JPH0238202Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0238202Y2 JPH0238202Y2 JP15323886U JP15323886U JPH0238202Y2 JP H0238202 Y2 JPH0238202 Y2 JP H0238202Y2 JP 15323886 U JP15323886 U JP 15323886U JP 15323886 U JP15323886 U JP 15323886U JP H0238202 Y2 JPH0238202 Y2 JP H0238202Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fitting
- cylinder
- stopper pin
- spring plate
- combustor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Joints With Sleeves (AREA)
- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
- Chimneys And Flues (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は燃焼器の通気装置に関し、詳しくは、
燃焼器からの排気ガスを屋外へ排出し或いは屋外
の空気を屋内の燃焼器へ導くための通気装置に関
する。
燃焼器からの排気ガスを屋外へ排出し或いは屋外
の空気を屋内の燃焼器へ導くための通気装置に関
する。
〈従来技術とその問題点〉
屋外との間に給排気を行う燃焼器具において
は、給排気筒の気密性や接合部の抜け防止の必要
性は安全面上重要である。一方、作業性の点から
は排気筒の接合等が簡単に行える組立性のよい給
排気装置が望まれる。この種給排気装置として従
来、実開昭57−4658号公報に記載の燃焼機の分離
型給排気装置が提供されている。この装置は給排
気筒本体と給排気筒トツプとの連結を一方に設け
た係止片と他方に設けた透孔との間で嵌合するこ
とにより行うものである。しかしながらこの装置
では前記係止片と透孔との嵌合の隙間を塞ぐ適当
な手段が施されておらず、排気ガスが漏れる虞れ
があつた。
は、給排気筒の気密性や接合部の抜け防止の必要
性は安全面上重要である。一方、作業性の点から
は排気筒の接合等が簡単に行える組立性のよい給
排気装置が望まれる。この種給排気装置として従
来、実開昭57−4658号公報に記載の燃焼機の分離
型給排気装置が提供されている。この装置は給排
気筒本体と給排気筒トツプとの連結を一方に設け
た係止片と他方に設けた透孔との間で嵌合するこ
とにより行うものである。しかしながらこの装置
では前記係止片と透孔との嵌合の隙間を塞ぐ適当
な手段が施されておらず、排気ガスが漏れる虞れ
があつた。
〈目的〉
そこで本考案は上記従来技術の欠点を解消し、
気密性がよく、抜け防止が十分なされ、しかも組
立施工が容易な燃焼器の通気装置の提供を目的と
する。
気密性がよく、抜け防止が十分なされ、しかも組
立施工が容易な燃焼器の通気装置の提供を目的と
する。
〈問題点を解決するための手段〉
本考案は、燃焼器からの排気ガスを屋外へ排出
し或いは屋内の空気を屋内の燃焼器へ導くための
通気装置であつて、複数本の筒体が接続されて1
本の筒として完成されるものにおいて、それぞれ
にストツパーピン挿通用の孔を設けた嵌合内筒及
び嵌合外筒と、前記ストツパーピンを取付けた嵌
合内筒拡開用のバネ板とを有し、該ストツパーピ
ン付きのバネ板を前記嵌合内筒内に嵌込むことに
より該バネ板で前記嵌合内筒を拡開して前記嵌合
外筒へ密着させると共に前記ストツパーピンで嵌
合内外筒を係止するように構成したことを特徴と
している。
し或いは屋内の空気を屋内の燃焼器へ導くための
通気装置であつて、複数本の筒体が接続されて1
本の筒として完成されるものにおいて、それぞれ
にストツパーピン挿通用の孔を設けた嵌合内筒及
び嵌合外筒と、前記ストツパーピンを取付けた嵌
合内筒拡開用のバネ板とを有し、該ストツパーピ
ン付きのバネ板を前記嵌合内筒内に嵌込むことに
より該バネ板で前記嵌合内筒を拡開して前記嵌合
外筒へ密着させると共に前記ストツパーピンで嵌
合内外筒を係止するように構成したことを特徴と
している。
〈作用〉
バネ板の復元力により嵌合内筒が拡開されるた
め、嵌合内筒が嵌合外筒に密着せられ、このため
ストツパーピンとその孔との間からのガス漏れが
生じない。またストツパーピンとバネ板を一体化
したものを嵌合内筒に嵌込むだけで容易に嵌合内
外筒の接合ができるので、組立施工が簡単であ
る。
め、嵌合内筒が嵌合外筒に密着せられ、このため
ストツパーピンとその孔との間からのガス漏れが
生じない。またストツパーピンとバネ板を一体化
したものを嵌合内筒に嵌込むだけで容易に嵌合内
外筒の接合ができるので、組立施工が簡単であ
る。
〈実施例〉
第1図は本考案の実施例を示す一部断面正面
図、第2図は第1図の−断面図、第3図Aは
嵌合外筒の平面図、第3図Bは嵌合内筒の平面
図、第4図Aはストツパーピン付きのバネ板の平
面図、第4図Bはその正面図である。
図、第2図は第1図の−断面図、第3図Aは
嵌合外筒の平面図、第3図Bは嵌合内筒の平面
図、第4図Aはストツパーピン付きのバネ板の平
面図、第4図Bはその正面図である。
嵌合内筒1及び嵌合外筒2の嵌合部1a,2a
にはそれぞれストツパーピン3挿通用の孔4が設
けられている。嵌合外筒2は嵌合内筒1との嵌合
部2aが拡開された形に形成されており、他の部
分は嵌合内筒と同径である。嵌合内筒1の他端側
1bは拡開されており、嵌合外筒としての役割を
果すことができるようになされている。同様に嵌
合外筒2の他端側2bは嵌合内筒としての役割を
果すことができる。ストツパーピン3にはバネ板
5が一体にかしめつけられている。このバネ板5
は無負荷状態において、第4図Bの実線で示すよ
うに、大きな曲率半径を持つように構成されてお
り、これを第4図Bの点線の如く曲げた場合に
は、大きな復元力が働くようにされている。
にはそれぞれストツパーピン3挿通用の孔4が設
けられている。嵌合外筒2は嵌合内筒1との嵌合
部2aが拡開された形に形成されており、他の部
分は嵌合内筒と同径である。嵌合内筒1の他端側
1bは拡開されており、嵌合外筒としての役割を
果すことができるようになされている。同様に嵌
合外筒2の他端側2bは嵌合内筒としての役割を
果すことができる。ストツパーピン3にはバネ板
5が一体にかしめつけられている。このバネ板5
は無負荷状態において、第4図Bの実線で示すよ
うに、大きな曲率半径を持つように構成されてお
り、これを第4図Bの点線の如く曲げた場合に
は、大きな復元力が働くようにされている。
嵌合内筒1と嵌合外筒2の接合は、まずストツ
パーピン3の付いたバネ板5を嵌合内筒1内に嵌
込んで、ストツパーピン3が内筒1の孔4に嵌挿
されるようにして着座させる。次に前記ストツパ
ーピン3を内筒1内へ押込む状態で嵌合外筒2を
嵌合内筒1に嵌合し、外筒2の孔4をストツパー
ピン3の所に合せて、該ストツパーピン3が外筒
2の孔4も貫通して突出するようにする。嵌合内
筒1と嵌合外筒2が嵌合された状態において、前
記バネ板5が復元力により拡がろうとするので、
嵌合内筒1が拡開されて外筒2と密着する。
パーピン3の付いたバネ板5を嵌合内筒1内に嵌
込んで、ストツパーピン3が内筒1の孔4に嵌挿
されるようにして着座させる。次に前記ストツパ
ーピン3を内筒1内へ押込む状態で嵌合外筒2を
嵌合内筒1に嵌合し、外筒2の孔4をストツパー
ピン3の所に合せて、該ストツパーピン3が外筒
2の孔4も貫通して突出するようにする。嵌合内
筒1と嵌合外筒2が嵌合された状態において、前
記バネ板5が復元力により拡がろうとするので、
嵌合内筒1が拡開されて外筒2と密着する。
〈効果〉
本考案は以上の構成よりなり、ストツパーピン
により確実に抜け止めがなされる。特にバネ板に
より嵌合内筒が嵌合外筒に密着させるので、気密
性が確保され、排気ガス等が漏れることがない。
さらに、ストツパーピンとバネ板とを一体に構成
することにより、該ストツパーピン付きのバネ板
を嵌合内筒に嵌込むだけで、嵌合内筒及び嵌合外
筒に何ら特別な機構を施すことなく、ごく簡単に
筒体の接合を行うことができる。
により確実に抜け止めがなされる。特にバネ板に
より嵌合内筒が嵌合外筒に密着させるので、気密
性が確保され、排気ガス等が漏れることがない。
さらに、ストツパーピンとバネ板とを一体に構成
することにより、該ストツパーピン付きのバネ板
を嵌合内筒に嵌込むだけで、嵌合内筒及び嵌合外
筒に何ら特別な機構を施すことなく、ごく簡単に
筒体の接合を行うことができる。
第1図は本考案の実施例を示す一部断面正面
図、第2図は第1図の−断面図、第3図Aは
嵌合外筒の平面図、第3図Bは嵌合内筒の平面
図、第4図Aはストツパーピン付きのバネ板の平
面図、第4図Bはその正面図である。 1:嵌合内筒、2:嵌合外筒、3:ストツパー
ピン、4:孔、5:バネ板。
図、第2図は第1図の−断面図、第3図Aは
嵌合外筒の平面図、第3図Bは嵌合内筒の平面
図、第4図Aはストツパーピン付きのバネ板の平
面図、第4図Bはその正面図である。 1:嵌合内筒、2:嵌合外筒、3:ストツパー
ピン、4:孔、5:バネ板。
Claims (1)
- 燃焼器からの排気ガスを屋外へ排出し或いは屋
外の空気を屋内の燃焼器へ導くための通気装置で
あつて、複数本の筒体が接続されて1本の筒とし
て完成されるものにおいて、それぞれにストツパ
ーピン挿通用の孔を設けた嵌合内筒及び嵌合外筒
と、前記ストツパーピンを取付けた嵌合内筒拡開
用のバネ板とを有し、該ストツパーピン付きのバ
ネ板を前記嵌合内筒内に嵌込むことにより該バネ
板で前記嵌合内筒を拡開して前記嵌合外筒へ密着
させると共に前記ストツパーピンで嵌合内外筒を
係止するように構成したことを特徴とする燃焼器
の通気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15323886U JPH0238202Y2 (ja) | 1986-10-06 | 1986-10-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15323886U JPH0238202Y2 (ja) | 1986-10-06 | 1986-10-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6361632U JPS6361632U (ja) | 1988-04-23 |
JPH0238202Y2 true JPH0238202Y2 (ja) | 1990-10-16 |
Family
ID=31071942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15323886U Expired JPH0238202Y2 (ja) | 1986-10-06 | 1986-10-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0238202Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101171765B1 (ko) | 2009-11-25 | 2012-08-07 | 주식회사 성우하이텍 | 이종관재 결합방법 |
-
1986
- 1986-10-06 JP JP15323886U patent/JPH0238202Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6361632U (ja) | 1988-04-23 |
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