JPH02310524A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JPH02310524A JPH02310524A JP1133740A JP13374089A JPH02310524A JP H02310524 A JPH02310524 A JP H02310524A JP 1133740 A JP1133740 A JP 1133740A JP 13374089 A JP13374089 A JP 13374089A JP H02310524 A JPH02310524 A JP H02310524A
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- JP
- Japan
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- liquid crystal
- crystal display
- display device
- film
- alignment film
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- Pending
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G73/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing nitrogen with or without oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule, not provided for in groups C08G12/00 - C08G71/00
- C08G73/06—Polycondensates having nitrogen-containing heterocyclic rings in the main chain of the macromolecule
- C08G73/10—Polyimides; Polyester-imides; Polyamide-imides; Polyamide acids or similar polyimide precursors
- C08G73/1042—Copolyimides derived from at least two different tetracarboxylic compounds or two different diamino compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G73/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing nitrogen with or without oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule, not provided for in groups C08G12/00 - C08G71/00
- C08G73/06—Polycondensates having nitrogen-containing heterocyclic rings in the main chain of the macromolecule
- C08G73/10—Polyimides; Polyester-imides; Polyamide-imides; Polyamide acids or similar polyimide precursors
- C08G73/1046—Polyimides containing oxygen in the form of ether bonds in the main chain
- C08G73/1053—Polyimides containing oxygen in the form of ether bonds in the main chain with oxygen only in the tetracarboxylic moiety
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/13—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
- G02F1/133—Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
- G02F1/1333—Constructional arrangements; Manufacturing methods
- G02F1/1337—Surface-induced orientation of the liquid crystal molecules, e.g. by alignment layers
- G02F1/133711—Surface-induced orientation of the liquid crystal molecules, e.g. by alignment layers by organic films, e.g. polymeric films
- G02F1/133723—Polyimide, polyamide-imide
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09K—MATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- C09K2323/00—Functional layers of liquid crystal optical display excluding electroactive liquid crystal layer characterised by chemical composition
- C09K2323/02—Alignment layer characterised by chemical composition
- C09K2323/027—Polyimide
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
この発明は液晶表示装置に関する。さらに詳しくはカイ
ラルスメクチックC(SmC本)液晶を持いる液晶表示
装置の改良に関する。
ラルスメクチックC(SmC本)液晶を持いる液晶表示
装置の改良に関する。
(ロ)従来の技術
従来から液晶を利用した表示装置として、表面に配向膜
を形成してなる一対の電極基板をこれらの配向方向が所
定角度に交差するように対向配置し、これら電極基板間
に液晶を捩れ配向させて挟持してなるツィステッドネマ
チック(TN)型液晶表示装置が汎用されている。この
ようなTN型液晶表示装置においては、マルチプレック
ス化が進むに従い駆動マージンが挟くなり十分なコント
ラストが得られなくなる欠点を有していた。またその改
良型として、S B E (Supertwisted
Birefrengence efTect)型の液晶
表示素子が開発されたが、コントラストは向上するもの
の、視角特性や応答速度か遅い等の欠点を持っている。
を形成してなる一対の電極基板をこれらの配向方向が所
定角度に交差するように対向配置し、これら電極基板間
に液晶を捩れ配向させて挟持してなるツィステッドネマ
チック(TN)型液晶表示装置が汎用されている。この
ようなTN型液晶表示装置においては、マルチプレック
ス化が進むに従い駆動マージンが挟くなり十分なコント
ラストが得られなくなる欠点を有していた。またその改
良型として、S B E (Supertwisted
Birefrengence efTect)型の液晶
表示素子が開発されたが、コントラストは向上するもの
の、視角特性や応答速度か遅い等の欠点を持っている。
このようなネマチック液晶を用いた従来型の液晶表示装
置を改善するものとして1980年にクラーク(C1a
rk)とラガヴアル(Lagerwall)により提案
されたのが、強誘電性液晶を用いた表示素子であった。
置を改善するものとして1980年にクラーク(C1a
rk)とラガヴアル(Lagerwall)により提案
されたのが、強誘電性液晶を用いた表示素子であった。
この液晶表示素子は、強誘電性液晶の自発分極の極性と
、電界の極性を整合させる回転力を用いて光学的異方性
を持つ液晶分子の向きを変える事で、光学的なスイッチ
ングを得るものである。
、電界の極性を整合させる回転力を用いて光学的異方性
を持つ液晶分子の向きを変える事で、光学的なスイッチ
ングを得るものである。
また、この素子の特徴は、双安定性を有しており、正負
の電界を印加することにより、2つの光学的安定状態に
切り替えることができ、また−変電界を印加すると、そ
の後電界を除去してもその双安定の為に表示が保持され
る。さらにスイッチングに必要な時間がTN型液晶の1
000倍以上と速く、この高速性と、メモリー効果を利
用すれば、マトリックス電極を用いた大容量表示が可能
となることもその特徴の一つである。
の電界を印加することにより、2つの光学的安定状態に
切り替えることができ、また−変電界を印加すると、そ
の後電界を除去してもその双安定の為に表示が保持され
る。さらにスイッチングに必要な時間がTN型液晶の1
000倍以上と速く、この高速性と、メモリー効果を利
用すれば、マトリックス電極を用いた大容量表示が可能
となることもその特徴の一つである。
かかる液晶表示素子の作製においては、液晶分子を基板
に略平行で、かつ−軸に揃える必要がある。従来のネマ
チック液晶においてはポリイミド膜を、布等で一方向に
こするラビング法が一般的である。
に略平行で、かつ−軸に揃える必要がある。従来のネマ
チック液晶においてはポリイミド膜を、布等で一方向に
こするラビング法が一般的である。
(ハ)発明が解決しようとする課題
しかしながら、従来TN型液晶で用いたポリイミドの配
向膜をそのままこの強誘電性液晶を用いた表示装置に用
いると、十分なコントラストが得られない。その原因と
して考えられるのは、クラ一りらが提案した素子は、第
4図に示すように液晶が一軸に配向していると考えてい
たからである。
向膜をそのままこの強誘電性液晶を用いた表示装置に用
いると、十分なコントラストが得られない。その原因と
して考えられるのは、クラ一りらが提案した素子は、第
4図に示すように液晶が一軸に配向していると考えてい
たからである。
しかし上記のようなコントラストの出ない配向は、第5
図に示すように液晶分子が一軸に配向膜す、基板の上下
で配向方向が異なり、分子のネジレが起こっている為だ
と考えられている。
図に示すように液晶分子が一軸に配向膜す、基板の上下
で配向方向が異なり、分子のネジレが起こっている為だ
と考えられている。
このような分子のネジレの原因は、一般に液晶と接触す
る界面つまり配向膜に影響されやすく、液晶の自発分極
を強く引きつける場合あるいは、強く反発する場合にネ
ジレがおこりやすいと考えられている。
る界面つまり配向膜に影響されやすく、液晶の自発分極
を強く引きつける場合あるいは、強く反発する場合にネ
ジレがおこりやすいと考えられている。
従って、この自発分極に対して強く相−関しないような
配向膜の選択することか液晶表示素子のコントラストの
向上に重要であると考えられる。
配向膜の選択することか液晶表示素子のコントラストの
向上に重要であると考えられる。
上記事情に鑑み、この発明の発明者はポリイミド配向膜
について、その前駆体であるジアミンと無水カルボン酸
の多くの組合せについて鋭意検討した結果、特定の指環
族ジアミンを塩基成分とし、特定の芳香族テトラカルボ
ン酸無水物を酸成分として得られるポリイミド樹脂を配
向膜に用いることによりコントラストの向上が図れる事
実を見い出しこの発明を完成させるに至った。
について、その前駆体であるジアミンと無水カルボン酸
の多くの組合せについて鋭意検討した結果、特定の指環
族ジアミンを塩基成分とし、特定の芳香族テトラカルボ
ン酸無水物を酸成分として得られるポリイミド樹脂を配
向膜に用いることによりコントラストの向上が図れる事
実を見い出しこの発明を完成させるに至った。
(ニ)課題を解決するための手段
かくしてこの発明によれば、一方の表面に透明i!極を
介して配向膜を設けてなる透光性基板の一対を、上記配
向膜を対向させて配置し、その間に強誘電性スメクチッ
ク相を有する液晶を挟持してなる液晶表示装置であって
、上記配向膜が、ジ−4−アミノシクロヘキシルメタン
を塩基成分とし、骨格に!つ又は2つのベンゼン環を有
する芳香族テトラカルボン酸無水物を酸成分として得ら
れるポリイミド膜からなることを特徴とする液晶表示装
置が提供される。
介して配向膜を設けてなる透光性基板の一対を、上記配
向膜を対向させて配置し、その間に強誘電性スメクチッ
ク相を有する液晶を挟持してなる液晶表示装置であって
、上記配向膜が、ジ−4−アミノシクロヘキシルメタン
を塩基成分とし、骨格に!つ又は2つのベンゼン環を有
する芳香族テトラカルボン酸無水物を酸成分として得ら
れるポリイミド膜からなることを特徴とする液晶表示装
置が提供される。
この発明の液晶表示装置は、強誘電性スメクチ、ツク相
を有する液晶を用いたものであることを特徴とする。
を有する液晶を用いたものであることを特徴とする。
この発明の装置の配向膜に用いられるポリイミド膜は、
ジ−4−アミノシクロヘキシルメタンを塩基成分とし、
骨格に1つ又は2つのベンゼン環を有する芳香族テトラ
カルボン酸無水物を酸成分として得られるものである。
ジ−4−アミノシクロヘキシルメタンを塩基成分とし、
骨格に1つ又は2つのベンゼン環を有する芳香族テトラ
カルボン酸無水物を酸成分として得られるものである。
上記芳香族テトラカルボン酸無水物としては、分子内二
無水物(ジアンヒドリド)のものが用いられる。このよ
うなジアンヒドリドの例としては、まず骨格に1つのベ
ンゼン環を有するものとして、ベンゼン−1,2,4,
5〜テトラカルボン酸(ピロメリト酸)のジアンヒドリ
ド等が挙げられる。また骨格にベンゼン環を2つ育する
とは、これらのベンゼン環同士が直結されているもので
あってもよく又は所定の結合を介して結合されているも
のであってもよい。該結合としては低級アルキレン結合
、エーテル結合、カルボニル結合等が挙げられる。上記
低級アルキレンとは炭素数が1〜6程度のものを意味す
る。またさらにこれらの2つのベンゼン環が環形成を滓
う結合により結合されるものであってもよい。このよう
な2つのベンゼン環を骨格にもつものの例としては、以
下に示すごとき化学構造をのらのを挙げることかできる
。またこの発明において、前記酸成分には上述した芳香
族ジアンヒドリドを単独又は適宜混合して用いることが
できる。
無水物(ジアンヒドリド)のものが用いられる。このよ
うなジアンヒドリドの例としては、まず骨格に1つのベ
ンゼン環を有するものとして、ベンゼン−1,2,4,
5〜テトラカルボン酸(ピロメリト酸)のジアンヒドリ
ド等が挙げられる。また骨格にベンゼン環を2つ育する
とは、これらのベンゼン環同士が直結されているもので
あってもよく又は所定の結合を介して結合されているも
のであってもよい。該結合としては低級アルキレン結合
、エーテル結合、カルボニル結合等が挙げられる。上記
低級アルキレンとは炭素数が1〜6程度のものを意味す
る。またさらにこれらの2つのベンゼン環が環形成を滓
う結合により結合されるものであってもよい。このよう
な2つのベンゼン環を骨格にもつものの例としては、以
下に示すごとき化学構造をのらのを挙げることかできる
。またこの発明において、前記酸成分には上述した芳香
族ジアンヒドリドを単独又は適宜混合して用いることが
できる。
(Rニー0−、−C−、−CCH,h)この発明におい
て、上記配向膜は、上述の塩基成分及び酸成分を用い、
これらを重縮合してポリイミド膜を形成し、次いでこの
膜表面をラビング処理することにより得られる。上記ポ
リイミド膜は、得られるポリイミドポリマをジメチルア
セトアミド(DMAC) 、7−ブチロラクトン、N−
メチルピロリドン等の極性溶媒に溶解し、この溶液を所
定の透光性基板の透明電極面にスピンナ法、浸漬法等で
塗布した後、加熱焼成することにより形成することがで
きる。上記加熱温度は、200〜300℃程度とするの
が適しており、通常250℃前後±50℃が好ましい。
て、上記配向膜は、上述の塩基成分及び酸成分を用い、
これらを重縮合してポリイミド膜を形成し、次いでこの
膜表面をラビング処理することにより得られる。上記ポ
リイミド膜は、得られるポリイミドポリマをジメチルア
セトアミド(DMAC) 、7−ブチロラクトン、N−
メチルピロリドン等の極性溶媒に溶解し、この溶液を所
定の透光性基板の透明電極面にスピンナ法、浸漬法等で
塗布した後、加熱焼成することにより形成することがで
きる。上記加熱温度は、200〜300℃程度とするの
が適しており、通常250℃前後±50℃が好ましい。
また最終的に得られる膜厚としては、通常50〜200
0人程度とするのが適しており、これは塗布量を制限す
ることにより適宜調整可能である。ここで50人未満で
は配向の安定性が低下し、2000人を越えるとコント
ラストが不均一化するので好ましくない。
0人程度とするのが適しており、これは塗布量を制限す
ることにより適宜調整可能である。ここで50人未満で
は配向の安定性が低下し、2000人を越えるとコント
ラストが不均一化するので好ましくない。
(ホ)作用
この発明によれば、強誘電性スメクチック相を有する液
晶を挟持してなる液晶表示装置の配向膜に、ジ−4−ア
ミノシクロヘキシルメタンを塩基成分とし、骨格に1つ
又は2つのベンゼン環を有する芳香族テトラカルボン酸
無水物を酸成分として得られるポリイミド膜を用いるこ
とにより、この表示装置のコントラストが向上されるこ
ととなる。
晶を挟持してなる液晶表示装置の配向膜に、ジ−4−ア
ミノシクロヘキシルメタンを塩基成分とし、骨格に1つ
又は2つのベンゼン環を有する芳香族テトラカルボン酸
無水物を酸成分として得られるポリイミド膜を用いるこ
とにより、この表示装置のコントラストが向上されるこ
ととなる。
以下実施例によりこの発明の詳細な説明するが、これに
よりこの発明は限定されるものではない。
よりこの発明は限定されるものではない。
(へ)実施例
第1図はこの発明の液晶表示装置の一例の構成説明図で
ある。該図において、1は透光性基板で、例えばフロー
トガラス等のガラス基板の一方の表面にITO膜からな
る透明電極2を形成し、その上にSin!等の電極保護
膜3を介して配向膜4を積層形成することにより構成さ
れている。この透光性基板lを2枚、配向膜4を対向さ
せて上下に配置し、スペーサ5を介してエポキシ樹脂6
にて貼り合わせることにより、液晶セルが構成されてい
る(なおこの場合のセル厚は1.8〜2μmである)。
ある。該図において、1は透光性基板で、例えばフロー
トガラス等のガラス基板の一方の表面にITO膜からな
る透明電極2を形成し、その上にSin!等の電極保護
膜3を介して配向膜4を積層形成することにより構成さ
れている。この透光性基板lを2枚、配向膜4を対向さ
せて上下に配置し、スペーサ5を介してエポキシ樹脂6
にて貼り合わせることにより、液晶セルが構成されてい
る(なおこの場合のセル厚は1.8〜2μmである)。
そしてこのセル内に真空注入法により、強誘電性スメク
チック相を有する液晶7を封入した後、注入口(図示し
ない)をUV[化性樹脂8で封止することにより液晶表
示装置9が構成されている。
チック相を有する液晶7を封入した後、注入口(図示し
ない)をUV[化性樹脂8で封止することにより液晶表
示装置9が構成されている。
強誘電性スメクチック液晶7にはカイラルスメクチック
C(SmC*)相を示す材料が好適に用いられる。この
実施例においては、C51014(チッソ株式会社製)
を用いた。
C(SmC*)相を示す材料が好適に用いられる。この
実施例においては、C51014(チッソ株式会社製)
を用いた。
上記配向膜4には、塩基成分として下記Bで表されろジ
−4−アミノシクロヘキシルメタンを用い、一方の酸成
分としては下記A−1〜A−5で表される芳香族テトラ
カルボン酸二無水物を用いて得られるポリイミド膜を用
いた。
−4−アミノシクロヘキシルメタンを用い、一方の酸成
分としては下記A−1〜A−5で表される芳香族テトラ
カルボン酸二無水物を用いて得られるポリイミド膜を用
いた。
(B) (A−1)(
A−2) (A−3)す
なわち、まず上記ジ−4−アミノシクロヘキシルメタン
と各種のテトラカルボン酸二無水物との組合せで合成さ
れた樹脂を7重量%となるようにN−メチルピロリドン
溶媒で希釈して塗布溶液をそれぞれ調製した。
A−2) (A−3)す
なわち、まず上記ジ−4−アミノシクロヘキシルメタン
と各種のテトラカルボン酸二無水物との組合せで合成さ
れた樹脂を7重量%となるようにN−メチルピロリドン
溶媒で希釈して塗布溶液をそれぞれ調製した。
次いで上記1対の透光性基板lの透明電極2形成語上に
、それぞれ上記で調製した所定の塗布溶液をスピンナを
用いて塗布し、50〜1000人の塗膜を形成した後、
250℃で1時間加熱処理して焼成し、ポリイミド膜に
変換した。
、それぞれ上記で調製した所定の塗布溶液をスピンナを
用いて塗布し、50〜1000人の塗膜を形成した後、
250℃で1時間加熱処理して焼成し、ポリイミド膜に
変換した。
次いでこのポリイミド膜表面を一方向にラビングするこ
とにより、配向膜4を得た。なお、ラビング方向は一対
の透光性基板でアンチパラレル方向に交差するように行
った。
とにより、配向膜4を得た。なお、ラビング方向は一対
の透光性基板でアンチパラレル方向に交差するように行
った。
以上のごとく得られた各配向膜による液晶表示装置(以
下LCパネルという)9の光学特性の測定を行った。す
なわち第2図に示すように、直交ニコル内にLCパネル
を置き、このLCパネルを同図の矢印方向に回転させた
ときの透過光強度のもれの光が最も小さくなるところで
の、入射光に対するもれの光強度の割合(1/Io:
I及びIoは第3図に示される部分の値を用いた)を調
べた。
下LCパネルという)9の光学特性の測定を行った。す
なわち第2図に示すように、直交ニコル内にLCパネル
を置き、このLCパネルを同図の矢印方向に回転させた
ときの透過光強度のもれの光が最も小さくなるところで
の、入射光に対するもれの光強度の割合(1/Io:
I及びIoは第3図に示される部分の値を用いた)を調
べた。
なお比較例として、上記配向膜に替えて従来のTN型液
晶表示素子に用いられていた一般的な配向膜である日立
化成製ポリイミドPIQを用いる以外は同様に構成した
液晶表示素子について同様に光学特性を測定した。これ
らの結果を〔表1〕に示す。
晶表示素子に用いられていた一般的な配向膜である日立
化成製ポリイミドPIQを用いる以外は同様に構成した
液晶表示素子について同様に光学特性を測定した。これ
らの結果を〔表1〕に示す。
上記結果から、この特定の配向膜を用いた上記液晶表示
装置は光のもれり割合([/1.))がすべて1%以下
となり、従来の配向膜を用いた13%に比べて、優れた
消光性が得られることがわかる。
装置は光のもれり割合([/1.))がすべて1%以下
となり、従来の配向膜を用いた13%に比べて、優れた
消光性が得られることがわかる。
(ト)発明の効果
この発明によれば、強誘電性スメクチック相を有する液
晶を用いた液晶表示装置であって、コントラスト比が向
上された液晶表示装置を得ることができる。
晶を用いた液晶表示装置であって、コントラスト比が向
上された液晶表示装置を得ることができる。
第1図はこの発明の液晶表示装置の一例の断面構成説明
図、第2図は第1図の液晶表示装置の光学特性を測定す
る際の原理図、゛第3図は第2図の原理に基づいて測定
される光強度の変化を示すグラフ図、第4図は強誘電性
液晶のねじれ配向例を説明する説明図、第5図は強誘電
性液晶の一軸配向例を説明する説明図である。 1・・・・・・透光性基板、 2・・・・・透明電極、
3・・・・・・電極保護膜、 4・・・・・・配向
膜、5・・・・・・スペーサ、 6・・・・・・
エポキシ樹脂、7・・・・・・強誘電性スメクチック相
を有する液晶、訃・・・・・UV硬化性樹脂、9・・・
・・・液晶表示装置。 第1図 第3図 0・10 直光ニコルでの尤強幾 1000ん 干行二m1)Vヌ゛°の尤強度第4 r
4 第5図
図、第2図は第1図の液晶表示装置の光学特性を測定す
る際の原理図、゛第3図は第2図の原理に基づいて測定
される光強度の変化を示すグラフ図、第4図は強誘電性
液晶のねじれ配向例を説明する説明図、第5図は強誘電
性液晶の一軸配向例を説明する説明図である。 1・・・・・・透光性基板、 2・・・・・透明電極、
3・・・・・・電極保護膜、 4・・・・・・配向
膜、5・・・・・・スペーサ、 6・・・・・・
エポキシ樹脂、7・・・・・・強誘電性スメクチック相
を有する液晶、訃・・・・・UV硬化性樹脂、9・・・
・・・液晶表示装置。 第1図 第3図 0・10 直光ニコルでの尤強幾 1000ん 干行二m1)Vヌ゛°の尤強度第4 r
4 第5図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、一方の表面に透明電極を介して配向膜を設けてなる
透光性基板の一対を、上記配向膜を対向させて配置し、
その間に強誘電性スメクチック相を有する液晶を挟持し
てなる液晶表示装置であって、 上記配向膜が、ジ−4−アミノシクロヘキシルメタンを
塩基成分とし、骨格に1つ又は2つのベンゼン環を有す
る芳香族テトラカルボン酸無水物を酸成分として得られ
るポリイミド膜からなることを特徴とする液晶表示装置
。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1133740A JPH02310524A (ja) | 1989-05-26 | 1989-05-26 | 液晶表示装置 |
US07/527,960 US5202779A (en) | 1989-05-26 | 1990-05-24 | Ferroelectric liquid crystal display device with polyimide orientation film of bis(4-aminocyclohexyl) methane and aromatic tetracarboxylic acid anhydride |
EP19900109984 EP0399552A3 (en) | 1989-05-26 | 1990-05-25 | Liquid crystal display device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1133740A JPH02310524A (ja) | 1989-05-26 | 1989-05-26 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02310524A true JPH02310524A (ja) | 1990-12-26 |
Family
ID=15111814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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