JPH02309679A - 絶縁ゲート電界効果型トランジスタ - Google Patents
絶縁ゲート電界効果型トランジスタInfo
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- JPH02309679A JPH02309679A JP13108689A JP13108689A JPH02309679A JP H02309679 A JPH02309679 A JP H02309679A JP 13108689 A JP13108689 A JP 13108689A JP 13108689 A JP13108689 A JP 13108689A JP H02309679 A JPH02309679 A JP H02309679A
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Landscapes
- Thin Film Transistor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、パワーMO3FET及び伝導度変調型MO3
FET(以下単ニr G B T ト略す)の絶縁ゲー
ト電界効果型トランジスタに関し、特にゲート膜上にソ
ース領域を備えた重層構造の絶縁ゲート電界効果型トラ
ンジスタに関する。
FET(以下単ニr G B T ト略す)の絶縁ゲー
ト電界効果型トランジスタに関し、特にゲート膜上にソ
ース領域を備えた重層構造の絶縁ゲート電界効果型トラ
ンジスタに関する。
例えば、従来のパワーMO3FETの構造は、第4図に
示すように、高濃度N型のドレイン層l上に形成された
低濃度N型のドレイン・ドリフト領域2と、この上にゲ
ート酸化膜3を介して形成されたポリシリコン4直下4
と、ポリシリコンゲート4をマスクとして2重拡散によ
り形成された高濃度P型のチャネル拡散領域5及び高濃
度N型のソース領域6と、このソース領域6に導電接触
するソース電極7と、ソース電極7とポリシリコンゲー
ト4とを絶縁する層間絶縁膜8と、基板の裏面側に被着
されたドレイン電極9とを有する。
示すように、高濃度N型のドレイン層l上に形成された
低濃度N型のドレイン・ドリフト領域2と、この上にゲ
ート酸化膜3を介して形成されたポリシリコン4直下4
と、ポリシリコンゲート4をマスクとして2重拡散によ
り形成された高濃度P型のチャネル拡散領域5及び高濃
度N型のソース領域6と、このソース領域6に導電接触
するソース電極7と、ソース電極7とポリシリコンゲー
ト4とを絶縁する層間絶縁膜8と、基板の裏面側に被着
されたドレイン電極9とを有する。
これは、ポリシリコン4直下のチャネル拡散領域5表面
に形成されるチャネル反転層9を介してソース領域6か
らドレイン・ドリフト領域2へ電子が横方向に流れた後
、ドレイン電極9に向は縦方向に流れるものである。
に形成されるチャネル反転層9を介してソース領域6か
らドレイン・ドリフト領域2へ電子が横方向に流れた後
、ドレイン電極9に向は縦方向に流れるものである。
またIGBTの構造は、第4図に示す構造においてドレ
イン層lの下に高濃度P型の少数キャリア(正孔)注入
層を備えたものであり、M2S部の構造は上記パワーM
O3FETと変わりがない。
イン層lの下に高濃度P型の少数キャリア(正孔)注入
層を備えたものであり、M2S部の構造は上記パワーM
O3FETと変わりがない。
ところで、上記縦型構造のパワーMO5FETのオン抵
抗は、M2S部のチャネル抵抗とドレイン・ドリフト領
域2の抵抗との和としてほぼ現すことができる。ビレ1
°ン・ドリフト領域2の抵抗は主にその厚さによって決
定され、その厚さは耐圧によってほぼ一義的に決まって
しまうので、同耐圧を維持しながらドレイン・ドリフト
領域2の抵抗を下げることはできない。一方、チャネル
抵抗を小さくするには、短チヤネル化などを実現するパ
ターンの微細化が必要である。
抗は、M2S部のチャネル抵抗とドレイン・ドリフト領
域2の抵抗との和としてほぼ現すことができる。ビレ1
°ン・ドリフト領域2の抵抗は主にその厚さによって決
定され、その厚さは耐圧によってほぼ一義的に決まって
しまうので、同耐圧を維持しながらドレイン・ドリフト
領域2の抵抗を下げることはできない。一方、チャネル
抵抗を小さくするには、短チヤネル化などを実現するパ
ターンの微細化が必要である。
しかしながら、上記MO3部構造の絶縁ゲート電界効果
型トランジスタにあっては、次の問題点がある。
型トランジスタにあっては、次の問題点がある。
即ち、相隣るポリシリコンゲート4.4間の距離aは1
0μm前後が限界で、それ以下の微細化は技術的困難さ
と歩留りの低下を招く。その理由は、セルの大きさでも
ある平面距離aの内には、層間絶縁膜8のパターニング
及びソース領域6とソース電極7とのコンタクト形成が
含まれており、層間絶縁膜8のパターニング寸法すはソ
ース電極6と半導体とのコンタクト寸法であるので、こ
れを余り小さくすると、その接触抵抗が大きくなり、か
つソース領域6との接触がもてなくなるからである。ま
た、距離aを小さくしてパターニング寸法すとの差を小
さくすると、パターニングずれや絶縁膜8のサイドエッ
チ等によりソース電極6とポリシリコンゲート4との接
触が起こり、素子不良となる可能性が大きい。つまり、
相隣るポリシリコンゲート間には複数のフォトリソグラ
フィ一工程により各領域を作り込んだ構造を有している
ため、M2S部の微細化には限度があり、チャネル抵抗
の大幅低減が困難であった。
0μm前後が限界で、それ以下の微細化は技術的困難さ
と歩留りの低下を招く。その理由は、セルの大きさでも
ある平面距離aの内には、層間絶縁膜8のパターニング
及びソース領域6とソース電極7とのコンタクト形成が
含まれており、層間絶縁膜8のパターニング寸法すはソ
ース電極6と半導体とのコンタクト寸法であるので、こ
れを余り小さくすると、その接触抵抗が大きくなり、か
つソース領域6との接触がもてなくなるからである。ま
た、距離aを小さくしてパターニング寸法すとの差を小
さくすると、パターニングずれや絶縁膜8のサイドエッ
チ等によりソース電極6とポリシリコンゲート4との接
触が起こり、素子不良となる可能性が大きい。つまり、
相隣るポリシリコンゲート間には複数のフォトリソグラ
フィ一工程により各領域を作り込んだ構造を有している
ため、M2S部の微細化には限度があり、チャネル抵抗
の大幅低減が困難であった。
そこで、本発明の課題は、相隣るゲート間にソース領域
及びソース電極のコンタクト部を設けずに、ゲート膜上
にソース領域を設けた重層構造を採用することによって
、パターニングの微細化を容易にし、チャネル抵抗の大
幅低減を実現する絶縁ゲート電界効果型トランジスタを
提供することにある。
及びソース電極のコンタクト部を設けずに、ゲート膜上
にソース領域を設けた重層構造を採用することによって
、パターニングの微細化を容易にし、チャネル抵抗の大
幅低減を実現する絶縁ゲート電界効果型トランジスタを
提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の講じた手段は、第
1の電極(例えばドレイン電極)と導通する第1導電型
半導体層(例えばドレイン領域)上に絶縁膜で包囲され
たゲート電極膜(例えばポリシリコンゲート)を形成し
、そのゲート電極膜上に上記絶縁膜を介して形成され、
第2の電極(例えばソース電極)と導通する第1導電型
領域(例えばソース領域)を設け、上記絶縁膜を挟んで
上記ゲート電極膜に隣接しており、第1導電型半導体層
及び第1導電型領域の双方に接する第2導電型領域(例
えばチャネル拡散領域)を形成したものである。
1の電極(例えばドレイン電極)と導通する第1導電型
半導体層(例えばドレイン領域)上に絶縁膜で包囲され
たゲート電極膜(例えばポリシリコンゲート)を形成し
、そのゲート電極膜上に上記絶縁膜を介して形成され、
第2の電極(例えばソース電極)と導通する第1導電型
領域(例えばソース領域)を設け、上記絶縁膜を挟んで
上記ゲート電極膜に隣接しており、第1導電型半導体層
及び第1導電型領域の双方に接する第2導電型領域(例
えばチャネル拡散領域)を形成したものである。
かかる手段によれば、相隣るゲート電極膜間には第1導
電型領域(例えばソース領域)が存在せず、第2導電型
領域(例えばチャネル拡散領域)のみが存在している。
電型領域(例えばソース領域)が存在せず、第2導電型
領域(例えばチャネル拡散領域)のみが存在している。
また第2導電型領域内に形成されるチャネル反転層はゲ
ート電極膜の側端に沿った絶縁膜に面しており、ゲート
電極膜の膜厚方向く縦方向)に配向している。したがっ
て、ゲート電極膜の隣にソース領域に導通する電極を形
成する必要がなく、ゲート電極膜上にソース領域及びそ
のソースコンタクトは重層構造として構成しているので
、従来に比してパターニングの微細化が可能で、またチ
ャネル長はゲート電極膜の厚さ程度に限定できるので、
チャネル抵抗の大幅低減が実現される。更にゲート電極
膜上にソース領域が形成されているので、ソース電極は
そのソース領域全面と接触させることができ、ウェハー
プロセスが簡単で歩留りが向上する。
ート電極膜の側端に沿った絶縁膜に面しており、ゲート
電極膜の膜厚方向く縦方向)に配向している。したがっ
て、ゲート電極膜の隣にソース領域に導通する電極を形
成する必要がなく、ゲート電極膜上にソース領域及びそ
のソースコンタクトは重層構造として構成しているので
、従来に比してパターニングの微細化が可能で、またチ
ャネル長はゲート電極膜の厚さ程度に限定できるので、
チャネル抵抗の大幅低減が実現される。更にゲート電極
膜上にソース領域が形成されているので、ソース電極は
そのソース領域全面と接触させることができ、ウェハー
プロセスが簡単で歩留りが向上する。
次に、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に係る絶縁ゲート電界効果型トランジス
タの実施例を示す縦断面図である。
タの実施例を示す縦断面図である。
図中、■は高濃度N型のドレイン層で、この上には低濃
度N型のドレイン・ドリフト領域2が形成されている。
度N型のドレイン・ドリフト領域2が形成されている。
ドレイン・ドリフト領域2上にはシリコン酸化膜14a
に包囲されたポリシリコンゲート14が形成されている
。更にポリシリコンゲート14上にはシリコン酸化膜1
4aを介して高濃度N型のソース領域15が形成されて
いる。したがって、ドレイン層1.ドレイン・ドリフト
領域2.ポリシリコンゲー目4及びソース領域15は重
層構造を構成している。相離れたポリシリコンゲート1
4の間にはP型のチャネル拡散領域16が形成されてい
る。このチャネル拡散領域16はポリシリコンゲー目4
の側端部のシリコン酸化膜14aに臨み、ポリシリコン
ゲー[4上のソース領域15に接している。
に包囲されたポリシリコンゲート14が形成されている
。更にポリシリコンゲート14上にはシリコン酸化膜1
4aを介して高濃度N型のソース領域15が形成されて
いる。したがって、ドレイン層1.ドレイン・ドリフト
領域2.ポリシリコンゲー目4及びソース領域15は重
層構造を構成している。相離れたポリシリコンゲート1
4の間にはP型のチャネル拡散領域16が形成されてい
る。このチャネル拡散領域16はポリシリコンゲー目4
の側端部のシリコン酸化膜14aに臨み、ポリシリコン
ゲー[4上のソース領域15に接している。
17はソース領域150表面全域にほぼ接触するソース
電極で、9は基板の裏面側に被着されたドレイン電極で
ある。
電極で、9は基板の裏面側に被着されたドレイン電極で
ある。
このようなポリシリコンゲー)14上にソース領域15
を備えた重層構造においては、チャネル反転層18はポ
リシリコンゲート14の側端部の周りに生成され、ポリ
シリコンゲー目4の厚さ程度のチャネル長を有する。相
離れたポリシリコンゲート14間の領域にはP型のチャ
ネル拡散領域16が形成されているだけであるから、セ
ルの大きさAは1μm程度にまで設定することができ、
相対的にポリシリコンゲート14の幅及び厚みの微細化
が実現され、チャネル抵抗の低減と素子占有面積の縮小
化が図れる。ポリシリコンゲート14の表面がソース領
域15で一杯に覆われると、チャネル反転層18の長さ
はポリシリコンゲート14の厚みにほぼ限定される。即
ち、チャネル反転層18の配向方向はポリシリコンゲー
ト14の面方向を主体とするものでなく、その厚み方向
を主体とするものであるから、かかる点からも短チヤネ
ル化によるチャネル抵抗の低減を大幅に図ることができ
る。またポリシリコンゲート14上にソース領域15を
設けることにより、ソース電極17のソース領域15へ
のコンタクトはソース領域15の表面全域となり、ウェ
ハープロセス上好都合で歩留りも向上する。
を備えた重層構造においては、チャネル反転層18はポ
リシリコンゲート14の側端部の周りに生成され、ポリ
シリコンゲー目4の厚さ程度のチャネル長を有する。相
離れたポリシリコンゲート14間の領域にはP型のチャ
ネル拡散領域16が形成されているだけであるから、セ
ルの大きさAは1μm程度にまで設定することができ、
相対的にポリシリコンゲート14の幅及び厚みの微細化
が実現され、チャネル抵抗の低減と素子占有面積の縮小
化が図れる。ポリシリコンゲート14の表面がソース領
域15で一杯に覆われると、チャネル反転層18の長さ
はポリシリコンゲート14の厚みにほぼ限定される。即
ち、チャネル反転層18の配向方向はポリシリコンゲー
ト14の面方向を主体とするものでなく、その厚み方向
を主体とするものであるから、かかる点からも短チヤネ
ル化によるチャネル抵抗の低減を大幅に図ることができ
る。またポリシリコンゲート14上にソース領域15を
設けることにより、ソース電極17のソース領域15へ
のコンタクトはソース領域15の表面全域となり、ウェ
ハープロセス上好都合で歩留りも向上する。
かようなポリシリコンゲート14上にソース領域15を
形成した重層構造をIGBTに適用した場合、次の利点
を有する。IGBTは多数キャリアだけでなく、少数キ
ャリアも流すので、P型のチャネル拡散領域16にも電
流が流れる。このため、従来はチャネル拡散領域の電位
がソース領域のそれより上昇する場合が起こり、N型の
ソース領域、P型のチャネル拡散領域及びN型のドレイ
ン・ドリフト領域で構成される寄生NPN )ランジス
タが作動してラフチアツブが発生し易い。しかしながら
、本実施例の構造においては、チャネル拡散領域16と
ソース電極17とのコンタクトがソース領域15とソー
ス電極17のコンタクトより基板側に形成できるので、
チャネル拡散領域16の電位上昇が抑制され、ラッチア
ップ防止に寄与する。
形成した重層構造をIGBTに適用した場合、次の利点
を有する。IGBTは多数キャリアだけでなく、少数キ
ャリアも流すので、P型のチャネル拡散領域16にも電
流が流れる。このため、従来はチャネル拡散領域の電位
がソース領域のそれより上昇する場合が起こり、N型の
ソース領域、P型のチャネル拡散領域及びN型のドレイ
ン・ドリフト領域で構成される寄生NPN )ランジス
タが作動してラフチアツブが発生し易い。しかしながら
、本実施例の構造においては、チャネル拡散領域16と
ソース電極17とのコンタクトがソース領域15とソー
ス電極17のコンタクトより基板側に形成できるので、
チャネル拡散領域16の電位上昇が抑制され、ラッチア
ップ防止に寄与する。
次に、上記実施例の製造方法を第2図に基づいて説明す
る。
る。
まず第2図(A)に示す如く、ドレイン・ドリフト領域
2を備えた基板の表面を熱酸化させてゲート酸化膜とし
て用いるべきシリコン酸化膜2aを形成する。次に第2
図(B)に示す如く、シリコン酸化膜2a上にCVD法
によりポリシリコン層20を堆積させる。次にポリシリ
コン層20aをバターニングして第2図(C)に示す如
くのポリシリコンゲート14を形成した後、露出した部
分のシリコン酸化膜2aを第2図(D)の如くバターニ
ングにより除去する。次に再度熱酸化により第2図(E
)に示すようにポリシリコンゲート14の側面及び上面
にシリコン酸化膜21aを形成した後、ポリシリコンゲ
ート14以外のシリコン酸化膜21aを第2図(D>の
ように除去する。この結果、ポ ′リシリコンゲー
ト14はシリコン酸化膜2a、21aによって包囲され
る。次に第2図(G)に示すように、全面に亘りCVD
法によってポリシリコン層22を堆積した後、このポリ
シリコン層22をレーザー照射又は70−ティングゾー
ン法等によって再結晶化し、第2図(H)に示す単結晶
層23を得る。次に、単結晶層23の全面にボロンをイ
オン注入等で導入した後、熱拡散により第2図(1)に
示すP型拡散領域24を形成する。次にポリシリコンゲ
ート14上に選択的にイオン注入等を施し、第2図(J
)に示すように、高濃度N型のソース領域15を形成す
る。これにより、先に形成されたP型拡散領域24の残
部領域はチャネル拡散領域16となる。次に、ソース領
域15表面に接触するソース電極17を被着する。
2を備えた基板の表面を熱酸化させてゲート酸化膜とし
て用いるべきシリコン酸化膜2aを形成する。次に第2
図(B)に示す如く、シリコン酸化膜2a上にCVD法
によりポリシリコン層20を堆積させる。次にポリシリ
コン層20aをバターニングして第2図(C)に示す如
くのポリシリコンゲート14を形成した後、露出した部
分のシリコン酸化膜2aを第2図(D)の如くバターニ
ングにより除去する。次に再度熱酸化により第2図(E
)に示すようにポリシリコンゲート14の側面及び上面
にシリコン酸化膜21aを形成した後、ポリシリコンゲ
ート14以外のシリコン酸化膜21aを第2図(D>の
ように除去する。この結果、ポ ′リシリコンゲー
ト14はシリコン酸化膜2a、21aによって包囲され
る。次に第2図(G)に示すように、全面に亘りCVD
法によってポリシリコン層22を堆積した後、このポリ
シリコン層22をレーザー照射又は70−ティングゾー
ン法等によって再結晶化し、第2図(H)に示す単結晶
層23を得る。次に、単結晶層23の全面にボロンをイ
オン注入等で導入した後、熱拡散により第2図(1)に
示すP型拡散領域24を形成する。次にポリシリコンゲ
ート14上に選択的にイオン注入等を施し、第2図(J
)に示すように、高濃度N型のソース領域15を形成す
る。これにより、先に形成されたP型拡散領域24の残
部領域はチャネル拡散領域16となる。次に、ソース領
域15表面に接触するソース電極17を被着する。
この製造方法の特徴は、ポリシリコンゲート14の下面
にシリコン酸化膜2aを予め形成した後、ポリシリコン
ゲート14の残る面(側面及び上面)にシリコン酸化膜
21aを形成し、しかる後ポリシリコンゲート14の下
面レベルからポリシリコン層22を堆積し、これを再結
晶させる点にある。
にシリコン酸化膜2aを予め形成した後、ポリシリコン
ゲート14の残る面(側面及び上面)にシリコン酸化膜
21aを形成し、しかる後ポリシリコンゲート14の下
面レベルからポリシリコン層22を堆積し、これを再結
晶させる点にある。
第3図(A)乃至(H)は本実施例の構造を得るための
別の製造方法を説明する半導体縦断面図である。この製
造方法においては、まず第3図(A)に示すように、ド
レイン・ドリフト領域2を備えた基板の表面にゲートを
埋め込むべき満引をエツチングにより形成する。次に第
3図(B)に示すように、熱酸化等により満引内も含め
た基板表面にシリコン酸化膜32を形成する。次に第3
図(C)に示すように、CVD法によりポリシリコン層
33を堆積した後、第3図(D>に示す如く、エッチバ
ック等による平坦化技術で表面を平坦にする。これによ
り溝内に埋め込まれたポリシリコンはポリシリコンゲー
ト14となる。次に第3図(E)に示す如く、露出した
ドレイン・ドリフト領域2の上面及びポリシリコンゲー
ト14の表面を熱酸化してシリコン酸化膜34を形成し
た後、第3図(F)に示す如く、ポリシリコンゲート1
4以外のシリコ、ン酸化膜を除去する。これによりポリ
シリコンゲート14はシリコン酸化膜32.34によっ
て包囲される。次に第3図(G)に示すように、CVD
法により全面にポリシリコン層35を堆積した後、第3
図(H)に示す如く、このポリシリコン層35をレーザ
ー照射又はフローティングゾーン法等によって再結晶化
し、単結晶層36を得る。この後のプロセスは先の製造
方法における第2図(J)以降と同様である。
別の製造方法を説明する半導体縦断面図である。この製
造方法においては、まず第3図(A)に示すように、ド
レイン・ドリフト領域2を備えた基板の表面にゲートを
埋め込むべき満引をエツチングにより形成する。次に第
3図(B)に示すように、熱酸化等により満引内も含め
た基板表面にシリコン酸化膜32を形成する。次に第3
図(C)に示すように、CVD法によりポリシリコン層
33を堆積した後、第3図(D>に示す如く、エッチバ
ック等による平坦化技術で表面を平坦にする。これによ
り溝内に埋め込まれたポリシリコンはポリシリコンゲー
ト14となる。次に第3図(E)に示す如く、露出した
ドレイン・ドリフト領域2の上面及びポリシリコンゲー
ト14の表面を熱酸化してシリコン酸化膜34を形成し
た後、第3図(F)に示す如く、ポリシリコンゲート1
4以外のシリコ、ン酸化膜を除去する。これによりポリ
シリコンゲート14はシリコン酸化膜32.34によっ
て包囲される。次に第3図(G)に示すように、CVD
法により全面にポリシリコン層35を堆積した後、第3
図(H)に示す如く、このポリシリコン層35をレーザ
ー照射又はフローティングゾーン法等によって再結晶化
し、単結晶層36を得る。この後のプロセスは先の製造
方法における第2図(J)以降と同様である。
この製造方法の特徴は、ポリシリコンゲート14の下面
及び側面にシリコン酸化膜32を予め形成した後、ポリ
シリコンゲート14の上面にシリコン酸化膜34を形成
し、しかる後ポリシリコンゲート14の一ヒ面レベルか
らポリシリコン層35を堆積し、これを再結晶化させる
点にある。
及び側面にシリコン酸化膜32を予め形成した後、ポリ
シリコンゲート14の上面にシリコン酸化膜34を形成
し、しかる後ポリシリコンゲート14の一ヒ面レベルか
らポリシリコン層35を堆積し、これを再結晶化させる
点にある。
以上説明したように、本発明に係る絶縁ゲート電界効果
型トランジスタは、第1導電型半導体層上で絶縁膜に包
囲されたゲート電極膜上に第1導電型領域を形成した重
層構造の側部において、第1導電型半導体層及び第1導
電型領域の双方に接する第2導電型領域を設けた点に特
徴を有するものであるから、次の効果を奏する。
型トランジスタは、第1導電型半導体層上で絶縁膜に包
囲されたゲート電極膜上に第1導電型領域を形成した重
層構造の側部において、第1導電型半導体層及び第1導
電型領域の双方に接する第2導電型領域を設けた点に特
徴を有するものであるから、次の効果を奏する。
■上記重層構造の側部にはチャネル反転層を生成すべき
第2導電型領域のみが存在し、ソース領域としての第1
導電型領域及びその電極コンタクト部が存在しないので
、従来構造に比してM2S部の微細化が大幅に実現され
る。また、チャネル反転層はゲート電極膜の厚さ方向へ
主体的に配向しているから、この点からも一層の短チヤ
ネル化が実現され、チャネル抵抗の大幅低減が図れる。
第2導電型領域のみが存在し、ソース領域としての第1
導電型領域及びその電極コンタクト部が存在しないので
、従来構造に比してM2S部の微細化が大幅に実現され
る。また、チャネル反転層はゲート電極膜の厚さ方向へ
主体的に配向しているから、この点からも一層の短チヤ
ネル化が実現され、チャネル抵抗の大幅低減が図れる。
■ドレイン領域、ゲート電極及びソース領域で構成され
る重層構造の別の利益としては、ソース電極の取り出し
が製造プロセス上簡単であり、またIGBTへの適用に
おいては、ソース電極と第2導電型領域との接触部位を
第1導電型半導体層側に近づけることが可能で、寄生ト
ランジスタのベース領域としても機能する第2導電型領
域の電位上昇を抑制できるので、ラッチアップの防止に
寄与する。
る重層構造の別の利益としては、ソース電極の取り出し
が製造プロセス上簡単であり、またIGBTへの適用に
おいては、ソース電極と第2導電型領域との接触部位を
第1導電型半導体層側に近づけることが可能で、寄生ト
ランジスタのベース領域としても機能する第2導電型領
域の電位上昇を抑制できるので、ラッチアップの防止に
寄与する。
第1図は本発明に係る絶縁ゲート電界効果型トランジス
タの実施例を示す縦断面図である。 第2図(A>乃至(K)は同実施例の構造を得るための
製造方法を説明する縦断面図である。 第3図(A)乃至(H)は同構造を得るための別の製造
方法を説明する縦断面図である。 第4図は従来の絶縁ゲート電界効果型トランジスタの一
例を示す縦断面図である。 〔符号の説明〕 1 ドレイン層、2 ドレイン・ドリフト領域、9 ド
レイン電極、14 ポリシリコンゲート、14a
シリコン酸化膜、15 ソース領域、16 チャネ
ル拡散領域、17 ソース電極、18 チャネル反
転層、2 a、 21a、 32.34シリコン酸化膜
、20、22.33.35 ポリシリコン層、23゜
36 単結14a・−、シリコン酸化膜 第1図 第 2 図 (その1) 第 2 図 (その2) 第 3 図 (その1) 第 3 図 (その2) 第4図
タの実施例を示す縦断面図である。 第2図(A>乃至(K)は同実施例の構造を得るための
製造方法を説明する縦断面図である。 第3図(A)乃至(H)は同構造を得るための別の製造
方法を説明する縦断面図である。 第4図は従来の絶縁ゲート電界効果型トランジスタの一
例を示す縦断面図である。 〔符号の説明〕 1 ドレイン層、2 ドレイン・ドリフト領域、9 ド
レイン電極、14 ポリシリコンゲート、14a
シリコン酸化膜、15 ソース領域、16 チャネ
ル拡散領域、17 ソース電極、18 チャネル反
転層、2 a、 21a、 32.34シリコン酸化膜
、20、22.33.35 ポリシリコン層、23゜
36 単結14a・−、シリコン酸化膜 第1図 第 2 図 (その1) 第 2 図 (その2) 第 3 図 (その1) 第 3 図 (その2) 第4図
Claims (1)
- 1)第1の電極と導通する第1導電型半導体層上で絶縁
膜に包囲されたゲート電極膜と、該ゲート電極膜上に該
絶縁膜を介して形成され、第2の電極と導通する第1導
電型領域と、該絶縁膜を挟んで該ゲート電極膜に隣接し
、第1導電型半導体層及び第1導電型領域の双方に接す
る第2導電型領域とを有することを特徴とする絶縁ゲー
ト電界効果型トランジスタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13108689A JPH02309679A (ja) | 1989-05-24 | 1989-05-24 | 絶縁ゲート電界効果型トランジスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13108689A JPH02309679A (ja) | 1989-05-24 | 1989-05-24 | 絶縁ゲート電界効果型トランジスタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02309679A true JPH02309679A (ja) | 1990-12-25 |
Family
ID=15049653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13108689A Pending JPH02309679A (ja) | 1989-05-24 | 1989-05-24 | 絶縁ゲート電界効果型トランジスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02309679A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5293056A (en) * | 1991-06-17 | 1994-03-08 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor device with high off-breakdown-voltage and low on resistance |
-
1989
- 1989-05-24 JP JP13108689A patent/JPH02309679A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5293056A (en) * | 1991-06-17 | 1994-03-08 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor device with high off-breakdown-voltage and low on resistance |
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