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JPH0239927Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0239927Y2
JPH0239927Y2 JP14247584U JP14247584U JPH0239927Y2 JP H0239927 Y2 JPH0239927 Y2 JP H0239927Y2 JP 14247584 U JP14247584 U JP 14247584U JP 14247584 U JP14247584 U JP 14247584U JP H0239927 Y2 JPH0239927 Y2 JP H0239927Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
bulging
leg
center
extending
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14247584U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6156210U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14247584U priority Critical patent/JPH0239927Y2/ja
Publication of JPS6156210U publication Critical patent/JPS6156210U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0239927Y2 publication Critical patent/JPH0239927Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、比較的大型なビール等用の合成樹脂
製耐圧液体容器に関するもので、特に容器の底部
構造に関するものである。
〔従来の技術〕
最近、ビール等の液体容器として合成樹脂製の
比較的大型な耐圧壜状容器が各種利用されている
が、この各種の合成樹脂製耐圧容器の内、ペタロ
イド形状をした底部を有する容器が、容器本体自
身に自立機能を持たせることができることから、
他の容器に比べて製造工程を少なくすることがで
き、かつ容器全体の容積に比べて内容積を大きく
することができる等の有利さを発揮している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ただ、このペタロイド形状の底部を有する容器
は、その構造から明らかな如く、周方向に沿つて
全く前後関係を持たせることができないので、周
方向に沿つた位置出しが全くできないと云う問題
があつた。
例えば、把手付きのオーバーキヤツプを組付け
ると共に、容器の胴部にラベルを巻回貼着しよう
とする場合、ラベルの貼着の後にオーバーキヤツ
プを組付ける必要があるが、このオーバーキヤツ
プの容器への組付けに際して、オーバーキヤツプ
の把手をラベルに印刷された文字および模様に対
して周方向に位置合わせした状態でオーバーキヤ
ツプの容器への組付けを達成しなければならない
が、容器は、その構造から明らかなように、周方
向に沿つた特定の位置出しを行うことのできるも
のとはなつておらず、これがためラベルを貼着し
た容器に対するオーバーキヤツプの組付けを自動
化することができず、効率の悪い手作業に頼つて
いた。
また、ラベルを貼着した容器の周方向の位置出
しを自動的に達成すべく、貼着したラベルに位置
出し用のマークを予め印刷しておき、このマーク
を光を利用して検出して容器の周方向に沿つた位
置出しを達成する手段が考えられているが、この
ものはマーク検出のための機構と、このマーク検
出機構からの指令によつて正確に作動する停止機
構とが必要となり、装置全体の構造が複雑となる
ばかりか、設備費が膨大なものとなり、さらに充
分に満足することのできる精度で容器の回動位置
を割り出すことができるとは限らなかつた。
本考案は、上記した従来例における問題点およ
び不満点を解消すべく考案されたもので、容器胴
部の周方向に沿つた位置決めを正確にかつ確実に
達成することのできる壜状容器を提供することを
目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、機械的な手段により容器の周方向の
位置の割り出しを達成すると同時に、この割り出
した位置を同じ機械的な割り出し手段によつて保
持することができるよう構成したものである。
以下、本考案を、この本考案の一実施例を示す
図面を参照しながら説明する。
本考案による液体容器1は、ペタロイド形状の
底部5を有する合成樹脂製の耐圧液体容器であつ
て、容器1の脚部を提供するペタロイド形状の膨
出部である各膨出脚部6の全部とならない範囲内
で少なくとも一つに、この膨出脚部6の脚部とし
ての機能を劣化させない形態で、この膨出脚部6
の一部を底部5の中心Oに向かつて延出させた延
出突片7を一体に付設して構成されている。
すなわち、ペタロイド形状をした容器1の底部
5は、その周端部に周方向に沿つて膨出脚部6と
凹溝8とを交互に配列位置させ、その中央部は大
きな曲率の円滑な球弧面となつているが、この円
滑な球弧面となつた底部5の中央部に、全部とな
らない範囲内で少なくとも一つの膨出脚部6か
ら、底部5の中心Oに向かつてこの膨出脚部6を
そのまま延長した形態で延出突片7を一体に成形
するのである。
一つの膨出脚部6に延出突片7を設けた場合に
は、円滑面となつた底部5の中央部に一つの延出
突片7が位置することになつて、円滑面となつた
底部5の中央部に、周方向に沿つて幅の狭い突出
部が一つだけ位置することになる。
二つの膨出脚部6に延出突片7を設けた場合に
は、円滑面となつた底部5の中央部に、周方向に
沿つて比較的幅の広い突出部が形成されることに
なる。
さらに、一つを除いた他の膨出脚部6全てに延
出突片7を設けた場合には、延出突片7を設けな
かつた膨出脚部6に対応する底部5の中央部分だ
けがへこんだ円滑面部分を形成することになる。
〔作用〕
本考案は、上記した如き構成となつているの
で、 容器1を、その軸心である中心軸Mを回転軸と
して回転変位させると、底部5を下方から見る
と、一つの膨出脚部6に延出突片7を設けた場合
には底部5の円滑面となつた中央部に一つの突起
部分が位置することになり、また一つの膨出脚部
6にだけ延出突片7を設けなかつた場合には、こ
の延出突片7を設けなかつた膨出脚部6に対応す
る底部5の中央部分だけに比較的幅広のへこんだ
円滑面が位置することになり、さらに二つの膨出
脚部6に延出突片7を設けた場合には、各膨出脚
部6の内側に位置する底部5の円滑面となつた中
央部に二つの突起部分が位置することになり、よ
つてこの突起部分もしくは比較的幅広なへこんだ
円滑面を容器1の周方向に沿つた位置決めの目安
とすることができることになる。
〔実施例〕
図示実施例の場合、容器1は、直線円筒形状を
した胴部2の下端に五つの膨出脚部6を有するペ
タロイド形状の底部5を一体に連設し、胴部2の
上端に肩部3を介して外周面に螺条を刻設した口
筒部4を起立連設した全体構造となつていて、五
つの膨出脚部6の内の一つに延出突片7を設けて
いる。
そして、この容器1には、従来の容器と同様に
把手付きのオーバーキヤツプ9が被嵌状に組付け
られるものとなつている。
延出突片7は、第2図から明らかな如く、膨出
脚部6と同じ高さで中心Oに近づくに従つてその
底面の幅を小さくした形状となつており、この延
出突片7によつて、底部5の円滑面となつた中央
部には一つの突起部分が形成されることになつて
いる。
それゆえ、中心軸Mを回転軸として容器1を回
転させた状態で、容器1の下方から延出突片7に
係止する係止片を上昇変位させて延出突片7に係
止させると、容器1はこの係止片により設定され
る回動位置で停止し、もつてその周方向の位置出
しが達成されることになる。
また、隣り合つた膨出脚部6に延出突片7を設
けた場合には、容器1の下方から上昇変位してく
る係止片に二つの前記延出突片7が同時に嵌入位
置することのできる係止凹部を形成しておき、こ
の係止片の係止凹部に両延出突片7を嵌入位置さ
せることによつて容器1の周方向の位置出しを達
成することができることになる。
さらに、一つの膨出脚部6にだけ延出突片7を
設けなかつた場合には、この膨出脚部6に対応す
る底部5の中央部部分に形成される比較的広い円
滑面にほぼぴつたりと嵌入係止する幅広の係止片
を使用することによつて、上記と同じ操作によつ
て容器1の周方向の位置出しを達成することがで
きることになる。
〔考案の効果〕
このように、本考案による容器1は、ペタロイ
ド形状となつた底部5の膨出脚部6に、この膨出
脚部6を中心Oに向かつて延長しただけの構造で
ある延出突片7を一体に設けるだけであるので、
その構造が簡単で既設の金型に僅かな加工を施す
だけで容易にかつ安価に実施することができる。
また、延出突片7は、容器1の底部5の下面に
成形されるものであるので、商品としての容器1
の外観として消費者に視覚されることが少なく、
よつて商品としての容器1の外観を害する恐れは
全くない。
さらに、この延出突片7を利用しての容器1の
周方向の位置出し作業は、この延出突片7に対す
る機械的な係止を採用することが有利であると共
に簡単であるので、位置出しの作業が確実に達成
できると共に、位置出しのための装置の構成が簡
単となり、さらに位置出しと同時に容器1の所定
回動位置での停止を達成することができる。
以上の説明から明らかな如く、本考案による容
器は、構造が簡単であると共に、商品としての容
器の外観を劣化させることがなく、さらに周方向
の位置出しが確実でかつ簡単に達成することがで
きる等多くの優れた効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す一部を破断
した正面図である。第2図は、第1図に示した本
考案による容器の一実施例の底面図である。 符号の説明、1;容器、2;胴部、3;肩部、
4;口筒部、5;底部、6;膨出脚部、7;延出
突片、8;凹溝、O;中心、M;中心軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ペタロイド形状の底部を有する合成樹脂製の耐
    圧液体容器であつて、容器の脚部を提供するペタ
    ロイド形状の膨出部である各膨出脚部の全部とな
    らない範囲内で少なくとも一つに、該膨出脚部の
    脚部としての機能を劣化させない形態で、該膨出
    脚部の一部を底部の中心に向かつて延出させた延
    出突片を一体に付設して成る液体容器。
JP14247584U 1984-09-20 1984-09-20 Expired JPH0239927Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14247584U JPH0239927Y2 (ja) 1984-09-20 1984-09-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14247584U JPH0239927Y2 (ja) 1984-09-20 1984-09-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6156210U JPS6156210U (ja) 1986-04-15
JPH0239927Y2 true JPH0239927Y2 (ja) 1990-10-25

Family

ID=30700798

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14247584U Expired JPH0239927Y2 (ja) 1984-09-20 1984-09-20

Country Status (1)

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0742975Y2 (ja) * 1989-10-23 1995-10-04 株式会社吉野工業所 ブロー成形容器
JPH07108705B2 (ja) * 1991-07-02 1995-11-22 東洋製罐株式会社 耐圧容器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6156210U (ja) 1986-04-15

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