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JPH0234590B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0234590B2
JPH0234590B2 JP63190486A JP19048688A JPH0234590B2 JP H0234590 B2 JPH0234590 B2 JP H0234590B2 JP 63190486 A JP63190486 A JP 63190486A JP 19048688 A JP19048688 A JP 19048688A JP H0234590 B2 JPH0234590 B2 JP H0234590B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
calcium
acid
beverage
beverages
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63190486A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01117768A (ja
Inventor
Dagurasu Buraun Suteiibun
Uiriamu Deeku Teimoshii
Tsuai Chiiihoei
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Procter and Gamble Co
Original Assignee
Procter and Gamble Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Procter and Gamble Co filed Critical Procter and Gamble Co
Publication of JPH01117768A publication Critical patent/JPH01117768A/ja
Publication of JPH0234590B2 publication Critical patent/JPH0234590B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; PREPARATION OR TREATMENT THEREOF
    • A23L2/00Non-alcoholic beverages; Dry compositions or concentrates therefor; Preparation or treatment thereof
    • A23L2/52Adding ingredients
    • A23L2/68Acidifying substances
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; PREPARATION OR TREATMENT THEREOF
    • A23L2/00Non-alcoholic beverages; Dry compositions or concentrates therefor; Preparation or treatment thereof
    • A23L2/52Adding ingredients
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; PREPARATION OR TREATMENT THEREOF
    • A23L33/00Modifying nutritive qualities of foods; Dietetic products; Preparation or treatment thereof
    • A23L33/10Modifying nutritive qualities of foods; Dietetic products; Preparation or treatment thereof using additives
    • A23L33/16Inorganic salts, minerals or trace elements

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mycology (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)
  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Liquid Crystal Substances (AREA)
  • Steroid Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
技術分野 本願は、有意量のカルシウムが栄養補給された
飲料およびこの飲料を調整するための飲料濃縮物
に関する。詳細には、本願は、少量のサルフエー
ト(好ましくは少量のクロリドとの組み合わせ
で)を含有するカルシウム補給飲料および飲料濃
縮物に関する。 飲食(dietary)カルシウム不足は、少なくと
もある人々にとつて骨粗鬆症に寄与する原因であ
ることがある。例えば、カルシウム摂取と骨質量
との間の正の相関は、多くの年齢群にわたつて見
出されてきた。また、若いころのカルシウム摂取
の量は、骨格成熟期で達成されるピーク骨質量に
直接影響を及ぼすことが示唆されている。 10代の終わりからヤングアダルト期までの期間
に、飲食カルシウム摂取の有意な減少が典型的に
起つていることが見出されている。このことは、
減少された飲食カルシウム摂取が通常男性に比較
して生涯のはるかに若い時に生ずる女性の人達に
特に真実である。従つて、クラスとして、女性
は、特に、生涯にわたつて長期のカルシウム不足
を受けやすい。このカルシウム不足は、閉経後の
女性における骨粗鬆症のより大きい発生率の1つ
の理由であることがある。 カルシウムは、各種の飲食源から得ることがで
きる。主要なカルシウム源は、乳製品、特に牛乳
である。牛乳は、非常に価値がある飲食カルシウ
ム源を与える。しかしながら、ヤングアダルト期
で始まつて晩年を通して継続して、牛乳は、曲型
的には、カルシウムの必要量を得るのに十分な量
で一般の人々によつて消費されていない。このこ
とは、「社交的行事」用飲み物としての牛乳の魅
力のなさによつて生ずることがある。事実、10代
の少女、特にヤングアダルト期女性は、一般に、
牛乳が社交上魅力のない飲み物であり、並びに余
りにカロリーがあり且つ味に魅力がないとみなす
ことが見出されている。 カルシウムのより大きい消費を達成するために
は、牛乳に代わるより魅力的なものが、明らかに
必要とされる。この代用物は、カルシウムの栄養
上有益な量を与えるに十分な量で消費されるもの
でなければならない。10代のものおよびヤングア
ダルトによつて多量に消費される製品は、炭酸ソ
フトドリンクである。牛乳と異なり、ソフトドリ
ンクは、天然フレーバー油、フレーバー抽出物お
よび合成的に誘導されたフレーバー物質によつて
発生される各種のフレーバーで処方でき、このこ
とがソフトドリンクがこの特定の群に非常に魅力
的である理由なのかもしれない。一般社会によつ
て特に朝食でしばしば消費される飲料は、果汁製
品、特にオレンジジユースである。牛乳と同様
に、オレンジジユースは、健康により栄養的イメ
ージを有するが、一般により魅力的な味を有する
とみなされている。従つて、カルシウムが栄養補
給されたソフトドリンクまたは果汁製品は、この
臨界的10代のもの/ヤングアダルト期および生涯
全体にわたつてもより大きい飲食カルシウム摂取
を達成するための潜在的ビヒクルとみなすことが
できるであろう。 有意量のカルシウムでのソフトドリンクまたは
果汁などの非牛乳飲料の栄養補給は、簡単ではな
い。牛乳は、平均して、カルシウム約0.12重量%
を含有する。このような多量のカルシウムをソフ
トドリンクまたは他の非牛乳飲料に配合すること
は、多数の問題の考慮を必要とする。 1つは、カルシウム補給飲み物が望ましい味お
よび口当たり品質を有することを確実にすること
である。多量のカルシウムは、有意な「チヨーク
様」口当たりの感じをソフトドリンクに付与する
ことがあることが見出されている。このことは、
酸味料としての多量のクエン酸をベースとするソ
フトドリンクの場合に特に真実であることが見出
されている。更に、多量のカルシウムは、ソフト
ドリンクを消費してから長い間望ましくない「刺
激性/焼けるような」口当たりの感じを生ずるこ
とがあることが見出されている。この「後味」問
題は、酸味料としての多量のリン酸をベースとす
るソフトドリンクの場合に特に真実である。 考慮しなければならない別の因子は、ソフトド
リンクの酸味(sourness)の印象である。クエン
酸、リン酸などの多量の食用酸をベースとするカ
ルシウム含有ソフトドリンクは、典型的には、酸
味のより遅くよりぐずぐずした開始
(lingeringonset)を有する。これは、ソフトド
リンクを比較的高い酸性PHに緩衝するこれらの酸
の能力のためである。酸味のより迅速な開始は、
通常、或るソフトドリンク、特にコーラ型フレー
バーを有するものの場合に望ましい。 別の潜在的問題は、クエン酸カルシウム、リン
酸カルシウムなどの不溶性カルシウム塩の沈殿で
ある。沈殿に対する安定性は、存在する非常に多
量のカルシウム塩のため、ソフトドリンクまたは
果汁などの他の非牛乳飲料を調製するのに使用す
る飲料濃縮物の場合には非常に有意な問題であ
る。しかしながら、飲用可能な飲料における中位
の濃度においてさえ、不溶性カルシウム塩の沈殿
に対する安定性は、特にカルシウム含有果汁飲料
の殺菌時または滅菌時に装置表面に対して重要で
あることがある。 背景技術 米国特許第4325975号明細書は、本質上ストロ
ンチウムイオン(20〜40mg/)、マグネシウム
イオン(50〜100mg/)、カルシウムイオン(60
〜125mg/)、およびリチウムイオン(0.06〜
0.15mg/)からなるミネラル化飲用水処方物を
開示している。これらのイオンは、硫酸塩、硝酸
塩、塩化物などの水溶性塩の形態で蒸留水に加え
る。 米国特許第4448770号明細書は、1ガロン当た
り30〜50ミリ当量のカリウムイオン、5〜10ミリ
当量のカルシウムイオン、1〜3ミリ当量のマグ
ネシウムイオン、5〜10オンス(約142〜284g)
のスクロースを含有するダイエツト飲料を開示し
ている。好適なカリウム塩としては、硫酸塩、ク
エン酸塩および好ましくは塩化物が挙げられてい
る。好適なカルシウム塩としては、塩化物および
好ましくはグルコン酸塩が挙げられている。マグ
ネシウムイオンは、好ましくは塩化マグネシウム
塩として供給されている。 米国特許第4322407号明細書は、ナトリウム、
カリウム、マグネシウム、クロリド、サルフエー
ト、ホスフエート、サイトレート、スクロース、
デキストロース、アスコルビン酸およびピリドキ
シンを含有する電解質ドリンクを開示している。 米国特許第4384005号明細書は、水に迅速に溶
解する圧縮錠剤を開示している。これらの錠剤
は、飲料調製に使用できる。1つのこのような錠
剤(例4)は、クエン酸(580g)、リンゴ酸(70
g)、水性湿潤剤(50g)、コーンシロツプ固形分
(55g)、デキストリン(25g)、および硫酸カル
シウム(20g)から調製する。 米国特許第2297599号明細書は、起泡性芯およ
び起泡性ベースと一緒に治療有効成分を含有する
外層からなる起泡性錠剤を開示している。1つこ
のような起泡性アルカリ化錠剤は、グルコン酸カ
ルシウム、重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウム、
硫酸マグネシウム、塩化ナトリウムおよび重炭酸
ナトリウムとクエン酸と酒石酸との起泡性ベース
を含有する。 発明の開示 本発明は、有意量のカルシウムが栄養補給され
た飲料、およびこの飲料を調製するための飲料濃
縮物に関する。本発明の飲料は、 (a) 可溶化カルシウム約0.05〜約0.15重量%; (b) 食用酸成分約0.07〜1約重量%; (c) サルフエート約0.02〜約0.14重量%; (d) クロリド約0.05重量%まで; (e) 組み合わされたサルフエートとクロリドとの
量は約0.14重量%まで; (f) 有効量のフレーバー成分%;および (g) 有効量の甘味料 を含む。 本発明の飲料濃縮物の場合には、可溶化カルシ
ウムの量は約0.45〜約0.75重量%であり、酸成分
の量は約0.2〜約5重量%であり、サルフエート
の量は約0.06〜約0.7重量%であり、クロリドの
量は約0.25重量%までであり、組み合わされたサ
ルフエートとクロリドとの量は約0.7重量%まで
である。 更に、本発明は、有意量のカルシウムが栄養補
給された果汁飲料に関する。これらの果汁飲料
は、 (a) 可溶化カルシウム約0.05〜約0.26重量%; (b) 食用酸成分約0.4〜約4重量%; (c) サルフエート約0.02〜約0.1重量%; (d) クロリド約0.07重量%まで; (e) 組み合わされたサルフエートとクロリドとの
量は約0.12重量%まで; (f) 果汁少なくとも約45%;および (g) 糖含量約2゜〜約16゜Brix を含む。 本発明の果汁濃縮物の場合には、可溶化カルシ
ウムの量は約0.15〜約1.30重量%であり、酸成分
の量は約1.2〜約20重量%であり、サルフエート
の量は約0.06〜約0.5重量%であり、クロリドの
量は約0.35重量%までであり、組み合わされたサ
ルフエートとクロリドとの量は約0.6重量%まで
であり、糖含量は約6〜約75゜Brixである。 本発明の果汁および他の飲料は、有意量の栄養
上有益なカルシウムを供給する。少量のサルフエ
ート(好ましくは少量のクロリドとの組み合わせ
で)の配合は、多量のクエン酸またはリン酸を含
有する時にさえ、これらの飲料、特にこれらの飲
料を調製するための濃縮物におけるカルシウムの
溶解度を改良する。また、これらの飲料の或るも
のは、クエン酸、リン酸などの酸系を使用する時
にさえ、酸味のより迅速な開始、並びに減少され
た後味を有する。更に、サルフエート/クロリド
は、カルシウム含有果汁飲料の殺菌時または滅菌
時に装置表面上へのカルシウム塩の沈殿および析
出を減少または防止する。 A 定義 本発明において使用する「飲料」なる用語
は、シングルストレングスの、即ち、調整済で
飲用可能な形態にあり、飲用に際して希釈が不
必要な飲料組成物を意味する。本発明の飲料
は、典型的には、水少なくとも80%(好ましく
は少なくとも85%)を含む。本発明の範囲内で
意図される飲料は、炭酸形態と非炭酸形態との
両方を包含する。 本発明において使用する「飲料濃縮物」なる
用語は、飲用可能な飲料を調製するのに使用す
る液体形態の飲料組成物を意味する。本発明の
範囲内の糖甘味料入り飲料濃縮物は、典型的に
は、水30〜70%(好ましくは40〜60%)を含
む。それらは、通常、水2〜4重量部で希釈し
た時に飲用可能な飲料を与えるように処方す
る。 本発明において使用する「飲料シロツプ」な
る用語は、糖を更に含む飲料濃縮物を意味す
る。飲料シロツプは、典型的には、糖23〜69重
量%を含む。 本発明において使用する「果汁製品」なる用
語は、果汁少なくとも約45%を含む果汁飲料と
果汁濃縮物との両方を意味する。 本発明において使用する「果汁飲料」なる用
誤は、シングルストレングスの、即ち、調整済
で飲用可能な形態にあり、飲用に際して希釈が
不必要な果汁製品を意味する。本発明の果汁飲
料は、シングルストレングスであつて、典型的
には果汁少なくとも約95%を含む「フルストレ
ングス(full−strength)」型でありうる。 本発明の範囲内の果汁飲料は、「ネクター」
と称される増量(extehded)ジユース製品も
包含する。これらの増量ジユース製品は、典型
的には、果汁約50〜約90%を含む。好ましい増
量ジユース製品は、果汁約50〜約70%を含む。 本発明において使用する「果汁濃縮物」なる
用語は、適量の水で希釈した時に、飲用可能な
果汁飲料を形成する果汁製品を意味する。本発
明の範囲内の果汁濃縮物は、典型的には、水2
〜4重量部で希釈した時に飲用可能な飲料を与
えるように処方する。 本発明において使用する「濃縮果汁」なる用
語は、水の一部が除去された果汁を意味する。 本発明において使用する「果汁物質」なる用
語は、濃縮果汁プラス他の果汁物質、例えば、
果汁アロマおよびフレーバー揮発物、果皮油、
およびパルプまたはパマス(pomace)を意味
する。 本発明において使用する「果汁」なる用語
は、柑橘ジユース、非柑橘ジユース、例えば、
リンゴジユース、グリープジユース、セイヨウ
ナシジユース、サクランボジユース、ベリージ
ユース、パイナツプルジユース、モモジユー
ス、アンズジユース、プラムジユース、プルー
ンジユース、パツシヨンフルーツジユース、バ
ナナジユース、およびこれらのジユースの混合
物を意味する。 本発明において使用する「柑橘ジユース」な
る用語は、オレンジジユース、レモンジユー
ス、ライムジユース、グレープフルーツジユー
ス、タンジエリンジユースおよびそれらの混合
物から選ばれる果汁を意味する。 本発明において使用する「含む」なる用語
は、各種の成分が本発明の飲料および飲料濃縮
物で協力的に使用できることを意味する。従つ
て、「含む」なる用語は、より制限的用語「本
質上からなる」および「からなる」を包含す
る。 本発明において言及する果汁のすべての量
は、シングルストレングス基準である。 B カルシウム量、酸系およびサルフエート/ク
ロリド量 本発明の飲料および飲料濃縮物の鍵の栄養成
分は、カルシウムである。好適なカルシウム源
としては、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、
塩化カルシウム、リン酸カルシウム、リン酸水
素カルシウムおよびリン酸二水素カルシウム、
水酸化カルシウム、並びにカルシウムのそれぞ
れの酸味塩、例えば、クエン酸カルシウム、リ
ンゴ酸カルシウム、グルコン酸カルシウムまた
は乳酸カルシウムが挙げられる。炭酸カルシウ
ム(または水酸化カルシウム)と硫酸カルシウ
ムとの混合物(場合によつて好ましくは塩化カ
ルシウムおよび/またはグルコン酸カルシウム
を包含)は、特に好ましいカルシウム源であ
る。本発明で有用であるためには、カルシウム
は、飲料または飲料濃縮物に「可溶化」、即ち、
溶解または懸濁することが必要である。従つ
て、本発明の飲料および飲料濃縮物に配合され
るカルシウムの量は、「可溶化カルシウム」、即
ち、溶解または懸濁されたカルシウムイオンの
量によつて言及されるであろう。 栄養補給の飲料の場合には、カルシウムは、
少なくとも0.05重量%の量で存在する。この最
小量のカルシウム(牛乳量の大体半分)は、飲
料に有意な栄養補給を与える。カルシウムの最
大量は、果汁飲料の場合には0.26重量%までで
あり、他の飲料の場合には典型的には約0.15%
までである。果汁飲料中のカルシウムの量が
0.26重量%をはるかに超えて(他の飲料の場合
には0.15重量%を超えて)増大すると、満足な
味および安定性を達成することが一層因難にな
る。好ましくは、果汁飲料中のカルシウムの量
は、約0.10〜0.20重量%(牛乳量、即ち、0.12
重量%を包含)であり、他の飲料の場合には約
0.055〜約0.09重量%である。 本発明の果物飲料を調製するのに使用する果
汁濃縮物に関しては、存在するカルシウムの量
は、約0.15〜約1.30重量%である。他の飲料濃
縮物の場合には、存在するカルシウムの量は、
典型的には、約0.15〜約0.75重量%である。典
型的には、本発明の飲料は、3倍(3X)〜5
倍(5X)飲料濃縮物から調製する。従つて、
可溶化カルシウムの量は、好ましくは、果汁濃
縮物の場合には約0.3〜約1重量%の範囲内で
あり、他の飲料濃縮物の場合には約0.16〜約
0.45重量%の範囲内である。 不溶化カルシウム塩の沈殿に対する安定性、
味/口当たり/後味品質および酸味の望ましい
開始の見地から本発明の飲用可能な飲料および
飲料濃縮物の鍵の成分は、飲用酸成分(添加さ
れた酸またはジユースから)である。この酸成
分は、1以上の食用酸を含み、これらの食用酸
としてはリン酸、クエン酸、リンゴ酸、フマル
酸、アジピン酸、乳酸、酒石酸、グルコン酸ま
たはそれらの混合物を挙げることができる。こ
れらの酸は、非解離形態で存在でき、またはそ
れぞれの酸味塩、即ち、リン酸塩、リン酸水素
塩、リン酸二水素塩、クエン酸塩、リンゴ酸
塩、酒石酸塩、グルコン酸塩および乳酸塩とし
て存在できる。特に好ましい食用酸系は、リン
酸、クエン酸、リンゴ酸、グルコン酸またはそ
れらの組み合わせを含む。 本発明の目的では、酸成分(以下では全酸)
の量は、包含される飲料組成物、カルシウムの
配合量、並びに所望の口当たり、味および安定
性に依存する。可溶化カルシウム約0.05〜約
0.26重量%を有する果汁飲料の場合には、全酸
の量は、約0.4〜約4重量%であることができ
る(このような飲料を調製するのに使用する果
汁濃縮物の場合には、全酸の量は、約1.2〜約
20重量%であることができる)。可溶化カルシ
ウム約0.05〜約0.15重量%を有する他の飲料の
場合には、全酸の量は、約0.07〜約1重量%で
あることができる(このような飲料を調製する
のに使用する飲料濃縮物の場合には、全酸の量
は、約0.2〜約5重量%であることができる)。
可溶化カルシウム約0.10〜約0.20重量%を有す
る好ましい果物飲料の場合には、全酸の量は、
好ましくは0.6〜2重量%である(これらの果
汁飲料を調製するのに使用する果汁濃縮物の場
合には、約1.8〜約10重量%)。可溶化カルシウ
ム約0.55〜約0.09重量%を有する他の好ましい
飲料の場合には、全酸の量は、好ましくは0.1
〜0.6重量%である(これらの飲料を調製する
のに使用する飲料濃縮物の場合には、約0.3〜
約3重量%)。 本発明の飲料および飲料濃縮物に重要な成分
は、存在するサルフエートの量である。少量の
サルフエート(好ましくは少量のクロリドとの
組み合わせで)を本発明の飲料に配合すること
は、数種の特に重要な効果を有することが見出
された。1つは、或る飲料、特に可溶化カルシ
ウム約0.055〜約0.09重量%を有する飲料にお
いて酸味のより迅速な開始を生ずることであ
る。このことは、存在する食用酸の緩衝容量の
減少のためであると推測される(クロリドも、
味機構相互作用のため酸味のより迅速な開始を
助長すると推測される)。別の重要な効果は、
多量のクエン酸またはリン酸を使用した場合で
さえ、飲料/濃縮物におけるカルシウムの溶解
度を改良することである。このことも、存在す
る食用酸の緩衝容量の減少のためであると推測
される。別の利益は、後味効果の減少、特にリ
ン酸を含有するカルシウム強化飲料と関連づけ
られる。「刺激性/焼けるような」後味の減少
である。この後味は、口の中のリン酸カルシウ
ムの遅延沈殿のためであると推測される。サル
フエート/クロリド配合のための後味の減少
は、PHの低下のために減少されたカルシウム―
ホスフエート相互作用の結果であると推測され
る。 可溶化カルシウム約0.05〜約0.26重量%を有
する果汁飲料の場合には、サルフエートの量
は、約0.02〜約0.1重量%であることができ、
一方、クロリド量は、約0.07重量%までである
ことができる(このような飲料を調製するのに
使用する果汁濃縮物の場合には、サルフエート
の量は、約0.06〜約0.5重量%であることがで
き、一方、クロリドの量は、約0.35重量%まで
であることができる)。可溶化カルシウム約
0.05〜約0.15重量%を有する他の飲料の場合に
は、サルフエートの量は、約0.02〜約0.14重量
%であることができ、一方、クロリドの量は、
約0.05%までであることができる(これらの他
の飲料を調製するのに使用する飲料濃縮物の場
合には、サルフエートの量は、約0.06〜約0.7
重量%であることができ、一方、クロリドの量
は、約0.25重量%までであることができる)。
ジユース飲料中で0.10重量%よりもはるかに多
いサルフエート量または0.07重量%よりもはる
かに多いクロリド量(他の飲料中ではそれぞれ
0.14重量%よりも大または0.05重量よりも大)
においては、サルフエートおよびクロリド濃度
は、望ましくないと考えられる顕著な塩気のあ
る/ちよつと塩気のある特色を生ずるのに十分
な程高い。0.02重量%よりもはるかに少ないサ
ルフエート量においては、酸味、後味およびカ
ルシウムの改良された溶解度に対するサルフエ
ートの効果は、有意に最小限にされる。更に、
組み合わされたサルフエートとクロリドとの量
は、本発明の果汁飲料の場合には約0.12重量%
以下であるべきであり、果汁濃縮物の場合には
約0.6重量%以下であるべきである。他の飲料
の場合にはサルフエートとクロリドとの合計量
は、約0.14重量%以下(好まくは約0.10重量%
以下)であるべきであり、これらの飲料を調製
するのに使用する飲料濃縮物の場合には、約
0.7重量%以下(好ましくは0.5重量%以下)で
あるべきである。 本発明の飲料および飲料濃縮物に配合するサ
ルフエート源およびクロリド源は、硫酸または
塩酸、または硫酸カルシウム、塩化カルシウム
などの塩からであることができる。好ましく
は、サルフエートおよびクロリドは、少なくと
も部分的カルシウム源としても役立つ硫酸カル
シウムおよび塩化カルシウムに由来する。組み
合わされた硫酸カルシウムおよび塩化カルシウ
ムは、果汁飲料/濃縮物の場合には可溶化カル
シウムの約3,2〜100重量%を供給し、他の
飲料/濃縮物の場合には可溶化カルシウムの約
5.6〜100重量%を供給することができる。好ま
しくは、組み合わされた硫酸カルシウムおよび
塩化カルシウムは、果汁飲料/濃縮物に存在す
る可溶化カルシウムの約4.2〜約60%を供給し、
他の飲料/濃縮物に存在する可溶化カルシウム
の約9.3〜89%を供給する。 C 飲料および飲料濃縮物の他の成分 1 果汁飲料およびジユース濃縮物 また、本発明の果汁飲料およびジユース濃
縮物は、果汁製品の通常存在する糖類を含有
する。これらの糖類としては、スクロース、
フルクトース、高フルクトースコーンシロツ
プ、グルコース、転化糖、およびそれらの混
合物が挙げられる。果汁に天然に存在する糖
の量は、通常、本発明のカルシウム補給果汁
飲料およびジユース濃縮物に十分である。し
かしながら、増量ジユース製品の場合には、
糖は、典型的には、通常スクロースまたは高
フルクトースコーンシロツプの形態で加え
る。 糖に加えて、本発明の増量果汁飲料は、他
の甘味料を含有できる。他の好適な甘味料と
しては、サツカリン、シクラメート、アセト
サルフアム、L―アスパルチル―L―フエニ
ルアラニン低級アルキルエステル甘味料(例
えば、アスパルテーム)、米国特許第4411925
号明細書に開示のL―アスパルチル―D―ア
ラニンアミド、米国特許第4399163号明細書
に開示のL―アスパルチル―D―セリンアミ
ド、米国特許第4338346号明細書に開示のL
―アスパルチル―L―1―ヒドロキシメチル
アルカンアミド甘味料、米国特許第4423029
号明細書に開示のL―アスパルチル―1―ヒ
ドロキシエチルアルカンアミド甘味料、欧州
特許出願第168112号明細書に開示のL―アス
パルチル―D―フエニルグリシンエステルお
よびアミド甘味料などが挙げられる。このよ
うな増量ジユース製品で使用するのに特に好
ましい甘味料は、アスパルテームである。 シングルストレング果汁飲料の場合には、
糖含量は、約2〜約16゜Brixであることがで
きる。典型的には、このような飲料の糖含量
は、そこに含まれる果汁の量に依存する。果
汁少なくとも95%を含有するフルストレング
ス飲料の場合には、糖含量は、典型的には、
約5〜約14゜Brixである。果汁約50〜約90%
を含む増量ジユース飲料の場合には、糖含量
は、典型的には、約5〜約13゜Brix(他の甘味
料なし)または約2〜約8゜Brix(他の甘味料
含有)である。 本発明に係る果汁濃縮物の場合には、糖含
量は、約6〜約75゜Brixであることができる。
典型的には、これらのジユース濃縮物の糖含
量は、約20〜役50゜Brixである。オレンジジ
ユース濃縮物の場合には、糖含量は、好まし
くは、約35〜約50゜Brixである。 本発明の果汁飲料およびジユース濃縮物
は、典型的には、添加タンパク質を実質上含
まない。このようなタンパク質の例として
は、大豆タンパク質、ホエータンパク質濃縮
物などが挙げられる。これらのタンパク質
は、果汁アロマおよびフレーバーと反応する
ことがあり、且つ加水分解されるならば、望
ましくない苦いフレーバーを有する短鎖ペプ
チドまたはアミノ酸を生成することがある。
本発明の果汁飲料の場合には、添加タンパク
質の量は、一般に、約0.1重量%以下である。
好ましくは、これらの飲料および濃縮物は、
添加タンパク質を含有しない。 果汁製造に典型的には存在する他の任意成
分は、本発明の飲料および濃縮物に配合でき
る。例えば、防腐剤、ビタミンおよび他のミ
ネラルが、配合できる。好適なビタミンとし
ては、A,D,E,C(アスコルビン酸)、
B1(チアミン)、B2(リボフラビン)、B6
B12、ニアシン、葉酸およびビオチンが挙げ
られる。配合できるカルシウム以外の他のミ
ネラルは、鉄、亜鉛、カリウム、マグネシウ
ム、マンガンおよび銅である。所望ならば、
天然および合成フレーバーおよび着色料は、
これらの飲料および濃縮物に配合できる。 2 他の飲料および飲料濃縮物 a フレーバー成分 本発明の他の飲料および飲料濃縮物は、
典型的には、果物フレーバー、植物フレー
バーおよびそれらの混合物から選ばれるフ
レーバーを含有するフレーバー成分を含
む。本発明において使用する「果物フレー
バー」なる用語は、種植物、特に種子に関
連づけられる甘いパルプを有するものの食
用繁殖(reproductive)部分に由来するフ
レーバーを意味する。天然源に由来する果
物フレーバーを模擬するように作られた合
成的に製造されたフレーバーも、「果物フ
レーバー」なる用語に包含される。特に好
ましい果物フレーバーは、オレンジフレー
バー、レモンフレーバー、ライムフレーバ
ーおよびグレープフレーツフレーバーを含
めた柑橘フレーバーである。柑橘フレーバ
ー以外に、各種の他の果物フレーバー、例
えば、リンゴフレーバー、グレープフレー
バー、サクランボフレーバー、パイナツプ
ルフレーバーなどが、使用できる。これら
の果物フレーバーは、果汁、フレーバー油
などのなどの天然源に由来するか、合成的
に製造できる。 本発明において使用する「植物フレーバ
ー」なる用語は、果物以外の植物の部分に
由来するフレーバーを意味する。そのよう
なものとして、植物フレーバーは、堅果、
バーク、根および葉に由来するフレーバー
を挙げることができる。天然源に由来する
植物フレーバーを摸擬するように作られた
合成的に製造されたフレーバーも、「植物
フレーバー」なる用語に包含される。この
ようなフレーバーの例としては、コラノキ
フレーバー、茶フレーバーなどが挙げられ
る。これらの植物フレーバーは、精油、エ
キスなどの天然源に由来することができ、
または合成的に製造することができる。 フレーバー成分は、各種のフレーバー、
例えば、コーラフレーバーなどを調製する
ためにレモンおよびライムフレーバー、コ
ラノキフレーバーと柑橘ジユースとのブレ
ンドを含めることができる。所望ならば、
オレンジジユース、レモンジユース、ライ
ムジユース、リンゴジユース、グレープジ
ユースなどの果汁は、フレーバー成分中で
使用できる。フレーバー成分中のフレーバ
ーは、時々乳濁液小滴とし、次いで、これ
らの小滴は、飲料濃縮物に分散する。これ
らの小滴は、通常、水の比重よりも小さい
比重を有し、それゆえ、別個の相を形成す
るであろう。増量剤(曇り剤としても作用
できる)は、典型的には飲料に分散された
乳濁液小滴を保つために使用される。この
ような増量剤の例は、臭素化植物油
(BVO)およびロジンエステル、特にエス
テルゴムである。増量剤および曇り剤を液
体飲料で使用することの更に他の説明に関
しては、L.F.グリーン、デベロツプメン
ツ・イン・ソフト・ドリンクス・テクノロ
ジー(Developments in Soft Drinks
Technology),Vol.1(アプライド・サイエ
ンス・パブリツシヤーズ・リミテツド、
1978年),pp87―93参照。増量剤以外に、
乳化剤および乳濁液安定剤は、乳濁液小滴
を安定化するために使用できる。このよう
な乳化剤および乳濁液安定剤の例としては
ゴム、ペクチン、セルロース、ポリソルベ
ート、ソルビタンエステルおよびプロピレ
ングリコールアルギネートが挙げられる。
L.F.グリーンの上記文献の第92頁参照。 フレーバー特性を本発明の飲料および飲
料濃縮物に付与するのに(「フレーバー増
大」)有効なフレーバー成分の特定量は、
選ばれる1以上のフレーバー、所望のフレ
ーバー印象、およびフレーバー成分の形態
に依存できる。果汁を実質上含まないフレ
ーバー成分の場合には(即ち、シングルス
トレング基準で、飲料の約1重量%以下の
果汁)、フレーバー成分は、飲料組成物の
少なくとも約0.05重量%、典型的には炭酸
飲料の場合には約0.1〜約2重量%を構成
できる。果汁を使用する時には、フレーバ
ー成分は、シングルストレングス基準で、
飲料の約40重量%までの果汁を含むことが
でき、好ましくは炭酸飲料の場合には果汁
約5〜約15重量%を含むことができる。 b 甘味料 本発明の飲料および飲料シロツプは、甘
味料を含有する。典型的に使用する甘味料
は、糖である。ここで使用する「糖」なる
用語は、単糖および二糖甘味料を意味す
る。このような糖類の例としては、スクロ
ース、グルコース、フルクトース、高フル
クトースコーンシロツプ、転化糖などが挙
げられる。好ましい糖類は、スクロースお
よび高フルクトースコーンシロツプであ
る。糖類、特に高フルクトースコーンシロ
ツプは、本発明の飲料からのカルシウムの
吸収性/バイオアベイラビリテイーを高め
ることが見出された。 ダイエツト飲料の場合には、無カロリー
甘味料が、使用できる。このような甘味料
の例としては、サツカリン、シクラメー
ト、アセトサルフアム、L―アスパルチル
―L―フエニルアラニン低級アルキルエス
テル甘味料、米国特許第4411925号明細書
の開示のL―アスパルチル―D―アラニン
アミド、米国特許第4399163号明細書に開
示のL―アスパルチル―D―セリンアミ
ド、米国特許第4338346号明細書に開示の
L―アスパルチル―L―1―ヒドロキシメ
チルアルカンアミド甘味料、米国特許第
4423029号明細書に開示のL―アスパルチ
ル―1―ヒドロキシエチルアルカンアミド
甘味料などが挙げられる。本発明の酸系
は、約4.0〜約4.8の臨界的PH範囲内でL―
アスパルチル―L―フエニルアラニンエス
テル(例えば、アスパルテーム)甘味料を
含有する飲料の場合に改良された加水分解
安定性を与えることができる。 本発明の飲料で有効な甘味料の量は、使
用する特定の1以上の甘味料および所望の
甘味強度に依存する。無カロリー甘味料の
場合には、この量は、特定の甘味料の甘味
強度に応じて変化する。糖の場合には、こ
の量は、炭酸飲料の場合には約1〜約14重
量%(典型的には約6〜約14重量%)であ
ることができる。好ましい飲料は、糖約9
〜約13重量%を含有する(本発明の飲料の
糖の量を測定する際には、果汁などのフレ
ーバー成分に存在するいかなる糖または他
の甘味料も、包含される)。また、アスパ
ルテームなどの無カロリー甘味料および高
フルクトースコーンシロツプなどの糖を含
有する低カロリー甘味料組み合わせは、本
発明の飲料で使用できる。本発明の飲料シ
ロツプの場合には、糖の量は、有意により
多い。通常、飲料シロツプ中の糖の量は、
約23〜約69重量%である。好ましくは、こ
のような飲料シロツプは、糖約40〜約60重
量%を含有する。 本発明の飲料、飲料濃縮物および飲料シ
ロツプは、典型的には、糖アルコールを実
質上含まず、即ち、約1重量%未満を含
む。糖アルコールとしては、ソルビトー
ル、マンニトールおよびキシリトールが挙
げられる。糖アルコールは、時々食品用甘
味料として使用される。しかしながら、無
カロリーであるこれらの糖アルコールも、
下部腸生理的寄生菌(flora)によつて代
謝され、膨満および関連胃腸(GI)管上
の問題、例えば、下痢を引き起こす。従つ
て、飲料を甘味化するのに必要とされる量
においては、糖アルコールは、本発明では
特に有用ではない。 c PHおよび他の飲料成分 本発明の他の飲料および飲料濃縮物のPH
は、酸成分の特定の組成、使用する酸の合
計量および所望の酸味印象に依存する。典
型的には、PHは、約2.5〜約5.0であること
ができる。好ましい炭酸飲料は、PH約2.5
〜約4.5を有する。 他の飲料微量成分は、しばしば飲料およ
び濃縮物に配合される。このような成分と
しては、防腐剤、例えば、安息香酸および
その塩、二酸化硫黄などが挙げられる。ま
た、天然源に由来するか合成的に製造され
た着色料が、典型的には配合される。飲料
で使用する防腐剤および着色料に関して
は、L.F.グリーン、デベロツプメイン・イ
ン・ソフト・ドリンクス・テクノロジー,
Vol.1(アプライド・サイエンス・パブリツ
シヤーズ・リミテツド、1978年),pp185
―186参照。 D 飲料および飲料濃縮物の調製 1 果汁飲料およびジユース濃縮物 硫酸カルシウム、および塩化カルシウムお
よび/またはグルコン酸カルシウムは、通
常、本発明のカルシウム補給果汁飲料および
ジユース濃縮物の場合には可溶化カルシウム
の100%を供給しない。他のカルシウム源、
特に水酸化カルシウム、酸化カルシウムおよ
び炭酸カルシウムは、典型的には、硫酸カル
シウム、および塩化カルシウムおよび/また
はグルコン酸カルシウムに加えて使用され
る。これらの他のカルシウム源は、好ましく
は、以下でプレミツクス法と称すものを使用
することによつて、これらの果汁飲料および
ジユース濃縮物に配合される。この方法の下
記議論は、一般に、本発明に係る高度に好ま
しい果汁製品であるオレンジジユース飲料お
よびジユース濃縮物の調製に関してである。
しかしながら、この方法は、グレープフルー
ツジユースなどの他の柑橘ジユース、リンゴ
ジユースなどの非柑橘ジユース、並びにジユ
ースの混合物をベースとするカルシウム補給
果汁製品を調製するのにも使用できる。 このプレミツクス法においては、クエン酸
およびリンゴ酸を含む酸成分は、典型的には
適量の水に溶解する。(所望ならば、レモン
ジユースなどの果汁または濃縮果汁は、酸の
一部分を供給するために使用できる)。一般
に、この酸成分は、クエン酸0〜約90重量%
およびリンゴ酸約10〜100重量%を含む。オ
レンジジユースの場合には、この酸成分は、
典型的には、クエン酸約5〜約90重量%およ
びリンゴ酸約10〜95重量%を含む。好ましく
は、この酸成分は、クエン酸約5〜約60重量
%およびリンゴ酸約40〜95重量%を含む(リ
ンゴジユースなどの非柑橘ジユースの場合に
は、この酸成分は、典型的には、クエン酸約
5〜約80重量%およびリンゴ酸約20〜95重量
%を含み、好ましくはクエン酸約20〜約50重
量%およびリンゴ酸約50〜80重量%を含む)。
一般に、これらの酸の比率は、ジユース中で
最適のフレーバー特性を与えるように選ばれ
る。 一旦溶存酸を含有する溶液が調製された
ら、次いで、水酸化カルシウム、酸化カルシ
ウムまたは炭酸カルシウムを加える。全酸対
溶液中に加えるカルシウムの重量比は、典型
的には、約0.5〜約12である。好ましくは、
この重量比は、約1〜約6である。 酸の水溶液への炭酸カルシウム、酸化カル
シウム、または水酸化カルシウムの添加は、
可溶化カルシウムの少なくとも準安定な溶液
を含有するプレミツクスを与える。これは、
易溶性カルシウムサイトレートおよびマレー
ト種、例えば、CaHサイトレート、Ca(H2
サイトレート)2、およびCaHマレートがカル
シウム源と酸との間の反応のため溶液中で生
成されるという事実のためである。添加安定
剤なしでは、易溶性カルシウムサイトレート
種は、プレミツクス溶液中で大体数時間まで
の期間のみ安定である。この短時間後、易溶
性サイトレート種は、不均化して対応酸およ
びCa3サイトレート2などのより熱力学的に安
定な不溶性クエン酸カルシウム塩となる傾向
がある。 プレミツクス溶液中でのリンゴ酸カルシウ
ムおよび特にサイトレート種の安定性を改良
するために、プレミツクス安定剤を配合する
ことが好ましい。カルシウムと錯化し且つ/
または結晶抑制剤として作用することができ
る物質は、プレミツクス安定剤として有用で
ある。これらの物質としては、糖類、例え
ば、スクロース、グルコース、フルクトー
ス、高フルクトースコーンシロツプ、転化
糖、および多糖類、例えば、ペクチン、アル
ギン、加水分解デンプン、キサンタンゴム、
および他の食用ゴムが挙げられる。元来糖類
と多糖類との両方を含有する濃縮ジユース
は、特に好適なプレミツクス安定剤である。
好ましいプレミツクス安定剤は、スクロース
および高フルクトースコーンシロツプ(特に
増量ジユース製品の場合)および糖含量約35
〜約80゜Brixを有する濃縮オレンジジユース
(その源は後述)である。 プレミツクス安定剤は、カルシウム源を酸
を含有する水溶液に加えた直後に添加できる
(炭酸カルシウムがカルシウム源である時に
は、二酸化炭素発生は、好まくはプレミツク
ス安定剤を加える前に実質上止めさせる)。
しかしながら、所望ならば、プレミツクス安
定剤(特に糖類および濃縮ジユースの場合に
は)は、カルシウム源の添加前に酸の水溶液
に添加できる。プレミツクス溶液に配合する
プレミツクス安定剤の量は、典型的には、使
用する安定剤に依存する。糖類をプレミツク
ス安定剤として使用する時には、糖類は、典
型的には、糖含量約2〜約40゜Brixを与える
のに十分な量で加える。多糖類を使用する時
には、量は、広く変化できるが、典型的に
は、重量/容量基準で約0.01〜約0.5%であ
る。濃縮ジユースをプレミツクス安定剤とし
て使用する時には、濃縮ジユースは、典型的
には、糖含量約2〜約12゜Brix(好ましくは約
2〜約6゜Brix)を与えるのに十分な量で配合
する。 可溶化カルシウムのプレミツクス溶液は、
典型的には、上記説明と同様に室温でバツチ
型方法で調製する。しかしながら、このプレ
ミツクス溶液は、連続法でも調製できる。こ
の連続法においては、成分(水、酸、カルシ
ウム源および任意プレミツクス安定剤)は、
一緒に一定に計量供給してプレミツクス溶液
を調製する。成分を計量供給する量は、必要
ならば、プレミツクス溶液中のカルシウムの
適当な可溶化を保証し且つ適当な酸度を与え
るために調節する。 可溶化カルシウムを含有するプレミツクス
溶液は、混合槽中で糖含量約35〜約80゜Brix
(好ましくは約60〜約70゜Brix)を有するチル
ド〔例えば、約40〓(4.4℃)未満〕濃縮オ
レンジジユース、オレンジジユースアロマお
よびフレーバー揮発物、プラスパルプ、果皮
油などの他のジユース物質と一緒にして、カ
ルシウム補給オレンジジユース製品を与え
る。使用するプレミツクス溶液、濃縮ジユー
ス、アロマおよびフレーバー揮発物、パルプ
および果皮油の特定の割合は、所望のカルシ
ウム補給度および包含されるオレンジジユー
ス製品の種類(シングルストレングスジユー
ス飲料またはジユース濃縮物)を含めた多数
の異なる因子に依存するであろう。また、硫
酸カルシウム、および塩化カルシウムおよ
び/またはグルコン酸カルシウムは、混合槽
に添加でき、またはプレミツクス溶液に配合
できる。カルシウム補給オレンジジユース製
品を得た後、カン、カートン、ビンまたは他
の好適なパツケージングに充填する。カルシ
ウム補給オレンジジユース濃縮物の場合に
は、これらの製品は、典型的には、カンに充
填した後に冷凍する。 硫酸カルシウムおよび塩化カルシウムをカ
ルシウム含有果汁飲料に配合することは、殺
菌時または滅菌時に装置表面上へのカルシウ
ム塩(特にクエン酸カルシウム)の沈殿を減
少または防止することを助長する。驚異的な
ことに、カルシウム含有果汁流が殺菌または
滅菌装置を通過すると、ジユース流に存在す
るカルシウム塩は、殺菌または滅菌に必要と
される高温〔例えば、約220〜約300〓(約
104〜約149℃)〕で沈殿することが見出され
た。これらの沈降カルシウム塩は、典型的に
は、殺菌機または滅菌機の装置表面上で析出
し、結局、完成品流中で薄片になる。このよ
うな沈殿問題が生ずることがある殺菌または
滅菌装置としては、クレパコ・ウルトラサー
ム・インヒユージヨン・ヒーター(Crepaco
Ultratherm lnfusion Heater)などの超高
温直流インヒユージヨン滅菌機が挙げられ
る。 本発明の方法で使用する濃縮オレンジジユ
ース、オレンジジユースアロマおよびフレー
バー揮発物、パルプおよび果皮油は、標準オ
レンジジユース加工から得ることができる。
オレンジ、グレープフルーツおよびタンジエ
リンの標準加工に関しては、ナジ等、サイト
ラス・サイエンス・エンド・テクノロジー
(Citrus Science and Technology),Vol.2
(AVIパブリツシング・カンパニー、1977
年),pp177−252参照〔また、カルシウム補
給非柑橘ジユース製品用ジユース源およびジ
ユース材料を与えるためのリンゴジユース、
グレープジユース、パイナツプルジユースな
どの非柑橘ジユースの標準加工に関しては、
ネルソン等、フルーツ・エンド・ベジタブ
ル・ジユース・プロセシング・テクノロジー
(Fruit&Vegetable Juice Processing
Technology)(第3版、AVIパブリツシン
グ、1980年),pp180−505参照〕。新鮮なジ
ユースは、オレンジ、主としてバレンシア型
のオレンジから搾汁する〔オレンジの果皮
は、最初に石目やすりをかけて(rasp)、本
発明の方法で使用できる果皮油を与える〕。
異なるオレンジからのジユースは、しばしば
ブレンドしては糖対酸の比率を調節する。糖
対酸の比率的8:1から約20:1が、許容可
能であると考えられる。しかしながら、好ま
しい糖対酸の比率は、典型的には、約11:1
から約15:1である。 ジユースは、自動搾汁機を使用することに
よつてオレンジから搾汁するか、余りしばし
ばではないがオレンジの手絞りによつて搾汁
する。ジユースを搾汁するのに使用する装置
の種類は、臨界的ではない。絞り装置から出
る粗ジユースは、パルプ、ラツグ(rag)お
よび種子を含有する。ラツグおよび種子は、
フイニツシヤー中でジユースおよびパルプか
ら分離する。次いで、ジユースは、典型的に
は、パルプ部分および漿液(serum)部分に
分離する(パルプ部分は、本発明の方法でパ
ルプ源として使用できる)。 漿液部分は、典型的には蒸発濃縮または凍
結濃縮を包含する各種の技術によつて濃縮で
きる。蒸発濃縮においては、ジユースの漿液
部分は、蒸発器〔例えば、落下フイルムまた
は温度促進短時間蒸発器(TASTE)型〕を
通過する。水蒸気、並びにアロマおよびフレ
ーバー揮発物は、ジユースからストリツピン
グする。次いで、これらのストリツピング揮
発物は、遠心分離して、上層(エツセンス
油)および下層(水性エツセンス)を与える
(これらのエツセンス油および水性エツセン
スの一部分は、典型的には本発明の方法用オ
レンジジユースアロマ源およびフレーバー揮
発物源として使用する)。次いで、残りのス
トリツピングジユースは、蒸発器で(加熱に
より)濃縮して、濃縮ジユースの糖含量によ
つて測定した時に適量の固形分とする。次い
で、この濃縮ジユースは、本発明の方法で使
用できる。 大抵の濃縮オレンジジユースは、蒸発濃縮
によつて得られる。しかしながら、凍結濃縮
も、本発明の方法で有用な濃縮オレンジジユ
ースを得るために使用できる。凍結濃縮は、
典型的には、ジユースの漿液部分を引掻壁熱
交換器を通過させて実質上純枠な氷結晶を形
成し、次いで、これらの氷結晶を濃縮ジユー
スから分離することを包含する。好ましい凍
結濃縮法は、米国特許第4374865号明細書に
開示されている。蒸発濃縮と異なり、凍結濃
縮によつて得られた濃縮オレンジジユース
は、典型的には、アロマおよびフレーバー揮
発物も含有する。 2 他の飲料および飲料濃縮物 本発明の他の飲料および濃縮物は、標準飲
料処方技術によつて調製できる。非炭酸飲料
は、本発明の範囲内であるが、特定の強調
は、炭酸飲料の調製に与えられる。しかしな
がら、炭酸飲料調製技術は、適当に修正する
時には、非炭酸飲料にも適用できることが理
解されるべきである。また、下記説明は糖含
有飲料に言及しているが、無カロリー甘味料
を含有するダイエツト飲料も、適当な修正に
よつて調製できる。 糖甘味料入り炭酸飲料を調製する際には、
飲料濃縮物を通常調製する。この飲料濃縮物
は、典型的には、乳化または水溶性フレーバ
ー、乳濁液安定剤、および増量剤(必要なら
ば)、所望の着色料および好適な防腐剤を含
有する。濃縮物を調製した後、糖および水を
加えて、飲料シロツプを調製する。次いで、
この飲料シロツプは、適量の水と混合して、
完成飲料を調製する。水対シロツプの重量比
は、約2:1(3Xシロツプ)から約4:1
(5Xシロツプ)である。二酸化炭素は、飲料
シロツプと混合された水に導入するか飲用可
能な飲料に導入して、炭酸化を達成できる。
次いで、炭酸飲料は、ビン、カンなどの容器
に入れ、次いで、密封することができる。飲
料調製法、特に炭酸化法の更に他の説明に関
しては、L.F.グリーン、デベロツプメンツ・
イン・ソフト・ドリンクス・テクノロジー,
Vol.1(アプライド・サイエンス・パブリツシ
ヤーズ・リミテツド、1978年),pp102―107
参照。 飲料に導入される二酸化炭素の量は、使用
する特定のフレーバー系および所望の炭酸化
の程度に依存できる。通常、本発明の炭酸飲
料は、二酸化炭素約1.0〜約4.5容量を含有す
る。好ましい炭酸飲料は、二酸化炭素約2〜
約3.5容量を含有する。 1以上のカルシウム源(例えば、炭酸カル
シウム、硫酸カルシウムおよび塩化カルシウ
ム)および酸(例えば、クエン酸、リンゴ
酸、およびリンゴ酸)は、この飲料濃縮物−
飲料シロツプ−炭酸飲料調製法において各種
の時点で添加できる。カルシウム源および酸
は、好ましくはこの方法で同じ時点で加える
が、異なる時点でも添加できる。通常、カル
シウム源および酸は、飲料濃縮物の調製時ま
たは飲料シロツプの調製時に配合する。 本発明に係る飲料、飲料濃縮物およびそれらの製
法の特定の態様 下記のものは、本発明に係る飲料、飲料シロツ
プおよびそれらの製法の特定の態様である。 態様1 コーラフレーバー入り飲料シロツプは、下記成
分から調製した:成分 量(g) 水 242.7 水酸化カルシウム 0.416 塩化カルシウム2水和物 0.80 硫酸カルシウム水和物 1.94 リン酸(85%) 2.144 高フルクトースコーンシロツプ55 224.0 コーラフレーバーおよびカラメル 8.0 合計 480.0 成分を一緒に混合して、シロツプを調製した。
シロツプを10オンス(約283.5g)のビンに加え
た(各ビン中のシロツプ90g)。次いで、ビンを
34〓(約1.11℃)に冷却した。炭酸水(CO24.95
容量)を加えて10オンス(約283.5g)の各ビン
中の最終容量にした。 態様2 レモン/ライムフレーバー入り飲料は、下記成
分から調製した:成分 量(g) 水 1283.5 炭酸カルシウム 1.125 硫酸カルシウム 0.765 塩化カルシウム2水和物 0.825 クエン酸(無水) 3.75 高フルクトースコーンシロツプ55 210.0 合計 1500 上記成分を一緒に混合し、次いで、レモン/ラ
イムフレーバー1.67mlおよび着色料2.4mlを加え、
混合した。飲料を16オンス(約453.6g)のビン
に加えた(各ビン中477g)。ビンを炭酸化して
CO23.5容量とした。飲料は、PH3.56を有してい
た。 態様3 レモン/ライムフレーバー入り飲料は、下記成
分から調製した:成分 量(g) 水 856.36 水酸化カルシウム 0.26 塩化カルシウム2水和物 0.50 硫酸カルシウム 0.96 クエン酸(無水) 1.30 リンゴ酸 0.62 高フルクトースコーンシロツプ55 140.0 合計 1000 上記成分を一緒に混合し、次いで、16オンス
(約453.6g)のビンに加えた(各ビン中約500
g)。各ビンにレモン/ライムフレーバー0.53ml
および着色料0.76mlを加えた。次いで、ビンを炭
酸化してCO23.0容量とした。 態様1〜3の場合には、飲料中のカルシウム、
全酸、硫酸塩および塩化物の量を下記表に示す:
【表】 態様4 水道水275ポンド(約124.7Kg)、リンゴ酸10.2
ポンド(約4.627Kg)、クエン酸0.59ポンド(約
267.6g)、水酸化カルシウム5.9ポンド(約2.676
Kg)および硫酸カルシウム半水和物2.89ポンド
(約1.311Kg)を含む酸/カルシウム混合物は、ス
テンレス鋼製タンク中で調製した。別個のブレン
ドタンクにおいて、65゜Brixオレンジジユース濃
縮物450ポンド(約204.1Kg)を水1400ポンド(約
635.04Kg)とブレンドした。酸/カルシウム混合
物を希釈濃縮物を含有する大きいブレンドタンク
に加えた。次いで、更に水を加えて、ジユース固
形分14゜Brixを与えた。クレパコ・ウルトラサー
ム・インヒユージヨン・ヒーターを使用して、カ
ルシウム含有ジユース混合物〔2250ポンド(約
1020.6Kg)〕を230〓(約110℃)の温度およびジ
ユース22ポンド(約9.98Kg)/分の速度で殺菌し
た。滞留時間は、インヒユージヨン・ヒーター中
で2〜4秒であつた。殺菌されたジユースのPHは
3.85であつた。インヒユージヨン・ヒーターの内
壁をラン後に検査した。カルシウム塩の沈殿また
は析出物は、観察されなかつた。 別個のコントロールランにおいて、水275ポン
ド(約124.7Kg)、リンゴ酸12.75ポンド(約5.783
Kg)、クエン酸0.74ポンド(約335.7g)および水
酸化カルシウム7.38ポンド(約3.34Kg)を含む
酸/カルシウム混合物を同じオレンジジユース濃
縮物に加えた。同じインヒユージヨン・ヒーター
を使用して、希釈ジユース/酸/カルシウム混合
物を同じ加工条件下で殺菌した。殺菌されたジユ
ースの最終PHは、4.15であると測定された。カル
シウム塩の著しい析出物が、ラン後にインヒユー
ジヨン・ヒーター内で認められた。 両方のランとも、カルシウム300mg/ジユース
6オンス(約170g)を配送するように調製した。 態様5 水275ポンド(約124.7Kg)、リンゴ酸7.6ポンド
(約3.447Kg)、クエン酸0.39ポンド(約176.9g)、
水酸化カルシウム5.2ポンド(約2.359Kg)、塩化
カルシウム2水和物2.96ポンド(約1.343Kg)お
よび硫酸カルシウム(無水)1.72ポンド(約
780.2g)を含有する酸プレミツクスは、態様4
と同様にオレンジジユースのバツチにブレンドし
た。クレパコ・ウルトラサーム・インヒユージヨ
ン・ヒータを使用して、酸/カルシウム/ジユー
ス混合物を態様4と同じ方法で殺菌した。製品の
最終PHは、3.65であると測定された。沈殿または
析出物は、ラン後にインヒユージヨン・ヒーター
内で観察されなかつた。この処方物も、カルシウ
ム300mg/ジユース6オンス(約170g)を配送し
た。 態様6 蒸留水300ポンド(約136.1Kg)、リンゴ酸10.2
ポンド(約3.447Kg)、クエン酸0.59ポンド(約
267.6g)、水酸化カルシウム5.9ポンド(約2.676
Kg)グルコン酸カルシウム4.25ポンド(約1.928
Kg)および硫酸カルシウム半水和物1.46ポンド
(約662.3g)含む酸/カルシウム混合物は、態様
4と同様にオレンジジユースのバツチにブレンド
した。次いで、ジユース固形分14.2゜Brixを与え
るのに十分な水を加えた。次いで、酸/カルシウ
ム/ジユース混合物を態様4と同様に殺菌した。
この製品の最終PHは、3.70であつた。沈殿または
析出物は、ラン後にインヒユージヨン・ヒーター
内で観察されなかつた。製品は、カルシウム300
mg/ジユース6オンス(約170g)を配送した。
殺菌されたジユースのフレーバーは、訓練を受け
ていないパネリストによつてレギユラーオレンジ
ジユース(カルシウム塩なし)に等しいと判定さ
れた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) 可溶化カルシウム0.05〜0.15重量%; (b) 食用酸成分0.07〜1重量%; (c) サルフエート0.02〜0.14重量%; (d) クロリド0.05重量%まで; (e) 組み合わされたサルフエートとクロリドとの
    量は0.14重量%以下; (f) フレーバー成分少なくとも0.5重量%;およ
    び (g) 糖、高フルクトースコーンシロツプ、無カロ
    リー甘味料およびそれらの混合物から選ばれる
    甘味料1〜14重量%; を含むことを特徴とするカルシウム補給飲料。 2 可溶化カルシウム0.055〜0.09重量%、食用
    酸成分0.1〜0.6重量%および組み合わされたサル
    フエートとグロリドとの量0.1重量%まで、を含
    む、請求項1に記載の飲料。 3 食用酸成分はクエン酸、リンゴ酸、リン酸ま
    たはそれらの混合物を含む、請求項1または2に
    記載の飲料。 4 二酸化炭素1.0〜4.5容量で炭酸化されてな
    る、請求項1、2または3に記載の飲料。 5 フレーバー成分が、飲料の5〜15重量%の果
    汁を含む、請求項4に記載の飲料。 6 (a) 可溶化カルシウム0.15〜0.75重量%; (b) 食用酸成分0.2〜5重量%; (c) サルフエート0.06〜0.7重量%; (d) クロリド0.25重量%まで; (e) 組み合わされたサルフエートとクロリドとの
    量は0.7重量%まで; (f) フレーバー成分少なくとも0.5重量%;およ
    び (g) 水30〜70重量%; を含むことを特徴とする飲用可能な飲料を調製す
    るための液体形態の飲料濃縮物。 7 可溶化カルシウム0.16〜0.45重量%、食用酸
    成分0.3〜3重量%および組み合わされたサルフ
    エートとクロリドとの量0.5重量%まで、を含む、
    請求項6に記載の濃縮物。 8 食用酸成分はクエン酸、リンゴ酸、リン酸ま
    たはそれらの混合物を含む、請求項6または7に
    記載の濃縮物。 9 濃縮物中糖23〜69重量%を更に含む、請求項
    6、7または8に記載の濃縮物。 10 (a) 可溶化カルシウム0.05〜0.26重量%; (b) 食用酸成分0.4〜4重量%; (c) サルフエート0.02〜0.1重量%; (d) クロリド0.07重量%まで; (e) 組み合わされたサルフエートとクロリドとの
    量は0.12重量%まで; (f) 果汁45〜90重量%;および (g) 糖含量2゜〜16゜Brix; を含むことを特徴とするカルシウム補給シングル
    ストレングス果汁飲料。 11 可溶化カルシウム0.1〜0.2重量%および食
    用酸成分0.6〜2重量%を含む、請求項10に記
    載の飲料。 12 食用酸成分が、クエン酸とリング酸とグル
    コン酸との混合物を含む、請求項10または11
    に記載の飲料。 13 (a) 可溶化カルシウム0.15〜1.30重量%; (b) 食用酸成分1.2〜20重量%; (c) サルフエート0.06〜0.5重量%; (d) クロリド0.35重量%まで; (e) 組み合わされたサルフエートとクロリドとの
    量は0.6重量%まで; (f) 果汁少なくとも45重量%;および (g) 糖含量6゜〜75゜Brix; を含むことを特徴とするカルシウム補給果汁濃縮
    物。 14 可溶化カルシウムが濃縮物の0.3〜1重量
    %を構成し、食用酸成分が濃縮物の1.8〜10重量
    %を構成する、請求項13に記載の濃縮物。 15 果汁がオレンジジユースであり且つ濃縮物
    の少なくとも95重量%を構成し、濃縮物が冷却さ
    れて凍結状態にある、請求項13または14に記
    載の濃縮物。 16 果汁がオレンジジユースであり且つ濃縮物
    の50〜90重量%を構成する、請求項13に記載の
    濃縮物。
JP63190486A 1987-07-31 1988-07-29 少量のサルフェートを含有するカルシウム補給飲料および飲料濃縮物 Granted JPH01117768A (ja)

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