JPH0244612B2 - Henkeikannoseiho - Google Patents
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- JPH0244612B2 JPH0244612B2 JP1818685A JP1818685A JPH0244612B2 JP H0244612 B2 JPH0244612 B2 JP H0244612B2 JP 1818685 A JP1818685 A JP 1818685A JP 1818685 A JP1818685 A JP 1818685A JP H0244612 B2 JPH0244612 B2 JP H0244612B2
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D51/00—Making hollow objects
- B21D51/16—Making hollow objects characterised by the use of the objects
- B21D51/26—Making hollow objects characterised by the use of the objects cans or tins; Closing same in a permanent manner
- B21D51/2615—Edge treatment of cans or tins
- B21D51/2638—Necking
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
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- B21D51/2615—Edge treatment of cans or tins
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は変形缶の製法に関する。さらに詳しく
は、エアゾール製品や食品包装用容器に用いられ
る金属缶の変形加工方法に関する。
は、エアゾール製品や食品包装用容器に用いられ
る金属缶の変形加工方法に関する。
[従来の技術]
従来のエアゾール缶は、法律の規制が長く続い
ていたことや、生産が容易であることなどの理由
で円筒形状のものしか生産されておらない。
ていたことや、生産が容易であることなどの理由
で円筒形状のものしか生産されておらない。
しかしたとえば化粧品用のエアゾール製品など
においては、ガラス製などの他の容器とのデザイ
ンの統一をはかるなど、外観に種々の変化を与え
意匠性を向上させることが望まれる。
においては、ガラス製などの他の容器とのデザイ
ンの統一をはかるなど、外観に種々の変化を与え
意匠性を向上させることが望まれる。
金属缶を変形させる方法としては、たとえばイ
ンパクト成形の金型に種々の機構や工夫を加える
ことにより、インパクト成形の時点で変形缶を成
形する方法や、バジル成形法(ウレタンゴムなど
を金属缶内に挿入し、圧縮して内側から押し拡げ
る方法)、あるいは磁波成形法(金属缶を割り型
内部に配置し、金属缶内にコイルを挿入して内側
から拡げる加工法)などが考えられる。
ンパクト成形の金型に種々の機構や工夫を加える
ことにより、インパクト成形の時点で変形缶を成
形する方法や、バジル成形法(ウレタンゴムなど
を金属缶内に挿入し、圧縮して内側から押し拡げ
る方法)、あるいは磁波成形法(金属缶を割り型
内部に配置し、金属缶内にコイルを挿入して内側
から拡げる加工法)などが考えられる。
[発明が解決しようとする問題点]
前記いずれの加工方法も、高価で複雑な設備を
必要とし、しかも変形の程度が少ないという問題
がある。
必要とし、しかも変形の程度が少ないという問題
がある。
本発明は金属缶に高い意匠効果がえられる比較
的大きい変形を簡単に施すことができる加工方法
を提供することを目的する。
的大きい変形を簡単に施すことができる加工方法
を提供することを目的する。
[問題点を解決するための手段]
本発明の変形缶の製法は、有底筒状の金属缶の
開口部近辺にネツキング加工およびカーリング加
工をその順に施し、ついで前記金属缶の肩部近辺
および底部近辺のそれぞれの外周に絞り加工を施
し、さらに前記金属缶の開口部近辺および底部近
辺を軸方向に支えながら胴部を半径方向に押圧し
て断面楕円状に変形させる押圧加工を施すことを
構成上の特徴としている。
開口部近辺にネツキング加工およびカーリング加
工をその順に施し、ついで前記金属缶の肩部近辺
および底部近辺のそれぞれの外周に絞り加工を施
し、さらに前記金属缶の開口部近辺および底部近
辺を軸方向に支えながら胴部を半径方向に押圧し
て断面楕円状に変形させる押圧加工を施すことを
構成上の特徴としている。
なお本明細書におけるカーリング加工とは、第
2図に示されるような開口部2の端縁2aを完全
に断面円形に丸めるばあいのほか、第3図に示さ
れるような不完全に丸めるいわゆるフランジ加工
をも含む概念である。
2図に示されるような開口部2の端縁2aを完全
に断面円形に丸めるばあいのほか、第3図に示さ
れるような不完全に丸めるいわゆるフランジ加工
をも含む概念である。
[作用]
本発明の変形缶の製法においてはネツキング加
工の後、一旦開口部端縁にカーリング加工が施さ
れる。そのため缶の強度および剛性が高まる。し
たがつて側面を絞り加工するばあいに、通常のネ
ツキング加工のように金属缶の内部にパイロツト
(第1図の3)を挿入する必要がない。さらに金
属缶の内面または外面の塗膜をパイロツトで強圧
することがないので塗膜への負担も少なくなる。
またあらかじめ肩部および底部の外周に絞り加工
を施すことにより缶の剛性を高めると共に胴部を
他の部分よりも外側に突出させ、そののち軸方向
に缶が伸びるのを防ぎながら胴部を半径方向に押
圧する押圧加工を施すため、偏平に加工された彎
曲面が滑らかであり、しかも成形が簡単である。
工の後、一旦開口部端縁にカーリング加工が施さ
れる。そのため缶の強度および剛性が高まる。し
たがつて側面を絞り加工するばあいに、通常のネ
ツキング加工のように金属缶の内部にパイロツト
(第1図の3)を挿入する必要がない。さらに金
属缶の内面または外面の塗膜をパイロツトで強圧
することがないので塗膜への負担も少なくなる。
またあらかじめ肩部および底部の外周に絞り加工
を施すことにより缶の剛性を高めると共に胴部を
他の部分よりも外側に突出させ、そののち軸方向
に缶が伸びるのを防ぎながら胴部を半径方向に押
圧する押圧加工を施すため、偏平に加工された彎
曲面が滑らかであり、しかも成形が簡単である。
さらに絞り加工のときに肩部と底部を円筒状に
絞り込むと共にその部分と胴部が滑らかに連続す
るようなテーパ部を形成するときは、最終の形状
における彎曲面の連続性が滑らかになるという利
点がある。
絞り込むと共にその部分と胴部が滑らかに連続す
るようなテーパ部を形成するときは、最終の形状
における彎曲面の連続性が滑らかになるという利
点がある。
[実施例]
つぎに本発明の製法を図面を参照しながら説明
する。
する。
第1図は本発明の製法の一実施例を示す工程説
明図、第2図および第3図はそれぞれ本発明にか
かわるカーリング加工が施された金属缶の実施例
を示す要部断面図、第4図および第5図はそれぞ
れ本発明の製法における絞り加工の他の実施例を
示す工程説明図、第6〜8図はそれぞれ本発明に
おける押圧加工の実施例を示す説明図、第9図お
よび第10図はそれぞれ本発明の製法により製造
された変形缶の一例を示す斜視図および一部切欠
平面図、第11図および第12図はそれぞれ第9
図の変形缶の側面図である。
明図、第2図および第3図はそれぞれ本発明にか
かわるカーリング加工が施された金属缶の実施例
を示す要部断面図、第4図および第5図はそれぞ
れ本発明の製法における絞り加工の他の実施例を
示す工程説明図、第6〜8図はそれぞれ本発明に
おける押圧加工の実施例を示す説明図、第9図お
よび第10図はそれぞれ本発明の製法により製造
された変形缶の一例を示す斜視図および一部切欠
平面図、第11図および第12図はそれぞれ第9
図の変形缶の側面図である。
第1図は本発明の変形缶の製法の一実施例を示
すものであり、従来公知の衝撃押し出し加工Aに
より有底筒状に形成されたアルミニウム製の缶1
(いわゆるアルミモノブロツク缶)から、エアゾ
ール製品用の変形缶まで加工されていく状態をそ
の工程順に示している。缶1はまずネツキング加
工Bの工程において、開口部2内にパイロツト3
が挿入されると共に開口部2近辺が金型4で所望
の太さまで絞られ、同時に肩部5が形成される。
肩部5の広さ、すなわちもとの胴部6と首部7の
径の差は、後述する絞り加工D1,D2および押
圧加工Eの程度に応じて選択する。またネツキン
グ加工Bは従来公知の金型を用いてプレスなどで
加工することができ、広い肩部5が必要なばあい
はしだいに首部7の径が細くなるように数回のネ
ツキング加工Bが繰り返される。
すものであり、従来公知の衝撃押し出し加工Aに
より有底筒状に形成されたアルミニウム製の缶1
(いわゆるアルミモノブロツク缶)から、エアゾ
ール製品用の変形缶まで加工されていく状態をそ
の工程順に示している。缶1はまずネツキング加
工Bの工程において、開口部2内にパイロツト3
が挿入されると共に開口部2近辺が金型4で所望
の太さまで絞られ、同時に肩部5が形成される。
肩部5の広さ、すなわちもとの胴部6と首部7の
径の差は、後述する絞り加工D1,D2および押
圧加工Eの程度に応じて選択する。またネツキン
グ加工Bは従来公知の金型を用いてプレスなどで
加工することができ、広い肩部5が必要なばあい
はしだいに首部7の径が細くなるように数回のネ
ツキング加工Bが繰り返される。
ついで前記首部7にカーリング加工Cが施され
る。エアゾール缶を製造するばあいには、ネツキ
ング加工Cは第2図に示すように開口部2の端縁
2aが外側に向いて巻かれるのが通常であるが、
内側に巻かれていてもよい。またジユース缶のよ
うな食品用の金属缶のばあいは、第3図に示され
るように外側に向つて開く断面U字状のフランジ
部7aを形成するカーリング加工Cを行なつても
よい。さらにカーリング加工後にカーリング部を
偏平にするなどの加工を行なつてもよい。
る。エアゾール缶を製造するばあいには、ネツキ
ング加工Cは第2図に示すように開口部2の端縁
2aが外側に向いて巻かれるのが通常であるが、
内側に巻かれていてもよい。またジユース缶のよ
うな食品用の金属缶のばあいは、第3図に示され
るように外側に向つて開く断面U字状のフランジ
部7aを形成するカーリング加工Cを行なつても
よい。さらにカーリング加工後にカーリング部を
偏平にするなどの加工を行なつてもよい。
カーリング加工Cが施された缶1には、さらに
肩部5および底部8の外周部分を細くする絞り加
工D1,D2が施される。
肩部5および底部8の外周部分を細くする絞り加
工D1,D2が施される。
絞り加工D1,D2は従来公知の方法で、たと
えば絞り型10,11およびノツクアウトプレー
ト12,13などを用いて行なうことができる。
えば絞り型10,11およびノツクアウトプレー
ト12,13などを用いて行なうことができる。
本発明の製法においては、絞り加工が比較的剛
性の高い肩部5および底部8の近辺のみに行なわ
れるため、缶1の内部に内側から押圧力を支える
部材などを挿入する必要はない。
性の高い肩部5および底部8の近辺のみに行なわ
れるため、缶1の内部に内側から押圧力を支える
部材などを挿入する必要はない。
最終工程として缶1の胴部6に対してたがいに
向き合う2方向(矢印Q方向)から押圧する押圧
加工Eが施される。押圧加工Eはカーリング加工
Cが施された開口部2と底部8とを缶1が伸びな
いように軸方向(矢印R方向)に支えながら行な
われる。
向き合う2方向(矢印Q方向)から押圧する押圧
加工Eが施される。押圧加工Eはカーリング加工
Cが施された開口部2と底部8とを缶1が伸びな
いように軸方向(矢印R方向)に支えながら行な
われる。
前記押圧加工Eが施された缶1は、たとえば第
9〜12図に示すように楕円状の横断面形状を呈
する変形缶21となる。
9〜12図に示すように楕円状の横断面形状を呈
する変形缶21となる。
本発明の製法においては、押圧加工Eが施され
るまえに肩部5と底部8に絞り加工D1,D2が
施されている。そのため他の部分に比して外側に
突出している比較的剛性の低い胴部のみが押圧変
形される。したがつて押圧加工が容易であり、か
つ缶1の内部に支持部材などを挿入しておらない
にもかかわらず滑らかで正確な表面形状をうるこ
とができる。
るまえに肩部5と底部8に絞り加工D1,D2が
施されている。そのため他の部分に比して外側に
突出している比較的剛性の低い胴部のみが押圧変
形される。したがつて押圧加工が容易であり、か
つ缶1の内部に支持部材などを挿入しておらない
にもかかわらず滑らかで正確な表面形状をうるこ
とができる。
第4図に示される肩部5の絞り加工D3におい
ては、肩部5に円筒状の部分14と、その部分1
4と滑らかに連続するテーパ部15とが同時に形
成されている。
ては、肩部5に円筒状の部分14と、その部分1
4と滑らかに連続するテーパ部15とが同時に形
成されている。
そのようなテーパ部15を形成しておくとき
は、前記押圧加工Eによつて形成される彎曲面
(たとえば第9図の16,17など)と絞り部1
8とがきわめて滑らかに連続するという利点があ
る。
は、前記押圧加工Eによつて形成される彎曲面
(たとえば第9図の16,17など)と絞り部1
8とがきわめて滑らかに連続するという利点があ
る。
なお底部8近辺に円筒状の部分14およびテー
パ部15を形成しても同じ効果が奏される。
パ部15を形成しても同じ効果が奏される。
第5図に示されている底部8の絞り加工におい
ては、あらかじめ、ゆるやかなテーパ部19を形
成する第1絞り加工D5を行ない、ついで円筒状
の部分14とテーパ部15とを同時に形成する第
2絞り加工D6が行なわれる。
ては、あらかじめ、ゆるやかなテーパ部19を形
成する第1絞り加工D5を行ない、ついで円筒状
の部分14とテーパ部15とを同時に形成する第
2絞り加工D6が行なわれる。
そのように2工程で絞り加工を行なうときは、
剛性の高い底部8の加工を比較的容易に行なうこ
とができる。なお前記第1絞り加工D5におい
て、底面20を適切な形状の金型などで矢印P方
向に押圧するときは、加工を一層容易に行なうこ
とができる。しかもしわや割れが生じにくいとい
う利点がある。
剛性の高い底部8の加工を比較的容易に行なうこ
とができる。なお前記第1絞り加工D5におい
て、底面20を適切な形状の金型などで矢印P方
向に押圧するときは、加工を一層容易に行なうこ
とができる。しかもしわや割れが生じにくいとい
う利点がある。
前記絞り加工の前に、あるいは絞り加工の途中
に、必要に応じて缶1の表面に潤滑油を塗布して
もよい。それにより金型と缶表面の摩擦力を減少
させて加工圧力を低減させると共に缶表面の印刷
などを保護することができる。潤滑油は最終の絞
り加工または押圧加工の後に洗浄される。
に、必要に応じて缶1の表面に潤滑油を塗布して
もよい。それにより金型と缶表面の摩擦力を減少
させて加工圧力を低減させると共に缶表面の印刷
などを保護することができる。潤滑油は最終の絞
り加工または押圧加工の後に洗浄される。
本発明における押圧加工Eは、たとえばつぎの
ように行なわれる。
ように行なわれる。
まず第6図に示すようなジグ22,23により
缶1のカーリング部24と底部8とを保持する。
そのばあいジグ22,23はそれらの間隔が拡が
らないように保持される。
缶1のカーリング部24と底部8とを保持する。
そのばあいジグ22,23はそれらの間隔が拡が
らないように保持される。
つぎに第8図に示すような彎曲している内面2
5を有する一組の金型26で缶1の両側から矢印
Q方向に押圧する。それにより缶1の胴部6は第
8図の2点鎖線Sで示されるように断面楕円状に
変形する。
5を有する一組の金型26で缶1の両側から矢印
Q方向に押圧する。それにより缶1の胴部6は第
8図の2点鎖線Sで示されるように断面楕円状に
変形する。
前記ジグ22,23の形状は、第6図に示すよ
うにカーリング部24および底部8をそれぞれ外
側から単に支えるものであつてもよいが、たとえ
ば第7図に示すようにカーリング部24の内周と
接する突部を有するジグ27および底部20の全
体と接触するジグ28によつて構成するのが好ま
しい。それにより缶1が軸方向に伸びるのを防止
するだけでなく、開口部2近辺および底部8近辺
の好ましくない変形(たとえばゆがみなど)を防
止することができる。
うにカーリング部24および底部8をそれぞれ外
側から単に支えるものであつてもよいが、たとえ
ば第7図に示すようにカーリング部24の内周と
接する突部を有するジグ27および底部20の全
体と接触するジグ28によつて構成するのが好ま
しい。それにより缶1が軸方向に伸びるのを防止
するだけでなく、開口部2近辺および底部8近辺
の好ましくない変形(たとえばゆがみなど)を防
止することができる。
叙上の方法で製造することにより、たとえば第
9〜11図に示すように押圧された側面16にお
いては肩部5と胴部6とが直接滑らかに連続して
おり、押圧されなかつた側面17においては肩部
5、絞り部18および胴部6がたがいに滑らかに
連続すると共に、前記側面16,17同士および
胴部6と底部8とが滑らかに連続する優美な変形
缶21をうることができる。すなわち本発明の製
法で製造された変形缶21は、それぞれ曲率の異
なる彎曲面がたがいに滑らかに連続するように一
体に成形されたものである。そのため変形缶21
の強度や耐圧性が高く、たとえばエアゾール製品
の容器としても好適に採用しうる。
9〜11図に示すように押圧された側面16にお
いては肩部5と胴部6とが直接滑らかに連続して
おり、押圧されなかつた側面17においては肩部
5、絞り部18および胴部6がたがいに滑らかに
連続すると共に、前記側面16,17同士および
胴部6と底部8とが滑らかに連続する優美な変形
缶21をうることができる。すなわち本発明の製
法で製造された変形缶21は、それぞれ曲率の異
なる彎曲面がたがいに滑らかに連続するように一
体に成形されたものである。そのため変形缶21
の強度や耐圧性が高く、たとえばエアゾール製品
の容器としても好適に採用しうる。
本発明の製法で加工される有底筒状の金属缶の
材質としては、アルミニウムのほか、銅、真ちゆ
う、または鉄、あるいはそれらを主体とする合
金、それらの金属に表面処理(メツキ、酸化皮膜
成形など)を施したものなど、塑性加工が可能な
種々の金属をあげることができる。
材質としては、アルミニウムのほか、銅、真ちゆ
う、または鉄、あるいはそれらを主体とする合
金、それらの金属に表面処理(メツキ、酸化皮膜
成形など)を施したものなど、塑性加工が可能な
種々の金属をあげることができる。
また有底筒状に形成する方法としては衝撃押し
出し加工が好ましいが、たとえば深絞り成形、へ
ら絞り成形などの従来公知の他の方法を採用して
もよい。
出し加工が好ましいが、たとえば深絞り成形、へ
ら絞り成形などの従来公知の他の方法を採用して
もよい。
[発明の効果]
本発明の変形缶の製法によれば、金属缶に比較
的大きい変形を簡単に施すことができ、それによ
つて意匠性および実用性の高い金属缶を簡単に製
造することができる。
的大きい変形を簡単に施すことができ、それによ
つて意匠性および実用性の高い金属缶を簡単に製
造することができる。
第1図は本発明の製法の一実施例を示す工程説
明図、第2図および第3図はそれぞれ本発明にか
かわるカーリング加工が施された金属缶の実施例
を示す要部断面図、第4図および第5図はそれぞ
れ本発明の製法における絞り加工の他の実施例を
示す工程説明図、第6〜8図はそれぞれ本発明に
おける押圧加工の実施例を示す説明図、第9図お
よび第10図はそれぞれ本発明の製法により製造
された変形缶の一例を示す斜視図および一部切欠
平面図、第11図および第12図はそれぞれ第9
図の変形缶の側面図である。 (図面の主要符号)、A:衝撃押し出し加工、
B:ネツキング加工、C:カーリング加工、D
1,D2:絞り加工、1:缶、2:開口部、5:
肩部、6:胴部、8:底部。
明図、第2図および第3図はそれぞれ本発明にか
かわるカーリング加工が施された金属缶の実施例
を示す要部断面図、第4図および第5図はそれぞ
れ本発明の製法における絞り加工の他の実施例を
示す工程説明図、第6〜8図はそれぞれ本発明に
おける押圧加工の実施例を示す説明図、第9図お
よび第10図はそれぞれ本発明の製法により製造
された変形缶の一例を示す斜視図および一部切欠
平面図、第11図および第12図はそれぞれ第9
図の変形缶の側面図である。 (図面の主要符号)、A:衝撃押し出し加工、
B:ネツキング加工、C:カーリング加工、D
1,D2:絞り加工、1:缶、2:開口部、5:
肩部、6:胴部、8:底部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 有底筒状の金属缶の開口部近辺にネツキング
加工およびカーリング加工をその順に施し、つい
で前記金属缶の肩部近辺および底部近辺のそれぞ
れの外周に絞り加工を施し、さらに前記金属缶の
開口部近辺および底部近辺を軸方向に支えながら
胴部を半径方向に押圧して断面楕円状に変形させ
る押圧加工を施す変形缶の製法。 2 前記絞り加工が肩部および底部を円筒状に絞
り込む加工と、該円筒状に絞り込まれる部位に連
続する部分を胴部と滑らかに連続するようなテー
パ状に絞り込む加工とからなる特許請求の範囲第
1項記載の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1818685A JPH0244612B2 (ja) | 1985-01-31 | 1985-01-31 | Henkeikannoseiho |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1818685A JPH0244612B2 (ja) | 1985-01-31 | 1985-01-31 | Henkeikannoseiho |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61176433A JPS61176433A (ja) | 1986-08-08 |
JPH0244612B2 true JPH0244612B2 (ja) | 1990-10-04 |
Family
ID=11964579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1818685A Expired - Lifetime JPH0244612B2 (ja) | 1985-01-31 | 1985-01-31 | Henkeikannoseiho |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0244612B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008518787A (ja) * | 2004-11-08 | 2008-06-05 | フラッティーニ ソシエタ ペル アチオニ コストゥルツィオーニ メカニケ | 金属製容器の表面の成形方法 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6253597B1 (en) | 1988-02-19 | 2001-07-03 | Corus Staal B.V. | Body-necking a wall-ironed can |
AU4847796A (en) * | 1995-02-16 | 1996-09-04 | Thomassen & Drijver-Verblifa N.V. | Method and apparatus for shaping a can |
CA2963481C (en) | 2014-10-15 | 2019-01-08 | Ball Corporation | Apparatus and method for simultaneously forming a contoured shoulder and neck portion in a closed end of a metallic container |
BR112017007236A2 (pt) | 2014-10-28 | 2017-12-12 | Ball Corp | aparelho e método para formar uma cuba com um fundo reformado |
-
1985
- 1985-01-31 JP JP1818685A patent/JPH0244612B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008518787A (ja) * | 2004-11-08 | 2008-06-05 | フラッティーニ ソシエタ ペル アチオニ コストゥルツィオーニ メカニケ | 金属製容器の表面の成形方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61176433A (ja) | 1986-08-08 |
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