JPH0231501Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0231501Y2 JPH0231501Y2 JP4949486U JP4949486U JPH0231501Y2 JP H0231501 Y2 JPH0231501 Y2 JP H0231501Y2 JP 4949486 U JP4949486 U JP 4949486U JP 4949486 U JP4949486 U JP 4949486U JP H0231501 Y2 JPH0231501 Y2 JP H0231501Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire ropes
- door
- entrance
- doors
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000009189 diving Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Elevator Door Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は立体駐車場の出入口扉の改良に関する
ものである。
ものである。
（従来の技術）
従来、階下の駐車層や階上の駐車層に車両を昇
降させて駐車させる立体駐車場においては昇降装
置の前面に出入口を設け、２枚の扉を上下に移動
して出入口を開閉する2UPドア式にするか、複数
枚の扉を横方向へ移動して開閉する横開き式ドア
を使用していた。
降させて駐車させる立体駐車場においては昇降装
置の前面に出入口を設け、２枚の扉を上下に移動
して出入口を開閉する2UPドア式にするか、複数
枚の扉を横方向へ移動して開閉する横開き式ドア
を使用していた。
（考案が解決しようとする問題点）
昇降装置が上昇しているかあるいは下降してい
る時、駐車にきた車両が運転操作の誤りによつて
前進すると、閉塞してある扉に激突し、扉が外れ
て車両が階下へ落下し、車両が破壊されると共に
運転者が負傷したり死亡するという事故が発生
し、昇降装置が下降している場合は、下降してい
る昇降装置上の車両の上へ落下して両方の車両を
破壊するという事故が発生していた。
る時、駐車にきた車両が運転操作の誤りによつて
前進すると、閉塞してある扉に激突し、扉が外れ
て車両が階下へ落下し、車両が破壊されると共に
運転者が負傷したり死亡するという事故が発生
し、昇降装置が下降している場合は、下降してい
る昇降装置上の車両の上へ落下して両方の車両を
破壊するという事故が発生していた。
（問題点を解決するための手段）
出入口を移動して開閉する扉の移動方向の両側
部に移動方向へ主ワイヤロープを張設し、該両主
ワイヤロープ間に複数本のワイヤロープをその両
端が前記主ワイヤロープに摺動移動するごとく連
結し、該複数本のワイヤロープを扉裏面に係着し
て扉と共に移動するごとくなした。
部に移動方向へ主ワイヤロープを張設し、該両主
ワイヤロープ間に複数本のワイヤロープをその両
端が前記主ワイヤロープに摺動移動するごとく連
結し、該複数本のワイヤロープを扉裏面に係着し
て扉と共に移動するごとくなした。
（作用）
運転操作を誤つた車両は複数本のワイヤロープ
と主ロープによつて捕獲され昇降装置の階下へ落
下せず、車両が大破して運転者が負傷したり死亡
するという大事故に至らない。
と主ロープによつて捕獲され昇降装置の階下へ落
下せず、車両が大破して運転者が負傷したり死亡
するという大事故に至らない。
（実施例）
以下図に示す実施例について説明する。１は立
体駐車場の昇降装置で立体駐車場の出入口２から
入場した車両を昇降して階上の駐車層や階下の駐
車層へ出し入れする。３ａ，３ｂは出入口２の上
下扉で図示しない機構によつて上方へ引き上げて
出入口２を開口するごとくなつている。
体駐車場の昇降装置で立体駐車場の出入口２から
入場した車両を昇降して階上の駐車層や階下の駐
車層へ出し入れする。３ａ，３ｂは出入口２の上
下扉で図示しない機構によつて上方へ引き上げて
出入口２を開口するごとくなつている。
４ａ，４ｂは扉３ａ，３ｂの両側に張設した主
ワイヤロープで、下端のボルト金具４aD，４bD
は下部床にアンカボルト・ナツトにより固定した
固定金具５ａ，５ｂに係着し、上端のねじ金具４
aU，４bUは上部壁面にアンカボルト・ナツトに
より固定したブラケツト６ａ，６ｂにナツト７で
係着してある。
ワイヤロープで、下端のボルト金具４aD，４bD
は下部床にアンカボルト・ナツトにより固定した
固定金具５ａ，５ｂに係着し、上端のねじ金具４
aU，４bUは上部壁面にアンカボルト・ナツトに
より固定したブラケツト６ａ，６ｂにナツト７で
係着してある。
８ａ，８ｂ，８ｃはワイヤロープでその両端に
結合してあるリング状の摺動金具９が前記主ワイ
ヤロープ４ａ，４ｂに摺動移動するごとく連結し
てある。ワイヤロープ８ａ，８ｂ，８ｃは扉３ｂ
の裏面に係着金具１０により係着してある。
結合してあるリング状の摺動金具９が前記主ワイ
ヤロープ４ａ，４ｂに摺動移動するごとく連結し
てある。ワイヤロープ８ａ，８ｂ，８ｃは扉３ｂ
の裏面に係着金具１０により係着してある。
建設省では飛び込み車は25トン位の力を発生す
ると想定しているのでワイヤロープ８ａ，８ｂ，
８ｃ、主ワイヤロープ４ａ，４ｂ、固定金具５
ａ，５ｂ、ブラケツト６ａ，６ｂ等はその力に耐
え得る強度のものにしておく。
ると想定しているのでワイヤロープ８ａ，８ｂ，
８ｃ、主ワイヤロープ４ａ，４ｂ、固定金具５
ａ，５ｂ、ブラケツト６ａ，６ｂ等はその力に耐
え得る強度のものにしておく。
しかして、出入口２を開口する場合は図示しな
い機構により扉３ａ，３ｂを上方に引き上げる。
扉３ｂが上昇するとワイヤロープ８ａ，８ｂ，８
ｃは扉３ｂの裏面に係着されているため主ワイヤ
ロープ４ａ，４ｂに沿つて扉と共に上昇し、出入
口２を開口する。
い機構により扉３ａ，３ｂを上方に引き上げる。
扉３ｂが上昇するとワイヤロープ８ａ，８ｂ，８
ｃは扉３ｂの裏面に係着されているため主ワイヤ
ロープ４ａ，４ｂに沿つて扉と共に上昇し、出入
口２を開口する。
扉３ａ，３ｂが下降して出入口２を閉塞してい
る時に車両ｃが運転操作を誤つて扉３ａ，３ｂに
激突すると扉３ａ，３ｂが図示しないガイドから
外れたり破損した場合でも車両ｃはワイヤロープ
８ａ，８ｂ，８ｃや主ワイヤロープ４ａ，４ｂに
よつて捕獲され階下に落下しない。このため車両
ｃは大破せず、運転者は負傷したり死亡したりせ
ず、また階下にある車両を破壊することがない。
る時に車両ｃが運転操作を誤つて扉３ａ，３ｂに
激突すると扉３ａ，３ｂが図示しないガイドから
外れたり破損した場合でも車両ｃはワイヤロープ
８ａ，８ｂ，８ｃや主ワイヤロープ４ａ，４ｂに
よつて捕獲され階下に落下しない。このため車両
ｃは大破せず、運転者は負傷したり死亡したりせ
ず、また階下にある車両を破壊することがない。
第５図乃至第７図は第２の実施例を示し、５１
ａ，５１ｂ，５１ｃ，５１ｄは扉で、扉５１ａ，
５１ｄはレール５２ａの上を走行し、扉５１ｂ，
５１ｃはレール５２ｂの上を走行する。５３ａ，
５３ｂは上部ガイドレールで扉５１ａ，５１ｂ，
５１ｃ，５１ｄが外れないように案内している。
ａ，５１ｂ，５１ｃ，５１ｄは扉で、扉５１ａ，
５１ｄはレール５２ａの上を走行し、扉５１ｂ，
５１ｃはレール５２ｂの上を走行する。５３ａ，
５３ｂは上部ガイドレールで扉５１ａ，５１ｂ，
５１ｃ，５１ｄが外れないように案内している。
５４ａ，５４ｂは出入口２の両側床の凹所にア
ンカボルト・ナツトにより固定したブラケツトで
あり、５５ａ，５５ｂは出入口２の両側上方の壁
にアンカボルト・ナツトにより固定したブラケツ
トである。
ンカボルト・ナツトにより固定したブラケツトで
あり、５５ａ，５５ｂは出入口２の両側上方の壁
にアンカボルト・ナツトにより固定したブラケツ
トである。
５６は下部主ワイヤロープで床に設けた長溝の
中に張設され、両端に結合されたねじ金具５６
ａ，５６ａが前記ブラケツト５４ａ，５４ｂにナ
ツト５７によつて係着してある。
中に張設され、両端に結合されたねじ金具５６
ａ，５６ａが前記ブラケツト５４ａ，５４ｂにナ
ツト５７によつて係着してある。
５８は上部主ワイヤロープでその両端に連結し
たねじ金具５８ａ，５８ａが前記ブラケツト５５
ａ，５５ｂにナツト５７で係着して上部主ワイヤ
ロープ５８を張設している。
たねじ金具５８ａ，５８ａが前記ブラケツト５５
ａ，５５ｂにナツト５７で係着して上部主ワイヤ
ロープ５８を張設している。
５９ａ，５９ｂ，５９ｃ，５９ｄはワイヤロー
プでその両端に結合したリング状の摺動金具６０
が前記主ワイヤロープ５６，５８に摺動移動する
ごとく連結してある。ワイヤロープ５９ａ，５９
ｂは扉５１ｂの裏面に係着金具６１により係着し
てあり、ワイヤロープ５９ｃ，５９ｄは扉５１ｃ
の裏面に係着金具６１により係着してある。
プでその両端に結合したリング状の摺動金具６０
が前記主ワイヤロープ５６，５８に摺動移動する
ごとく連結してある。ワイヤロープ５９ａ，５９
ｂは扉５１ｂの裏面に係着金具６１により係着し
てあり、ワイヤロープ５９ｃ，５９ｄは扉５１ｃ
の裏面に係着金具６１により係着してある。
しかして、出入口２を開口する場合は図示しな
い機構により、扉５１ａ，５１ｂを第７図の右方
へ扉５１ｃ，５１ｄを第７図の左方へ移動すると
ワイヤロープ５９ａ，５９ｂが扉５１ｂと共に右
方へ移動し、ワイヤロープ５９ｃ，５９ｄが扉５
１ｃと共に左方へ移動して出入口２を開口する。
い機構により、扉５１ａ，５１ｂを第７図の右方
へ扉５１ｃ，５１ｄを第７図の左方へ移動すると
ワイヤロープ５９ａ，５９ｂが扉５１ｂと共に右
方へ移動し、ワイヤロープ５９ｃ，５９ｄが扉５
１ｃと共に左方へ移動して出入口２を開口する。
扉５１ａ，５１ｂ，５１ｃ，５１ｄが中央へ移
動して第７図のように出入口２を閉塞している
時、車両ｃが運転操作を誤つて扉５１ｂ，５１ｃ
に激突すると扉５１ｂ，５１ｃがレール５３・ガ
イドレール５５から外れたり破損した場合でも車
両ｃはワイヤロープ５９ａ，５９ｂ，５９ｃ，５
９ｄや主ワイヤロープ５６，５８によつて捕獲さ
れ階下に落下しない。このため車両ｃは大破せ
ず、運転者は負傷したり死亡したりせず、また階
下にある車両を破壊することがない。
動して第７図のように出入口２を閉塞している
時、車両ｃが運転操作を誤つて扉５１ｂ，５１ｃ
に激突すると扉５１ｂ，５１ｃがレール５３・ガ
イドレール５５から外れたり破損した場合でも車
両ｃはワイヤロープ５９ａ，５９ｂ，５９ｃ，５
９ｄや主ワイヤロープ５６，５８によつて捕獲さ
れ階下に落下しない。このため車両ｃは大破せ
ず、運転者は負傷したり死亡したりせず、また階
下にある車両を破壊することがない。
（考案の効果）
以上のごとく本考案は出入口を移動して開閉す
る扉の移動方向の両側部に移動方向へ主ワイヤロ
ープを張設し、該両主ワイヤロープ間に複数本の
ワイヤロープをその両端が主ワイヤロープに摺動
移動するごとく連結し、該複数本のワイヤロープ
を扉裏面に係着して扉と共に移動するごとくした
から、運転操作を誤つた車両が扉に激突して扉が
外れたり破損した場合でも車両は複数本のワイヤ
ロープと主ロープによつて捕獲され昇降装置の階
下へ落下せず、車両が大破して運転者が負傷した
り死亡するという大事故に至らない。
る扉の移動方向の両側部に移動方向へ主ワイヤロ
ープを張設し、該両主ワイヤロープ間に複数本の
ワイヤロープをその両端が主ワイヤロープに摺動
移動するごとく連結し、該複数本のワイヤロープ
を扉裏面に係着して扉と共に移動するごとくした
から、運転操作を誤つた車両が扉に激突して扉が
外れたり破損した場合でも車両は複数本のワイヤ
ロープと主ロープによつて捕獲され昇降装置の階
下へ落下せず、車両が大破して運転者が負傷した
り死亡するという大事故に至らない。
図はいずれも本考案の実施例を示し、第１図は
断面図、第２図は第１図の−から見た断面
図、第３図は第２図の−から見た断面図、第
４図は第３図の−から見た背面図、第５図乃
至第７図は他の実施例を示し第５図は第２図と同
様の断面図、第６図は第５図の−から見た断
面図、第７図は第６図の−から見た背面図を
示す。 ２……立体駐車場の出入口、３ａ，３ｂ……
扉、４ａ，４ｂ……主ワイヤロープ、８ａ，８
ｂ，８ｃ……ワイヤロープ、５１ａ，５１ｂ，５
１ｃ，５１ｄ……扉、５６，５８……主ワイヤロ
ープ、５９ａ，５９ｂ，５９ｃ，５９ｄ……ワイ
ヤロープ。
断面図、第２図は第１図の−から見た断面
図、第３図は第２図の−から見た断面図、第
４図は第３図の−から見た背面図、第５図乃
至第７図は他の実施例を示し第５図は第２図と同
様の断面図、第６図は第５図の−から見た断
面図、第７図は第６図の−から見た背面図を
示す。 ２……立体駐車場の出入口、３ａ，３ｂ……
扉、４ａ，４ｂ……主ワイヤロープ、８ａ，８
ｂ，８ｃ……ワイヤロープ、５１ａ，５１ｂ，５
１ｃ，５１ｄ……扉、５６，５８……主ワイヤロ
ープ、５９ａ，５９ｂ，５９ｃ，５９ｄ……ワイ
ヤロープ。
Claims (1)
- 出入口を移動して開閉する扉の移動方向の両側
部に移動方向へ主ワイヤロープを張設し、該両主
ワイヤロープ間に複数本のワイヤロープをその両
端が前記主ワイヤロープに摺動移動するごとく連
結し、該複数本のワイヤロープを扉裏面に係着し
て扉と共に移動するごとくしてなる立体駐車場の
出入口扉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4949486U JPH0231501Y2 (ja) | 1986-04-02 | 1986-04-02 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4949486U JPH0231501Y2 (ja) | 1986-04-02 | 1986-04-02 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62161173U JPS62161173U (ja) | 1987-10-13 |
| JPH0231501Y2 true JPH0231501Y2 (ja) | 1990-08-24 |
Family
ID=30871992
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4949486U Expired JPH0231501Y2 (ja) | 1986-04-02 | 1986-04-02 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0231501Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017066809A (ja) * | 2015-10-01 | 2017-04-06 | Ｉｈｉ運搬機械株式会社 | 車両飛び込み防止装置とその運転方法 |
-
1986
- 1986-04-02 JP JP4949486U patent/JPH0231501Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62161173U (ja) | 1987-10-13 |
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