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JPH0244943B2 - Shokuseitonotamenonetsuto - Google Patents

Shokuseitonotamenonetsuto

Info

Publication number
JPH0244943B2
JPH0244943B2 JP5357487A JP5357487A JPH0244943B2 JP H0244943 B2 JPH0244943 B2 JP H0244943B2 JP 5357487 A JP5357487 A JP 5357487A JP 5357487 A JP5357487 A JP 5357487A JP H0244943 B2 JPH0244943 B2 JP H0244943B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
net
strings
thick
string
thin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5357487A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63219650A (ja
Inventor
Kyoo Asano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOYONEN KK
Original Assignee
TOYONEN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOYONEN KK filed Critical TOYONEN KK
Priority to JP5357487A priority Critical patent/JPH0244943B2/ja
Publication of JPS63219650A publication Critical patent/JPS63219650A/ja
Publication of JPH0244943B2 publication Critical patent/JPH0244943B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
  • Knitting Of Fabric (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、植生等に使用するネツトに関する
ものである。
(従来の技術) 山岳道路等の工事によつて切出された斜面(法
面)は、放置すれば落石の危険があるため、通常
はネツトを被せる等の措置が講じられる。この
際、土留め効果を一層上げるため、法面の植生が
併せて図られることが多い。
使用されるネツトは土留めを行なう関係上、所
定の強靭さが要求される。しかし、強靭さを図る
余り、法面に対する密着性を低下さてたのでは、
土留め本来の機能を失つてしまう。そこで、柔軟
なネツトと強靭なネツトの2枚重ねとしたものが
過去に案出されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このように2枚重ねとしたので
は折り畳んだときのネツト全体が嵩ばるため、特
に持運び等に不便である。また、法面に対する浮
き上りを防止する場合、双方のネツトの押えを必
要とするため、押え作業が厄介である、等の問題
がある。
そこで、本発明は柔軟なネツトと強靭なネツト
との2種類を使用しながらも、これを1枚に編成
することで、ネツトの嵩を小さくして取扱いおよ
び法面に対する施工の簡便化を計らんとしたので
ある。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、この発明は太紐
にて形成される主ネツトと、細紐にて形成される
副ネツトとを、前記両ネツトの網目が交錯するよ
うにして一重に編み上げられる構成にしたのであ
る。
(作用) したがつて、本発明に係るネツトは紐の太さの
異なる2種類のネツトで編んであるため、主ネツ
トは強靭なものとなつており、逆に副ネツトは柔
軟なものとなつている。このため、粒径の大小に
拘らず、確実に法面を押え付けることができる。
また2種類のネツトで構成されてはいるが、一重
に編んであるため、折り畳み代が小さく、嵩ばら
ない。
(実施例) 以下、本発明を具体化した実施例を図面にした
がつて詳細に説明する。
図面において、1はネツト全体を示している。
ネツト1は太紐2で編成された主ネツトMと、細
紐3で編成された副ネツトSとからなり、位相の
ずれたダイヤ形状の網目をもつて一重に編み上げ
られている。本例では、太紐2,細紐3はいずれ
もポリエチレン,ポリエステル,ナイロン等の合
成繊維製のものが使用されており、共にほぼ同じ
太さの糸が使用されている。但し、使用する糸の
本数の差異によつて、主ネツトM側は副ネツトS
側に比して強靭化が図られている。
なお、図示はしないが、法面に対する植生工の
際にはネツト1に対して肥料袋を係着させること
がある。
第2図および第3図は、ネツト1の編み方の概
略を示すものである。太紐2と細紐3とは、第2
図に示すようにして結ばれている。図中、L2,
L3が細紐3を示し、L1,L4が太紐2を示し
ている。これによると、細紐L2,L3は結び目
()において旦交錯した後に相互に離反する方
向へ進む。そして、途中でそれぞれ太紐L1,L
4と結び目()を作りながら太紐L1,L4と
それぞれ交錯し、隣りのウエールの細紐3と結び
目()を作つた後、相互に接近する方向へ進
む。そして、再び太紐2と交錯して結び目()
を作つた後、再度相互に結び付けられる。ネツト
1は、原理的にこのパターンの繰り返しによつて
編成されている。
実際には、太紐2,細紐3は例えば挿入糸が2
本ずつ加えられて構成される。この例を第2図に
対応させた第3図に示す。したがつて、L2,L
3が細紐を示し、L1,L4が太紐である。この
うち、L2ab,L3abおよびL1ab,L4abが
それぞれ挿入系である。
しかし、現実のネツトでは太紐2,細紐3を構
成する糸の本数は、用途等に応じて適宜に増減し
て設定される。
次に、上記の構成に係るネツト1の作用効果を
具体的に説明する。
例えば、法面に対する施工を行なう場合には、
施工すべき法面の全面を覆いうるように、複数枚
のネツト1を組合わせ、これらを順次繋ぎ合わせ
てゆく。この場合、ネツトは法面に対してアンカ
ー等を打込まれて固定される。しかる後に、法面
に対して種子の吹付け工を行なえば、土留め工と
植生工が完了する。
さて、本例ネツト1は2種類の性質を兼備する
ものの一重のネツトであるため、折り畳んだ状態
で嵩ばらず、持運びやすい。そして、網目がダイ
ヤ形状であるため、主,副両ネツトM,S共に第
1図に示す矢印方向への伸縮が可能となつてい
る。したがつて、上記の持運びの簡便性が一層助
長される。こういつことは、法面という作業条件
の悪い場所を考慮した場合に、非常に有益な効果
と言える。
さらに、一重のネツトとしたことによつて、次
の効果も得られる。すなわち、本例のネツトは太
紐2同士および細紐3同士の結び目の他に、太紐
2と細紐3とによる結び目がある。この点、従来
の2重のネツトでは、太紐2同士および細紐3同
士の結び目しかない。したがつて、いずれか一方
の紐が切れた場合に、従来のネツトでは糸の解け
が進行するおそれがあるが、本例のネツト1では
太紐2と細紐3とによる結び目が糸の解けの進行
を規制することができ、ネツトの破れの拡大を可
及的に防止することができる。
勿論、強靭,柔軟の2種類のネツトを使用して
いることから、大きな礫は主ネツトMで、小石は
副ネツトSにてそれぞれ押さえることができ、法
面に対する高い密着性とともに土留め効果の向上
にも寄与する。
なお、本例のネツトは植生用としての用途に止
まらず、ゴルフ,野球等の防球用等として広く使
用可能である。
また、本例では網目がダイヤ形状のものについ
て図示し、説明したが、編み始めから角目にする
場合、あるいは編み上げ後の加工によつて角目に
することもある。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなよに、本発明のネツト
は太紐で形成された主ネツトと、細紐にて形成さ
れた副ネツトとから一重に編み上げているため、
従来の比して嵩ばらず、持運びや施工時において
便利であることから、特に法面での作業に好適で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本例ネツトの網目構造を示す平面図、
第2図および第3図はそれぞれネツトの編み方を
示すための説明図である。 1……ネツト、2……太紐、3……細紐、M…
…主ネツト、S……副ネツト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 太紐にて形成される主ネツトと、細紐にて形
    成される副ネツトとを、前記両ネツトの網目が交
    錯するようにして一重に編み上げられてなること
    を特徴とする植生等のためのネツト。
JP5357487A 1987-03-09 1987-03-09 Shokuseitonotamenonetsuto Expired - Lifetime JPH0244943B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5357487A JPH0244943B2 (ja) 1987-03-09 1987-03-09 Shokuseitonotamenonetsuto

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JP5357487A JPH0244943B2 (ja) 1987-03-09 1987-03-09 Shokuseitonotamenonetsuto

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63219650A JPS63219650A (ja) 1988-09-13
JPH0244943B2 true JPH0244943B2 (ja) 1990-10-05

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JP5357487A Expired - Lifetime JPH0244943B2 (ja) 1987-03-09 1987-03-09 Shokuseitonotamenonetsuto

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996035021A1 (fr) * 1995-05-01 1996-11-07 Asahi Doken Kabushiki Kaisha Filet tridimensionnel et procede de retenue de vegetation sur une pente

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2709397B2 (ja) * 1988-09-08 1998-02-04 黒田編織株式会社 安全ネット

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WO1996035021A1 (fr) * 1995-05-01 1996-11-07 Asahi Doken Kabushiki Kaisha Filet tridimensionnel et procede de retenue de vegetation sur une pente

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JPS63219650A (ja) 1988-09-13

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