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JPH0230520Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0230520Y2
JPH0230520Y2 JP1982056397U JP5639782U JPH0230520Y2 JP H0230520 Y2 JPH0230520 Y2 JP H0230520Y2 JP 1982056397 U JP1982056397 U JP 1982056397U JP 5639782 U JP5639782 U JP 5639782U JP H0230520 Y2 JPH0230520 Y2 JP H0230520Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
driver
shaft
vertical link
rotating member
pedal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982056397U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58160961U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5639782U priority Critical patent/JPS58160961U/ja
Publication of JPS58160961U publication Critical patent/JPS58160961U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0230520Y2 publication Critical patent/JPH0230520Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は油圧駆動のパワーシヨベルやトラツク
クレーン等の操縦装置に関する。
〔従来の技術〕
従来油圧パワーシヨベルにおいては、両側クロ
ーラを夫々駆動する走行モータ、旋回台の旋回モ
ータ、ブームシリンダ、アームシリンダ、バケツ
トシリンダを夫々制御するため、第1図のように
運転席1の前方中央部に前後揺動するよう並設し
た走行モータ制御用操作レバー2,3の両側に
夫々前後,左右に揺動可能な操作レバー4,5を
配設して、該各操作レバーの前後揺動と左右揺動
により各別のアクチエータの制御を可能とした型
式のもの(例えば実開昭55−50176号公報参照)
と、運転席前方に各アクチエータを夫々制御する
6本の前後揺動式操作レバーを横方向に並設した
型式のものとが普通に用いられており、後者の場
合は実公昭52−53079号公報記載のように、3個
以上のアクチエータの同時制御を可能とするた
め、操作レバーの根元にペダルを取付けるのが普
通である。
又旋回モータを除く各アクチエータの操作レバ
ーは、これを中立位置から前方に回動した時に該
アクチエータによつて可動部材(例えばアームや
バケツト等)が前方に回動し、又操作レバーを中
立位置から後方に回動した時に該可動部材が後方
に回動するように構成され、従つて該可動部材
は、ペダルの前部を踏み下げることにより前方に
回動し、又該ペダルの後部を踏み下げることによ
つて後方に回動する。
これはトラツククレーン等の操縦装置の場合も
同様で、前後方向垂直面内で回動可能な操作レバ
ーやペダルの前後回動方向と前記可動部材の前後
回動方向或いは前後移動方向とを合致させて、該
操作レバーやペダルの誤操作を防止していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このため前後左右に揺動可能な操作レバーを備
える前者のパワーシヨベル等の運転に慣れた運転
者が、前後揺動式操作レバーのみよりなる後者の
パワーシヨベル等を運転することは容易である
が、後者のパワーシヨベル等の運転に慣れた運転
者が直ちに前者のパワーシヨベル等を運転する
と、誤操作による事故を生じ易い。これは操作レ
バーの前後揺動と左右揺動とを同時に行う際など
に、誤つて左右の揺動方向を逆向きに操作する恐
れがあるからである。
本考案は前後揺動式操作レバーのみよりなる操
縦装置に慣れた運転者が、前述の操作レバー作動
ペダルの前後何れかを足で踏み下げることにより
アクチエータを該ペダルで正しく制御することに
慣れていることに着目して、該運転者が前者のパ
ワーシヨベル等を操縦する場合は、前後左右揺動
式操作レバーの左右揺動に連動するペダル装置を
取付けることにより、左右揺動時における操作レ
バーの誤操作を運転者の足で防止できるようにす
ると共に、これを前後左右揺動式操作レバーに慣
れた運転者が操縦する場合は、該ペダル装置を除
去して運転者の足による誤操作を防止できるよう
にすることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案はこの目的を達成するため、運転席の斜
め前方に設けた支柱の上端に、回転軸線が互いに
直交する前後回動部材と左右回動部材とを順次介
して手動の操作レバーを前後左右の揺動自在に取
付け、該前後回動部材にその回転軸線より偏心し
て上端を連結した第1竪リンクと、該左右回動部
材にその回転軸線より運転席側に偏心して上端を
連結した第2竪リンクとの下端を夫々対応するア
クチエータ制御用方向切換弁の切換レバーに連結
したパワーシヨベル等の操縦装置において、第2
竪リンクの後方において支柱の下部に着脱可能に
横架した回動自在の軸の運転席側端末にペダルを
T字状に固着して、前記軸と第2竪リンクとの間
に、該軸より前方に突出する腕と、該腕を上下挟
持するように第2竪リンク側に植設した2本のピ
ンとよりなる連動機構を、該連動機構が支柱に対
する軸の着脱時に係脱するように設けたものであ
る。
〔作用〕
上記構成において、前後揺動式操作レバーのみ
よりなる操縦装置に慣れた運転者がこの操縦装置
を操作する場合は、軸を支柱の下部に横架すると
同時に該軸の腕を第2竪リンクに植設したピンに
係合させておけば、該軸に取付けたペダルの前部
を踏み下げる時と、操作レバーを左右方向に沿い
運転席側に揺動させる時とにおける第2竪リンク
の作動方向は共に下向きとなるし、又該ペダル後
部の踏み下げ時と、操作レバーの反対側への揺動
時とには第2竪リンクが共に上向き作動すること
になる。従つて運転者がペダルを正しい操作方向
に回動できるように、該ペダルの前後何れかに足
をかけておけば、操作レバーの左右操作方向を誤
つて逆向きに回動しようとした時は、運転者の足
がこれを感知して、該ペダルに誤操作に対する回
動抵抗或いは正しい方向の回動力を与え、手動に
よる操作レバーの誤操作を防止する。
又前後左右揺動式操作レバーに慣れた運転者が
この操縦装置を操作する場合は、ペダルに足をか
けていると、該操縦装置を不時に足で誤操作する
恐れがあるから、軸の腕を第2竪リンクのピンよ
り離脱させながら、該軸やその作動ペダルを支柱
下部より取脱して、運転者の足を従来同様に運転
室床に支持させる。
〔実施例〕
以下第1図の従来型装置に適用した本考案の一
実施例について説明する。第1図は左半分の構成
だけを断面により示しているが、他の右半分の構
成は中央縦断平面0−0に関し左半分と全く左右
対称の構成を持つ。6は運転席1の前方において
パワーシヨベルの運転室床7上に植設した筒状の
支柱で、該支柱6の上端には第5図に示すように
フオーク状の前後回動部材8の基端軸部分8aが
水平軸線A−Aを中心として回動のみ自在に取付
けられ、該前後回動部材8内には軸線A−Aと直
交する軸9によつて駒状の左右回動部材10が枢
着されており、該左右回動部材10上には操作レ
バー4が植設されていること、及び前後回動部材
8にボールジヨイント11を介して上端を連結し
た第1竪リンク12の下端と、左右回動部材10
にボールシヨイント13を介して上端を連結した
第2竪リンク14の下端と、操作レバー2の下端
とが、夫々運転室床7の下面に取付けた切換レバ
ー15,16,17を介して、中立位置復帰ばね
を備える各アクチエータ制御用方向切換弁(図示
せず)のスプール摺動ロツド18,19,20に
連結されていることは従来同様である。操作レバ
ー4の前後方向揺動平面B−Bは、運転席1に座
つた運転者が操作し易いように運転室の中央縦断
平面0−0に対し若干先拡がりとなつている。
21は軸線が中央縦断平面0−0と直交配置と
なるように、筒状支柱6の下部に貫通横架した軸
で、該軸21の両端軸受22,23は筒状支柱6
の下部外面にボルト24により着脱可能に取付け
られる。軸21と第2竪リンク14の間には、該
軸に直角に固着した腕25と、軸21と平行に第
2竪リンク14に植設されて該腕を上下挟持する
2本のピン26,27とよりなり、軸21の前後
方向垂直面内での回転変位を第2竪リンク14の
昇降変位に変換する連動機構を設け、軸21の運
転席側端末にはペダル28の取付筒28aを押ね
じ29により固着する。ペダル28は軸21に対
しT字状に取付けられ、該ペダルの前後何れかを
押下げることによつて軸21を正逆回動し得る。
30は筒状支柱6の上端開口を塞ぐベロー状ゴム
カバーである。
尚筒状支柱6の軸受23で塞がれた軸挿通孔
は、外側より軸21の腕25をピン26,27間
に係脱し得るように大きくしており、軸21を取
付けない場合は、軸受22,23の代りに適宜の
盲蓋(図示せず)をボルト24で取付けるものと
する。又運転席前方の右側操作レバー5を前後、
左右の揺動自在に支持する筒状支柱6′の内部構
造は、筒状支柱6と全く左右対称的な構成を持
ち、該操作レバー5の左右揺動時に昇降する竪リ
ンクをペダル28′の操作によつて昇降させるよ
うにしている。
この実施例では、運転席前方に並設され且つ上
端に夫々操作レバー4,5を前後左右の揺動可能
に支持する支柱6,6′の下部に、該運転席1に
座つた運転者の足で前後回動可能なペダル28,
28′の回動軸21を左右対称的に横架した場合
は、該軸21と対応操作レバーの左右揺動時に昇
降する第2竪リンク14との間の連動機構25,
26,27が夫々係合して、各操作レバー4,5
を第1図に示す中立位置から鎖線示のように左右
揺動する代りに、該ペダルによつて軸21を前後
回動して対応アクチエータを制御し得るから、各
操作レバーの左右誤操作をペダル操作で規正する
ことができる。
この場合は一方の操作レバーの左右揺動によつ
て旋回モータを制御するのが普通であるが、他方
の操作レバーの左右揺動による第2アクチエータ
の制御が誤操作される恐れを生ずる。
〔考案の効果〕
本考案は前記構成よりなるから次のような効果
を奏する。
(1) 運転者が前後揺動式操作レバーのみよりなる
操縦装置に慣れているか、或いは前後左右揺動
式操作レバーを備える操縦装置に慣れているか
に応じてペダルの軸を支柱下部に着、脱するこ
とにより、どの操縦装置に慣れた運転者でも誤
操作の恐れなくして操縦でき、運転者の管理も
容易となる。
(2) 前後左右揺動式操作レバーに慣れた運転者が
ペダルの軸を支柱下部より取脱して操縦する際
は、該運転者が従来同様に足を運転室床に支持
させて操縦できるから、操縦感が狂う恐れがな
く、操縦容易であり、狭い運転室でも足の置場
に困る恐れがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の正面図、第2図は第
1図のX−X断面図、第3図は第2図のY−Y断
面図、第4図は第3図の右側面図に相当する要部
の側面図、第5図は第1図のZ−Z断面図であ
る。 1……運転席、4,5……操作レバー、6,
6′……支柱、7……運転室床、8……前後回動
部材、10……左右回動部材、12……第1竪リ
ンク、14……第2竪リンク、21……軸、25
……腕、26,27……ピン、28,28′……
ペダル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 運転席1の斜め前方に設けた支柱6の上端に、
    回転軸線が互いに直交する前後回動部材8と左右
    回動部材10とを順次介して手動の操作レバー4
    を前後左右の揺動自在に取付け、該前後回動部材
    にその回転軸線より偏心して上端を連結した第1
    竪リンク12と、該左右回動部材にその回転軸線
    より運転席側に偏心して上端を連結した第2竪リ
    ンク14との下端を夫々対応するアクチエータ制
    御用方向切換弁の切換レバー15,16に連結し
    たパワーシヨベル等の操縦装置において、第2竪
    リンク14の後方において支柱6の下部に着脱可
    能に横架した回動自在の軸21の運転席側端末に
    ペダル28をT字状に固着して、前記軸と第2竪
    リンクとの間に、該軸より前方に突出する腕25
    と、該腕を上下挟持するように第2竪リンク側に
    植設した2本のピン26,27とよりなる連動機
    構を、該連動機構が支柱に対する軸21の着脱時
    に係脱するように設けたことを特徴とするパワー
    シヨベル等の操縦装置。
JP5639782U 1982-04-20 1982-04-20 パワ−シヨベル等の操縦装置 Granted JPS58160961U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5639782U JPS58160961U (ja) 1982-04-20 1982-04-20 パワ−シヨベル等の操縦装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP5639782U JPS58160961U (ja) 1982-04-20 1982-04-20 パワ−シヨベル等の操縦装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58160961U JPS58160961U (ja) 1983-10-26
JPH0230520Y2 true JPH0230520Y2 (ja) 1990-08-16

Family

ID=30066927

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JP5639782U Granted JPS58160961U (ja) 1982-04-20 1982-04-20 パワ−シヨベル等の操縦装置

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JP (1) JPS58160961U (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4847102A (ja) * 1971-10-20 1973-07-04
JPS5253079U (ja) * 1975-10-11 1977-04-15
JPS5550176B2 (ja) * 1976-07-05 1980-12-16

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5550176U (ja) * 1978-09-28 1980-04-02

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JPS58160961U (ja) 1983-10-26

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