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JPH0239602B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0239602B2
JPH0239602B2 JP59153804A JP15380484A JPH0239602B2 JP H0239602 B2 JPH0239602 B2 JP H0239602B2 JP 59153804 A JP59153804 A JP 59153804A JP 15380484 A JP15380484 A JP 15380484A JP H0239602 B2 JPH0239602 B2 JP H0239602B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
cam
piston
timing plate
cam follower
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59153804A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6131611A (ja
Inventor
Yoshio Ajiki
Shigemasa Kajiwara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP15380484A priority Critical patent/JPS6131611A/ja
Publication of JPS6131611A publication Critical patent/JPS6131611A/ja
Publication of JPH0239602B2 publication Critical patent/JPH0239602B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/26Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of two or more valves operated simultaneously by same transmitting-gear; peculiar to machines or engines with more than two lift-valves per cylinder
    • F01L1/267Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of two or more valves operated simultaneously by same transmitting-gear; peculiar to machines or engines with more than two lift-valves per cylinder with means for varying the timing or the lift of the valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/02Valve drive
    • F01L1/04Valve drive by means of cams, camshafts, cam discs, eccentrics or the like
    • F01L1/047Camshafts
    • F01L1/053Camshafts overhead type

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 A 発明の目的 (1) 産業上の利用分野 本発明は、閉弁方向に付勢された吸気弁あるい
は排気弁を開弁作動すべく、複数のカムフオロア
が揺動自在にシヤフトに枢支され、機関の回転に
同期して回転駆動されるカムシヤフトにはカムフ
オロアを揺動駆動するためのカムが一体化され、
各カムフオロアには、複数カムフオロアを連結す
る位置とその連結状態を解除する位置との間で移
動可能なピストンを備える連結機構が設けられる
内燃機関の弁作動変更装置に関する。
(2) 従来の技術 かかる装置は、本出願人により既に提案(特願
昭58−238423号)(特開昭60−128914号公報)さ
れているものであり、連結機構でカムフオロアと
しての第1および第2ロツカアームを連結したと
きに、カムによつて両ロツカアームを揺動させる
ことにより全吸気弁あるいは全排気弁を開閉作動
させ、連結機構による各ロツカアームの連結状態
が解除したときに、一部のロツカアームのみを揺
動させ、一方の吸気弁あるいは排気弁のみを開閉
作動させるようにしている。ところで、上述のよ
うな連結機構における連結状態の切換えにあたつ
ては、両ロツカアームがともに揺動していない状
態、すなわち第1ロツカアームがカムのベース円
に摺接している状態にあることが必要である。た
とえば、一方の吸気弁あるいは排気弁のみを開閉
作動させている状態から、両吸気弁あるいは両排
気弁をともに開閉作動させる状態に切換えるにあ
たつて、第7図に示すように吸気弁あるいは排気
弁の閉弁区間Acすなわち第1ロツカアームがカ
ムのベース円に摺接して静止している区間におけ
る時期t1で連結機構により両ロツカアームを連結
すべくピストンの移動を開始させるようにしたと
きを想定する。この場合、吸気弁あるいは排気弁
の開弁区間Aoすなわち第1ロツカアームの揺動
動作区間に入つてしまうため、前記ピストンの第
2ロツカアームの係合が困難となり、たとえわず
かに係合したとしても途中で係合状態が解除され
たりして、確実な切換えが行なわれない。これに
対して、開弁区間Aoの時期t2、t3でピストンの移
動を開始したときには、そのときのピストンの係
合動作は不可能であるが、次の閉弁円間Acの最
初からピストンの移動が可能となるため、切換え
が確実に行なわれる。
このように、連結機構の作動開始時期によつて
は、両ロツカアームの連結および連結解除の切換
えが円滑に行なわれないことがあり、円滑な切換
えが行なわれないと異音が発生したり、破損の原
因となるので好ましくない。
(3) 発明が解決しようとする問題点 本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであ
り、連結機構の実質的な作動開始時期を、開弁区
間を経過した後の次の閉弁区間の最初から行なう
ようにして、連結機構による連結状態の切換えを
確実に行なうようにした内燃機関の弁作動変更装
置を提供することを目的とする。
B 発明の構成 (1) 課題を解決するための手段 そして上記目的を達成するために本発明は、閉
弁方向に付勢された吸気弁あるいは排気弁を開弁
作動すべく、複数のカムフオロアがシヤフトに揺
動可能に枢支され、機関の回転に同期して回転駆
動されるカムシヤフトには、カムフオロアを駆動
するためのカムが一体化され、各カムフオロアに
は、それらのカムフオロア間を連結する位置とそ
の連結状態を解除する位置との間で移動可能なピ
ストンを備える連結機構が設けられる、内燃機関
の弁作動変更装置において、機関本体内には、前
記カムフオロアに対し前記シヤフト回りに相対揺
動変位可能なタイミング板を、それが機関本体に
対して所定位置に在る時に、少なくとも1つのカ
ムフオロアに設けた凹部内に突入して前記ピスト
ンに係合し得るように設け、前記1つのカムフオ
ロアが開弁方向に作動しているときにそのカムフ
オロアが前記タイミング板を前記所定位置に置き
去りにして該タイミング板と前記ピストンとの係
合を解除するように、該1つのカムフオロアに対
するタイミング板の相対取付位置を設定したこと
を特徴とする。
(2) 作用 ピストンの出力は、カムフオロアが開弁方向に
揺動動作をしているときのみに可能となり、した
がつて連結機構の実質的な作動開始は開弁区間が
終了した後の次の閉弁区間の最初となる。
(3) 実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説
明すると、先ず第1図および第2図において、機
関本体1に設けられた一対の吸気弁V1,V2
は、弁ばねS1,S2によつて閉弁方向に付勢さ
れている。これらの吸気弁V1,V2は、機関の
回転に同期して1/2の回転比で回転駆動されるカ
ムシヤフト3に一体的に設けられたカム4と、カ
ムシヤフト3と平行なシヤフトとしてのロツカシ
ヤフト5に揺動自在に枢支されるカムフオロアと
しての第1および第2ロツカアーム6,7と、両
ロツカアーム6,7に設けられた連結機構8との
働きにより、一方の吸気弁V1のみが開閉作動す
る状態と、両吸気弁V1,V2がともに開閉作動
する状態とを切換えて、開閉作動せしめられる。
また機関本体1には、一対の排気弁(図示せず)
が備えられており、これらの排気弁も上記吸気弁
V1,V2と同様に開閉作動せしめられる。
カムシヤフト3は機関本体1の上方で回転自在
に配設されており、カム4は一方の吸気弁V1に
対応する位置でカムシヤフト3に一体的に設けら
れる。このカム4はカムシヤフト3と同心のベー
ス円4aと、そのベース円4aから半径方向外方
に突出した高位部4bとを有する。またカムシヤ
フト3において他方の吸気弁V2に対応する位置
には前記ベース円4aと同径の隆起部9が一体的
に設けられる。
ロツカシヤフト5は、カムシヤフト3よりも下
方に固定配置されており、このロツカシヤフト5
には、一方の吸気弁V1に対応する第1ロツカア
ーム6と、他方の吸気弁V2に対応する第2ロツ
カアーム7とが、相互に摺接して相対角変位可能
に支承される。また両ロツカアーム6,7におい
て両吸気弁V1,V2の上方に位置する端部に
は、各吸気弁V1,V2の上端に当接し得るタペ
ツトねじT1,T2が進退可能にそれぞれ螺着さ
れる。
第1ロツカアーム6の上部には、カム4に摺接
するカムスリツパ6aが一体的に設けられてお
り、第1ロツカアーム6はカム4の回転動作に応
じて揺動する。すなわち第1ロツカアーム6は、
そのカムスリツパ6aがカム4のベース円4aに
摺接している状態では静止しており、カムスリツ
パ6aがカム4の高位部4bに摺接するようにな
ると弁ばねS1を縮少しながら下方に回動して吸
気弁V1を開弁させる。
また第2ロツカアーム7の上部には、隆起部9
に摺接するスリツパ7aが設けられており、この
隆起部9は両ロツカアーム6,7の連結状態が解
除されているときに、すなわち吸気弁V2が閉弁
状態にあるときに、第2ロツカアーム7の跳ね上
りを防止して、静止状態を保つ働きをする。
第3図において、第1および第2ロツカアーム
6,7間の連結および連結解除を行なうための連
結機構8は、両ロツカアーム6,7を連結する位
置およびその連結状態を解除する位置間で移動可
能なピストン11と、そのピストン11の移動を
規制するストツパ12と、ピストン11を連結解
除位置側に押圧すべくストツパ12を付勢するば
ね13と、ピストン11の移動時期を制御するタ
イミング板14とを備える。
第1ロツカアーム6には、第2ロツカアーム7
側に向けて開放するとともにロツカシヤフト5と
平行な第1ガイド穴15が穿設されており、この
第1ガイド穴15の底部側には第2ロツカアーム
7側に臨んだ規制段部16を介して小径部17が
設けられる。この第1ガイド穴15にはピストン
11が摺合される。
ピストン11は、有底円筒状の連結体18と、
短円柱状の押圧体19とがそれらの間にばね20
を介在して相互に摺合して成る。連結体18はそ
の開放端を第1ガイド穴15の底部側に向けて第
1ガイド穴15に摺合される。しかも連結体18
の内径は第1ガイド穴15の小径部17よりも小
さく設定される。また押圧体19は、その一端を
第1ガイド穴15の底部側に向けて小径部16に
摺合され、これにより押圧体19および第1ガイ
ド穴15の底部間に油圧室21が画成される。し
かも押圧体19の連結体18側には、段部22を
介して突部23が設けられており、この突部23
が連結体18に摺合される。連結体18および押
圧体19間にはばね室24が画成され、このばね
室24内に、連結体18および押圧体19を相互
に離反する方向に付勢するばね20が収容され、
このばね20のセツト荷重はばね13よりも小さ
く設定される。
連結体18が規制段部16に当接した状態で、
ばね20により押圧体19が油圧室21側に最大
限移動されているときに、連結体18の開放端面
と押圧体19の段部22との間には、タイミング
板14の係合可能な環状の係合溝26が形成され
る。
連結体18の長さは、その開放端面が規制段部
16に当接した状態で、その閉塞端面が第1およ
び第2ロツカアーム6,7の対向側面間に位置す
るように設定される。
第1ロツカアーム6には油圧室21に連通する
油路27が穿設される。またロツカシヤフト5内
には、作動油圧供給源(図示せず)からの作動油
を供給するための作動油通路28が設けられる。
前記油路27および作動油通路28は、ロツカシ
ヤフト5の側壁に穿設された連通孔29を介し
て、第1ロツカアーム6がそのような状態にあろ
うとも常に連通せしめられる。
第2ロツカアーム7には、第1ガイド穴15に
対応する第2ガイド穴30が第1ロツカアーム6
側に向けて開放するようにして穿設され、この第
2ガイド穴30にストツパ12が摺合される。ス
トツパ12は円板状に形成されており、第2ガイ
ド穴30の途中で第1ロツカアーム6側に臨んで
設けられた規制段部31に当接するまで、第2ガ
イド穴30内を摺動可能である。また第2ガイド
穴30の底部には挿通孔32が穿設されており、
この挿通孔32にはストツパ12と一体的な案内
棒33が挿通される。これにより、ストツパ12
はその軸線を第2ガイド穴30に常に一致させて
摺動する。
第2ガイド穴30の底面とストツパ12との間
には案内棒33を囲繞するコイル状のばね13が
介装されており、ストツパ12はばね13のばね
力により、ピストン11に当接する方向に付勢さ
れる。
ストツパ12および案内棒33には透孔34が
穿設されており、この透孔34に対応して、ピス
トン11における連結体18の閉塞端面には孔3
5が穿設される。ピストン11のばね室24は、
前記透孔34および孔35を介して常に外部と連
通されており、したがつて連結体18および押圧
体19の近接離反動作に応じてばね室24内が
加、減圧されることはなく、連結体18および押
圧体19の近接、離反動作は速やかに行なわれ
る。
押圧体19の外面には、前記係合溝36と同様
に、タイミング板14の係合可能な環状の係合溝
36が設けられる。この係合溝36の位置は、油
圧室21に油圧が作用して押圧体19が第2ロツ
カアーム7側に最大限変位し、連結体18により
両ロツカアーム6,7が完全に連結されたとき
に、タイミング板14が係合し得るように定めら
れる。
第1ロツカアーム6の上部には、タイミング板
14を摺合する凹部としての溝37が設けられて
おり、タイミング板14はロツカシヤフト5の軸
線のまわりに第1ロツカアーム6との相対角変位
を可能にして第1ロツカアーム6に装着される。
しかも溝37は、第1ガイド穴15の途中に臨ん
で設けられており、ピストン11の外面の一部は
溝37に露出される。
第4図および第5図において、タイミング板1
4は、円板状の基部38と、該基部38の上部に
連設され基部38の両側に張出すようにして屈曲
成形される腕部39と、腕部39の端部に連設さ
れる係止部40とから成る。基部38には、孔4
1が穿設される。また第1ロツカアーム6にはロ
ツカシヤフト5を囲繞するようにしてボス部6b
が設けられており、タイミング板14は孔41に
ボス部6bを挿通するようにして第1ロツカアー
ム6に装着される。したがつてタイミング板14
はロツカシヤフト5の軸線まわりに第1ロツカア
ーム6との相対角変位が可能となる。
タイミング板14を第1ロツカアーム6に装着
した状態で、係止部40は、第1ロツカアーム6
の溝37側に延びており、機関本体1とタイミン
グ板14との間に介装されるねじりばね42によ
り、タイミング板14はその係止部40が溝37
に摺合する方向に付勢される。また、機関本体1
には、タイミング板14の腕39に当接可能なス
トツパピン43が植設されており、タイミング板
14の腕部39はねじりばね42のばね力により
ストツパピン43に弾発的に当接する。しかも、
この状態で、第1ロツカアーム6が静止状態にあ
るときには、係止部40が係合溝26,36に係
合し、第1ロツカアーム6が開弁方向に揺動する
と係合溝26,36から係止部40が離脱するよ
うに、ストツパピン43の位置が設定される。さ
らに、係止部40の形状は、第1ロツカアーム6
の揺動状態に拘らず、常に溝37に摺合している
ように定められる。
次にこの実施例の作用について説明すると、油
圧室21に油圧が作用していない状態では、ばね
13で付勢されたストツパ12により、連結体1
8は規制段部16に当接するまで押圧されてお
り、押圧体19はばね20により油圧室21側に
最大限変位されている。この状態では、係合溝2
6が形成されており、タイミング板14が第1ロ
ツカアーム6の静止時に第2図で示すように係合
溝26に係合し得る状態にある。
この際、ピストン11における連結体18と、
ストツパ12とは、第1および第2ロツカアーム
6,7の対向側面間で当接しており、第1および
第2ロツカアーム6,7は連結されていない。し
たがつて、第1ロツカアーム6はカム4の回転動
作に応じて揺動するが、第2ロツカアーム7は静
止したままであり、第1ロツカアーム6のみが連
結体18とストツパ12とを摺接させながら揺動
し、一方の吸気弁V1のみが開閉作動する。
ここで、第7図の時期t1で油圧室21に油圧を
作用させた場合を想定する。この油圧の作用によ
り、ピストン11の押圧体19は移動を開始しよ
うとするが、係合溝26にタイミング板14が係
合しているので、押圧体19の移動は阻止されて
おり、ピストン11は第3図で示す状態を持続す
る。
この状態で、第1ロツカアーム6が開弁方向に
揺動を開始すると、すなわち開弁区間Aoに入る
と、第6図で示すように、第1ロツカアーム6が
タイミング板14を置去りにしたまま回動し、タ
イミング板14の係合溝26への係合状態が解除
される。これにより、押圧体19の移動が可能と
なり、押圧体19は連結体18に当接するまで移
動する。このため第1ロツカアーム6が上方に回
動して閉弁区間Acに入つたときでもタイミング
板14は係合溝26に係合することなく押圧体1
9の外面に当接し、ピストン11の移動が許容さ
れる。
このようにして、第1および第2のガイド穴1
5,30の軸線が一致したとき、すなわち第1ロ
ツカアーム6が静止して閉弁区間Acに入つちと
きに、ピストン11の第2ガイド穴30側への移
動が開始される。これにより、連結体18が第2
ガイド穴30に摺合し、第1および第2ロツカア
ーム6,7が連結機関8を介して連結されるの
で、第2ロツカアーム7は第1ロツカアーム6と
ともに揺動を開始し、両吸気弁V1,V2がとも
に開閉作動をする。
この連結が完全に行なわれたときには、押圧体
19の係合溝36が溝37に対応する位置まで来
とおり、開弁区間Acにおいてはタイミング板1
4が係合溝36に係合する。
次に閉弁区間Acの時期t1で油圧室21の油圧
を解放した場合を想定する。この油圧の解放によ
り、ピストン11はばね13により第2ガイド穴
30から離脱する方向に押圧されるが、係合溝3
6にタイミング板14が係合しているので、ピス
トン11の移動を阻止されている。次いで、開弁
区間Aoに入ると、第1ロツカアーム6の揺動動
作に応じてタイミング板14が係合溝36から外
れ、押圧体19はばね20により油圧室21側に
移動する。この際、連結体18は、第1ロツカア
ーム6の揺動に伴う第1および第2ガイド穴1
5,30との摩擦力により第1ガイド穴15には
戻らず、次の閉弁区間Acに入つたときに第1ガ
イド穴15内に移動して、第3図の状態に戻る。
このような連結機構8の作動をまとめて説明す
ると、第7図において、タイミング板14が係合
溝26あるいは36から外れる区間Atは、その
機構上、開弁区間Aoよりもわずかに短い幅とな
り、その区間At内での時期t2、t3で油圧室21へ
の油圧の供給あるいは解放を行なつたときには、
次の閉弁区間Acで連結機構8の切換作動が確実
に行なわれる。また前記区間At以外の時期たと
えばt1で油圧室21への油圧の供給あるいは解放
を行なつたときには、破線矢符で示すように、1
つの区間Atを越えた次の閉弁区間Acで確実な切
換えが行なわれる。
以上の説明では、吸気弁V1,V2に関連する
部分について述べたが、一対の排気弁についても
吸気弁V1,V2と同様に作動せしめられるもの
である。また吸気弁V1,V2および一対の排気
弁の一方のみに関連して本発明に従う弁作動変更
装置を設けるようにしてもよい。
C 発明の効果 以上のように本発明によれば、閉弁方向に付勢
された吸気弁あるいは排気弁を開弁作動すべく、
複数のカムフオロアがシヤフトに揺動可能に枢支
され、機関の回転に同期して回転駆動されるカム
シヤフトには、カムフオロアを駆動するためのカ
ムが一体化され、各カムフオロアには、それらの
カムフオロア間を連結する位置とその連結状態を
解除する位置との間で移動可能なピストンを備え
る連結機構が設けられる、内燃機関の弁作動変更
装置において、機関本体内には、カムフオロアに
対し前記シヤフト回りに相対揺動変位可能なタイ
ミング板を、それが機関本体に対して所定位置に
在る時に、少なくとも1つのカムフオロアに設け
た凹部内に突入して前記ピストンに係合し得るよ
うに設け、前記1つのカムフオロアが開弁方向に
作動しているときにそのカムフオロアが前記タイ
ミング板を前記所定位置に置き去りにして該タイ
ミング板と前記ピストンとの係合を解除するよう
に、該1つのカムフオロアに対するタイミング板
の相対取付位置を設定したので、連結機構の作動
をいかなる時期に開始させようとも、その連結機
構の実質的な作動開始時期は閉弁区間の最初とな
り、従つてカムフオロアの連結状態への切換えが
確実に行われるようになり、異音の発生防止や連
結機構の破損防止に寄与することができる。
また特に連結機構の作動タイミングを決定する
上記タイミング板を連結機構のピストンに直接係
脱させて、ピストンを移動制限・解放することが
できるから、ピストンの移動制御を精度よく確実
に行わせることができ、連結機構を常に的確に切
換えることができる。
さらに上記タイミング板は、ピストンとの係合
時にカムフオロアの凹部内に突入させるようにし
たから、該タイミング板の作動空間を小さくする
ことができ、またタイミング板はカムフオロアに
置き去りにされてピストンとの係合が解除される
ことから、該タイミング板と機関本体或いはカム
フオロアとの間には、該タイミング板をカムフオ
ロアの揺動に応動させるカム機構を特別に設ける
必要はなくなり、以上の結果、動弁室内の構造簡
素化及び小型化に大いに寄与し得る。
さらにまたタイミング板は、カムフオロアに対
して前記シヤフト回りに相対揺動変位可能である
ことから、該タイミング板及びそれに関連する部
分が弁系の慣性質量として加算されないという利
点もある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は平面図、第2図は第1図の−線断面図、第
3図は第2図の−線断面図、第4図は第1図
の−線断面図、第5図はタイミング板および
ストツパピンの斜視図、第6図は第1ロツカアー
ムが開弁方向に揺動しているときの第2図に対応
した断面図、第7図は弁作動タイミングと連結機
構の作動時期との関係を示すための説明図であ
る。 3……カムシヤフト、4……カム、5……シヤ
フトとしてのロツカシヤフト、6,7……カムフ
オロアとしてのロツカアーム、8……連結機構、
11……ピストン、14……タイミング板、37
……凹部としての溝、V1,V2……吸気弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 閉弁方向に付勢された吸気弁V1,V2ある
    いは排気弁を開弁作動すべく、複数のカムフオロ
    ア6,7がシヤフト5に揺動可能に枢支され、機
    関の回転に同期して回転駆動されるカムシヤフト
    3には、カムフオロア6,7を駆動するためのカ
    ム4が一体化され、各カムフオロア6,7には、
    それらのカムフオロア6,7間を連結する位置と
    その連結状態を解除する位置との間で移動可能な
    ピストン11を備える連結機構8が設けられる、
    内燃機関の弁作動変更装置において、機関本体1
    内には、前記カムフオロア6,7に対し前記シヤ
    フト5回りに相対揺動変位可能なタイミング板1
    4を、それが機関本体1に対して所定位置に在る
    時に、少なくとも1つのカムフオロア6に設けた
    凹部37内に突入して前記ピストン11に係合し
    得るように設け、前記1つのカムフオロア6が開
    弁方向に作動しているときにそのカムフオロア6
    が前記タイミング板14を前記所定位置に置き去
    りにして該タイミング板14と前記ピストン11
    との係合を解除するように、該1つのカムフオロ
    ア6に対するタイミング板14の相対取付位置を
    設定したことを特徴とする、内燃機関の弁作動変
    更装置。 2 前記タイミング板14は、前記シヤフト5の
    軸線まわりの相対角変位を可能にして前記1つの
    カムフオロア6に装着され、そのカムフオロア6
    の作動に従動するのを阻止すべく、機関本体1に
    固設したストツパピン43に弾発的に当接される
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の内
    燃機関の弁作動変更装置。
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JPS5937223A (ja) * 1982-08-24 1984-02-29 Honda Motor Co Ltd 内燃機関用動弁装置

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