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JPH0242513Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0242513Y2
JPH0242513Y2 JP1985121291U JP12129185U JPH0242513Y2 JP H0242513 Y2 JPH0242513 Y2 JP H0242513Y2 JP 1985121291 U JP1985121291 U JP 1985121291U JP 12129185 U JP12129185 U JP 12129185U JP H0242513 Y2 JPH0242513 Y2 JP H0242513Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
child
seat cushion
recess
footrest
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985121291U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6228641U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985121291U priority Critical patent/JPH0242513Y2/ja
Publication of JPS6228641U publication Critical patent/JPS6228641U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0242513Y2 publication Critical patent/JPH0242513Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は車両用シート、詳しくはヘツドレス
ト一体形のシートバツクを備え、該シートバツク
に子供用シートクツシヨンを展開格納可能に設け
た車両用シートに関する。
(従来の技術) 従来、シートバツクにヘツドレストを設けない
一般形の車両用シートにおいて、前記シートバツ
クに子供用シートクツシヨンを展開格納可能に設
け、子供の車両への搭乗時に、前記子供用シート
クツシヨンを前記シートバツクから前方に展開さ
せて子供用座席を形成し、この子供用座席上に子
供を着座させるごとくしたものは、例えば実公昭
54−17925号公報などにおいて既に知られている。
しかして前記シートバツクにヘツドレストを設
けた車両用シートに、子供用シートクツシヨンを
設ける場合には、例えば第3図に示すごとく、前
記シートバツク2の中央前面部分で、該シートバ
ツク2に設けたヘツドレスト2aの下方位置から
前記シートバツク2の下端にかけて分割すること
により、該シートバツク2側に格納凹部2bを、
また該凹部2bと同形状をなす子供用シートクツ
シヨン3を形成し、このシートクツシヨン3を前
記シートバツク2の凹部2bに枢支ピン5を介し
て展開格納可能に支持するのである。
斯くして子供用座席を形成するときには、第3
図実線に示すごとく、前記子供用シートクツシヨ
ン3を前記シートバツク2の凹部2bから前下方
に引き出して、シートクツシヨン1上に折重状に
展開させ、前記子供用シートクツシヨン3上に子
供Cを着座させるごとくなし、また同図仮想線に
示すごとく、前記子供用シートクツシヨン3を上
方に揺動させて、該シートクツシヨン3を前記シ
ートバツク2の凹部2bに格納することにより、
前記車両用シートを通常のシートとして使用する
ごとくなすのである。
(考案が解決しようとする問題点) ところで前記のごとくヘツドレスト2aをもつ
シートバツク2に子供用シートクツシヨン3を設
けた車両用シートにあつては、前記シートバツク
2に前記ヘツドレスト2aの下方位置から前記シ
ートバツク2の下端にかけて子供用シートクツシ
ヨン3の格納凹部2bが形成されることから、前
記子供用シートクツシヨン3を前記凹部2bから
前記シートクツシヨン1上に展開させて、前記子
供用シートクツシヨン3上に子供Cを着座させた
とき、場合によつては子供Cの頭部Hが、前記ヘ
ツドレスト2aと前記凹部2bとの中間部位に当
接して、子供Cの背中が前記凹部2bから浮き勝
手となり、また該凹部2bに背中を当接させると
きには、頭部Hを前方に突き出した不安定な姿勢
で着座する必要があつて、乗り心地が悪く、長時
間座乗すると疲れるなどの問題があつた。
更に、前記シートバツク2にヘツドレスト2a
を設けたもの、またシートバツク2にヘツドレス
ト2aを設けない前述した実公昭54−17925号公
報のものは、何れも前記子供用シートクツシヨン
3が所定の厚肉に形成されて、前記シートクツシ
ヨン1上への展開時に、該シートクツシヨン1と
前記子供用シートクツシヨン3との間に大きな段
差が形成されるのであり、従つて前記子供用シー
トクツシヨン3上に子供Cが着座したとき、この
子供用シートクツシヨン3の前方において、子供
Cの足Lと前記シートクツシヨン1との間に大き
な空間が生じ、つまり前記子供用シートクツシヨ
ン3の前方においては、子供Cの足Lが前記シー
トクツシヨン1に対し浮き気味の不安定な状態と
なり、乗り心地が悪い問題があつたのである。
本考案は以上のごとき問題に鑑みて考案したも
ので、その目的は、前記子供用シートクツシヨン
に簡単な変更を加えることにより、この子供用シ
ートクツシヨン上に安定して良好な乗心地で着座
することができる車両用シートを提供することに
ある。
(問題点を解決するための手段) 本考案の車両用シートは、第1図及び第2図に
示すごとく構成したもので、シートバツク2にヘ
ツドレスト2aを設けた車両用シートにおいて、
前記シートバツク2の中央前面部分を分割して、
該シートバツク2側に格納凹部2bを、また該凹
部2bと同形状をなす子供用シートクツシヨン3
を形成し、このシートクツシヨン3を前記シート
バツク2の凹部2bに枢支ピンン5を介して展開
格納可能に支持すると共に、前記格納凹部2bの
端部と前記ヘツドレスト2aとの間から、先端に
向かつて肉薄となる足載台4を分割形成し、該足
載台4を前記子供用シートクツシヨン3の先端側
に連結したことを特徴とするものである。
(作用) しかして前記子供用シートクツシヨン3をシー
トクツシヨン1上に展開させて、子供用座席を形
成したとき、前記子供用シートクツシヨン3の前
部側には、先端に向かつて肉薄となる前記足載台
4が設けられるのであり、従つて前記子供用シー
トクツシヨン3上に子供Cが着座するとき、子供
Cは足Lを前記足載台4上に載せた楽な姿勢で着
座できるのであり、また前記シートバツク2に
は、前記足載台4を分割することにより、前記凹
部2bの端部から前記ヘツドレスト2aの前面側
に向かつて傾斜状に延びる傾斜面2cが形成され
るのであり、従つて前記子供用シートクツシヨン
3上への子供Cの着座時には、背中を前記凹部2
bに沿わせ、かつ頭部Hを前記傾斜面2cに当接
させた楽な姿勢で着座できるのである。
(実施例) 以下本考案にかかる車両用シートを図面の実施
例によつて説明する。
図面に示す車両用シートは、シートクツシヨン
1と、上部にヘツドレスト2bをもつシートバツ
ク2とから成り、このシートバツク2の中央前面
部分で、前記ヘツドレスト2aの下方位置から前
記シートバツク2の下端にかけて分割することに
より、該シートバツク2側に格納凹部2bを、ま
た該凹部2bと同形状をなす子供用シートクツシ
ヨン3を形成し、この子供用シートクツシヨン3
を前記シートバツク2の凹部2bに枢支ピン5を
介して展開格納可能に支持するのである。
斯くして前記子供用シートクツシヨン3を、前
記シートバツク2の格納凹部2bから前記枢支ピ
ン5を中心に前下方に引き出して、前記シートク
ツシヨン1上に折重状に展開させることにより、
子供用座席を形成するごとくなし、また前記子供
用シートクツシヨン3を上方に揺動させて前記シ
ートバツク2の凹部2b内に収納することによ
り、前記自動車用シートを通常のシートとして使
用可能となすのである。
そして前記シートバツク2に形成した格納凹部
2bの端部と前記ヘツドレスト2aとの間から、
先端に向かつて徐々に肉薄となる足載台4を分割
形成し、該足載台4を前記子供用シートクツシヨ
ン3の先端側に連結したのである。
具体的には、前記シートバツク2の凹部2bと
前記ヘツドレスト2aとの間に介在される中間部
材を、前記凹部2bの上端底部位置から前記ヘツ
ドレスト2aの下端前面側に向かつて分割するこ
とにより、先端が徐々に肉薄となる前記足載台4
を形成し、この足載台4を分割した前記シートバ
ツク2側に、前記凹部2bの底部からヘツドレス
ト2aの前面側に向かつて傾斜状に延びる傾斜面
2cを形成する。
また前記シートバツク2から分割した前記足載
台4は、前記子供用シートクツシヨン3の先端側
に薄肉ヒンジ6を介して揺動可能に連結するので
ある。
斯くすることにより前記子供用シートクツシヨ
ン3を、第2図実線に示すごとく、前記シートク
ツシヨン1上に折重状に展開させて、子供用座席
を形成した場合、前記子供用シートクツシヨン3
の前部側に、先端を徐々に肉薄とした前記足載台
4が形成されるのである。
また前記シートバツク2には、前記足載台4を
分割することにより、前記凹部2bの上端底部か
ら前記ヘツドレスト2aの下端前面側に向かつて
傾斜状に延びる傾斜面2cが形成されるのであ
り、しかして前記子供用シートクツシヨン3上に
子供Cを着座させるときには、背中を前記凹部2
bに沿わせ、かつ頭部Hを前記傾斜面2cに当接
させた状態で着座させるのである。
更に、前記子供用座席を形成することなく、前
記車両用シートを通常のシートとして使用する場
合には、第2図仮想線に示すごとく、前記子供用
シートクツシヨン3と足載台4を上方に揺動させ
て、前記シートバツク2の格納凹部2bと該凹部
2bの上部に形成した傾斜面2c上にそれぞれ格
納するごとくなす。
(考案の効果) 以上説明したごとく本考案の車両用シートで
は、シートバツク2の中央前面部分を分割するこ
とにより、該シートバツク2側に格納凹部2b
を、また該凹部2bと同形状の子供用シートクツ
シヨン3を形成して、該シートクツシヨン3を前
記格納凹部2bに展開格納可能に支持すると共
に、前記格納凹部2bと前記シートバツク2に設
けたヘツドレスト2aとの間から、先端に向かつ
て徐々に肉薄となる足載台4を分割形成し、該足
載台4を前記子供用シートクツシヨン3の先端側
に連結するごとくしたから、前記子供用シートク
ツシヨン3をシートクツシヨン1上に展開させ
て、子供用座席を形成したとき、前記子供用シー
トクツシヨン3の先端側に、前記足載台4を設け
ることができ、従つて前記子供用シートクツシヨ
ン3上に着座するとき、子供Cは足Lを前記足載
台4上に載せた楽な姿勢で着座できるのである。
しかも前記シートバツク2には、前記足載台4
を分割形成することにより、前記凹部2bの端部
から前記ヘツドレスト2aの前面側に向かつて傾
斜状に延びる傾斜面2cを形成できるのであり、
従つて前記子供用シートクツシヨン3上への子供
Cの着座時に、背中を前記凹部2bに沿わせ、か
つ頭部Hを前記傾斜面2cに当接させた楽な姿勢
で着座することができるに至つたのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の車両用シートを示す斜面図、
第2図は同シートの側面図、第3図は従来例を示
す側面図である。 2……シートバツク、2a……ヘツドレスト、3
……子供用シートクツシヨン、4……足載台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヘツドレスト一体形のシートバツク2を備えた
    車両用シートであつて、前記シートバツク2の中
    央部分前面部を分割して子供用シートクツシヨン
    3を形成し、該シートクツシヨン3を前記シート
    バツク2に展開格納可能に支持して、子供用座席
    を形成すると共に、前記子供用シートクツシヨン
    3を分割した分割端部と前記ヘツドレスト2aと
    の間から、先端に向かつて肉薄となる足載台4を
    分割形成し、該足載台4を前記子供用シートクツ
    シヨン3の先端側に連結したことを特徴とする車
    両用シート。
JP1985121291U 1985-08-07 1985-08-07 Expired JPH0242513Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985121291U JPH0242513Y2 (ja) 1985-08-07 1985-08-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985121291U JPH0242513Y2 (ja) 1985-08-07 1985-08-07

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Publication Number Publication Date
JPS6228641U JPS6228641U (ja) 1987-02-21
JPH0242513Y2 true JPH0242513Y2 (ja) 1990-11-13

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ID=31010423

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985121291U Expired JPH0242513Y2 (ja) 1985-08-07 1985-08-07

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