24で監視されているが、その巻厚かに、
(10周程度)になったことが検出されると、コントロ
ーラ32はモータ駆動回路30に制御信号を出力し、こ
の結果ライン速度は中速(v2)に切り換えられる。ラ
イン速度が中速になったところで、コントローラ32か
らニップ装置26に作動信号が出力され、ニップローラ
25がパスローラ15に圧着しウェブ10を挟持する。
パスローラ15とニップローラ25との間にウェブ10
が挟持されると、コントローラ32からの指令によりブ
レーキ装置28は徐々に制動力を強めてゆき、逆にモー
タ12による制動力は弱められ、トータル的には搬送ラ
インに対する張力は一定に維持される。また、張力変動
に対する張力補正は、タイミングがL+から少し遅れた
t2の時点から、モータエ2からブレーキ装置28に徐
々に移行してゆく。そして、所定時間が経過した(、の
時点になると、張力補正はブレーキ装置28に完全に移
行し、張力検出器18で検出された張力変動はコントロ
ーラ32からの指令にしたがってブレーキ装置28によ
って補正され、ウェブ10は弛むことなく搬送される。
が挟持されると、コントローラ32からの指令によりブ
レーキ装置28は徐々に制動力を強めてゆき、逆にモー
タ12による制動力は弱められ、トータル的には搬送ラ
インに対する張力は一定に維持される。また、張力変動
に対する張力補正は、タイミングがL+から少し遅れた
t2の時点から、モータエ2からブレーキ装置28に徐
々に移行してゆく。そして、所定時間が経過した(、の
時点になると、張力補正はブレーキ装置28に完全に移
行し、張力検出器18で検出された張力変動はコントロ
ーラ32からの指令にしたがってブレーキ装置28によ
って補正され、ウェブ10は弛むことなく搬送される。
また、ウェブ10に対する制動も、タイミングt4でモ
ータ12からブレーキ装置28に完全に移行する。
ータ12からブレーキ装置28に完全に移行する。
送出コイル11での巻厚かに2 (数周程度)に減少し
たことが巻厚検出器24で検出されると、コントローラ
32はモータ駆動回路30に再び制御信号を出力し、ラ
イン速度は低速(v3)に切り換えられる。この低速稼
働時にも張力補正はそのままブレーキ装置28によって
行われる。そしてウェブ1oの終端が送出コイル11か
ら離れ、尾端検出器13によってその通過が時点も、で
検出されると、コントローラ32からモータ駆動回路3
0に停止信号が出力され、ラインの運転が停止されるこ
とになる。
たことが巻厚検出器24で検出されると、コントローラ
32はモータ駆動回路30に再び制御信号を出力し、ラ
イン速度は低速(v3)に切り換えられる。この低速稼
働時にも張力補正はそのままブレーキ装置28によって
行われる。そしてウェブ1oの終端が送出コイル11か
ら離れ、尾端検出器13によってその通過が時点も、で
検出されると、コントローラ32からモータ駆動回路3
0に停止信号が出力され、ラインの運転が停止されるこ
とになる。
運転停止後には、オペレータが送出コイル11の巻芯を
取り外して新たな送出コイルと交換し、ライン内のウェ
ブの終端に新たなウェブの先端を接合してから運転を再
開する。もちろん運転再開時には、再びライン速度は高
速(V、)からスタートする。
取り外して新たな送出コイルと交換し、ライン内のウェ
ブの終端に新たなウェブの先端を接合してから運転を再
開する。もちろん運転再開時には、再びライン速度は高
速(V、)からスタートする。
上記によれば、送出コイル11にウェブ10を残すこと
なくウェブの送り出しを行うことができるようになり、
パスローラ15とニップローラ25との配置を考慮すれ
ばウェブのロスを0.2〜1m程度に抑えることが可能
となる。また、送出コイル11にウェブが残されること
がないため、送出コイルの交換作業も容易で作業時間を
1コイル当り約4分短縮でき、作業効率も向上する。
なくウェブの送り出しを行うことができるようになり、
パスローラ15とニップローラ25との配置を考慮すれ
ばウェブのロスを0.2〜1m程度に抑えることが可能
となる。また、送出コイル11にウェブが残されること
がないため、送出コイルの交換作業も容易で作業時間を
1コイル当り約4分短縮でき、作業効率も向上する。
なお、上記実施例ではバスロール15にブレーキ装置2
8を接続して用いているが、ニップローラ25あるいは
これらの両者にブレーキ装置を接続して用いることも可
能である。また、本発明はアルミニウムウェブを扱うラ
インだけでなく、プラスチックや紙、さらには種々の鋼
板等のウェブを対象とするラインにも適用可能である。
8を接続して用いているが、ニップローラ25あるいは
これらの両者にブレーキ装置を接続して用いることも可
能である。また、本発明はアルミニウムウェブを扱うラ
インだけでなく、プラスチックや紙、さらには種々の鋼
板等のウェブを対象とするラインにも適用可能である。
以上に説明したように、本発明では送出コイルから巻き
戻されてくるウェブを均一な張力を維持しながら搬送す
るにあたり、送出コイル上でのウェブの残量が所定値と
なったときには、ニップローラとパスローラとの間にウ
ェブを挟持し、これらのローラの回転に制動を与えて一
定の張力を維持するようにしたため、送出コイルからウ
ェブを完全に巻き戻すことができるようになり、ウェブ
のロスを極めてわずかなものにすることができる。
戻されてくるウェブを均一な張力を維持しながら搬送す
るにあたり、送出コイル上でのウェブの残量が所定値と
なったときには、ニップローラとパスローラとの間にウ
ェブを挟持し、これらのローラの回転に制動を与えて一
定の張力を維持するようにしたため、送出コイルからウ
ェブを完全に巻き戻すことができるようになり、ウェブ
のロスを極めてわずかなものにすることができる。
この結果、送出コイル交換時のオペレータの作業工数も
削減することができ、またゴミ(廃棄する4゜ ウェブ)の量も減らすことができる。
削減することができ、またゴミ(廃棄する4゜ ウェブ)の量も減らすことができる。
第1図は本発明を用いたウェブ巻き戻し装置の概略図で
ある。 第2図は第1図のウェブ巻き戻し装置の作用を示すタイ
ミングチャート図である。 ウェブ 送出コイル 終端検出器 パスローラ 張力検出器 巻厚検出器 ニップローラ ニップ装置 ブレーキ装置。 手続補正書 平成 1年 2月2日
ある。 第2図は第1図のウェブ巻き戻し装置の作用を示すタイ
ミングチャート図である。 ウェブ 送出コイル 終端検出器 パスローラ 張力検出器 巻厚検出器 ニップローラ ニップ装置 ブレーキ装置。 手続補正書 平成 1年 2月2日
Claims (2)
- (1)所定の張力を維持しながら送出コイルからウェブ
を巻き戻す方法において、 前記送出コイルに残存するウェブが所定の巻数まで減少
したときには、送出コイルから巻き戻されたウェブをニ
ップローラとパスローラとの間に挟み、少なくともこれ
らのいずれかのローラに回転負荷を与えることによって
ウェブの終端が巻き戻し軸を離れてもウェブの搬送ライ
ンに対して一定の張力を維持させるようにしたことを特
徴とするウェブ巻き戻し方法。 - (2)ウェブの搬送ラインに対して張力を維持しながら
ウェブを巻き戻す送出コイルと、この送出コイルに残存
するウェブが所定値に達したときに制御信号を出力する
検出器と、前記制御信号によって作動し、送出コイルか
ら巻き戻されたウェブをパスローラとの間に挟むニップ
ローラと、前記パスローラもしくはニップローラの少な
くともいずれかの回転に抵抗を与える負荷供給手段とか
らなることを特徴とするウェブ巻き戻し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20212888A JPH0252845A (ja) | 1988-08-13 | 1988-08-13 | ウエブ巻き戻し方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20212888A JPH0252845A (ja) | 1988-08-13 | 1988-08-13 | ウエブ巻き戻し方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0252845A true JPH0252845A (ja) | 1990-02-22 |
Family
ID=16452429
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20212888A Pending JPH0252845A (ja) | 1988-08-13 | 1988-08-13 | ウエブ巻き戻し方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0252845A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5098029A (en) * | 1990-06-01 | 1992-03-24 | Eastman Kodak Company | Apparatus and method for minimizing web cinching during unwinding of rolls of web materials of indeterminate length |
-
1988
- 1988-08-13 JP JP20212888A patent/JPH0252845A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5098029A (en) * | 1990-06-01 | 1992-03-24 | Eastman Kodak Company | Apparatus and method for minimizing web cinching during unwinding of rolls of web materials of indeterminate length |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2825457B2 (ja) | シート材の巻取装置 | |
EP0521159B1 (en) | Automatic web-joining system | |
JPH10501785A (ja) | ウェブ材料のリールの自動交換装置およびその方法 | |
TWI477431B (zh) | 搬送裝置、印刷裝置及搬送方法 | |
US5141484A (en) | Sheet curls reformer | |
JPH0252845A (ja) | ウエブ巻き戻し方法及び装置 | |
JP2604334B2 (ja) | ウエブ加工機 | |
JP2873763B2 (ja) | 継目位置制御装置 | |
JP2930816B2 (ja) | 薄板の送り装置 | |
JP2001063883A (ja) | シートロール体の製造方法 | |
JPH0532372A (ja) | 張力制御機構付き保護フイルムラミネータ装置 | |
JPS61273456A (ja) | シ−ト状物の巻取装置 | |
JPH0788576A (ja) | 薄板の送り装置 | |
JPS5964463A (ja) | 給紙装置 | |
JP2822027B2 (ja) | リワインダ装置の駆動方法 | |
JP2002248743A (ja) | 輪転印刷機のウェブ張力制御装置及びウェブ張力制御方法 | |
JP3110897B2 (ja) | 紙継ぎ制御装置 | |
JP2002068539A (ja) | シート状物の巻取制御方法及びその巻取機 | |
JPS5854888B2 (ja) | アツエンキノジドウセイギヨソウチ | |
JPS6042140B2 (ja) | ウエブの送出し張力制御方法 | |
JPH1045290A (ja) | ウェブ自動継ぎ装置 | |
JP3283353B2 (ja) | 紙継ぎ制御方法及びその装置 | |
JP3276279B2 (ja) | ピンチロールの制御装置 | |
JP2935922B2 (ja) | 丁合装置における紙つなぎ装置 | |
JPH06182438A (ja) | 鋼帯の搬送速度制御方法 |