JPH0241892A - スリッターナイフ - Google Patents
スリッターナイフInfo
- Publication number
- JPH0241892A JPH0241892A JP18885988A JP18885988A JPH0241892A JP H0241892 A JPH0241892 A JP H0241892A JP 18885988 A JP18885988 A JP 18885988A JP 18885988 A JP18885988 A JP 18885988A JP H0241892 A JPH0241892 A JP H0241892A
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- Japan
- Prior art keywords
- upper blade
- blade
- tape
- side face
- straight type
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、磁気テープあるいは金属箔等を切断するス
リッターナイフに係り、特に良好な切り口が得られ、長
時間の使用に耐えるスリッターナイフに関する。
リッターナイフに係り、特に良好な切り口が得られ、長
時間の使用に耐えるスリッターナイフに関する。
従来のスリッターナイフは第3図及び第4図に示すよう
に、上刃ホルダ2に保持された上刃1と下刃3とは、そ
れぞれ一定の間隔で上刃軸4と下刃軸5とに配設されて
いる。上刃軸4と下刃軸5とは完全に平行にスリッター
装置本体に架設される。磁気テープあるいは金属箔6は
、この上刃1と下刃3との間を走行し切断される。
に、上刃ホルダ2に保持された上刃1と下刃3とは、そ
れぞれ一定の間隔で上刃軸4と下刃軸5とに配設されて
いる。上刃軸4と下刃軸5とは完全に平行にスリッター
装置本体に架設される。磁気テープあるいは金属箔6は
、この上刃1と下刃3との間を走行し切断される。
この上刃1と下刃3との組み合わせの従来の型式は、第
1図に示す上下刃の接する面が平坦であるストレートタ
イプと、第2図に示す下刃が平坦なストレートタイプで
、上刃は3〜5@の角度を有する皿型タイプとの二つの
型式に分けることができる。
1図に示す上下刃の接する面が平坦であるストレートタ
イプと、第2図に示す下刃が平坦なストレートタイプで
、上刃は3〜5@の角度を有する皿型タイプとの二つの
型式に分けることができる。
磁気テープ等の切断では、下刃3の厚み寸法が製品寸法
の基準になるから、下刃単体の厚み精度は±1.0μm
以下、ffiみ立て精度(累積ピッチ誤差)は20〜3
0μmに押さえられている。
の基準になるから、下刃単体の厚み精度は±1.0μm
以下、ffiみ立て精度(累積ピッチ誤差)は20〜3
0μmに押さえられている。
第1図に示す上下ストレートタイプのナイフでは、上刃
1はコイルばねあるいは皿ばねによって下刃3側に押し
つけられる。この場合下刃3に累積誤差があること、ま
たコイルばねあるいは皿ばねによりある程度以上の側圧
を与えないとテープを切断する際の抵抗によって、上刃
1が逃げてしまうので、これを防ぐために上下刃が全数
接触した後にも更に30〜200μm程度上刃軸4を押
し込むことにより側圧を与えている。従って、ストレー
トタイプの上下刃では第5図及び第6図に。
1はコイルばねあるいは皿ばねによって下刃3側に押し
つけられる。この場合下刃3に累積誤差があること、ま
たコイルばねあるいは皿ばねによりある程度以上の側圧
を与えないとテープを切断する際の抵抗によって、上刃
1が逃げてしまうので、これを防ぐために上下刃が全数
接触した後にも更に30〜200μm程度上刃軸4を押
し込むことにより側圧を与えている。従って、ストレー
トタイプの上下刃では第5図及び第6図に。
示すように上刃軸の押し込みと共にB点を支点として上
刃光が下刃から離れていき、テープの切断点Aでは第7
図に示すように、0.1〜0.6μmもの隙間が生じる
。その結果、テープの切り口としては良好なものが得ら
れず、組み込み調整をやり直さなければならない等の問
題点があった。
刃光が下刃から離れていき、テープの切断点Aでは第7
図に示すように、0.1〜0.6μmもの隙間が生じる
。その結果、テープの切り口としては良好なものが得ら
れず、組み込み調整をやり直さなければならない等の問
題点があった。
次に、第2図に示した上刃が3°〜5°の皿型タイプ、
下刃がストレートタイプの組み合わせでは、上刃に3°
〜5′という角度がついているため、刃の高さのばらつ
きが大きい。この上刃を下刃に全数接触させるためには
、より強度の強いバネを必要とすると共iこ、上刃軸の
押し込みも必然的に大きくならざるを得す、ナイフ刃先
には過大な力が加わり、ナイフ刃先ではチッピング等の
不具合いが生じ、テープの切り口が悪化し、頻繁に再研
磨をしなければならないという問題点があった。
下刃がストレートタイプの組み合わせでは、上刃に3°
〜5′という角度がついているため、刃の高さのばらつ
きが大きい。この上刃を下刃に全数接触させるためには
、より強度の強いバネを必要とすると共iこ、上刃軸の
押し込みも必然的に大きくならざるを得す、ナイフ刃先
には過大な力が加わり、ナイフ刃先ではチッピング等の
不具合いが生じ、テープの切り口が悪化し、頻繁に再研
磨をしなければならないという問題点があった。
この発明の目的は、過大な側圧(押し込み)を必要とせ
ず、適正な側圧(上刃軸の押し込み)をかけてもテープ
切断点に隙間が生ぜず、良好な切り口のテープを供給で
きると共に、適正な側圧によりチッピング等を少なくす
ることができ、長寿命のナイフを提供せんとするもので
ある。
ず、適正な側圧(上刃軸の押し込み)をかけてもテープ
切断点に隙間が生ぜず、良好な切り口のテープを供給で
きると共に、適正な側圧によりチッピング等を少なくす
ることができ、長寿命のナイフを提供せんとするもので
ある。
上下2枚の刃によって形成され、上刃ホルダに保持され
た上刃と下刃とは、それぞれ一定の間隔て上刃軸と下刃
軸とに配設されたスリッターナイフにおいて、ストレー
トタイプの上刃の刃先側の側面が凹になるように、0.
012°〜0,24゜の微小角度を設けたものである。
た上刃と下刃とは、それぞれ一定の間隔て上刃軸と下刃
軸とに配設されたスリッターナイフにおいて、ストレー
トタイプの上刃の刃先側の側面が凹になるように、0.
012°〜0,24゜の微小角度を設けたものである。
ストレートタイプの上刃は超硬合金のような焼結合金を
ダイヤモンド砥石により両面研磨し、更にダイヤモンド
砥粒で数段階にわたりラッピング加工を行い、最終的に
はラッピング加工、又はポリシング加工により、平坦で
且つ鏡面な面を形成している。これらの加工による残留
応力としてナイフ表面には圧縮応力が残留する。この残
留応力は加工方法が同じであれば、単位時間当りの加工
量が大きいほど大きい傾向にあり、加工の頭座からすれ
ば前加工はど大きい傾向にある。
ダイヤモンド砥石により両面研磨し、更にダイヤモンド
砥粒で数段階にわたりラッピング加工を行い、最終的に
はラッピング加工、又はポリシング加工により、平坦で
且つ鏡面な面を形成している。これらの加工による残留
応力としてナイフ表面には圧縮応力が残留する。この残
留応力は加工方法が同じであれば、単位時間当りの加工
量が大きいほど大きい傾向にあり、加工の頭座からすれ
ば前加工はど大きい傾向にある。
即ち、研磨加工〉粗ラッピング加工〉中仕上げラッピン
グ加工〉仕上げラッピング加工、又は仕上げポリシング
加工となる。
グ加工〉仕上げラッピング加工、又は仕上げポリシング
加工となる。
また、一般にラッピング加工は両面が同時に加工される
ため、両面の残留応力はほぼ等しく、応力のバランスが
とれているため、両面はストレートになっている。
ため、両面の残留応力はほぼ等しく、応力のバランスが
とれているため、両面はストレートになっている。
この状態で片面のみにラッピング加工仕上、又はポリシ
ング加工仕上げを施すと、両面の応力バランスがくずれ
、ラッピング仕上面、又はポリシング仕上げ面が凹む方
向に角度がつく。従って、ラッピング仕上、又はポリシ
ング仕上げ加工前の加工条件、及びラッピング仕上、又
はポリンング仕上げ加工条件をコントロールすることで
、任意の微小角度をナイフに形成することができる。
ング加工仕上げを施すと、両面の応力バランスがくずれ
、ラッピング仕上面、又はポリシング仕上げ面が凹む方
向に角度がつく。従って、ラッピング仕上、又はポリシ
ング仕上げ加工前の加工条件、及びラッピング仕上、又
はポリンング仕上げ加工条件をコントロールすることで
、任意の微小角度をナイフに形成することができる。
微小角度を有する上刃は次のような利点がある。
(i)研磨加工と異なり、ラッピング加工、ポリシング
加工で仕上げを行っているので、ナイフの平行度、平坦
度が優れており、刃高さのばらつきが研磨仕上げに比較
して非常に少ない。
加工で仕上げを行っているので、ナイフの平行度、平坦
度が優れており、刃高さのばらつきが研磨仕上げに比較
して非常に少ない。
(I上下刃の組み込み、側圧の付与に際し、比較的少な
い側圧(上刃軸の押し込み)で全数のナイフを接触させ
ることができる。
い側圧(上刃軸の押し込み)で全数のナイフを接触させ
ることができる。
(i)テープ切断時の上刃の逃げを防ぐための一層の側
圧(上刃軸の押し込み)でも、テープ切断部では上下刃
の刃先が開かず、密着した状態になっているから、良好
な切り口が得られると共に、前記(蓋)項の理由により
刃先でのチッピングが減少する。
圧(上刃軸の押し込み)でも、テープ切断部では上下刃
の刃先が開かず、密着した状態になっているから、良好
な切り口が得られると共に、前記(蓋)項の理由により
刃先でのチッピングが減少する。
なお、実験結果を次の表1で表わす。表中0は通常の度
合を示し、O印は著効あることを示す。
合を示し、O印は著効あることを示す。
前述のようにストレートタイプ上刃(薄刃)の刃先側と
なる側面に0.012°〜0.24’という微小角度を
付与することにより、従来技術の欠点であった切断開始
部で上下刃の間に隙間が発生し、切り口が悪くなるとい
う欠点、あるいは過大な側圧1こより刃先にチッピング
が発生しやすいという欠点を改善することができる。
なる側面に0.012°〜0.24’という微小角度を
付与することにより、従来技術の欠点であった切断開始
部で上下刃の間に隙間が発生し、切り口が悪くなるとい
う欠点、あるいは過大な側圧1こより刃先にチッピング
が発生しやすいという欠点を改善することができる。
第1図は、上下ストレートタイプのナイフの正面図、第
2図は上刃が皿型タイプのナイフの正面図、第3図はス
リッターナイフの正面図、第4図は同側面図、第5図は
ストレートタイプのナイフがテープを切断する状態を示
す説明図、第6図は第5図の側面図、第7図は押し込み
量と噛み込み量と切断開始部での刃先の隙間の関係を表
わす図表である。 1・・・上刃、 2・・・上刃ホルダ、 3・・・下刃、 4・・・上刃軸、 5・・・下刃軸。
2図は上刃が皿型タイプのナイフの正面図、第3図はス
リッターナイフの正面図、第4図は同側面図、第5図は
ストレートタイプのナイフがテープを切断する状態を示
す説明図、第6図は第5図の側面図、第7図は押し込み
量と噛み込み量と切断開始部での刃先の隙間の関係を表
わす図表である。 1・・・上刃、 2・・・上刃ホルダ、 3・・・下刃、 4・・・上刃軸、 5・・・下刃軸。
Claims (1)
- 1、上下2枚の刃によって形成され、上刃ホルダに保持
された上刃と下刃とは、それぞれ一定の間隔で上刃軸と
下刃軸とに配設されたスリッターナイフにおいて、スト
レートタイプの上刃の刃先側の側面が凹になるように、
0.012°〜0.24°の微小角度を設けたことを特
徴とするスリッターナイフ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18885988A JP2662699B2 (ja) | 1988-07-28 | 1988-07-28 | スリッターナイフ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18885988A JP2662699B2 (ja) | 1988-07-28 | 1988-07-28 | スリッターナイフ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0241892A true JPH0241892A (ja) | 1990-02-13 |
JP2662699B2 JP2662699B2 (ja) | 1997-10-15 |
Family
ID=16231108
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18885988A Expired - Fee Related JP2662699B2 (ja) | 1988-07-28 | 1988-07-28 | スリッターナイフ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2662699B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008247186A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車用可動ステップ |
-
1988
- 1988-07-28 JP JP18885988A patent/JP2662699B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008247186A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車用可動ステップ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2662699B2 (ja) | 1997-10-15 |
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