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JPH02311479A - キノリン誘導体 - Google Patents

キノリン誘導体

Info

Publication number
JPH02311479A
JPH02311479A JP1131202A JP13120289A JPH02311479A JP H02311479 A JPH02311479 A JP H02311479A JP 1131202 A JP1131202 A JP 1131202A JP 13120289 A JP13120289 A JP 13120289A JP H02311479 A JPH02311479 A JP H02311479A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
quinoline
formula
formulas
dimethyl
pyrano
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1131202A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Yamamori
山守 照雄
Katsunori Sakai
酒井 克則
Masami Tsutsumiuchi
堤内 正美
Hitoshi Arita
有田 斉
Takuji Mizui
卓司 水井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shionogi and Co Ltd
Original Assignee
Shionogi and Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shionogi and Co Ltd filed Critical Shionogi and Co Ltd
Priority to JP1131202A priority Critical patent/JPH02311479A/ja
Publication of JPH02311479A publication Critical patent/JPH02311479A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 l!上五■厘分1 本発明は新規なキノリン誘導体に関し、更に詳しくは、
抗酸化作用および血小板凝集抑制作用の少なくとも1つ
以上の作用を有するスチリルピラノ[3,2−c]キノ
リンおよびチオピラノ[3,2−c]キノリン誘導体に
関する。
(以下余白) 友まUL屯 特開昭63−208576には、ロイコトリエンD4ア
ンタゴニストとしてのスチリルキノリン誘導体が開示さ
れている。
特開昭64−40485には血小板凝集抑制作用を有す
るピラノキノリン誘導体が、特開昭63−270678
には抗酸化作用を有するテトラヒドロキノリン誘導体が
開示されている。
然し乍ら、本発明が提供する抗酸化作用および血小板凝
集抑制作用を有するスチリルピラノ[3,2−C]キノ
リンおよびチオピラノ[3,2−clキノリン誘導体に
関する報告は見当らない。
明が  する 生体組織障害、特に心臓、脳、腎臓、肺臓、消化器管系
における虚血再潅流後の障害に対して、活性酸素種およ
び有機ラジカル種が極めて重要な役割を果たしているこ
とが知られている。また、血小板凝集作用によっても、
血栓、脳卒中、心筋梗璽、狭心症、脳硬塑などの生体組
織障害が起こることが知られている。然し乍ら、これら
の有効な治療薬は現在のところ開発されていない。
課 を  する 段 本発明者らは以上の点に鑑み、鋭意検討を重ねた結果、
次式(■): [式中、Arは置換基を有してもよいフェニルまたは置
換基を有してもよい1個以上の窒素原子、酸素原子およ
び/または硫黄原子を含む5員もしくは6員の複素環;
R1およびR2は互いに同一または興なって、水素、C
,−C,アルキルまたは一緒になってC3〜C,アルキ
レン;Wは酸素原子または硫黄原子;Xは水素、ニトロ
、ハロゲンまたはC3〜C,アルコキシ;Yはエチレン
またはビニレン;nは1〜3の整数;および破線は結合
の存在または不存在を表わす、] で示されるキノリン誘導体またはその製薬上許容しうる
塩が、優れた抗酸化作用および血小板凝集抑制作用の両
方あるいはいずれかを有し、これが種々の血栓本枠性疾
患、例えば、冠血管便室や脳梗奉などの一過性虚血性疾
患;あるいは動脈硬化症の治療または予防に効果のある
ことを見出して本発明を完成した。
本発明化合物は、式(If): A r −(Y ’L−I CHO(n )[式中、A
rおよびnは前記と同意義、Y′はビニレンを表わす、
]で示される化合物と式(■):[式中、R1、R2、
WlXおよび破線は前記と同意義である]で示される化
合物とを縮合させ、所望ならば、更に還元反応に付して
得られる。
本発明において、r置換基を有してもよいフェニル、と
は、非置換フェニルまたはヒドロキシ、フルオロ、クロ
ロ、ブロモなどのハロゲン、メチル、エチル、プロピル
、n−ブチル、tart−ブチルなとのC、−C、アル
キル、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、n−ブトキシ
、 tert−ブトキシなどのC1〜C,アルコキシ、
ニトロ、カルボキシ、カルボキシエチニルおよび非置換
アミン、5員もしくは6員の環状アミノまたはモノもし
くはジC1〜C4アルキルアミノ、アシルアミノ、フェ
ニルスルホニルアミノ、N、N−C,〜C,アルキルフ
ェニルアミノなどの置換基を有してもよいアミノなどの
1以上で置換されたフェニルを意味する。
ト記15員もしくは6員の環状アミノ、とは、酸素原子
などのへテロ原子を含んでもよい5員もしくは6員の環
状アミンを意味し、具体的には、ピロリジニル、ピロリ
ニル、イミダゾリジニル、イミダゾリニル、ピラゾリジ
ニル、ピラゾリニル、ピペリジル、ピペラジニルまたは
モルホリニルなどを挙げることができる。
「アシルアミノ、とは、C,NC,アルキルカルボニル
アミノを意味し、ここで「C1〜C,アルキル、は前記
と同意義である。
1置換基を有してもよい1個以上の窒素原子、酸素原子
および/または硫黄原子を含む5員もしくは6員の複素
環」という用語において、「1個以−ヒの窒素原子、酸
素原子および/または硫黄原rを含む5員もしくは6員
の複素環」とは具体的には、チェニル、フリル、ピロリ
ル、イミダゾリル、ピラゾリル、インチアゾリル、イソ
オキサシリル、ピリジル、ピラジニル、ピリミジル、ピ
リダジニルまたはフラザニル等である。また、置換基と
しては、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、ブロモなどの
ハロゲン、01〜C4アルキル、C1〜C,アルコキシ
、ニトロ、前記の置換されていてもよいアミノおよびカ
ルボキシが例示され、これらの1個以上が該環上に任意
に置換しうる。
rC1〜C,アルキル」とは直鎖状または分枝状の01
〜C,アルキルを意味し、具体的には、メチル、エチル
、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、
5ee−ブチル、tart−ブチル、n−ペンチル、イ
ンペンチル、ネオペンチル、tart−ペンデル、n−
ヘキシル、イソヘキシル、ネオヘキ〉ル、tart−ヘ
キシルなどが例示される。
1C!〜C,アルキレン」とは具体的には、エチレン、
プロピレン、ブチレン、ベンプレン、ヘキシレンを意味
する。
−r C3〜C,アルコキシ」とは直鎖状または分枝状
の01〜C,アルキルオキシを意味し、ここで’C+〜
C,アルキル」は前記と同意義である。
好ましいArとして、例えば、ヒドロキシ:フルオロ、
クロロもしくはブロモなどのハロゲン:エチルもしくは
ta’rt−ブチルなどのC、−C、アルキル;メトキ
シ;ニトロ;カルボキシ;カルボキシエチニルおよびア
ミノ、ピペリジル、モルホリニル、イソプロピルアミン
、ジメチルアミノ、アセチルアミノ、ブチリルアミノも
しくはフェニルスルホニルアミノなeの置換基を有して
もよいアミノ;の1以上で置換されていてもよいフェニ
ル、チェニル、ピリジル、イミダゾリル、イミダゾリル
、5−ピリミジニルまたはインオキサシリルなどを挙げ
ることができ、より好ましくは、非置換フェニルまたは
ヒドロキシ:ヒドロキシおよび2個のメチル;ヒドロキ
シおよび2個のtart−ブチル;ヒドロキシおよびメ
トキシ;ヒドロキシおよび2個のメトキシ;ヒドロキシ
、メトキシおよびハロゲン;ヒドロキシ、メトキシおよ
びニド【゛にヒドロキシおよびハロゲン;ヒドロキシお
よびカルボキシル;カルボキシ;カルボキシエチニル;
3個のメトキシ;アミノ;イソプロピルアミノニジメチ
ルアミノ:ジメチルアミノおよびハロゲン;アセチルア
ミノ:フェニルスルホニルアミノ:ピベリジル;もしく
はモルホリニル;で置換されているフェニルあるいはジ
メチルアミノ置換されていてもよいチェニル、ピリジル
、イミダゾリル、5−ピリミジニルまたはインオキサシ
リルなどを挙げることができる。
好ましいR1およびR2として、それぞれメチルまたは
一緒になってペンタメチレンなどを挙げることができる
好ましいXとして、水素、メトキシまたはニトロなどを
挙げることができる。
好ましいnとして1または2を挙げることができる。
(以下余白) 一般式(1)で示される3、4−ジヒドロ−2H−ペン
ゾピラン誘導体の代表例として次の化合物を挙げること
ができる。
<1> 2.2−ジメチル−21−5−(4−ヒドロキ
シスチリル)ピラノ[3,2−c]キノリン <2> 2.2−ジメチル−28−5−(3−ヒドロキ
シスチリル)ピラノ[3,2−c]キノリン (3) 2.2−ジメチル−2H−5−(2−ヒドロキ
シスチリル)ピラノ[3,2−c]キノリン (4) 2.2−ツメチル−2H−5−(5−クロロ−
2−ヒドロキシステリル)ピラノ[3,2−clキノリ
ン(5) 2.2−ジメチル−2H−5−(3−メトキ
シ−4−ヒドロキシ−5−ヨードスチリル)ピラノ[3
,2−c]キノリン(6) 2.2−ジメチル−2H−
5−(3−メトキシ−4−ヒドロキ/−5−プロモスゾ
リル)ピラノ[3,2−c]キノリン(7) 2.2−
ジメトキシ−2H−5−(3−メトキシ−4−ヒドロキ
シスチリル)ピラノ[3,2−c]キノリン(8) 2
.2−ジメトキシ−2H−5−(3−メトキシ−5−ニ
トロ−4−ヒドロキシスチリル)ピラノ[3,2−c]
キノリン(9) 2.2−ジメチル−28−5−(3,
5−ジメトキシ−4−ヒドロキシスチリル)ピラノ[3
,2−c]キノリン(10) 2.2−ジメチル−2H
−5−(4,5−ジメトキシ−3−ヒドロキレステリル
)ピラノ[3,2−cコキノリン(11) 2.2−ジ
メチル−2H−5−(2,4−ジメトキシ−6−ヒドロ
キンスチリル)ピラノ[3,2−clキノリン(12>
 2.2−ツメチル−2H−5−(3,5−ジメチル−
4−ヒドロキシスチリル)ピラノ[3,2−c]キノリ
ン(13) 2.2−ツメチル−2H−5−(3,5−
ジメトキシ−4−ヒドロキシステリル)−9−メトキシ
ピラノC3,2−clキノリン (14) 2.2−ジメチル−2H−5−(3,5−ジ
メトキシ−4−ヒドロキシスチリル)−9−ニトロピラ
ノ[3,2−clキノリン (15) 5−(3,5−ジメトキシ−4−ヒドロキシ
スチリル)−2H−ピラノ[3,2−c]キノリン−2
−スピロ−1−サイクロヘキサン (16) 2.2−ジメチル−2H−5−(4−ジメチ
ルアミノスチリル)ピラノ[3,2−clキノリン (17) 2.2−ジメチル−2H−5−(2−クロロ
−4−ジメチルアミノスチリル)ピラノ[3,2−c]
キノリン(1g) 1−(2,2−ジメチル−2H−ピ
ラノ[3,2−clキノリン−5−イル)−4−(4−
ジメチルアミノフェニル)−1,3−ブタジェン (19) 2.2−ジメチル−2H−5−(4−ジメチ
ルアミノスチリル)−9−メトキシピラノ[3,2−c
]キノリン(20) 2.2−ジメチル−28−5−(
3−カルボキシ−4−ヒドロキシスチリル)ピラノ[3
,2−c]キノリン(21) 2.2−ジメチル−28
−5−(4−カルボキシスチリル)ピラノ[3,2−c
]キノリン (22) 4−[2−(2,2−ジメチル−2H−ピラ
ノ[3,2−c]キノリン−5−イル)ビニルコシンナ
ミックアミド(23) 2.2−ジメチル−28−5−
(3,4,5−トリメトキシスデリル)ピラノ[3,2
−c]キノリン(24) 3.4−ジヒドロ−5−(3
,5−ジメトキシ−4−ヒドロキンスチリル)−2,2
−ジメチル−2H−ピラノ[3,2−c]キノリン (25) 3.4−ジヒドロ−5−(3,5−ジメトキ
シ−4−ヒドロキンスチリル)−2,2−ジメチル−2
H−9−メトキシピラノ[3,2−c]キノリン <26) 3.4−ジヒドロ−5−(3,5−ジメトキ
シ−4−ヒドロキノスチリル)−2H−ピラノ[3,2
−〇]キノリンー2−スピロー1−サイクロヘキサン (27) 1−(3,5−ジー2.2−ジメチルエチル
−4−ヒドロキシフェニル)−4−(3,4−ジヒドロ
−2,2−ジメチル−2H−ピラノ[3,2−c]キノ
リン−5−イル)−1,3−ブタジェン(28) 2.
2−ジメチル−28−5−(3,5−ジメトキシ−4−
ヒドロキンスチリル)チオピラノ[3,2−c]キノリ
ン(29) 2.2−ジメチル−2H−5−(4−ジメ
チルアミノスチリル)ピラノ[3,2−clキノリン (30) 5−<3.5−ジメトキシ−4−ヒドロキシ
スチリル)−2H−チオピラノ[3,2−c]キノリン
−2−スピロ−1−サイクロヘキサン (31) 2.2−ジメチル−2H−5−[(2−ピリ
ジン−3−イル)ビニルコピラノ[3,2−c]キノリ
ン(32) 2.2−ジメチル−28−5−(イミダゾ
ール−2−イル)ピラノ[3,2−c]キノリン (33) 2.2−ジメチル−2)1−5−[2−(2
,4,6−トリメトキシピリミジン−5−イル)ビニル
]ピラノ[3,2−c]キノリン (34) 3.4−ジヒドロ−5−(3,5−ジメトキ
シ−4−ヒドロキンフェネチル)−2,2−ジメチル−
2H−ピラノ[3,2−c]キノリン 一般式(1)で示される化合物は、公知の方法で処理す
ることにより酸付加塩に変換可能である。
般式(、I )で示される化合物の製薬上許容しうる塩
としては、塩酸、臭化水1g酸などのハロゲン化水素酸
との塩またはシュウ酸、マロン酸、コハク酸などのジカ
ルボン酸との塩を挙げることができる。
(以下余白) 本発明化合物(1)は式(I[)で示される化合物と式
(Ill)で示される化合物とを縮合させ、所望ならば
、更に還元反応に付すことにより得ることができる。縮
合反応はメタノール、エタノール、イソプロパツールな
どのアルコール系m媒、ベンゼン、トルエン5キシレン
などの芳香族灰化水素系溶媒、ノエデルエーテル、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン、グライム、ジグライムな
どのエーテル系溶媒、ジクロロメタン、クロロホルム、
ジクロロエタン、四塩化炭素などのハロゲン化炭化水素
系溶媒、酢酸エチルなどのエステル系溶媒またはam、
ジメチルホルムアミドもしくはピリジンなどの溶媒の存
在下または不存在下に約1〜150℃の範囲の温度で、
数時間から数日で反応させることにより行なうことがで
きる。または必要に応じて、酸触媒として、例えば、硫
酸、塩酸、リン酸などの無機酸もしくはパラトルエンス
ルホン酸、酢酸、ギ酸などの有機酸または塩基触媒とし
て、例えば、トリエチルアミン、ピリジン、ピロリジン
、ピペリジンなどの有機塩基などを用いてもよい。
還元反応は、パラジウム−炭素、ロジウム−アルミナ、
白金などの触媒を用いた接触還元の常法に従って行なう
ことができる。
本発明化合物(1)の一般式(Ill)で示される出発
物質は、以下のように製造できる。
(VI)        (V) ↓ [式中、R1、R2、W、、Xおよび破線は前記と同意
義である] 即ち、4−ヒドロキシナルジン体(VI)と各種クロロ
アセチル体(V )[ジー・エイチ・へニオン(G。
H,Henn1on)、ジャーナル・才ブ・ザ・−アメ
リカン・ケミカル・ソサエティー(J、A、C,5)、
第72巻、3542頁、(1950年)記載の化合物コ
とをフェーズトランスファー反応に付すことによりエー
テル体(IV)を得、さらに精製することな(熱転位反
応に付すことにより一般式(I)で示される化合物のう
ち、破線が結合の存在を表わすものを得ることができる
。破線が結合の存在を表わさないものは、さきに得られ
た化合物を常法に従って還元することにより得られる。
本発明化合物は(I)は以下に示すように優れた抗酸化
作用、血小板凝集抑制作用を有しており、血栓症、心、
肺、脳、腎における動脈血管平滑筋の虚血性疾患、即ち
、心筋便室、脳梗市、動脈便室、動脈硬化の予防および
治療効果を有することが期待され、有用な循環系機能障
害予防または治療剤になりうる化合物である。さらに本
発明化合物(1)は有用なコレステロール低下剤または
抗酸化活性を示すことより、リポキシゲナーゼ阻害活性
を有することが予想きれ、リポキシゲナーゼに起因する
疾患に対しての治療剤になりうると期待されている。
(以下余白) 区慧」 試験例1 [ラット脳ホモシュネートにおける過酸化脂
質生成の抑制作用] SD系ラット(体重約200g)を祈願屠殺後、すみや
かに全層を摘出した。4倍量の0.05Mリン酸−塩化
ナトリウム緩衝液(pH7,4)でホモジュネ・−トし
たのち、1000gで10分間遠心分離後の上清を使用
時まで一80℃で保存した。このホモジェネートヒ清を
2倍量の同じリン酸−塩化ナトリウム緩衝液で希釈し、
この溶液0.45m1にビヒクル(ジ、エチルスルホキ
シド)あるいは被験化合物30μlを加えて37°Cで
30分間インキュベーションした。
0.1xブチルヒドロキシトル工ン溶液20μmおよび
25%メタリン酸125μ!を加えて反応を停止し、除
たんばく後の上清の脂質過酸化物を0hkavaら[ア
ナリティカル・バイオケミストリー(Anal。
Biochem、 )、第95巻、351頁、1979
年]の記載に従って過酸化脂質の生成量をチオバルビッ
ール酸(TBA)法により測定した。過酸化脂質生成の
抑制作用はジメチルスルホキシド添加群の生成量に対す
る%抑制率として表わした。
結果を表1に示す。
試験例2 [血小板凝集抑制作用コ 雄性ラット(Spragua−Dowley、  8週
令)の腹部動脈よりA CD (85mMクエン酸ナト
リウム、70mMクエン酸、110mMグルコース)1
.5m lおよびプロスタグランジンE、(20μg)
の入ったプラスチック類〉リングにて血液10m lを
採取した。血液はプラスチック製試験管に入れ軽く転倒
混和した後、160g、 10分間遠心分離し、上清の
多血小板血漿[P RP (platelat ric
h plasma)コを採取した。得られたPRPにア
ビラーゼ(25μs/m+)を加えた後、40%ウシ血
清アルブミン上に重層し、1200Xg、25分間遠心
分離する。血小板ベレットを少量の緩衝液(137mM
 Mail、 2.7mM KCI、 1.omMMI
CL、 3.8 mM NaHmPOa、 3.8 m
M Hepes、 5.6 mMグルコース、 0.0
35 %ウシ血清アルブミン上、pH7,35)に浮遊
させ、5epharose 2Bのカラム(10ml)
に重層し、緩衝液にて溶出し、洗浄血小板を得た。
血小板凝集反応は、アブリボメーター(NKKHEMA
TRACERIMODEL PAT−6A・6M、二光
バイオすfエンス)を用いて測定した。即ち、血小板数
が5XIO’/μ!になるように調整した洗浄血小板2
45μlを測定用キュベツトに入れて、凝集計にセット
し、37℃で攪拌(looorpm)、0.1MCaC
1,3,8μlを加λ1.1分後に試験化合物液(ジメ
チルスルホキシド溶液)0.5μ!を加え、2分後に凝
集惹起物質としてフラーゲン[CollagenreC
olla Worm” (HORMON−C)IEMI
E MONCHEN、 GMBH)]を1μl(終濃度
4μg/ml)加えて凝集により生じた透光度の変化を
経時的に記録した。
血小板の凝集率は、洗浄血小板および緩衝液の透光度を
それぞれ0%および100%とし、凝集惹起物質添加3
分後の透光度として測定した。
試験化合物の活性はID、、値、即ち、血小板凝集反応
を50%阻害するのに必要な用量として表わした。
結果を表1に示す。
(以下余白) 表1 対照1 プロブフール: 対照2 アスピリン本発明化
合物であるキノリン誘導体くりは任意慣用の製剤方法を
用いて投与用にll!!することができる。従って、本
発明は少なくとも1種のキノリン誘導体(I)を含有す
るものである。このような組成物は任意所要の製薬用担
体、賦形剤などの医薬E許容される添加剤などを使用し
て慣用の手段によって!14!iきれる。
この組成物が経口用製剤である場合には、該製剤は消化
管からの吸収に好適な形態で提供されるのが望ましい、
経口投与の錠剤およびカプセルは単位量投与形態であり
、例えば、シロップ、アラビアコム、ゼラチン、ソルビ
ット、トラカント、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシ
プロピルセル11−ス、ヒドロキシメチルプロピルメチ
ルセルロース、マクロゴールなどの結合剤、馬鈴薯デン
プン、カルポキシメチルセJレロースカルシウムなどの
崩壊剤、乳糖、トウモロコシデンプン、リン酸カルシウ
ム、ソルビット、グリシンなどの賦形剤、ステアリン酸
マグネシウム、タルク、ポリエチレングリフール、シリ
カなどの滑沢剤、ラウリル硫酸ナトリウムなどのff1
fi剤などを適宜配合することができる0錠剤は周知の
方法でコーティングしてもよい、経口用液体製剤は水性
または油性懸l蜀液剤、溶液、シロップ、エリキシル剤
、その他であってもよく、あるいは使用するまえに水ま
l−はたの適当なビヒクルで再溶解させる乾燥生成物で
あってもよい、このような液体製剤は普通に用いられる
添加剤、例えば、ソルビットシロツノ、メチルセルロー
ス、グルツース/糖シロップ、ゼラチン、ヒドロキシエ
チルセルロース、カルボキシルメチルセルロース、ステ
アリン酸アルミニウムゲルなどの懸濁化剤、レシチン、
モノオレイン酸ソルビタン、アラビアゴムなどの乳化剤
、アーモンド油、分別ココナツト油、油性エステル、プ
ロピレングリフール、エチルアルコールなどの非水性ビ
ヒクル、p−ヒドロキシ安息香酸メチル、p−ヒドロキ
シ安息香酸プロピル、ソルビン酸などの防腐剤を適宜配
合することができる。
また、非経口製剤、例えば注射剤を製造する際には、ブ
ドウ糖、D−ソルビトール、D−マンニトール、塩化ナ
トリウムなどの等張化剤、ベンジルアルコール、クロロ
ブタノール、パラオキシ安息香酸メチル、バラオキシ安
息香酸プロピルなどの防腐剤、リン酸緩衝液、酢酸ナト
リウム緩衝液なとの緩衝剤などを適宜配合し、常法によ
り皮丁、筋肉内、静脈内注射剤にすることができる。
(以下余白) 本発明化合物(1)はそれ自体公知の薬理的に許容され
る各種担体とともに注射剤、経口剤、原剤などとするこ
とが可能である。投与量は、目標とする治療効果、投与
方法、年齢、体重等によって変わるので、−概には規定
できないが、通常、−日投亭量は体重IKgあたり、非
経口的には約0.01mg〜約20mg、更に好ましく
は、約0.05mg〜約2mgであり、経口的には、約
0.1mg〜約200mg、更に好ましくは、約0.5
mg〜約20mgであり、これを1〜5回に分割して投
与すれば良い。
以下に実施例および参考例を示し、本発明を更に詳しく
説明するが、これらは本発明を同等制限するものではな
い。
宋」■礼1 2.2−〉メチル−28−5−(4−ヒドロキノステリ
ル)ピラノ[3,2−c]キノリン(■1)の製造 p−ヒドロキシベンツアルデヒド(I[1)159mg
(1,3ミリモル)と2.2.5−トリメチル−2H−
ピラノキノリン(I[[1)226mg(1ミリモル)
をトルエン1mlに溶解し、触媒として酢酸01m1お
よびピペリジン0 、1 mlを加え、110°Cで3
時間反応する。減圧a縮径、ノリ力ゲル力ラムクロマト
グラフイーに付し、ンクロロメタン:#¥酸エチル(5
:l)流出部より標記化合物(Il)26Qmgを得る
0本品をエーテル塩酸にて塩酸塩として、エタノールか
ら再結晶して、融点250〜252℃を示す橙色プリズ
ム晶266mg(収率729%)を得る。
元素分析(C,*H,,CI No、とじて)計算値(
X) : C,72,22; H,5,51; N、3
.83実験値(X) : C,71,97; H,5,
65i N、3.85LR: VNuJ0’ 3100
.1630.1235.1163 cm−’ax NMR:  S  DMSO−”  1.65(3Hx
2.   s)、   6.17(l)l、  d)。
pffi 7.78(21,d)、 7.18(LH,d)、 7
.78(2H,d)、 7.70−8.51(6H,m
)。
(以下余白) X1!じL11ユ [式中、R1、R″、Ar、n、、W、X、Y、Y’お
よび破線は前記と同意義である] 化合物(I[)と化合物(I[[)とを溶媒に溶解し、
窒素気流下、室温ないし加熱下で反応させる。減圧濃縮
後、残渣をエーテルで結晶化するか、またはシリカゲル
カラムクロマトグラフィーに付すことにより、目的化合
物(I)を得る。本品を必要に応じ再結晶化して精製す
る。
上記の方法により下記表2に挙げる本発明目的化合物を
製造し得る0反応条件の詳細については表3に記載する
。さらに、各生成物もしくはその酸付加塩の再結晶溶媒
、外観(結晶形、色)、分子式および元素分析値を表4
に、JR,NMRスペクトルの各データを表5にそれぞ
れ記載する。
(以下余白) 実施例34 3.4−’、;ヒドロー5−(3,5−ジメトキシ−4
−ヒドロキンフェネチル)−2,2−ジメチル−2H−
ピラノ[3,2−C]キノリン(I34)の製造 2.2−ジメチル−2H−5−(3,5−ジメトヤンー
4−ヒドロキシスチリル)ピラノ[3,2−C]キノリ
ン(I9)(実施例9で得られた化合物)0.4g(1
,03ミリモル)と5%ロジウム−アルミナ02gをメ
タノール10m1に加え、水素還元に付す、濾過後、メ
タノールを留去して、残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィーに付し、酢酸エチル流出部より標記化合物(
I 34)038gを得る。化合物(I34)を塩酸塩
として、アセトンから再結晶して、融点215−220
°Cを示す黄色針状晶0.4 g (収率91.7%)
を得る。
元素分析(C*4HtsCINO1として)計算値m 
: C,67,05; H,6,57; N、3.26
実験値C’1.’): C,66,74; H,6,5
3; N、3.141RニジNu”13275.120
6.1115 cm−’ax CDCI。
NMR: l;    1.4(3Hx2. s)、 
1.85(2H,t)。
pm 2.65(2H,t)、 3.1(4H,m)、 3.
77(3Hx2. s)、 6.4(2H,s)、 7
.34.2(4H,a+)。
以下に2.2−ジメチル−2H−5−(3,5−’。
メトキン−4−ヒドロキシスチリル)ピラノ[3,2−
c]キノリン(112) (実施例12で製造きれた化
合物)を活性成分とした製剤例を示す。
及五呵−ユ) 組成物(散剤) 化合物(I!2)              100
+ng乳糖       300ff1g トウモロコシデンプン         100全  
量                      50
0rI@以上、常法に従ってこれらを混合して化合物(
112)の散剤を調製した。
(錠剤) 化合物(II2)              100
mg乳糖       200■ トウモロコシデンプン         1100II
Iカルボキ・ンメチルセルロースカルシウム100n@
微結晶セルロース          350rr@ポ
リビニルピロリドン         50ff@タル
ク                 100全量  
     iooomg 以上常法に従ってこれらを混合して化合物(112)の
錠剤を調製した。
Lλ■ユ 2 H−2,2,5−)リメチルピラノ[3,2−Cコ
キノリン(■1)の製造 H 4−ヒドロキシキナルジン(VII)39.16 g 
(0246モル)、3−クロロ−3−メチル−1−プチ
ン(1/1)35.3 g (0,344モル)、9゜
4%水酸化ナトリウム水180mL)リドンB45gを
テトラヒドロフラン200m1に加え、30°Cで3日
間撹拌する0反応混合物を酢酸エチルで抽出し、硫酸マ
グネシウムで乾燥し、濾過後、酢酸エチルを留去し、残
渣(■1)にn−デカン700m1を加え、180℃で
15分間加熱する。シリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーにより精製し、酢酸エチルの流出部を蒸留に付し、1
40〜bを得る。
元素分析(C+sH+aNOとして) 計貰値(X) : C,79,97; H,6,71i
 N、6.22実験値(X) : C,79,89; 
H,6,76; N、6.09IR: V”jo” 1
636.1125 am−’。
ax 5.68(II(、d)、 6.60(IH,d)、 
7.4〜8.08(4H,m)。
(以下余白) l(41主 2H−2,2,5−1−リフチル−9−メトキシピラノ
[3,2−c]キノリン〈■2)の製造0)I (Vl2)        (Vl) 4−ヒドロキシ−6−メドキシキナルジン(Vl2)1
8.9g(0,tモル)と(Vl)14.4g(0,1
4モル)とを参考例1と同様に処理して、油状の(■2
)を8.5g(収率33.3%)得る。(Il[2)1
70〜175℃/ 0 、2 mmHg*CDC1゜ NMR: S     1.54(3)1x2.  s
)、  2.64(3H,s)。
29m 3.93(38,s)、  5.67(IH,d)、 
 6.58(LH,d)、  7.25−7.79(3
H,m)。
蔓λ堡1 2H−2,2,5−トリメチル−6−二トロビラz[3
,2−cコキノリン(■3)の製造H (IVI)          (1[3)4−ヒドロ
キシ−6−二トロキナルジン(■2)20.5 g(0
,1モル)ト(Ml)20 g(0,195モル)とを
参考例1と同様に処理して、(■3)を10g(収率3
7.0%)得る。 (I[3) mp 194〜195
℃、黄色針状晶(イソプロピルエーテル) 元素分析 (CIaH,、N、O,として)計算値(X
) : C,66,65i H,5,22; N、10
.37実IIH1i(X) : C,66,32;H,
5,33: N、10.30LR: Li”jo” 1
640. 1336. 1127 cm−’ax NMR: l; CD”” 1.60(3HX2. s
)、 2.72(3H,s)。
29m 5.77(IH,d)、 6.59(LH,d)、 7
.97〜9.03(38,m>。
(以下余白) 襲」j」± 2H−5−メチルピラノ[3,2−c]キノリン−2−
スピロ−1−サイクロヘキサン(I[[4ンの製造 H (VII)       (V2) 化合物(Vll)15.9gC0,1モル)と1−ニブ
ニル−1−クロロサイクロヘキサン(V2)19゜9g
(0,14モル)とを参考例1と同様に処理して、(■
4)を16g(収率63.7%)得る。
(3H,s)、  5.67(IH,d)、  6.5
9(IH,d)、  7.37〜8.15(4H,m)
豊211互 3.4−ジヒドロ−28−2,2,5−トリメチルピラ
ノ[3,2−C]キノリン(■5)の製造2H−2,2
,5−トリメチルピラノ[3,2−C]キノリン(II
[1)2.25 g (10ミリモル)と10%バナジ
ウム−炭素0.3gをテトラヒドロフラン40m1に加
え、水素還元に付す、濾過後残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーにより精製し、酢酸エチルの流出部よ
り油状の(■5)を22g(収率969%)を得る。
NMR: S CpCl” 1.45(3)1x2. 
s)、’1.96(28,t)。
99m 2.64(38,s)、 2.78(2H,t)、 7
.38〜8.14(4H,m)。
参考例6 3.4−ジヒドロ−2H−2,2,5−トリメチル−6
−メチルピラノ[3,2−cコキノリン〈■6)の製造 2 H−2,2,5−1−リフチル−6−メトキシビラ
/[3,2−C]キノリン(I[[2)5.1 g (
20ミリモル)を参考倒立と同様に処置して(I[[6
)5g(収率9B%)を得る。
(II[6) mp 92〜93℃。無色針状晶(ヘキ
サン) 元素分析 (C,、H,、NO,とじて)計算値(X)
 : C,74,68; H,7,44; N、5.4
4実験値(X) : C,74,55; o、7.4i
; N、5.46IRニジ””11602.1226.
1159 cm−1aX DCII NMR: 8   1.45(3Hx2. s)、 1
.94(2)1. t)。
99m 2.58(3)1. s)、 2.76(2)!、 t
)、 7.25〜7.82(38,m)。
Fす[ 3,4−ジヒドロ−2H−5−メチルピラノ[3,2−
clキノリン−2−スピロ−1−サイクロヘキサン(1
!I7)の製造 (If[4)          (I[[7)2H−
5−メチルピラノ[3,2−c]キノリ/−2=スピロ
−1−サイクロヘキサン(III4) 531g(20
ミリモル)を参考例iと同様に処理し工(I[[7) 
4.76 K(収率89.6%)を得ろ。([[17)
 mp 144〜145℃、無色針状晶(\キサン) 元素分析 (C,、Hl、NOとして)計算値(X) 
: C,80,86:H,7,92: N、5.24実
験値(X) : C,80,71; H,7,87; 
N、5.02T、R: V Nu”’ 1598.11
12 cm−’ax NMR: l; CD” 1.30−2.16(IOH
,m)、 1.93(2H。
99m t)、 2.61(3H,s)、 2.76(2H,t
>、 7.38〜8.17(4H。
m)。
(以下余白) 蔓20引互 2 H−2,2,5−トリメチル−チオピラノ[3,2
−c]キノリン(■8〉の製造 R (Vl3)                (Vl)
4−ヒドロチオキナルジン(Vl3) 1.625 g
(9,27ミリモル)と3−クロロ−3−メチル−1−
ブチン(Ml)1.31 g (12,77ミリモル)
を参考例1と同様に処理して油状の(Il[8)1゜O
g(収率448%)を得る。
CDC1゜ NMR:  S     1.45(3HX2.  s
)、  2.76(3H,s)。
99m 5.89(LH,d)、  6.76(LH,d)、 
 7.44〜8.08(4H,m)。
参考例9 2H−5−メチルチオピラノ[3,2−c]キノリン−
2−スピロ−1−サイクロヘキサン(■9)の製造 H (■3)        (V 2) (IV6)         (]I[9)4−Pドロ
チオキナルジン(V!3) !、1 g (5フロミリ
モル)と1−エチニル−1−クロロサイクロヘキサン(
V2)  1.13 g (7,’92ミリモル)とを
参考例1と同様に処理して油状の(I[9)05g(収
率30.6%)を得る。
NMR: l;CDCl’ 1.35−2.34(IO
H,m)、 2.74(3)1゜99m 9)、 5.95(IH,d>、 6.76(1)1.
 d)、 7.32〜8.16(4B。
m)。
特許出願人 塩野義製薬株式会社 代理 人弁理士潮田雄−

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Arは置換基を有してもよいフェニルまたは置
    換基を有してもよい1個以上の窒素原子、酸素原子およ
    び/または硫黄原子を含む5員もしくは6員の複素環;
    R^1およびR^2は互いに同一または異なって、水素
    、C_1〜C_6アルキルまたは一緒になってC_2〜
    C_6アルキレン;Wは酸素原子または硫黄原子;Xは
    水素、ニトロ、ハロゲンまたはC_1〜C_6アルコキ
    シ;Yはエチレンまたはビニレン;nは1〜3の整数;
    および破線は結合の存在または不存在を表わす。] で示されるキノリン誘導体またはその製薬上許容しうる
    塩。
  2. (2)式: Ar−(Y′)_a_−_1CHO [式中、Arおよびnは前記と同意義、Y′はビニレン
    を表わす。]で示される化合物と式:▲数式、化学式、
    表等があります▼ [式中、R^1、R^2、W、Xおよび破線は前記と同
    意義である]で示される化合物とを縮合させ、所望なら
    ば、更に還元反応に付すことを特徴とする式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Ar、R^1、R^2、W、X、Y、nおよび
    破線は前記と同意義である。] で示されるキノリン誘導体の製造法。
  3. (3)少なくとも1種以上の請求項1記載の化合物の有
    効量および医薬上許容される添加剤とからなる医薬組成
    物。
  4. (4)酸化作用または血小板凝集作用に起因する疾病の
    治療または改善剤である請求項3記載の医薬組成物。
  5. (5)心、脳、肺、腎の機能障害による疾病の治療また
    は改善剤である請求項3記載の医薬組成物。
  6. (6)循環器機能改善を目的とする請求項3記載の医薬
    組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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