JPH0247358B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0247358B2 JPH0247358B2 JP59016933A JP1693384A JPH0247358B2 JP H0247358 B2 JPH0247358 B2 JP H0247358B2 JP 59016933 A JP59016933 A JP 59016933A JP 1693384 A JP1693384 A JP 1693384A JP H0247358 B2 JPH0247358 B2 JP H0247358B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cam
- core
- lower shaft
- rear end
- feeding mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はダブル回転式ペンシルに関する。
最近、極めて小型のデジタル時計が開発され、
時計付きシヤープペンシルの出現を要望されてい
るが、従来のペンシル後端を押すノツク式ペンシ
ルでは、その構成上から時計との組合せが困難で
あるという問題点がある。
時計付きシヤープペンシルの出現を要望されてい
るが、従来のペンシル後端を押すノツク式ペンシ
ルでは、その構成上から時計との組合せが困難で
あるという問題点がある。
この発明は、叙上の要望に着目してなされたも
ので、デジタル時計を装備した上軸をダブル回転
し回転カムを介してスライドカムを前進させるこ
とにより公知の芯入り芯繰出し機構を動作させ、
従来のノツク式ペンシルとほぼ同様の芯繰出し構
能を有するシヤープペンシルを提供することを目
的としている。
ので、デジタル時計を装備した上軸をダブル回転
し回転カムを介してスライドカムを前進させるこ
とにより公知の芯入り芯繰出し機構を動作させ、
従来のノツク式ペンシルとほぼ同様の芯繰出し構
能を有するシヤープペンシルを提供することを目
的としている。
以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
まず、構成を述べる。
このダブル回転式ペンシルは、第1図に示すよ
うに、下軸1、芯入り芯繰出し機構2、芯出没機
構3及び上軸4とにより構成されている。
うに、下軸1、芯入り芯繰出し機構2、芯出没機
構3及び上軸4とにより構成されている。
下軸1は、円筒状の外筒11の内面において、
先端部に口金21により芯入り芯繰出し機構2を
嵌合固着しており、また、長手方向に一対の長い
U字形の回り止め孔12aを後方(図面で右方)
へ開放して刻設した円筒状の回り止め12を前記
外筒11の中央部に嵌入固着している。
先端部に口金21により芯入り芯繰出し機構2を
嵌合固着しており、また、長手方向に一対の長い
U字形の回り止め孔12aを後方(図面で右方)
へ開放して刻設した円筒状の回り止め12を前記
外筒11の中央部に嵌入固着している。
芯入り芯繰出し機構2は、第2図に示すよう
に、口金21の先端内部に芯sを把持する芯戻り
止めゴム22が設けられ、その後方の段部23d
を形成し内腔23には、該内腔23に出入りする
三ツ割チヤツク24の前面が臨み、更に内腔23
に続く、段部25dを形成した内腔25には、前
記三ツ割チヤツク24の三ツ割部24mに外嵌し
て芯sを把持させる締付けリング26が内蔵され
ている。そして、該締付けリング26の後退を阻
止する中筒27が口金21の段部21dと該口金
21の後端に内曲げして形成されたつば21tと
に挟持されている。また、芯孔28aを有する継
手28は、前記中筒27の内面にコイルスプリン
グ29を圧縮して摺動前進するようになつてお
り、前面から三ツ割チヤツク24の後部を嵌入さ
せ、後部は芯タンク30に嵌入され、それぞれカ
シメにより、これら三者24,28,30は一体
的に結合されている。
に、口金21の先端内部に芯sを把持する芯戻り
止めゴム22が設けられ、その後方の段部23d
を形成し内腔23には、該内腔23に出入りする
三ツ割チヤツク24の前面が臨み、更に内腔23
に続く、段部25dを形成した内腔25には、前
記三ツ割チヤツク24の三ツ割部24mに外嵌し
て芯sを把持させる締付けリング26が内蔵され
ている。そして、該締付けリング26の後退を阻
止する中筒27が口金21の段部21dと該口金
21の後端に内曲げして形成されたつば21tと
に挟持されている。また、芯孔28aを有する継
手28は、前記中筒27の内面にコイルスプリン
グ29を圧縮して摺動前進するようになつてお
り、前面から三ツ割チヤツク24の後部を嵌入さ
せ、後部は芯タンク30に嵌入され、それぞれカ
シメにより、これら三者24,28,30は一体
的に結合されている。
次に、芯出没機構3は、前記回り止め孔12a
に、長手方向に突設された条型突起31jを挿入
して、回転しないが、前後方向へ摺動可能に回り
止め12に内嵌めされたほぼ円筒状のスライドカ
ム31が芯タンク30の外方へ位置しており、該
スライドカム31の後端に形成された従動カム3
1cに組み合う原動カム32cを前端に形成した
ほぼ円筒状の回転カム32も同じく芯タンク30
の外方へ位置している。そして該回転カム32
は、その段部32dが前記外筒11内面に固着さ
れたスリーブ33の先端に当接して後退を制止さ
れているので、前記中筒27の後端とスライドカ
ム31の先端との間に設けられた胴バネ34によ
り、該スライドカム31から押圧されている。す
なわち、従動カム31cと原動カム32cとは常
に圧接状態にある。
に、長手方向に突設された条型突起31jを挿入
して、回転しないが、前後方向へ摺動可能に回り
止め12に内嵌めされたほぼ円筒状のスライドカ
ム31が芯タンク30の外方へ位置しており、該
スライドカム31の後端に形成された従動カム3
1cに組み合う原動カム32cを前端に形成した
ほぼ円筒状の回転カム32も同じく芯タンク30
の外方へ位置している。そして該回転カム32
は、その段部32dが前記外筒11内面に固着さ
れたスリーブ33の先端に当接して後退を制止さ
れているので、前記中筒27の後端とスライドカ
ム31の先端との間に設けられた胴バネ34によ
り、該スライドカム31から押圧されている。す
なわち、従動カム31cと原動カム32cとは常
に圧接状態にある。
なお、回転カム32の後端部は、前記外筒11
の後端につば部35tを当接して摺動回転可能に
嵌入された接合ネジ35にカシメ止めされて一体
的に結合している。また、該接合ネジ35の後端
部外面には上軸4を螺合固着する右ネジ35nが
螺刻してある。
の後端につば部35tを当接して摺動回転可能に
嵌入された接合ネジ35にカシメ止めされて一体
的に結合している。また、該接合ネジ35の後端
部外面には上軸4を螺合固着する右ネジ35nが
螺刻してある。
この発明の主要部であるスライドカム31と回
転カム32の詳細な形状を第3図及び第4図にそ
れぞれ示す。
転カム32の詳細な形状を第3図及び第4図にそ
れぞれ示す。
スライドカム31において、円筒状の本体31
bの後端部に段部31dを形成して設けられた従
動カム31cは、前面円周の1/2ずつを占めて後
方へ突出し、凹所31hを刻設した頂部31tの
後方から見て左側は緩斜面31kをなし、右側は
垂直面31sとなつた一対のカム山が谷部31v
を間にして形成されたものである。なお、本体3
1bの表面対称位置に、段部31dから前方へ所
要寸法延伸した回り止め用の条型突起31jが突
設されている。
bの後端部に段部31dを形成して設けられた従
動カム31cは、前面円周の1/2ずつを占めて後
方へ突出し、凹所31hを刻設した頂部31tの
後方から見て左側は緩斜面31kをなし、右側は
垂直面31sとなつた一対のカム山が谷部31v
を間にして形成されたものである。なお、本体3
1bの表面対称位置に、段部31dから前方へ所
要寸法延伸した回り止め用の条型突起31jが突
設されている。
また、回転カム32においては、ほぼ円筒状の
本体32bの先端に段部32dを形成して設けら
れた原動カム32cには、前面円周の約1/3を占
めて前方へ突出し、後方から見て丸みをもつた頂
部31tの右側が前記従動カム31cの緩斜面3
1kとほぼ同傾斜の緩斜面32kをなし、左側が
垂直面32sとなつたカム山に形成されたもので
ある。なお、カム山の高さは原動カム32の方が
従動カム31より僅かに高く形成してある。
本体32bの先端に段部32dを形成して設けら
れた原動カム32cには、前面円周の約1/3を占
めて前方へ突出し、後方から見て丸みをもつた頂
部31tの右側が前記従動カム31cの緩斜面3
1kとほぼ同傾斜の緩斜面32kをなし、左側が
垂直面32sとなつたカム山に形成されたもので
ある。なお、カム山の高さは原動カム32の方が
従動カム31より僅かに高く形成してある。
次に、上軸4は、第1図に示すように円筒状
の本体41の前端部が芯出没機構3の接合ネジ3
5に外装し右ネジ35nに螺合して一体的に結合
されており、後端部側面にクリツプ42を、後端
にバツテリ室43をそれぞれ付設し、内部にはデ
ジタル時計機構44を内蔵するとともに、中央部
側面にレンズを嵌設したデジタル時刻の表示窓4
5を開口している。
の本体41の前端部が芯出没機構3の接合ネジ3
5に外装し右ネジ35nに螺合して一体的に結合
されており、後端部側面にクリツプ42を、後端
にバツテリ室43をそれぞれ付設し、内部にはデ
ジタル時計機構44を内蔵するとともに、中央部
側面にレンズを嵌設したデジタル時刻の表示窓4
5を開口している。
次に、作用を述べる。
片方の手で下軸1を把持し、他方の手により上
軸4を右回りに回転させると、接合ネジ35を介
して回転カム32の原動カム32cは、第5図
に示すように、その緩斜面32kにより従動カム
31の緩斜面31kを右方向へ押すが、従動カム
31cはスライドカム31の条型突起31jが下
軸1の外筒11に固着された回り止め12の回り
止め孔12aに回転を制止されるため、緩斜面3
2kと緩斜面31kとは互いに滑り回転力の分力
が作用してスライドカム31は、胴バネ34を圧
縮して前進する。従つて、該カム31の前端は、
段部28dを押して継手28をコイルスプリング
29を圧縮しつつ前進させるので、該継手28と
一体化している三ツ割チヤツク24は締付けリン
グ26により三ツ割部24mを締め付けられてい
るため芯sを把持した状態のまま前進する。
軸4を右回りに回転させると、接合ネジ35を介
して回転カム32の原動カム32cは、第5図
に示すように、その緩斜面32kにより従動カム
31の緩斜面31kを右方向へ押すが、従動カム
31cはスライドカム31の条型突起31jが下
軸1の外筒11に固着された回り止め12の回り
止め孔12aに回転を制止されるため、緩斜面3
2kと緩斜面31kとは互いに滑り回転力の分力
が作用してスライドカム31は、胴バネ34を圧
縮して前進する。従つて、該カム31の前端は、
段部28dを押して継手28をコイルスプリング
29を圧縮しつつ前進させるので、該継手28と
一体化している三ツ割チヤツク24は締付けリン
グ26により三ツ割部24mを締め付けられてい
るため芯sを把持した状態のまま前進する。
更に原動カム32cの回転が進むと同図に示
すように、該カム32cの頂部32tは、従動カ
ム31cの緩斜面31kを登りきつて頂部31t
の凹所31hに嵌り込む。一方、前進を続ける前
記三ツ割部24mは、締付けリング26が段部2
5dにより前進を阻止されるので、該リング26
から抜け出て前進し、自らの張力により拡大する
ため芯sの把持は開放される。
すように、該カム32cの頂部32tは、従動カ
ム31cの緩斜面31kを登りきつて頂部31t
の凹所31hに嵌り込む。一方、前進を続ける前
記三ツ割部24mは、締付けリング26が段部2
5dにより前進を阻止されるので、該リング26
から抜け出て前進し、自らの張力により拡大する
ため芯sの把持は開放される。
以上が第一段の回転動作である。
なお、このとき口金21外へ突出した芯sを机
上面等に当てて下軸1を押し付けることにより、
芯sを口金21内へ没入させることができる。
上面等に当てて下軸1を押し付けることにより、
芯sを口金21内へ没入させることができる。
次に、上軸4の右回転動作を続けて行うと、原
動カム32の頂部32tは、従動カム31cの垂
直面31sに臨み、該垂直面31sと原動カム3
2cの垂直面32sとが合うので、胴バネ34の
反撥力により同図に示すようにスライドカム3
1は一挙に後退し、従動カム31cの谷部31v
に原動カム32の頂部32tが当接して停止す
る。従つて、継手28の段部28dはスライドカ
ム31の前端から離れるので、該継手28は、コ
イルスプリング29の反撥力により三ツ割チヤツ
ク24と共に元の位置まで後退する。このとき、
戻り止めゴム22により芯sは、把持されてその
位置を保つており、三ツ割チヤツク24は、締付
けリング26を伴つて後退するが、その途中にお
いて中筒27に後退を阻止された締付けリング2
6内に三ツ割24mを引き込まれ、該三ツ割部2
4mは再び締け付けられて芯sを把持するため、
所要寸法の芯繰り出しが行なわれ筆記態勢が確立
される。以上が第二段の回転動作である。
動カム32の頂部32tは、従動カム31cの垂
直面31sに臨み、該垂直面31sと原動カム3
2cの垂直面32sとが合うので、胴バネ34の
反撥力により同図に示すようにスライドカム3
1は一挙に後退し、従動カム31cの谷部31v
に原動カム32の頂部32tが当接して停止す
る。従つて、継手28の段部28dはスライドカ
ム31の前端から離れるので、該継手28は、コ
イルスプリング29の反撥力により三ツ割チヤツ
ク24と共に元の位置まで後退する。このとき、
戻り止めゴム22により芯sは、把持されてその
位置を保つており、三ツ割チヤツク24は、締付
けリング26を伴つて後退するが、その途中にお
いて中筒27に後退を阻止された締付けリング2
6内に三ツ割24mを引き込まれ、該三ツ割部2
4mは再び締け付けられて芯sを把持するため、
所要寸法の芯繰り出しが行なわれ筆記態勢が確立
される。以上が第二段の回転動作である。
もし、芯sの突出量が不足しているときは、上
軸4を右回しして前述の第一段、第二段の回転動
作を繰り返せばよく、また、突出量の過大に対し
ては、第一段動作後、いつたん芯sを口金21内
に没入させてから、第二段、第一段、第二段の回
転動作を行なつて芯s出しをすればよい。
軸4を右回しして前述の第一段、第二段の回転動
作を繰り返せばよく、また、突出量の過大に対し
ては、第一段動作後、いつたん芯sを口金21内
に没入させてから、第二段、第一段、第二段の回
転動作を行なつて芯s出しをすればよい。
以上説明してきたように、この発明は、下軸、
芯入り芯繰出し機構、芯出没機構及び上軸とで全
体を構成し、特に芯出没機構を、垂直面と緩斜面
とで形成される山型の原動カムを有する回転カム
と、該原動カムとほぼ同形であるが頂部に凹所を
設けた従動カムを有するスライドカムとを組み合
わせ、前記回転カムに外嵌結合し、下軸後端部に
回転可能に嵌装されるとともに、その後端を上軸
に螺着される接合ネジを設けて構成し、芯タンク
を囲んで下軸内において芯入り芯繰り出し機構に
連設し、上軸の第一段の回転動作により芯繰り出
しを行なわせるとともに芯の没入を可能とし、続
く第二段の回転動作により繰り出された芯を固定
する構成としたため、上軸内全部を完全な空間と
することができたので、デジタル時計を収納する
ことが可能となり、しかも上軸の同一方向への回
転動作により従来のノツク式シヤープペンシルと
同様に芯の連続繰出し機能を発揮する小型軽量な
時計付きのダブル回転式ペンシルを提供すること
ができたものである。
芯入り芯繰出し機構、芯出没機構及び上軸とで全
体を構成し、特に芯出没機構を、垂直面と緩斜面
とで形成される山型の原動カムを有する回転カム
と、該原動カムとほぼ同形であるが頂部に凹所を
設けた従動カムを有するスライドカムとを組み合
わせ、前記回転カムに外嵌結合し、下軸後端部に
回転可能に嵌装されるとともに、その後端を上軸
に螺着される接合ネジを設けて構成し、芯タンク
を囲んで下軸内において芯入り芯繰り出し機構に
連設し、上軸の第一段の回転動作により芯繰り出
しを行なわせるとともに芯の没入を可能とし、続
く第二段の回転動作により繰り出された芯を固定
する構成としたため、上軸内全部を完全な空間と
することができたので、デジタル時計を収納する
ことが可能となり、しかも上軸の同一方向への回
転動作により従来のノツク式シヤープペンシルと
同様に芯の連続繰出し機能を発揮する小型軽量な
時計付きのダブル回転式ペンシルを提供すること
ができたものである。
第1図は、この発明の一部半断面側面図で、図
は、前半部の図、図は後半部の図、第2図
は、芯入り芯繰出し機構の半断面側面図、第3図
は、スライドカムの拡大図で、図は平面図、図
は一部断面側面図、図は背面図、図は従動
カムの展開図、第4図は、回転カムの拡大図で、
図は平面図、図は一部断面側面図、図は正
面図、図は原動カムの展開図、第5図は、展開
図による原動カムと従動カムとの動作状況を示す
説明図で、図は、第二段回転動作終了時の通常
状態の図、図は、第一段の回転動作途中におけ
る図、図は、第一段回転動作終了時の図であ
る。 s……芯、1……下軸、2……芯入り芯繰出し
機構、3……芯出没機構、4……上軸、21……
口金、12……回り止め、30……芯タンク、3
1……スライドカム、31c……従動カム、31
k……緩斜面、31s……垂直面、31t……頂
部、31h……凹所、32……回転カム、32c
……原動カム、32k……緩斜面、32s……垂
直面、33……スリーブ、34……胴バネ、35
……接合ネジ、35t……つば部。
は、前半部の図、図は後半部の図、第2図
は、芯入り芯繰出し機構の半断面側面図、第3図
は、スライドカムの拡大図で、図は平面図、図
は一部断面側面図、図は背面図、図は従動
カムの展開図、第4図は、回転カムの拡大図で、
図は平面図、図は一部断面側面図、図は正
面図、図は原動カムの展開図、第5図は、展開
図による原動カムと従動カムとの動作状況を示す
説明図で、図は、第二段回転動作終了時の通常
状態の図、図は、第一段の回転動作途中におけ
る図、図は、第一段回転動作終了時の図であ
る。 s……芯、1……下軸、2……芯入り芯繰出し
機構、3……芯出没機構、4……上軸、21……
口金、12……回り止め、30……芯タンク、3
1……スライドカム、31c……従動カム、31
k……緩斜面、31s……垂直面、31t……頂
部、31h……凹所、32……回転カム、32c
……原動カム、32k……緩斜面、32s……垂
直面、33……スリーブ、34……胴バネ、35
……接合ネジ、35t……つば部。
Claims (1)
- 1 下軸前端部に口金により嵌合固着し芯タンク
を有する芯入り芯繰出し機構と、該芯入り芯繰出
し機構を動作する芯出没機構とを共に下軸に内設
し、上軸を前記芯出没機構の後端部に螺合して前
記下軸に対し回転可能にしてなるシヤープペンシ
ルであつて、芯出没機構を、下軸中央部内面に固
着した回り止めに案内されて前後方向へのみ摺動
可能であり、垂直面と緩斜面とで形成するカム山
の頂部に凹所を設けた従動カムを後端に備えたス
ライドカムと、該従動カムとほぼ同形の垂直面と
緩斜面とで形成するカム山を設けた原動カムを前
端に備えた回転カムと、下軸後部内面に固着され
前記回転カムを回転可能に抱持するとともに後退
を阻止するスリーブと、回転カムに外嵌結合し、
かつ、つば部を下軸後端面に当接して下軸に回転
可能に嵌挿される一方、後端部を上軸に螺嵌され
る接合ネジとの上記各部材をほぼ円筒状のものに
形成し、前記芯タンクを囲んで連設するととも
に、前記芯入り芯繰出し機構とスライドカムとの
間に介装され、従動カムを原動カムに圧接するよ
うに付勢する胴バネを設けて構成したことを特徴
とするダブル回転式ペンシル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59016933A JPS60162697A (ja) | 1984-02-03 | 1984-02-03 | ダブル回転式ペンシル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59016933A JPS60162697A (ja) | 1984-02-03 | 1984-02-03 | ダブル回転式ペンシル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60162697A JPS60162697A (ja) | 1985-08-24 |
JPH0247358B2 true JPH0247358B2 (ja) | 1990-10-19 |
Family
ID=11929920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59016933A Granted JPS60162697A (ja) | 1984-02-03 | 1984-02-03 | ダブル回転式ペンシル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60162697A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0636952Y2 (ja) * | 1986-11-25 | 1994-09-28 | 株式会社寿 | シヤ−プペンシル |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5331418A (en) * | 1976-02-20 | 1978-03-24 | Shiyumitsuto Fuaburiiku Fueru | Sharp pencil |
-
1984
- 1984-02-03 JP JP59016933A patent/JPS60162697A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5331418A (en) * | 1976-02-20 | 1978-03-24 | Shiyumitsuto Fuaburiiku Fueru | Sharp pencil |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60162697A (ja) | 1985-08-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100503569B1 (ko) | 필기구 | |
US6517271B1 (en) | Double-chuck mechanical pencil | |
JPH0247358B2 (ja) | ||
JP4097239B2 (ja) | サイドノック式ボールペン | |
JPH0315345Y2 (ja) | ||
JPS62953Y2 (ja) | ||
JPS6217265Y2 (ja) | ||
JPH023911Y2 (ja) | ||
JPS6222397Y2 (ja) | ||
JPH0239832Y2 (ja) | ||
JPS6229273Y2 (ja) | ||
JPS623270Y2 (ja) | ||
JP7195136B2 (ja) | 繰出式筆記具 | |
JPH0443346Y2 (ja) | ||
JPH0730393Y2 (ja) | 棒状体繰り出し装置 | |
JPS6226235Y2 (ja) | ||
JP2606698Y2 (ja) | シャープペンシル | |
JPS6337271Y2 (ja) | ||
JPS5845914Y2 (ja) | シヤ−プペンシル | |
JPS6136396Y2 (ja) | ||
JPH0820191A (ja) | 複式筆記具 | |
JP2607092Y2 (ja) | 繰り出し式の消しゴム装置 | |
JPS6316553Y2 (ja) | ||
JPS59106999A (ja) | ノツク式ペンシル | |
JPS6150799B2 (ja) |