JPH0237939Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0237939Y2 JPH0237939Y2 JP16307083U JP16307083U JPH0237939Y2 JP H0237939 Y2 JPH0237939 Y2 JP H0237939Y2 JP 16307083 U JP16307083 U JP 16307083U JP 16307083 U JP16307083 U JP 16307083U JP H0237939 Y2 JPH0237939 Y2 JP H0237939Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixture
- decorative panel
- corner
- height
- fixing
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は建築物、住宅、物置、および仮設ハウ
スなどの入隅構造部の化粧パネルを係止するのに
有用な取付具に関する。その目的は入隅の外観を
形成する化粧パネルを単なる係止により固定し、
化粧パネル表面に取付具用に用いる釘頭等を一切
露出させず美しい外観の入隅とすると共に、化粧
パネル装着時のガイド、および装着後の変形防止
（ストツパ）としても役立ち、しかも入隅下地に
対し脳天打ちにより目視しながら打設して下地の
バタつきを阻止でき、その上構造が極めて簡単で
安価に生産できる入隅化粧パネル用取付具を提供
することにある。
スなどの入隅構造部の化粧パネルを係止するのに
有用な取付具に関する。その目的は入隅の外観を
形成する化粧パネルを単なる係止により固定し、
化粧パネル表面に取付具用に用いる釘頭等を一切
露出させず美しい外観の入隅とすると共に、化粧
パネル装着時のガイド、および装着後の変形防止
（ストツパ）としても役立ち、しかも入隅下地に
対し脳天打ちにより目視しながら打設して下地の
バタつきを阻止でき、その上構造が極めて簡単で
安価に生産できる入隅化粧パネル用取付具を提供
することにある。
以下に図面を用いて本考案に係る入隅化粧パネ
ル取付具（以下、単に取付具という）の一実施例
について詳細に説明する。第１図は上記取付具の
代表的な一例を示す斜視図であり、１は取付具で
長さL1，L2の固定片２，３をθ1≒90゜に配設する
と共に、その途中に補強兼ストツパとして機能す
る突起４を設けた固定部５と、上記固定片２，３
の両側端縁を外方へθ2（鋭角）で折り曲げた係止
舌片６とから構成したものである。さらに説明す
ると、突起４は固定片２，３の途中に垂直、水平
（図示せず）に１本、もしくは複数本、高さh1で
突設し、図示しない化粧パネルの装着時のストツ
パ、およびガイド兼補強として機能させるもので
ある。また、固定部５は入隅に取付具が容易に施
工できるようにほぼ直角に形成したものである。
さらに係止舌片６は化粧パネル（図示せず）を取
付具１の角部方向に押圧する力関係となるように
角度θ2を鋭角に折り曲げ、高さh2とし、幅をl1と
したものである。また、取付具１は化粧パネルを
係止するためのある程度の剛性を要する。このた
め、例えば表面処理鋼板、ガルフアン、アルミニ
ウム板、ステンレス板、ばね板、銅板、合成樹脂
板などを用いる。なお、取付具１の大きさとして
は、L1，L2＝20〜200mm、H1＝３〜300mm、h1＝
３〜20mm、h2＝３〜20mm、h1h2板厚が0.2〜３
mm位、θ1はほぼ90゜、θ2は鋭角、l1＝２〜10mm位で
ある。
ル取付具（以下、単に取付具という）の一実施例
について詳細に説明する。第１図は上記取付具の
代表的な一例を示す斜視図であり、１は取付具で
長さL1，L2の固定片２，３をθ1≒90゜に配設する
と共に、その途中に補強兼ストツパとして機能す
る突起４を設けた固定部５と、上記固定片２，３
の両側端縁を外方へθ2（鋭角）で折り曲げた係止
舌片６とから構成したものである。さらに説明す
ると、突起４は固定片２，３の途中に垂直、水平
（図示せず）に１本、もしくは複数本、高さh1で
突設し、図示しない化粧パネルの装着時のストツ
パ、およびガイド兼補強として機能させるもので
ある。また、固定部５は入隅に取付具が容易に施
工できるようにほぼ直角に形成したものである。
さらに係止舌片６は化粧パネル（図示せず）を取
付具１の角部方向に押圧する力関係となるように
角度θ2を鋭角に折り曲げ、高さh2とし、幅をl1と
したものである。また、取付具１は化粧パネルを
係止するためのある程度の剛性を要する。このた
め、例えば表面処理鋼板、ガルフアン、アルミニ
ウム板、ステンレス板、ばね板、銅板、合成樹脂
板などを用いる。なお、取付具１の大きさとして
は、L1，L2＝20〜200mm、H1＝３〜300mm、h1＝
３〜20mm、h2＝３〜20mm、h1h2板厚が0.2〜３
mm位、θ1はほぼ90゜、θ2は鋭角、l1＝２〜10mm位で
ある。
次に施工例につき説明する。
いま、第２図に示すような入隅構造を第１図に
示すような取付具１を用いて形成するに当り、既
に柱Ａに受け胴縁Ｂが固定され、その上に胴縁
Ｃ、外装材Ｄの順で入隅下地が形成されているも
のと仮定する。そこで、取付具１を入隅下地にピ
ツチＰ＝600mmで入隅部下地に釘Ｅを介して固定
する。次に、第３図に示すような化粧パネルＦを
第４図において２点鎖線、および実線で示す順序
で取付具１の係止舌片６に係合し、第１図、およ
び第４図に示すように装着し、入隅を完成する。
なお、Δhは取付具１の固定片２と化粧パネルＦ
の裏面間の距離であり、h1Δhとしたものであ
る。
示すような取付具１を用いて形成するに当り、既
に柱Ａに受け胴縁Ｂが固定され、その上に胴縁
Ｃ、外装材Ｄの順で入隅下地が形成されているも
のと仮定する。そこで、取付具１を入隅下地にピ
ツチＰ＝600mmで入隅部下地に釘Ｅを介して固定
する。次に、第３図に示すような化粧パネルＦを
第４図において２点鎖線、および実線で示す順序
で取付具１の係止舌片６に係合し、第１図、およ
び第４図に示すように装着し、入隅を完成する。
なお、Δhは取付具１の固定片２と化粧パネルＦ
の裏面間の距離であり、h1Δhとしたものであ
る。
以上説明したのは本考案に係る取付具の一実施
例にすぎず、第５図ａ〜ｄに示すように形成する
こともできる。すなわち、ａ図は固定部の角部を
平坦にして施工性の能率化と化粧パネルの補強を
行なつた取付具、ｂ図は係止手段６に段差を設け
た取付具、ｃ図は角度θ2をより大きな鋭角とした
取付具、ｄ図は係止舌片６の近くを２重に折り重
ねて係止舌片６の支持により剛性を与えた取付具
である。なお、図示しないが、素材としてエンボ
ス加工板を用いたり、角度θ1は前記したような力
関係さえ維持できれば90゜以外の鋭角、鈍角に形
成することもできる。さらに、第１図において２
点鎖線で示すように釘の取付穴を複数個、任意の
位置に穿設しておくこともできる。この際、下地
に対する打撃は小さくてすむ。
例にすぎず、第５図ａ〜ｄに示すように形成する
こともできる。すなわち、ａ図は固定部の角部を
平坦にして施工性の能率化と化粧パネルの補強を
行なつた取付具、ｂ図は係止手段６に段差を設け
た取付具、ｃ図は角度θ2をより大きな鋭角とした
取付具、ｄ図は係止舌片６の近くを２重に折り重
ねて係止舌片６の支持により剛性を与えた取付具
である。なお、図示しないが、素材としてエンボ
ス加工板を用いたり、角度θ1は前記したような力
関係さえ維持できれば90゜以外の鋭角、鈍角に形
成することもできる。さらに、第１図において２
点鎖線で示すように釘の取付穴を複数個、任意の
位置に穿設しておくこともできる。この際、下地
に対する打撃は小さくてすむ。
上述したように本考案に係る取付具によれば、
入隅の化粧パネルを簡単、かつ確実に、しかも化
粧パネル表面に釘頭等を一切露出させずに係止で
きる特徴がある。また取付具は構造が簡単で安
く、しかも施工しやすい特徴がある。さらに、上
記取付具は固定部に突起を設けたため、化粧パネ
ルの施工がより容易となると共に、化粧パネルの
外力に対する補強も行なえる特徴がある。
入隅の化粧パネルを簡単、かつ確実に、しかも化
粧パネル表面に釘頭等を一切露出させずに係止で
きる特徴がある。また取付具は構造が簡単で安
く、しかも施工しやすい特徴がある。さらに、上
記取付具は固定部に突起を設けたため、化粧パネ
ルの施工がより容易となると共に、化粧パネルの
外力に対する補強も行なえる特徴がある。
第１図は本考案に係る取付具の一実施例を示す
斜視図、第２図は上記取付具を用いて形成した入
隅を示す斜視図、第３図は入隅に使用する化粧パ
ネルを示す斜視図、第４図は取付具に係止する化
粧パネルの施工順序を示す説明図、第５図ａ〜ｄ
はその他の実施例を示す説明図である。 １……入隅化粧パネル用取付具、４……突起、
５……固定部。
斜視図、第２図は上記取付具を用いて形成した入
隅を示す斜視図、第３図は入隅に使用する化粧パ
ネルを示す斜視図、第４図は取付具に係止する化
粧パネルの施工順序を示す説明図、第５図ａ〜ｄ
はその他の実施例を示す説明図である。 １……入隅化粧パネル用取付具、４……突起、
５……固定部。
Claims (1)
- 長さL1＝L2、またはL1〓L2の固定片をほぼ直
角に配設すると共に、固定片の途中に高さh1の補
強兼ストツパの突起を設けた固定部と、該固定部
の両側端縁を外方に折り曲げた高さh2の係止舌片
とからなり、また前記高さh1は前記高さh2との関
係をh1h2としたことを特徴とする入隅化粧パネ
ル用取付具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16307083U JPS6070129U (ja) | 1983-10-20 | 1983-10-20 | 入隅化粧パネル用取付具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16307083U JPS6070129U (ja) | 1983-10-20 | 1983-10-20 | 入隅化粧パネル用取付具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6070129U JPS6070129U (ja) | 1985-05-17 |
| JPH0237939Y2 true JPH0237939Y2 (ja) | 1990-10-15 |
Family
ID=30357912
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16307083U Granted JPS6070129U (ja) | 1983-10-20 | 1983-10-20 | 入隅化粧パネル用取付具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6070129U (ja) |
-
1983
- 1983-10-20 JP JP16307083U patent/JPS6070129U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6070129U (ja) | 1985-05-17 |
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