JPH0237750A - 半導体素子の製造方法 - Google Patents
半導体素子の製造方法Info
- Publication number
- JPH0237750A JPH0237750A JP18674088A JP18674088A JPH0237750A JP H0237750 A JPH0237750 A JP H0237750A JP 18674088 A JP18674088 A JP 18674088A JP 18674088 A JP18674088 A JP 18674088A JP H0237750 A JPH0237750 A JP H0237750A
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- Japan
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- film
- glass film
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- glass
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は半導体素子の製造方法に係り、特に多層配線の
形成方法に関するものである。
形成方法に関するものである。
(従来の技術)
従来の半導体素子の製造方法は、例えば特開昭58−1
38052号公報や特開昭56−2654号公報等に開
示されている。第2図は従来の半導体素子の製造方法を
示す工程図である。まず、第2図(A)に示すように、
シリコン基板1上に熱酸化膜等の絶縁膜2を厚さ0.0
37m〜0.05μ程度に形成し、その上に多結晶シリ
コン等より成る第1N配vA3を厚さ0.4〜0.6μ
程度に選択的に形成する。そして、常圧気相成長法や減
圧気相成長法によりボロン・リン・シリケートガラス膜
(BPSG膜)4を厚さ0.3I−〜0.6μ程度形成
した後、850℃〜950℃程度の温度で且つ窒素や酸
素雰囲気中で20分〜35分程度の熱処理によリガラス
フローさせる。
38052号公報や特開昭56−2654号公報等に開
示されている。第2図は従来の半導体素子の製造方法を
示す工程図である。まず、第2図(A)に示すように、
シリコン基板1上に熱酸化膜等の絶縁膜2を厚さ0.0
37m〜0.05μ程度に形成し、その上に多結晶シリ
コン等より成る第1N配vA3を厚さ0.4〜0.6μ
程度に選択的に形成する。そして、常圧気相成長法や減
圧気相成長法によりボロン・リン・シリケートガラス膜
(BPSG膜)4を厚さ0.3I−〜0.6μ程度形成
した後、850℃〜950℃程度の温度で且つ窒素や酸
素雰囲気中で20分〜35分程度の熱処理によリガラス
フローさせる。
次に、第2図(B)に示すように、BPSGII A上
に、第2層配線となる多結晶シリコン層5を形成する。
に、第2層配線となる多結晶シリコン層5を形成する。
次に、第2図(C)に示すように、850℃〜950℃
程度のN2雰囲気中でpocBを拡散源として多結晶シ
リコン層5に全面リン拡散を行なう。
程度のN2雰囲気中でpocBを拡散源として多結晶シ
リコン層5に全面リン拡散を行なう。
次に、第2図(D)の平面図に示すように、多結晶シリ
コン層5をフォトリソ及びエツチング法を用いて選択的
に除去して第2N配lll6を形成する。
コン層5をフォトリソ及びエツチング法を用いて選択的
に除去して第2N配lll6を形成する。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、以上述べた方法では、第3図(^)に示
すように、従来の半導体素子の製造方法と同様にしてB
PSG膜4上に第2層配線となるべき多結晶シリコン層
5を形成した後、850℃〜950℃程度のh雰囲気中
でPOCI、を拡散源として多結晶シリコン層5に、全
面リン拡散を行なった後、多結晶シリコン層5の温度が
850℃〜950℃程度から室温に低下する。これによ
り、熱膨張率差による応力が発生し、加えて、下地のB
PSG膜4が流動性(リフロー効果)を有するため、複
合現像として、多結晶シリコン層5の表面が波打ち、特
に下地形状の段差部では応力が集中し、突起5aが形成
されるという課題があった0次に、第3図(B)に断面
で示し、第3図(C)に平面で示すように、多結晶シリ
コン層5をフォトリソ、エツチング法、特に異方性ドラ
イエツチング法を用いて選択的に除去して第2層配線6
を選択的に形成すると、突起5a部にエツチング残りの
フィラメント5bが生じ、第2層配線6間がフィラメン
)5bにより電気的に導通状態になるという課題があっ
た。更に、突起5aの存在により上層配線の断線や配線
抵抗が増大するという課題もあった。
すように、従来の半導体素子の製造方法と同様にしてB
PSG膜4上に第2層配線となるべき多結晶シリコン層
5を形成した後、850℃〜950℃程度のh雰囲気中
でPOCI、を拡散源として多結晶シリコン層5に、全
面リン拡散を行なった後、多結晶シリコン層5の温度が
850℃〜950℃程度から室温に低下する。これによ
り、熱膨張率差による応力が発生し、加えて、下地のB
PSG膜4が流動性(リフロー効果)を有するため、複
合現像として、多結晶シリコン層5の表面が波打ち、特
に下地形状の段差部では応力が集中し、突起5aが形成
されるという課題があった0次に、第3図(B)に断面
で示し、第3図(C)に平面で示すように、多結晶シリ
コン層5をフォトリソ、エツチング法、特に異方性ドラ
イエツチング法を用いて選択的に除去して第2層配線6
を選択的に形成すると、突起5a部にエツチング残りの
フィラメント5bが生じ、第2層配線6間がフィラメン
)5bにより電気的に導通状態になるという課題があっ
た。更に、突起5aの存在により上層配線の断線や配線
抵抗が増大するという課題もあった。
又、上記突起5aの高さとBPSG膜4の膜厚との関係
を第4図に、全面リン拡散時のN、雰囲気中での熱処理
温度との関係を第5図に各々示す0両図から理解される
ように、BPSG膜4の膜厚が薄いほど、又、全面リン
拡散時のN、雰囲気中での熱処理温度が低いほど突起5
aの高さは小さくなる。しかし、BPSGII! 4の
膜厚を薄くすると眉間絶縁耐圧が減少し、又、全面リン
拡散時のN2雰囲気中での熱処理温度を低下させると多
結晶シリコン層5におけるリン拡散が不十分となり、配
線抵抗が高くなる等の課題があった。
を第4図に、全面リン拡散時のN、雰囲気中での熱処理
温度との関係を第5図に各々示す0両図から理解される
ように、BPSG膜4の膜厚が薄いほど、又、全面リン
拡散時のN、雰囲気中での熱処理温度が低いほど突起5
aの高さは小さくなる。しかし、BPSGII! 4の
膜厚を薄くすると眉間絶縁耐圧が減少し、又、全面リン
拡散時のN2雰囲気中での熱処理温度を低下させると多
結晶シリコン層5におけるリン拡散が不十分となり、配
線抵抗が高くなる等の課題があった。
本発明は、以上述べた突起が形成される課題を除去し、
信頼性の優れた半導体素子の製造方法を提供することを
目的とする。
信頼性の優れた半導体素子の製造方法を提供することを
目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明に係る半導体素子の製造方法は、半導体基板上に
絶縁膜を形成する第1工程と、絶縁膜上に第1層配線を
形成する第2工程と、第1層配線を含む面上にガラス膜
を形成し、熱処理によリガラスフローさせ、表面形状を
滑らかにする第3工程と、ガラス膜上にイオン・アンド
・ペーパー・デポジション法(以下、IVD法と称す)
によりイオンの打込みと高抵抗電極材料の蒸着を同時に
行ない、第2層配線となるべき低抵抗層を形成する第4
工程とを設けたものである。
絶縁膜を形成する第1工程と、絶縁膜上に第1層配線を
形成する第2工程と、第1層配線を含む面上にガラス膜
を形成し、熱処理によリガラスフローさせ、表面形状を
滑らかにする第3工程と、ガラス膜上にイオン・アンド
・ペーパー・デポジション法(以下、IVD法と称す)
によりイオンの打込みと高抵抗電極材料の蒸着を同時に
行ない、第2層配線となるべき低抵抗層を形成する第4
工程とを設けたものである。
(作 用)
本発明においては、ガラス膜上にIVD法によりイオン
打込みと高抵抗電極材料の蒸着を同時に行なって第2層
配線となるべき低抵抗層を形成し、従来のように高温の
熱処理を行なわないために熱応力やガラス膜のりフロー
効果が発生せず、よって表面形状の波打ちや突起の発生
を起こさない。
打込みと高抵抗電極材料の蒸着を同時に行なって第2層
配線となるべき低抵抗層を形成し、従来のように高温の
熱処理を行なわないために熱応力やガラス膜のりフロー
効果が発生せず、よって表面形状の波打ちや突起の発生
を起こさない。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。第1図は本発明の一実施例による各工程を示し、従
来例と同一部分には同符号を付して説明する。
る。第1図は本発明の一実施例による各工程を示し、従
来例と同一部分には同符号を付して説明する。
まず、第1図(A)に示すように、シリコン基板lに熱
酸化膜等の絶縁膜2を厚さを0.03μ〜0.05μ程
度に形成し、その上に多結晶シリコン等からなる第1層
配線3を厚さ0.4nから0.6n程度に選択的に形成
する。
酸化膜等の絶縁膜2を厚さを0.03μ〜0.05μ程
度に形成し、その上に多結晶シリコン等からなる第1層
配線3を厚さ0.4nから0.6n程度に選択的に形成
する。
次に、第1図(8)に示すように、第1層配線3を含む
面上に常圧気相成長法や減圧気相成長法によりBPSG
膜4を厚さ0.3μ〜0.6.f11程度に形成した後
、850℃〜950℃程度のN8や0!雰囲気中で20
分間〜35分間の熱処理を行ないガラスフローさせて表
面形状を滑らかにする。
面上に常圧気相成長法や減圧気相成長法によりBPSG
膜4を厚さ0.3μ〜0.6.f11程度に形成した後
、850℃〜950℃程度のN8や0!雰囲気中で20
分間〜35分間の熱処理を行ないガラスフローさせて表
面形状を滑らかにする。
次に、第1図(C)に示すように、BPSG膜4上にI
vD法によりリンイオンの打込みと多結晶シリコンの電
子ビー1289着を同時に行ない、第2層配線となるべ
き低抵抗層7を厚さ0.15μ〜0.6/−程度に形成
する。この時の多結晶シリコンの成長速度を20人/分
以上、リンイオン打込み条件を加速度5 KeV 〜2
0KeV 、 ドーズ11.OX 1016 ons
/cj〜1.OX 1016 ons/−とする。
vD法によりリンイオンの打込みと多結晶シリコンの電
子ビー1289着を同時に行ない、第2層配線となるべ
き低抵抗層7を厚さ0.15μ〜0.6/−程度に形成
する。この時の多結晶シリコンの成長速度を20人/分
以上、リンイオン打込み条件を加速度5 KeV 〜2
0KeV 、 ドーズ11.OX 1016 ons
/cj〜1.OX 1016 ons/−とする。
(発明の効果)
以上のように本発明の製造方法によれば、ガラス膜上に
IVD法によりイオンの打込みと高抵抗電橋材料の蒸着
を同時に行なって第2層配線となるべき低抵抗層を形成
するようにしたので、熱応力の発生とガラス膜のりフロ
ー効果との複合効果による表面の波打ちや突起が形成さ
れず、上層配線の分離が確実に行なわれ、上層配線の断
線や配線できる。
IVD法によりイオンの打込みと高抵抗電橋材料の蒸着
を同時に行なって第2層配線となるべき低抵抗層を形成
するようにしたので、熱応力の発生とガラス膜のりフロ
ー効果との複合効果による表面の波打ちや突起が形成さ
れず、上層配線の分離が確実に行なわれ、上層配線の断
線や配線できる。
第1図は本発明の一実施例による半導体素子の製造方法
を示す工程図、第2図は従来例による半導体素子の工程
図、第3図は従来の多層配線のエツチング残りを示す図
、第4図は従来方法による突起高さ−BPSG膜厚の特
性図、第5図は従来方法による突起高さ−アニール温度
の特性図である。 図中、1・・・シリコン基板、2・・・絶縁膜、3・・
・第1層配線、4・・・BPSG膜、7・・・低抵抗層
。。 本’;l:BFJIt>2S二&t> 工寺1ffi第
1図
を示す工程図、第2図は従来例による半導体素子の工程
図、第3図は従来の多層配線のエツチング残りを示す図
、第4図は従来方法による突起高さ−BPSG膜厚の特
性図、第5図は従来方法による突起高さ−アニール温度
の特性図である。 図中、1・・・シリコン基板、2・・・絶縁膜、3・・
・第1層配線、4・・・BPSG膜、7・・・低抵抗層
。。 本’;l:BFJIt>2S二&t> 工寺1ffi第
1図
Claims (1)
- 半導体基板上に絶縁膜を形成する第1工程と、上記絶縁
膜上に第1層配線を形成する第2工程と、上記第1層配
線を含む面上にガラス膜を形成し、熱処理によリガラス
フローさせ、表面形状を滑らかにする第3工程と、上記
ガラス膜上にイオン打込みと高抵抗電極材料の蒸着を同
時に行なって第2層配線となるべき低抵抗層を形成する
第4工程と、を備えたことを特徴とする半導体素子の製
造方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18674088A JPH0237750A (ja) | 1988-07-28 | 1988-07-28 | 半導体素子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18674088A JPH0237750A (ja) | 1988-07-28 | 1988-07-28 | 半導体素子の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0237750A true JPH0237750A (ja) | 1990-02-07 |
Family
ID=16193824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18674088A Pending JPH0237750A (ja) | 1988-07-28 | 1988-07-28 | 半導体素子の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0237750A (ja) |
-
1988
- 1988-07-28 JP JP18674088A patent/JPH0237750A/ja active Pending
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