JPH0230972A - ディーゼルエンジンの逃孔式燃料噴射ポンプ - Google Patents
ディーゼルエンジンの逃孔式燃料噴射ポンプInfo
- Publication number
- JPH0230972A JPH0230972A JP63178748A JP17874888A JPH0230972A JP H0230972 A JPH0230972 A JP H0230972A JP 63178748 A JP63178748 A JP 63178748A JP 17874888 A JP17874888 A JP 17874888A JP H0230972 A JPH0230972 A JP H0230972A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plunger
- chamber
- valve
- fuel
- discharge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
Landscapes
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は.デイーゼルエンジンの逃孔式燃料噴射ポンプ
に関する。
に関する。
(従来技術)
逃孔式燃料噴射ポンプは、従来では、例えば第1図又は
第5図に示すように構成されている。
第5図に示すように構成されている。
即ち、逃孔式燃料噴射ポンプ1のプランジャ2をプラン
ジャ胴8に調量回転及び吐出摺動自在に挿嵌し、プラン
ジャ胴8内のプランジャ室13の途中部の周面に吸入口
9を、先端部に吐出口10をあけ、プランジャ2の周面
に閉弁用端縁3、噴射量調節用弁面4及び開弁用溝5を
順に形成し、開弁用溝5を連ス1路6でプランジャ室1
3に連通し、プランジャ2の吐出行程で、吸入口9を閉
弁用端縁3が閉じ終えてから開弁用溝5が開け始めるま
でのを効吐出ストロークSにおいて、プランジャ2がプ
ランジャ室13内の燃料を加圧して吐出口10から吐出
するように構成されている。
ジャ胴8に調量回転及び吐出摺動自在に挿嵌し、プラン
ジャ胴8内のプランジャ室13の途中部の周面に吸入口
9を、先端部に吐出口10をあけ、プランジャ2の周面
に閉弁用端縁3、噴射量調節用弁面4及び開弁用溝5を
順に形成し、開弁用溝5を連ス1路6でプランジャ室1
3に連通し、プランジャ2の吐出行程で、吸入口9を閉
弁用端縁3が閉じ終えてから開弁用溝5が開け始めるま
でのを効吐出ストロークSにおいて、プランジャ2がプ
ランジャ室13内の燃料を加圧して吐出口10から吐出
するように構成されている。
(発明が解決しようとする課題)
上記従来技術では、次の問題がある。
イ 周知のように、燃料が噴射されてから発火するまで
の発火遅れの時間がほぼ一定であり、クランク軸の回転
の発火遅れの角度がエンジンの回転数が高くなるほど大
きくなる。
の発火遅れの時間がほぼ一定であり、クランク軸の回転
の発火遅れの角度がエンジンの回転数が高くなるほど大
きくなる。
このため、一般に、エンジンの主な稼動運転状態である
高速回転時に、適正なりランク角Q0で発火するように
、燃料噴射ポンプの吐出タイミングQ1を高速回転時の
発火遅れ角度qlだけ早い進角位置に設定している。
高速回転時に、適正なりランク角Q0で発火するように
、燃料噴射ポンプの吐出タイミングQ1を高速回転時の
発火遅れ角度qlだけ早い進角位置に設定している。
ところが、低速回転時には、発火遅れ角度q。
が高速回転時の場合よりも小さくなる分だけ、発火時期
Q、が早(なり過ぎて、燃焼騒音が大きくなる。
Q、が早(なり過ぎて、燃焼騒音が大きくなる。
口、また、エンジンの高速回転時においても低速回転時
においても、噴射圧力の初期上昇率が高いため、発火遅
れ期間中の噴射量が多くなり、発火直後の爆発的燃焼期
の燃焼室内の圧力上昇が急激に高まり、燃焼騒音が大き
くなる。
においても、噴射圧力の初期上昇率が高いため、発火遅
れ期間中の噴射量が多くなり、発火直後の爆発的燃焼期
の燃焼室内の圧力上昇が急激に高まり、燃焼騒音が大き
くなる。
ハ、上記問題点イを解決するために、クランク軸から燃
料噴射カム軸への伝動機構中に燃料噴射時期自動調節装
置(オートタイマ等)を介装することが一般に行なわれ
ているが、燃料噴射時期自動調節装置が余分に要る分だ
け、エンジンの製造コストが高くなる。
料噴射カム軸への伝動機構中に燃料噴射時期自動調節装
置(オートタイマ等)を介装することが一般に行なわれ
ているが、燃料噴射時期自動調節装置が余分に要る分だ
け、エンジンの製造コストが高くなる。
本発明は、上記問題点イ、口及びハの全てを解決するこ
とにより、燃焼騒音を低下させること、及び燃料噴射時
期自動調節装置を不要にすることを目的とする。
とにより、燃焼騒音を低下させること、及び燃料噴射時
期自動調節装置を不要にすることを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明は、上記目的を達成するために、上記従来技術の
構造において、次の改良を加えたものである。
構造において、次の改良を加えたものである。
即ち、本第1発明では、例えば第1図及び第2図に示す
ように、プランジャ2の噴射量調節用弁面4に動的噴射
時期調節用絞り通路溝7を形成し、動的噴射時期調節用
絞り通路溝7を連通路6でプランジャ室13に連通し、
プランジャ2の前記有効吐出ストロークSの初期におい
て、プランジャ室13内の燃料の一部を動的噴射時期調
節用絞り通路溝7から吸入口9を経て燃料室14に吐き
戻すように構成したことを特徴とするものである。
ように、プランジャ2の噴射量調節用弁面4に動的噴射
時期調節用絞り通路溝7を形成し、動的噴射時期調節用
絞り通路溝7を連通路6でプランジャ室13に連通し、
プランジャ2の前記有効吐出ストロークSの初期におい
て、プランジャ室13内の燃料の一部を動的噴射時期調
節用絞り通路溝7から吸入口9を経て燃料室14に吐き
戻すように構成したことを特徴とするものである。
また、本第2発明では、例えば第3図及び第4図に示す
ように、プランジャ室13の周面の吸入口9よりもプラ
ンジャ2の吐出終端側の部分に動的噴射時期調節用絞り
孔15をあけ、動的噴射時期調節用絞り孔15でプラン
ジャ室13をプランジャ胴8の外周の燃料室14に連通
し、プランジャ2の前記有効ストロークSの初期におい
て、プランジャ室13内の燃料の一部を動的噴射時期調
節用絞り孔15から燃料室14に吐き出すように構成し
たことを特徴とするものである。
ように、プランジャ室13の周面の吸入口9よりもプラ
ンジャ2の吐出終端側の部分に動的噴射時期調節用絞り
孔15をあけ、動的噴射時期調節用絞り孔15でプラン
ジャ室13をプランジャ胴8の外周の燃料室14に連通
し、プランジャ2の前記有効ストロークSの初期におい
て、プランジャ室13内の燃料の一部を動的噴射時期調
節用絞り孔15から燃料室14に吐き出すように構成し
たことを特徴とするものである。
(作用)
本第1発明は、次のように作用する。
イ、エンジンの低速回転時には、高速回転時の場合と比
べて、プラノジャ2の作動速度が遅くなり、プランジャ
2の有効吐出ストローク3の初期Qにおいて、プランジ
ャ室13内の燃料の一部が動的噴射時期調節用絞り通路
溝7及び吸入口9を通って燃料室14に吐き戻される時
間が長くなって、その吐き戻し量が多くなる。
べて、プラノジャ2の作動速度が遅くなり、プランジャ
2の有効吐出ストローク3の初期Qにおいて、プランジ
ャ室13内の燃料の一部が動的噴射時期調節用絞り通路
溝7及び吸入口9を通って燃料室14に吐き戻される時
間が長くなって、その吐き戻し量が多くなる。
このため、プランジャ室13の内圧の上昇速度が低下し
て、吐出時期が遅くなり、噴射開始時期も遅くなる。こ
れにより、上記従来技術の問題点イの発火遅れ角度q、
が小さくなって発火時期Q、が早くなり過ぎることが補
正され、発火時期が適正Q。になり、燃焼騒音が小さく
なる。
て、吐出時期が遅くなり、噴射開始時期も遅くなる。こ
れにより、上記従来技術の問題点イの発火遅れ角度q、
が小さくなって発火時期Q、が早くなり過ぎることが補
正され、発火時期が適正Q。になり、燃焼騒音が小さく
なる。
口、また、エンジンの低速回転時においても高速回転時
においても、プランジャ2の有効吐出ストロークSの初
期Qにおいて、プランジャ室13内の燃料の一部が動的
噴射時期調節用絞り通路溝7及び吸入口9を通って燃料
室14に吐き戻される。
においても、プランジャ2の有効吐出ストロークSの初
期Qにおいて、プランジャ室13内の燃料の一部が動的
噴射時期調節用絞り通路溝7及び吸入口9を通って燃料
室14に吐き戻される。
このため、噴射圧力の初期上昇率が低くなり、発火遅れ
期間中の噴射量が少なくなり、発火直後の爆発的燃焼期
の燃焼室内の圧力上昇率が小さくなり、燃焼騒音が小さ
くなる。
期間中の噴射量が少なくなり、発火直後の爆発的燃焼期
の燃焼室内の圧力上昇率が小さくなり、燃焼騒音が小さ
くなる。
また、本第2発明は、上記第1発明の作用イ及び口と同
様に作用する。この場合、第1発明の動的噴射時期調節
用絞り通路溝7の作用は、第2発明では動的噴射時期調
節用絞り孔15が代わって行なう。
様に作用する。この場合、第1発明の動的噴射時期調節
用絞り通路溝7の作用は、第2発明では動的噴射時期調
節用絞り孔15が代わって行なう。
(発明の効果)
本発明1及び発明2は、上記のように構成され、作用す
ることから、次の効果を奏する。
ることから、次の効果を奏する。
イ、上記作用イで詳述したように、エンジンの低速回転
時には、プランジャ室内の燃料の一部か燃料室により多
く吐き戻されて、噴射開始時期が遅くなるので、上記従
来技術の問題点イの発火遅れ角度qlが小さくなって発
火時期Q、が早くなり過ぎることが補正され、燃焼騒音
が小さくなる。
時には、プランジャ室内の燃料の一部か燃料室により多
く吐き戻されて、噴射開始時期が遅くなるので、上記従
来技術の問題点イの発火遅れ角度qlが小さくなって発
火時期Q、が早くなり過ぎることが補正され、燃焼騒音
が小さくなる。
口、上記作用口で詳述したように、エンジンの低速回転
時においても高速回転時においても、プランジャ室内の
燃料の一部が燃料室に吐き戻される分だけ、発火遅れ期
間中の噴射量が少なくなり、燃焼騒音が小さくなる。
時においても高速回転時においても、プランジャ室内の
燃料の一部が燃料室に吐き戻される分だけ、発火遅れ期
間中の噴射量が少なくなり、燃焼騒音が小さくなる。
ハ、上記効果イ及び口を達成するための手段は、本第1
発明ではプランジャの噴射量調節用弁面に動的噴射時期
調節用絞り通路溝を形成するだけで済み、本第2発明で
はプランジャ室の周面に動的噴射時期調節用絞り孔をあ
けるだけで済むから、燃料噴射時期自動調節装置が必要
でなくなる分だけ、エンジンの製造コストが安くなる。
発明ではプランジャの噴射量調節用弁面に動的噴射時期
調節用絞り通路溝を形成するだけで済み、本第2発明で
はプランジャ室の周面に動的噴射時期調節用絞り孔をあ
けるだけで済むから、燃料噴射時期自動調節装置が必要
でなくなる分だけ、エンジンの製造コストが安くなる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を第1図ないし第4図に基づき説
明する。
明する。
◎第1実施例(第1図及び第2図参照)第1実施例では
、第1図に示すように、エンジンの逃孔式燃料噴射ポン
プ1内に形成されたプランジャ胴8にプランジャ2(直
径7 mm)が吐出摺動自在に挿嵌されており、ガバナ
(図示せず)により調量回転可能に設けられている。
、第1図に示すように、エンジンの逃孔式燃料噴射ポン
プ1内に形成されたプランジャ胴8にプランジャ2(直
径7 mm)が吐出摺動自在に挿嵌されており、ガバナ
(図示せず)により調量回転可能に設けられている。
そして、プランジャ胴8の上側壁12とプランジャ2間
にプランジャ室13が形成され、プランジャ胴8の横側
壁11にプランジャ室13の吸入口9(直径3 mm)
が、上側壁12にプランジャ室13の吐出口10が、横
側壁11の外周に燃料室14がそれぞれ形成されている
。また、吐出口10は吐出弁16を介して噴射ノズル1
7に連通している。
にプランジャ室13が形成され、プランジャ胴8の横側
壁11にプランジャ室13の吸入口9(直径3 mm)
が、上側壁12にプランジャ室13の吐出口10が、横
側壁11の外周に燃料室14がそれぞれ形成されている
。また、吐出口10は吐出弁16を介して噴射ノズル1
7に連通している。
プランジャ2の上端縁を閉弁用端縁3とし、この上端縁
3から溝状に連通路6が下方に伸び、この連通路6と一
連に開弁用溝5が溝幅2mm及び溝深さ2mmで、半円
形状に形成されている。
3から溝状に連通路6が下方に伸び、この連通路6と一
連に開弁用溝5が溝幅2mm及び溝深さ2mmで、半円
形状に形成されている。
また、プランジャ2の上端縁3と開弁用溝5間の周面を
噴射量調節用弁面4とし、この噴射量調節用弁面4を横
切る状聾に動的噴射時期調節用絞り通路溝7が連通路6
から一連に、上端縁3より下方1mmの箇所に溝幅0.
3mm及び溝深さ0 、3 mmで、半円形状に形成さ
れている。
噴射量調節用弁面4とし、この噴射量調節用弁面4を横
切る状聾に動的噴射時期調節用絞り通路溝7が連通路6
から一連に、上端縁3より下方1mmの箇所に溝幅0.
3mm及び溝深さ0 、3 mmで、半円形状に形成さ
れている。
◎第2実施例(第3図及び第4図参照)一方、第2実施
例では、第3図に示すように、第1実施例における動的
噴射時期調節用絞り通路溝7の代わりに、プランジャ胴
8の横側壁11に動的噴射時期調節用絞り孔15が、吸
入口9の上側に直径0.2mmの大きさにあけられてお
り、プラノジャ胴8の外周の燃焼室14に連通している
。
例では、第3図に示すように、第1実施例における動的
噴射時期調節用絞り通路溝7の代わりに、プランジャ胴
8の横側壁11に動的噴射時期調節用絞り孔15が、吸
入口9の上側に直径0.2mmの大きさにあけられてお
り、プラノジャ胴8の外周の燃焼室14に連通している
。
◎実験データ(第8図ないし第10図参照)次に、第8
図ないし第10図を簡単に説明する。
図ないし第10図を簡単に説明する。
第8図は従来技術及び第1実施例のエンジンの性能の実
験データを示す図表であり、第9図は従来技術における
圧縮上死点付近での筒内圧B、噴圧(燃料噴射圧)C及
びノズル針弁リフトEの変化を示すグラフであり、(イ
)はエンジン回転数が2600rpmの場合、(ロ)は
1600rpmの場合、(ハ)は120Orpmの場合
を示し、第1O図は第1実施例における第9図に対応す
るグラフである。
験データを示す図表であり、第9図は従来技術における
圧縮上死点付近での筒内圧B、噴圧(燃料噴射圧)C及
びノズル針弁リフトEの変化を示すグラフであり、(イ
)はエンジン回転数が2600rpmの場合、(ロ)は
1600rpmの場合、(ハ)は120Orpmの場合
を示し、第1O図は第1実施例における第9図に対応す
るグラフである。
第1実施例は従来技術に比べて、エンジンの低速回転時
(1200rpm)に、第8図C欄中の第3行と第6行
、及び、第9図(ハ)と第10図(ハ)のグラフCによ
り噴射開始時期が遅く、第8図り欄中の第3行と第6行
により動的タイミングが改善されており、第8図A欄中
の第3行と第6行により燃焼騒音が小さいことがわかる
。
(1200rpm)に、第8図C欄中の第3行と第6行
、及び、第9図(ハ)と第10図(ハ)のグラフCによ
り噴射開始時期が遅く、第8図り欄中の第3行と第6行
により動的タイミングが改善されており、第8図A欄中
の第3行と第6行により燃焼騒音が小さいことがわかる
。
また、エンジンの低速回転時及び高速回転時(1200
rpm・1600 rpm・260(lrpm)に、第
8図B欄及び、第9図と第10図のグラフBにより発火
直後の爆発的燃焼期の燃焼室内の圧力上昇率が小さく、
第8図A欄により燃焼騒音が小さいことがわかる。
rpm・1600 rpm・260(lrpm)に、第
8図B欄及び、第9図と第10図のグラフBにより発火
直後の爆発的燃焼期の燃焼室内の圧力上昇率が小さく、
第8図A欄により燃焼騒音が小さいことがわかる。
第1図ないし第4図は本発明を示し、第1図は本発明の
第1実施例の概略縦断面図、第2図はプランジャの周面
の展開図、第3図は本発明の第2実施例の第1図相当図
、第4図はその第2図相当図であり、第5図及び第6図
は従来技術を示し、第5図は第1図相当図、第6図は第
2図相当図であり、第7図はエンーンンの低速回転時及
び高速回転時での発火時期を示す図、第8図は従来技術
及び第1実施例のエンジンの性能の実験データを示す図
表であり、第9図は従来技術における圧縮上死点付近で
の筒内圧B、噴圧(燃料噴射圧)C及びノズル針弁リフ
トEの変化を示すグラフであり、(イ)はエンジン回転
数が260Orpmの場合、(ロ)は1600rpmの
場合、(ハ)は1200rpmの場合を示し、第10図
は第1実施例における第9図に対応するグラフである。 1・・逃孔式燃料噴射ポンプ、2・・・プランジャ、3
・・2の閉弁用端縁、4・・・噴射1調節用弁面、5・
・開弁用溝、6・・連通路、7・・動的噴射時期調節用
絞り通路溝、8・・・プランジャ胴、9・・・吸入口、
10・・吐出口、13・・プランジャ室、14・・燃料
室、15・・動的噴射時期調節用絞り孔。
第1実施例の概略縦断面図、第2図はプランジャの周面
の展開図、第3図は本発明の第2実施例の第1図相当図
、第4図はその第2図相当図であり、第5図及び第6図
は従来技術を示し、第5図は第1図相当図、第6図は第
2図相当図であり、第7図はエンーンンの低速回転時及
び高速回転時での発火時期を示す図、第8図は従来技術
及び第1実施例のエンジンの性能の実験データを示す図
表であり、第9図は従来技術における圧縮上死点付近で
の筒内圧B、噴圧(燃料噴射圧)C及びノズル針弁リフ
トEの変化を示すグラフであり、(イ)はエンジン回転
数が260Orpmの場合、(ロ)は1600rpmの
場合、(ハ)は1200rpmの場合を示し、第10図
は第1実施例における第9図に対応するグラフである。 1・・逃孔式燃料噴射ポンプ、2・・・プランジャ、3
・・2の閉弁用端縁、4・・・噴射1調節用弁面、5・
・開弁用溝、6・・連通路、7・・動的噴射時期調節用
絞り通路溝、8・・・プランジャ胴、9・・・吸入口、
10・・吐出口、13・・プランジャ室、14・・燃料
室、15・・動的噴射時期調節用絞り孔。
Claims (2)
- 1.デイーゼルエンジンの逃孔式燃料噴射ポンプ1の
プランジャ2をプランジャ胴8に調量回転及び吐出摺動
自在に挿嵌し、プランジャ胴8内のプランジャ室13の
途中部の周面に吸入口9を、先端部に吐出口10をあけ
、プランジャ2の周面に閉弁用端縁3、噴射量調節用弁
面4及び開弁用溝5を順に形成し、開弁用溝5を連通路
6でプランジャ室13に連通し、 プランジャ2の吐出行程で、吸入口9を閉 弁用端縁3が閉じ終えてから開弁用溝5が開け始めるま
での有効吐出ストロークSにおいて、プランジャ2がプ
ランジャ室13内の燃料を加圧して吐出口10から吐出
するように構成したデイーゼルエンジンの逃孔式燃料噴
射ポンプにおいて、 プランジャ2の噴射量調節用弁面4に動的 噴射時期調節用絞り通路溝7を形成し、動的噴射時期調
節用絞り通路溝7を連通路6でプランジャ室13に連通
し、プランジャ2の前記有効吐出ストロークSの初期に
おいて、プランジャ室13内の燃料の一部を動的噴射時
期調節用絞り通路溝7から吸入口9を経て燃料室14に
吐き戻すように構成したことを特徴とするデイーゼルエ
ンジンの逃孔式燃料噴射ポンプ。 - 2.デイーゼルエンジンの逃孔式燃料噴射ポンプ1の
プランジャ2をプランジャ胴8に調量回転及び吐出摺動
自在に挿嵌し、プランジャ胴8内のプランジャ室13の
途中部の周面に吸入口9を、先端部に吐出口10をあけ
、プランジャ2の周面に閉弁用端縁3、噴射量調節用弁
面4及び開弁用溝5を順に形成し、開弁用溝5を連通路
6でプランジャ室13に連通し、 プランジャ2の吐出行程で、吸入口9を閉 弁用端縁3が閉じ終えてから開弁用溝5が開け始めるま
での有効吐出ストロークSにおいて、プランジャ2がプ
ランジャ室13内の燃料を加圧して吐出口10から吐出
するように構成したデイーゼルエンジンの逃孔式燃料噴
射ポンプにおいて、 プランジャ室13の周面の吸入口9よりも プランジャ2の吐出終端側の部分に動的噴射時期調節用
絞り孔15をあけ、動的噴射時期調節用絞り孔15でプ
ランジャ室13をプランジャ胴8の外周の燃料室14に
連通し、プランジャ2の前記有効ストロークSの初期に
おいて、プランジャ室13内の燃料の一部を動的噴射時
期調節用絞り孔15から燃料室14に吐き出すように構
成したことを特徴とするデイーゼルエンジンの逃孔式燃
料噴射ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63178748A JP2597154B2 (ja) | 1988-07-18 | 1988-07-18 | ディーゼルエンジンの逃孔式燃料噴射ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63178748A JP2597154B2 (ja) | 1988-07-18 | 1988-07-18 | ディーゼルエンジンの逃孔式燃料噴射ポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0230972A true JPH0230972A (ja) | 1990-02-01 |
JP2597154B2 JP2597154B2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=16053900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63178748A Expired - Fee Related JP2597154B2 (ja) | 1988-07-18 | 1988-07-18 | ディーゼルエンジンの逃孔式燃料噴射ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2597154B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5144925A (en) * | 1990-02-21 | 1992-09-08 | Automotive Diesel Gesellschaft M.B.H. | Fuel injection device for fuel-injected internal combustion engines |
Citations (5)
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JPS5930555U (ja) * | 1982-08-20 | 1984-02-25 | トヨタ自動車株式会社 | デイ−ゼル機関用燃料噴射ポンプ |
JPS5949769U (ja) * | 1982-09-25 | 1984-04-02 | いすゞ自動車株式会社 | 燃料噴射ポンプのポンプエレメント |
JPS6137462U (ja) * | 1984-08-09 | 1986-03-08 | 株式会社ボッシュオートモーティブ システム | 燃料噴射ポンプ |
JPS6328870U (ja) * | 1986-08-08 | 1988-02-25 |
-
1988
- 1988-07-18 JP JP63178748A patent/JP2597154B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
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JPS5930555U (ja) * | 1982-08-20 | 1984-02-25 | トヨタ自動車株式会社 | デイ−ゼル機関用燃料噴射ポンプ |
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JPS6328870U (ja) * | 1986-08-08 | 1988-02-25 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5144925A (en) * | 1990-02-21 | 1992-09-08 | Automotive Diesel Gesellschaft M.B.H. | Fuel injection device for fuel-injected internal combustion engines |
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Publication number | Publication date |
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JP2597154B2 (ja) | 1997-04-02 |
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