JPH0246412Y2 - - Google Patents
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- JPH0246412Y2 JPH0246412Y2 JP11025785U JP11025785U JPH0246412Y2 JP H0246412 Y2 JPH0246412 Y2 JP H0246412Y2 JP 11025785 U JP11025785 U JP 11025785U JP 11025785 U JP11025785 U JP 11025785U JP H0246412 Y2 JPH0246412 Y2 JP H0246412Y2
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- JP
- Japan
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- roof panel
- vehicle body
- luggage door
- door
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- 239000011521 glass Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- OSUHJPCHFDQAIT-UHFFFAOYSA-N ethyl 2-{4-[(6-chloroquinoxalin-2-yl)oxy]phenoxy}propanoate Chemical compound C1=CC(OC(C)C(=O)OCC)=CC=C1OC1=CN=C(C=C(Cl)C=C2)C2=N1 OSUHJPCHFDQAIT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
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- Superstructure Of Vehicle (AREA)
- Hinges (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案は自動車のルーフパネル開閉装置に関す
る。
る。
従来技術
自動車の上部を開放して所謂オープンエアモー
タリングを楽しむことができるように、ルーフパ
ネルを開閉可能に構成した自動車は従来より公知
である。この形式の自動車は一般にコンバーテイ
ブル車と称せられており、その中で屋根を開いた
ときリヤピラーと屋根の一部が残るタイプの車は
タルガトツプと称せられている。従来のタルガト
ツプ車においては、ルーフパネルが車体に着脱自
在に支持され、ルーフパネルを取外したとき、こ
れをトランクルーム内に収納しておけるように構
成されている。このため、ルーフパネルの着脱作
業が大変煩しいばかりか、ルーフパネルをトラン
クルームに収めると他の荷物を収納するスペース
が制限される欠点を免れなかつた。
タリングを楽しむことができるように、ルーフパ
ネルを開閉可能に構成した自動車は従来より公知
である。この形式の自動車は一般にコンバーテイ
ブル車と称せられており、その中で屋根を開いた
ときリヤピラーと屋根の一部が残るタイプの車は
タルガトツプと称せられている。従来のタルガト
ツプ車においては、ルーフパネルが車体に着脱自
在に支持され、ルーフパネルを取外したとき、こ
れをトランクルーム内に収納しておけるように構
成されている。このため、ルーフパネルの着脱作
業が大変煩しいばかりか、ルーフパネルをトラン
クルームに収めると他の荷物を収納するスペース
が制限される欠点を免れなかつた。
また、ルーフパネルを開閉装置を介して車体の
前後方向に移動可能に支持し、車体上部の開放時
にはルーフパネルを車体後部の収納部に収めるよ
うに構成した自動車も提案されている。この形式
の自動車はルーフパネルの開閉を楽に行うことが
できるが、上部を開放したときのルーフパネルの
収納スペースが大きく、トランクルームの大半が
他の荷物の収納に使用できなくなる欠点があつ
た。またこの構成においては、ルーフパネルをそ
の収納部に収めるとき、これがトランクルーム用
のラツゲージドアに干渉する恐れがあり、通常は
ラツゲージドアを設けることができないか、ある
いはこのドアを車体に不自然な状態で枢着しなけ
ればならなかつた。
前後方向に移動可能に支持し、車体上部の開放時
にはルーフパネルを車体後部の収納部に収めるよ
うに構成した自動車も提案されている。この形式
の自動車はルーフパネルの開閉を楽に行うことが
できるが、上部を開放したときのルーフパネルの
収納スペースが大きく、トランクルームの大半が
他の荷物の収納に使用できなくなる欠点があつ
た。またこの構成においては、ルーフパネルをそ
の収納部に収めるとき、これがトランクルーム用
のラツゲージドアに干渉する恐れがあり、通常は
ラツゲージドアを設けることができないか、ある
いはこのドアを車体に不自然な状態で枢着しなけ
ればならなかつた。
目 的
本考案の目的は上記従来の欠点を除去し、車体
上部の開放時にルーフパネルを収納するスペース
をラツゲージ内に必要とせず、しかもルーフパネ
ルがラツゲージドアに干渉しないばかりか、該ド
アの開閉を自由に行うことの可能なルーフパネル
開閉装置を提供することである。
上部の開放時にルーフパネルを収納するスペース
をラツゲージ内に必要とせず、しかもルーフパネ
ルがラツゲージドアに干渉しないばかりか、該ド
アの開閉を自由に行うことの可能なルーフパネル
開閉装置を提供することである。
構 成
本考案は、車体の前後方向にほぼ平行な状態で
配置されたフロントリンクとリヤリンクの下端側
を車体に枢着し、その上端側をルーフパネルの後
部領域に枢着することによつてルーフパネルを車
体前後方向に移動可能に支持し、リヤリンクの車
体への枢着部を、ラツゲージドアの車体への枢着
部と同軸状に配置したことを特徴とする自動車の
ルーフパネル開閉装置を提案する。この構成によ
れば、ルーフパネルを支持するリヤリンクがラツ
ゲージドアの枢着部と同軸状に枢着されているた
め、ラツゲージドアの開閉が、載置されたルーフ
パネルによつて何ら阻害されないだけでなく、載
置されたルーフパネルをラツゲージドアの上に支
障なく載せておくことができ、トランクルーム内
の空間がルーフパネルによつて占められる欠点を
除去できる。
配置されたフロントリンクとリヤリンクの下端側
を車体に枢着し、その上端側をルーフパネルの後
部領域に枢着することによつてルーフパネルを車
体前後方向に移動可能に支持し、リヤリンクの車
体への枢着部を、ラツゲージドアの車体への枢着
部と同軸状に配置したことを特徴とする自動車の
ルーフパネル開閉装置を提案する。この構成によ
れば、ルーフパネルを支持するリヤリンクがラツ
ゲージドアの枢着部と同軸状に枢着されているた
め、ラツゲージドアの開閉が、載置されたルーフ
パネルによつて何ら阻害されないだけでなく、載
置されたルーフパネルをラツゲージドアの上に支
障なく載せておくことができ、トランクルーム内
の空間がルーフパネルによつて占められる欠点を
除去できる。
実施例
以下、本考案の実施例を図面に従つて説明す
る。
る。
第1図乃至第3図において、1は自動車の車
体、2はフロントガラス、3は車体1の一部を構
成し、かつフロントガラスを支持する窓枠、そし
て4は同じく車体の一部を構成するリヤピラーを
それぞれ示している。リヤピラー4は車体の横方
向側部に1つずつ設けられ、これらの間にリヤガ
ラス15が固定されている。また5は車体後部の
トランクルーム用のラツゲージドアであり、この
ドア5の車体1に対する枢着状態は他に説明す
る。6は、通常第1図に示すように車体1の上部
に位置し、車室7を覆うルーフパネルであり、こ
のルーフパネル6は板金あるいは樹脂の成形品か
ら成り、次に説明するルーフパネル開閉装置8に
よつて開閉される。
体、2はフロントガラス、3は車体1の一部を構
成し、かつフロントガラスを支持する窓枠、そし
て4は同じく車体の一部を構成するリヤピラーを
それぞれ示している。リヤピラー4は車体の横方
向側部に1つずつ設けられ、これらの間にリヤガ
ラス15が固定されている。また5は車体後部の
トランクルーム用のラツゲージドアであり、この
ドア5の車体1に対する枢着状態は他に説明す
る。6は、通常第1図に示すように車体1の上部
に位置し、車室7を覆うルーフパネルであり、こ
のルーフパネル6は板金あるいは樹脂の成形品か
ら成り、次に説明するルーフパネル開閉装置8に
よつて開閉される。
図示した開閉装置8は、第4図にも示すように
車体1の前後方向にほぼ平行な状態で配置された
フロントリンク11とリヤリンク12を有し、こ
れらのリンク11,12の下端は、リヤピラー4
ないしはその近傍の車体側部に枢ピン9,10を
介して車体の前後方向に回動可能に枢着されてい
る。またこれらリンク11,12の上端には、枢
ピン13,14を介して既述のルーフパネル6の
後部領域が枢着されている。リンク11,12
は、リヤガラス15およびリヤピラー4に干渉し
ないように、このガラス15の後方であつて、ピ
ラー4の内側に位置している。
車体1の前後方向にほぼ平行な状態で配置された
フロントリンク11とリヤリンク12を有し、こ
れらのリンク11,12の下端は、リヤピラー4
ないしはその近傍の車体側部に枢ピン9,10を
介して車体の前後方向に回動可能に枢着されてい
る。またこれらリンク11,12の上端には、枢
ピン13,14を介して既述のルーフパネル6の
後部領域が枢着されている。リンク11,12
は、リヤガラス15およびリヤピラー4に干渉し
ないように、このガラス15の後方であつて、ピ
ラー4の内側に位置している。
第4図から判るように車体の横方向における他
方の側部にも、リンク11,12と全く同様にフ
ロントリンク11aおよびリヤリンク12aが配
置され、これらのリンク11a,12aもその下
端側と上端側が枢ピン9a,10a、13a,1
4aを介して車体1とルーフパネル6にそれぞれ
枢着されている。枢ピン9と9a,10と10
a,13と13a,および14と14aはそれぞ
れ同軸状、すなわち同一軸線上に位置している。
2本のリヤリンク12,12aは、連結板16
(第4図)によつて連結され、この連結板16に
はロツク装置の一構成要素、図の例ではストライ
カ17が固設され、このストライカ17は後述す
る如くラツゲージドア5に設けられたロツク装置
の他の要素、すなわちキヤツチ18に係合するこ
とができる。
方の側部にも、リンク11,12と全く同様にフ
ロントリンク11aおよびリヤリンク12aが配
置され、これらのリンク11a,12aもその下
端側と上端側が枢ピン9a,10a、13a,1
4aを介して車体1とルーフパネル6にそれぞれ
枢着されている。枢ピン9と9a,10と10
a,13と13a,および14と14aはそれぞ
れ同軸状、すなわち同一軸線上に位置している。
2本のリヤリンク12,12aは、連結板16
(第4図)によつて連結され、この連結板16に
はロツク装置の一構成要素、図の例ではストライ
カ17が固設され、このストライカ17は後述す
る如くラツゲージドア5に設けられたロツク装置
の他の要素、すなわちキヤツチ18に係合するこ
とができる。
上述したフロントリンク11,11a、リヤリ
ンク12,12a、ルーフパネル6、および車体
1によつて平行運動機構が構成され、リンク1
1,11a,12,12aを車体側の枢ピン9,
9a,10,10aのまわりに前後方向に揺動さ
せることにより、ルーフパネル6を第1図乃至第
3図の如くほぼ水平な姿勢を保つたまま前後方向
に移動させることができる。その各位置の状態は
次の通りである。
ンク12,12a、ルーフパネル6、および車体
1によつて平行運動機構が構成され、リンク1
1,11a,12,12aを車体側の枢ピン9,
9a,10,10aのまわりに前後方向に揺動さ
せることにより、ルーフパネル6を第1図乃至第
3図の如くほぼ水平な姿勢を保つたまま前後方向
に移動させることができる。その各位置の状態は
次の通りである。
すなわち、ルーフパネル6をその本来の目的で
使用するときは、該パネル6を第1図の使用位置
にもたらし、車室7の上部をルーフパネル6によ
つて覆う。このときルーフパネル6の前端は、窓
枠3によつて支持され、パネル自体が不動に保持
される。この保持作用を確実にするため、ルーフ
パネル6の前端と窓枠3を図示していないロツク
装置によつてロツクすると有利である。
使用するときは、該パネル6を第1図の使用位置
にもたらし、車室7の上部をルーフパネル6によ
つて覆う。このときルーフパネル6の前端は、窓
枠3によつて支持され、パネル自体が不動に保持
される。この保持作用を確実にするため、ルーフ
パネル6の前端と窓枠3を図示していないロツク
装置によつてロツクすると有利である。
ルーフパネル6が使用位置に存するとき、4本
のリンクおよび連結板16は、リヤピラー4の内
側に隠れた状態で位置しているため、これらがほ
とんど外部に露出せず、自動車の外観が害される
ことない。
のリンクおよび連結板16は、リヤピラー4の内
側に隠れた状態で位置しているため、これらがほ
とんど外部に露出せず、自動車の外観が害される
ことない。
自動車の上部を開放すべきときは、手動または
図示していない駆動装置によつて、フロントおよ
びリヤリンク11,11a,12,12aを枢ピ
ン9,9a10,10aのまわりに第1図におけ
る時計方向に回動させつつルーフパネル6を第2
図に示す如く後方へ移動させ、これらを第3図に
示すように、ラツゲージドア5の上の収納位置に
折り畳んだ状態に載置する。このとき連結板16
上のストライカ17をラツゲージドア5に設けら
れたキヤツチ18に係合させ、ルーフパネル6を
ラツゲージドア5にロツクする。キヤツチ18
は、たとえばストライカ17が係合する係止溝1
8a(第1図)を有する弾性体から構成され、ス
トライカ17を係止溝18aに弾性的に係入させ
てこれらを連結することができる。
図示していない駆動装置によつて、フロントおよ
びリヤリンク11,11a,12,12aを枢ピ
ン9,9a10,10aのまわりに第1図におけ
る時計方向に回動させつつルーフパネル6を第2
図に示す如く後方へ移動させ、これらを第3図に
示すように、ラツゲージドア5の上の収納位置に
折り畳んだ状態に載置する。このとき連結板16
上のストライカ17をラツゲージドア5に設けら
れたキヤツチ18に係合させ、ルーフパネル6を
ラツゲージドア5にロツクする。キヤツチ18
は、たとえばストライカ17が係合する係止溝1
8a(第1図)を有する弾性体から構成され、ス
トライカ17を係止溝18aに弾性的に係入させ
てこれらを連結することができる。
上述の如くルーフパネル6を収納位置に収める
ことにより、車体1の上部は第3図のように開放
され、オープンエアドライブを楽しむことができ
る。また収納されたルーフパネル6はラツゲージ
ドア5の上に折り畳まれた状態で位置するので、
これが嵩張らず、しかもトランクルームのスペー
スがルーフパネル6によつて占有されることもな
い。
ことにより、車体1の上部は第3図のように開放
され、オープンエアドライブを楽しむことができ
る。また収納されたルーフパネル6はラツゲージ
ドア5の上に折り畳まれた状態で位置するので、
これが嵩張らず、しかもトランクルームのスペー
スがルーフパネル6によつて占有されることもな
い。
ロツクを解除し、リンク11,11a,12,
12aを第3図における反時計方向に回動させる
ことにより、ルーフパネル6を元の使用位置に戻
すことができる。
12aを第3図における反時計方向に回動させる
ことにより、ルーフパネル6を元の使用位置に戻
すことができる。
ところでラツゲージドア5は通常の自動車と同
じく、その前部側を支点として、第1図に矢印A
で示す如く開放されるが、ルーフパネル6を収納
位置に収めたままであつても、ラツゲージドア5
を自由に開閉できるように構成されている。すな
わち、リヤリンク12,12aの車体に対する枢
着部、図の例では枢ピン10,10aが、ラツゲ
ージドア5の車体に対する枢着部と同軸状に位置
しており、図示した実施例では第4図から判るよ
うにドア5の上に一対のヒンジ部材19,19a
が固定され、これらの先端部がリヤリンク12,
12aを枢支する枢ピン10,10aによつて車
体1に枢支されている。このようにラツゲージド
ア5とリヤリンクが同軸状、すなわち同一軸線上
に枢支されているため、ルーフパネル6を収納位
置に収め、かつロツク装置17,18によつてこ
れをラツゲージドア5にロツクさせたまま、該ド
ア5を第5図のように反時計方向に回動させてこ
れを開いても、ドア5とリヤリンク12,12a
は同一軸線、すなわち枢ピン10,10aのまわ
りを回動し、ルーフパネル6は水平状態を保つた
まま第5図に示す如く作動する。よつて、ラツゲ
ージドア5をルーフパネル6に何ら邪魔されるこ
となく開くことができる。またリヤリンク12,
12aがラツゲージドア5と同軸状に支持されて
いるので、先に述べたようにルーフパネル6を収
納位置に移動させたとき、これとラツゲージドア
5の干渉を生ずることなく、該パネル6をラツゲ
ージドア5の上の収納位置にもたらすことができ
る。
じく、その前部側を支点として、第1図に矢印A
で示す如く開放されるが、ルーフパネル6を収納
位置に収めたままであつても、ラツゲージドア5
を自由に開閉できるように構成されている。すな
わち、リヤリンク12,12aの車体に対する枢
着部、図の例では枢ピン10,10aが、ラツゲ
ージドア5の車体に対する枢着部と同軸状に位置
しており、図示した実施例では第4図から判るよ
うにドア5の上に一対のヒンジ部材19,19a
が固定され、これらの先端部がリヤリンク12,
12aを枢支する枢ピン10,10aによつて車
体1に枢支されている。このようにラツゲージド
ア5とリヤリンクが同軸状、すなわち同一軸線上
に枢支されているため、ルーフパネル6を収納位
置に収め、かつロツク装置17,18によつてこ
れをラツゲージドア5にロツクさせたまま、該ド
ア5を第5図のように反時計方向に回動させてこ
れを開いても、ドア5とリヤリンク12,12a
は同一軸線、すなわち枢ピン10,10aのまわ
りを回動し、ルーフパネル6は水平状態を保つた
まま第5図に示す如く作動する。よつて、ラツゲ
ージドア5をルーフパネル6に何ら邪魔されるこ
となく開くことができる。またリヤリンク12,
12aがラツゲージドア5と同軸状に支持されて
いるので、先に述べたようにルーフパネル6を収
納位置に移動させたとき、これとラツゲージドア
5の干渉を生ずることなく、該パネル6をラツゲ
ージドア5の上の収納位置にもたらすことができ
る。
またラツゲージドア5に、第1図乃至第3図、
および第5図に鎖線で示し、かつ第6図に示すよ
うなリヤスポイラー20を固定配置しておけば、
ヒンジ部材19や収納位置にもたらされたルーフ
パネル6等をスポイラー20の内側に収めること
ができ、自動車の外観低下を防止できる。
および第5図に鎖線で示し、かつ第6図に示すよ
うなリヤスポイラー20を固定配置しておけば、
ヒンジ部材19や収納位置にもたらされたルーフ
パネル6等をスポイラー20の内側に収めること
ができ、自動車の外観低下を防止できる。
上述した実施例では、枢ピン10,10aによ
つてラツゲージドア5とリヤリンク12,12a
を同軸状に枢着支持したが、ラツゲージドアとリ
ヤリンクをそれぞれ別々のピン、ないしはヒンジ
によつて同軸状に枢着してもよいことは当然であ
る。また、枢ピン9と9aをそれぞれ別部材とす
る代りに、これらを一体の棒状のリンクとして構
成してもよいことも当然であり、他のリンク1
0,10a,13,13a,14,14aについ
ても同様である。
つてラツゲージドア5とリヤリンク12,12a
を同軸状に枢着支持したが、ラツゲージドアとリ
ヤリンクをそれぞれ別々のピン、ないしはヒンジ
によつて同軸状に枢着してもよいことは当然であ
る。また、枢ピン9と9aをそれぞれ別部材とす
る代りに、これらを一体の棒状のリンクとして構
成してもよいことも当然であり、他のリンク1
0,10a,13,13a,14,14aについ
ても同様である。
効 果
本考案によれば、簡単な構成によつて、手軽な
操作でルーフパネルを開閉でき、しかもトランク
ルーム内のスペースを犠性にせず、ルーフパネル
を収納位置に収めたままラツゲージドアを自由に
開閉することができる。
操作でルーフパネルを開閉でき、しかもトランク
ルーム内のスペースを犠性にせず、ルーフパネル
を収納位置に収めたままラツゲージドアを自由に
開閉することができる。
第1図は、ルーフパネルが車体の上部を覆つた
状態を示す、自動車の部分側面図、第2図はルー
フパネルを開く際の途中の状態を示した側面図、
第3図はルーフパネルを収納位置に収め、車体の
上部を開放したときの側面図、第4図はフロント
およびリヤリンクと、ヒンジ部材の配置状態を示
し、他の部材を省略して表わした、第1図の矢印
方向に見た図、第5図はルーフパネルをラツゲ
ージドアに支持したままラツゲージドアを開く動
作を示した、自動車の部分側面図、第6図はラツ
ゲージドアに固定されるスポイラーの斜視図であ
る。 1……車体、5……ラツゲージドア、6……ル
ーフパネル、8……ルーフパネル開閉装置、1
1,11a……フロントリンク、12,12a…
…リヤリンク。
状態を示す、自動車の部分側面図、第2図はルー
フパネルを開く際の途中の状態を示した側面図、
第3図はルーフパネルを収納位置に収め、車体の
上部を開放したときの側面図、第4図はフロント
およびリヤリンクと、ヒンジ部材の配置状態を示
し、他の部材を省略して表わした、第1図の矢印
方向に見た図、第5図はルーフパネルをラツゲ
ージドアに支持したままラツゲージドアを開く動
作を示した、自動車の部分側面図、第6図はラツ
ゲージドアに固定されるスポイラーの斜視図であ
る。 1……車体、5……ラツゲージドア、6……ル
ーフパネル、8……ルーフパネル開閉装置、1
1,11a……フロントリンク、12,12a…
…リヤリンク。
Claims (1)
- 車体の前後方向にほぼ平行な状態で配置された
フロントリンクとリヤリンクの下端側を車体に枢
着し、その上端側をルーフパネルの後部領域に枢
着することによつてルーフパネルを車体前後方向
に移動可能に支持し、前記リヤリンクの車体への
枢着部を、ラツゲージドアの車体への枢着部と同
軸状に配置したことを特徴とする自動車のルーフ
パネル開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11025785U JPH0246412Y2 (ja) | 1985-07-18 | 1985-07-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11025785U JPH0246412Y2 (ja) | 1985-07-18 | 1985-07-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6217421U JPS6217421U (ja) | 1987-02-02 |
JPH0246412Y2 true JPH0246412Y2 (ja) | 1990-12-07 |
Family
ID=30989110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11025785U Expired JPH0246412Y2 (ja) | 1985-07-18 | 1985-07-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0246412Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-07-18 JP JP11025785U patent/JPH0246412Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6217421U (ja) | 1987-02-02 |
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