JPH0251168B2 - - Google Patents
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- JPH0251168B2 JPH0251168B2 JP15549781A JP15549781A JPH0251168B2 JP H0251168 B2 JPH0251168 B2 JP H0251168B2 JP 15549781 A JP15549781 A JP 15549781A JP 15549781 A JP15549781 A JP 15549781A JP H0251168 B2 JPH0251168 B2 JP H0251168B2
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- Japan
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- lever
- plate
- spring
- set plate
- shutter
- Prior art date
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- Expired
Links
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B3/00—Focusing arrangements of general interest for cameras, projectors or printers
- G03B3/10—Power-operated focusing
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Focusing (AREA)
- Shutters For Cameras (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、自動焦点調節装置を備えたカメラに
関するものである。
関するものである。
従来の自動焦点調節装置を備えたカメラは、
AF(自動焦点調節)セツト板のセツトにより釈放
型電磁石と鉄片に離反力を付与するバネをチヤー
ジしているが、通常撮影時はAF前走部材が先に
走り、その最終領域でAF決定部材を係止してい
る係止レバーを解除させてAF決定を行い、又フ
オーカスロツク使用時はAF決定部材を先に走ら
せてレリーズ寸前に一旦止め、その後のレリーズ
でAF前走部材を走らせてAF決定部材の解除を解
く方式をとつていたため、作動部材が非常に多く
セツトの順序関係も非常に複雑となり、そのため
セツト力量を増大するという欠点があつた。
AF(自動焦点調節)セツト板のセツトにより釈放
型電磁石と鉄片に離反力を付与するバネをチヤー
ジしているが、通常撮影時はAF前走部材が先に
走り、その最終領域でAF決定部材を係止してい
る係止レバーを解除させてAF決定を行い、又フ
オーカスロツク使用時はAF決定部材を先に走ら
せてレリーズ寸前に一旦止め、その後のレリーズ
でAF前走部材を走らせてAF決定部材の解除を解
く方式をとつていたため、作動部材が非常に多く
セツトの順序関係も非常に複雑となり、そのため
セツト力量を増大するという欠点があつた。
本発明は、上記問題点に鑑み、AFセツト板が
セツトされる時釈放型電磁石と鉄片に離反力を与
えるバネをAFセツト板でチヤージして行き、そ
の最終領域で該バネを係止部材で一旦係止するよ
うにすることにより、通常撮影時もフオーカスロ
ツク撮影時も離反力を常に一定にして行えるよう
にして、機構の簡素化及び部品点数の削減を実現
し、セツト力量の増大を防止するようにした自動
焦点調節装置を備えたカメラを提供せんとするも
のであるが、以下図示した一実施例に基づきこれ
を説明すれば、第1図及び第3図はセツト状態に
おける正面図及び裏面側の部材配置を示してお
り、1は露出開口1aと二つのスロツト1b,1
cと折曲部1dとが設けられたシヤツタプレー
ト、2,2はシヤツタプレート1の裏面のほぼ対
称位置に枢着され且つスロツト2a,2aが夫々
設けられた一対の露出羽根、3はシヤツタプレー
ト1上に枢着されていてその両端に植設され且つ
スロツト1b,1cを夫々貫通するピン3a,3
bを介して露出羽根2,2と連結されていると共
に一端にピン3cが植設され且つ突部3dが設け
られ他端に折曲部3eが設けられた開閉レバー、
4は開閉レバー3のピン3cと後述のセツト板6
の折曲部6aとの間に掛けられていて開閉レバー
3の開力源兼閉力源として作用するバネ、5はシ
ヤツタプレート1上に枢着された扇形歯車及び他
の歯車から成り且つ該扇形歯車に植設されたピン
5aが開閉レバー3の突出部3dに当接していて
開閉レバー3の右旋特性即ち露出羽根2,2の開
口立上り特性を制御する遅延装置、5′は遅延装
置5の扇形歯車を右旋習性を付与しているバネ、
6はシヤツタプレート1上に左右方向に摺動可動
に配設されていて一端に折曲部6aが他端にフツ
ク部6b及び折曲部6cとプレート1の裏面側ま
で延びている折曲部6dとが設けられたシヤツタ
セツト板、7はセツト板6上に枢着されていて一
端に開閉レバー3の折曲部3eと係合する凹部7
aが他端に腕部7bが夫々設けられた駆動レバ
ー、8は駆動レバー7とセツト板6との間に掛け
られていて駆動レバー7に右旋習性を付与してい
るバネ、9はシヤツタプレート1上に枢着されて
いて一端に腕部9aが設けられていると共に他端
に駆動レバー7の腕部7bと当接するピン9bが
植設され且つ鉄片9cが枢着された鉄片レバー、
10は鉄片レバー9とシヤツタプレート1との間
に掛けられていて鉄片レバー9に右旋習性を付与
しているバネ、11はシヤツタプレート1上に配
設されていて通電時に鉄片レバー9の鉄片9cを
吸引保持する閉じ制御用電磁石、12はシヤツタ
プレート1上に枢着されていて一端にフツク部1
2a及びカム面12bが設けられ且つ他端に鉄片
レバー9の腕部9aと当接する腕部12cが設け
られたホールドレバー、13はホールドレバー1
2と同軸的にシヤツタプレート1上に枢着されて
いて一端にホールドレバー12のカム面12cに
当接する折曲部13aが設けられ且つ他端側の縁
部に後述のチヤージバネと係合し得るフツク部1
3bが設けられたチヤージバネ係止レバー、14
はホールドレバー12とチヤージバネ係止レバー
13との間に掛けられていてホールドレバー12
には右旋習性をチヤージバネ係止レバー13には
左旋習性を夫々付与しているバネ、15はシヤツ
タプレート1上に枢着されていて先端部にホール
ドレバー12のフツク部12aと係合する15a
が中途部にスロツト15bが設けられたホールド
係止レバー、16はシヤツタプレート1の裏面に
枢着されていて一端にホールド係止レバー15の
スロツト15bに滑合するピン16aが植設され
他端に腕部16bが設けられ更に中途部突出端に
折曲部16cと腕部16dが設けられたスタート
レリーズレバー、16′はスタートレリーズレバ
ー16に左旋習性を付与しているバネ、17はシ
ヤツタプレート1上に枢着されていて一端にセツ
ト板6のフツク部6bと係合する折曲部17aが
設けられ且つ他端にプレート1の裏面側に延びて
いる折曲部17bが設けられたレリーズレバー、
18はレリーズレバー17とセツト板6との間に
掛けられていてレリーズレバー17の左旋習性を
付与しているバネである。
セツトされる時釈放型電磁石と鉄片に離反力を与
えるバネをAFセツト板でチヤージして行き、そ
の最終領域で該バネを係止部材で一旦係止するよ
うにすることにより、通常撮影時もフオーカスロ
ツク撮影時も離反力を常に一定にして行えるよう
にして、機構の簡素化及び部品点数の削減を実現
し、セツト力量の増大を防止するようにした自動
焦点調節装置を備えたカメラを提供せんとするも
のであるが、以下図示した一実施例に基づきこれ
を説明すれば、第1図及び第3図はセツト状態に
おける正面図及び裏面側の部材配置を示してお
り、1は露出開口1aと二つのスロツト1b,1
cと折曲部1dとが設けられたシヤツタプレー
ト、2,2はシヤツタプレート1の裏面のほぼ対
称位置に枢着され且つスロツト2a,2aが夫々
設けられた一対の露出羽根、3はシヤツタプレー
ト1上に枢着されていてその両端に植設され且つ
スロツト1b,1cを夫々貫通するピン3a,3
bを介して露出羽根2,2と連結されていると共
に一端にピン3cが植設され且つ突部3dが設け
られ他端に折曲部3eが設けられた開閉レバー、
4は開閉レバー3のピン3cと後述のセツト板6
の折曲部6aとの間に掛けられていて開閉レバー
3の開力源兼閉力源として作用するバネ、5はシ
ヤツタプレート1上に枢着された扇形歯車及び他
の歯車から成り且つ該扇形歯車に植設されたピン
5aが開閉レバー3の突出部3dに当接していて
開閉レバー3の右旋特性即ち露出羽根2,2の開
口立上り特性を制御する遅延装置、5′は遅延装
置5の扇形歯車を右旋習性を付与しているバネ、
6はシヤツタプレート1上に左右方向に摺動可動
に配設されていて一端に折曲部6aが他端にフツ
ク部6b及び折曲部6cとプレート1の裏面側ま
で延びている折曲部6dとが設けられたシヤツタ
セツト板、7はセツト板6上に枢着されていて一
端に開閉レバー3の折曲部3eと係合する凹部7
aが他端に腕部7bが夫々設けられた駆動レバ
ー、8は駆動レバー7とセツト板6との間に掛け
られていて駆動レバー7に右旋習性を付与してい
るバネ、9はシヤツタプレート1上に枢着されて
いて一端に腕部9aが設けられていると共に他端
に駆動レバー7の腕部7bと当接するピン9bが
植設され且つ鉄片9cが枢着された鉄片レバー、
10は鉄片レバー9とシヤツタプレート1との間
に掛けられていて鉄片レバー9に右旋習性を付与
しているバネ、11はシヤツタプレート1上に配
設されていて通電時に鉄片レバー9の鉄片9cを
吸引保持する閉じ制御用電磁石、12はシヤツタ
プレート1上に枢着されていて一端にフツク部1
2a及びカム面12bが設けられ且つ他端に鉄片
レバー9の腕部9aと当接する腕部12cが設け
られたホールドレバー、13はホールドレバー1
2と同軸的にシヤツタプレート1上に枢着されて
いて一端にホールドレバー12のカム面12cに
当接する折曲部13aが設けられ且つ他端側の縁
部に後述のチヤージバネと係合し得るフツク部1
3bが設けられたチヤージバネ係止レバー、14
はホールドレバー12とチヤージバネ係止レバー
13との間に掛けられていてホールドレバー12
には右旋習性をチヤージバネ係止レバー13には
左旋習性を夫々付与しているバネ、15はシヤツ
タプレート1上に枢着されていて先端部にホール
ドレバー12のフツク部12aと係合する15a
が中途部にスロツト15bが設けられたホールド
係止レバー、16はシヤツタプレート1の裏面に
枢着されていて一端にホールド係止レバー15の
スロツト15bに滑合するピン16aが植設され
他端に腕部16bが設けられ更に中途部突出端に
折曲部16cと腕部16dが設けられたスタート
レリーズレバー、16′はスタートレリーズレバ
ー16に左旋習性を付与しているバネ、17はシ
ヤツタプレート1上に枢着されていて一端にセツ
ト板6のフツク部6bと係合する折曲部17aが
設けられ且つ他端にプレート1の裏面側に延びて
いる折曲部17bが設けられたレリーズレバー、
18はレリーズレバー17とセツト板6との間に
掛けられていてレリーズレバー17の左旋習性を
付与しているバネである。
第2図はセツト状態における平面図を示してお
り、19はプレート1の折曲部1d上に枢着され
ていて一端にスタートレリーズレバー16の折曲
部16bと係合し得る腕部19aが設けられた他
端にフオーク部19bが設けられた中間レバー、
20は中間レバー19と折曲部1dとの間に掛け
られていて中間レバー19に左旋習性を付与して
いるバネ、21は折曲部1dの下面に枢着されて
いて一端に折曲部21a及び21bが設けられ且
つ他端に折曲部21cが設けられていると共に中
途部突出端に中間レバー19のフオーク部19b
と係合するピン21dが植設されたスタート鉄片
レバー、22はスタート鉄片レバー21の折曲部
21aに固着された鉄片、23は一端がスタート
鉄片レバー21のピン21bに掛けられ且つ他端
がチヤージバネ係止レバー13のフツク部13b
に係止されていてスタート鉄片レバー21に左旋
習性を付与しているチヤージバネ、24は折曲部
1dの下面に配設され且つコイルが巻回された永
久磁石が内蔵されていて非通電時は鉄片22を吸
着しているがパルス等の通電により反磁界が加え
られると鉄片22を釈放するスタート用電磁石で
ある。
り、19はプレート1の折曲部1d上に枢着され
ていて一端にスタートレリーズレバー16の折曲
部16bと係合し得る腕部19aが設けられた他
端にフオーク部19bが設けられた中間レバー、
20は中間レバー19と折曲部1dとの間に掛け
られていて中間レバー19に左旋習性を付与して
いるバネ、21は折曲部1dの下面に枢着されて
いて一端に折曲部21a及び21bが設けられ且
つ他端に折曲部21cが設けられていると共に中
途部突出端に中間レバー19のフオーク部19b
と係合するピン21dが植設されたスタート鉄片
レバー、22はスタート鉄片レバー21の折曲部
21aに固着された鉄片、23は一端がスタート
鉄片レバー21のピン21bに掛けられ且つ他端
がチヤージバネ係止レバー13のフツク部13b
に係止されていてスタート鉄片レバー21に左旋
習性を付与しているチヤージバネ、24は折曲部
1dの下面に配設され且つコイルが巻回された永
久磁石が内蔵されていて非通電時は鉄片22を吸
着しているがパルス等の通電により反磁界が加え
られると鉄片22を釈放するスタート用電磁石で
ある。
第3図において、25はシヤツタプレート1の
裏面に枢着されていて一端にスタートレリーズレ
バー16の折曲部16cに当接する腕部25aが
設けられ且つ他端に折曲部25bが設けられた
AF板ロツクレバー、26はAF板ロツクレバー2
5とプレート1との間に掛けられていてAF板ロ
ツクレバー25に右旋習性を付与しているバネ、
27はプレート1の裏面にピン・スロツト結合に
より上下摺動可能兼回動可能に装着されていて先
端部にカム面27aが設けられ且つ中途部にAF
板ロツクレバー25の折曲部25bと係合し得る
エツヂ部27bが設けられたフオーカスレバー、
28はフオーカスレバー27とプレート1との間
に掛けられていてフオーカスレバー27に右旋習
性を付与しているバネ、29はプレート1の裏面
に植設されていてフオーカスレバー27のカム面
27aを摺接するピン、30はプレート1の裏面
上に左右方向に摺動可能に配設されていて一端に
AF板ロツクレバー25の折曲部25bと係合す
るフツク部30aとスタートレリーズレバー16
の腕部16dと当接し得る折曲部30bが設けら
れ且つピン30cが植設されていると共に中途部
にホールドレバー12のカム面12bと当接し得
るピン30dが植設され且つチヤージバネ23と
係合し得るフツク部30eとレリーズレバー17
の折曲部17bに当接し得る端面30fと他の突
出部30gとが設けられ更に他端にシヤツタセツ
ト板6の折曲部6dと当接し得る突出部30hと
が設けられたAFセツト板、31はAFセツト板3
0とプレート1との間に張架されていてAFセツ
ト板30に右方移動習性を付与しているAFセツ
ト板バネ、32はシヤツタプレート1上に枢着さ
れた扇形歯車及び他の歯車等から成り且つ該扇形
歯車に設けられたフオーク部32aがAFセツト
板30のピン30cと滑合していてAFセツト板
30の右方向移動特性即ち距離選定用遅延時間を
制御する遅延ガバナー、33は光軸を中心にして
回転可能に配設されていてAFセツト板30の突
出部30gと当接するピン33aが植設され且つ
外周部にラツク33bが設けられたフオーカスリ
ング、34はフオーカスリング33に右旋習性を
付与しているバネ、35はプレート1の裏面上に
配設されたラチツトギヤ、ラチツト、AF電磁石
から成り且つ該ラチツトギヤがフオーカスリング
33のラツク33bと噛合していてAF信号によ
り距離が選定されるとフオーカスリング33をラ
ツチするラツチ機構、36はフイルム自動巻き上
げ機構と連動して回転し得ると共に表面の180゜対
称位置にAFセツト板30の突出部30hと係合
し得る一対のピン36a,36aが植設された円
板である。
裏面に枢着されていて一端にスタートレリーズレ
バー16の折曲部16cに当接する腕部25aが
設けられ且つ他端に折曲部25bが設けられた
AF板ロツクレバー、26はAF板ロツクレバー2
5とプレート1との間に掛けられていてAF板ロ
ツクレバー25に右旋習性を付与しているバネ、
27はプレート1の裏面にピン・スロツト結合に
より上下摺動可能兼回動可能に装着されていて先
端部にカム面27aが設けられ且つ中途部にAF
板ロツクレバー25の折曲部25bと係合し得る
エツヂ部27bが設けられたフオーカスレバー、
28はフオーカスレバー27とプレート1との間
に掛けられていてフオーカスレバー27に右旋習
性を付与しているバネ、29はプレート1の裏面
に植設されていてフオーカスレバー27のカム面
27aを摺接するピン、30はプレート1の裏面
上に左右方向に摺動可能に配設されていて一端に
AF板ロツクレバー25の折曲部25bと係合す
るフツク部30aとスタートレリーズレバー16
の腕部16dと当接し得る折曲部30bが設けら
れ且つピン30cが植設されていると共に中途部
にホールドレバー12のカム面12bと当接し得
るピン30dが植設され且つチヤージバネ23と
係合し得るフツク部30eとレリーズレバー17
の折曲部17bに当接し得る端面30fと他の突
出部30gとが設けられ更に他端にシヤツタセツ
ト板6の折曲部6dと当接し得る突出部30hと
が設けられたAFセツト板、31はAFセツト板3
0とプレート1との間に張架されていてAFセツ
ト板30に右方移動習性を付与しているAFセツ
ト板バネ、32はシヤツタプレート1上に枢着さ
れた扇形歯車及び他の歯車等から成り且つ該扇形
歯車に設けられたフオーク部32aがAFセツト
板30のピン30cと滑合していてAFセツト板
30の右方向移動特性即ち距離選定用遅延時間を
制御する遅延ガバナー、33は光軸を中心にして
回転可能に配設されていてAFセツト板30の突
出部30gと当接するピン33aが植設され且つ
外周部にラツク33bが設けられたフオーカスリ
ング、34はフオーカスリング33に右旋習性を
付与しているバネ、35はプレート1の裏面上に
配設されたラチツトギヤ、ラチツト、AF電磁石
から成り且つ該ラチツトギヤがフオーカスリング
33のラツク33bと噛合していてAF信号によ
り距離が選定されるとフオーカスリング33をラ
ツチするラツチ機構、36はフイルム自動巻き上
げ機構と連動して回転し得ると共に表面の180゜対
称位置にAFセツト板30の突出部30hと係合
し得る一対のピン36a,36aが植設された円
板である。
SW1は開閉レバー3のピン3cにより作動せし
められるトリガースイツチ、SW2は鉄片レバー9
により図示しない部材を介して作動せしめられる
フラツシユ用スイツチ、SW3はシヤツタセツト板
6の折曲部6cによつて作動せしめられるフイル
ム巻き上げ用切換スイツチである。
められるトリガースイツチ、SW2は鉄片レバー9
により図示しない部材を介して作動せしめられる
フラツシユ用スイツチ、SW3はシヤツタセツト板
6の折曲部6cによつて作動せしめられるフイル
ム巻き上げ用切換スイツチである。
第4図はフイルム巻き上げ兼シヤツタセツト用
の電気回路を示しており、Mはフイルム巻き上げ
用モータ、SW4は上記円板の1/2回転毎に切換え
られる切換スイツチ、Eは電源である。
の電気回路を示しており、Mはフイルム巻き上げ
用モータ、SW4は上記円板の1/2回転毎に切換え
られる切換スイツチ、Eは電源である。
本発明によるカメラは上述の如く構成されてい
るから、通常撮影について説明すれば、シヤツタ
釦を押すと図示しない第一スイツチがONとな
り、警告表示及びバツテリ検出等を行い、第一の
ストロークの状態で電源Eが規定電圧以上であれ
ば、その先の状態に進む準備が整う。次に図示し
ない第二ストロークに入つて第二スイツチがON
になると、パワートランジスタによつて電源Eが
ラツチされ、これと同時にCR発振回路から構成
される分周期によつてスタート用電磁石24にパ
ルスがある時間(スタート用電磁石24のコイル
の立上りに十分な時間)が与えられる。このパル
ス信号によつてスタート用電磁石24に反磁界が
生じ、この磁束によつてスタート用電磁石24の
吸引力が失われるので、それまで吸着されていた
スタート鉄片レバー21はチヤージバネ23によ
り第2図において急速に左旋せしめられる。する
と、中間レバー19はバネ20に抗して右旋して
その腕部19aでスタートレリーズレバー16の
腕部16bをたたき、スタートレリーズレバー1
6をバネ16′に抗して第3図において右旋せし
める。スタートレリーズレバー16の折曲部16
cはAF板ロツクレバー25の腕部25aを押動
して該AF板ロツクレバー25をバネ26に抗し
て左旋せしめる。すると、AF板ロツクレバー2
5の折曲部25bがAFセツト板30のフツク部
30aが外れるので、AFセツト板30は遅延ガ
バナー32の作用を受けながらバネ31によつて
右方向に移動せしめられる。この時、スタートレ
リーズレバー16のピン16aを介してホールド
係止レバー15が第1図において左旋せしめら
れ、これによつてホールド係止レバー15のフツ
ク部15aがホールドレバー12のフツク部12
aが外れるので、ホールドレバー12はバネ14
により右旋しようとするが、閉じ制御用鉄片レバ
ー9の鉄片9cが閉じ制御用電磁石11に吸引保
持されているため、ホールドレバー12の腕部1
2cが鉄片レバー9の腕部に当接したままでその
回動が阻止されている。従つて、鉄片レバー9に
は電磁石11から離れようとする力が作用してい
る。又、ホールドレバー12の右旋が阻止されて
いることからチヤージバネ係止レバー13も右旋
せず、従つてAFセツト板30の右方向移動によ
り一旦解放されたチヤージバネ23は直ちに係止
レバー13のフツク部13bにより係止され、そ
のバネ力は消失しない。次に、AFセツト板30
が更に右方向に移動し、これにフオーカスリング
33が追従回動して近→∞又は∞→近の距離選定
が行われる。この後、AFセツト板30の端面3
0fがレリーズレバー17の折曲部17bを押動
(第3図)してレリーズレバー17をバネ18に
抗して右旋せしめるので、その折曲部17aがセ
ツト板6のフツク部6bから外え、セツト板6は
バネ4によつて右方向に移動し始める。セツト板
6が右方向移動を開始すると、駆動レバー7の凹
部7aが開閉レバー3の折曲部3eを押動し、こ
れによつて開閉レバー3が遅延装置5の作用を受
けながら右旋し始めるので、露出羽根2,2が露
出開口1aを除々に開き始める。一方、開閉レバ
ー3の右旋によりピン3cがトリガースイツチ
SW1から離れるのでトリガースイツチSW1は
OFFとなり、被写体光に適した光電源が受光素
子を通して時定用コンデンサーに充電を開始して
行く。そして、被写体輝度に見合つた適正露出
後、閉じ制御用電磁石11への電流が断たれるの
で、該電磁石11は吸引力を失つて閉じ制御用鉄
片レバー9cを釈放する。従つて、閉じ制御用鉄
片レバー9はホールドレバー12のバネ力源即ち
バネ14によつてバネ10に抗して左旋する。こ
の時、チヤージ係止レバー13も右旋してそのフ
ツク部13bがチヤージバネ23から外れ、係止
が解かれたチヤージバネ23は第2図右方向に復
元してAFセツト板30のフツク部30eに係止
される。一方、閉じ制御鉄片レバー9の左旋によ
りそのピン9bが駆動レバー7の腕部7bを押動
するので、駆動レバー7がバネ8に抗して左旋さ
れ、その凹部7aが開閉レバー3の折曲部3eか
ら外れる。従つて、開閉レバー3がバネ4により
左旋せしめられるので、露出羽根2,2が露出開
口1aをその途中から閉じ、これによつて露出が
終了する。尚、長時間露出時には開閉レバー3が
全ストローク作動して全開状態を保ち(一旦停止
保持)、閉じ制御用電磁石11が作動すると駆動
レバー7の凹部7aが折曲部3eから外れること
によりセツト板6から縁切りされて駆動レバー3
は左旋するが、セツト板6は更に右方向に残りの
ストローク分だけ移動し定位置に戻つて停止す
る。このことは、セツト板6から露出終了信号
(モーター巻き上げ信号等)を取る場合に露出に
影響を及ぼさないので非常に有効な方法である。
るから、通常撮影について説明すれば、シヤツタ
釦を押すと図示しない第一スイツチがONとな
り、警告表示及びバツテリ検出等を行い、第一の
ストロークの状態で電源Eが規定電圧以上であれ
ば、その先の状態に進む準備が整う。次に図示し
ない第二ストロークに入つて第二スイツチがON
になると、パワートランジスタによつて電源Eが
ラツチされ、これと同時にCR発振回路から構成
される分周期によつてスタート用電磁石24にパ
ルスがある時間(スタート用電磁石24のコイル
の立上りに十分な時間)が与えられる。このパル
ス信号によつてスタート用電磁石24に反磁界が
生じ、この磁束によつてスタート用電磁石24の
吸引力が失われるので、それまで吸着されていた
スタート鉄片レバー21はチヤージバネ23によ
り第2図において急速に左旋せしめられる。する
と、中間レバー19はバネ20に抗して右旋して
その腕部19aでスタートレリーズレバー16の
腕部16bをたたき、スタートレリーズレバー1
6をバネ16′に抗して第3図において右旋せし
める。スタートレリーズレバー16の折曲部16
cはAF板ロツクレバー25の腕部25aを押動
して該AF板ロツクレバー25をバネ26に抗し
て左旋せしめる。すると、AF板ロツクレバー2
5の折曲部25bがAFセツト板30のフツク部
30aが外れるので、AFセツト板30は遅延ガ
バナー32の作用を受けながらバネ31によつて
右方向に移動せしめられる。この時、スタートレ
リーズレバー16のピン16aを介してホールド
係止レバー15が第1図において左旋せしめら
れ、これによつてホールド係止レバー15のフツ
ク部15aがホールドレバー12のフツク部12
aが外れるので、ホールドレバー12はバネ14
により右旋しようとするが、閉じ制御用鉄片レバ
ー9の鉄片9cが閉じ制御用電磁石11に吸引保
持されているため、ホールドレバー12の腕部1
2cが鉄片レバー9の腕部に当接したままでその
回動が阻止されている。従つて、鉄片レバー9に
は電磁石11から離れようとする力が作用してい
る。又、ホールドレバー12の右旋が阻止されて
いることからチヤージバネ係止レバー13も右旋
せず、従つてAFセツト板30の右方向移動によ
り一旦解放されたチヤージバネ23は直ちに係止
レバー13のフツク部13bにより係止され、そ
のバネ力は消失しない。次に、AFセツト板30
が更に右方向に移動し、これにフオーカスリング
33が追従回動して近→∞又は∞→近の距離選定
が行われる。この後、AFセツト板30の端面3
0fがレリーズレバー17の折曲部17bを押動
(第3図)してレリーズレバー17をバネ18に
抗して右旋せしめるので、その折曲部17aがセ
ツト板6のフツク部6bから外え、セツト板6は
バネ4によつて右方向に移動し始める。セツト板
6が右方向移動を開始すると、駆動レバー7の凹
部7aが開閉レバー3の折曲部3eを押動し、こ
れによつて開閉レバー3が遅延装置5の作用を受
けながら右旋し始めるので、露出羽根2,2が露
出開口1aを除々に開き始める。一方、開閉レバ
ー3の右旋によりピン3cがトリガースイツチ
SW1から離れるのでトリガースイツチSW1は
OFFとなり、被写体光に適した光電源が受光素
子を通して時定用コンデンサーに充電を開始して
行く。そして、被写体輝度に見合つた適正露出
後、閉じ制御用電磁石11への電流が断たれるの
で、該電磁石11は吸引力を失つて閉じ制御用鉄
片レバー9cを釈放する。従つて、閉じ制御用鉄
片レバー9はホールドレバー12のバネ力源即ち
バネ14によつてバネ10に抗して左旋する。こ
の時、チヤージ係止レバー13も右旋してそのフ
ツク部13bがチヤージバネ23から外れ、係止
が解かれたチヤージバネ23は第2図右方向に復
元してAFセツト板30のフツク部30eに係止
される。一方、閉じ制御鉄片レバー9の左旋によ
りそのピン9bが駆動レバー7の腕部7bを押動
するので、駆動レバー7がバネ8に抗して左旋さ
れ、その凹部7aが開閉レバー3の折曲部3eか
ら外れる。従つて、開閉レバー3がバネ4により
左旋せしめられるので、露出羽根2,2が露出開
口1aをその途中から閉じ、これによつて露出が
終了する。尚、長時間露出時には開閉レバー3が
全ストローク作動して全開状態を保ち(一旦停止
保持)、閉じ制御用電磁石11が作動すると駆動
レバー7の凹部7aが折曲部3eから外れること
によりセツト板6から縁切りされて駆動レバー3
は左旋するが、セツト板6は更に右方向に残りの
ストローク分だけ移動し定位置に戻つて停止す
る。このことは、セツト板6から露出終了信号
(モーター巻き上げ信号等)を取る場合に露出に
影響を及ぼさないので非常に有効な方法である。
次に、フイルム巻き上げ動作及びシヤツタセツ
ト動作について説明すれば、まずセツト動作以前
に、スタート鉄片レバー21は、チヤージバネ2
3の一端がチヤージバネ係止レバー13のフツク
部13bから解放された時該鉄片レバー21の折
曲部21cまで移動していてほとんどチヤージ力
を失つているので、中間レバー19のバネ力源即
ちバネ20により右旋せしめられてセツト位置に
戻され、鉄片22が非通電状態にあるスタート用
電磁石24(内蔵された永久磁石の磁力により)
に吸着せしめられている。さて、上述の如くセツ
ト板6が第1図において右端に移動すると、その
折曲部6cがフイルム巻き上げ用切換スイツチ
SW3を第4図において端子AからBに切換える。
すると、フイルム巻き上げモータMが回転してフ
イルム巻き上げが行われると共に、円板36が第
3図において右旋してそのピン36aがAFセツ
ト板30の突出部30hを押動する。従つて、
AFセツト板30はAFセツト板バネ31をチヤー
ジしながら第3図左方向に移動せしめられ、この
あるストローク分において突出部30hがシヤツ
タセツト板6の折曲部6dを押動するのでシヤツ
タセツト板6もまたバネ4をチヤージしながら第
1図左方向に移動せしめられる。尚、シヤツタセ
ツト板6の左方向移動により切換スイツチSW3が
端子BからAに切換えられるが、円板36の回転
により第4図において切換スイツチSW4が端子D
からCに切換えられるのでモータMの回転は持続
され、従つてAFセツト板30及びシヤツタセツ
ト板6の左方向移動は持続される。又、この時
AFセツト板30のピン30dがホールドレバー
12のカム面12bを押動してホールドレバー1
2を左旋せしめるので、その力源即ちバネ14は
チヤージされる。一方、これに伴い鉄片レバー9
はバネ10によつて右旋せしめられ、その鉄片9
cが閉じ制御用電磁石11に接触して密着状態が
保たれる。又、これと同時に、ホールドレバー1
2のフツク部12aが既に復元しているホールド
係止レバー15のフツク部15aに係合する。
又、シヤツタセツト板6もそのフツク部6bがシ
ヤツタレリーズレバー17の折曲部17aに係止
される。又、AFセツト板30もそのフツク部3
0aがAF板ロツクレバー25の折曲部25bに
係止される。一方、AFセツト板30の左方向へ
の移動時において、チヤージバネ23はその一端
がフツク部30eに押動されて左方向に移動し、
チヤージバネ係止レバー13の斜面を押して右旋
させ、そのフツク部13bに落ち込んだ状態とな
つてチヤージ状態となる。尚、この時チヤージバ
ネ23はまだAFセツト板30のフツク部30e
に係合している。従つて、スタート鉄片レバー2
1には第2図において左旋力が付与される。かく
して、シヤツタセツトが終了するが、この時円板
36は1/2回転しており、この時点で第4図にお
いて切換えスイツチSW4端子CからDに切換えら
れるので、モータMは給電が断たれると共に両端
が短絡されて急停止する。以上の動作において、
セツト板6の最終動作領域(既にシヤツタの開閉
動作は終了している。)でモータMのスイツチが
入るようにしているので、誤動作が生じない。
又、シヤツタ釦を押したままの状態でもシヤツタ
開閉動作が終了すればフイルムの巻き上げ及びシ
ヤツタセツトが可能となるので、従来のシヤツタ
釦の戻り工程でスイツチを切換える方式のカメラ
に比べて連動スイツチが少なくなり且つレリーズ
ストロークも小さくなり更に速写性にも優れてい
る。
ト動作について説明すれば、まずセツト動作以前
に、スタート鉄片レバー21は、チヤージバネ2
3の一端がチヤージバネ係止レバー13のフツク
部13bから解放された時該鉄片レバー21の折
曲部21cまで移動していてほとんどチヤージ力
を失つているので、中間レバー19のバネ力源即
ちバネ20により右旋せしめられてセツト位置に
戻され、鉄片22が非通電状態にあるスタート用
電磁石24(内蔵された永久磁石の磁力により)
に吸着せしめられている。さて、上述の如くセツ
ト板6が第1図において右端に移動すると、その
折曲部6cがフイルム巻き上げ用切換スイツチ
SW3を第4図において端子AからBに切換える。
すると、フイルム巻き上げモータMが回転してフ
イルム巻き上げが行われると共に、円板36が第
3図において右旋してそのピン36aがAFセツ
ト板30の突出部30hを押動する。従つて、
AFセツト板30はAFセツト板バネ31をチヤー
ジしながら第3図左方向に移動せしめられ、この
あるストローク分において突出部30hがシヤツ
タセツト板6の折曲部6dを押動するのでシヤツ
タセツト板6もまたバネ4をチヤージしながら第
1図左方向に移動せしめられる。尚、シヤツタセ
ツト板6の左方向移動により切換スイツチSW3が
端子BからAに切換えられるが、円板36の回転
により第4図において切換スイツチSW4が端子D
からCに切換えられるのでモータMの回転は持続
され、従つてAFセツト板30及びシヤツタセツ
ト板6の左方向移動は持続される。又、この時
AFセツト板30のピン30dがホールドレバー
12のカム面12bを押動してホールドレバー1
2を左旋せしめるので、その力源即ちバネ14は
チヤージされる。一方、これに伴い鉄片レバー9
はバネ10によつて右旋せしめられ、その鉄片9
cが閉じ制御用電磁石11に接触して密着状態が
保たれる。又、これと同時に、ホールドレバー1
2のフツク部12aが既に復元しているホールド
係止レバー15のフツク部15aに係合する。
又、シヤツタセツト板6もそのフツク部6bがシ
ヤツタレリーズレバー17の折曲部17aに係止
される。又、AFセツト板30もそのフツク部3
0aがAF板ロツクレバー25の折曲部25bに
係止される。一方、AFセツト板30の左方向へ
の移動時において、チヤージバネ23はその一端
がフツク部30eに押動されて左方向に移動し、
チヤージバネ係止レバー13の斜面を押して右旋
させ、そのフツク部13bに落ち込んだ状態とな
つてチヤージ状態となる。尚、この時チヤージバ
ネ23はまだAFセツト板30のフツク部30e
に係合している。従つて、スタート鉄片レバー2
1には第2図において左旋力が付与される。かく
して、シヤツタセツトが終了するが、この時円板
36は1/2回転しており、この時点で第4図にお
いて切換えスイツチSW4端子CからDに切換えら
れるので、モータMは給電が断たれると共に両端
が短絡されて急停止する。以上の動作において、
セツト板6の最終動作領域(既にシヤツタの開閉
動作は終了している。)でモータMのスイツチが
入るようにしているので、誤動作が生じない。
又、シヤツタ釦を押したままの状態でもシヤツタ
開閉動作が終了すればフイルムの巻き上げ及びシ
ヤツタセツトが可能となるので、従来のシヤツタ
釦の戻り工程でスイツチを切換える方式のカメラ
に比べて連動スイツチが少なくなり且つレリーズ
ストロークも小さくなり更に速写性にも優れてい
る。
尚、上記切換えスイツチSW4の代りに、第5図
に示した如くモータMに連動するスライダーSと
導体パターンPとから構成された切換えスイツチ
SW4′を用いても良い。
に示した如くモータMに連動するスライダーSと
導体パターンPとから構成された切換えスイツチ
SW4′を用いても良い。
次に、セルフタイマー撮影について説明すれ
ば、セルフタイマーのスイツチをONにすると上
記第一及び第二スイツチが同時にONになつたこ
とになり、10秒間タイマーが働き、電源ラツチ回
路が作動してタイマー作動終了後スタート用電磁
石24にパルスが加えられ、この後は上述の通常
撮影と同様の動作が行われる。
ば、セルフタイマーのスイツチをONにすると上
記第一及び第二スイツチが同時にONになつたこ
とになり、10秒間タイマーが働き、電源ラツチ回
路が作動してタイマー作動終了後スタート用電磁
石24にパルスが加えられ、この後は上述の通常
撮影と同様の動作が行われる。
次に、フオーカスロツク撮影について説明すれ
ば、フオーカスレバー27を第3図下方に押し下
げると、そのエツヂ部27bがAF板ロツクレバ
ー25の折曲部25bを下方に押動するので、
AF板ロツクレバー25は左旋してその折曲部2
5bがAFセツト板30のフツク部30aから外
え、その結果AFセツト板30は遅延ガバナー3
2の作用を受けながらAFセツト板バネ31によ
り右方向に移動せしめられる。従つて、チヤージ
バネ23の一端は一旦係止が解かれるが直ちにチ
ヤージバネ係止レバー13のフツク部13bによ
つて係止されるので、チヤージバネ23のチヤー
ジ力は失われない。又、AFセツト板30の右方
向移動にフオーカスリング33が追従回動して近
→∞又は∞→近の距離選定が行われる。この後
AFセツト板30の折曲部30bがスタートレリ
ーズレバー16の腕部16dに係止され、AFセ
ツト板30の右方向移動はその端面30fがレリ
ーズレバー17の折曲部17bに当接する直前で
止められる。かくして、フオーカスレバー27を
押し下げると、距離選定だけが行われてシヤツタ
釦の第一ストロークの状態と同じになる。フオー
カスロツク使用はこの状態で終り、ピントの合わ
せられた被写体が好みの位置に来るようにカメラ
を移動させてシヤツタ釦を押すと、その後は通常
撮影かセルフタイマー撮影かによつて上記と同様
の撮影動作が行われる。
ば、フオーカスレバー27を第3図下方に押し下
げると、そのエツヂ部27bがAF板ロツクレバ
ー25の折曲部25bを下方に押動するので、
AF板ロツクレバー25は左旋してその折曲部2
5bがAFセツト板30のフツク部30aから外
え、その結果AFセツト板30は遅延ガバナー3
2の作用を受けながらAFセツト板バネ31によ
り右方向に移動せしめられる。従つて、チヤージ
バネ23の一端は一旦係止が解かれるが直ちにチ
ヤージバネ係止レバー13のフツク部13bによ
つて係止されるので、チヤージバネ23のチヤー
ジ力は失われない。又、AFセツト板30の右方
向移動にフオーカスリング33が追従回動して近
→∞又は∞→近の距離選定が行われる。この後
AFセツト板30の折曲部30bがスタートレリ
ーズレバー16の腕部16dに係止され、AFセ
ツト板30の右方向移動はその端面30fがレリ
ーズレバー17の折曲部17bに当接する直前で
止められる。かくして、フオーカスレバー27を
押し下げると、距離選定だけが行われてシヤツタ
釦の第一ストロークの状態と同じになる。フオー
カスロツク使用はこの状態で終り、ピントの合わ
せられた被写体が好みの位置に来るようにカメラ
を移動させてシヤツタ釦を押すと、その後は通常
撮影かセルフタイマー撮影かによつて上記と同様
の撮影動作が行われる。
上述の如く、本発明によるカメラは、AFセツ
ト板がセツトされる時釈放型電磁石と鉄片に離反
力を与えるチヤージバネをAFセツト板でチヤー
ジして行き、その最終領域で該チヤージバネを係
止部材一旦係止するようにしているので、通常撮
影時もフオーカスロツク撮影時も離反力を常に一
定にして行うことが出来、その結果機構の簡素化
及び部品点数の削減を現実し且つセツト力量の増
大も防止することが出来る。又、既にシヤツタの
開閉動作が終了している段階であるセツト板の最
終動作領域でフイルム巻き上げ用及びシヤツタセ
ツト用のスイツチが入るよう構成されているの
で、露出に悪撮影を及ぼすことがなく、又シヤツ
タ釦を押したままの状態でもフイルムの巻き上げ
及びシヤツタセツトが可能となり、その結果速写
性にも優れているという利点を有している。
ト板がセツトされる時釈放型電磁石と鉄片に離反
力を与えるチヤージバネをAFセツト板でチヤー
ジして行き、その最終領域で該チヤージバネを係
止部材一旦係止するようにしているので、通常撮
影時もフオーカスロツク撮影時も離反力を常に一
定にして行うことが出来、その結果機構の簡素化
及び部品点数の削減を現実し且つセツト力量の増
大も防止することが出来る。又、既にシヤツタの
開閉動作が終了している段階であるセツト板の最
終動作領域でフイルム巻き上げ用及びシヤツタセ
ツト用のスイツチが入るよう構成されているの
で、露出に悪撮影を及ぼすことがなく、又シヤツ
タ釦を押したままの状態でもフイルムの巻き上げ
及びシヤツタセツトが可能となり、その結果速写
性にも優れているという利点を有している。
第1図は本発明によるカメラの一実施例をセツ
ト状態で示す正面図、第2図は上記実施例の平面
図、第3図は上記実施例の裏面側の部材配置を示
す図、第4図は上記実施例のフイルム巻き上げ兼
シヤツタセツト用の電気回路図、第5図は電気回
路の他の例を示す図である。 1……シヤツタプレート、2……露出羽根、3
……開閉レバー、5……遅延装置、6……シヤツ
タセツト板、7……駆動レバー、9……鉄片レバ
ー、11……閉じ制御用電磁石、12……ホール
ドレバー、13……チヤージバネ係止レバー、1
5……ホールド係止レバー、16……スタートレ
リーズレバー、17……レリーズレバー、19…
…中間レバー、21……スタート鉄片レバー、2
2……鉄片、23……チヤージバネ、24……ス
タート用電磁石、25……AF板ロツクレバー、
27……フオーカスレバー、29……ピン、30
……AFセツト板、32……遅延ガバナー、33
……フオーカスリング、35……ラツチ機構、3
6……円板、SW1……トリガースイツチ、SW2…
…フラツシユ用スイツチ、SW3……フイルム巻き
上げ用切換スイツチ、SW4……切換スイツチ、M
……フイルム巻き上げ用モータ。
ト状態で示す正面図、第2図は上記実施例の平面
図、第3図は上記実施例の裏面側の部材配置を示
す図、第4図は上記実施例のフイルム巻き上げ兼
シヤツタセツト用の電気回路図、第5図は電気回
路の他の例を示す図である。 1……シヤツタプレート、2……露出羽根、3
……開閉レバー、5……遅延装置、6……シヤツ
タセツト板、7……駆動レバー、9……鉄片レバ
ー、11……閉じ制御用電磁石、12……ホール
ドレバー、13……チヤージバネ係止レバー、1
5……ホールド係止レバー、16……スタートレ
リーズレバー、17……レリーズレバー、19…
…中間レバー、21……スタート鉄片レバー、2
2……鉄片、23……チヤージバネ、24……ス
タート用電磁石、25……AF板ロツクレバー、
27……フオーカスレバー、29……ピン、30
……AFセツト板、32……遅延ガバナー、33
……フオーカスリング、35……ラツチ機構、3
6……円板、SW1……トリガースイツチ、SW2…
…フラツシユ用スイツチ、SW3……フイルム巻き
上げ用切換スイツチ、SW4……切換スイツチ、M
……フイルム巻き上げ用モータ。
Claims (1)
- 1 一方向に付勢されていて係止が解除されると
作動してフオーカスリングの追従回路を許してピ
ント合わせを可能とし続いてレリーズレバーを駆
動せしめてシヤツタ開閉動作を可能とするAFセ
ツト板と、該AFセツト板を係止する係止レバー
と、抑止が解かれると作動して該係止レバーによ
る前記AFセツト板の係止を解除し且つ抑止時前
記AFセツト板をレリーズレバー駆動前に係止す
るスタートレバー機構と、一端が該スタートレバ
ー機構に係合していて他端が前記AFセツト板の
セツト動作により押圧されると抑止状態にある該
スタートレバー機構に対し作動力を付与するチヤ
ージバネと、操作されることによつて前記係止レ
バーによる前記AFセツト板の係止を解除するフ
オーカスレバーと、前記AFセツト板の動作開始
後直ちに前記AFセツト板に代つて前記チヤージ
バネの他端の復元を抑止するフツク部を有してい
て前記スタートレバー機構が前記チヤージバネの
作用によつて作動せしめられた後に前記チヤージ
バネの他端の抑止を解除するように動作せしめら
れるチヤージバネ係止レバーとを具備して成る、
自動焦点調節装置を備えたカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15549781A JPS5857115A (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | 自動焦点調節装置を備えたカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15549781A JPS5857115A (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | 自動焦点調節装置を備えたカメラ |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20225281A Division JPS5857118A (ja) | 1981-12-15 | 1981-12-15 | フオ−カスロツク可能な電気シヤツタにおけるホ−ルド解除機構 |
JP20225181A Division JPS5857117A (ja) | 1981-12-15 | 1981-12-15 | 電気シヤツタにおけるシヤツタセツト装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5857115A JPS5857115A (ja) | 1983-04-05 |
JPH0251168B2 true JPH0251168B2 (ja) | 1990-11-06 |
Family
ID=15607337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15549781A Granted JPS5857115A (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | 自動焦点調節装置を備えたカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5857115A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60143372A (ja) * | 1983-12-29 | 1985-07-29 | Canon Inc | 定着装置 |
-
1981
- 1981-09-30 JP JP15549781A patent/JPS5857115A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5857115A (ja) | 1983-04-05 |
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